JPH039216Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039216Y2 JPH039216Y2 JP10435984U JP10435984U JPH039216Y2 JP H039216 Y2 JPH039216 Y2 JP H039216Y2 JP 10435984 U JP10435984 U JP 10435984U JP 10435984 U JP10435984 U JP 10435984U JP H039216 Y2 JPH039216 Y2 JP H039216Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key top
- keyboard
- rubber switch
- rubber
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電話機等に用いるキーボードの構造に
係り、とくにラバースイツチにキートツプを一括
圧入する構成としたキーボードの構造に関する。
係り、とくにラバースイツチにキートツプを一括
圧入する構成としたキーボードの構造に関する。
近年電話機の多機能化に伴つて回転式ダイヤル
では多機能化の要望に応えきれず、ラバースイツ
チとキートツプとからなるプツシユボタン方式に
移行されつつあることは周知である。即ち多機能
化としてはダイヤルキーの他にフアンクシヨンキ
ーの採用により、キーボード上にかなりのキート
ツプが配列されるので、多数のキートツプを一括
圧入できる構造の開発が強く要望されている。
では多機能化の要望に応えきれず、ラバースイツ
チとキートツプとからなるプツシユボタン方式に
移行されつつあることは周知である。即ち多機能
化としてはダイヤルキーの他にフアンクシヨンキ
ーの採用により、キーボード上にかなりのキート
ツプが配列されるので、多数のキートツプを一括
圧入できる構造の開発が強く要望されている。
第4,5図は従来のキーボードの構造を説明す
るためのキーボードの分解斜視図、第5図a,
b,cは要部側断面図である。
るためのキーボードの分解斜視図、第5図a,
b,cは要部側断面図である。
従来の押ボタン電話機は、印刷配線板4上に所
定形状のラバー5に複数のスイツチが配列形成さ
れたラバースイツチ1,1′のそれぞれに対応す
る、プラスチツク等からなり機能に対応する表示
のなされたキートツプ2および3を個々にラバー
スイツチ1,1′の上に載せたのち、ケース6を
嵌め込む構造となつている。
定形状のラバー5に複数のスイツチが配列形成さ
れたラバースイツチ1,1′のそれぞれに対応す
る、プラスチツク等からなり機能に対応する表示
のなされたキートツプ2および3を個々にラバー
スイツチ1,1′の上に載せたのち、ケース6を
嵌め込む構造となつている。
即ち、第5図a,bに示すようにキートツプ2
をラバースイツチ1の上に載せる。そしてキート
ツプ2を押下することによりラバースイツチ1裏
面に設けられた導電体7がプリント板4の配線パ
ターンを接続し、所定の信号を出力するように構
成されている。
をラバースイツチ1の上に載せる。そしてキート
ツプ2を押下することによりラバースイツチ1裏
面に設けられた導電体7がプリント板4の配線パ
ターンを接続し、所定の信号を出力するように構
成されている。
以上のように、従来のキーボード構造では単に
個々のキートツプをラバースイツチの上に載せて
いるだけであり、組立中にキートツプが落下した
り、する問題があり非常に作業性が悪かつた。
個々のキートツプをラバースイツチの上に載せて
いるだけであり、組立中にキートツプが落下した
り、する問題があり非常に作業性が悪かつた。
本考案は上記問題点を解決するために、キート
ツプをラバースイツチに圧入して固定する構造に
し、複数のキートツプを対応するラバースイツチ
に一括圧入可能にすることを目的とする。
ツプをラバースイツチに圧入して固定する構造に
し、複数のキートツプを対応するラバースイツチ
に一括圧入可能にすることを目的とする。
このため、本考案では、ラバースイツチの頭部
に突起を設け、キートツプには該突起と係合する
凹部を設けるとともに、該突起又は凹部に空気抜
け部を形成しているものである。
に突起を設け、キートツプには該突起と係合する
凹部を設けるとともに、該突起又は凹部に空気抜
け部を形成しているものである。
そして、前記空気抜け部により、キートツプを
ラバースイツチに圧入した際に、キートツプの凹
部が密閉されることなく、内部に空気がたまらな
いように構成されている。
ラバースイツチに圧入した際に、キートツプの凹
部が密閉されることなく、内部に空気がたまらな
いように構成されている。
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
つつ詳細に説明する。
つつ詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例であるキーボード構
造を示す分解斜視図、第2図a,b,cは要部詳
細図である。なお、第1図、第2図において第4
図、第5図と同一部分は同一番号で示してある。
造を示す分解斜視図、第2図a,b,cは要部詳
細図である。なお、第1図、第2図において第4
図、第5図と同一部分は同一番号で示してある。
第1図において、その構成は第4図とほぼ同じ
であるが、ラバースイツチ1,1′の頭部に突起
10,10′が設けられている。
であるが、ラバースイツチ1,1′の頭部に突起
10,10′が設けられている。
第2図aはラバースイツチ1及びキートツプ2
の断面図であり、同図bはラバースイツチ1の上
視図、同図cはキートツプ2を裏側から見た図で
ある。
の断面図であり、同図bはラバースイツチ1の上
視図、同図cはキートツプ2を裏側から見た図で
ある。
第2図からもわかるように、キートツプ2には
ラバースイツチ1の頭部に設けられた突起10と
係合する凹部21が設けられている。
ラバースイツチ1の頭部に設けられた突起10と
係合する凹部21が設けられている。
ところが、ラバースイツチ1は弾性材で形成さ
れているため、キートツプ2とラバースイツチ1
とが密着し、内部に空気8が閉じ込められてしま
う。このため、キートツプ2がラバースイツチ1
から浮き上がつてしまい、完全にキートツプ2を
突起10に圧入することが困難になる可能性があ
る。
れているため、キートツプ2とラバースイツチ1
とが密着し、内部に空気8が閉じ込められてしま
う。このため、キートツプ2がラバースイツチ1
から浮き上がつてしまい、完全にキートツプ2を
突起10に圧入することが困難になる可能性があ
る。
そこで、凹部21が突起10により密閉されて
内部に空気がたまるのを防止するため、第2図b
に示すように突起10には空気抜け部11が設け
られている。第2図bでは空気抜け部11の例と
して、突起10の角を面取りして、R仕上げとし
ている。そして、キートツプ2の凹部21は四角
形に形成されているため、キートツプ2を突起1
0に圧入した際に、四角に空間が形成され、ここ
から空気が抜けるようになつている。
内部に空気がたまるのを防止するため、第2図b
に示すように突起10には空気抜け部11が設け
られている。第2図bでは空気抜け部11の例と
して、突起10の角を面取りして、R仕上げとし
ている。そして、キートツプ2の凹部21は四角
形に形成されているため、キートツプ2を突起1
0に圧入した際に、四角に空間が形成され、ここ
から空気が抜けるようになつている。
したがつて、キートツプ2が浮き上がることな
く、容易にラバースイツチ1に圧入できる。もち
ろん、突起10の角の除く他の部分は凹部21と
密着できるように加工されている。
く、容易にラバースイツチ1に圧入できる。もち
ろん、突起10の角の除く他の部分は凹部21と
密着できるように加工されている。
この実施例では、突起10の角をR仕上げとす
ることにより空気抜け部を形成しているが、これ
に限定されることなく、凹部21と突起10とが
係合した際に一部にすきまを形成されるように突
起10及び凹部21とを加工することにより空気
抜け部を形成すればよい。
ることにより空気抜け部を形成しているが、これ
に限定されることなく、凹部21と突起10とが
係合した際に一部にすきまを形成されるように突
起10及び凹部21とを加工することにより空気
抜け部を形成すればよい。
このように、空気抜け部を形成することによ
り、キートツプをラバースイツチに圧入すること
が容易になる。
り、キートツプをラバースイツチに圧入すること
が容易になる。
第3図は上記実施例の応用例を説明するための
図であり、aはダイヤルキートツプ30の一部斜
視図、bはキーボードの組立斜視図、cはスイツ
チ部の断面図で、前図と同等の部分については同
一符号を付している。
図であり、aはダイヤルキートツプ30の一部斜
視図、bはキーボードの組立斜視図、cはスイツ
チ部の断面図で、前図と同等の部分については同
一符号を付している。
第3図aのように機能に対応する表示がなされ
た複数のダイヤルキートツプ30を、ラバースイ
ツチ31の機能に対応せしめて配列した状態で、
それぞれのダイヤルキートツプ30間をランナ6
0等で接続するごとく一体成形する。そして一体
成形されたダイヤルキートツプ30をラバースイ
ツチ31に一括圧入したるのち、ダイヤルキート
ツプ30間のランナ60を切断除去すれば第3図
bに示すようなキーボードが完成する。
た複数のダイヤルキートツプ30を、ラバースイ
ツチ31の機能に対応せしめて配列した状態で、
それぞれのダイヤルキートツプ30間をランナ6
0等で接続するごとく一体成形する。そして一体
成形されたダイヤルキートツプ30をラバースイ
ツチ31に一括圧入したるのち、ダイヤルキート
ツプ30間のランナ60を切断除去すれば第3図
bに示すようなキーボードが完成する。
すなわち、各キートツプ30は、ランナ60切
断後でもラバースイツチ31に固定されるためキ
ートツプの一括圧入が可能になり組立が非常に容
易になる。
断後でもラバースイツチ31に固定されるためキ
ートツプの一括圧入が可能になり組立が非常に容
易になる。
なお、本実施例ではダイヤルキートツプについ
て説明したが、フアンクシヨンキートツプの構成
も同様である。またキーボードを電話機を例にと
つて説明したが、電話機に限らず他のあらゆるキ
ーボードにも適用が可能である。
て説明したが、フアンクシヨンキートツプの構成
も同様である。またキーボードを電話機を例にと
つて説明したが、電話機に限らず他のあらゆるキ
ーボードにも適用が可能である。
以上の説明から明らかなように本考案に係るキ
ーボードの構成によれば、ラバースイツチへのキ
ートツプの誤挿入が皆無となるとともに、組立作
業能率の向上が期待できる。
ーボードの構成によれば、ラバースイツチへのキ
ートツプの誤挿入が皆無となるとともに、組立作
業能率の向上が期待できる。
第1図は本考案の1実施例を示すキーボード構
造の斜視図、第2図は第1図の要部詳細図、第3
図は応用例を説明するための図、第4図は従来の
キーボード構造の斜視図、第5図は第4図の要部
詳細図である。 図面において、1,1′はラバースイツチ、2,
3はキートツプ、10は突起、11は空気抜け
部、21は凹部である。
造の斜視図、第2図は第1図の要部詳細図、第3
図は応用例を説明するための図、第4図は従来の
キーボード構造の斜視図、第5図は第4図の要部
詳細図である。 図面において、1,1′はラバースイツチ、2,
3はキートツプ、10は突起、11は空気抜け
部、21は凹部である。
Claims (1)
- プリント板に付設されたラバースイツチと、該
ラバースイツチと係合するキートツプとから成る
キーボードの構造であつて前記ラバースイツチの
頭部に突起を設け、前記キートツプには該突起と
係合する凹部を設けるとともに、該突起と該凹部
とが係合した際に一部にすきまが生じるように構
成されたことを特徴とするキーボードの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10435984U JPS6119925U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | キ−ボ−ドの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10435984U JPS6119925U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | キ−ボ−ドの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119925U JPS6119925U (ja) | 1986-02-05 |
JPH039216Y2 true JPH039216Y2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=30663710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10435984U Granted JPS6119925U (ja) | 1984-07-10 | 1984-07-10 | キ−ボ−ドの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119925U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002245891A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-30 | Mitsumi Electric Co Ltd | キースイッチ |
-
1984
- 1984-07-10 JP JP10435984U patent/JPS6119925U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6119925U (ja) | 1986-02-05 |
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