JP3016729U - 開閉器のｏｎ・ｏｆｆ状態表示構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドル操作形回路遮断器のハンド
ルＯＮ・ＯＦＦ状態表示を簡単な方法で、ハンドルのＯ
Ｎ・ＯＦＦの判別を明確化する方法を提供する。 【構成】 開閉器の中央部角孔の対向する２辺
の傾斜部に主銘板と一体に構成されたＯＮ・ＯＦＦ表示
部を前記傾斜部に接着する構造。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

ハンドル操作形回路遮断器のハンドルＯＮ・ＯＦＦ状態表示構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のハンドルのＯＮ・ＯＦＦ表示方法は、図３に示すようにハンドル１３の 基部の２箇所にＯＮ表示プレ−ト１１、ＯＦＦ表示プレ−ト１２の各１枚からな る２枚の小さなプレ−トを貼付するものであったが、２枚の小さなプレ−トをハ ンドル１３のＯＮ・ＯＦＦに対応する位置に貼付しなければならず生産性が良く なかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ハンドル操作形回路遮断器のハンドルＯＮ・ＯＦＦ状態表示を容易な方法で、 ハンドルのＯＮ・ＯＦＦの判別を明確化することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

回路遮断器の正面に貼付する性能表示する主銘板にＯＮ・ＯＦＦの色分け表示 を一体に形成して、回路遮断器のカバ−の窓枠部に貼付し、ハンドルの傾斜位置 に応じてＯＮ・ＯＦＦの色分け表示が前面から見えるようにする。

【０００５】

【考案の作用】

ハンドルのＯＮ・ＯＦＦ状態表示のための２枚のプレ−トが不要となり、１枚 のプレ−トからなる貼り間違いもなくなり、部品コストが低減され、主銘板と同 時に貼るので生産コストも低減される。

【０００６】

【実施例】

本実施例は、漏電検出機能のない回路遮断器であるが、もちろん漏電遮断器で も良い。１は回路遮断器を構成するカバ−で、図２はハンドルＯＮ状態でのハン ドルのＯＮ表示状態を表わすものであるが、カバ−１の全面にハンドル３を囲む 形で、ＯＮ・ＯＦＦの色分け表示を一体に形成した主銘板２を貼付してある。ハ ンドル３がＯＮ状態でＯＮ表示２ｂがカバ−１の上方から一目でわかる。

【０００７】 図１は本考案の主銘板２を貼った回路遮断器の断面図で、ハンドル３がＯＦＦ 状態でＯＦＦ表示２ａがカバ−１の上方から一目でわかる。

【０００８】 ＯＮ・ＯＦＦ表示の色分けを蛍光インクで印刷して表示することにより、更に ＯＮ・ＯＦＦ状態が明確化され、また主銘板２の表面をラミネ−ト処理すること により表示の耐久性能がアップする。以上のように、非常に簡単な方法で、ハン ドルのＯＮ・ＯＦＦ表示の判別が可能となる。

【０００９】

【考案の効果】

回路遮断器の正面に貼付する性能表示する主銘板にＯＮ・ＯＦＦの色分け表示 を一体に形成し、回路遮断器のカバ−の窓枠部に貼付することにより、従来のよ うにハンドルのＯＮ・ＯＦＦ表示のための２枚のプレ−トが不要となり、また１ 枚のプレ−トからなる貼り間違いもなくなり、部品コストも、製造コストも低減 される。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の主銘板を貼った回路遮断器のハン
ドルＯＦＦ状態での断面図。

【図２】 本考案の主銘板を貼った回路遮断器のハン
ドルＯＮ状態での正面図。

【図３】 従来のハンドルのＯＮ・ＯＦＦ表示方法。

【図４】 本考案の主銘板の斜視図。

【符号の説明】

１ カバ− ２ 主銘板 ２ａ ＯＦＦ表示 ２ｂ ＯＮ表示 ３ ハンドル １１ ＯＮ表示プレ−ト １２ ＯＦＦ表示プレ−ト １３ ハンドル

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ハンドルにより電源を開閉し、過負
   荷、短絡検出機能を有する開閉器において、中央部角孔
   の対向する２辺の傾斜部を開閉器のＯＮ・ＯＦＦ表示部
   とした開閉器のＯＮ・ＯＦＦ状態表示構造。
2. 【請求項２】 主銘板と一体に構成されたＯＮ・ＯＦ
   Ｆ表示部を傾斜面に接着した請求項１記載の開閉器のＯ
   Ｎ・ＯＦＦ状態表示構造。