JP3241548B2 - 海苔巻製造機の米飯海苔巻包板 - Google Patents

海苔巻製造機の米飯海苔巻包板

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定量の米飯を海苔シ
ート上に供給し、それを自動的に巻包して海苔巻を製造
するための海苔巻製造機の米飯海苔巻包板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記海苔巻製造機において、米飯
ホッパーから搬送される米飯を、米搬出機構によって一
定厚さの板状に成形して搬出し、それをカッターによっ
て一定量(長さ)単位に切断した、その一定量の米飯を
米飯搬送機構により搬送し、その前端から落下させて米
飯海苔巻包板上の海苔シート上に移載させるが、その
時、スライドケースが前後方向へスライドして、海苔シ
ートの中央部に一定量の米飯を移載させ、次いで、押上
機構が上昇し、その前後一対の押上腕が、米飯海苔巻包
板の中央部の矩形状板における前後の両矩形状板を押上
げることで、上方へ垂直に屈折し、これにより一定量の
米飯を上方へ二つ折りに折り曲げ、さらに、押上機構が
上昇されると、一方の押上腕が端末矩形状板を、その下
面に突設した当接片を押上げることにより、内側へ向け
屈折し、二つ折りされた米飯を上方より、押圧して略四
角柱形状の海苔巻を製造するようにしたものは知られて
いる。
【0003】しかし、上記海苔巻製造機においては、米
飯海苔巻包板の前後の矩形状板を押上機構によって押上
げつつ米飯を海苔シートによって前後両側から巻包して
海苔巻を成形するものであるから、上記両矩形状板が押
上げ屈折される際、海苔シートが両矩形状板と一緒にな
って持ち上げられることがあり、このことは、特に、良
く乾燥した厚肉で良質の海苔シートほど顕著である。た
めに、海苔シートが定位置からずれ易くなり、米飯を四
角柱形状に正確に巻包できなくなり、不完全巻包が発生
する問題がある。
【0004】そこで、上記問題点を解消したものとし
て、中央部の矩形状板の左右両側端に、海苔押え片と押
上用当接片を備えてなる海苔押え用ホルダーを回転自在
に配設し、その海苔押え片で海苔シートの左右両側端部
を米飯海苔巻包板との間に挾持し、当該海苔シートのず
れを防止しようとした海苔押え装置は、本出願人によっ
て既に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記海苔
押え装置では、左右の両海苔押え片の間隔と対応した拡
幅の一種類の海苔シートを挾持できるだけであり、それ
より狭幅の海苔シートは挾持することができない。従っ
て、四角柱形状に成形される米飯に対して海苔シートに
よる巻包幅が一定となり、一種類の海苔巻しか製造する
ことができない。
【0006】本発明は、上記従来の技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたもので、海苔押え用ホルダ
ーを、中央部の矩形状板の左右両側端の他に後部矩形状
の後端にも設け、一方、端末矩形状板の前端の前記海苔
押え用ホルダーに対応する位置に海苔支持用穴を設けて
横幅の異なる複数種の海苔シートを支持できるよう構成
したことによって、米飯に対する海苔巻包幅の異なる複
数種の海苔巻を効率良く製造できるようにすると共に、
米飯上部の押圧による成形及び海苔シートによる巻包を
所定形状に正確に、かつ体裁良く行い得るようにした海
苔巻製造機の米飯海苔巻包板を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の海苔巻製造機の米飯海苔巻包板は、米飯ホ
ッパーと、米飯を一定厚さの板状に成形して搬出する米
飯搬出機構と、前記米飯搬出機構から搬出される一定厚
さの米飯を一定量単位で切断するカッターと、一定量の
米飯を搬送する米飯搬送機構と、複数枚の矩形状板が箱
形状に屈折自在に連設されている米飯海苔巻包板と、前
記米飯海苔巻包板を箱形状に屈折する押上機構とを具備
してなる海苔巻製造機の米飯海苔巻包板において、前記
米飯海苔巻包板が箱形状に屈折された状態にて、その底
板となる中央部の矩形状板における左右両側端と、当該
矩形状板に隣接する後部の矩形状板における後端の中央
部とに、海苔押え片と押上用当接片を各備えてなる海苔
押え用ホルダーを、その海苔押え片が、当該各矩形状板
の上面に対して離接する方向へ回転自在に配設すると共
に、前記中央部矩形状板の前部の矩形状板に隣接する端
末矩形状板の前端上面に、左右方向に長い海苔支持用穴
を開設してなることを特徴としている。
【0008】
【作用】米飯ホッパー内の米飯は、撹拌翼によってほぐ
され、米飯搬出機構に搬送される。米飯搬出機構の送り
兼成形ローラーにより一定厚さの板状に成形され、同機
構の米飯搬出コンベアにより搬出されてカッターにより
一定量(長さ)に切断される。
【0009】一定量の米飯は、米飯搬送機構により搬送
され、その前端から落下して米飯海苔巻包板上の海苔シ
ート上に移載されることになるが、その一定量の米飯の
搬送及び落下に、スライドケースの前後駆動機構が応動
し、該スライドケースは米飯搬送機構の下方までスライ
ドしており、上記一定量の米飯の前端が海苔シート上の
前部に落下し始めると同時に、スライドケースは前方へ
向けてスライドする。このことによって、一定量の米飯
は海苔シート上面の中央部に移載される。
【0010】次いで、昇降用の駆動源が始動し、押上機
構における左右一対の押上片及び後端の押上片と、前後
一対の押上腕のうち、先ず左右一対の押上片及び後端の
押上片が上昇され、米飯海苔巻包板の中央部矩形状板に
おける左右両側端に枢設した海苔押え用ホルダーと、後
部矩形状板の後端に枢設の海苔押え用ホルダーの押上用
当接片を押上げることで、当該海苔押え用ホルダーは内
側へ向け回転され、その海苔押え片と、中央部及び後部
の両矩形状板上面との間に海苔シートの中央部における
左右両側端及び後端の中央部を挾持することで、当該シ
ートを米飯海苔巻包板上に支持する。
【0011】次いで、前後一対の押上腕が上昇し、米飯
海苔巻包板における中央部矩形状板に隣接の前後両矩形
状板の下面を押上げることで、それら両板は上方へ垂直
に屈折される。これにより、板状の定量米飯は、その中
央部から上方へ二つ折りに折り曲げられるが、この時、
海苔シートは上記両矩形状板により横断面略U形状に屈
折され、二つ折りとなった米飯の底部、前後両側部を巻
包することになるが、この時、海苔シートの中央部にお
ける左右両側端と、後端中央部とが海苔押え用ホルダー
の海苔押え片によって両矩形状板上に押えられているの
で、当該海苔シートの不本意な押上げは阻止されること
になる。一方、後部の矩形状板の左右両側端上面に固設
した米飯押え板によって、米飯の左右両側端は内側へ押
圧され、外側へのはみ出しは阻止されることとなる。
【0012】さらに、前後一対の押上腕が上昇すると、
その一方の押上腕が、米飯海苔巻包板の端末矩形状板に
おける下面に突設した当接片に突き当り、これを押上げ
ることで、上記端末矩形状板は内側へ向けて屈折し、二
つ折りされた米飯を上方から押圧して当該米飯を略四角
柱形状に成形する。この時、海苔シートの前部が端末矩
形状板により内側へ屈折され、上記米飯の上部を巻包
し、海苔巻が製造される。
【0013】次いで、押上機構の左右一対の押上片及び
後部の押上片と、前後一対の押上腕が下降することで、
海苔押え用ホルダーは外側へ向けて回転復帰し、海苔シ
ートの押えは解除されると共に、前後両矩形状板及び端
末矩形状板の押上げも解除されることになる。
【0014】従って、米飯海苔巻包板における前後両矩
形状板及び端末矩形状板は、バネ力付勢によって開き、
平板状態となるので、当該米飯海苔巻包板上から海苔巻
を取り出すことができる。
【0015】以上は、拡幅の海苔シートを用いて海苔巻
を製造する場合であるが、狭幅の海苔シートによる場合
は次のようにして海苔巻は製造される。先ず、狭幅の海
苔シートを、米飯海苔巻包板上の中央部にあって、その
前後方向へ長く載せ、同シートの前端を、端末矩形状板
の前端上面に開設した海苔支持用穴に差し込む。
【0016】次いで、既述したように、米飯海苔巻包板
及び海苔シート上に一定量の米飯が移載され、押上機構
における左右一対及び後端の押上片が上昇し、左右一対
の海苔押え用ホルダー及び後端の海苔押え用ホルダーの
各押上用当接片を押上げることで、当該海苔押え用ホル
ダーは内側に向け回転されるが、海苔シートは狭幅であ
ることから、後端の海苔押え用ホルダーにおける海苔押
え片と後部の矩形状板上面との間に海苔シートの後端を
挾持することで当該海苔シートを米飯海苔巻包板上に支
持する。この時、左右一対の海苔押え用ホルダーにおけ
る海苔押え片によっては海苔シートが押えられず、後端
の海苔押え用ホルダーによる押え片と、前端の海苔支持
用穴によって支持されることになる。
【0017】このようにして海苔シートを支持する以外
は、既述したと同様にして海苔巻が製造されるが、この
場合は、定量米飯の中央部だけが海苔シートによって巻
包される海苔巻包幅の狭い海苔巻が製造される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1及び図4ならびに図5に示したよう
に、米飯海苔巻包板1は、左右方向に長い表面平滑な四
枚の矩形状板2、3、4、5を、それら裏面において各
蝶番6・・・にて枢着して、側面略箱形状に屈折自在
に、かつ平板状に展開自在に連設されている。尚、この
上記米飯海苔巻包板1は、その裏面に図示しない引張り
バネが張設させてあり、これによって、平板状に展開さ
れるよう形成されている。
【0019】また、上記米飯海苔巻包板1は、図1及び
図4に示した如く、端末矩形状板5の裏面に、後述する
押上腕によって、図6に示した如く、内側へ屈折される
ための当接片7が突設させてある。
【0020】さらに、上記米飯海苔巻包板1は図1に明
示した如く、同板1を側面略箱形状に屈折された状態に
て、底部となる中央部の矩形状板3の中央部から左半分
と右半分にあって、それら左右両側端には、前後2個一
対の合計四個の海苔押え用ホルダー8、8・・・が各配
設させてあると共に、後部の矩形状板2における後端に
あって、その左半分と右半分の各中央部には一個の海苔
押え用ホルダー8が各配設させてある。
【0021】上記した米飯海苔巻包板1における端末矩
形状板5の前端にあって、左半分と右半分の各中央部に
は、各海苔支持用穴9が左右方向に長く、かつ内側へ向
けて開設させてある。この海苔支持用穴9は、図1及び
図3に示した如く、上記端末矩形状板5の前端上面に突
設部5aを左右方向は長く突設し、該突設部5aの内側
面に設けるようにすると、海苔シート10aの端部が、
差し込み易い内向きに容易に形成することができて都合
がよい。
【0022】上記各海苔押え用ホルダー8・・・は、図
2に明示したように、ボス8aと、該ボス8aから図に
おいて上方へ突出し、先端に海苔押え部8cを内側へ向
けて曲突してある海苔押え片8bと、上記ボス8aから
図において下部外側へ傾斜下降して突出した押上げ用当
接片8dとで形成されている。
【0023】上記海苔押え用ホルダー8・・・は、矩形
状板3においては、その左半分と右半分の各左右両側に
あって、左右方向に長く、上下方向へ貫通して各四個づ
つ形成した各長孔11、11・・・内に各海苔押え片8
bを挿通した状態において、矩形状板3の下面から図5
に示した如く突設したブラケット12・・・にボス8a
を支軸13にて軸支することで、上記海苔押え片8bが
長孔11に沿って内、外方向へ回転自在にして、かつ海
苔押え部8cが矩形状板3の上面に対し離接するように
配設されている。
【0024】一方、矩形状板2後端の海苔押え用ホルダ
ー8、8は、図4に示したように、矩形状板2の後端下
面に固定して後方へ突出したブラケット12aに、ボス
8aを支軸13にて軸支することで、海苔押え部8cが
矩形状板2の上面に対し接離するように配設されてい
る。
【0025】さらに、上記米飯海苔巻包板1の後部矩形
状板2における左半分と右半分の左右両側端部には、屈
折時、米飯の左右両側端部を外側から押え付けて成形す
るための米飯押え板14、14が立設させてあると共
に、端末矩形状板5における左半分と右半分の左右両側
端部にも、当該端末矩形状板5によって、二つ折りされ
た米飯を上部から押圧する際、米飯の左右両側端部を外
側から押え付けて成形するための米飯押え板15、15
が立設させてある。
【0026】即ち、図示した米飯海苔巻包板1は、その
中央部の矩形状板3に配設した海苔押え用ホルダー8、
8・・・にて、図1に示したように横幅Aの大きい拡幅
海苔シート10における左右両側端部を押えるように、
一方、後端の矩形状板2に配設した海苔押え用ホルダー
8と、端末矩形状板5の海苔支持用穴9にて横幅Bの小
さい狭幅海苔シート10aの前後両端部を支持するよう
にして、横幅の異なる二種類の海苔シート10、10a
を支持できるように形成してあるが、上記海苔支持用穴
9の左右方向の長さを、さらに長く形成することで、当
該海苔支持用穴9の有効長さの範囲で、横幅の異なる複
数種の海苔シートを支持することができる。
【0027】図4及び図5に示したように、上記米飯海
苔巻包板1を載置するスライドケース16は、機体フレ
ーム17の左右一対の水平なガイド杆18、18に外装
され、図示しない前後駆動源によって、一定の軌道上を
一定ストロークだけ前後方向へ往復移動可能に配設され
ている。
【0028】上記スライドケース16には、図4及び図
5に示す如く、上記海苔押え用ホルダー8・・・を押上
げ回転する第1の押上機構19と、上記米飯海苔巻包板
1を押上げ屈折する第2の押上機構20と、それらの昇
降駆動源21とが内装されている。
【0029】第1の押上機構19は、図4、図5に示し
たように、下端が水平な底板22に固定され、上記スラ
イドケース16内に水平に固設した上部支持板23と、
下部支持板24を貫通し、クッションバネ25を介在し
て昇降動自在に垂直に併設されている左右一対のガイド
杆26、26と、該両ガイド杆26、26の上端にあっ
て左右方向へ水平に固定され、前記した米飯海苔巻包板
1の各海苔押え用ホルダー8・・・の各押上用当接片8
c・・・を押上げるための押上片27・・・を上向きに
曲突してなる押上板28とで構成されている。
【0030】一方、上記第2の押上機構20は、図4及
び図5に示したように、上記した上部支持板23を貫通
し、上端が水平な押上板29に固定されている左右二本
のガイド杆30、30と、該両ガイド杆30、30の下
端に水平に固定され、上記した左右一対のガイド杆2
6、26に摺動自在に外装している連結板31とからな
り、上記上部支持板23、ガイド杆26、26に昇降動
自在に支持されている押上枠32と、正面略U字形状に
して、上記押上板29上面に着脱自在に固定され、上端
に左右方向へ長くローラー33、33が回転自在に軸支
されている前後一対の押上腕34、34とで構成され、
上記スライドケース16に昇降動自在に内装されてい
る。
【0031】上記第1の押上機構19の押上板28と、
第2の押上機構20の連結板31は、図4及び図5に示
した昇降駆動源21の図示しない減速機構における駆動
軸35に固定したクランクアーム36とクランク機構3
7、38により連結され、これによって昇降動作され
る。
【0032】こゝで、昇降駆動源21を始動することに
より、先ず第1の押上機構19が上昇され、その後、適
当な時間差をおいて第2の押上機構20が上昇されるよ
うに設定してあり、このことによって、米飯海苔巻包板
1に載せた海苔シート10また10aが当該板1上に押
えられた後、第2の押上機構20が図4及び図5に二点
鎖線で示した如く上昇し、その前後一対の押上腕34、
34によって米飯海苔巻包板1を押上げ屈折することと
なる。
【0033】図4は、本実施例を備えた海苔巻製造機の
全体図であり、同図において、39は米飯ホッパー、4
0は米飯搬出機構、41はカッター、42は米飯搬送機
構を各示す。上記米飯搬出機構40は、米飯送りコンベ
ア40aと、米飯43を所定厚さの板状に成形する米飯
送り兼成形ローラー40bとで構成されている。
【0034】上記米飯搬送機構42は、米飯搬送コンベ
ア42aで構成され、上記カッター41によって切断さ
れた一定量の米飯43aを搬送して、その前端から上記
米飯海苔巻包板1上の海苔シート10または10a上に
落下供給する。
【0035】図6は、上記した米飯海苔巻包板1を屈折
して海苔巻を製造した状態の断面図であり、図において
43aは一定量の米飯、44は具材、10は海苔シート
を各示す。
【0036】図7は、上記した米飯海苔巻包板1を用い
て製造した海苔巻45を各示したもので、(A)は拡幅
の海苔シート10を用いて一定量の米飯43aの外周全
面を巻包した海苔巻であり、(B)は上記Aの海苔シー
ト10よりも幅狭い海苔シート10cを用いて製造した
海苔巻であり、(C)は狭幅の海苔シート10aを用い
て製造した海苔巻である。
【0037】尚、本実施例の米飯海苔巻包板1は、その
左半分と右半分とで一定量の米飯を海苔シートによって
同時に巻包して海苔巻を製造し得るよう構成してある
が、この他に、海苔巻を一個づつ、または三個、四個等
を同時に製造し得るように構成しても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、拡幅の海苔シートは、中央部の矩形状板に
配設の海苔押え用ホルダーにより、また狭幅の海苔シー
トは、後部矩形状板の海苔押え用ホルダーと、端末矩形
状板の海苔支持用穴とによって当該米飯海苔巻包板上の
所定位置にしっかりと押えられると共に、上記海苔支持
用穴を左右方向へ長く形成することで、当該穴の有効長
さの範囲内でさらに複数の横幅の異なる海苔シートを押
えることができることから、一定量の米飯に対して海苔
巻包幅の異なる複数種の海苔巻を効率良く製造すること
をできる。
【0040】さらに、端末矩形状板にあっては、他部材
を取着することなく、当該板に穿設した穴を海苔支持用
としたので、二つ折りされた一定量の米飯を上方から押
圧する際邪魔にならない上、当該米飯を平均に押圧でき
ることから、形の良い高品質の海苔巻を製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る海苔巻製造機の米飯海苔巻包板の
一実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例における海苔押え用ホルダーと、その
支軸を示す斜視図である。
【図3】図1におけるA−A線矢視拡大断面図である。
【図4】同実施例を備えた海苔巻製造機の全体の一部を
断面して示す側面図である。
【図5】同実施例を備えた海苔巻製造機を一部断面して
示す拡大正面図である。
【図6】同実施例を備えた海苔巻製造機によって海苔巻
を製造する状態を示す要部の拡大横断面図である。
【図7】同実施例を備えた海苔巻製造機によって製造し
た海苔巻を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 米飯海苔巻包板 2、3、4、5 矩形状板 8 海苔押え用ホルダー 8b 海苔押え片 8d 押上用当接片 9 海苔支持用穴 10、10a 海苔シート 30 米飯ホッパー 40 米飯搬出機構 41 カッター 40 米飯搬送機構 43 米飯 43a 一定量の米飯

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米飯ホッパーと、米飯を一定厚さの板状
    に成形して搬出する米飯搬出機構と、前記米飯搬出機構
    から搬出される一定厚さの米飯を一定量単位で切断する
    カッターと、一定量の米飯を搬送する米飯搬送機構と、
    複数枚の矩形状板が箱形状に屈折自在に連設されている
    米飯海苔巻包板と、前記米飯海苔巻包板を箱形状に屈折
    する押上機構とを具備してなる海苔巻製造機の米飯海苔
    巻包板において、 前記米飯海苔巻包板が箱形状に屈折された状態にて、そ
    の底板となる中央部の矩形状板における左右両側端と、
    当該矩形状板に隣接する後部の矩形状板における後端の
    中央部に、海苔押え片と押上用当接片を各備えてなる海
    苔押え用ホルダーを、その海苔押え片が、当該各矩形状
    板の上面に対して離接する方向へ回転自在に配設すると
    共に、前記中央部矩形状板の前部の矩形状板に隣接する
    端末矩形状板の前端上面に、左右方向に長い海苔支持用
    穴を開設してなることを特徴とする海苔巻製造機の米飯
    海苔巻包板。
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