JP2018014893A - おにぎり製造方法及びその製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は,折込みユニットによってシート状米飯に具材を折り込み,成形によってシート状米飯の折込み合わせ面が見えなくなるおにぎりを提供する。
【解決手段】成形装置14は一次成形ユニット16と二次成形ユニット20から構成されている。一次成形ユニット16は,一対の成形側面型47をそれぞれ当接させると共に成形上型50を具材折込み米飯53の上面に当接させて成形する。二次成形ユニット20は,おにぎり成形孔48を備えた二次成形ボックス40に送り込まれた一次成形おにぎり53を受け型51と押し型50とによって押圧して押し拡げて,具材折込み米飯33の折り込み時にできた折込み合せ面56を無くしたおにぎり34に成形する。
【選択図】図12

Description

この発明は,例えば,具を包み込んだ米飯を成形するに当たって,米飯を押し硬めたり押し潰したりすることなく,ふっくらとした食感の良いおにぎりを成形するおにぎり製造方法及びその製造装置に関する。
おにぎり製造機として,具材を挟持する二つ折りされた米飯塊の一方の半塊部と他方の半塊部とは,米飯同士が結着した状態で折り返された折曲部を介して連続しているおにぎりに成形するものが知られている。該おにぎり製造機は,2枚プレート方式で具材を板状の米飯塊に折り込むものであり,板状に成形された米飯塊に具材を載置し,板状米飯塊を二つ折りにして具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み装置と,折り畳んだ米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形装置を備えている(例えば,特許文献1参照)。
おにぎり製造装置として,所定の形状に成形した米飯塊の表面の押圧部位を押圧しながら成形すると共に,押圧部位は押圧整形時に複数回変位するように構成されたものが知られている。該おにぎり製造装置は,米飯定量搬送部と,おにぎりの一部輪郭を形成した型板,及びその型板の対向位置に進退自在に配した押圧板を備え,おにぎりの展開形状を模した展開形状米飯塊を形成するおにぎり型展開成形部と,おにぎり型展開成形部にて形成した展開形状米飯塊に具を載置するための具載置部と,おにぎり型展開成形部で成形した展開形状米飯塊の中央成形部の両側の両側型部を中央成形部に折り重ねて所定形状の折畳米飯塊に成形するための折畳み成形部と,折りたたんで成形した所定形状の折畳米飯塊を所定回数転回しながら表面を押圧しておにぎり形状に整形する転回押圧部とを有している(例えば,特許文献2参照)。
おにぎり成形装置として,シート状米飯からふっくら感のあるおにぎりを成形するというものが知られている。該おにぎり成形装置は,3枚プレート方式で具材をシート状米飯に折り込むものであり,両側のプレートでシート状米飯の両側を折り曲げて具材を包み込むものであり,シート状米飯を所定の形状に折込成形する折込板と,折込板の開口両端を閉じる折込口閉止装置と,米飯搬送機構と折込板との間を往復移動可能とし,枠内側シート状米飯を保持させて折込板側に移載させると同時に,枠外側に付設した押込型により,折込成形後のシート状米飯を成形テーブルのおにぎり成形孔に挿入可能として成る略コ字枠状の折込挿入枠とを備えているものである(例えば,特許文献3参照)。
また,おにぎり成形装置として,矩形シート状の米飯からおにぎりを成形するものが知られている。該おにぎり成形装置は,矩形シート状の米飯を搬送する搬送コンベア,前記搬送コンベアに搬送された矩形シート状の米飯の両側が相互に接合して合わせ部位を形成するように折り込む折込板ユニット,前記折込板ユニットにより折り込まれた米飯が上方から下方へと挿入される成形孔が形成された回転体である成形テーブル,前記折込板ユニットによって折り込まれた前記合わせ部位が上方を向くようにして米飯を前記成形孔に挿入する挿入ユニット,前記成形孔に挿入された米飯を上下方向に圧縮しておにぎりを成形する圧縮型,及び成形されたおにぎりを前記成形孔から取り出す取出型を有している(例えば,特許文献4参照)。
特開2009−89619号公報。 特開2016−7174号公報。 特開2011−62106号公報。 特開2012−217417号公報。
しかしながら,従来のおにぎり製造装置では,板状米飯塊に具材を折り込む際に,板状米飯塊の一方の半塊部に具材を載置して,他方の半塊部を折曲して板状米飯塊に具材を内包しているため,折り曲げ部分の米飯が押圧され,米飯のふっくら性が損なわれるという問題があった。また,おにぎりの食感を重視する消費者からは,具材がおにぎりの中に均等に入っていることを望む声が出ており,始めのひと口目から具材が口の中に入ると食感の満足度が大きくなるが,おにぎりに具材が均等に入らず,片寄っているものはひと口目から具材が口の中に入らず,或いは具材がおにぎりからはみ出したり,滲み出ているものは食感はもとよりおにぎりの品質の悪化につながり問題になる。
そこで,本出願人は,おにぎり製造装置で作ったおにぎりが,人が手でおにぎりを握るときの動作を改めて細かく分析してみて, 米飯上に所定の具を載せた後に, 具を米飯で包み込むように,米飯を折り込む時の動きと,米飯を所定形状に成形しておにぎりを成形する時の成形型の動きについては, 出来るだけ人の手の動きに近づけることにより,手作り感のあるふっくらとしたおにぎりを製造装置を開発して,先に特許出願した(特願2015−083983号参照)。該おにぎり製造装置は,全体的に均一に解されたシート状米飯に載置した具材が載置位置を維持して移動せず,具材が均一におにぎりの中に位置するように折り込むことができ,おにぎりの具材折込み時に,おにぎりの折り曲げ部の厚みをそのまま確保し,折込みでシート状米飯を折り曲げ部を局部的に押圧することがなく,あたかも人が手で握ったように,具材が均一に入ったふっくらとした状態の良いおにぎりに折込むことができるものである。しかしながら,上記おにぎり製造装置では,シート状米飯に具材を載置してシート状米飯を折り曲げた時に,おにぎりの外面に折り曲げた時の合わせ面が目立ち過ぎ,見た目が好ましくない状態になることがあった。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,上記特願2015−083983号で開示したおにぎり製造装置における成形装置を更に発展させたものであり,コンビニエンスストアーやスーパマーケット等の店で販売されている梅干し,鮭,昆布,鰹節等の具材入りおにぎりについて,シート状米飯の上に載置した具材が成形時に,全体的に均一に解されたシート状米飯に載置した具材が載置位置を維持して移動せず,言い換えれば,具材の位置ずれがなく,おにぎりの具材が食べ始めから具材を一緒に食することができるおにぎりを造ることであり,そのために,おにぎりの具材折込み時に,おにぎりの折り曲げ部の厚みをそのまま確保し,折り込みでシート状米飯を折り曲げ部が局部的に押圧されることがなく,シート状米飯を折り曲げて具材を折り込み,特に,前掲特願2015−083983号で造ったおにぎりを更に二通りの仕上げ成形装置を用いて,シート状米飯への具材折込み時に発生する米飯の合わせ面即ち筋を目立たないように成形し,具材折込み米飯を成形しておにぎりを合わせ面が目立たない見た目が綺麗な食感の良いおにぎりになり,また,おにぎりを所望の形状の好ましい形状に成形することができ,しかも,おにぎりを安定して高効率に製造して大量生産を可能にし,おにぎり製造のコストダウンを図ることができるおにぎり製造方法及びその製造装置を提供することである。
この発明は,米飯供給部から送り込まれる米飯をおにぎり1個分の所定量のシート状米飯としてコンベヤ上に順次供給し,前記コンベア上の前記シート状米飯に所定の具材を載せて前記シート状米飯に包み込んで具材折込み米飯に成形し,前記具材折込み米飯を所定の形状に成形して送り出すことから成るおにぎり製造方法において,
前記具材折込み米飯を一次成形ユニットに移動させて,前記具材折込み米飯を成形前面型と成形後面型で挟んだ状態で,前記具材折込み米飯の両側面に一対の成形側面型をそれぞれ当接させると共に成形上型を前記具材折込み米飯の上面に当接させて成形して一次成形おにぎりを形成し,次いで,前記一次成形おにぎりを二次成形ユニットに移動させて,前記一次成形おにぎりを二次成形ボックスの成形孔に送り込み,前記成形孔内の前記一次成形おにぎりを受け型と押し型とによって押圧して押し拡げて,前記具材折込み米飯の折り込み時にできたシート状米飯の折込み合せ面を無くしたおにぎりに仕上げることを特徴とするおにぎり製造方法に関する。
また,前記一次成形ユニットでは,前記具材折込み米飯を一対の前記成形側面型で当接して挟み込むと共に,前記成形上型によって押圧して一次成形おにぎりに成形するものである。更に,前記二次成形ユニットでは,前記二次成形ボックスの前記成形孔の上面まで上昇した前記受け型に前記一次成形おにぎりを送り込み,前記押し型が下降して前記一次成形おにぎりの上面に達すると前記受け型が同期して下降し,前記成形孔内で前記一次成形おにぎりを前記受け型と前記押し型とによって押圧して押し拡げて前記具材折込み米飯に存在する前記折込み合せ面を無くすものである。
また,この発明は,米飯供給部から送り込まれる米飯を米飯振り分け部によって主米飯供給部と補填米飯供給部へ振り分けて予め決められた所定量の米飯を解して1個分のシート状米飯にしてコンベヤ上に順次供給するシート状米飯製造装置,前記シート状米飯製造装置から送り込まれた前記シート状米飯に所定の具材を載せて具材載置シート状米飯にするトッピングステーション,前記トッピングステーションからの前記具材が載置された前記シート状米飯に前記具材を包み込んで具材折込み米飯に成形する折込みユニット,及び前記具材折込み米飯を所定の形状に成形する成形装置,及び前記成形装置で成形されたおにぎりを送り出す搬出コンベヤから成るおにぎり製造装置において,
前記成形装置は,前記折込みユニットから送り込まれた前記具材折込み米飯を成形前面型と成形後面型で挟んだ状態で,前記具材折込み米飯の両側面に当接して形成する一対の成形側面型,及び前記成形側面型で把持された前記具材折込み米飯の上面に当接して成形する成形上型を有し,前記具材折込み米飯を一次成形おにぎりに成形する一次成形ユニット,及前記一次成形ユニットから送り込まれた前記一次成形おにぎりを受け入れる成形孔を備えた二次成形ボックス,前記成形孔内の前記一次成形おにぎりを支持する受け型,及び前記受け型に連動して移動し且つ前記受け型に支持された前記一次成形おにぎりを押圧して押し拡げる押し型を有し,前記一次成形おにぎりから折込み合せ面を無くしたおにぎりに仕上げる二次成形ユニットから構成されていることを特徴とするおにぎり製造装置に関する。
また,このおにぎり製造装置において,前記二次成形ユニットにおける前記二次成形ボックスに形成されている前記おにぎり成形孔のサイズは,前記一次成形ユニットで成形された前記一次成形おにぎりのサイズより大きく形成されているものである。
また,前記折込みユニットは,前記供給コンベヤで搬送された前記具材が載置された前記シート状米飯を受け入れる受けプレート,前記受けプレートに対して直角状態に折曲がって前記具材が載置された前記シート状米飯に前記具材が載置されていない具材無し部分を具材載置部分に対して直角状態に折曲げる折り曲げプレート,及び前記折り曲げプレートに連動して直角状態に折り曲がった前記具材無し部分の先端部分の前記シート状米飯を前記具材載置部分の上に重ねる折り重ねプレートから構成されているものである。
また,前記トッピングステーションでは,前記コンベア上の前記シート状米飯の片側に前記具材が載置された具材載置シート状米飯に形成されるものである。
このおにぎり製造方法及びその製造装置は,上記のように構成されているので,折り曲げ成形具のプレートがシート状米飯の具材を載置していない部分を直角状態に折曲げると共に,折り重ねプレートが直角状態に状態に折曲がった前記具材無し部分の先端側を更に略90°に折り曲て,前記具材載置部分の上に折り重ねるので,シート状米飯の折り曲げ部の厚みは折り曲げプレートで確保することができ,折り曲げ部のシート状米飯を折り曲げで押圧することなく,ふっくらとした状態になり,更に先端部のシート状米飯を具材載置部分の上に重ねて,ふっくらした手作り感がある食感に形成することができ,おにぎりの中の具材が位置ずれして片寄った状態で入ったり,具材がはみ出したりすることがなく,具材がシート状米飯中に均等に入り,おにぎりの食べ始めの一口目から具材が米飯と一緒に口に入り,食感の満足度が良くなると共に,特に,シート状米飯の折り曲げ後に,具材が折り込まれたおにぎりの折込み合わせ面である筋を,第1成形ユニットと第2成形ユニットから成る仕上げ成形装置によって見えなくすることができ,極めて見た目が綺麗なおにぎりを造ることができる。具体的には,仕上げ成形装置は,具材折込み米飯を第1成形ユニット,次いで第2成形ユニットによって二段階に成形することによって,米飯を押し潰すことなく,ふっくらした食感を維持して見かけの良いおにぎりを成形するものであり,一次成形ユニットに送り込まれた具材折込み米飯を成形前面型と成形後面型との間に位置させて,具材折込み米飯に対して一対の成形側面型を一回のみ当接させてふっくら感を損なわないようにおにぎり側面を成形し,次いで,成形上型を前記具材折込み米飯の上面に当接させることによって,おにぎり完成品より側面寸法が小さく且つ高さ寸法が高い形状の一次成形品のおにぎりを形成する。次いで,一次成形品のおにぎりを架台19に対して固定されている二次成形ボックスの成形孔に送り込み,そこで,一次成形品のおにぎりを成形孔内に位置する受け型に支持させ,次いで,おにぎりは上下動する受け型と押し型とを連動させて押圧され,そこで,一次成形品のおにぎりが高さ方向が押圧されて側面方向に押し拡げられ,おにぎりに見えていた折込み合わせ面が見えなくなり,完成品のおにぎりに成形される。従って,このおにぎり製造方法及びその製造装置は,シート状米飯が具材を確実に適正に均一に包み込むと共に,おにぎりが具材を折り込んだシート状米飯の合わせ面が見えなくなるので,出来上がったおにぎりが「ふっくら」とした食感が損なわれず,しかも見た目が綺麗なおにぎりになる。このおにぎり製造装置は,トッピングステーションでは送り込まれたシート状米飯に所定の具材を載置するだけの作業であり,シート状米飯への具材の供給作業が容易になり,作業者の負担を軽減することができる。また,シート状米飯を三角形のおにぎりに形成する場合には,シート状米飯を菱形に形成しておけばよく,丸形,たどん形にする場合には,それに応じた形状にシート状米飯を形成すれば良いものである。
この発明によるおにぎり製造装置の一実施例を示す斜視図である。 図1のおにぎり製造装置におけるシート状米飯製造装置を示す斜視図である。 図1のおにぎり製造装置における米飯振り分け部を示す斜視図である。 図1のおにぎり製造装置における主飯供給部を示す斜視図である。 図1のおにぎり製造装置におけるシート状米飯送り出し機構を示す斜視図である。 図1のおにぎり製造装置における成形装置の一実施例を示す斜視図である。 図1のおにぎり製造装置の成形装置における折り込むユニットを示し,(A)は3枚のプレートのシート状米飯受け入れ時の状態を示し,(B)は3枚のプレートがシート状米飯を折り込む途中の状態を示し,(C)は3枚のプレートがシート状米飯を折り込んだ状態を示す説明図である。 図1のおにぎり製造装置の成形装置における一次成形ユニットの一実施例を示す斜視図である。 図8の一次成形ユニットにおける一対の成形前後面型によっておにぎりを成形する工程を示す正面図である。 図8の一次成形ユニットにおける一対の成形側面型によっておにぎりを成形する工程を示す説明図である。 図8の一次成形ユニットにおける一対の成形側面型と成形上型によっておにぎりを成形する工程を示す説明図である。 図1のおにぎり製造装置の成形装置における二次成形ユニットの一実施例を示す斜視図である。 図12の二次成形ユニットによっておにぎりが成形される工程を示し,(A)は二次成形ボックスの成形孔の上方に送られたおにぎりを受け型で支持した工程を示す説明図,(B)は受け型が成形孔内を下降し,押し型がおにぎりの上面から押圧している工程を示す説明図,及び(C)は押し型がおにぎりから離れると共に受け型が成形孔内を上昇しておにぎりを二次成形ボックスの上面に押仕上げた工程を示す説明図である。 図1のおにぎり製造装置の成形装置における一次成形ユニットの別の実施例を示す斜視図である。 図1のおにぎり製造装置の成形装置における二次成形ユニットの別の実施例を示す斜視図である。
以下,図面を参照して,この発明によるおにぎり製造方法及びその製造装置の実施例を説明する。この発明によるおにぎり製造方法は,主として,米飯供給部2から送り込まれる米飯58をおにぎり1個分の所定量のシート状米飯30としてベルトコンベヤである計量コンベヤ6上に順次供給し,次いで間欠コンベヤ7及びシート状米飯供給コンベヤ9へ順次搬送し,シート状米飯供給コンベヤ9上のシート状米飯30に所定の具材を載せて,シート状米飯30に包み込んで具材折込み米飯33に成形し,具材折込み米飯33を所定の形状に成形して送り出すことから成り,具材折込み米飯33を一次成形ユニット16に移動させて,具材折込み米飯33の両側面に一対の成形側面型47をそれぞれ一回のみ当接させると共に成形上型44を前記具材折込み米飯33の上面に当接させて成形して一次成形おにぎり52を形成し,次いで,一次成形おにぎり52を二次成形ユニット20に移動させて,一次成形おにぎり52を三角形の成形孔48を備えた二次成形ボックス40に送り込み,おにぎり成形孔48内の一次成形おにぎり52を受け型51と押し型50とによって押圧して押し拡げて,具材折込み米飯33の折り込み時にできたシート状米飯30の折込み合せ面56を無くしたおにぎり54を作製することを特徴としている。
また,このおにぎり製造方法は,一次成形ユニット16では,具材折込み米飯33を一対の成形側面型47で一回のみ当接して挟み込むと共に成形上型44によって押圧して一次成形おにぎり52を造るものである。更に,このおにぎり製造方法は,二次成形ユニット20では,二次成形ボックス40のおにぎり成形孔48の上面まで上昇した受け型51に一次成形おにぎり52を送り込み,押し型50が下降して一次成形おにぎり52の上面に達して受け型51が下降し,おにぎり成形孔48内で一次成形おにぎり52が受け型51と押し型50とによって押し拡げられて折込み合せ面56が無くなったおにぎり53を造ものである。
図1〜図13を参照して,この発明によるおにぎり製造装置の一実施例を説明する。このおにぎり製造装置は,概して,米飯リフター1によって米飯供給部2に送り込まれた米飯58が米飯供給部2からホッパ24を通じて米飯振り分け部3に送り込まれ,米飯振り分け部3によって主米飯供給部4と補填米飯供給部5へ振り分けられておにぎり1個分の予め決められた所定量の米飯58を米飯解し機構27,27Sの送りローラ64間を通ってコンベヤ6,7上に順次供給する架台18に設置された定量米飯製造装置であるシート状米飯製造装置12,シート状米飯製造装置12から送り込まれた架台18に設置された具材供給コンベア8上に載置されたシート状米飯30に所定の具材32が載せられて具材載置のシート状米飯30にするトッピングステーション13,具材載置のシート状米飯30を予め決められた所定形状の具材折込み米飯33に成形する架台19に設置された成形装置14,及び具材折込み米飯33のおにぎり34を送り出す搬出コンベヤ17から構成されている。
また,シート状米飯製造装置12において,米飯リフター1で揚げられた米飯供給部2に供給された米飯58は,米飯搬送コンベヤ23で搬送される途中で,先端に配置されている解し羽根の解し機構27である程度解されてホッパを通って米飯振り分け部3に送られる。米飯振り分け部3は,図3に示すように,フロントプレート59,バックプレート60,及び一対のサイドプレート61に囲まれたスペース62に,米飯58をガイドするシュート25,切換えダンパ35及び振り分けローラ26に設置されている。米飯振り分け部3に送られた米飯58は,シュート25にガイドされて振り分けローラ26と切換えダンパ35によって主米飯供給部4と補填米飯供給部5にそれぞれ振り分けられて供給される。また,主米飯供給部4は,図4に示すように,バックプレート63,フロントプレート,一対のサイドプレート65で囲まれるスペース66に一対の送りローラ64が設けられ,その下部にホッパ36が配設されると共に,解しローラ37と解しローラ37に対向して送りローラ38が設置されている。主米飯供給部4のスペース66には,所定の位置にレベルセンサ(第1レベルセンサ)が設置され,レベルセンサは,主米飯供給部4に供給される米飯58の供給量を制限する機能を有している。また,補填米飯供給部5は,同様に,バックプレート,フロントプレート,一対のサイドプレートで囲まれるスペースの下部にホッパが配設されると共に,主米飯供給部4と同様の解しローラと解しローラに対向して送りローラが設置されている。補填米飯供給部5のスペースには,所定の位置にレベルセンサが設置され,該レベルセンサは,補填米飯供給部5に供給される米飯58の供給量を制限する機能を有している。
主米飯供給部4と補填米飯供給部5との各々の米飯58が,主米飯供給部4と補填米飯供給部5とに所定量,例えば,おにぎり3〜4個分の量の米飯が溜まり且つ条件が整うと運転が開始される。また,主米飯供給部4と補填米飯供給部5では,各々の送り出し機構の入口部に解し機構27を直結したことによって,米飯58の解しが良好に行われる。主米飯供給部4に振り分けられた米飯58は,解し機構27の送りローラ38と解しローラ37により全体が均一に解されながら,シート状米飯送り出し機構28に送られる。また,補填米飯供給部5に振り分けられた米飯58は,同様に,解し機構27の送りローラ38と解しローラ37により全体が均一に解されながら補填米飯送り出し機構28Sに供給される。米飯58が解し機構27を通過した直後の米飯58は,解しローラ37で全体が均一に良好に解されているため,送りローラ38を通過する際には米飯58の密度が一定になっている。それ故に,ナイフ29で米飯58が切断された際に,シート状米飯30の重量が極めて安定して均等なシート状米飯30になる。シート状米飯30の計量後に,補填量の指示が可能になり,シート状米飯30の重量が安定し,例えば,1枚のシート状米飯30が,例えば,予め95grと設定し,重量の許容範囲を±3grとすると,補填するべきシート状の補填米飯30Sの必要量は極めて少なくなり,シート状補填米飯をシート状米飯30に補填する機会が少なくなり,米飯58の補填が簡素化することができる。また,シート状米飯送り出し機構28に供給された米飯58は,前段に配設された一対の送りローラとその下方の後段に配設された一対の送りローラとによって,シート状米飯30になって送り出される。シート状米飯送り出し機構28は,解された米飯58を所定の厚さのシート状米飯30に形成するため,対向した一対の送りローラが少なくとも2段配設されており,送りローラ間の間隔は前段送りローラが後段送りローラより大きく設定されており,送りローラ間を通過する解された米飯58が順次薄く所定の厚さのシート状米飯30に成形される。シート状米飯送り出し機構28は,図5に示すように,バックプレート67,一対のサイドプレート68,及びフロントプレート(図示せず)で囲まれるスペース70に主米飯供給部4からの解された米飯58が供給される。
シート状米飯送り出し機構28から所定量のシート状米飯30が送り出されると,一対の送りローラ38の下方に配置されているナイフ29が作動して,シート状米飯30に切断し,切断されたシート状米飯30が計量コンベヤ6上に落下する。計量コンベヤ6上に落下したシート状米飯30は搬送されながら計量される。シート状米飯30は,計量コンベヤ6から間欠駆動コンベヤ7に移動し,間欠駆動コンベヤ7の上方には,補填米飯供給部5が配設されており,シート状米飯30が予め決められた所定量より不足している場合には,補填米飯供給部5に指令が発され,不足分の量の米飯が補填米飯供給部5の下方に設置されたシャッタ状のナイフ29Sが作動し,所定量の補填米飯は,間欠駆動コンベヤ7上のシート状米飯30が補填米飯供給部5を通過する時に,シート状米飯30上に載せられて補填される。この時,予め決められた所定量に対して許容範囲の重量のシート状米飯30,或いはオーバしたシート状米飯30は,補填米飯供給部5を通過するように設定されている。補填米飯は,主米飯供給部4の解し機構27とシート状米飯送り出し機構28と同様の機構に構成された解し機構27とシート状の補填米飯送り出し機構28Sを使用して,指令によりナイフ29Sが作動して補填米飯供給部5の米飯から不足分が切り落とされ,シート状米飯30上に載せられる。また,間欠駆動コンベア7には,シート状米飯30を成形しながら整列させるシート状米飯整列機構22が設けられている。シート状米飯30は,シート状米飯整列機構22において成形され,整列されて具材供給コンベヤ8に送られる。具材供給コンベヤ8では,所定の具材32がシート状米飯30に載置される。即ち,このおにぎり製造装置では,予め決められた所定量に調整されたシート状米飯30は,成形されて,シート状米飯整列装置22を通過して,シート状米飯30の姿勢即ち向きが一方向に整えられ,トッピングスペース13の具供給コンベヤ8に送り込まれる。トッピングスペース13では,手作業により,梅干し,鮭,昆布,タラコ等の各種の具材32がシート状米飯30上の載置部位に載置されている。次いで,具材32が載せられた成形装置14へと送り込まれる。
トッピングステーション13では,具材供給コンベヤ8上のシート状米飯30の片側,例えば,三分の一程度の部分に具材32を載置して,具材載置シート状米飯を形成する。定量米飯供給装置であるシート状米飯製造装置12によって形成されるシート状米飯30は,シート状米飯30であって三角形の具材入りおにぎり34に成形される。この実施例では,図1に示すように,シート状米飯供給コンベヤ上の具材32が載置されたシート状米飯30は,フィーダ10によって折込みユニット11へ送り込まれる。また,図7に示すように,折込みユニット11を構成する折り曲げプレート42は.受けプレート41に対して略90°に折曲がり,また,折り重ねプレート43は,受けプレート41に対して略180°に折り曲がって受けプレート41と平行状態になり,折り重ねプレート43に載置されている菱形シート状米飯30を,受けプレート41に載置されている具材32を載せられた菱形シート状米飯30の上に重ねることができる。
この発明によるおにぎり製造装置は,特に,成形装置14が具材折込み米飯33を一次成形おにぎり52に造る一次成形ユニット16,及び一次成形おにぎり52から折込み合せ面56を無くしたおにぎり54を造る二次成形ユニット20から構成されていることを特徴としている。折込みユニット11では,具材折込み米飯33は,フィーダ57,円テーブル31及びフィーダ15によってベルトコンベヤ39上に送られる。図8に示すように,具材折込み米飯33は,ベルトコンベヤ39によって一次成形ユニット16の中心付近まで送り込まれる。一次成形ユニット16は,図8に示すように折込みユニットから送り込まれた具材折込み米飯33の両側面に小刻みに当接して成形する一対の成形側面型47,及び成形側面型47で把持された具材折込み米飯33の上面に当接して成形する成形上型44を有している。図8〜図11に示すように,まず,具材折込み米飯33は,成形前面型45と成形後面型46とが前後で矢印(図9)で示すように円弧状に動いて前後が成形され,次いで,一対の成形側面型47が具材折込み米飯33に左右から一回のみ当接して左右が成形され,次いで,成形上型44が下降して具材折込み米飯33の上面に当接して上部が成形されることになる。上記のように,一次成形ユニット16では,具材折込み米飯33は,成形前面型45と成形後面型46とで前後が把持されている状態で,一対の成形側面型47が小刻みに当接して成形されるので,ほどよい硬さに成形される。
次に,図12及び図13に示すように,二次成形ユニット20は,一次成形ユニット16から送り込まれた一次成形おにぎり52が入り込む三角形状の成形孔48を備えた二次成形ボックス40,成形孔48内の一次成形おにぎり52を支持する受け型51,及び受け型51に連動して移動し且つ受け型51に支持された一次成形おにぎり52を押圧して横方向に押し拡げる押し型50を有している。一次成形おにぎり52は,ベルトコンベヤ39によって所定の位置まで運ばれると,フィーダ21が作動して二次成形ボックス40の成形孔48に送り込まれる。この時に,一次成形おにぎり52が成形孔48に落ち込まないように,受け型51が成形孔48の上面まで上昇しており,一次成形おにぎり52が受け型51上に支持された状態になり,そこで押し型50が下降して一次成形おにぎり52の上面に当接する。一次成形おにぎり52が受け型51と押し型50で挟まれた状態になると,図13(A),(B)及び(C)に示すように,一次成形おにぎり52は,適正に押圧されて成形されることになる。即ち,一次成形おにぎり52を支持している受け型51が下降すると共に,受け型51に連動して押し型50が下降し,一次成形おにぎり52は,その側面が成形孔48に沿って規制されて下降し,図13の(B)に示すように,押し型50と受け型51とが連動して一次成形おにぎり52をふっくらした状態を損なうことなく押圧して成形孔48の全域に押し拡げ,一次成形おにぎり52が予め決められた所定のサイズに成形されて完成品のおにぎり54に成形される。そこで,図13の(C)に示すように,押し型50と受け型51とが連動して上昇し,おにぎり54の下面が二次成形ボックス40の上面に達し,おにぎり54がベルトコンベヤ39と搬出コンベヤ17と同位置まで上昇する。この時点では,おにぎり54は,一次成形おにぎり52に未だ残っていた折込み合わせ面56が見えなくなって完成品に成形される。次いで,おにぎり54は,フィーダ21によって搬出コンベヤ17に送り込まれて搬出されることになる。上記のように,二次成形ユニット20では,一次成形おにぎり52は 二次成形ボックス40の成形孔48に規制された状態で押し型50と受け型51とが連動して押圧されるので,ほどよい硬さに成形されると共に,折込み合わせ面56が見えなくなルと共に,成形孔48の三角形の頂点の形状までも綺麗な形状に仕上げられることになる。
このおにぎり製造装置は,上記のように,成形装置14を一次成形ユニット16と二次成形ユニット20とに2段階で構成することによって,例えば,一次成形ユニット16で成形される具材折込み米飯33は,成形前面型45と成形後面型46によって前後が成形されている時には,左右にストレス(反力)の逃げ場ができ,一対の成形側面型47が具材折込み米飯33に小刻みに当接して左右が成形される時には,上下にストレス(反力)の逃げ場ができており,最後に成形上型44が下降して具材折込み米飯33が適度の程度に押圧されるので,成形時の米飯へのダメージを最小限に抑えることができ,一次成形品がふっくらとした食感の良い三角形のおにぎり54を造ることができる。次いで,おにぎり52は,二次成形ユニット20によって三角の頂点部分が成形されると共に,折込み合わせ面56が見えなくなるように成形され,おにぎり54へのダメージ即ち潰したり練ったりされるのを最小限に少なくし,おにぎり54の頂点まで適正に成形されて完成品のおにぎり54を造ることができる。
このおにぎり製造装置では,折込みユニット11は,前掲特願2015−083983号において開示されているが,図7に示すように,受けプレート41,折り曲げプレート42及び折り重ねプレート43から構成されている。具体的には,折込みユニット11は,シート状米飯供給コンベヤ9で搬入された具材32が載置されたシート状米飯30を受け入れる受けプレート41,受けプレート41に対して直角状態に揺動して具材32が載置されたシート状米飯30の具材32が載置されていない具材無し部分72を具材載置部分71に対して直角状態に折曲げられる折り曲げプレート42,及び折り曲げプレート42に連動して直角状態に折曲がった具材無し部分72の先端部分73のシート状米飯30を具材載置部分71の上に折り重ねる折り重ねプレート43から構成されている。折り曲げプレート42は,具体的には,完成したおにぎり34の厚みに対応するサイズに幅が設定されており,折り曲げプレート42によって,おにぎり34の折り曲げ部分の長さ即ち厚みを確保できるので,従来のもののように折込み部分が圧迫されずに,ふっくらしたおにぎり34を作ることができる。
次に,図14及び図15を参照して,この発明によるおにぎり製造装置の別の実施例を説明する。第2実施例では,第1実施例に開示した二次成形ボックス40に形成した成形孔48が三角形であるのに対して,側面型55が円弧面に形成されルと共に,二次成形ボックス40に形成した成形孔49が丸形に形成されている。第二実施例は,側面型55が円弧面で成形孔49が丸形になっている以外は第1実施例で開示されているものと同一であるので,ここでは,同一の部材には同一の符号を付してそれらの説明を省略している。また,このおにぎり製造装置では,側面型55と二次成形ボックス40に形成する成形孔の形状によって,造られるおにぎりの形状が決まってくるので,一次成形ユニット16の側面型及び二次成形ユニット20の成形孔の形状を変更することによって,たどん形等のその他形状のものでも造ることができるものである。
このおにぎり製造方法及びその製造装置は,例えば,具材入りおにぎりを押し硬めることなく,ふっくらとした状態に成形して,おにぎりを大量生産する営業用のおにぎり製造装置に適用して好ましいものである。
2 米飯供給部
3 米飯振り分け部
4 主米飯供給部
5 補填米飯供給部
6 計量コンベヤ
7 間欠駆動コンベヤ
8 具材供給コンベヤ
9 シート状米飯供給コンベヤ
11 折込みユニット
12 シート状米飯製造装置
13 トッピングステーション
14 成形装置
16 一次成形ユニット
17 搬出コンベヤ
20 二次成形ユニット
30 シート状米飯
32 具材
33 具材折込み米飯
34,54 おにぎり
40 二次成形ボックス
41 受けプレート
42 折り曲げプレート
43 折り重ねプレート
44 成形上型
45 成形前面型
46 成形後面型
47 成形側面型
48,49 成形孔
50 押し型
51 受け型
52,53 おにぎり
55 側面型
56 折込み合わせ面
58 米飯
71 具材載置部分
72 具材無し部分
73 先端部分

Claims (7)

  1. 米飯供給部から送り込まれる米飯をおにぎり1個分の所定量のシート状米飯としてコンベヤ上に順次供給し,前記コンベア上の前記シート状米飯に所定の具材を載せて前記シート状米飯に包み込んで具材折込み米飯に成形し,前記具材折込み米飯を所定の形状に成形して送り出すことから成るおにぎり製造方法において,
    前記具材折込み米飯を一次成形ユニットに移動させて,前記具材折込み米飯を成形前面型と成形後面型で挟んだ状態で,前記具材折込み米飯の両側面に一対の成形側面型をそれぞれ当接させると共に成形上型を前記具材折込み米飯の上面に当接させて成形して一次成形おにぎりを形成し,次いで,前記一次成形おにぎりを二次成形ユニットに移動させて,前記一次成形おにぎりを二次成形ボックスの成形孔に送り込み,前記成形孔内の前記一次成形おにぎりを受け型と押し型とによって押圧して押し拡げて,前記具材折込み米飯の折り込み時にできたシート状米飯の折込み合せ面を無くしたおにぎりに仕上げることを特徴とするおにぎり製造方法。
  2. 前記一次成形ユニットでは,前記具材折込み米飯を一対の前記成形側面型で当接して挟み込むと共に,前記成形上型によって押圧して一次成形おにぎりに成形することを特徴とする請求項1に記載のおにぎり製造方法。
  3. 前記二次成形ユニットでは,前記二次成形ボックスの前記成形孔の上面まで上昇した前記受け型に前記一次成形おにぎりを送り込み,前記押し型が下降して前記一次成形おにぎりの上面に達すると前記受け型が同期して下降し,前記成形孔内で前記一次成形おにぎりを前記受け型と前記押し型とによって押圧して押し拡げて前記具材折込み米飯に存在する前記折込み合せ面を無くすことを特徴とする請求項2に記載のおにぎり製造方法。
  4. 米飯供給部から送り込まれる米飯を米飯振り分け部によって主米飯供給部と補填米飯供給部へ振り分けて予め決められた所定量の米飯を解して1個分のシート状米飯にしてコンベヤ上に順次供給するシート状米飯製造装置,前記シート状米飯製造装置から送り込まれた前記シート状米飯に所定の具材を載せて具材載置シート状米飯にするトッピングステーション,前記トッピングステーションからの前記具材が載置された前記シート状米飯に前記具材を包み込んで具材折込み米飯に成形する折込みユニット,及び前記具材折込み米飯を所定の形状に成形する成形装置,及び前記成形装置で成形されたおにぎりを送り出す搬出コンベヤから成るおにぎり製造装置において,
    前記成形装置は,前記折込みユニットから送り込まれた前記具材折込み米飯を成形前面型と成形後面型で挟んだ状態で,前記具材折込み米飯の両側面に当接して形成する一対の成形側面型,及び前記成形側面型で把持された前記具材折込み米飯の上面に当接して成形する成形上型を有し,前記具材折込み米飯を一次成形おにぎりに成形する一次成形ユニット,及前記一次成形ユニットから送り込まれた前記一次成形おにぎりを受け入れる成形孔を備えた二次成形ボックス,前記成形孔内の前記一次成形おにぎりを支持する受け型,及び前記受け型に連動して移動し且つ前記受け型に支持された前記一次成形おにぎりを押圧して押し拡げる押し型を有し,前記一次成形おにぎりから折込み合せ面を無くしたおにぎりに仕上げる二次成形ユニットから構成されていることを特徴とするおにぎり製造装置。
  5. 前記二次成形ユニットにおける前記二次成形ボックスに形成されている前記おにぎり成形孔のサイズは,前記一次成形ユニットで成形された前記一次成形おにぎりのサイズより大きく形成されていることを特徴とする請求項4に記載のおにぎり製造装置。
  6. 前記折込みユニットは,前記供給コンベヤで搬送された前記具材が載置された前記シート状米飯を受け入れる受けプレート,前記受けプレートに対して直角状態に折曲がって前記具材が載置された前記シート状米飯に前記具材が載置されていない具材無し部分を具材載置部分に対して直角状態に折曲げる折り曲げプレート,及び前記折り曲げプレートに連動して直角状態に折り曲がった前記具材無し部分の先端部分の前記シート状米飯を前記具材載置部分の上に重ねる折り重ねプレートから構成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のおにぎり製造装置。
  7. 前記トッピングステーションでは,前記コンベア上の前記シート状米飯の片側に前記具材が載置された具材載置シート状米飯に形成されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のおにぎり製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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