JP2580944B2 - ポリエステル積層フイルム - Google Patents

ポリエステル積層フイルム

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恵一 古川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟性を有し、透明
性、ヒートシール性、耐候性に優れたポリエステル積層
フイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル系柔軟性基材としては、ポ
リエチレンテレフタレート等のハードセグメントにドデ
カンジカルボン酸あるいはダイマー酸等の長鎖脂肪族ジ
カルボン酸または長鎖分岐脂肪族ジカルボン酸等を共重
合すること(特公昭42−8709号公報)、あるい
は、酸成分にテレフタル酸とダイマー酸、アルコール成
分に1,4ブタンジオールとエチレングリコールの四元
共重合すること(特開平3−231930号公報)など
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に長
鎖脂肪族ジカルボン酸または長鎖分岐脂肪族ジカルボン
酸をポリエチレンテレフタレートに共重合する方法で
は、得られたシートは経時で変化したり、加工時折曲げ
等による白化などにより外観が変化する問題がある。ま
た、酸成分にテレフタル酸とダイマー酸、アルコール成
分に1,4ブタンジオールとエチレングリコールの四元
共重合ポリマより得られたシートでは、耐候性が悪く、
特に黄色をはじめとする色変化が大きく、加工後の製品
の外観を損なうという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決し、ヒートシ
ール性、加工後の外観に優れたフイルムを得ることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
ポリエステル積層フイルムは、酸成分として炭素数15
以下のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸残
基を5〜30モル%、ジオール成分として80モル%以
上が1,4−ブタンジオール残基を主たる構成成分とす
るポリエステルAと、酸成分として炭素数16以上のア
ルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を5〜
30モル%、ジオール成分として80モル%以上が1,
4−ブタンジオール残基を主たる構成成分とするヒート
シール性ポリエステルBを積層してなる実質的に無配向
の積層フイルムであって、水銀灯照射100時間後の黄
変Δbが3.0以下であることを特徴とするものからな
る。
【0006】本発明のポリエステル積層フイルムにおけ
るポリエステルAは、酸成分として炭素数15以下のア
ルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を5〜
30モル%、ジオール成分として80モル%以上が1,
4ブタンジオール残基を主たる構成成分としている。ポ
リエステルAを構成する酸成分としては芳香族ジカルボ
ン酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン
酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニルエー
テルジカルボン酸、ベンゾフェノンジカルボン酸、およ
びそのエステル形成性誘導体等を挙げることができ、中
でもテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸、およびそのエステル形成性誘導体が好ましい。ま
た、これらの芳香族ジカルボン酸成分は、1種あるいは
2種以上を併用してもよい。
【0007】さらに、ポリエステルAは、耐候性、更に
折曲げ白化性を良好とするために、酸成分として炭素数
15以下のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン
酸残基を5〜30モル%含有している。炭素数15以下
のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸成分を
含む理由は、炭素数を15以下と低くすることで、ポリ
エステルA側の耐候性を向上でき、積層フイルム全体と
しての耐候性も向上できる。したがって、このポリエス
テルA側だけみれば、容易に、水銀灯照射100時間後
の黄変Δbを3.0以下とできる。また、このような炭
素数15以下のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカル
ボン酸成分は、一定重量共重合する際のモル%を高める
ことができ、容易に融点降下を大きく設定できるので、
積層するヒートシール性ポリエステルBの融点に近い融
点を容易にとることが可能となり、それによってヒート
シール性を向上できる。また、アルキレン基を導入する
理由としては、適度な柔軟性を付与することができ、良
好な耐白化性を発現できるようにするためである。特に
耐候性、折曲げ白化性を良好にするためには、上記酸成
分として炭素数15以下のアルキレン基を有する長鎖脂
肪族ジカルボン酸残基を5〜20モル%含有しているこ
とが好ましい。
【0008】使用される長鎖脂肪族ジカルボン酸成分と
しては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、ウンデカジオン酸、ドデカジオン酸、ブラ
シル酸、テトラデカジオン酸、ペンタデカジオン酸、ヘ
キサデカジオン酸、ヘプタデカジオン酸等の直鎖脂肪族
ジカルボン酸およびそれらのエステル形成性誘導体など
が挙げられる。特に、ポリマの反応性や、耐候性、折曲
げ白化性などの性能を良好にする上でアジピン酸、セバ
シン酸、ドデカジオン酸などを好ましく使用することが
できる。
【0009】また、ポリエステルAは、グリコール成分
として、80モル%以上を1,4−ブタンジオール成分
としており、特に85モル%以上であると、経時変化、
加工上の熱白化を起こさない点で好ましい。他のジオー
ル成分としては、炭素数10以下の脂肪族、脂環族、芳
香族ジオールの中から選ばれる1種以上のグリコール成
分を含有してもよい。
【0010】さらに、ポリエステルAは、原料回収など
により特性を損なわない範囲で炭素数16以上のアルキ
レン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を含有して
もよい。
【0011】本発明のポリエステルAは、冷結晶化温度
(Tcc)およびガラス転移温度(Tg)との差(Tc
c−Tg)で定義されるΔTcgが50℃以下であるこ
とが好ましく、さらには30℃以下、特に好ましくは2
5℃以下である。ΔTcgが大き過ぎると引張りヤング
率が経時で上昇したりする等の問題を生じる。また、T
gが10℃以下であると、柔軟性に優れるので好まし
い。
【0012】本発明のヒートシール性ポリエステルBと
は、ヒートシール性に関し、融点120〜240℃のも
のが好ましく、特に140〜220℃であると自己熱接
着性だけでなく、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンなどの
他素材に対する熱接着性が良好となるので好ましい。
【0013】ポリエステルBとしては、酸成分として、
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジ
カルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスル
ホンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、
ベンゾフェノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸
成分、セバシン酸、ダイマー酸などの脂肪族ジカルボン
酸成分およびそのエステル形成性誘導体等を挙げること
ができる。グリコール成分としては、炭素数10以下の
脂肪族、脂環族、芳香族ジオールの中から選ばれる1種
以上のグリコール成分、好ましくは、1,4−ブタンジ
オール、エチレングリコールである。例えば、イソフタ
ル酸共重合ポリブチレンテレフタレート、ダイマー酸共
重合ポリブチレンテレフタレートなどは好ましく使用す
ることができる。
【0014】特に本発明においては、適度な柔軟性を持
たせるとともに、経時変化、ヒートシール性を良好にす
るために、ポリエステルBを、酸成分として炭素数16
以上のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸残
基を5〜30モル%、ジオール成分として80モル%以
上が1,4−ブタンジオール残基を主たる構成成分とす
るポリエステルとしている。
【0015】炭素数16以上のアルキレン基を有する長
鎖脂肪族ジカルボン酸とは、例えば、オクタデカジオン
酸、ノナデカジオン酸、エコサンジオン酸、ヘネイコサ
ンジオン酸、ドコサンジオン酸、トリコサンジオン酸、
テトラコサンジオン酸、ペンタコサンジオン酸、ヘキサ
コサンジオン酸、ヘプタコサンジオン酸、オクタコサン
ジオン酸、ノナコサンジオン酸、トリアコンタンジオン
酸およびそれらのエステル形成性誘導体、炭素数10〜
25の不飽和脂肪酸を二量化して得られるダイマー酸お
よびその水添体、およびそのエステル形成性誘導体等を
挙げることができる。特にダイマー酸成分を含有するも
のは、透明性、ヒートシール性に優れるので好ましい。
【0016】ここで、好ましく用いられるポリエステル
AまたはBの固有粘度としては、0.5〜2.0dl/
gが好ましく、より好ましくは、0.7〜1.8dl/
gであると製膜性、機械特性共に良好になるので望まし
い。
【0017】本発明のポリエステル積層フイルムは、水
銀灯照射100時間後の黄変Δbが3.0以下であるこ
とが必要であり、好ましくは、2.0以下であると加工
後の色調の変化が少なく外観が安定するので望ましい。
【0018】そのような耐候性を付与するには、積層フ
イルムのポリエステルAとポリエステルBの厚み構成比
が1/500〜1/2であることが好ましく、ヒートシ
ール性、折曲げ白化性、耐候性のバランスからは1/3
00〜1/3であることが望ましい。また、積層フイル
ムの積層構成としてはポリエステルA/ポリエステル
B、ポリエステルB/ポリエステルA/ポリエステルB
などがあり、3層以上の積層であってもよい。すなわ
ち、本発明は、前述の如く、耐候性に優れたポリエステ
ルAに、良好なヒートシール性を有するポリエステルB
を積層し、同時に、積層フイルム全体として、水銀灯照
射100時間後の黄変Δbを3.0以下とするものであ
る。ポリエステルBは、良好なヒートシール性と適度な
柔軟性を確保するために、前述の如く、酸成分として炭
素数16以上のアルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカル
ボン酸残基を5〜30モル%、ジオール成分として80
モル%以上が1,4−ブタンジオール残基を主たる構成
成分とするポリエステルとする。このとき、炭素数16
以上とするため、ヒートシール性と柔軟性は向上するも
のの、耐候性はやや低下するが、この低下分を、ポリエ
ステルA側で補うのである。つまり、前述の如き特定の
ポリエステルAとポリエステルBとの組み合わせからな
る積層フイルムとすることによって、ヒートシール性と
耐候性(水銀灯照射100時間後の黄変Δbが3.0以
下)とをバランスよくともに達成できる。そして、好ま
しくは、上記の如く、ポリエステルBの厚みがポリエス
テルAの厚みよりも薄い、最適な厚み構成比とすること
によって、一層確実に水銀灯照射100時間後の黄変Δ
bを3.0以下とできる。
【0019】そして、このような積層構成を有する本発
明のポリエステル積層フイルムは実質的に無配向のフイ
ルムであって、とくには延伸されない。
【0020】フイルムの全厚みとしては1〜1000μ
m、好ましくは、10〜500μm、特に好ましくは1
5〜300μmである。
【0021】また、本発明のポリエステル積層フイルム
は、加工適性の点で引張ヤング率が10〜200kg/
mm2 の範囲であることが望ましく、好ましくは30〜
120kg/mm2 の範囲である。
【0022】また、本発明のポリエステル積層フイルム
の100μm換算のヘイズが0.1〜20%であること
が、透明性および加工後の外観を良好とする上で好まし
く、さらに好ましくは0.2〜10%としておくことが
好ましい。
【0023】さらに、本発明のポリエステル積層フイル
ムの各層には、その用途に応じて結晶核剤、酸化防止
剤、着色防止剤、顔料、染料、紫外線吸収剤、離型剤、
易滑剤、難燃剤、帯電防止剤、無機および/または有機
粒子などを配合することができる。特に易滑性をもたせ
るためにポリエステルAおよび/またはBに平均粒子径
0.01〜10μm程度の酸化珪素などの無機粒子を各
ポリエステルに対して0.01〜5重量%含有させるこ
とが好ましい。
【0024】次に、本発明の柔軟性積層ポリエステルフ
イルムの製造方法について説明するが、もちろんこれに
限定されるものではない。ポリエステルAおよびBを乾
燥後、ポリエステルA層の樹脂とB層の樹脂をそれぞれ
別の押出機を用いて溶融押出して、口金マニホールド部
または口金に入るポリマー管内でA/BまたはB/A/
Bとなるように積層する。
【0025】積層されたポリエステルAとBとを基本構
成とする積層体は、シート状または円筒状に溶融押出さ
れ、静電印加急冷キャストし、積層ポリエステルフイル
ムを得る。以上のようにして得られたフイルムは、必要
に応じてコロナ放電処理、コーティング等を行なっても
良い。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。なお、実施例中の特性は次のようにして測定し
た。 (1)固有粘度(IV) o−クロロフェノールを溶媒として、25℃で測定す
る。単位はdl/g。
【0027】(2)融点(Tm)、ガラス転移温度(T
g)、冷結晶化温度(Tcc)、ΔTcg 示差走差型熱量計DSC2(パーキンエルマー社製)を
用いて求める。窒素気流下にて、280℃×5分間溶融
保持し、次いで液体窒素を用いて冷却した。こうして得
られたサンプルを10℃/分の昇温速度で昇温していっ
た際に、ガラス状態からゴム状態への転移に基づく比熱
変化を読み取り、この温度をガラス転移温度(Tg)と
する。また、結晶化に伴う発熱ピーク温度を冷結晶化温
度(Tcc)、結晶融解に基づく吸熱ピーク温度を融点
(Tm)とした。また、ΔTcgは以下の式により定義
される。 ΔTcg=Tcc−Tg
【0028】(3)機械特性 ヤング率、破断強度及び破断伸度については、ASTM
−D−882−81(A法)に準じて測定する。
【0029】(4)100μm換算のヘイズ(H100 ) JIS−K−6714に準じて測定し、次式で求める。 H100 (%)=H×100/d ただし、Hはヘイズの実測値(%)、dは該ヘイズ測定
部のフイルム厚み(μm)である。
【0030】(5)耐候性(黄変Δb) 水銀灯照射100時間前後のフイルムの色変化の差、Δ
b値について色差計より求める。
【0031】(6)加工適性と外観の変化 白と黒の色のついた塩化ビニルフイルムと約180℃、
3kg/mm2 、加熱時間5秒でヒートシールし、ヒー
トシール力と白化性、およびシール後のフイルムを90
度折曲げた際の折曲げ白化性、屋内に約3カ月放置した
後の外観の変化を目視にて測定し、使用上の適性を判断
した。
【0032】実施例1 芯層(A層)にポリブチレンテレフタレート・ドデカン
ジカルボン酸(以下Dと略す)共重合体(D成分量=2
0モル%、ΔTcg=11.3℃、融点=190℃、I
V=0.80)樹脂を用い、表層(B層)に酸化珪素粒
子(平均粒子径2μm)を0.1重量%含有するポリエ
チレンテレフタレート・水添ダイマー酸(以下DAと略
す)共重合体(DA成分量=17モル%、融点=190
℃、IV=0.80)樹脂を、それぞれ別々の押出機を
用いて溶融押出し、口金内でB/A/B(積層比1:
8:1)になるよう3層に積層して、シート状に押し出
した。
【0033】こうして得られたフイルムは、表1に示す
ように、ヤング率が52kg/mm2 、ヘイズが0.
9、水銀灯100時間照射後の黄色変化Δbが1.0で
あった。また、加工適性および外観については、ヒート
シール力が1.5kg/cmで、シール部の白化及び、
折曲げ白化がなく、3カ月後の外観についても変化がな
いフイルムが得られた。
【0034】実施例2 実施例1においてポリエステルBをポリエチレンテレフ
タレート・イソフタル酸(以下Iと略す)共重合体(I
成分量=35モル%、融点160℃、IV=0.78)
樹脂とした以外は、実施例1と同様にしてフイルムを得
たところ、表1に示すようにヤング率50kg/m
2 、ヘイズ1.0、水銀灯100時間照射後の黄色変
化Δbが1.1となり、ヒートシール力0.8kg、シ
ール部の白化、折曲げ白化はなく、3カ月後の外観につ
いても変化がなかった。
【0035】比較例1〜3 表2に示す各単膜フイルムについて、実施例1と同様に
製膜した。こうして得られたフイルムの特性を表1にま
とめて示すが、加工適性または外観のいずれかが悪く、
すべてを満足するフイルムは得られなかった。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明のポリエステル積層フイルムによ
るときは、特定のポリエステルA、Bの、黄変の低い無
配向フイルムとしたので、加工性に優れるだけでなく、
加工後の日光による外観の変化をきわめて少なくするこ
とができ、例えば化粧板、壁などに貼るシートとして好
適に使用することができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸成分として炭素数15以下のアルキレ
    ン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モ
    ル%、ジオール成分として80モル%以上が1,4−ブ
    タンジオール残基を主たる構成成分とするポリエステル
    Aと、酸成分として炭素数16以上のアルキレン基を有
    する長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を5〜30モル%、ジ
    オール成分として80モル%以上が1,4−ブタンジオ
    ール残基を主たる構成成分とするヒートシール性ポリエ
    ステルBを積層してなる実質的に無配向の積層フイルム
    であって、水銀灯照射100時間後の黄変Δbが3.0
    以下であることを特徴とするポリエステル積層フイル
    ム。
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