JP3139512B2 - ポリエステルフイルム - Google Patents

ポリエステルフイルム

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟性を有するポリエ
ステルフイルムに関し、更に詳しくは、経日で柔軟性の
変化のないポリエステルフイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】よく知られている柔軟性ポリエステルの
代表として、特公昭57−48577号公報などに示さ
れたポリブチレンテレフタレート−ポリテトラメチレン
グリコールブロツク共重合体や、特公昭54−1591
3号公報などに示されたポリブチレンテレフタレートに
ダイマー酸を共重合したポリエステルがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなポリエステルにおいては、柔軟性が経日とともに
失われ、次第に剛直化してくると共に透明性も失われる
という欠点を有していた。
【0004】本発明は、経日あるいはエージング処理を
行なっても柔軟性、透明性の変化のない、あるいは失わ
れることのないポリエステルフイルムを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のポリエステルフ
イルムは、ヤング率が0.1〜150kg/mm2 であ
り、アルコール成分として1,4ブタンジオールを40
〜95モル%含有するポリエステル(A)層の少なくと
も片面に、高結晶性ポリエステル(B)層のトータル厚
さが、ポリエステルフイルム全体の厚さの20%以下と
なるように積層されているものからなる。
【0006】ヤング率0.1〜150kg/mm2 の柔
軟ポリエステルは経日によって次第に剛直になり、ヤン
グ率が高くなってゆき、安定した品質の製品を得ること
が難しいことが多い。この場合に、結晶性に優れたポリ
エステル、たとえば、室温からの昇温過程で見られる冷
結晶化温度Tcとガラス転移温度Tgとの差(Tc−T
g)である、結晶化パラメータの1つである△Tcgの
値が35℃以下の高結晶性ポリエステルを薄く積層、出
来れば両表層に積層しておくことにより、製膜直後から
安定した柔軟性を有したポリエステルフイルムが得られ
る。この理由は明確ではないが、高結晶性の表層ポリエ
ステル(B)層に誘起されたポリエステル(A)層の結
晶化あるいは組織の再配列が促進されたものと考えられ
る。
【0007】表層ポリエステル(B)の△Tcg(B)
は35℃以下、好ましくは25℃以下でなければ、本発
明の経日によるヤング率の経日変化を防止できない。こ
の△Tcgが35℃以下の高結晶性ポリエステルの代表
的なポリマーとしては、ポリブチレンテレフタレート、
ポリヘキサメチレンテレフタレート、ポリエチレンアジ
ペート、ポリエチレンセバケート、ポレブチレンアジペ
ート、ポリブチレンセバケート、ポリブチレンナフタレ
ート、およびそれらの共重合体などの誘導体で代表され
るものであり、本発明の場合ポリブチレンテレフタレー
トおよびその誘導体が最も好ましい。もちろん該ポリエ
ステル(B)に公知の結晶核剤やブロッキング防止剤、
すべり剤、帯電防止剤、安定剤、耐候剤、UV吸収剤、
顔料などの添加剤を含有させてもよいことは明らかであ
る。
【0008】なお、上記の様にポリエステル(B)を積
層すれば、すべての柔軟性ポリエステルの経日変化を防
止できるとは限らず、本発明に適した柔軟性ポリエステ
ル(A)としては、△Tcg(A)として60℃以下、
好ましくは、40℃以下のポリエステル(A)であるの
がよい。さらに本発明の効果を大きくするには、表層ポ
リエステル(B)の結晶化速度が柔軟性ポリエステル
(A)の結晶化速度よりも速い方がよく、すなわち△T
cg(B)は、△Tcg(A)より5℃以上好ましくは
10℃以上小さいことが好ましい。
【0009】高結晶性ポリエステル(B)層のトータル
厚さは、該ポリエステルフイルムの厚さの20%以下、
好ましくは10%以下でなければ、また厚さとして10
μm以下、好ましくは2μm以下、さらに好ましくは1
μm以下でなければ、柔軟性が維持できないことが多
い。もちろん両面に積層するのが好ましく、そのときの
両面(B)層の厚さは同じであるのがよい。
【0010】柔軟性ポリエステルフイルムのヤング率と
しては180kg/mm2 未満、好ましくは100kg
/mm2 以下、さらに好ましくは50kg/mm2 以下
であることが望ましい。この様なヤング率を達成するに
は、ポリエステル(A)層のヤング率は0.1〜150
kg/mm2 、好ましくは1〜100kg/mm2 、さ
らに好ましくは1〜50kg/mm2 の範囲にあること
が必要である。これを満足するポリエステル(A)とし
ては、炭素数10以上のアルキレン基を有する長鎖脂肪
族ジカルボン酸を1〜60モル%、好ましくは5〜50
モル%、1,4ブタンジオールを40〜95モル%、好
ましくは50〜85モル%含有することを必須とするポ
リエステルである。もちろん本発明のポリエステル
(A)は、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコールのようなポリエーテルを共重合したポリエ
ステルエーテルや、ポリアミドを共重合したポリエステ
ルアミド、さらにはポリカプロラクトンのような脂肪族
ポリエステルとのブロック共重合体なども含むものであ
る。
【0011】ポリエステルを構成するジカルボン酸成分
としては、上記の炭素数10以上の長鎖脂肪族ジカルボ
ン酸以外に、芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン
酸、低分子量脂肪族ジカルボン酸、さらにトリメリット
酸などで代表される多官能酸などを用いることができ
る。芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェ
ン酸、およびそれらの誘導体などがあり、脂環族ジカル
ボン酸としてはシクロヘキサンジカルボン酸およびその
誘導体などがあり、低分子量脂肪族ジカルボン酸として
は、アジピン酸、セバチン酸などで示されるものが代表
的なものである。
【0012】炭素数10以上、好ましくは20以上のア
ルキレン基を有する長鎖脂肪族ジカルボン酸としては、
ドデカンジオン酸、エイコ酸、ダイマー酸、およびそれ
らの誘導体などがあるが、特に本発明では、かかる脂肪
族ジカルボン酸の中でも分岐状構造を有している分岐脂
肪族ジカルボン酸であることが好ましく、この中でもダ
イマー酸を用いることが耐熱性、透明性を良好とする上
で好ましい。
【0013】ここで、ダイマー酸とはオレイン酸メチル
等の不飽和脂肪族カルボン酸を2量化・水素添加反応に
よって得られる鎖状分岐構造体と環状分岐構造体との混
合物の総称であり、メチレン鎖の炭素数20〜80、好
ましくは30〜60のものが好ましい。また、通常不飽
和結合が残留しているが、ASTM−D−1159で測
定した臭素価を0.05〜10g/100g、好ましく
は、0.1〜5g/100gとしたものが、耐熱性、柔
軟性に優れるので好ましい。
【0014】長鎖脂肪族ジカルボン酸の共重合量は、1
〜60モル%、好ましくは5〜50モル%でなければな
らない。これは、共重合量が1モル%未満だと望ましい
柔軟性が得られず、逆に60モル%を越えると、本発明
のヤング率の経日変化を防止できないためである。
【0015】アルコール成分としては、1,4ブタンジ
オールを40〜95モル%、好ましくは50〜85モル
%含有することが必須で、それ以外に、エチレングリー
ル、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、
ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル、ビスフェノールおよびそれらの誘導体などのジオー
ルを含有していてもよい。1,4ブタンジオールの共重
分量は40〜95モル%、好ましくは50〜85モル%
でなければならない。これは、共重合量が40モル%未
満だとヤング率の経日変化の防止を達成できず、逆に9
5モル%を越えると所定のヤング率150kg/mm2
を越えた高い値となり、柔軟性が損なわれるためであ
る。もちろんポリエステル(A)に特性を大幅に変えな
い範囲内でポリエステル(B)を少量混合してもよい。
【0016】ポリエステル(A)の固有粘度は0.4〜
2.5dl/g、好ましくは0.6〜1.8dl/gで
あり、融点Tmは実用上100〜250℃であることが
好ましく、ガラス転移温度Tgは20℃以下、好ましく
は0℃以下であるのがよい。また本ポリエステル(A)
中にも公知の帯電防止剤、すべり剤、着色剤、UV吸収
剤、結晶核材、安定剤などを含有させてもよい。
【0017】本発明フイルムの厚さは特に限定されない
が、5〜2000μm、好ましくは25〜1000μm
の範囲のものが有効である。
【0018】次に本発明フイルムの製造方法につき説明
するが、これは限定されるものではない。ポリエステル
(A)およびポリエステル(B)をそれぞれ別の乾燥機
に供給して常法により熱風又は真空下で乾燥し、それを
それぞれ別の押出機に供給して溶融・濾過させたのちギ
ャーポンプで定量後、3層に積層させて口金からシート
状に吐出させ、それを冷却ドラムまたはベルト上に密着
冷却させて積層キャストシートを得る。必要に応じて該
キャストシートを着色したり、熱処理したり、延伸した
り、エンボス加工したり、コーティングやコロナ放電処
理などの表面処理を施してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明フイルムは、ヤング率の低いポリ
エステル(A)の少なくとも片面に特定の結晶性ポリエ
ステル(B)を積層したので、次のような優れた効果を
生ずるものである。
【0020】(1)経日後でも、あるいはエージング処
理をしても、ヤング率が変わらず、安定した柔軟性ポリ
エステルフイルムとなる。
【0021】(2)フイルムはブロッキングせず、すべ
り性にも優れているため取り扱い性に優れている。
【0022】(3)50〜180℃と高温の物質に接し
ても、高温での離型性に優れているのでフイルムが物質
に粘着することがない。
【0023】(4)表層の結晶性が高いためか、耐候性
に優れたフイルムになる。もちろんポリエステル(B)
層に耐候剤を含有させたり、延伸熱処理したりすれば効
果は大きい。
【0024】(5)成形性に優れており、外力が加えら
れてもフイルムがネッキングせず、均一に張力がかか
り、成形後も均一な厚みとなる。
【0025】(6)温度および湿度膨張係数が柔軟性ポ
リエステルの割には小さく、寸法安定性に優れている。
【0026】(7)溶融押出時によく見られる口金すじ
といわれる部分極小厚みむらの発生が激減する。
【0027】(8)表面が硬く、キズなどの表面欠点が
つきにくい。
【0028】(9)弾性回復率を自由にコントロールで
き、弾性回復率の高いものから塑性変形しやすい低いも
のまで得られる。
【0029】(10)印刷インキ、金属蒸着膜などに対
する接着性が高く、経日でも安定している。
【0030】〔用途〕本発明のポリエステルフイルム
は、軟質塩化ビニルが用いられている用途、例えばマー
キングフイルム、マスキングフイルム、農業用ハウスフ
イルム、カバーフイルム、粘着テープ、包装ケース、建
材ラミネート用フイルムなどに広く用いられる。
【0031】〔特性の測定方法および効果の評価方法〕
次に本発明フイルムの特性の評価方法および効果の評価
方法について説明する。 (1)融点(Tm)、ガラス転移温度(Tg)、冷結晶
化温度(Tc) 示差走査型熱量計DSC−2型(パーキンエルマー社
製)を用いて求める。サンプル10mgを窒素気流下に
て、室温より10℃/分の昇温速度で昇温し、290℃
の温度にて5分間溶融保持し、直ちに液体窒素を用いて
急冷する。こうして得られたサンプルを再び10℃/分
の昇温速度で昇温していった際に、ガラス状態からゴム
状態への転移に基づくベースラインの変化から比熱変化
を読み取り、この転移開始温度をガラス転移温度(T
g)とする。また、結晶化に伴う発熱ピーク温度を冷結
晶化温度(Tc)、結晶融解に基づく吸熱ピーク温度を
融点(Tm)とした。
【0032】(2)機械特性 引っ張りヤング率、破断強度及び破断伸度については、
ASTM D−882−81(A法)に準じて測定す
る。
【0033】(3)100μm換算のヘイズ(H100 ) JIS−K−6714に準じて測定し、次式で求める。 H100 (%)=H×100/d ただし、Hはヘイズの実測値(%)、dは該ヘイズ測定
部のフイルム厚み(μm)である。
【0034】(4)静摩擦係数 ASTM−D−1894B−63に従い、スリップテス
ターを用いて測定した。
【0035】(5)延伸性 フイルムストレッチャーにて、1軸および2軸方向に、
そのポリマーのガラス転移温度より15℃高温で延伸し
たときに、降状点を示し自然延伸化のあるものを延伸性
不良として×、降状点の生じないものを延伸性良好とし
て○で表わす。
【0036】
【実施例】以下、本発明の効果をより理解しやすくする
ために、実施例、比較例を示す。 実施例1 ジカルボン酸としてテレフタル酸85モル%、炭素数3
6の水添ダイマー酸15モル%を用い、ジオールとし
て、エチレングリコール40モル%、1,4ブタンジオ
ール60モル%を用いて公知の方法により極限粘度0.
8、△Tcg40℃のポリエステル(A)を得た。一方
ポリエステル(B)としては、ポリブチレンテレフタレ
ート(極限粘度:1.2、△Tcg:20℃)に添加剤
として平均粒径0.8μmの球形シリカを0.5重量%
添加したものを用いた。上記ポリエステル2種類を公知
の熱風乾燥機にて除湿後、ポリエステル(A)は150
mm押出機に、ポリエステル(B)は40mm押出機に
供給し、それぞれ280℃で溶融させてポリエステル
(B)/ポリエステル(A)/ポリエステル(B)とな
るように3層に積層後、口金内で幅方向に拡大後、0.
9mmのスリットから吐出させた。該シートを、20℃
に冷却してあるキャスティングドラム上に、静電荷を印
加させながら密着冷却固化させた。かくして得られたフ
イルムの厚さは200μmであり、それは1/198/
1の厚さ比からなる積層構成を有していた。このとき、
ポリエステル(A)のみからなるフイルムの面内平均の
ヤング率は製膜直後で40kg/mm2 、積層ポリエス
テルフイルムのヤング率は42kg/mm2 であった。
かくして得られたフイルムの特性を表1に示したが、安
定した柔軟性と、美しい外観、透明性、取り扱い性、延
伸性などに優れたフイルムであることがわかる。
【0037】比較例1、2 実施例1で用いたポリエステル(B)のポリブチレンテ
レフタレートの代わりに、実施例1のポリエステル
(A)で用いたダイマー酸共重合ポリエステルを用いた
場合を比較例1、また、ポリエチレンテレフタレート
(△Tcg(B):50℃、極限粘度:0.6)を用い
た場合を比較例2とした以外は、実施例1と全く同じに
してポリエステルフイルムを得た。そのフイルム特性を
表1に示す。このように表層に特定の高結晶性ポリマー
をラミネートしておかないと経日で柔軟性が大幅に変わ
り、剛直なフイルムとなるばかりか、透明性やフイルム
の取り扱い性も大幅に劣ったフイルムになってしまうこ
とがわかる。
【0038】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 7:00 9:00 C08L 67:02 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヤング率が0.1〜150kg/mm2
    であり、アルコール成分として1,4ブタンジオールを
    40〜95モル%含有するポリエステル(A)層の少な
    くとも片面に、高結晶性ポリエステル(B)層のトータ
    ル厚さが、ポリエステルフイルム全体の厚さの20%以
    下となるように積層されてなるポリエステルフイルム。
  2. 【請求項2】 高結晶性ポリエステル(B)の結晶化パ
    ラメータ△Tcg(B)が35℃以下である請求項1の
    ポリエステルフイルム。
  3. 【請求項3】 ポリエステル(A)の結晶化パラメータ
    △Tcg(A)が60℃以下である請求項1又は2のポ
    リエステルフイルム。
  4. 【請求項4】 ポリエステル(A)の結晶化パラメータ
    △Tcg(A)が、高結晶性ポリエステル(B)の結晶
    化パラメータ△Tcg(B)よりも5℃以上高い請求項
    1ないし3のいずれかに記載のポリエステルフイルム。
  5. 【請求項5】 ポリエステル(A)に高結晶性ポリエス
    テル(B)が50重量%未満混合されている請求項1な
    いし4のいずれかに記載のポリエステルフイルム。
  6. 【請求項6】 ポリエステル(A)が炭素数10以上の
    長鎖脂肪族ジカルボン酸を1〜60モル%、1,4ブタ
    ンジオールを40〜95モル%含有する請求項1ないし
    5のいずれかに記載のポリエステルフイルム。
  7. 【請求項7】 長鎖脂肪族ジカルボン酸がダイマー酸で
    ある請求項1ないし6のいずれかに記載のポリエステル
    フイルム。
  8. 【請求項8】 ポリエステル(B)層の一層の厚さが1
    0μm以下である請求項1ないし7のいずれかに記載の
    ポリエステルフイルム。
  9. 【請求項9】 ポリエステルフイルムのヤング率が18
    0kg/mm 2 未満である請求項1ないし8のいずれか
    に記載のポリエステルフイルム。
  10. 【請求項10】 ポリエステルフイルムが、延伸および
    /または熱処理されている請求項1ないし9のいずれか
    に記載のポリエステルフイルム。
  11. 【請求項11】 ポリエステルフイルムが長手方向およ
    び巾方向の二軸方向に配向されている請求項1ないし1
    0のいずれかに記載のポリエステルフイルム
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