JP2004166529A - 餃子の成形方法および成形装置 - Google Patents

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【課題】一口餃子のような通常の餃子より小型の餃子を、手作りの餃子と同等の形状で、かつ、食しやすいように成形できる餃子の成形方法および成形装置を提供すること。
【解決手段】餃子皮上に餃子具を載置する工程と、餃子皮を略中央から内側に二つ折りに折り曲げる工程と、折り曲げた餃子皮の開放端縁部分を密着させる工程と、密着した餃子皮の端縁部分の一方の皮面を具の方向に半円弧状に押し付ける工程とよりなる餃子の成形方法とすることとした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、餃子の成形方法および成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、餃子を大量に成形するためには成形装置が用いられている。
【0003】
かかる成形装置は、基台と、内面に凹曲面を形成した受型と、上記凹曲面と対応する位置に貫通孔を形成し、その内縁部に波型のヒダ成形部を形成した中間型と、内面に凸曲面を形成した押型と、上記基台の上部に配設するとともに、餃子の底部を平面に押圧成形可能とすべく上面を平坦に形成した昇降台とよりなる。
【0004】
そして、受型と中間型とで、二つに折り畳む餃子の表側面を形成するための型とするとともに、押型で同餃子の裏側面を形成するための型とし、受型及び中間型と、押型は、それらの基端部が基台の上部の両端に開閉自在に枢着され、開閉時にはそれらの基端面が基台の外側面に当接して受型、中間型、及び押型を略水平状態に支え、閉型時には受型及び中間型と、押型を垂直状態とすることができるようにしている。
【0005】
そして、前述した受型及び中間型と、押型の開閉時において、中間型と、受型と、基台の上部に設けられた昇降台と、押型とよりなる水平面に餃子の皮が供給され、さらに、その中央部に具が供給されると、基台を中心として、その一端に形成された中間型及び受型と、他端に形成された押型を垂直状態に閉じることによって、具を中心として皮を折り畳み、折り畳んだ皮の円弧部分は押圧接合するとともに中間型のヒダ成形部によりヒダを成形する。さらに、昇降台を上方へ押圧して餃子の底部を平らに成形する。
【0006】
かかる成形装置が多数流れ作業で作動しながら次々に餃子の成形が行われるというものであった(例えば、実用新案文献1参照)。
【0007】
【実用新案文献1】
実開平5−2695号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の餃子の成形法は、折り畳んだ皮の円弧部を押圧接合する際、波型に形成された型で押し付けることによって接合されるだけなので、折り畳んだヒダを形成することができなかった。したがって、具が内包される空間は折り畳んだヒダを広げて膨らみを有する充分な奥行きのある空間として形成することができずに、餃子を縦長形状に成形していた。
【0009】
それでも、通常の大きさの餃子の場合は、餃子の形状が縦長であっても、餃子を自立させるだけの平らな底部を確保することは可能であり何ら問題ではなかった。
【0010】
しかし、いわゆる一口餃子と言われる通常の餃子の半分位の大きさの餃子の場合は餃子の皮が小さいので、餃子を自立させるだけの平らな底部を確保した縦長形状とすること、しかも、おいしさを損なわないように充分な量の具を包み込み、かつ、折り畳んだ皮をしっかりと接合させて成形するのは難しかった。
【0011】
さらに、どうしても機械装置としての成形装置を用いるため、整形部分で形が変形してしまい具がはみ出す虞があった。
【0012】
この発明は、一口餃子のような通常の餃子より小型の餃子を手造りの餃子と同等の形状でかつ食しやすいように成形できる餃子の成形方法および成形装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明は、餃子皮上に餃子具を載置する工程と、餃子皮を略中央から内側に二つ折りに折り曲げる工程と、折り曲げた餃子皮の開放端縁部分を密着させる工程と、密着した餃子皮の端縁部分の一方の皮面を具の方向に半円弧状に押し付ける工程とよりなる餃子の成形方法を提供せんとするものである。
【0014】
また、餃子具を丸形の餃子皮で二つ折りに包被すべく皮保持台を少なくとも三つ折りに折曲自在に構成すると共に、同皮保持台の一方の端縁に半円弧状の押圧片を中央に向かって進退自在に配設し、餃子の成形進行にともない皮保持台は自動的に三つ折りに、押圧片は進退作動すべくそれぞれ構成したことを特徴とする成形装置を提供せんとするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明は、まず餃子具を餃子皮の略中央に供給載置し、次いで、餃子皮を二つ折りにして二つ折りの餃子皮で餃子具を包被した状態とし、次いで、餃子皮の端縁の合せ口を密着させ、次いで、二つ折りの餃子皮の一方の面を餃子具の方向に押し付け餃子形状に整形するものであり、かかる成形を行うため成形装置は次のように構成されている。すなわち、略馬蹄形状に形成した皮保持台と、略馬蹄形に形成した皮保持台の端部間に皮保持台と別体に構成した折り曲げ自在の中受け片と、同中受け片に隣接して皮保持台と別体に構成した折り曲げ自在の折曲片と、皮保持台の内周面で折曲片と反対面に進退自在に設けた押圧片とより構成した餃子の成形装置が用いられるものであり、具体的な作動は、餃子具を丸形の餃子皮で包被すべく構成した皮保持台、中受け片、折曲片等よりなる皮成形枠に皮供給装置から餃子皮を供給載置し、その後、次工程の位置で餃子具を餃子皮の略中央に供給載置し、次いで、次工程の位置で皮保持台、中受け片、折曲片等よりなる皮成形枠を三つ折りに作動させて略U字形状とすることにより餃子具を二つ折りの餃子皮で包被された状態とし、次いで、更に三つ折り作動を継続することにより餃子皮の端縁の合わせ口を密着状に押圧し、かかる状態で皮保持台の皮受け部下側面に進退自在に配設した半円弧状の押圧片を餃子具方向に向かって進出作動させると、二つ折りの餃子皮の一方の面は餃子具の方向に押し付けられ、かつ、押圧具の押圧面に形成した波型模様によって餃子皮表面に波型の押し形が形成され、あたかも手作業で成形した餃子の形状が完成するものであり、特に、一口餃子のような小型の餃子の場合は半円弧状の押圧片の作動により手作業で成形した餃子のような均整のとれた上品な餃子に成形することができるものである。
【0016】
【実施例】
この発明の実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例における餃子21の成形装置Aの説明図である。
【0017】
成形装置Aは、無端レール1,1’に沿って移動しながら餃子具3を丸形の餃子皮2で包被するように変形作動する皮保持枠4よりなる。ここで、無端レール1,1’は、環状に、しかも、内外に2本形成した内側の無端レール1と、外側の無端レール1’とよりなり、同内側のレール1と、同外側のレール1’はそれぞれ別々に所定の位置にて適宜上下に変位するように構成されている。すなわち、後述する皮保持枠4の各部材を内側のレール1と、外側のレール1’に沿わせて適宜変位させるとともに、無端レール1,1’の中途部に設けた作動部材と干渉させることによって、皮保持枠4を変形作動させ、皮保持枠4が無端レール1,1’を一周する間に餃子具3を餃子皮2で包被して餃子21に成形することができる。
【0018】
同保持枠4は、略馬蹄形状に形成した皮保持台5と、同皮保持台5に隣接して皮保持台5と別体に構成した折り曲げ自在の中受け片6と、同中受け片6に隣接して皮保持台5と別体に構成した折り曲げ自在の折曲片7とより構成されている。
【0019】
皮保持台5は、略馬蹄形状の保持フレーム8と、同保持フレーム8の半円弧部内面に突設した皮受け部9と、皮保持台5の凹部内周面で折曲片7と反対面に進退自在に設けた押圧片10と、馬蹄形状の保持フレーム8の中央に形成した窓部11とよりなる。また、押圧片10の押圧面には波型の模様が形成されている。
【0020】
皮保持台5の側面には、第1ステー15を突設して第1ローラ16を配設している。
【0021】
押圧片10には、第3ステー23を連設して第3ローラ24を配設している。
【0022】
折曲片7の裏面には、第2ステー17を突設して第2ローラ18を配設している。
【0023】
餃子を一度に数個形成する場合は皮保持枠4を並列に数個一体形成した基枠12を用いる。
【0024】
このように、皮保持枠4は、略馬蹄形状に形成された皮保持台5を主体とし、同皮保持台5に隣接して皮保持台5と別体に折り曲げ自在の中受け片6を配設し、また、同中受け片6に隣接して皮保持台5と別体に折り曲げ自在の折曲片7を配設することにより構成されている。
【0025】
しかも、中受け片6と折曲片7は皮保持枠4に軸支され軸を中心に起立自在に作動する。
【0026】
従って、皮保持枠4は、皮保持台5と中受け片6と折曲片7の連動作動によって、皮保持台5が餃子21の表側面を成形し、中受け片6が餃子21の底部を成形し、そして折曲片7が裏側面を成形すべく三つ折りに折曲するように構成されており、しかも皮保持台5の凹部内周面においては押圧片10が折曲片方向に進退自在に設けられている。
【0027】
皮保持枠4は以上のように構成されており、無端レール1,1’に沿って一周する間に、同皮保持枠4を構成する皮保持台5と中受け片6と折曲片7はそれぞれに連設された各種作動部材を介して作動して餃子21を成形するとともに、皮保持台5の押圧片10は作動部材を介して餃子21を押圧して形を整える。
【0028】
すなわち、皮保持台5の側面に突設した第1ステー15に第1ローラ16を配設して、同第1ローラ16を略円状とする内側の無端レール1に沿わせるとともに、折曲片7の裏面に突設した第2ステー17に第2ローラ18を配設して、外側の無端レール1’に沿わせることによって、皮保持枠4は無端レール1,1’に沿って間歇的に移動可能となるように構成されている。そして、皮保持枠4は無端レール1,1’に沿って移動する途中で次のような作動部材とガイド部材との干渉により餃子21の成形のための所定の作動をする。また、本実施例では基枠12に並列に三個の皮保持枠4を用いている。
【0029】
かかる皮保持枠4の移動初期位置における内側の無端レール1は、高い位置から低い位置へとなだらかに傾斜されており、したがって、同無端レール1に沿って誘導される皮保持台5の第1ローラ15も、下方へと変位しながら皮保持台5を起立させた状態から水平方向に開いた状態へと次第に皮保持台5を倒していくように構成されている。一方、外側の無端レール1’は最下位置を保持して水平に配設されており、したがって、同無端レール1’に沿って誘導される折曲片7の第2ローラ18は最下位置を水平に移動し、折曲片7を水平方向に開いた状態に保持するように構成されている。
【0030】
その下手位置の上部には餃子皮2を皮保持枠4上に供給する皮供給装置13が配設されている。無端レール1,1’は、皮保持台5と折曲片7を水平方向に開いた状態を保持して、皮保持台5と中受け片6と折曲片7が平面となるように構成されている。
【0031】
更に、その下手位置には餃子皮2上に餃子具3を載置する具供給装置14が配設されている。ここでも、無端レール1,1’は、皮保持台5と折曲片7を水平方向に開いた状態を保持して、皮保持台5と中受け片6と折曲片7が平面となるように構成されている。
【0032】
更に、その下手位置においては、無端レール1,1’を低い位置から高い位置へとなだらかに傾斜させることによって、無端レール1,1’に沿って移動する皮保持台5の第1ローラ16と折曲片7の第2ローラ18をそれぞれ上方へ変位させて、皮保持枠4の皮保持台5と折曲片7が餃子具3を載せた餃子皮2を保持したまま起立するように構成されている。
【0033】
かかる皮保持台5と折曲片7が無端レール1,1’に沿って移動しながら軸を中心にして起立すると、皮保持枠4は全体として略U字状に変形し、丸形の餃子皮2は餃子具3を挟んで二つ折りに折曲されて半円弧状となる。
【0034】
なお、かかる状態では二つ折りの餃子皮2の折曲部分はちょうど皮保持枠4の中受け片6上面に載置された状態となる。
【0035】
かかる状態では皮保持台5と折曲片7とは略U字状の互いに上を向いた起立状態になっているが、ここで互いに起立した状態から更にそれぞれの先端が交差する状態、すなわち、更なる折曲作動をすると具を挟んで折曲した餃子皮2の周縁部は両面から強く押圧され密着された状態となる。
【0036】
かかる作動は、皮保持台5の第1ローラ16が内側の無端レール1に沿って変位し皮保持台5を起立作動させることにより、また折曲片7の第2ローラ18が別途設けた駆動機構19を介して作動し折曲片7を同様に起立作動させることにより行われる。
【0037】
すなわち、駆動機構19は、水平方向に伸延した矩形のバー25を上下可能とする機構であり、基枠12に連設された3個の折曲片7にそれぞれ突設された第2ローラ18を下方より同時に所定変位だけ押し上げ、所定時間後元の位置に復元するものである。
【0038】
かかる状態で起立した皮保持台5の凹部内周面上部に位置した押圧片10の第3ローラ24が、別途設けた駆動機構20を介して押圧作動すると、折曲した餃子皮2の一面を上方から下方に押圧し、餃子皮2の一面を餃子具3の方向にやや押しやりながら波状の押し形を形成して餃子21の形状を整える。
【0039】
すなわち、駆動機構20は、矩形のバー26を上下可能とする機構であり、押圧部10に連設した第3ローラを上方より所定変位だけ押し下げ、所定時間後元の位置に復元するものである。
【0040】
この最終成形位置の更なる下手位置では、餃子21の形状が整った後に餃子21を成形型たる皮保持枠4から取り出す。すなわち、餃子21の成形が終了すると、内側の無端レール1は最高位を保持されるとともに、外側の無端レール1’は高い位置から低い位置へと傾斜させることにより、皮保持台5の第1ステー15は変位せず、また、折曲片7の第2ステー18は下方へ変位して、皮保持台5はそのままに、また、起立した折曲片7は水平に復元させて皮保持台5の一端に進出自在に構成された押出杆22を皮保持台5に形成した窓部11から進出させることによって成形済みの餃子21を皮保持枠4から排出する。
【0041】
上記のように構成された餃子21の成形装置Aの作動工程を参考に餃子21の成形方法を説明する。
【0042】
まず、餃子皮2上に餃子具3を載置する工程があり、ここでは皮保持枠4の移動初期位置の上部に配設された皮供給装置13により餃子皮2を皮保持枠4上に供給する。次いでその下手位置に配設された具供給装置14により餃子皮2上に餃子具3を載置する。
【0043】
次いで、餃子皮2を略中央から内側に二つ折りに折り曲げる工程があり、ここでは皮保持台5と折曲片7とを同時に起立作動させて保持フレーム8と皮受け部9と折曲片7とにより、皮保持枠4を全体的に略U字状に変形することにより餃子皮2を餃子具3を挟んだ二つ折り形状に折曲する。
【0044】
ここで、餃子皮2を折曲する際、餃子皮2上に餃子具3を載置する工程において、餃子皮2に餃子具3が載置されたことにより餃子具3の重みで餃子皮2が撓んだ状態となっているので、かかる状態にて二つ折りに折曲すると、餃子皮2の表側面側の中途部において折込みヒダが両側に形成されることになる。
【0045】
なお、かかる皮保持枠4の略U字状の変形によって、皮保持台5の半円弧状部分に突設された皮受け部9は、二つ折りの餃子皮2の略直上方に位置する状態となり、しかも、押圧片10は二つ折りの餃子皮2の一側の皮面上方に位置することになる。
【0046】
次いで、折り曲げた餃子皮2の開放端縁部分を密着させる工程があり、ここでは起立した皮保持台5と同皮保持台5に略平行に起立した折曲片7とを更に交差するように作動させて餃子皮2の開放端縁部分を密着させる。
【0047】
次いで、密着した餃子皮2の端縁部分の一側の皮面を餃子具3の方向に半円弧状に押し付ける工程があり、ここでは、皮保持台5の一方の端縁に進退自在に配設した半円弧状の押圧片10を餃子具3の方向に向かって進出させて、折曲した餃子皮2の一面を餃子具3の方向にやや押しやりながら波状の押し形を形成して餃子21の形状を整える。
【0048】
すなわち、餃子21は折曲片7により餃子21の裏側面を押圧された状態にて餃子21の表側面の上方より押圧片10により押圧されるので、餃子具3は皮保持台5に形成された窓部11へ押出され、前記折曲時に形成された折込みヒダを広げながら餃子の表側面に餃子特有の膨らみを形成するとともに、餃子21の底部を広面積として自立可能とすることができる。
【0049】
このようにして餃子21は一口形状でかつ手造りと同様の形状に形成される。
【0050】
【発明の効果】
発明は上記のような形態で実施されるもので、以下の効果を奏する。
【0051】
(1)請求項1の発明によれば、餃子皮上に餃子具を載置する工程と、餃子皮を略中央から内側に二つ折りに折り曲げる工程と、折り曲げた餃子皮の開放端縁部分を密着させる工程と、密着した餃子皮の端縁部分の一方の皮面を具の方向に半円弧状に押し付ける工程とより構成したために、一口餃子のような小さ目の餃子がおいしさを損なわない充分な量の具をしっかりと保持して、手作業で成形した餃子のように折畳みヒダによる丸い膨らみを有する上品な形状とするとともに、一口餃子でありながらも充分な底部を有して自立可能な餃子とすることができる効果がある。
【0052】
(2)請求項2の発明によれば、餃子具を丸形の餃子皮で包被すべく皮保持枠を少なくとも三つ折りに折曲自在に構成すると共に、同皮保持台の一方の端縁に半円弧状の押圧片を進退自在に配設し、皮保持台と折曲片とが餃子の成形進行にともない自動的に餃子皮の二つ折り作動を行い、また押圧片が進出作動により餃子皮の周縁部に押し形を形成すべく構成したために、容易にかつ確実に一口餃子のような小さ目の餃子に成形しながら餃子具はしっかりと餃子皮内に保持でき、あたかも手造り餃子のような上品でかつ小型の餃子形状に成形することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の餃子の成形装置を周辺の機器と共に示した説明図である。
【図2】図2は、皮保持枠の斜視説明図である。
【図3】図3は、本発明の餃子の成形工程を成形装置の作動と共に示す模式説明図であり、(a)は皮保持枠の断面説明図、(b)は(a)において皮保持枠に載置された餃子の斜視図である。
【図4】図4は、本発明の餃子の成形工程を成形装置の作動と共に示す模式説明図であり、(a)は皮保持枠の断面説明図、(b)は(a)において皮保持枠に載置された餃子の斜視図である。
【図5】図5は、本発明の餃子の成形工程を成形装置の作動と共に示す模式説明図であり、(a)は皮保持枠の断面説明図、(b)は(a)において皮保持枠に載置された餃子の斜視図である。
【図6】図6は、本発明の餃子の成形工程を成形装置の作動と共に示す模式説明図である。
【符号の説明】
A 成形装置
1 無端レール
1 無端レール
2 餃子皮
3 餃子具
4 皮保持枠
5 皮保持台
6 中受け片
7 折曲片
10 押圧片
11 窓部
16 第1ローラ
18 第2ローラ
19 駆動機構
20 駆動機構
21 餃子

Claims (2)

  1. 餃子皮上に餃子具を載置する工程と、餃子皮を略中央から内側に二つ折りに折り曲げる工程と、折り曲げた餃子皮の開放端縁部分を密着させる工程と、密着した餃子皮の端縁部分の一方の皮面を具の方向に半円弧状に押し付ける工程とよりなる餃子の成形方法。
  2. 餃子具を丸形の餃子皮で二つ折りに包被すべく皮保持枠を少なくとも三つ折りに折曲自在に構成すると共に、同皮保持枠の一方の端縁に半円弧状の押圧片を中央に向かって進退自在に配設し、餃子の成形進行にともない皮保持枠は自動的に三つ折りに、押圧片は進退作動すべくそれぞれ構成したことを特徴とする成形装置。
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