JP3583920B2 - ゴルフカート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフ場内での物品の搬送に用いられるゴルフカートに関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフ場内で用いられるゴルフカートは、無謀な運転による事故の発生を防ぐと共に、コース上の芝生を保護することを目的として、コースに沿って設けられた専用の走行路(カート路)を自動走行するものが主流となっている。また一方では、ゴルフバッグ等の物品の搬送のみならず、プレイヤー、キャディー等の利用者の乗車を可能とするため、大馬力が得られるエンジン駆動のゴルフカートの使用が切望されている。これらのことから近年においては、特開平4−364506号公報等に開示されている如く、エンジン駆動でありながら自動走行が可能に構成されたゴルフカートが実用化されている。
【0003】
このゴルフカートは、車体の前部に左右一対の検出コイル(誘導信号センサ)と、他の一つの検出コイル(走行標識センサ)とを備えると共に、走行速度の変更手段として、エンジンのスロットル開度、及びブレーキ力の調節手段を夫々備え、更に、車体の操向のための操向手段を備えて構成されている。一方、走行路となるカート路には、交流電流が通電される誘導線が連続的に埋設してあり、また、速度の変更、停止等、走行条件の変更が必要な各位置に、これらの変更を指示するための標識マグネットが埋設してある。
【0004】
以上の如く構成されたゴルフカートは、利用者の乗車中には、乗車位置にて操作可能な発進スイッチのオン操作に応じて、また非乗車中には、利用者により携帯されるリモコン発信器の発進操作に応じて発進する。この後は、前記誘導線の周囲に形成される磁界の作用により前記誘導信号センサの一対の検出コイルに誘起される電圧を検出し、両検出コイルの誘起電圧の偏差を解消すべく操向手段を動作させ、前記誘導線を誘導標識として辿る自動走行が行われ、この自動走行の間、所定の目標速度を維持すべく、エンジンのスロットル開度を調節し、更に必要な場合にブレーキ力を調節する速度制御が行われる。この速度制御は、速度変更を指示するための標識マグネット(速度標識)の検出に応じて目標速度を変更しつつ行われる。
【0005】
また、停止を指示するための標識マグネット(停止標識)は、コース上の所定位置(ティーグラウンド、グリーン等)に対応させてカート路に配設してあり、自動走行中のゴルフカートは、この停止標識を走行標識センサにより検出した場合、又は、前記発進スイッチのオフ操作、前記リモコン発信器の停止操作等、所定の停止操作がなされた場合に自動停止する。この停止は、走行速度の調節手段としても機能するブレーキ力調節手段の動作により、具体的には、モータ等のブレーキアクチュエータの動作をブレーキに伝えて行われる。
【0006】
一方この種のゴルフカートは、手動による走行が必要となる場合があり、この要求に応えるべく、乗員の手動操作による走行をもなし得る構成となっている。この手動走行は、一般的な自動車と同様、アクセルペダルの踏圧操作により速度調整を行い、ステアリングホィールの操作により車体を操向しつつ行われ、また手動走行中の停止は、アクセルペダルに並設されたブレーキペダルの踏み込みをブレーキに伝えて行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
さて以上の如きゴルフカートにあっては、一般的に山を切り開いたアップダウンの激しい場所を走行するため、自動、及び手動の何れの走行状態にあっても、過酷な運転を強いられることになる。特に、振動など工場内で走行する搬送車などとは比較にならない。即ち、ブレーキやエンジン、またそれらを動作するワイヤーなどは非常に消耗が激しい。
【0008】
また前記ゴルフカートは、上述する悪条件のなかで、安全速度を確保するなどの安全性を向上しなければならない。
【0009】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、走行時の速度など、安全性を向上したゴルフカートを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るゴルフカートは、乗員によって操作されるアクセルペダルと、アクセルペダルの踏み込み量に応じて駆動力を調節するエンジンとを備え、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサと、エンジンの駆動力を調節するスロットルモータと、アクセルセンサからのアクセルペダルの踏み込み量信号を入力し、この信号に応じてアクセルモータを駆動する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
また、アクセルペダルの操作に係わらずエンジン駆動による自動走行が可能であり、自動走行時、制御手段は、エンジンの駆動力を調節するスロットルモータに駆動信号を出力することを特徴とする。
【0012】
更に、制御手段は、予め定めた値を上限として前記スロットルモータを駆動することを特徴とする。
【0013】
そして、制御手段は、予め定めた値を下限として前記スロットルモータを駆動することを特徴とする。
【0014】
また、エンジンの出力に遠心クラッチを設け、制御手段で定められる下限値は、遠心クラッチが係合状態を保つ値であることを特徴とする。
【0015】
本発明においては、手動走行時にアクセルペダルを踏み込んだ時、アクセルセンサによる検出信号を制御手段に入力し、この検出信号に応じて、スロットルモータを駆動してエンジンの駆動力を調節する。即ち、アクセルペダルとスロットルモータとは電気的に接続されており、制御手段によってエンジンの駆動力が調節される。
【0016】
また、自動走行時においても、エンジンの駆動はスロットルモータによって行われ、制御手段からの自動走行に関する制御信号がスロットルモータを駆動し、エンジンの駆動力を調節する。
【0017】
更に、スロットルモータに上限値を定め、即ちエンジンの駆動力に上限値を定めたので、危険速度になることがない。
【0018】
そして、スロットルモータに下限値を定め、即ちエンジンの駆動力に下限値を定めたので、エンジンが停止することがなく、また、その下限値は遠心クラッチが係合状態を保つ。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る自走車両の一例としてのゴルフカートの外観を示す側面図、図2は、同じく内部の構成を模式的に示す平面図である。
【0020】
図示の如くゴルフカート1は、左右各一対の前輪2,2及び後輪3,3により支持された車体フレーム4の上部を、フロントカウル4a及びリアカウル4bにより覆うと共に、リアカウル4bの前側に着座のための座席5aとステップ5bとを設置して乗車部5を構成し、前記座席5aへの着座姿勢にて操作可能な位置に突設されたステアリングコラム6aの上端に、操向のためのステアリングホィール6を備えてなる。
【0021】
乗車部5の上側は、フロントカウル4aから後上方に向けて突設された左右一対のサポート7a,7a(片側のみ図示)に支持されたルーフ板7bにより囲われ、乗車ブレーキ5の前側は、前記サポート7a,7a間に架設された風防板7cにより前方の透視が可能に囲われており、乗車部5上の利用者を風雨から保護するようになしてある。また乗車部5の後側には、ゴルフバッグ等の大嵩な物品を搭載し、適宜に固定可能に載置フレーム7dが突設してあり、乗車部5の前側には、グローブ、帽子等の小品を収納するための小物入れ7eが取付けてある。
【0022】
以上の如きゴルフカート1は、後輪3,3を駆動輪とし、前輪2,2の操向により方向を変えて走行する。この走行は、乗車部5の座席5aに着座した運転者の手動操作による手動走行と、所定の走行路に沿って後述の如く行われる自動走行とであるが、一般的に手動走行は、使用前の車庫出し及び使用後の車庫入れ等、専従の作業員の操作による場合に限って行われ、プレイヤー、キャディー等の一般の利用者の乗車中は、自動走行のみが可能とされる。
【0023】
前輪2,2は、車体フレーム4の前部に横架されたフロントアクスル20の両端部に略鉛直な軸回りに揺動可能に取付けてあり、また、前記フロントアクスル20の後側に並設されたラック軸21の両端に、各別のナックルアーム22,22を介して連結されている。ラック軸21は、これを収納するラックハウジング23の内部において図示しないピニオンに噛合しており、該ピニオンは、前記ステアリングコラム6aの内部に枢支され、ステアリングホィール6の回転に伴って回転するステアリングシャフトにユニバーサルジョイント24を介して連結されている。
【0024】
而して、ステアリングホィール6の操作がなされた場合、ユニバーサルジョイント24を介して前記ピニオンが回転し、この回転がラック軸21の軸長方向の移動に変換され、この移動によりナックルアーム22,22が揺動し、前輪2,2は、ステアリングホィール6の操作方向に操作量に相当する角度だけ操向される。ステアリングホィール6は、手動走行中のゴルフカート1の操向手段として、座席5aに着座した乗員により操作される。
【0025】
また、前記ラックハウジング23の中途部には、ステアリングモータM1 が取付けてあり、該ステアリングモータM1 の出力端は、ラックハウジング23の内部に延設され、図示しないピニオンを介して前記ラック軸21に噛合させてある。
【0026】
而して、ステアリングモータM1 が回転した場合、この回転が前記ピニオンを介してラック軸21に伝達され、該ラック軸21の軸長方向の移動によりナックルアーム22,22が揺動せしめられ、前輪2,2は、ステアリングモータM1 の回転方向に回転量に相当する角度だけ操向される。このステアリングモータM1 は、自動走行中のゴルフカート1の操向手段として、車体フレーム4の中央部近傍に搭載された走行制御部10から与えられる駆動信号に応じて回転駆動される。
【0027】
手動走行と自動走行との切り換えは、ステアリングコラム6aの中途部に配された走行切り換えレバー25の操作に応じて行われる。該走行切り換えレバー25は、ステアリングコラム6aに内蔵された図示しない噛み合いクラッチを操作し、ステアリングホィール6とユニバーサルジョイント24との連結を係断する構成となっており、前記クラッチの遮断時には、ステアリングホィール6の操作による前輪2,2の操向が不能となり、ステアリングモータM1 の回転に応じた操向のみが有効な自動走行状態となる。走行切り換えレバー25の自動走行側(又は手動走行側)への切り換えは、該レバー25に近接して配され、マイクロスイッチを用いてなる走行切換スイッチ11(図1参照)のオン・オフにより検出され、この検出結果は、前記走行制御部10に与えられている。
【0028】
次に、駆動輪となる後輪3,3の駆動系の構成について述べる。後輪3,3の駆動源となるエンジンEは、左右の後輪3,3よりもやや前側の車体フレーム4上に、その出力軸を左右方向に向けて横置き固定され、該エンジンEの出力端には、遠心クラッチ30が付設された駆動プーリ31が嵌着されている。
【0029】
また車体フレーム4には、後輪3,3の車軸を収納するリアアクスル32の上部に位置してトランスミッションTが固定してある。エンジンEの出力端と同側に突設されたトランスミッションTの入力端には、従動プーリ33が嵌着してあり、エンジンEの出力は、駆動プーリ31と従動プーリ33との間に巻架された伝動ベルト34を介してトランスミッションTに伝達され、更に、該トランスミッションTの下部に連設され、リアアクスル32の中途部に同軸的に構成されたディファレンシャルギヤD(図1参照)により分配されて、左右の後輪3,3に伝達されるようになしてある。
【0030】
駆動プーリ31と従動プーリ33とは、両者間に巻架された伝動ベルト34の張力の作用により夫々の幅を逆方向に変え、エンジンEからトランスミッションTへの伝動の際の減速比を、エンジンEの負荷の増減に応じて変える自動変速機を構成している。これにより、利用者の乗車時、多量の物品の搭載時、登坂走行時等、エンジンE負荷の増大を招く走行に際し、後輪3,3に十分な回転トルクを得ることが可能となる。なお前記トランスミッションTは、前,後進の切り換えのみを可能としたものであり、この切り換えは、乗車部5の座席5a下部に位置してリアカウル4bの側面に配された前後進切り換えレバー36(図1参照)の操作により行われる。
【0031】
エンジンEの外側には、スロットルモータM2 が取付けてある。該スロットルモータM2 は、その回転によりスロットルワイヤ37を巻き取り、エンジンEに内蔵された図示しないスロットル弁を開閉する動作をなすものであり、該エンジンEの出力は、スロットルモータM2 の正逆転に応じて増減される。
【0032】
スロットルモータM2 は、自動走行中におけるゴルフカート1の走行速度を制御すべく、前記走行制御部10から与えられる駆動信号に応じて回転駆動される。この回転に応じて定まるスロットル開度は、ポテンシオメータ等を用いてなるスロットル開度センサ50により、スロットルモータM2 の回転角度を媒介として検出され、走行制御部10に与えられている。
【0033】
一方、手動走行中のゴルフカート1の速度調整は、乗車部5のステップ5b上に突設されたアクセルペダルAPの踏圧操作に応じて行われる。このアクセルペダルAPは、前記スロットルワイヤ37に機械的に連結されておらず、手動走行中の速度調整は、アクセルペダルAPの踏み込み量を、これの枢支位置に取付けたポテンシオメータ等を用いてなるアクセルセンサ51により検出し、この検出結果に基づく走行制御部10の後述する動作により前記スロットルモータM2 を駆動して、エンジンEの出力を調整する手順により行われている。
【0034】
駆動輪となる左右の後輪3,3には、これら夫々に制動力を加えるためのブレーキ40,40が付設してある。これらのブレーキ40,40は、前記アクセルペダルAPに並べて乗車部5のステップ5b上に突設されたブレーキペダルBPに、図中に2点鎖線により示す各別のブレーキワイヤ41,41とリンク機構8とを介して連結されている。ブレーキペダルBPは、手動走行時における制動のための操作手段となるものであり、ブレーキペダルBPの踏み込みがなされた場合、この踏み込みに応じたリンク機構8の動作によりブレーキワイヤ41,41が引っ張られ、ブレーキ40,40が作動する構成となっている。
【0035】
またブレーキペダルBPの配設位置の後方の車体フレーム4上には、自動走行時に前記ブレーキ40,40を作動させるためのブレーキモータM3 (ブレーキアクチュエータ)が取付けてある。該ブレーキモータM3 は、前記ブレーキペダルBPと共通のリンク機構8を介して前記ブレーキワイヤ41,41に連結されており、ブレーキモータM3 を正転駆動した場合、リンク機構8を介してブレーキワイヤ41,41が引っ張られ、ブレーキ40,40は、ブレーキモータM3 の回転量に応じて作動する。
【0036】
ブレーキペダルBPと前記リンク機構8とは、所定の遊びを有して連結されており、ブレーキペダルBPの踏み込みに応じたブレーキワイヤ40,40の引っ張りは、前記遊びを超えてブレーキペダルBPが踏み込まれた場合に限って生じ、ブレーキペダルBPには、前記遊びの範囲内での踏み込みを検出する手段として、ブレーキスイッチ53が付設されている。該ブレーキスイッチ53は、ブレーキペダルBPに近接して配され、可動部分の一部に当接してオンするマイクロスイッチにより実現される。
【0037】
ブレーキモータM3 は、自動走行中のゴルフカート1を停止させるべく、また走行速度を調整すべく、前記走行制御部10から与えられる駆動信号に応じて回転駆動される。この回転は、リンク機構8及びブレーキワイヤ41,41を介してブレーキ40,40に直接的に伝達される。この伝達により後輪3,3に加わるブレーキ力は、ポテンシオメータ等を用いてなるブレーキセンサ52により、ブレーキモータM3 の回転角度を媒介として検出でき、この検出結果は走行制御部10に与えられている。
【0038】
またブレーキモータM3 は、後述の如く、ブレーキペダルBPの踏み込みにより生じる前記ブレーキスイッチ53のオンに応じても駆動されるようになしてあり、手動走行中の通常停止のためにも用いられている。前述の如くブレーキスイッチ53は、ブレーキペダルBPが前記遊びの範囲内にて踏み込まれた場合にオンし、ブレーキペダルBPの踏み込みが更に強くなされた場合、ブレーキワイヤ41,41の直接的な引っ張りによりブレーキ40,40が作動することになり、手動走行中には、このような動作による緊急急停止が可能である。
【0039】
図1及び図2に示す如く、ゴルフカート1の前部には、その中途部をフロントアクスル20の略中央に枢支してセンサアーム60が取付けてある。該センサアーム60は、車体フレーム4の下側にて前輪2,2の前方に至るまで延設され左右両側に分岐されており、これらの分岐端には一対の誘導信号センサ61,61が、前輪2,2及び後輪3,3が接地する路面に対向して取付けてある。センサアーム60の後端は、前記ラックハウジング23内部のラック軸21に係合され、ラック軸21と共に左右に移動するようになしてある。この構成により、センサアーム60前部の誘導信号センサ61,61は、ラック軸21の移動に伴う前輪2,2の操向に追随して、前記路面と略平行をなす面内にて左右両側に揺動することになる。
【0040】
また、ラックハウジング23のやや後側の車体フレーム4の底面には、幅方向の中央から一側にずらせた位置に、前輪2,2及び後輪3,3が接地する路面に対向せしめて走行標識センサ62が取付けてある。該走行標識センサ62及び前記誘導信号センサ61,61はいずれも、周辺磁場の作用により誘起電圧を発生するコイルであり、前者は、路面下に埋設されて交流電流が通電される誘導線9aの周囲に形成される磁界を検出対象とし、また後者は、路面下の所要位置に埋設されたされた標識マグネット9bにより形成される磁界を検出対象とする。誘導信号センサ61,61及び走行標識センサ62の検出結果は、これらに誘起される電圧信号として前記走行制御部10に与えられている。
【0041】
図3は、以上の如く構成されたゴルフカート1の制御系の構成を示すブロック図である。マイクロプロセッサを用いてなる走行制御部10の入力側には、前記スロットル開度センサ50、前記アクセルセンサ51、及びブレーキセンサ52の検出信号が夫々与えられている。また、誘導信号センサ61,61の誘起電圧は、各別の増幅器63,63により増幅されて比較器64に与えられ、該比較器64の出力、即ち、両センサ61,61の誘起電圧の偏差信号として走行制御部10に与えられ、走行標識センサ62の誘起電圧は、増幅器65により増幅され、波形整形回路66を経て走行制御部10に与えられている。
【0042】
また走行制御部10の入力側には、前記走行切換スイッチ11のオンオフ信号、乗車部5上にて操作可能な位置に配設された発進スイッチ12のオンオフ信号、適宜位置に搭載されたリモコン受信器13の出力信号、車速センサ15による車速の検出信号等、自動走行に必要な各種の信号が夫々与えられ、更に、ブレーキペダルBPに付設されたブレーキスイッチ53のオンオフ信号が与えられおり、この信号は、後述する手動走行時における制動動作のために利用されている。
【0043】
発進スイッチ12は、乗車部5に乗車した利用者が発進及び停止手段として使用するものであり、またリモコン受信器13は、ゴルフカート1から離れた位置での発進及び停止操作のために利用者により携帯されるリモコン発信器14からの発進又は停止信号を受信し、この受信結果を出力するものである。これらからの入力に応じた走行制御部10の動作により、ゴルフカート1は、発進スイッチ12のオン操作又はリモコン発信器14の発進操作に応じて発進せしめられ、また発進スイッチ12のオフ操作、又はリモコン発信器14の停止操作に応じて停止せしめられる。なお、停止のための走行制御部10の動作は、後述する定点停止用の標識マグネット9b(停止標識)の検出に応じても行われる。
【0044】
また車速センサ15は、例えば、トランスミッションTから後輪3,3までの伝動系の適宜位置に取付けたスリット円板とこれを挾んで配されたフォトインタラプタとを備え、後輪3,3の一回転当たり複数のパルス信号を得て、F/V変換器により後輪3,3の回転速度、即ち、ゴルフカート1の車速に対応する電圧信号に変換するようにしたものを用いればよい。車速センサ15の出力は、標識マグネット9bにより後述の如く指定される目標速度との比較、及び走行距離の算出に用いられている。
【0045】
一方走行制御部10の出力側には、前記ステアリングモータM1 、スロットルモータM2 及びブレーキモータM3 が、各別の駆動回路D1 ,D2 ,D3 を介して接続され、各モータM1 〜M3 は、走行制御部10から与えられる駆動信号に応じて各別に回転駆動され、夫々の動作を行うようになしてある。
【0046】
以上の如く構成されたゴルフカート1は、図2に示す如く、前部に取付けた一対の誘導信号センサ61,61が誘導線9aを跨ぐように位置決めされ、走行切り換えレバー25を自動走行側に操作して利用者に受け渡される。走行制御部10は、走行切換スイッチ11のオンにより自動走行への切り換えを認識し、この場合ゴルフカート1は、乗車部5に乗車した利用者による前記発進スイッチ12のオン操作、又は離れた位置での前記リモコン発信器14の発進操作に応じた走行制御部10の動作により自動走行を開始する。
【0047】
この後走行制御部10は、比較器64を経て入力される誘導信号センサ61,61の誘起電圧の偏差により、誘導線9aに対する偏り、即ち、正規の走行位置からの偏りを認識し、この偏りを解消すべく出力側に接続されたステアリングモータM1 を駆動して、前輪2,2を操向せしめる操向制御動作と、所定の目標速度を維持すべく出力側に接続されたスロットルモータM2 及びブレーキモータM3 を駆動して、エンジンEの出力調整及びブレーキ40,40の作動により走行速度を調節する速度制御動作とを行い、これらの動作によりゴルフカート1は、所定の走行路に沿って定速走行する。
【0048】
またこのような自動走行中、走行標識センサ61により速度の変更を指示する標識マグネット9b(速度標識)が検出された場合、この指示に従って目標速度を変更して同様の速度制御を行う。入力側に接続されスロットル開度センサ51、ブレーキセンサ52及び車速センサ15の検出信号は、前記速度制御に際してのフィードバック信号として用いられる。
【0049】
更に、以上の如き走行中、発進スイッチ12のオフ操作がなされた場合、またリモコン発信器14による停止操作がなされた場合、更には、走行標識センサ61により前記停止標識が検出された場合、走行制御部10は、所定の停止動作をなす。この停止動作は、後述する手動走行時の停止動作と同様に行われ、この動作によりゴルフカート1は、緩やかに停止せしめられる。
【0050】
一方、走行切り換えレバー25が手動走行側に切り換え操作されている場合、走行制御部10は、この切り換えを走行切換スイッチ11からのオフ信号の入力により認識し、入力側に接続されたアクセルセンサ50からの入力によりアクセルペダルAPの踏み込み量を知り、この踏み込み量に応じたスロットル開度を得るべくスロットルモータM2 を駆動するアクセル追従動作をなし、これにより手動走行中のゴルフカート1は、アクセルペダルAPの踏み込みに応じた速度にて走行する。
【0051】
このようなアクセル追従動作は、所定の上限速度(例えば19km/h)を設定して行われる。即ち、アクセル追従動作中の走行制御部10は、車速センサ15からの入力により現状の車速を逐次認識し、これが前記上限速度に達した場合、アクセルセンサ50からの入力に応じたスロットルモータM2 の駆動を停止し、上限速度と検出速度との偏差を解消すべくスロットルモータM2 を駆動する動作をなし、この動作によりゴルフカート1は、前記上限速度を保って定速走行する。
【0052】
この定速走行は、アクセルセンサ50により検出されるアクセルペダルAPの踏み込み量が、スロットル開度センサ51により検出される現状のスロットル開度に対応する量を下回ることを条件として解除され、走行制御部10は、アクセル追従動作に復帰する。以上の如き定速走行動作により、例えば、長い下り坂での手動走行中における走行速度の過剰な上昇を、ブレーキ40,40の作動によることなく阻止でき、安全性の面から好ましい上、ブレーキ性能の劣化を防ぐことができる。
【0053】
また前記アクセル追従動作は、アクセルセンサ50により検出されるアクセルペダルAPの踏み込み量に所定の下限値、具体的には、エンジンEの出力側に配した遠心クラッチ30の遮断が予想される踏み込み量を設定して行われる。即ち、アクセル追従動作中の走行制御部10は、アクセルセンサ50により検出されるアクセルペダルAPの踏み込み量を監視し、これが所定値(例えば最大踏み込み量の20%)を下回ったとき、アクセルセンサ50からの入力に応じたスロットルモータM2 の駆動を停止し、該スロットルモータM2 の回転位置を保持し、スロットル開度を一定に保ち、ゴルフカート1は、常に遠心クラッチ30の係合状態を保ったまま走行する。
【0054】
この動作は、アクセルペダルAPの踏み込み量が前記所定値を上回ることにより解除され、走行制御部10は、アクセル追従動作に復帰する。以上の動作は、エンジンブレーキが効かない状態での惰性走行を禁止するためのものであり、下り坂での手動走行中における無用な増速を未然に防止できる。
【0055】
以上の如く行われる手動走行中に走行制御部10は、ゴルフカート1を通常停止させるための以下の如き制動動作をなす。図4はこの制動動作の動作内容を示すフローチャートである。
【0056】
手動走行中の走行制御部10は、前述の如く、アクセルセンサ50により検出されるアクセルペダルAPの踏み込み量を監視し、この踏み込みの有無を調べ(ステップ1)、踏み込みがなされている場合、この踏み込み量に応じて前述した如き速度制御動作を行う(ステップ2)。
【0057】
一方、アクセルペダルAPの踏み込みがなされていない場合、即ち、アクセルセンサ50の検出値が0である場合、走行制御部10は、スロットルモータM2 に逆転指令を発してスロットル開度を連続的に減じ(ステップ3)、スロットル開度センサ51により検出される現状のスロットル開度Sを逐次取り込み(ステップ4)、これを予め設定された所定開度S1 と比較して(ステップ5)、両者が略等しくなるまでスロットルモータM2 への逆転指令を継続する。
【0058】
前記所定開度S1 は、スロットル開度をこれ以下とした場合、エンジンEの回転速度の低下により出力側に配した前記遠心クラッチ30が遮断される虞れがある開度であり、ステップ3からステップ5までの繰り返しにより、エンジンEの回転速度は、遠心クラッチ30の係合を保ち得る最小回転速度にまで速やかに減速される。
【0059】
前記所定開度S1 を実現した後、走行制御部10は、車速センサ15により検出される現状の車速Vを取り込み(ステップ6)、これを予め設定された第1の基準速度V1 (例えば4km/h)と比較する(ステップ7)。そしてこの比較の結果、V>V1 である場合、即ち、現状の車速VがV1 に達していない場合、次にアクセルペダルAPの踏み込みの有無を再度調べ(ステップ8)、踏み込みがなされているときには、ステップ2に戻って前述した速度制御動作を行う。
【0060】
また、ステップ7での比較の結果、V≦V1 である場合、即ち、現状の車速Vが前記第1の基準速度V1 に達したことが確認された場合、走行制御部10は、入力側に接続されたブレーキスイッチ53のオンオフ状態によりブレーキペダルBPの踏み込みの有無を調べる(ステップ9)。この結果ブレーキスイッチ53がオフ、即ち、ブレーキペダルBPの踏み込み操作がなされていないときには、前記ステップ8での判定を経て、ステップ2又はステップ6に戻り、ブレーキスイッチ53がオン、即ち、ブレーキペダルBPの踏み込み操作がなされているときには、ブレーキモータM3 の駆動によるブレーキ40,40の作動を行わしめるべくステップ10に進む。
【0061】
即ち、アクセルペダルAPの踏み込みを止めた場合、スロットル開度の急減によりエンジンEの回転速度が減小せしめられるが、このとき、前記所定開度S1 が維持され、遠心クラッチ30が係合状態に保たれることから、ゴルフカート1は、強いエンジンブレーキの作用により減速する。そしてこの減速により、車速Vが第1の基準速度V1 に達した後、即ち、エンジンブレーキの作用により十分な減速がなされた後にブレーキペダルBPの踏み込みの有無が確認され、この踏み込みに応じて停止のためのブレーキ40,40の作動が行われる。またこの間、アクセルペダルAP及びブレーキペダルBPの踏み込みの有無が調べられ、ブレーキペダルBPの踏み込みがなされないままアクセルペダルAPの踏み込みがなされた場合、速度制御動作への復帰により前述した手動走行が再開されることになる。
【0062】
さて、V≦V1 である条件下にてブレーキペダルBPの踏み込み操作がなされた場合、走行制御部10は、ブレーキモータM3 を所定量正転せしめる駆動指令を発し(ステップ10)、車速センサ15により検出される現状の車速Vを再度取り込み(ステップ11)、これを前記基準速度V1 よりも低い第2の基準速度V2 (例えば1km/h)と比較し(ステップ12)、V≠V2 である場合、ステップ9に戻ってブレーキペダルBPの踏み込みの有無を確認し、ブレーキペダルBPの踏み込みが継続されている間においては、V≒V2 となるまでブレーキモータM3 の駆動を継続する。
【0063】
この間のブレーキモータM3 は、ブレーキ40,40に所定の作動、例えば最大ブレーキ力の20%程度のブレーキ力を発生する作動を行わしめるべく駆動され、ゴルフカート1は、このブレーキ力の作用下にて更に減速する。そしてこの間、ブレーキペダルBPの踏み込みが停止された場合、ブレーキモータM3 の駆動を停止し、エンジンブレーキの作用下での走行状態に戻り、更に、アクセルペダルAPの踏み込みがなされた場合、車速制御が再開されることになる。
【0064】
即ち、アクセルペダルAPを離したままブレーキペダルBPを適宜に踏み込むことにより、第1,第2の基準速度V1 ,V2 間での速度調整が可能であり、このような速度調整は、急な下り坂での走行において行われる。
【0065】
一方、ステップ12での比較の結果、V≒V2 であった場合、即ち、ゴルフカート1の車速Vが第2の基準速度V2 にまで低下し、ブレーキペダルBPの踏み込みが継続されている場合、走行制御部10は、ブレーキモータM3 を更に所定量正転せしめる駆動指令を発し(ステップ13)、この駆動によりブレーキ40,40を、例えば最大ブレーキ力の40%程度にて作動させ、同時に、スロットルモータM2 の駆動により、エンジンEのスロットル開度をアイドル回転を維持し得る開度にまで連続的に減じ、ゴルフカート1の停止を待って(ステップ14)一連の動作を終了する。
【0066】
以上の動作により、まず、遠心クラッチ30の係合を維持し得る範囲にてスロットル開度が減じられるから、ゴルフカート1は、エンジンブレーキの作用により有効に減速せしめらる。そして、この減速による第1の基準速度V1 への到達を待ってブレーキモータM3 が駆動され、エンジンブレーキの作用下でのブレーキ40,40の軽度な作動により更に減速され、第2の基準速度V2 への到達を待ってブレーキモータM3 が更に駆動されて、より強いブレーキ40,40の作動により停止することになり、エンジンブレーキを有効に利用すると共に、ブレーキ40,40の負担を可及的に減じてゴルフカート1を速やかにしかも確実に停止させることができる。
【0067】
なお本実施例においては、ゴルフ場において用いられる自走式のゴルフカートへの適用例について述べたが、本発明は、所定の走行路上を走行する自走車両全般への適用が可能であることは言うまでもない。
【0068】
また本実施例においては、ブレーキアクチュエータ及びスロットルアクチュエータとしてモータ(ブレーキモータM3 及びスロットルモータM2 )を用いてあるが、油圧シリンダ、空圧シリンダ、電磁シリンダ等、他のアクチュエータを用いてもよい。
【0069】
【発明の効果】
本発明は、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサと、エンジンの駆動力を調節するスロットルモータと、アクセルセンサからのアクセルペダルの踏み込み量信号を入力し、この信号に応じてアクセルモータを駆動する制御手段を設けたので、即ちアクセルペダルとスロットルモータとは電気的に接続されて制御手段によってエンジンの駆動力が制御されるので、アクセルペダルとエンジンとの間にワイヤーが不要となり、過酷な走行によるワイヤーの伸びや断線による機械的な疲労によるエンジン駆動不良が起こらないので、非常に安全性が向上する等の効果を奏する。
【0070】
また、アクセルペダルの操作に係わらずエンジン駆動による自動走行が可能であり、自動走行時、制御手段は、エンジンの駆動力を調節するスロットルモータに駆動信号を出力するので、自動、手動走行時のエンジンの駆動力の調節を共通のスロットルモータによって行うことが出来、簡単な構成でエンジンを駆動することが出来る等の効果を奏する。
【0071】
更に、制御手段は、予め定めた値を上限としてスロットルモータを駆動するので、危険速度になることがなく、安全性が向上する等の効果を奏する。
【0072】
そして、制御手段は、予め定めた値を下限としてスロットルモータを駆動し、またその下限値は、遠心クラッチが係合状態を保つ値であるこするので、遠心クラッチが係合状態を保ち、エンジンが停止することがなく、簡単な構成でエンジンの駆動力を制御することが出来る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自走車両たるゴルフカートの外観を示す側面図である。
【図2】本発明に係る自走車両たるゴルフカートの内部構造を模式的に示す平面図である。
【図3】本発明に係る自走車両たるゴルフカートの制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】手動走行時における停止手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ゴルフカート
8 ブレーキ装置
9a 誘導線
9b 標識マグネット
10 走行制御部
11 走行切換スイッチ
12 発進スイッチ
13 リモコン受信器
14 リモコン発信器
15 車速センサ
40 ブレーキ
41 ブレーキワイヤ
50 アクセルセンサ
51 スイッチ開度センサ
52 ブレーキセンサ
53 ブレーキスイッチ
61 誘導信号センサ
62 走行標識センサ
BP ブレーキペダル
E エンジン
M1 ステアリングモータ
M2 スロットルモータ
M3 ブレーキモータ
Claims (3)
- 乗員によって操作されるアクセルペダルと、該アクセルペダルの踏み込み量に応じて駆動力を調節するエンジンとを備え、前記アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサと、前記エンジンの駆動力を調節するスロットルモータと、前記アクセルセンサからの前記アクセルペダルの踏み込み量信号を入力し、該信号に応じて前記スロットルモータを駆動する制御手段と、前記エンジンの出力に遠心クラッチとを設け、前記制御手段は、前記遠心クラッチが係合状態を保つ値を下限値として制御されることを特徴とするゴルフカート。
- 前記アクセルペダルの操作に係わらずエンジン駆動による自動走行が可能であり、自動走行時、前記制御手段は、エンジンの駆動力を調節するスロットルモータに駆動信号を出力することを特徴とする請求項1記載のゴルフカート。
- 前記制御手段は、予め定めた値を上限として前記スロットルモータを駆動することを特徴とする請求項1記載のゴルフカート。
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- 1998-02-27 JP JP04755798A patent/JP3583920B2/ja not_active Expired - Lifetime
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