JP3194727B2 - 自動操向カート機構 - Google Patents

自動操向カート機構

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JP3194727B2 JP08426499A JP8426499A JP3194727B2 JP 3194727 B2 JP3194727 B2 JP 3194727B2 JP 08426499 A JP08426499 A JP 08426499A JP 8426499 A JP8426499 A JP 8426499A JP 3194727 B2 JP3194727 B2 JP 3194727B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カート通路の地下
に埋設された誘導線に沿って自動操向可能としたカート
において、手動操向をも可能とする機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、バッテリーにより走行駆動さ
れるカートは公知とされているのである。例えば特開昭
60−49408号公報に記載の技術の如きである。ま
た、該カートにエンジンを搭載し、該搭載エンジンによ
り走行駆動されるカートに関しても公知とされているの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記バッテリ
ー駆動のカートの場合には、誘導線による無線操向が可
能であるが、バッテリーの容量が小さいので、毎日終業
後に商用電源から長時間にわたり充電する必要があり、
この作業に労力を要するという不具合があったのであ
る。また、バッテリー駆動カートの場合には、充電容量
の関係から、どうしても大馬力を得ることが出来ないの
で、キャディーやプレーヤーを同乗させて走行すること
が不可能であり、キャディーやプレーヤーが長時間、歩
行することが必要であるという不具合があったのであ
る。
【0004】本発明は、搭載エンジンにより走行駆動さ
せることにより、馬力を大きくすることが可能であり、
キャディーやプレーヤーを同乗させることが出来る。し
かしこの場合には、多人数が乗ったカートが、フェアウ
エーを走り回る可能性があるので、フェアウエーの芝生
の傷みが激しいという不具合があったのである。キャデ
ィーやプレーヤーが乗った状態で、フェアウエーを走行
しないようにする為には、フェアウエーから離れたカー
ト道をカートが誘導線にそって、その経路のみを走行す
る必要があり、キャディーやプレーヤーがカートを移動
させる為に、その都度カートまで戻って運転する必要が
あったのである。
【0005】上記の不具合を解消する為には、エンジン
駆動のカートを誘導線に沿って移動させ、通常のプレー
の場合には、キャディーやプレーヤーは、発進と停止の
指令を出すだけで、ステアリングハンドルによる操向を
不可能とし、かつカートまで戻れない場合には、無線で
無人リモコン操向をも可能とすることが必要である。更
に、プレー終了後等の誘導線から外して格納する場合の
為には、ステアリングハンドルによる手動操向をも可能
とする必要があるのである。本発明は以上のような不具
合点を解消することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手段を
説明する。搭載したエンジンEにより走行駆動すべく構
成したカートにおいて、該エンジン駆動のカートに電磁
誘導センサー81を設け、該電磁誘導センサー81によ
りカート道に沿って敷設した誘導線を検出し、該誘導線
に沿ってカートの自動操向を可能とし、更に該カートに
乗車を可能とする座席10を設け、該座席10の前部に
操向コラム5を立設し、該操向コラム5からステアリン
グハンドル11を斜め方向に突出し、該ステアリングハ
ンドル11の下方で座席10の前方に、自動操向と手動
操向を可能とする自動手動切替機構99を設け、該自動
手動切替機構99は、操向モータMoとステアリングギ
アボックス98と出力軸79の自動操向系統と、ステア
リングハンドル11と手動入力軸78と出力軸79の手
動操向系統との切替操作を可能とし、自動操向系統と手
動操向系統とは別系統に構成し、オペレータが座席10
に座った状態で、自動手動切替機構99による切換操作
を可能とし、収納する場合にステアリングハンドル11
による手動操向をも可能としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。カートは種々の用途に使用出来るが、本実施
例においては、ゴルフ場において使用されるカートにつ
いて説明する。図1は本発明のゴルフカートの全体斜視
図、図2は同じく全体側面図である。ゴルフ場において
は、フェアウエーの外側にカート道が設けられているの
で、該カート道の下に誘導線が埋設されている。該誘導
線はティーショットの位置と、セカンドショット・サー
ドショットの位置と、グリーンの位置の側方に、自動的
に停止する為の自動停止位置が決定されている。また、
本発明のゴルフカートはエンジン駆動でありながら、無
線操縦を可能としており、別に取外し可能な無線操縦器
を具備している。該無線操縦器により、自由な位置に停
止、また発進することが可能である。
【0008】前車輪14・14が操向輪であり、後車輪
15・15が駆動輪である。エンジン室6の内部にエン
ジンEとミッションケースMが配置されている。機体フ
レームの前端に、障害物センサー機構が可動バンパー1
7として配置されており、該可動バンパー17の下方
に、障害物を非接触により検出する非接触センサー16
が配置されている。またその後方に、スイングセンサ杆
84に固定された電磁誘導センサー81と、定点検出体
を検出する非接触センサー82が、ステアリング回動と
共に回動可能に配置されている。
【0009】またエンジン室6の上には座席10が配置
されており、該座席10の後部には、ゴルフバッグ7を
4組載置するバッグ載置枠12と、4本のパターを挿入
するパター挿入筒13が突設されている。該バッグ載置
枠12は座席10の部分から突出する2本のサポート杆
24と、機体の後部から突設する2本のサポート杆25
により支持している。また機体フレームから、上方へ、
一本の後部ルーフサポート19と、前部の2本の前部ル
ーフサポート22が配置されている。該前部ルーフサポ
ート22の前部にフロントルーフ21を、上部に天井ル
ーフ20を載置している。フロントルーフ21及び天井
ルーフ20は全て透明の樹脂板により構成している。
【0010】座席10の前部に操向コラム5が立設され
ており、該操向コラム5からステアリングハンドル11
が斜め方向に突出されている。また該ステアリングハン
ドル11とフロントルーフ21との間に、小物入れ23
が配置されている。また該ステアリングハンドル11の
基部近傍に、自動手動切替機構99が配置されている。
該自動手動切替機構99の下方に、アクセルペダル8と
ブレーキペダル9が配置されている。また座席10の下
方で、エンジン室6の前面に前後進切替えレバー70が
配置されている。
【0011】次に、図3について説明する。図3はゴル
フカートのエンジン室6と操向コラム5の部分を取り外
した機体フレーム部分の平面図である。機体の前端には
可動バンパー17により構成した障害物センサー機構が
配置されており、該可動バンパー17の下方に、非接触
センサー16が配置されている。また前車輪14の間
に、左右のナックルアーム38・37が配置されてお
り、ステアリングハンドル11と操向モータMoにより
操向操作される。該操向モータMoの前部に操舵用パワ
ーユニット36が配置されている。また操向モータMo
の後部には、アクセルペダル8とブレーキペダル9が配
置されている。
【0012】また、オペレータが足を配置するステップ
部分の下面に、リモコン受信器27、メインコントロー
ラ28と、操舵コントローラ35が配置されている。エ
ンジン室6の内部の中央には、エンジンEが配置されて
おり、該エンジンEの左側の機体フレームFの上に燃料
タンク33が配置されており、該燃料タンク33からエ
ンジンEへは燃料ポンプ68により送油している。また
エンジンEの右側にはマフラー52が配置されて、上部
をマフラーカバー51により被覆している。
【0013】更に、マフラーカバー51の右側には、バ
ッテリーBが載置されている。該バッテリーBはエンジ
ンEの起動モータ97に送電するものである。またエン
ジンEの上部に配置された発電機55によりバッテリー
Bを充電している。またエンジンEは駆動フレーム42
によりピッチングと、ある程度のローリングが可能に支
持されており、該駆動フレーム42の上に、ミッション
ケースMも載置されている。該ミッションケースMから
左右に車軸1・1が突出されて、該車軸1・1の外端部
に後車輪15が配置されている。
【0014】図4はエンジンEとミッションケースMの
近傍の平面図、図5は同じく左側面図、図6は同じく右
側面図、図7は同じく後面図である。機体フレームF
は、図5に示す如く、エンジンEの側方の位置から、上
方に曲げられており、該曲げられた位置から後方へ直線
的に伸びている。該機体フレームFが曲がる寸前の位置
から上方へ、エンジン室6を載置するエンジン室枠50
が突設されている。故に、該エンジン室枠50と機体フ
レームFとは一体的に構成されているのである。該エン
ジン室枠50の後端と、車軸1・1との間には、ショッ
クアブソーバ44・44が介装されている。
【0015】また、機体フレームFの一部に、駆動フレ
ーム42・42の前端が枢支部43において枢支されて
いる。該枢支部43を中心に駆動フレーム42が上下に
ピッチング可能としており、また枢支部43の部分には
弾性筒を介装して枢支しているので、駆動フレーム42
が左右に或る程度のローリングを可能としている。しか
し、該駆動フレーム42が左右に過剰ローリングしない
ように、駆動フレーム42と機体フレームFとの間に、
図7に示す如く、ラテラルリンク45が介装されてい
る。
【0016】また、エンジンEは駆動フレーム42の上
に、4点の防振装置41・41・41・41により防振
支持されている。また、駆動フレーム42の後端より、
左右にブレーキガード40を突出し、後車輪15の車輪
ホイール32の内部に配置した駐車ブレーキ機構が、地
上面の障害物に接当することのないように保護してい
る。また、エンジンEの後部に配置されたミッションケ
ースMに、前後進切替えレバー70からの操作ワイヤー
69が延設されており、またディスクブレーキ機構46
の部分に、制動ディスクを押圧する自動制動ワイヤー4
9が延設されている。またエンジンEの上部に図5に示
す如くエアクリーナ76と、アクセルアクチュエータ3
9が配置されている。起動モータ97はエアクリーナ7
6と駆動フレーム42との間に配置されている。
【0017】また、エンジンEのクランク軸に自動変速
駆動側プーリ48が配置されており、またミッションケ
ースMの入力軸に自動変速入力側プーリ47が介装され
ている。該自動変速入力側プーリ47には付勢バネ55
が介装されている。また、緊急ブレーキ機構とソフトブ
レーキ機構の為に、自動制動ワイヤー49を操作する機
構がミッションケースMの上部に構成されている。また
自動変速入力側プーリ47とミッションケースMとの間
に、自動変速入力側プーリ47に固定されて、走行速度
検出ギア53が固定されており、該走行速度検出ギア5
3の歯の部分の回転を検出する走行速度検出センサー5
4が設けられている。
【0018】また、制動機構として、後車輪15の部分
に配置された駐車ブレーキ機構と、制動アクチュエータ
3により制動ディスク2を操作するソフトブレーキ機構
と緊急ブレーキ機構の3態様の制動機構が構成されてい
る。そして通常の無線操縦器による停止や、定点に於け
る停止の場合にはソフトブレーキ機構により停止し、そ
の他に乗車時においてブレーキペダル9を踏み込んだ場
合や、障害物センサー機構17により構成した障害物セ
ンサー機構や、非接触センサー16により非常状態を検
出した場合には緊急ブレーキ機構により停止すべく構成
している。
【0019】図8は、本発明のカートの前面図、図9は
同じく後面図である。天井ルーフ20は、2本の前部ル
ーフサポート22と1本の後部ルーフサポート19によ
り支持されており、天井ルーフ20とフロントルーフ2
1とは別体の透明樹脂板に構成されている。またフロン
トルーフ21は2本の前部ルーフサポート22により支
持されている。フロントルーフ21の下端は小物入れ2
3から操向コラム5の前方まで垂下されている。
【0020】図10は電磁誘導センサー81と非接触セ
ンサー82の構成を示す平面図、図11は同じく側面図
である。該電磁誘導センサー81と非接触センサー82
は、ナックルアーム37・38と連動リンク83により
連結されたスイングセンサ杆84に固定されている。電
磁誘導センサー81は左右のセンサーにより構成されて
おり、誘導線の位置が中央に来るように左右の電磁誘導
センサー81・81により検出し、操向モータMoを駆
動するのである。舵角センサー80は、ナックルアーム
37・38やスイングセンサ杆84の回動位置を検出
し、メインコントローラ28にフィードバックするもの
である。また非接触センサー82は誘導線の傍に埋めこ
まれたソレノイドからの信号を検出し、所定の位置で停
止したり、速度を落としたりする為のものである。
【0021】図12はステアリングギアボックス98
と、自動手動切替機構99の部分の前面図、図13は同
じく側面図である。該自動手動切替機構99とステアリ
ングギアボックス98と操向モータMoの部分は、操向
コラム5の内部に配置されている。そしてオペレータが
自動手動切替機構99を自動・手動に切替えると、この
信号を、切換センサー100により検出しメインコント
ローラ28に信号を送信する。該ステアリングギアボッ
クス98には、ステアリングハンドル11に連結する手
動入力軸78と、出力軸79が設けられている。故に、
手動に切替えた場合には、ステアリングハンドル11の
回転が伝達され、自動に切替えた場合には、操向モータ
Moの回転が伝達されるのである。
【0022】図14は可動バンパー17が構成する障害
物センサー機構の側面断面図、図15は同じく平面図で
ある。可動バンパー17は、図3に示す如く、左右の2
点で、枢支軸90により枢支されており、片側に障害物
が衝突した場合にも、傾いた状態で後退可能としてい
る。該可動バンパー17は、左右の機体フレームFの先
端に、外筒91と内筒92により前後に摺動可能とされ
ており、内部にガイドピン87と付勢バネ86が配置さ
れている。該内筒92の先端にブラケット93が固定さ
れており、可動バンパー17の後部のブラケット94と
の間に、枢支軸90が挿入されている。またブラケット
93の部分からセンサー杆89が突設されており、障害
物センサー88を操作すべく構成している。該障害物セ
ンサー88も左右に設けられており、外筒91の外周か
ら突出されたセンサーブラケットの下面に固定されてい
る。
【0023】図16は、本発明の自動走行カート機構の
自動と手動制御のフローチャートである。スタートと共
に初期設定を行い、誘導信号検出モードに従い誘導信号
を検出する。次にブレーキ解除モードに従いブレーキを
解除する。次に切換センサー100により自動か手動か
を検出し、起動モードに移る。自動の場合には、ステア
リング操作モードに従い、電磁誘導センサー81からの
信号と非接触センサー82からの信号を検出する。
【0024】以上の如く構成したことによって、本発明
のカートは、エンジンEにより駆動されるものであるか
ら、高馬力が得られ、キャディーやプレーヤーが乗車す
ることが可能なのである。また、カートはステアリング
ハンドルによる操向操作を行わずに、誘導線に沿って自
動操向を可能とし、通常のプレー中は、発進と停止のみ
をスイッチ等で指令して、この自動操向のみを可能とし
て、ステアリングハンドルによる手動操向は不可能とす
るのである。そして、キャディーやプレーヤーやカート
から遠くて戻れ無い場合には、リモートコントロールに
より無人による発進・停止も可能としている。また、プ
レー終了後のカートの格納庫への移動の為に、自動手動
切替機構99を設けて、ステアリングハンドル11を操
作する手動操向をも可能としているのである。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成したので、次
のような効果を奏するものである。第1に、エンジン駆
動としたことにより、キャディーやプレーヤーが乗車す
るに十分な馬力を得ることができるのである。これによ
り、キャディーやプレーヤーが長い距離を歩行すること
なく、乗車状態で移動が可能となったのである。また、
キャディーやプレーヤーが乗車した状態で移動するカー
トでありながら、誘導線にそって移動するので、フェア
ウエーに乗り出すことがなく、芝生を傷めることがなく
なったのである。また、誘導線にそって確実に移動する
ので、プレーヤーが乗車した状態で、危険な坂道や崖の
近くを走行する場合にも、カート道から踏み外して事故
となることが無いのである。第2に、本発明のカート
は、誘導線に沿って自動操向する場合と、キャディーま
たはプレーヤーが座席10に乗車して、ステアリングハ
ンドル11を操作する手動操向する場合の両方を可能と
したので、プレー中には、キャディー又はプレーヤーが
乗車しただけでステアリングハンドル11を操作しない
自動操向や、キャディーやプレーヤーも乗車しない無人
リモートコントロール操向を行ない、プレーの終了後に
格納庫に格納する場合には、自動手動切替機構99によ
り手動に切り換えて、ステアリングハンドル11による
手動操向を行うことが可能となったのである。これによ
り、キャディーもプレーヤーもカートから遠く離れた位
置に居る場合において、カートは無人で操向させること
が可能となったのである。第3に、カートに乗車を可能
とする座席を設け、乗車した状態での手動走行をも可能
としたので、カートに乗車した状態で、自動手動切替機
構を切り換えることにより、プレーの終了後に格納倉庫
に収納する場合において、誘導線から離れて自由に運転
することが出来るようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカートの全体斜視図である。
【図2】同じく全体側面図である。
【図3】カートのエンジン室6と操向コラム5の部分を
取り外した機体フレーム部分の平面図である。
【図4】エンジンEとミッションケースMの近傍の平面
図である。
【図5】同じく左側面図である。
【図6】同じく右側面図である。
【図7】同じく後面図である。
【図8】本発明のカートの前面図である。
【図9】図9は同じく後面図である。
【図10】図10は電磁誘導センサー81と非接触セン
サー82の構成を示す平面図である。
【図11】図11は同じく側面図である。
【図12】ステアリングギアボックス98と、自動手動
切替機構99の部分の前面図である。
【図13】同じく側面図である。
【図14】可動バンパー17が構成する障害物センサー
機構の側面断面図である。
【図15】同じく平面図である。
【図16】本発明の自動走行カート機構の自動と手動制
御のフローチャートである。
【符号の説明】
F 機体フレーム 3 制動アクチュエータ 4 手動自動切替えレバー 5 操向コラム 15 後車輪 16 非接触センサー 17 可動バンパー 81 電磁誘導センサー 82 非接触センサー 88 障害物センサー 99 自動手動切替機構 100 切換センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福元 健氏 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (72)発明者 山川 範幸 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−16311(JP,A) 特開 昭64−29279(JP,A) 特開 平1−180011(JP,A) 特開 昭59−184918(JP,A) 実開 昭63−34464(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載したエンジンEにより走行駆動すべ
    く構成したカートにおいて、該エンジン駆動のカートに
    電磁誘導センサー81を設け、該電磁誘導センサー81
    によりカート道に沿って敷設した誘導線を検出し、該誘
    導線に沿ってカートの自動操向を可能とし、更に該カー
    トに乗車を可能とする座席10を設け、該座席10の前
    部に操向コラム5を立設し、該操向コラム5からステア
    リングハンドル11を斜め方向に突出し、該ステアリン
    グハンドル11の下方で座席10の前方に、自動操向と
    手動操向を可能とする自動手動切替機構99を設け、該
    自動手動切替機構99は、操向モータMoとステアリン
    グギアボックス98と出力軸79の自動操向系統と、ス
    テアリングハンドル11と手動入力軸78と出力軸79
    の手動操向系統との切替操作を可能とし、自動操向系統
    と手動操向系統とは別系統に構成し、オペレータが座席
    10に座った状態で、自動手動切替機構99による切換
    操作を可能とし、収納する場合にステアリングハンドル
    11による手動操向をも可能としたことを特徴とする自
    動操向カート機構。
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