JP3263407B2 - カートの速度制御機構 - Google Patents
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
された誘導線に沿って自動操向可能としたカートの速度
制御機構に関する。
走行駆動されるカートは公知とされているのである。例
えば特開昭60−49408号公報に記載の技術の如き
である。また、エンジンを搭載し、該エンジンにより走
行駆動されるカートに関しても公知とされているのであ
る。
ような不具合があったのである。即ち、誘導線による無
人操向が可能であるが、バッテリーの容量が小さいの
で、毎日終業後に商用電源から長時間にわたり充電する
必要があり、この作業に労力を要するという不具合があ
ったのである。また、バッテリーカートの場合には、充
電容量の関係から、どうしても大馬力を得ることが出来
ないので、キャディーやプレーヤーを同乗させて走行す
ることが不可能であり、キャディーが長時間歩行するこ
とが必要な為に、バッテリーカートを使用している場合
には、キャディーの求人に苦労するという不具合があっ
たのである。
は、次のような不具合があったのである。即ち、馬力を
大きくすることが可能であるので、キャディーやプレー
ヤーを同乗させることが出来るが、この場合には、無人
走行を可能とすると危険であるので、無人走行が不可能
となり、この結果、多人数が乗ったカートが、フェアウ
エーを走り回る可能性があるので、フェアウエーの芝生
の傷みが激しいという不具合があったのである。また、
キャディーやプレーヤーが乗った状態で、フェアウエー
を走行しないようにする為には、フェアウエーから離れ
たカート道をカートが無人走行する必要があり、この為
には、バッテリー駆動の場合には、リモートコントロー
ル制御が容易であるが、エンジン駆動の場合には、停止
の際においてエンジンを停止する必要があるので、エン
ジン駆動のカートを、誘導線に沿って無線操縦可能とす
るのは困難であったのである。
操向も可能とすることは、操縦装置や制動機構を、二重
に機構を設ける必要があり、また安全性においても大き
な考慮を払う必要があるので、困難な技術であったので
ある。本発明は、このように誘導線に沿って無線操向が
可能な、エンジン駆動のカートであり、かつキャディー
をプレーヤーを搭乗可能とした場合の、特殊な速度制御
機構に関する。
は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を
説明する。カート道に沿って誘導線を敷設し、該誘導線
に沿って自動操向を可能としたカートであり、該カート
に搭載したエンジンにより走行駆動し、かつ無人走行と
乗車走行を可能とした構成において、通常の停止時に制
動アクチュエータ3により自動制動機構46を操作する
ソフトブレーキ機構と、緊急時に緊急制動バネ56によ
る自動制動機構46を操作する緊急ブレーキ機構と、更
にエンジンEの回転数を制御するアクセルアクチュエー
タ39を設け、自動走行時には、該アクセルアクチュエ
ータ39とソフトブレーキ用の制動アクチュエータ3に
より車速を所定の速度にして走行する定速走行モード
と、ソフトブレーキ機構又は緊急ブレーキ機構により制
動する停止モードを設け、前記自動走行時においても、
乗車している人がブレーキペダル9を踏込むことによ
り、一定速度に減速した状態で走行する、減速車速制御
モードを設けたものである。
り駆動されるものであるから、高馬力が得られ、キャデ
ィーやプレーヤーが乗車することが可能なのである。ま
た、従来はエンジン駆動でキャディーやプレーヤーが乗
車可能なカートは、誘導線に沿った自動操向は行うと危
険な場合があるので、無人走行が不可能とされていたの
である。本発明においては、エンジン駆動で乗車が可能
でありながら、無人操向を可能としているのである。こ
のような場合において、エンジン駆動でありながら、車
速は一定の安全な車速に制御される必要があり、この一
定車速制御を、アクセルアクチュエータ39によりエン
ジン回転数を上げて増速し、逆に制動アクチュエータ3
により制動を掛け車速を下げて、両者により一定速度に
制御すべく構成したものである。
危険な状況が発生する可能性があるで、この場合には、
危険回避の為に即座に機体を停止する緊急ブレーキ機構
を設けたものである。また通常のプレー中の停止は、ゆ
っくりとした停止で良いので、ソフトブレーキ機構をも
設けたものである。また、乗車状態で誘導線の上を自動
操向している際においても、坂道等でキャディーやプレ
ーヤーが恐怖を感じた場合には、ブレーキペダル9を踏
んでゆっくりと操向しようとするのであるが、この場合
には、機体を停止しようとするブレーキペダル9の踏込
みではないので、この際において、車速を低速に一定位
置まで下げる低速操向モードを設けたものである。
ートは種々の用途に使用できるが、実施例においてはゴ
ルフカートとして使用する場合について説明する。図1
は本発明のゴルフカートの全体斜視図、図2は同じく全
体側面図である。ゴルフ場においてはフェアウエーの外
側にカート道が設けられているので、該カート道の下に
誘導線が埋設されている。該誘導線はティーショットの
位置と、セカンドショット・サードショットの位置と、
グリーンの位置の側方に、自動的に停止する為の自動停
止位置が決定されている。また、本発明のゴルフカート
はエンジン駆動でありながら、無人操縦を可能としてお
り、別に取外し可能な無線操縦器を具備している。該無
線操縦器により、自由な位置に停止することが可能であ
る。
15・15が駆動輪である。エンジン室6の内部にエン
ジンEとミッションケースMが配置されており、本発明
の制動機構も、該エンジン室6の内部に配置されてい
る。機体フレームの前端に、障害物センサー機構17が
バンパーを兼用して配置されており、該障害物センサー
機構17の下方に、地中の誘導線を検出する自動操向セ
ンサー機構16が左右に揺動可能に配置されている。障
害物センサー機構17により障害物を検出した時には、
緊急ブレーキ機構が作動すべく構成されている。
置されており、該座席10の後部には、ゴルフバッグ7
を4組載置するバッグ載置枠12と、4本のパターを挿
入するパター挿入筒13が突設されている。該バッグ載
置枠12は座席10の部分から突出する2本のサポート
杆24と、機体の後部から突設する2本のサポート杆2
5により支持している。また、機体フレームFから、上
方へ、一本の後部ルーフサポート19と、前部の2本の
前部ルーフサポート22が配置されている。該前部ルー
フサポート22の前部にフロントルーフ21を、上部に
天井ルーフ20を載置している。フロントルーフ21及
び天井ルーフ20は全て透明の樹脂板により構成してい
る。
ており、該操向コラム5からステアリングハンドル11
が斜め方向に突出されている。また該ステアリングハン
ドル11とフロントルーフ21との間に、小物入れ23
が配置されている。また該ステアリングハンドル11の
基部近傍に、手動自動切替えレバー4が配置されてい
る。該手動自動切替えレバー4の下方に、アクセルペダ
ル8とブレーキペダル9が配置されている。また座席1
0の下方で、エンジン室6の全面に、ミッションケース
M内のギアの噛合状態を変更する前後進切替えレバー7
0が配置されている。
カートのエンジン室6と操向コラム5の部分を取り外し
た機体フレーム部分の平面図である。機体の前端には障
害物センサー機構17が配置されており、該障害物セン
サー機構17の下方の位置には、前述の如く自動操向セ
ンサー機構16が配置されている。また前車輪14の間
に、左右のナックルアーム38・37が配置されてお
り、ステアリングハンドル11と操向モータMoにより
操向操作される。該操向モータMoの前部に操舵用パワ
ーユニット36が配置されている。また操向モータMo
の後部には、アクセルペダル8とブレーキペダル9が配
置されている。
プ部分の下面に、リモコン受信器27、メインコントロ
ーラ28と、操舵コントローラ35が配置されている。
エンジン室6の内部の中央には、エンジンEが配置され
ており、該エンジンEの左側の機体フレームFの上に燃
料タンク33が配置されており、該燃料タンク33から
エンジンEへは燃料ポンプ68により送油している。ま
たエンジンEの右側にはマフラー52が配置されて、上
部をマフラーカバー51により被覆している。
テリーBが載置されている。該バッテリーBはエンジン
Eの起動モータ97に送電するものである。またエンジ
ンEの上部に配置された発電機55によりバッテリーB
を充電している。またエンジンEは駆動フレーム42に
よりピッチングと、ある程度のローリングが可能に支持
されており、該駆動フレーム42の上に、ミッションケ
ースMも載置されている。該ミッションケースMから左
右に車軸1・1が突出されて、該車軸1・1の外端部に
後車輪15が配置されている。
近傍の平面図、図5は同じく左側面図、図6は同じく右
側面図、図7は同じく後面図である。機体フレームFは
図5に示す如く、エンジンEの側方の位置から、上方に
曲げられており、該曲げられた位置から後方へ直線的に
伸びている。該機体フレームFが曲がる寸前の位置から
上方へ、エンジン室6を載置するエンジン室枠50が突
設されている。故該エンジン室枠50と機体フレームF
とは一体的に構成されているのである。該エンジン室枠
50の後端と、車軸1・1との間には、ショックアブソ
ーバ44・44が介装されている。
ム42・42の前端が枢支部43において枢支されてい
る。該枢支部43を中心に駆動フレーム42が上下にピ
ッチング可能に支持されており、また枢支部43の部分
には弾性筒を介装して枢支しているので、駆動フレーム
42が左右に或る程度のローリングを可能としている。
しかし、該駆動フレーム42が左右に過剰ローリングし
ないように、駆動フレーム42と機体フレームFとの間
に、図7に示す如く、ラテラルリンク45が介装されて
いる。
に、4点の防振装置41・41・41・41により防振
支持されている。また駆動フレーム42の後端より、左
右にブレーキガード40を突出し、後車輪15の車輪ホ
イール32の内部に配置した駐車ブレーキ機構が、地上
面の障害物に接当することの内容に保護している。ま
た、エンジンEの後部に配置されたミッションケースM
に、前後進切替えレバー70からの操作ワイヤー69が
延設されており、また自動制動機構46の部分に、制動
ディスクを押圧する自動制動ワイヤー49が延設されて
いる。またエンジンEの上部に図5に示す如くエアクリ
ーナ76と、アクセルアクチュエータ39が配置されて
いる。起動モータ97はエアクリーナ76と駆動フレー
ム42との間に配置されている。
駆動側プーリ48が配置されており、またミッションケ
ースMの入力軸に自動変速入力側プーリ47が介装され
ている。該自動変速入力側プーリ47には付勢バネ55
が介装されている。また、緊急ブレーキ機構とソフトブ
レーキ機構の為に、自動制動ワイヤー49を操作する機
構がミッションケースMの上部に構成されている。また
自動変速入力側プーリ47とミッションケースMとの間
に、自動変速入力側プーリ47に固定されて、走行速度
検出ギア53が固定されており、該走行速度検出ギア5
3の歯の部分の回転を検出する走行速度検出センサー5
4が設けられている。
トブレーキ機構の切替え機構の平面図、図9は同じく側
面図、図10は制動アクチュエータ3の部分の拡大平面
図、図11は同じく制動アクチュエータ3の部分の拡大
側面図、図12は駐車ブレーキ機構の拡大断面図であ
る。ミッションケースMの上部に延設されたエンジン室
枠50の部分に、制動アクチュエータ3の基部が枢支軸
71の部分で枢支されている。該制動アクチュエータ3
は駆動モータ72により駆動され伸縮される。そして、
該制動アクチュエータ3の前端はソフト制動アーム62
の先端に枢支されている。該ソフト制動アーム62はエ
ンジン室枠50に固定されたブラケット73に固定した
枢支軸63に枢支されており、同様に該枢支軸63には
緊急制動アーム57も枢支されている。
略平行して緊急制動バネ56が配置されており、該緊急
制動バネ56はエンジン室枠50と、緊急制動アーム5
7との間に介装されている。そして、ソフト制動アーム
62の上に、緊急常用切替え体58が枢支軸61の部分
で枢支されており、該緊急常用切替え体58はブレーキ
解除アクチュエータ60から操作ワイヤー59を介して
操作される。該ブレーキ解除アクチュエータ60はソレ
ノイド等により構成されており、緊急に制動する必要の
ある場合において、瞬時に操作ワイヤー59を引っ張っ
て、緊急常用切替え体58を枢支軸61を中心に回動す
ると、緊急常用切替え体58の先端の係止部58aが緊
急制動アーム57と、ソフト制動アーム62との係止状
態を解除する。
制動バネ56により瞬時に引き寄せられて、枢支軸63
の反対側の緊急制動アーム57に係止されたディスク制
動ワイヤー62を引っ張って、自動制動機構46を操作
し、ブレーキ軸74(図9)に固定された制動ディスク
2を挟持し制動するのである。緊急の必要の無い場合、
即ち、誘導線により、ティグランドやセカンドショット
の位置やサードショットの位置や、グリーン近くで停止
する場合、また無線操縦器により停止させる場合には、
制動アクチュエータ3の伸縮によりゆっくりと制動をさ
せるのである。
押さえて、制動アクチュエータ3の縮小速度により、ソ
フト制動アーム62と緊急制動アーム57が共に回動
し、ゆっくりとソフト制動アーム62を引く操作を行う
のである。該緊急制動アーム57の位置を検出するセン
サー65・66と、ソフト制動アーム62の位置を検出
するセンサー64がブラケット73の上に配置されてお
り、メインコントローラ28に制動状態を確認する信号
を送信している。緊急常用切替え体58は、緊急制動が
作動し、エンジンEが停止し、機体が停止した状態で、
ソフト制動アーム62が制動アクチュエータ3の縮小に
より戻り、緊急制動バネ56により引きつけられている
緊急制動アーム57よりも内側に戻った位置で、緊急常
用切替え体58がブレーキ解除アクチュエータ60によ
り元の位置に戻されていることにより、再度両アームが
係合すべく構成されている。
側面に固定されており、ミッションケースMから突出さ
れたブレーキ軸74の先端の制動ディスク2を挟持すべ
く構成されている。これに対して、駐車ブレーキ機構
は、車軸1・1の先端に固定された後車輪15の、車輪
ホイール32の内部に構成されている。そして、図12
において示す如く、ブレーキドラム31の内部に制動摩
擦板34が貼設されており、該制動摩擦板34の内部に
ブレーキシューが配置されている。本実施例において
は、該車輪ホイール32と制動摩擦板34とを締結ボル
ト75により一体化しており、駐車ブレーキ機構をメン
テナンスする場合には、該後車輪15を車軸1・1から
外す操作をするだけで、ブレーキドラム31も同時に車
軸1・1から外れるように構成されているのである。
ラム31の部分の下方に、駆動フレーム42から突出し
たブレーキガード40を配置しており、該ブレーキガー
ド40は車軸1・1も同じく、駆動フレーム42の先端
の枢支部43を中心に上下するので、該ブレーキガード
40により駐車ブレーキ機構が、地上から突出した障害
物に接当するのを回避しているのである。
説明する。図13は本発明のゴルフカートの自動走行制
御の全体フローチャート、図14は図13の全体フロー
チャートの中の走行モード自動サブのルーチンを示す図
面、図15は図14のサブルーチンの中の車速制御モー
ド1のサブルーチンを示す図面、図16は同じく図14
のサブルーチンの中の車速制御モード2のサブルーチン
を示す図面である。
ついて説明する。まず初期設定を行い、次に誘導信号検
出モードにより誘導信号を検出する。次にブレーキ解除
モードにより自動制動機構46のブレーキを解除する。
次に手動/自動を判定する。次に手動の場合には、起動
モード・走行モード・信号停止監視モードを経過する。
次に走行/停止を判定し、停止モードに至る。自動の場
合には、起動モードから走行モードに至る。起動モード
においては、手動時はアクセルペダル8の踏込みにより
起動し、自動時には無線操縦器からの起動信号により起
動する。走行モードにおいては、手動時はアクセルペダ
ル8との連動により速度を制御し、自動時には車速を時
速6キロに制御し、危険な箇所においては、時速3キロ
に制御する。次にステアリング操作モード・信号停止監
視モードを経て、走行/停止を判断し、停止モードに至
る。
ルーチンにより構成されている。そして車速を検出した
状態で、無接触センサからの信号と、障害物センサから
の信号を検出するモードを経て、減速信号の有無を判断
する。そして減速信号を検出しない場合には、時速6キ
ロにセットした状態で図15の車速制御モード1のサブ
ルーチンを通過する。また減速信号が出ている場合に
は、図16の車速制御モード2に沿って、時速3キロに
制御する。該減速はタイマーにより設定された一定時間
(約22秒)だけ減速するのである。これは急な旋回や
下り坂を走行する位置において、誘導線の部分にマグネ
ットを別に配置して、減速信号を発するのである。
により走行すべく車速制御を行う場合のサブルーチンが
開示されている。この場合には、例として6.5キロよ
りも速度が速くなると、アクセルアクチュエータ39の
制御電流を低く設定して、回転数を落とすのであるが、
それでも速度が速くなり、7キロを超えると、制動アク
チュエータ3を作動させて制動を掛けて、6キロまで落
とすのである。6キロよりも低くなると、制動アクチュ
エータ3を解除する。また車速が5.5キロよりも低く
なると、アクセルアクチュエータ39の制御電流を設定
電流よりも高くして、エンジンEの回転数を増速するの
である。
サから発せられて、3キロに減速し22秒間走行する場
合の制動アクチュエータ3である。即ち、3.5キロよ
りも速くなると、アクセルアクチュエータ39の制御電
流を低回転側に制御するが、それでも増速し、4キロを
超えると制動アクチュエータ3により3キロまで減速す
る。2.5キロよりも低下すると、アクセルアクチュエ
ータ39に増速回転電流が附加される。以上の如く、本
発明においては、ゴルフカートの車速を一定に制御する
のに、アクセルアクチュエータ39によるエンジン回転
数の制御と同時に、制動アクチュエータ3により制動デ
ィスク2と自動制動機構46を制御を附加して制御を行
っているのである。
の信号停止監視モードのサブルーチンを示す図面、図1
8は図17のサブルーチンの中の停止モード1のサブル
ーチンを示す図面、図19は同じく図17のサブルーチ
ンの中の停止モード2のサブルーチンを示す図面であ
る。次に緊急ブレーキ機構とソフトブレーキ機構につい
て説明する。該制動制御は、図13の全体のフローチャ
ートの中の信号停止監視モードのサブルーチンに開示さ
れている。
ド1はソフトブレーキ機構であるが、該ソフトブレーキ
機構が作動するのは、次の場合である。即ち、誘導線に
より定点停止信号が検出された場合において、ティーグ
ラウンドやセカンドショットやサードショットやグリー
ンの場合である。また、無線操縦器によりクラブの交換
の為に停止信号が出された場合や、無接触停止信号がマ
グネットにより発せられた場合である。この場合には、
アクセルアクチュエータ39によりスロットルを全閉に
し、ブレーキ解除アクチュエータ60は作動せずに、制
動アクチュエータ3により徐々に自動制動機構46を作
動させる。同時にスタータ/発電機とエンジン点火ユニ
ットと燃料ポンプ68を停止する。
キ機構を作動させる。即ち、ブレーキペダル9が踏込み
操作された場合、自動モードで誘導線から脱線した場
合、衝突センサー信号を検出した場合、非常停止スイッ
チ信号を検出した場合、障害物センサー機構17が作動
した場合である。緊急ブレーキ機構の場合には、ブレー
キ解除アクチュエータ60により、緊急常用切替え体5
8を切替えて、緊急制動バネ56により緊急制動アーム
57を回動させて、一気に自動制動機構46により制動
ディスク2を挟持して制動する。同時にスタータ/発電
機とエンジン点火ユニットと燃料ポンプ68を停止す
る。
を示す図面である。この場合には、走行速度検出センサ
ー54による車速と、エンジン回転数を検出し、該信号
をメインコントローラ28に送信し、所定の車速となる
ように、メインコントローラ28からの信号によりアク
セルアクチュエータ39を制御すべく構成しているので
ある。この場合には、エンジンEの燃料噴射制御に電子
ガバナー機構を使用している場合であり、該電子ガバナ
ーの信号をメインコントローラ28に送信し、該電子ガ
バナー機構とアクセルアクチュエータ39により、車速
を制御するものである。また、この場合には、エンジン
Eの回転数が必要以上に上下する場合には、エンジンE
とミッションケースMの間に介装した自動変速駆動側プ
ーリ48と自動変速入力側プーリ47の間の自動変速機
構に、メインコントローラ28から信号を送信し、車軸
1・1の回転数は一定となるように制御するのである。
該自動変速駆動側プーリ48は電気的にプーリーのピッ
チ円直径を変更可能としている。
チンを示す図面である。前述の全体的なフローチャート
のにおいては、自動制御走行している場合において、乗
車している人がブレーキペダル9を操作すると、これは
緊急ブレーキ機構の作動の制動アクチュエータ3が作動
することとなっているのであるが、緊急停止をする必要
は無いが、坂道や急旋回の場合に、危険を感じて低速に
する為にブレーキペダル9を踏込み操作する場合がある
ので、この場合には、特別に緊急ブレーキ機構を作動さ
せずに、減速車速制御モードを取ることが出来るように
構成しているのである。
ような効果を奏するのである。カート道に沿って誘導線
を敷設し、該誘導線に沿って自動操向を可能としたカー
トであり、該カートに搭載したエンジンにより走行駆動
し、かつ無人走行と乗車走行を可能とした構成におい
て、通常の停止時に制動アクチュエータ3により自動制
動機構46を操作するソフトブレーキ機構と、緊急時に
緊急制動バネ56による自動制動機構46を操作する緊
急ブレーキ機構と、更にエンジンEの回転数を制御する
アクセルアクチュエータ39を設け、自動走行時には、
該アクセルアクチュエータ39とソフトブレーキ用の制
動アクチュエータ3により車速を所定の速度にして走行
する定速走行モードと、ソフトブレーキ機構又は緊急ブ
レーキ機構により制動する停止モードを設け、前記自動
走行時においても、乗車している人がブレーキペダル9
を踏込むことにより、一定速度に減速した状態で走行す
る、減速車速制御モードを設けたので、エンジンEによ
り駆動されるカートの車速の制御を、アクセルアクチュ
エータ39のみにより行う場合には、制御の収束に時間
が掛り、高速となったり低速となったりして、不安定な
状態が発生するのであるが、該アクセル制御に附加し
て、ブレーキ制御の要素をも附加したことにより、制御
の収束が速くなり、常時一定した速度を得ることが容易
になったのである。また、緊急事態の発生した場合に
は、緊急ブレーキ機構により、一気に緊急制動を行うこ
とができるので、カートが衝突したり、谷に落下すると
いう不具合を解消することが出来たのである。また、通
常の乗車状態の停車はソフトブレーキ機構によりゆっく
りと停車するので、乗車フィーリングを改善することが
出来たのである。
て走行する定速走行モードと、ソフトブレーキ機構又は
緊急ブレーキ機構により制動する停止モードとの間に、
乗車している人がブレーキペダル9の踏込みにより一定
速度に減速した状態で走行する減速モードを設けたの
で、自動運転中にブレーキペダル9を踏み込むと、車体
が必ず緊急停止するというのではなくて、単に坂道や急
旋回の場合に、速度を減速させるだけという操作が、ブ
レーキペダル9により出来るので、坂道や急旋回におい
て急停車することが無くなったのである。
取り外した機体フレーム部分の平面図である。
図である。
構の切替え機構の平面図である。
ある。
面図である。
チャートである。
ド自動サブのルーチンを示す図面である。
1のサブルーチンを示す図面である。
モード2のサブルーチンを示す図面である。
監視モードのサブルーチンを示す図面である。
サブルーチンを示す図面。
ド2のサブルーチンを示す図面である。
ある。
面である。
Claims (1)
- 【請求項1】 カート道に沿って誘導線を敷設し、該誘
導線に沿って自動操向を可能としたカートであり、該カ
ートに搭載したエンジンにより走行駆動し、かつ無人走
行と乗車走行を可能とした構成において、通常の停止時
に制動アクチュエータ3により自動制動機構46を操作
するソフトブレーキ機構と、緊急時に緊急制動バネ56
による自動制動機構46を操作する緊急ブレーキ機構
と、更にエンジンEの回転数を制御するアクセルアクチ
ュエータ39を設け、自動走行時には、該アクセルアク
チュエータ39とソフトブレーキ用の制動アクチュエー
タ3により車速を所定の速度にして走行する定速走行モ
ードと、ソフトブレーキ機構又は緊急ブレーキ機構によ
り制動する停止モードを設け、前記自動走行時において
も、乗車している人がブレーキペダル9を踏込むことに
より、一定速度に減速した状態で走行する、減速車速制
御モードを設けたことを特徴とするカートの速度制御機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14041491A JP3263407B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | カートの速度制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14041491A JP3263407B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | カートの速度制御機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04365644A JPH04365644A (ja) | 1992-12-17 |
JP3263407B2 true JP3263407B2 (ja) | 2002-03-04 |
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ID=15268174
Family Applications (1)
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JP14041491A Expired - Fee Related JP3263407B2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | カートの速度制御機構 |
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-
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