JPH0743834Y2 - 電子機器の操作パネル - Google Patents

電子機器の操作パネル

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JPH0743834Y2
JPH0743834Y2 JP1988028955U JP2895588U JPH0743834Y2 JP H0743834 Y2 JPH0743834 Y2 JP H0743834Y2 JP 1988028955 U JP1988028955 U JP 1988028955U JP 2895588 U JP2895588 U JP 2895588U JP H0743834 Y2 JPH0743834 Y2 JP H0743834Y2
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JP
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JP1988028955U
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雅彦 藤田
茂明 木下
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帝国通信工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビデオ装置等の電子機器の操作面に取り付け
られる電子機器の操作パネルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ビデオ装置等の電子機器には、該電子機器を操作
するための各種操作釦群を取り付けた操作面が形成され
ている。
第4図はこのようなビデオ装置100を示す斜視図であ
る。
同図に示すように、このビデオ装置100の操作面101に
は、ビデオ用カセット挿入口102や、該ビデオ装置100の
作動状態を表示する各種作動状態表示部103が形成され
ている。
また該操作面101の下部には、その下辺を回転軸として
該操作面101の手前側に回動自在に倒せる構造の操作パ
ネル105が取り付けられている。そしてこの操作パネル1
05を倒した状態で露出する面107上には、前記ビデオ装
置100操作用の各種操作釦群109が取り付けられている。
一方該操作パネル105の反対側の面は、該操作パネル105
をビデオ装置100に収納したときに、該ビデオ装置100の
操作面を化粧する化粧面111として構成されている。
この種従来の操作パネル105は、化粧面111を構成する板
体の化粧面111と反対側の面上に該板体とほぼ同じ大き
さの金属板を取り付け、その上に各種操作釦群109を取
り付けて構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来の操作パネル105にあって
は、その内部に金属板を取り付けているため、該操作パ
ネル105の部品点数が増加し、費用が増すばかりか、組
み立て工数が増加し、さらに該操作パネル105の重さが
重くなるという問題点があった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、上記問
題点を除去し、操作パネルの部品点数を減少してコスト
ダウンを図るとともに、該操作パネルの軽量化を図るこ
とができる電子機器の操作パネルを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、電子機器の操作面
に取り付けられ、その下辺を回転軸として該操作面の手
前側に回動自在に倒せる構造であり、前記操作面から倒
した状態で露出する面に前記電子機器操作用の各種操作
釦群を取り付けると共に裏面側の面を化粧面とした電子
機器の操作パネルにおいて、 前記操作パネルは、一方の面を化粧面とし他方の面に前
記各種操作釦群を挿入する凹部を設けた合成樹脂製の化
粧面用板体と、 所定位置にスイッチ接点を設けたフイルム基板の上に、
前記化粧面用板体の凹部の内周に係合する外周形状の枠
体と該枠体の内側にキートップ支持部を介してキートッ
プを接続したものを合成樹脂により一体に成型したキー
トップ支持基板を取り付け、その上に銘板を取り付けた
各種操作釦群を具備し、 前記キートップ支持基板の枠体を前記化粧面用板体の凹
部に挿入固定して構成した。
〔作用〕
合成樹脂製の化粧面用板体と、フイルム基板と合成樹脂
製のキートップ支持基板と銘板からなる各種操作釦群だ
けで操作パネルが構成できる。従って部品点数が少ない
ばかりか何ら操作パネル内に金属板を取り付ける必要が
なく、コストダウンが図れ、操作パネルの軽量化が図れ
る。
またキートップ支持基板のキートップはいずれも枠体に
キートップ支持部を介して接続されておりこれらは合成
樹脂で一体に成型されている。従ってキートップ支持基
板の枠体を化粧面板体の凹部内に収納するだけで、全て
のキートップの取り付け位置が狂うことなく、容易且つ
正確に収納される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本実施例にかかる電子機器の操作パネルの分解
斜視図である。
同図に示すように、この電子機器の操作パネルは、化粧
面を有する化粧面用板体1と、該化粧面用板体1の化粧
面11と反対側の面上に各種操作釦群9を形成するための
フイルム基板3とキートップ支持基板5と銘板7によっ
て構成されている。
以下この電子機器の操作パネルの各部品を詳細に説明す
る。
化粧面用板体1は、第1図に示すように長方形状に形成
され、その一方の面(同図の裏面側の面)には所望のデ
ザインを行なった化粧面11が形成され、他方の面(同図
の表側の面)には各種操作釦群9を取り付けるための凹
部13が形成されている。また該凹部13の長手方向の両側
面には、下記するキートップ支持基板5の突起57と係合
する凹溝17が所定個数形成されている。また該化粧面用
板体1の長手方向の一辺には該化粧面用板体1を電子機
器の操作面(第4図に示す101)に回動自在に取り付け
るための軸支持部15が設けられている。また化粧面用板
体1の表面上には、下記するフイルム基板3を取り付け
るための突起19,19が設けられている。なおこの化粧面
用板1は合成樹脂で一体に形成されている。
フイルム基板3は、合成樹脂製の薄いフイルム上に導電
性の電極パターン31a及び電極31bを印刷し該印刷面を内
側にして(即ち該電極パターン31aや電極31bを対向させ
て)2重に折り曲げた電極シート31と(該折り曲げ線上
には折り曲げられやすいようにスリットが入ってい
る)、該折り曲げた電極シート31の上面側から電極31b
上に取り付けられる金属製のクリックバネ35と、前記折
り曲げた電極シート31の間に挿入される合成樹脂製の絶
縁フイルムからなるスペーサ33とを有する。なおこのス
ペーサ33は第2図に示すように、前記電極シート31のク
リックバネ35に対応する位置に穴33aが形成されてい
る。
キートップ支持基板5は、多数のキートップ51をキート
ップ支持部53を介して枠体55に取り付けることによって
構成されている。このキートップ支持基板5は合成樹脂
により一体に成型されている。またこのキートップ51の
下面には、前記フイルム基板3のクリックバネ35を押し
下げるための棒状突起51a(下記する第3図に示す)が
形成されている。またこのキートップ支持基板5の長手
方向の両側面には、前記化粧面用板体1の凹溝17と係合
する突起57が所定個数形成されている。
銘板7は薄い金属板で構成され、前記キートップ支持基
板5のキートップ51に対応する部分は該キートップ51の
表面が突出できる大きさの穴71が形成されている。
なおこのフイルム基板3とキートップ支持基板5と銘板
7によって各種操作釦群9が構成される。
次にこの操作パネルの組み立て方を説明する。
即、化粧面用板体1の凹部13内にフイルム基板3を挿入
する。このとき化粧面用板体1の突起19,19に電極シー
ト31の穴310,310(第1図参照)と、スペーサ33の穴33
0,330(第2図参照)を挿入してその位置決めをする。
そしてその上に銘板7を貼り付けたキートップ支持基板
5を載せる。そして、該キートップ支持基板5の両側面
に形成した突起57を化粧面用板体1の凹溝17に係合させ
ることによって、該キートップ支持基板5を化粧面用板
体1に固定するのである。このとき化粧面用板体1とキ
ートップ支持基板5はいずれも合成樹脂で形成されてい
るので、両者とも弾性を有し、突起57と凹溝17の係合が
容易である。
第3図は以上のようにして組み立てられた操作パネルを
第1図に示すA−A線上で切断した側面断面図である。
同図に示すように、折り曲げられた電極シート31の内側
に形成された電極31b,31bは対向しており、該電極31b,3
1b間にスペーサ33の穴33aが位置し、これによってスイ
ッチ接点が構成されている。また該2つの電極31b,31b
上には、クリックバネ35が取り付けられており、そのク
リックバネ35上にはキートップ51の下面に形成された棒
状突起51aが位置している。なお点線で示す37は、クリ
ックバネ35を電極シート31上に固定するためのシートで
ある。
また同図に示すように、化粧面用板体1の凹溝17にキー
トップ支持基板5の突起57が係合している。
次にこの操作パネルの動作を説明する。
まずキートップ51を上から押圧すれば、棒状突起51aが
クリックバネ35を押圧することとなる。これによって金
属製のクリックバネ35は反転して電極シート31を押圧
し、スペーサ33の穴33aを介して電極31bと電極31bとが
接触し、所望のパターン間がオンする。またこのときキ
ートップ51の押圧にクリック感覚が生じる。
次に該キートップ51の押圧を解除すれば、クリックバネ
35の反転状態がもとに戻り、電極31bと電極31bとの接触
が解除され、所望のパタンーン間がオフとなるのであ
る。
以上本考案に係る電子機器の操作パネルの実施例を詳細
に説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく
種々の変形が可能であり、要は、化粧面を合成樹脂の化
粧面用板体で形成するとともに、該化粧面用板体の化粧
面と反対側の面上に各種操作釦群を直接組み付ける構造
のものであれば、どのような電子機器の操作パネルであ
ってもよいのである。
また上記実施例では1枚の電極シート31を2重に折り曲
げたが、電極シート31を2枚で構成し、これをスペーサ
33を介して重ね合わせてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案にかかる電子機器の
操作パネルによれば、以下のような優れた効果を有す
る。
合成樹脂製の化粧面用板体と、フイルム基板と合成
樹脂製のキートップ支持基板と銘板からなる各種操作釦
群だけで操作パネルが構成できる。従って部品点数が少
ないばかりか何ら操作パネル内に金属板を取り付ける必
要がなく、コストダウンが図れ、且つ操作パネルの軽量
化が図れる。
キートップ支持基板のキートップはいずれも枠体に
キートップ支持分を介して接続されており、これらは合
成樹脂で一体に成型されている。従ってキートップ支持
基板の枠体を化粧面用板体の凹分内に収納するだけで、
全てのキートップはその取り付け位置が狂うことなく、
容易且つ正確に収納できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる電子機器の操作パネ
ルの分解斜視図、第2図はスペーサ33の斜視図、第3図
は組み立てられた操作パネルを第1図に示すA−A線上
で切断した側面断面図、第4図はビデオ装置100を示す
斜視図である。 図中、1……化粧面用板体、3……フイルム基板、5…
…キートップ支持基板、7……銘板、9……各種操作釦
群、11……化粧面、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の操作面に取り付けられ、その下
    辺を回転軸として該操作面の手前側に回動自在に倒せる
    構造であり、前記操作面から倒した状態で露出する面に
    前記電子機器操作用の各種操作釦群を取り付けると共に
    裏面側の面を化粧面とした電子機器の操作パネルにおい
    て、 前記操作パネルは、一方の面を化粧面とし他方の面に前
    記各種操作釦群を挿入する凹部を設けた合成樹脂製の化
    粧面用板体と、 所定位置にスイッチ接点を設けたフイルム基板の上に、
    前記化粧面用板体の凹部の内周に係合する外周形状の枠
    体と該枠体の内側にキートップ支持部を介してキートッ
    プを接続したものを合成樹脂により一体に成型したキー
    トップ支持基板を取り付け、その上に銘板を取り付けた
    各種操作釦群を具備し、 前記キートップ支持基板の枠体を前記化粧面用板体の凹
    部に挿入固定して構成されていることを特徴とする電子
    機器の操作パネル。
JP1988028955U 1988-03-03 1988-03-03 電子機器の操作パネル Expired - Lifetime JPH0743834Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53137641U (ja) * 1977-04-05 1978-10-31
JPS58155612U (ja) * 1982-04-14 1983-10-18 松下電器産業株式会社 テ−プレコ−ダの操作装置
JPS61114881U (ja) * 1984-12-28 1986-07-19

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