JP3277678B2 - ポリエステルフィルム - Google Patents
ポリエステルフィルムInfo
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Description
ィルムに関するものである。詳しくは、耐ピンホール
性、耐熱性、耐衝撃性に優れ、良好な色調を示す柔軟性
成形物を容易に形成し得る改質ポリエステルから得られ
るポリエステルフィルムに関するものである。
タレートおよびこれらを主体とするポリエステルは、優
れた物理的、化学的特性を有しており、繊維、フィル
ム、成形品として広く使用されている。
性、接着性に欠けており、特に包装用フィルム等のよう
に耐ピンホール性が必要な用途には展開できなかった。
このような欠点を改善するために、ポリエステルにソフ
トセグメントを共重合する方法が考えられている。例え
ば、特公昭42−8709号公報には芳香族ジカルボン
酸ポリメチレングリコールエステルに二量化脂肪酸を共
重合したもの、特公昭54−19893号公報にはポリ
エチレンテレフタレートおよび/またはポリテトラメチ
レンテレフタレートに長鎖脂肪族ジカルボン酸を共重合
したもの、さらに特公平1−16412号公報および特
公平2−25377号公報にはポリエチレンテレフタレ
ートに脂肪族ジカルボン酸を共重合したもの等が開示さ
れている。
ボン酸ポリメチレングリコールエステルに二量化脂肪酸
を共重合したもの、およびポリエチレンテレフタレート
および/またはポリテトラメチレンテレフタレートに長
鎖脂肪族ジカルボン酸を共重合したものは、二量化脂肪
酸共重合量が大きく、非常に粘稠なポリマとなるため、
フィルムとして取扱いが困難となる。また、ポリエチレ
ンテレフタレートに脂肪族ジカルボン酸を共重合したも
のは、その実施例における共重合量、あるいはフィルム
のヤング率から判断して、本発明が必要としている柔軟
性、耐ピンホール性を達成することはできない等の欠点
があった。
んとするものであり、耐ピンホール性、耐熱性、耐衝撃
性、製膜等の押出成形をはじめとする成形性に優れ、良
好な色調を有する柔軟性成型物を容易に形成し得る改質
ポリエステルから得られるポリエステルフィルムを提供
することにある。
は、主たる構成成分が、酸成分として芳香族ジカルボン
酸残基80〜95モル%、およびよう素価が20g/1
00g以下である二量体化脂肪酸からなる残基5〜20
モル%、ならびにグリコール成分として主としてエチレ
ングリコール残基から構成されており(ただし、構成成
分としてポリエーテルを含むものを除く)、かつ下記の
2条件を満たすことを特徴とする改質ポリエステルから
得られ、突刺強度が50kg/mm以上であるポリエス
テルフィルムにより達成できる。 (1)Tg<55℃ (2)500≦MV≦4000(poise) (式中、Tgは改質ポリエステルのガラス転移点、MV
は改質ポリエステルの280℃での溶融粘度である。)
として芳香族ジカルボン酸残基を主構成成分とするハー
ドセグメントと、二量体化脂肪酸からなる残基を主構成
成分とするソフトセグメント、グリコール成分が主とし
てエチレングリコール残基から構成されているものであ
る。
る芳香族ジカルボン酸残基は、芳香族ジカルボン酸また
はそのエステル形成誘導体から形成される。具体的に
は、下記のものが挙げられる。
-CO-、nは0または1である。また、芳香環に結合する
水素原子がハロゲン基で置換されていても構わない。)
構成する酸成分には、下記のものが挙げられる。
-O- 、-SO-、 -SO2 -、 -C(CH3 ) 2 - 、-CO-、nは0
または1である。また、芳香環に結合する水素原子がハ
ロゲン基で置換されていても構わない。)
酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジ
カルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェ
ニルエーテルジカルボン酸、ベンゾフェノンジカルボン
酸、およびそのエステル形成誘導体等を挙げることがで
き、なかでもテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸および/またはそのエステル形成誘導体が
好ましく、特にテレフタル酸および/またはそのエステ
ル形成誘導体が好ましい。また、これらの芳香族ジカル
ボン酸成分は、1種あるいは2種以上を併用してもよ
い。
量は、酸成分の80〜95モル%であることが好まし
く、より好ましくは83〜94モル%であり、さらに好
ましくは85〜93モル%である。芳香族ジカルボン酸
残基の量が80モル%未満では、改質ポリエステルの耐
熱性が低下し、またこれより得られる成形物の機械特性
が低下する場合がある。一方、95モル%を越えると、
成形物の柔軟性が低下する場合がある。
る二量体化脂肪酸残基とは、不飽和脂肪酸を二量化して
得られるジカルボン酸から形成されており、具体的には
下記式で示される炭素数10〜30の不飽和脂肪酸の二
量化により得られる二量体化脂肪酸またはそのエステル
形成誘導体を挙げることができる。 CH3 (CH2 )k (CH=CH-CH2 )■(CH2 )m COOR (式中のRは、水素原子またはアルキル基、kは1〜2
5の整数、■は1〜5の整数、mは0〜25の整数、
k、■およびmは次の関係式を満足する。 8≦k+3■+m≦28) この不飽和脂肪酸の二量化反応において、二量体ととも
に一量体および三量体等が生成するが、それぞれの比率
は、一量体が3%以下、二量体が95%以上、三量体が
3%以下であることが好ましい。
れる二量体化脂肪酸のよう素価は、20g/100g以
下であり、好ましくは15g/100g以下であり、さ
らに好ましくは10g/100g以下である。二量体化
脂肪酸のよう素価が20g/100gを越えると、改質
ポリエステルが著しく着色する。
しては、例えば炭素数36あるいは44の二量体化脂肪
酸であるダイマー酸が挙げられる。ダイマー酸は、リノ
ール酸やリノレン酸等の炭素数18の不飽和脂肪酸を二
量化して得られるものや、エルカ酸(炭素数22)を二
量化して得られるものであり、数種類市販されている
が、その中で上記の条件の合致する高品質のダイマ−酸
として、ユニケマ・インターナショナル(Unichema Int
ernational)社から出されている“プリポール”(“PR
IPOL”)、あるいはこれらの各種エステル形成性誘導体
が挙げられる。これらの化合物は、ポリエステル重合反
応の条件に合致したものを使用することができる。ま
た、上記化合物の1種あるいは2種以上を併用してもよ
い。
は、酸成分の5〜20モル%であることが必要であり、
好ましくは6〜17モル%であり、さらに好ましくは7
〜15モル%である。二量体化脂肪酸残基の量が20モ
ル%を越えると、改質ポリエステルの重合反応性が低下
し、またこれより得られる成形物の機械特性が低下す
る。一方、二量体化脂肪酸残基の量が5モル%未満で
は、ポリエステルより得られる成形物の耐衝撃性、耐ピ
ンホール性が低下する。
てエチレングリコールである。本発明において上記成分
の他に、本発明の目的を損なわない範囲で他の成分を共
重合することができる。例えば、酸成分として、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸、1,3−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン
酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、トリメリット
酸、トリメシン酸等、またはそれらのエステル形成性誘
導体、ヒドロキシカルボン酸成分としてp−オキシ安息
香酸、p−ヒドロキシメチル安息香酸等、またはそれら
のエステル形成性誘導体等、またアルコール成分とし
て、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール、オクタンジオール、デカンジオール、1,2
−シクロヘキサンジオール、1,3−シクロヘキサンジ
オール、1,4−シクロヘキサンジオール、スピログリ
コール、またはビスフェノールA、ビスフェノールSお
よびそれらのエチレンオキシド付加物、トリメチロール
プロパン等が挙げられる。
応じて結晶核剤、酸化防止剤、着色防止剤、顔料、染
料、紫外線吸収剤、離型剤、易滑剤、難燃剤、帯電防止
剤、無機および/または有機粒子等を配合することがで
きる。
転移点(Tg)は、55℃未満であることが必要であ
り、好ましくは50℃未満であり、より好ましくは45
℃未満である。改質ポリエステルのTgが55℃以上で
あると、改質ポリエステルの耐衝撃性、耐ピンホール性
が低下して好ましくない。
℃での溶融粘度(MV)は、500poise以上40
00poise以下であることが必要であり、好ましく
は1000poise以上3500poise以下であ
り、より好ましくは1500poise以上3000p
oise以下である。改質ポリエステルの溶融粘度が5
00poise未満では、改質ポリエステルに自己支持
性がなく、をフィルム等に押出成形する場合、製膜時流
れて膜厚が安定せず好ましくない。一方、溶融粘度が4
000poiseを越えると、押出状態が安定せず、均
一膜厚に製膜することが困難となり好ましくない。
は、Lab表色系におけるb値が10未満であることが
好ましく、さらには8未満、特には5未満であることが
好ましい。
る方法は特に限定されることはないが、例えば芳香族ジ
カルボン酸と二量体化脂肪酸あるいはそれらの低級アル
キルエステル、およびエチレングリコールから、エステ
ル化反応あるいはエステル交換反応により低重合体を生
成する第1段階の反応と、この低重合体を重縮合させる
第2段階の反応とによって製造する方法が最も一般的で
ある。上記の方法についてさらに具体的に説明すると、
テレフタル酸ジメチル、ダイマー酸ジメチル、エチレン
グリコールを、かきまぜ機、窒素ガス導入管、減圧蒸留
装置を備えた重合反応器に仕込み、窒素を流しながら1
50〜250℃の温度で、かき混ぜながら加熱してエス
テル交換反応させる。その後、徐々に減圧し、0.00
1〜3Torrの減圧下、200〜300℃の温度で重縮合
反応を行いポリエステルを得る。この反応の際に、チタ
ン、鉛、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、マンガン化
合物等のエステル化あるいはエステル交換触媒、アンチ
モン、ゲルマニウム、チタン化合物などの重縮合触媒、
リン化合物などの安定剤等を使用することができる。
ルム、その他成形物に成形して使用できるが、フィルム
を例にとってその成形法を以下に説明する。得られた改
質ポリエステルは、充分に乾燥したのち押出機にて溶融
押出しして、未延伸シートとし、続いて2軸延伸したの
ち融点以下の温度で熱処理してフィルムとすることがで
きる。このとき、耐ピンホール性を維持できる範囲内で
本発明の改質ポリエステル以外のポリエステル、例えば
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリ−1、4−シクロヘキサンジメチレンテレフタ
レート等を積層することができる。また、これらのポリ
エステルを積層することにより、さらに良好な製膜性を
得ることができる。
ィルムの耐ピンホール性は、得られたフィルムの突刺強
度およびゲルボ試験におけるピンホール個数により判断
できる。
ィルムの突刺強度は、直径40mmのリングにフィルム
を緩みのないように張り、先端角度60度、先端R0.
5mmの針を用いてリングの中央を50mm/分の速度
で突刺した時の力をフィルム厚さ1mmに換算して求め
られる。本発明の改質ポリエステルから得られるフィル
ムの突刺強度は、50kg/mm以上であることが好ま
しく、より好ましくは55kg/mm以上であり、さら
に好ましくは60kg/mm以上である。
ィルムのピンホール個数は、ゲルボテスターにおいて雰
囲気温度5℃下で、1000回ゲルボ繰り返しを行った
フィルムサンプルのピンホール個数を測定できる。本発
明の改質ポリエステルから得られるフィルムは、ゲルボ
テストにおけるピンホールがほとんどなく、良好な耐ピ
ンホール性を示す。
ィルムの耐衝撃性は、後述する落袋テストにおける欠点
の生じた袋の個数から判定した。本発明の改質ポリエス
テルから得られるフィルムは、落袋テストにおいて破袋
あるいは水漏れを生じず、良好な耐衝撃性を示す。
明する。なお実施例中の特性は、次のようにして測定し
た。
型熱量計で10〜20℃/分の速度で走査させてTgを
測定した。
リコール成分をそれぞれ単離し、各成分を、ガスクロマ
トグラフィーあるいは高速液体クロマトグラフィーによ
り分析し、各成分のピーク面積より組成比を求めた。
ーマシンによりLab表色系の色調を測定した。
り、先端角度60度、先端R0.5mmの針を用いてリ
ングの中央を50mm/分の速度で突刺した時の力をフ
ィルム厚さ1mmに換算して求めた。
回ゲルボ繰り返しを行ったフィルムサンプルのピンホー
ル個数を測定した。
をラミネートしたのち、インパルスシーラーを用いて4
方をシールして、200ccの水の入った袋を10個作
成し、1mの高さから落下させ、破袋あるいは水漏れの
ある袋の個数を測定した。
00g、炭素数36のダイマー酸ジメチル25重量部、
エチレングリコール55重量部および触媒として酢酸マ
グネシウム0.06重量部、三酸化二アンチモン0.0
3重量部を加え、常法に従いエステル交換反応せしめ、
その後着色防止剤として燐酸トリメチル0.03重量部
を添加し、高温減圧下にて重縮合反応を行い、溶融粘度
1300poise,固有粘度0.78の共重合ポリエ
ステルを得た。得られたポリエステルの組成は、酸成分
がテレフタル酸残基90モル%、ダイマー酸残基10モ
ル%、グリコール成分がエチレングリコール100モル
%であった。薄膜法により測定したポリエステルの赤外
吸収スペクトルは、図−1に示す通りであった。図−1
から明らかなように、エステル結合に基づくC=O伸縮
振動による吸収が1730cm-1に、C−O伸縮振動に
よる吸収が1270、1250、1170、1150c
m-1に認められ、ポリエステルの生成が確認された。さ
らに、脂肪族C−H伸縮振動による吸収が2940、2
860cm-1に認められ、ダイマー酸の存在が確認され
た。得られたポリエステルのTgは35℃であり、低T
gであった。また、ポリエステルのb値は1.0であ
り、色調良好であった。得られたポリエステルは、表層
にPETを積層して常法に従い製膜を行い、厚さ15μ
m、積層比1:30:1のフィルムを得た。得られたフ
ィルムの突刺強度は60kg/mm、ピンホール個数は
0、落袋テストによる欠陥個数0と耐ピンホール性、耐
衝撃性に優れていた。
ール80重量部を用いた以外は実施例1と同様の方法で
溶融粘度2000poise、固有粘度0.65の共重
合ポリエステルを得た。得られたポリエステルの組成
は、テレフタル酸残基100モル%、エチレングリコー
ル残基100モル%であった。得られたポリエステルの
Tgは78℃、b値は0.5であった。得られたポリエ
ステルを常法に従い厚さ15μmのフィルムとした。得
られたフィルムの突刺強度は40kg/mm、ピンホー
ル個数は60、落袋テストによる欠陥個数9と耐ピンホ
ール性、耐衝撃性ともに不良であった。
のポリエステル、およびそのフィルムを製造した。ただ
し、実施例5および比較実施例6は、固相重合を行ない
所定の重合度(固有粘度、溶融粘度)に調製した。
値、突刺強度、ピンホール個数、落袋テストによる欠陥
個数は表2に記載の通りであった。
あり、得られたポリエステルは成形性が良好であり、得
られたフィルムは色調、耐ピンホール性、耐熱性、耐衝
撃性が良好であった。
あるダイマー酸量が小さいためTgが大きく本発明の範
囲外であり、得られたポリエステルからなるフィルムの
耐ピンホール性、耐衝撃性が不良であった。比較実施例
3は、二量体化脂肪酸であるダイマー酸のよう素価が大
きく本発明の範囲外であり、得られたポリマは色調が不
良であった。比較実施例4は、二量体化脂肪酸であるダ
イマー酸量が大きく本発明の範囲外であり、重合反応性
不良であり、かつ得られたポリエステルは色調が悪く、
溶融粘度が小さいため製膜できなかった。比較実施例5
は、得られたポリエステルの溶融粘度が小さく本発明の
範囲外であり、自己支持性がなく製膜できなかった。比
較実施例6は、溶融粘度が大きく本発明の範囲外であ
り、成形時の流延性が不良で部分的に肉厚になるなど均
一なフィルムを得ることが出来なかった。
ポリエステルフィルムは、従来にはない色調、耐ピンホ
ール性、耐熱性、耐衝撃性、製膜等の成形性に優れたも
のである。
ホール性、耐熱性、耐衝撃性が良好で、包装用途に好適
なフィルム、シートおよびその他の成形品を得ることが
でき、特に包装用フィルムとして好適である。
スペクトル図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 主たる構成成分が、酸成分として芳香族
ジカルボン酸残基80〜95モル%、およびよう素価が
20g/100g以下である二量体化脂肪酸からなる残
基5〜20モル%、ならびにグリコール成分として主と
してエチレングリコール残基から構成されており(ただ
し、構成成分としてポリエーテルを含むものを除く)、
かつ下記の2条件を満たすことを特徴とする改質ポリエ
ステルから得られ、突刺強度が50kg/mm以上であ
るポリエステルフィルム。 (1)Tg<55℃ (2)500≦MV≦4000(poise) (式中、Tgは改質ポリエステルのガラス転移点、MV
は改質ポリエステルの280℃での溶融粘度である。) - 【請求項2】 芳香族ジカルボン酸残基が、テレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸および/ま
たはそのエステル形成性誘導体から選ばれる1種または
2種以上の化合物から形成されることを特徴とする請求
項1記載の改質ポリエステルから得られるポリエステル
フィルム。 - 【請求項3】 二量体化脂肪酸のよう素価が10g/1
00g以下であることを特徴とする請求項1または2に
記載の改質ポリエステルから得られるポリエステルフィ
ルム。 - 【請求項4】 二量体化脂肪酸からなる残基が7〜15
モル%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項に記載の改質ポリエステルから得られるポリエステ
ルフィルム。 - 【請求項5】 下記の2条件を満たすことを特徴とする
請求項1〜4のいずれか1項に記載の改質ポリエステル
から得られるポリエステルフィルム。 (1)Tg<45℃ (2)1500≦MV≦3000(poise) (式中、Tgは改質ポリエステルのガラス転移点、MV
は改質ポリエステルの280℃での溶融粘度である。)
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