JP3303060B2 - 乗継ぎ割引き運賃の精算方法および自動改札機 - Google Patents

乗継ぎ割引き運賃の精算方法および自動改札機

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JP3303060B2
JP3303060B2 JP22831091A JP22831091A JP3303060B2 JP 3303060 B2 JP3303060 B2 JP 3303060B2 JP 22831091 A JP22831091 A JP 22831091A JP 22831091 A JP22831091 A JP 22831091A JP 3303060 B2 JP3303060 B2 JP 3303060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、駅務におい
て用いられ複数の経営収支の異なる路線を乗継ぎ乗車し
たような場合に、割引きが最も大となる運賃をプリペイ
ドカードから自動的に引き落とすような乗継ぎ割引き運
賃の精算方法および自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗車運賃の精算方法としては、例
えば次のような方法があった。すなわち、乗客は所定の
運賃を予め支払ってプリペイドカードを購入し、このプ
リペイドカードを利用しての乗車時および降車時に、自
動改札機において上述のプリペイドカードから運賃を自
動的に引落とす所謂ストアードフェアシステムである。
【0003】しかし、このような従来方法においては、
1回の乗車毎に1回分の運賃が上述のプリペイドカード
から自動的に引落とされるため、例えば複数の経営収支
を異にする路線の乗継ぎ時に、本来設定されている割引
きが受けられないばかりか、割引き運賃の異なる複数組
の乗継ぎがあっても、有利な運賃の割引きが受けられな
い問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、プリペイ
ドカードで複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ
で、路線間の乗継ぎ割引きの組合せにより、乗車区間の
運賃合計額が複数組存在する場合を含め、乗車区間の割
引きが最も大となる運賃を検索して、有利な割引き運賃
でプリペイドカードから運賃を自動的に引き落とすこと
ができ、乗客に対するサービス性の向上を図ることがで
きる乗継ぎ割引きの運賃の精算方法および自動改札機の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の経営
収支の異なる路線を含む乗継ぎ割引き運賃を精算する乗
継ぎ割引き運賃の精算方法であって、乗車始点駅デー
タ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データおよび残額デー
タがエンコードされるプリペイドカードと、路線間の乗
継ぎ割引きとしてどの区間を適用するかにより、乗車区
間の運賃合計額が複数組存在する場合を含め、乗車区間
の割引きが最も大となる運賃を検索する検索手段を有す
る自動改札機とを備え、プリペイドカードで複数の経営
収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗車において、該乗継ぎ
乗車における引き落とし額合計が、上記検索手段で検索
された割引き最大の運賃となるように、上記プリペイド
カードに対して自動改札機が精算処理を行う乗継ぎ割引
き運賃の精算方法であることを特徴とする。
【0006】さらに、この発明は、請求項1記載の乗継
ぎ割引き運賃の精算方法を利用した自動改札システムに
おいて、プリペイドカードのカードデータを読取り、更
新データを書込むデータ処理手段と、乗車始点駅デー
タ、最新乗降駅データおよび残額データがエンコードさ
れるプリペイドカードで複数の経営収支の異なる路線を
含む乗継ぎ乗車において、乗車駅での改札処理時に、前
記データ処理手段で前記プリペイドカードのデータを読
取り、該読取りデータに基づいて乗継ぎかどうかを判定
し、乗継ぎと判定された場合、自駅を乗継ぎ駅データと
して上記プリペイドカードに書込む乗継ぎ駅データ書込
み処理手段とを備えた自動改札機であることを特徴とす
る。
【0007】この発明は、複数の経営収支の異なる路線
を含む乗継ぎ割引き運賃を精算処理する自動改札機であ
って、プリペイドカードのカードデータを読取り、更新
データを書込むデータ処理手段と、路線間の乗継ぎ割引
としてどの区間を適用するかにより、乗車区間の運賃
合計額が複数組存在する場合を含め、乗車区間の割引き
が最も大となる運賃を検索する検索手段と、乗車始点駅
データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データおよび残額
データがエンコードされるプリペイドカードで複数の経
営収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗車において、降車駅
の集札処理時に、前記データ処理手段で前記プリペイド
カードのデータを読取り、該読取りデータに基づいて該
乗継ぎ乗車における引き落とし額合計が、上記検索手段
で検索された割引き最大の運賃となるように、上記プリ
ペイドカードに対して精算処理する精算処理手段とを備
えた自動改札機であることを特徴とする。
【0008】この発明は、複数の経営収支の異なる路線
を含む乗継ぎ割引き運賃を精算する乗継ぎ割引き運賃の
精算方法であって、乗車始点駅データ、最新乗降駅デー
タ、乗継ぎ駅データおよび残額データがエンコードされ
るプリペイドカードと、路線間の乗継ぎ割引きとしてど
の区間を適用するかにより、乗車区間の運賃合計額が
数組存在する場合を含め、乗車区間の割引きが最も大と
なる運賃を検索する検索手段を有しカードデータを処理
するカード処理装置とを備え、プリペイドカードで複数
の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗車において、該
乗継ぎ乗車における引き落とし額合計が、上記検索手段
で検索された割引き最大の運賃となるように、上記プリ
ペイドカードに対してカード処理装置が精算処理を行う
乗継ぎ割引き運賃の精算方法であることを特徴とする。
【0009】この発明は請求項4記載の乗継ぎ割引き運
賃の精算方法を利用した自動改札システムにおいて、プ
リペイドカードのカードデータを読取り、更新データを
書込むデータ処理手段と、乗車始点駅データ、最新乗降
駅データおよび残額データがエンコードされるプリペイ
ドカードで複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗
車において、乗車駅での改札処理時に自駅を乗継ぎ駅デ
ータとして上記プリペイドカードに書込む乗継ぎ駅デー
タ書込み処理手段とを備えたカード処理装置であること
を特徴とする。
【0010】この発明は、複数の経営収支の異なる路線
を含む乗継ぎ割引き運賃を精算処理するカード処理装置
であって、プリペイドカードのカードデータを読取り、
更新データを書込むデータ処理手段と、路線間の乗継ぎ
割引きとしてどの区間を適用するかにより、乗車区間の
運賃合計額が複数組存在する場合を含め、乗車区間の割
引きが最も大となる運賃を検索する検索手段と、乗車始
点駅データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データおよび
残額データがエンコードされるプリペイドカードで複数
の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗車において、降
車駅の集札処理時に、前記データ処理手段で前記プリペ
イドカードのデータを読取り、該読取りデータに基づい
て該乗継ぎ乗車における引き落とし額合計が、上記検索
手段で検索された割引き最大の運賃となるように、上記
プリペイドカードに対して精算処理する精算処理手段と
を備えたカード処理装置であることを特徴とする。
【0011】この発明は、複数の経営収支の異なる路線
を含む乗継ぎ割引き運賃を精算する乗継ぎ割引き運賃の
精算方法であって、乗車始点駅データ、最新乗降駅デー
タ、 乗継ぎ駅データおよび残額データがエンコードされ
るプリペイドカードと、3路線以上の乗継ぎの場合に割
引きとしてどの2路線間の割引きを適用するかにより、
乗車区間の運賃合計額が複数組存在する場合を含め、乗
車区間の割引きが最も大となる運賃を検索する検索手段
を有する自動改札機とを備え、プリペイドカードで複数
の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗車において、該
乗継ぎ乗車における引き落とし額合計が、上記検索手段
で検索された割引き最大の運賃となるように、上記プリ
ペイドカードに対して自動改札機が精算処理を行う乗継
ぎ割引き運賃の精算方法であることを特徴とする。
【0012】この発明は、複数の経営収支の異なる路線
を含む乗継ぎ割引き運賃を精算する乗継ぎ割引き運賃の
精算方法であって、乗車始点駅データ、最新乗降駅デー
タ、乗継ぎ駅データおよび残額データがエンコードされ
るプリペイドカードと、3路線以上の乗継ぎの場合に割
引きとしてどの2路線間の割引きを適用するかにより、
乗車区間の運賃合計額が複数組存在する場合を含め、乗
車区間の割引きが最も大となる運賃を検索する検索手段
を有しカードデータを処理するカード処理装置とを備
え、プリペイドカードで複数の経営収支の異なる路線を
含む乗継ぎ乗車において、該乗継ぎ乗車における引き落
とし額合計が、上記検索手段で検索された割引き最大の
運賃となるように、上記プリペイドカードに対してカー
ド処理装置が精算処理を行う乗継ぎ割引き運賃の精算方
法であることを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明によれば、乗継ぎ乗車の改札処理時に
は、投入されたプリペイドカードに対して、乗継ぎ自駅
を乗継ぎ駅データとして乗継ぎ駅データ書込処理手段で
書き込む。また、乗車始点駅データ、最新乗降駅デー
タ、乗継ぎ駅データおよび残額データがエンコードされ
るプリペイドカードが降車駅の集札処理時に投入され
て、カードデータをデータ処理手段で読取り、該読取り
データに基づき、乗継ぎ乗車における引き落とし額合計
が、検索手段が検索した割引き最大の運賃となるように
自動改札機、カード処理装置または精算処理手段がプリ
ペイドカードに対して 算処理を実行する。
【0014】
【発明の効果】このため、路線間の乗継ぎ割引きの組合
せにより、乗車区間の運賃合計額が複数組存在していて
も、乗車区間の割引きが最も大となる運賃を上述のプリ
ペイドカードから機械的に引落とすことが可能となり、
乗客は乗継ぎ時の運賃を予め調査することなく、最も有
利な割引きを受けることができる効果があり、サービス
性の大幅な向上を図ることができる。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は本発明の乗継ぎ割引き運賃の精算方法に
用いる自動改札機の系統図で、各駅の集改札位置に配設
されるこの自動改札機1は装置本体2の一側にプリペイ
ドカード3、定期券、切符などの乗車媒体を投入する券
投入口4を形成し、他側に上述の乗車媒体を放出する券
取出口5を形成して、上述の券投入口4と券取出口5と
の間を搬送経路6で接続すると共に、上述の券投入口4
には乗車媒体の投入を検出する第1センサ7を設け、上
述の券取出口5には乗車媒体の同取出口5への到達を検
出する第2センサ8を設けている。
【0016】また上述の搬送経路6をモータ9で駆動す
べく構成する一方、上述の搬送経路6にはプリペイドカ
ード3から磁気データを読取る読取りヘッド10と、プ
リペイドカード3に磁気データを書込む書込みヘッド1
1とを配設している。これらの各磁気ヘッド10,11
はそれぞれの増幅器12,13および磁気リード、ライ
ト制御回路14を介してCPU20に接続している。
【0017】上述のCPU20は、第1センサ7および
第2センサ8からの入力に基づいて、ROM15に格納
されたプログラムに従って、モータ9、磁気リード、ラ
イト制御回路14、増幅器12,13、読取りヘッド1
0、書込みヘッド11を駆動制御し、またRAM16は
図2に示すようなテーブルなどの必要なデータを記憶す
る。ここで上述のROM15は自動改札機1が改札専用
機の場合には図4に示すプログラムを格納し、集札専用
機の場合には図5に示すプログラムを格納する。
【0018】上述のテーブル(図2参照)は次に述べる
各種の運賃データの集まりである。すなわち、イ電鉄の
A駅からB駅までの運賃200円に相当するデータと、
ロ電鉄のB駅からC駅までの運賃300円に相当するデ
ータと、ハ電鉄のC駅からD駅までの運賃400円に相
当するデータと、経営収支の異なるイ電鉄およびロ電鉄
をA駅からC駅まで乗継いだ時の割引き運賃430円に
相当するデータと、この乗継ぎ時の各電鉄への配分運賃
180円、250円に相当するデータと、経営収支の異
なるロ電鉄およびハ電鉄をB駅からD駅まで乗継いだ時
の割引き運賃600円に相当するテータと、この乗継ぎ
時の各電鉄への配分運賃300円、300円に相当する
データとの集まりである。
【0019】また上述のCPU20は、乗車区間の割引
きが最も大となる各乗継ぎ区間毎の運賃を検索する検索
手段(図5のフローチャートにおける第7および第8ス
テップ47,48参照)を兼ねると共に、各駅間のCP
U20…はオンラインまたはオフラインで相互に接続さ
れている。
【0020】図3は上述のプリペイドカード3における
データフォーマットを示し、第1のエリア21から第8
のエリエア28までの各エリア21〜28を有し、第1
のエリア21には乗車始点駅Eに相当するデータを、第
2のエリア22には最新乗降駅Fに相当するデータを、
第3のエリア23には乗継ぎ駅Gに相当するデータを、
第4のエリア24にはプリペイドカード3の残額Zに相
当するデータを、第5のエリア25には既払運賃Uに相
当するデータを、第6のエリア26にはイ電鉄に対応す
る既払分相当データを、第7のエリア27にはロ電鉄に
対する既払分相当データを、第8のエリア28にはハ電
鉄に対する既払分相当データをそれぞれリード&ライト
可能にエンコードすると共に、図示しないエリアには当
該プリペイドカード3固有の識別コードを読取可能かつ
更新不能に磁気記録する。
【0021】次に図4、図5のフローチャートおよび図
6の説明図を参照して、乗継ぎ割引き運賃の精算方法に
ついて説明する。なお上述のプリペイドカード3の額面
を1000円とし、新品のプリペイドカード3には額面
に等しい残額Zのデータと、当該プリペイドカード3固
有の識別コードのみが磁気記録され、他のデータは一切
磁気記録されていない。また説明の便宜上、各電鉄の最
低運賃S=120円に特定する。
【0022】まず最初に図2のA駅から乗車してB駅で
降車する場合の作用について述べる。プリペイドカード
3がA駅の自動改札機1における券投入口4に投入され
ると、第1センサ7の出力を受けて第1ステップ31
で、CPU20は読取りヘッド10を駆動して、このプ
リペイドカード3の乗車始点駅E、最新乗降駅F、残額
Zの各種データの読込みを実行する。
【0023】次に第2ステップ32で、CPU20は第
1乃至第3のエリア21,22,23(図3参照)のデ
ータ内容に基づいて乗継ぎか否かを判定し、この場合に
は乗継ぎでないため次の第3ステップ33に移行する。
この第3ステップ33で、CPU20は既払運賃Uおよ
び乗継ぎ駅Gをクリアし、次の第4ステップ34に移行
し、この第4ステップ34で、CPU20は図3の第1
のエリア21に自駅データつまりA駅に相当するデータ
を磁気記録する。
【0024】次に第5ステップ35で、CPU20は図
3の第2のエリア22に自駅データつまりA駅に相当す
るデータを磁気記録して、最新乗降駅Fを自駅に設定
し、次の第6ステップ36で、CPU20は次式に基づ
いて今回の残額Z(i) を演算する。 Z(i) =Z(i−1)−S =1000円−120円 =880円 但し、Z(i−1)は前回の残額である。
【0025】次に第7ステップ37で、CPU20は次
式に基づいて今回の既払運賃U(i)を演算する。 U(i) =U(i−1)+S =0円+120円 =120円 但し、U(i−1)は前回の既払運賃である。
【0026】次に第8ステップ38で、CPU20は書
込みヘッド11を駆動して、プリペイドカード3の所定
のエリアに乗車始点駅(E=A)、最新乗降駅(F=
A)既払運賃(U=120円)、残額(Z=880円)
をエンコードする。但し、この場合は乗継ぎ駅Gがない
ため第3のエリア23にはその旨の情報がエンコードさ
れる。
【0027】このようにして各種データがエンコードさ
れたプリペイドカード3はA駅の自動改札機1における
券取出口5から放出され、乗客はこのプリペイドカード
3を持ってイ電鉄の車両に乗車する。
【0028】次にB駅での下車時の集札処理について図
5のフローチャートを参照して説明する。プリペイドカ
ード3がB駅の自動改札機1における券投入口4に投入
されると、第1センサ7の出力を受けて第1ステップ4
1で、CPU20は読取りヘッド10を駆動して、この
プリペイドカード3の乗車始点駅(E=A)、乗継ぎ駅
G、残額(Z=880円)、既払運賃(U=120円)
の各種データの読込みを実行する。
【0029】次に第2ステップ42で、CPU20は乗
継ぎ駅Gがあるか否かを図3の第3のエリア23のデー
タ内容に基づいて判定し、この場合は乗継ぎ駅Gがない
ため次の第3ステップ43に移行する。
【0030】この第3ステップ43で、CPU20は次
式に基づいて今回の残額Z(i) を演算する。 Z(i) =Z(i−1)−(K−S) =880円−(200円−120円) =880円−80円 =800円 但し、Kは区間運賃(200円)である。
【0031】次に第4ステップ44で、CPU20は既
払運賃Uに区間運賃K=200円を設定する。
【0032】次に第5ステップ45で、CPU20は最
新乗降駅Fを自駅B駅に更新する。次に第6ステップ4
6で、CPU20は書込みヘッド11を駆動して、プリ
ペイドカード3の所定のエリアに残額(Z=800
円)、既払運賃(U=K=200円)、最新乗降駅(F
=B)をエンコードした後に、上述のプリペイドカード
3を券取出口5から放出する。
【0033】以上がA駅から乗車してB駅で降車する場
合の作用であり、この場合は運賃割引きがないので、プ
リペイドカード3の残額Z=1000円−200円=8
00円となる。
【0034】次に図2のイ電鉄のA駅から乗車してB駅
で一旦降車すると共に、ロ電鉄のB駅で乗継いでC駅で
降車する場合の作用について述べる。なお、A駅からB
駅までの処理については前述の説明と同等であるので省
略する。
【0035】B駅での乗継ぎに際して、プリペイドカー
ド3がロ電鉄のB駅における自動改札機1の券投入口4
に投入されると、第1センサ7の出力を受けて第1ステ
ップ31で、CPU20は読取りヘッド10を駆動し
て、このプリペイドカード3の乗車始点駅(E=A)、
最新乗降駅(F=B)、残額、(Z=800円)の各種
のデータの読込みを実行する。
【0036】次に第2ステップ32で、CPU20は図
3の第1乃至第3のエリア21,22,23のデータ内
容に基づいて乗継ぎか否かを判定し、この場合には乗継
ぎであるため次の第9ステップ39に移行し、この第9
ステップ39で、CPU20は乗継ぎ駅Gに自駅(B
駅)を追加する。
【0037】次に第5ステップ35で、CPU20は最
新乗降駅Fを自駅(B駅)に設定する。次に第6ステッ
プ36で、CPU20は次式に基づいて今回の残額Z
(i) を演算する。 Z(i) =Z(i−1)−S =800円−120円 =680円 次に第7ステップ37で、CPU20は次式に基づいて
今回の既払運賃U(i)を演算する。 U(i) =U(i−1)+S =200円+120円 =320円 次に第8ステップ38で、CPU20は書込みヘッド1
1を駆動して、プリペイドカード3の所定のエリアに乗
車始点駅(E=A)、最新乗降駅(F=B)、乗継ぎ駅
(G=B)、既払運賃(U=320円)、残額(Z=6
80円)をエンコードする。
【0038】このようにして各種データがエンコードさ
れたプレペイドカード3はB駅の自動改札機1における
券取出口5から放出され、乗客はこのプリペイドカード
3を持ってロ電鉄の車両に乗車する。
【0039】次にC駅での下車時の集札処理について図
5のフローチャートを参照して説明する。プリペイドカ
ード3がC駅の自動改札機1における券投入口4に投入
されると、第1センサ7の出力を受けて第1ステップ4
1で、CPU20は読取りヘッド10を駆動して、この
プリペイドカード3の乗車始点駅(E=A)、乗継ぎ駅
(G=B)、残額(Z=680円)、既払運賃(U=3
20円)の各種データの読込みを実行する。
【0040】次に第2ステップ42で、CPU20は乗
継ぎ駅Gがあるか否かを図3の第3のエリア23のデー
タ内容に基づいて判定し、この場合は乗継ぎ駅(G=
B)のため次の第7ステップ47に移行する。
【0041】この第7ステップ47で、CPU20は乗
車始点駅(E=A)、最新乗降駅(F=B)、自駅=C
から割引きが最も大なる組合せを検索するが、この場合
には斯る組合せは1組のみとなる。次に第8ステップ4
8で、CPU20は乗車始点駅(E=A)から自駅=C
までの割引き運賃430円と区間配分とを図2のテーブ
ルから検索する。
【0042】次に第9ステップ49で、CPU20は次
式に基づいて今回の残額Z(i) を演算する。 Z(i) =Z(i−1 )−(YK−U) =680円−(430円−320円) =570円 但し、YKは割引き運賃(430円)である。
【0043】次に第10ステップ50で、CPU20は
既払運賃U(i) =YK=430円からイ電鉄、ロ電鉄の
収支配分を自動改札機1に計上する。つまりA駅、C駅
間の割引き運賃YKは430円であり、イ電鉄にはA駅
乗車時に120円、B駅降車時に80円の合計200円
が既に計上されているのでYK=430円のうちのイ電
鉄の収入180円から計上金額200円を差し引いたマ
イナス20円を別途計上し、ロ電鉄にはB駅乗車時に1
20円が既に計上されているのでYK=430円のうち
のロ電鉄の収入250円から計上金額120円を差し引
いた130円を別途計上する。
【0044】次に第11ステップ51で、CPU20は
今回の既払運賃U(i) をトータル運賃TK(但しこの場
合はTK=YK=430円となる)に更新する。次に第
5ステップ45に移行し、この第5ステップ45で、C
PU20は最新乗降駅Fを自駅=Cに更新する。
【0045】次に第6ステップ46で、CPU20は書
込みヘッド11を駆動して、プリペイドカード3の所定
のエリアに残額(Z=570円)、既払運賃(U=43
0円)、最新乗降駅(F=C)をエンコードした後に、
上述のプリペイドカード3を券取出口5から放出する。
以上がA駅からC駅までを乗継ぎ乗車する場合の作用で
あり、プリペイドカード3の残額Z=1000−430
=570円となる。
【0046】次に図2のイ,ロ,ハの各電鉄のA駅から
D駅までを順次乗継ぐ場合の作用について述べる。な
お、A駅からC駅までの処理については前述の説明と同
等であるので、省略する。
【0047】C駅での乗継ぎに際して、プリペイドカー
ド3がハ電鉄のC駅における自動改札機1の券投入口4
に投入されると、第1センサ7の出力を受けて第1ステ
ップ31で、CPU20は読取りヘッド10を駆動し
て、このプリペイドカード3の乗車始点駅(E=A)、
最新乗降駅(F=C)、残額(Z=570円)の各種の
データの読込みを実行する。
【0048】次に第2ステップ32で、CPU20は図
3の第1乃至第3のエリア21,22,23のデータ内
容に基づいて乗継ぎか否かを判定し、この場合には乗継
ぎであるため次の第9ステップ39に移行し、この第9
ステップ39で、CPU20は乗継ぎ駅Gに自駅(C
駅)を追加する。次に第5ステップ35で、CPU20
は最新乗降駅Fを自駅(C駅)に設定する。
【0049】次に第6ステップ36で、CPU20は次
式に基づいて今回の残額Z(i) を演算する。 Z(i) =Z(i−1)−S =570円−120円 =450円 次に第7ステップ37で、CPU20は次式に基づいて
今回の既払運賃U(i)を演算する。 U(i) =U(i−1)+S =430円+120円 =550円 次に第8ステップ38で、CPU20は書込みヘッド1
1を駆動して、プリペイドカード3の所定のエリアに乗
車始点駅(E=A)、最新乗降駅(F=C)、乗継ぎ駅
(G=B,C)、既払運賃(U=550円)、残額(Z
=450円)をエンコードする。
【0050】このようにして各種データがエンコードさ
れたプリペイドカード3はC駅の自動改札機1における
券取出口5から放出され、乗客はこのプリペイドカード
3を持ってハ電鉄の車両に乗車する。
【0051】次にD駅での下車時の集札処理について図
5のフローチャートを参照して説明する。プリペイドカ
ード3がD駅の自動改札機1における券投入口4に投入
されると、第1センサ7の出力を受けて第1ステップ4
1で、CPU20は読取りヘッド10を駆動して、この
プリペイドカード3の乗車始点駅(E=A)、乗継ぎ駅
(G=B,C)、残額(Z=450)、既払運賃(U=
550円)の各種データの読込みを実行する。
【0052】次に第2ステップ42で、CPU20は乗
継ぎ駅Gあるか否かを図3の第3のエリア23のデー
タ内容に基づいて判定し、この場合は乗継ぎ駅(G=
B,C)のため次の第7ステップ47に移行する。
【0053】この第7ステップ47で、CPU20は乗
車始点駅(E=A)、最新乗降(F=C)、自駅=D
から割引きが最も大になる組合せを検索する。すなわち
図2のテーブルにおいてA駅からC駅までの割引き運賃
430円にC駅からD駅までの区間運賃400円を加算
すると830円となる一方、A駅からB駅までの区間運
賃200円にB駅からD駅までの割引き運賃600円を
加算すると800円となり、この第7ステップ47の処
理では後者の800円となる組合せを検索する。
【0054】次に第8ステップ48で、CPU20は乗
車始点駅(E=A)から自駅=Dまでの割引き運賃80
0円と区間配分つまりイ電鉄200円、ロ電鉄300
円、ハ電鉄300円の配分を図2のテーブルから検索す
る。
【0055】次に第9ステップ49で、CPU20は次
式に基づいて今回の残額Z(i) を演算する。 Z(i) =Z(i−1)−(YK−U) =450円−(800円−550円) =200円 但し、YKは割引き運賃800円である。
【0056】次に第10ステップ50で、CPU20は
既払運賃U(i) =YK=800円からイ電鉄、ロ電鉄、
ハ電鉄の収支配分を自動改札機1に計上する。つまりA
駅、D駅間の割引き運賃YKは800円であり、イ電鉄
にはA駅乗車時に120円、B駅降車時に80円、C駅
降車にマイナス20円の合計180円が既に計上されて
いるのでYK=800円のうちのイ電鉄の収入200円
から計上金額180円を差し引いた20円を別途計上
し、ロ電鉄にはB駅乗車時に120円、C駅降車時に1
30円の合計250円が既に計上されているのでYK=
800円のうちのロ電鉄の収入300円から計上金額2
50円を差し引いた50円を別途計上し、ハ電鉄にはC
駅乗車に120円が既に計上されているので、YK=8
00円のうちハ電鉄の収入300円から計上金額120
円を差し引いた180円を別途計上する。
【0057】次に第11ステップ51で、CPU20は
今回の既払運賃U(i) をトータル運賃TK(但しこの場
合はTK=YK=800円となる)に更新する。次に第
5ステップ45に移行し、この第5ステップ45で、C
PU20は最新乗降駅Fを自駅=Dに更新する。
【0058】次に第6ステップ46で、CPU20は書
込みヘッド11を駆動して、プリペイドカード3の所定
エリアに残額(Z=200円)、既払運賃(U=800
円)、最新乗降駅(F=D)をエンコードした後に、上
述のプリペイドカード3を券取出口5から放出する。
【0059】以上がA駅からD駅までを順次乗継ぎ乗車
する場合の作用であり、プリペイドカード3の残額Z=
1000円−800円=200円となる。なお、各駅乗
車時のプリペイドカード3のエンコード内容、並びに各
電鉄の売上げ計上データは図6に示す通りである。
【0060】以上要するに、上述の検索手段(図5に示
すフローチャートの第7ステップ47および第8ステッ
プ48参照)は自動改札機1に投入されるプリペイドカ
ード3のデータに基づいて図2のテーブルから当該乗客
が乗車した乗車区間内において割引きが最も大となる運
賃を検索し、このプリペイドカード3を用いての複数の
経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ時に、上述の検索手
段で検索された割引き運賃を上述のプリペイドカード3
から自動的に引落とすことができるので、乗客は乗継ぎ
時の運賃を予め調査することなく、最も有利な割引きを
受けることができ、サービス性の向上を図ることができ
る効果がある。
【0061】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の複数の経営収支の異なる路線は、
実施例のイ電鉄、ロ電鉄、ハ電鉄のそれぞれの電鉄路線
に対応し、以下同様に、検索手段は、図5に示すフロー
チャートの第7、第8ステップ47,48の処理を実行
するCPU20の処理機能に対応し、 データ処理手段
は、読取り、書込みの各ヘッド10,11および磁気リ
ード、ライト制御回路14に対応し、 乗継ぎ駅データ書
込み処理手段は、図4に示すフローチャートの第9ステ
ップ39の処理を実行するCPU20の処理機能に対応
し、 精算処理手段は、精算処理を実行制御するCPU2
0の処理機能に対応するも、 この発明の方法は、上述
の実施例の構成のみに限定されるものではなく、例えば
電鉄路線、バス路線、フェリー路線等の乗継ぎ割引き運
賃の精算方法に適用してもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の乗継ぎ割引き運賃の精算方法に用い
る自動改札機の系統図。
【図2】 RAMに記憶させるテーブルの説明図。
【図3】 プリペイドカードのデータフォーマットの説
明図。
【図4】 本発明の乗継ぎ割引き運賃の精算方法を示す
改札処理のフローチャート。
【図5】 本発明の乗継ぎ割引き運賃の精算方法を示す
集札処理のフローチャート。
【図6】 プリペイドカードのエンコード内容および売
上げデータの変化状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…自動改札機 3…プリペイドカード 47,48…検索手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−160187(JP,A) 特開 昭61−165190(JP,A) 特開 平3−288986(JP,A) 特開 昭61−187088(JP,A) 実開 平2−6373(JP,U) 実開 平3−50276(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 15/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ
    割引き運賃を精算する乗継ぎ割引き運賃の精算方法であ
    って、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データ
    および残額データがエンコードされるプリペイドカード
    と、 路線間の乗継ぎ割引きとしてどの区間を適用するかによ
    り、乗車区間の運賃合計額が複数組存在する場合を含
    め、乗車区間の割引きが最も大となる運賃を検索する検
    索手段を有する自動改札機とを備え、 プリペイドカードで複数の経営収支の異なる路線を含む
    乗継ぎ乗車において、該乗継ぎ乗車における引き落とし
    額合計が、上記検索手段で検索された割引き最大の運賃
    となるように、上記プリペイドカードに対して自動改札
    機が精算処理を行う乗継ぎ割引き運賃の精算方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の乗継ぎ割引き運賃の精算方
    法を利用した自動改札システムにおいて、 プリペイドカードのカードデータを読取り、更新データ
    を書込むデータ処理手段と、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データおよび残額データ
    がエンコードされるプリペイドカードで複数の経営収支
    の異なる路線を含む乗継ぎ乗車において、乗車駅での改
    札処理時に、前記データ処理手段で前記プリペイドカー
    ドのデータを読取り、該読取りデータに基づいて乗継ぎ
    かどうかを判定し、乗継ぎと判定された場合、自駅を乗
    継ぎ駅データとして上記プリペイドカードに書込む乗継
    ぎ駅データ書込み処理手段とを備えた自動改札機。
  3. 【請求項3】複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ
    割引き運賃を精算処理する自動改札機であって、 プリペイドカードのカードデータを読取り、更新データ
    を書込むデータ処理手段と、 路線間の乗継ぎ割引きとしてどの区間を適用するかによ
    り、乗車区間の運賃合計額が複数組存在する場合を含
    め、乗車区間の割引きが最も大となる運賃を検索する検
    索手段と、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データ
    および残額データがエンコードされるプリペイドカー
    複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗車におい
    て、降車駅の集札処理時に、前記データ処理手段で前記
    プリペイドカードのデータを読取り、該読取りデータに
    基づいて該乗継ぎ乗車における引き落とし額合計が、上
    記検索手段で検索された割引き最大の運賃となるよう
    に、上記プリペイドカードに対して精算処理する精算処
    理手段とを備えた自動改札機。
  4. 【請求項4】複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ
    割引き運賃を精算する乗継ぎ割引き運賃の精算方法であ
    って、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データ
    および残額データがエンコードされるプリペイドカード
    と、 路線間の乗継ぎ割引きとしてどの区間を適用するかによ
    り、乗車区間の運賃合計額が複数組存在する場合を含
    め、乗車区間の割引きが最も大となる運賃を検索する検
    索手段を有しカードデータを処理するカード処理装置と
    を備え、 プリペイドカードで複数の経営収支の異なる路線を含む
    乗継ぎ乗車において、該乗継ぎ乗車における引き落とし
    額合計が、上記検索手段で検索された割引き最大の運賃
    となるように、上記プリペイドカードに対してカード処
    理装置が精算処理を行う乗継ぎ割引き運賃の精算方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の乗継ぎ割引き運賃の精算方
    法を利用した自動改札システムにお いて、 プリペイドカードのカードデータを読取り、更新データ
    を書込むデータ処理手段と、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データおよび残額データ
    がエンコードされるプリペイドカードで複数の経営収支
    の異なる路線を含む乗継ぎ乗車において、乗車駅での改
    札処理時に自駅を乗継ぎ駅データとして上記プリペイド
    カードに書込む乗継ぎ駅データ書込み処理手段とを備え
    たカード処理装置。
  6. 【請求項6】複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ
    割引き運賃を精算処理するカード処理装置であって、 プリペイドカードのカードデータを読取り、更新データ
    を書込むデータ処理手段と、 路線間の乗継ぎ割引きとしてどの区間を適用するかによ
    り、乗車区間の運賃合計額が複数組存在する場合を含
    め、乗車区間の割引きが最も大となる運賃を検索する検
    索手段と、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データ
    および残額データがエンコードされるプリペイドカード
    で複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ乗車におい
    て、降車駅の集札処理時に、前記データ処理手段で前記
    プリペイドカードのデータを読取り、該読取りデータに
    基づいて該乗継ぎ乗車における引き落とし額合計が、上
    記検索手段で検索された割引き最大の運賃となるよう
    に、上記プリペイドカードに対して精算処理する精算処
    理手段とを備えたカード処理装置。
  7. 【請求項7】複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ
    割引き運賃を精算する乗継ぎ割引き運賃の精算方法であ
    って、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データ
    および残額データがエンコードされるプリペイドカード
    と、 3路線以上の乗継ぎの場合に割引きとしてどの2路線間
    の割引きを適用するかに より、乗車区間の運賃合計額が
    複数組存在する場合を含め、乗車区間の割引きが最も大
    となる運賃を検索する検索手段を有する自動改札機とを
    備え、 プリペイドカードで複数の経営収支の異なる路線を含む
    乗継ぎ乗車において、該乗継ぎ乗車における引き落とし
    額合計が、上記検索手段で検索された割引き最大の運賃
    となるように、上記プリペイドカードに対して自動改札
    機が精算処理を行う乗継ぎ割引き運賃の精算方法。
  8. 【請求項8】複数の経営収支の異なる路線を含む乗継ぎ
    割引き運賃を精算する乗継ぎ割引き運賃の精算方法であ
    って、 乗車始点駅データ、最新乗降駅データ、乗継ぎ駅データ
    および残額データがエンコードされるプリペイドカード
    と、 3路線以上の乗継ぎの場合に割引きとしてどの2路線間
    の割引きを適用するかにより、乗車区間の運賃合計額が
    複数組存在する場合を含め、乗車区間の割引きが最も大
    となる運賃を検索する検索手段を有しカードデータを処
    理するカード処理装置とを備え、 プリペイドカードで複数の経営収支の異なる路線を含む
    乗継ぎ乗車において、該乗継ぎ乗車における引き落とし
    額合計が、上記検索手段で検索された割引き最大の運賃
    となるように、上記プリペイドカードに対してカード処
    理装置が精算処理を行う乗継ぎ割引き運賃の精算方法。
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