JP3273392B2 - 自動改札方法と自動改札機 - Google Patents
自動改札方法と自動改札機Info
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Description
アードフェアカードで複数の電鉄路線の路線を乗継いで
旅行することができるようにした場合の乗車媒体に対す
る自動改札方法および自動改札機に関する。
らの路線がそれぞれ営業会社が異なる場合では、相互が
最低料金区間であれば所定金額を割引く併算割引の運用
方式があり、また同一営業会社であれば、乗継ぎを継続
旅行として取扱うことで乗車料金を割引く運用方式があ
る。そのため、2つの路線間では乗継ぎ利用客か発乗り
利用客かを正確に判定する必要がある。この判定は降車
時の駅名を示す駅名コードをカードに記録し、乗継ぎ時
に乗車側の駅名を示す駅名コードとを比較して、駅名が
異なることで乗継ぎを判定することができる。
方法では乗継ぎを判定することが不可能となる。すなわ
ち、図1において、電鉄路線のA線とB線とは同一営業
会社であって、駅aでは両路線が交わり、各路線はそれ
ぞれ個別に改札処理を行なうためにそれぞれに改札機を
備え、両路線を乗継ぐには一方の改札機を出場してから
次の路線の改札機を入場して乗継ぐように構成される。
この駅aは1つの駅名で代表されることから、A線、B
線の改札機の駅名コードも上述の代表駅名コード、すな
わち、駅aに設定される。
て、ストアードフェアカードを使用して駅xから駅aで
乗継いで駅yに行く場合を示し、上述のカードには路線
を乗降するたびに乗降駅データをカードデータとして記
録更新される。すなわち、A線の駅xでの乗車時には、
改札処理で乗降駅データには駅xが記録され、乗車料金
は発乗り料金(最低区間料金)、例えば、120円がカ
ード価値から減算される。A線の駅aでの降車時には、
改札処理で乗降駅データの駅xを読取って駅xからの乗
車として乗車料金を精算し、さらに、乗降駅データを駅
aに更新して、出場を許容する。B線の駅aでの乗車時
には、改札処理で乗降駅データの駅aを読取り、この駅
aのデータで乗継ぎを判定し、継続割引き料金の設定が
あればその割引処理を行ない、また、併算割引料金の設
定があればその割引処理を行なって、所定の料金を減算
し、さらに、昇降駅データを駅aに更新し、入場を許容
する。B線の駅yでの降車時には、改札処理で乗降駅デ
ータの駅aを読取って駅aからの乗車として乗車料金を
精算する。
なわち、上述のB線の駅aでの乗継ぎにおいて(図2の
ステップ(3)参照)、カードの乗降駅データには駅a
のみのデータであるため、乗継ぎの判定が正確にできな
い問題点がある。例えば、図1でB線の駅zから乗車し
て駅aで降車した乗客が買い物などの目的を達して、再
び、B線の駅aで乗車して駅yで降車した場合、また、
B線の駅yから乗車して駅aで降車した乗客が買い物な
どの目的を達して、再び、B線の駅aで乗車して駅yで
降車した場合、これらの場合はいずれも乗継ぎではな
く、それぞれ発乗りであるため、継続割引、また、併算
割引の対象外となる。しかし、前述のように、カードの
乗降駅データは駅aのみであるため(図2のステップ
(3)参照)、上述の発乗りと乗継ぎとが判別できず、
前述のように乗継ぎの割引を採用すると、料金に不都合
が発生する問題点が生じる。
題点に鑑み、1つの駅名コードの駅に、それぞれ個別に
改札処理を行なう複数の路線が交わり、該駅で1つの乗
車媒体により路線を乗継ぐとき、その乗継ぎをその乗継
ぎ駅で確実に判別できる自動改札方法の提供を目的とす
る。
コードの駅に、それぞれ個別に改札処理を行なう複数の
路線が交わり、該駅で1つの乗車媒体により路線を乗継
ぐ自動改札方法であって、各路線の改札機に路線を区別
するコードを設定し、上記駅での降車の際には、乗車媒
体に降車時の改札機の路線を区別するコードを記録し、
前記駅での乗車の際には、乗車媒体に記録の降車時の路
線を区別するコードを読取り、乗車側改札機に設定され
た路線を区別するコードと比較して、路線が異なるとき
乗継ぎと判定する自動改札方法であることを特徴とす
る。
動改札機であって、路線を区別するために当該改札機に
設定された路線を区別するコードを記憶する記憶手段
と、降車時の乗車媒体処理で記憶手段に記憶された路線
を区別するコードを乗車媒体に記録処理、または/およ
び、乗車時の乗車媒体処理で該乗車媒体の路線を区別す
るコードを読取り前記記憶手段に記憶された路線を区別
するコードと比較して、路線が異なるとき乗継ぎと判定
して処理する媒体処理手段とを備えた自動改札機である
ことを特徴とする。
路線を区別するコードと、乗車側改札機の路線を区別す
るコードとを比較して、路線が異なるとき乗継ぎと判定
することができるので、1つの駅名コードの駅でも乗継
ぎと発乗りとの区別を正確にできる。そのため継続割引
料金や併算割引料金等の割引運用の有効利用が図れる。
述する。図面は乗車媒体としてカード(ストアードフェ
アカード)を使用する自動改札方法および自動改札機を
示し、図3において、電鉄路線のA線とB線とは同一営
業会社であって、駅aでは両路線が交わり、各路線はそ
れぞれ個別に改札処理を行なうためにそれぞれに改札機
を備え、両路線を乗継ぐには一方の改札機を出場してか
ら次の路線の改札機を入場して乗継ぐように構成され
る。この駅aは1つの駅名で代表されることから、A
線、B線の改札機の駅名コードも上述の代表コードを
“a”に設定する。また、各路線の改札機には各路線を
区別する特殊コードを設定し、これを“01”“02”
に設定する。
られる自動改札機を示し、この自動改札機10には、改
札処理を実行するためのCPU11、改札処理を実行す
るためのプログラムを格納したROM12、各種処理を
実行するために必要なデータを記憶するRAM13、投
入されたカードのデータを読取ったり、また更新データ
を書込んだりする券(カード)処理部14、有効なカー
ドを使用する乗客の通行を許容し、無効のカードを使用
する乗客の通行を規制するゲート処理部15を備えてい
る。
て駅aの代表コードとA線、B線を区別する特殊コード
とを記憶しており、例えば、代表コードを“a”、特殊
コードをA線では“01”、B線では“02”等を記録
している。
乗継いでB線の駅yにいたる改札処理を図5を参照して
説明する。 [A線駅xの改札処理(入場)] カード(例えば、ストアードフェアカード)をA線の駅
xの自動改札機10に投入すると、該機の券(カード)
処理部14がカードデータを読取り、CPU11がカー
ドの有効性を判定すると共に、カードデータの乗降駅デ
ータに駅xを記録し、さらにカード価値から例えば、発
乗り料金として最低区間料金120円を減算して、カー
ドを乗客に返却して入場を許容する。
る。カードをA線の駅aの自動改札機10に投入すると
(ステップn1)、該機の券(カード)処理部14がカ
ードデータを読取り(ステップn2)、CPU11がカ
ードの有効性を判定すると共に、カードデータの乗降駅
データの駅xを読取って、駅xからの乗車であることを
判定し(ステップn3)、乗降駅データを代表コード
“a”と特殊コード“01”とを含めたコード“a−0
1”に更新し(ステップn4)、さらに、乗車料金を精
算し(ステップn5)、例えば、乗車区間が最低区間料
金(発乗り料金)のままであれば、そのままの料金で、
また、最低区間料金を越えるときはその不足分をカード
価値から減算して精算し、カードを乗客に返却して出場
を許容する(ステップn6)。
る。カードをB線の駅aの自動改札機10に投入すると
(ステップn1)、該機の券(カード)処理部14がカ
ードデータを読取り(ステップn2)、CPU11がカ
ードの有効性を判定すると共に、カードデータの乗降駅
データのコード“a−01”を読取って、代表コード
“a”と特殊コード“01”から先の降車駅がA線駅a
であることを判定し(ステップn3)、この特殊コード
“01”と、B線の駅aに設定された特殊コード“0
2”とを比較して一致・不一致を判定し(ステップn
7)、この実施例の場合乗継ぎを設定しているので、不
一致であるため、トリップ(旅行)継続の処理(ステッ
プn8)、すなわち、乗車継続の割引の設定、または、
併算割引の設定があるとき、この割引料金の算出を行な
う。
ードが一致したときは、降車駅と今回の乗車駅とが同一
であることを示すので、この場合は別トリップ(旅行)
処理(ステップn9)、すなわち、発乗り料金の算出処
理を実行する。
算し、さらに、カードの乗降駅データは代表コード
“a”で示される駅aに更新し(ステップn10)、カ
ードを放出して(ステップn6)、入場を許容する。
機の券(カード)処理部14がカードデータを読取り、
CPU11がカードの有効性を判定すると共に、カード
データの乗降駅データの駅aを読取って、駅aからの乗
車であることを判定し、乗降駅データを駅yに更新し
て、乗車料金を精算し、例えば、乗車区間が最低区間料
金であって、併算割引が有効であればそのままの料金
で、また、最低区間料金を越えるときはその不足分をカ
ード価値から減算して精算し、カードを乗客に返却して
出場を許容する。
aでは路線を区別する特殊コード“01”“02”をそ
れぞれの改札機に設定し、降車時には路線を示す特殊コ
ード“01”を乗降駅データとしてカードに記録し、乗
車時にはこのカードの特殊コードと、改札機に設定した
特殊コードとを比較して乗継ぎを判定するので、正確な
乗継ぎの判定ができ、例えば、B線の駅zから乗車して
駅aで降車し、再びB線駅aで乗車して駅yに行く場
合、あるいはB線の駅yから乗車して駅aで降車し、再
びB線駅aで乗車して駅yに行く場合、これらの場合は
特殊コードが降車時と乗車時とが同一であるので、乗継
ぎの判定はなく、B線駅aでの乗車を発乗りとして処理
することができ、その結果、1つの駅名コードの駅aで
も乗継ぎと発乗りとの区別を正確にでき、そのため継続
割引料金や併算割引料金等の割引運用が図れる。
において、この発明の複数の路線は、実施例のA線、B
線に対応し、以下同様に、駅は、駅aに対応し、乗車媒
体は、カードに対応し、改札機は、自動改札機10に対
応し、コードは、コード“01”“02”に対応し、媒
体処理手段は、CPU11、券(カード)処理部14に
対応するも、この発明は上述の実施例の構成に限定され
るものではない。
Claims (2)
- 【請求項1】1つの駅名コードの駅に、それぞれ個別に
改札処理を行なう複数の路線が交わり、該駅で1つの乗
車媒体により路線を乗継ぐ自動改札方法であって、 各路線の改札機に路線を区別するコードを設定し、 上記駅での降車の際には、乗車媒体に降車時の改札機の
路線を区別するコードを記録し、 前記駅での乗車の際には、乗車媒体に記録の降車時の路
線を区別するコードを読取り、乗車側改札機に設定され
た路線を区別するコードと比較して、路線が異なるとき
乗継ぎと判定する自動改札方法。 - 【請求項2】乗車媒体の改札処理を行う自動改札機であ
って、 路線を区別するために当該改札機に設定された路線を区
別するコードを記憶する記憶手段と、 降車時の乗車媒体処理で記憶手段に記憶された路線を区
別するコードを乗車媒体に記録処理、または/および、
乗車時の乗車媒体処理で該乗車媒体の路線を区別するコ
ードを読取り前記記憶手段に記憶された路線を区別する
コードと比較して、路線が異なるとき乗継ぎと判定して
処理する媒体処理手段とを備えた自動改札機 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32103193A JP3273392B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 自動改札方法と自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32103193A JP3273392B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 自動改札方法と自動改札機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07146959A JPH07146959A (ja) | 1995-06-06 |
JP3273392B2 true JP3273392B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=18128031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32103193A Expired - Lifetime JP3273392B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 自動改札方法と自動改札機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3273392B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP32103193A patent/JP3273392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07146959A (ja) | 1995-06-06 |
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