JP2014093963A - おにぎり製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】このおにぎり製造装置は,一個分の量が全体的に均一に解された米飯をシート状米飯に成形し,シート状米飯の折り込みコンベヤによって構成し,あたかも人が手で握ったように米飯が潰れておらず,ふっくらとした食感の良いおにぎりを製造する。
【解決手段】成形装置35は,具52をシート状米飯51で包み込むための折り込みコンベヤ30と,折り込みコンベヤ30で具入り米飯が押し込まれておにぎりに成形されるおにぎり型孔22を備えた成形円盤31とから構成されている。折り込みコンベヤ30は,主として,シート状米飯51を搬送するボトムベルト13とその両側に位置してシート状米飯51の両側を折り込むため一対のサイドベルト14から構成されている。
【選択図】図6

Description

この発明は,例えば,具を包み込んだ米飯を成形するに当たって,米飯を押し硬めたり押し潰したりすることなく,ふっくらとした食感の良いおにぎりを成形するおにぎり製造装置に関する。
本出願人は,おにぎり製造装置として,おにぎり1個分の予め決められた所定量の米飯塊を所定形状に解し拡げて具を供給し,具を拡げた米飯に包み込んで所定形状のおにぎりに成形するおにぎり製造装置を先に開発して先に特許出願した。該おにぎり製造装置は,おにぎり1個分の米飯塊を供給コンベヤ上に順次供給する定量米飯塊供給装置,供給コンベア上の米飯塊を解し広げるローラを備えた解し広げ装置,広げられた平らな米飯に所定の具を載せるロータリテーブル上に設けられた具供給ステーション,具載置米飯上の具を包み込むため具の周辺の部分の米飯を具の上に折り込む米飯折込み装置,具入り米飯を所定の形状に成形するため接離可能な複数の成形型から成る成形装置,及び成形された具入り米飯を送り出す送出装置から構成されている(例えば,特許文献1参照)。
また,本出願人は,解し機構を備えた米飯計量供給装置を開発して先に特許出願した。該米飯計量供給装置は,米飯供給部内に設けられた米飯搬送コンベヤに設けられた解し羽根回転ロール,米飯搬送コンベヤの下方に設置された案内筒,該案内筒の下部に設置され且つ周面に送り溝部を有する送りローラー,該送りローラーに対向設置され且つ送りローラーより速度が速く回転する解しローラー,それらの下方に設置された計量秤を有する米飯計量室を備えている。上記米飯計量供給装置は,米飯が案内筒内で自重による落下作用によって送りローラーに移送され,上部米飯検知センサーが案内筒内の米飯を検知に応答して米飯搬送コンベヤと解し羽根回転ロールとの作動を停止して案内筒への米飯の送込み作用を停止し,下部米飯検知センサーの位置まで米飯が蓄積されると,送りローラーと解しローラーとを作動して米飯を送りローラーと解しローラーとで米飯を解して下方の米飯計量室へ供給すると共に,送りローラーと解しローラーとの速度を計量秤の計量作用で高低速変換自在に夫々構成して,米飯の主供給分は高速で且つ補給分は低速で行なうものである(例えば,特許文献2参照)。
従来,おにぎりを形成するおにぎり成形方法およびおにぎり成形装置が知られている。該おにぎり成形方法は,主計量部で計量したシート状米飯を搬送コンベヤに載せる工程と,補助計量部にシート状米飯の差分を調整して定量米飯とする工程と,当該搬送によって搬送した米飯を搬送方向前方に配置した計量コンベヤに移載して計量する工程と,計量コンベヤにより移送したシート状米飯をシート状米飯移載供給部によっておにぎり成形部の載置面上にシート状米飯を移載する工程と,シート状米飯に対し具材を供給後に,具材とシート状米飯とを最終計量する工程とを有している(例えば,特許文献3参照)。
また,おにぎり製造装置として,変形可能なコンベヤベルト上に食材を載置して食材を押厚成形するものが知られている。該おにぎり製造装置は,シート状に形成した食材が載置されるコンベヤベルトの幅方向に立設された一対のベルト側端起立用ガイドと,シート状食材の上側が絞り込まれる湾曲部を形成させる左右一対の側面挟圧ローラと,ベルト側端起立用ガイドから開放されたコンベヤベルト上の塊状食材を押圧整形する上面整形ローラと,を有するように成形装置を備えたものである(例えば,特許文献4参照)。
また,生地分割装置および方法として,シート状の米飯を目標重量に分割するものが知られている。該生地分割装置は,搬送コンベヤからのシート状の米飯を計量搬送する第1の計量コンベヤと,搬送コンベヤから第1の計量コンベヤへ搬送される米飯を分割するカッタと,第1の計量コンベヤからの分割米飯を計量搬送する第2の計量コンベヤと,第1の計量コンベヤにおいて米飯を第1の速度で搬送した後に,第2の速度に減速して搬送しながら経時的に計測した第1の計測重量値および分割時において第1の計量コンベヤに計測されない部分の予測重量値の和が目標重量値になったときに米飯を分割する第1の制御並びに分割米飯の第2の計量コンベヤによる第2の計測重量値と目標重量値との差に基づいて予測重量値の値を変更する第2の制御を実行する制御部とを有している(例えば,特許文献5参照)。
特許第4991461号公報。 特許第4943679号公報。 特開2011−62103号公報。 特開2010−187564号公報。 特開2012−125206号公報。
ところで,本出願人に係る上記おにぎり製造装置では,成型円盤を用いるものであって,均一な品質のおにぎりを大量に製造する装置としては, 非常に優れた装置であるが,おにぎりの成形工程では, 米飯を成型孔内の周囲の壁と成型孔内で作動する上下の成形ユニットにより, 米飯が型内で全く逃げ場のない状態にして圧縮し成形するので, 出来上がったおにぎりが, 手で握ったおにぎりに比較して硬く,ふっくら感に欠ける傾向があった。また,上記おにぎり製造装置は,米飯の具穴に具を入れた具入り米飯を,成型円盤上に形成した成型孔内で一度に圧縮成形しているので,出来上がったおにぎりが硬く食感が良いとは言えないものであった。
また,最近では,おにぎりを食する消費者も含め, おにぎり製造業界の関係者の声として「手作り感のあるふっくらとしたおにぎり」の製造を機械ができないかという声が強まっているのが現状である。そこで,本出願人は,上記の課題を考慮して, 人が手でおにぎりを握るときの動作を改めて細かく分析してみて, 特に,米飯上に所定の具を載せた後に, 具を米飯で包み込むように,米飯を折り込む時の動きと,米飯を所定形状に成形しておにぎりを成形する時の成形型の動きについては, 出来るだけ人の手の動きに近づけることにより,手作り感のあるふっくらとしたおにぎりを製造することができるのではないかとの結論に至った。
この発明の目的は,上記の課題を解決することであり,コンビニエンスストアーやスーパマーケット等の店で販売されている梅干し,鮭,昆布,鰹節等の具入りおにぎりを製造する装置であって,3〜4個分の量の米飯を全体的に均一に解されたシート状米飯に成形し,解された具入りシート状米飯を成形装置によって所定の形状のおにぎりを形作るように,成形装置における折り込みコンベヤを独立して走行し且つシート状米飯を搬送するボトムベルトとシート状米飯の両側を折り込むサイドベルトによって構成し,あたかも人が手で握ったように米飯が押し硬めたり押し潰れておらず,ふっくらとした食感の良いおにぎりを成形装置によって成形すると共に,おにぎりの形状を変更する場合には,成形装置の成形円盤を単に交換するのみで,おにぎりを好ましい形状に成形し,しかもおにぎりを安定して高効率に製造して大量生産を可能にし,おにぎり製造のコストダウンを図ることができるおにぎり製造装置を提供することである。
この発明は,搬送コンベヤから送り込まれる米飯を米飯振り分け部によって主米飯供給部と補填米飯供給部へ振り分けておにぎり1個分の予め決められた所定量の米飯をコンベヤ上に順次供給する定量米飯供給装置,前記コンベア上に載置された前記米飯に所定の具が載せられて具載置米飯にするトッピングステーション,前記具載置米飯を予め決められた所定形状の具入り米飯に成形する成形装置,及び前記具入り米飯のおにぎりを送り出す搬出装置から成るおにぎり製造装置において,
前記定量米飯供給装置では,前記米飯を解してシート状に成形して,おにぎり1個分の前記所定量のシート状米飯に形成し,
前記トッピングステーションでは,前記定量米飯供給装置から送り込まれた具供給コンベヤ上の前記シート状米飯に前記具を載置して具載置シート状米飯に形成し,
前記成形装置は,前記具載置シート状米飯における前記具を前記シート状米飯で包み込むための折り込みコンベヤと,前記折り込みコンベヤで前記具が包み込めれた具入り米飯が押し込まれて前記おにぎりに成形されるおにぎり型孔を備えた成形円盤から構成され, 前記折り込みコンベヤは,前記トッピングステーションから送り込まれる前記具載置シート状米飯を搬送するため水平に走行するボトムベルト,前記ボトムベルトの両側に位置して前記具載置シート状米飯の両側を折り込むため始端では前記ボトムベルトと同一の水平状態であって徐々に傾斜して起立して終端では垂直状態になって走行する一対のサイドベルト,及び前記ボトムベルトと前記サイドベルトとによって前記具が前記シート状米飯に折り込まれた前記シート状米飯を成形する成形ロールから構成されていることを特徴とするおにぎり製造装置に関する。
このおにぎり製造装置において,前記折り込みコンベヤにおける前記成形ロールは,前記サイドベルトの後流に配設された前記具を折り込んだ前記シート状米飯の両側を挟み込んで前記シート状米飯の両側を一体にする第1成形ロールと,前記第1成形ロールの後流に配設された前記シート状米飯の上部を成形する第2成形ロールとから構成されているものである。又は,前記折り込みコンベヤにおける前記成形ロールは,前記サイドベルトの後流に配設された前記具を折り込んだ前記シート状米飯の一側を押し込んで前記具を前記シート状米飯に包み込む第3成形ロールと,前記第3成形ロールの後流に配設された前記シート状米飯の他側を前記一側上に折り込んで前記シート状米飯の上部を成形する第4成形ロールとから構成されているものである。
また,このおにぎり製造装置において,前記成形円盤は,前記具入りシート状米飯を前記成形円盤に送り込むための送り込み機構,前記成形円盤に送り込まれた前記シート状米飯を前記おにぎり型孔に押し込むための押し込み機構,前記おにぎり型孔に押し込まれた前記シート状米飯を押圧する押し型,及び前記おにぎり型孔から解放された前記具入りシート状米飯を前記成形円盤から排出するための排出機構を備えているものである。
また,このおにぎり製造装置において,前記定量米飯供給装置は,前記搬送コンベヤからの前記米飯を主米飯と補填米飯とに振り分ける前記米飯振り分け部,前記主米飯が送り込まれる前記主米飯を解すための解しローラと前記解しローラに対向位置した送りローラとから成る第1解し機構,前記第1解し機構からの全体が均一に解された前記主米飯をシート状に成形して送り出すための第1シート状米飯送り出し機構,及び前記シート状米飯を予め決められた所定量にカットするカッタを備えた主米飯供給部,前記主米飯供給部からの送り込まれる前記所定量の前記シート状米飯を計量する計量コンベヤ,前記搬送コンベヤからの前記補填米飯が送り込まれる前記補填米飯を解すための解しローラと前記解しローラに対向位置した送りローラとから成る第2解し機構,前記第2解し機構からの全体が均一に解された前記補填米飯をシート状に成形して送り出すための第2シート状米飯送り出し機構,及び前記計量コンベヤで計量された前記シート状米飯の前記所定量に応答して前記補填米飯を所定量に調整して所定の長さにカットするカッタを備えた補填米飯供給部,並びに前記補填米飯供給部からの前記補填米飯を前記シート状主米飯に載置しておにぎり1個分の予め決められた所定量の前記米飯に調整して前記トッピングステーションに送り込む間欠作動コンベアから構成されているものである。
また,このおにぎり製造装置は,前記主米飯供給部において,前記米飯振り分け部と前記第1解し機構との間には前記主米飯の供給量を調節するための第1レベルセンサが設けられ,前記第1解し機構と第1シート状米飯送り出し機構との間には解された前記主米飯の供給量に調節するための第2レベルセンサが設けられ,また,前記補填米飯供給部において,前記米飯振り分け部と前記第2解し機構との間には前記補填米飯の補填量を調節するための第3レベルセンサが設けられ,前記第2解し機構と第2シート状米飯送り出し機構との間には解された前記補填米飯の補填量を調節するための第4レベルセンサが設けられているものである。
また,このおにぎり製造装置において,前記第1シート状米飯送り出し機構と前記第2シート状米飯送り出し機構は,解された前記米飯を所定の厚さの前記シート状米飯に形成するため,対向した一対の送りローラが少なくとも2段配設されており,前記送りローラ間の間隔は前段が後段より大きく設定されており,前記送りローラ間を通過する解された前記米飯が順次薄く前記所定の厚さの前記シート状米飯に成形されるものである。更に,前記間欠作動コンベアには,前記シート状米飯の向きを整列させるシート状米飯整列機構が設けられており,前記シート状米飯は,前記シート状米飯整列機構によって前記折り込みコンベヤの前記ボトムベルトと一対の前記サイドベルトに対して直角に進入するように姿勢が調整されて,それによって,前記シート状米飯の両側が前記サイドベルトによって折り込まれて,前記具が前記シート状米飯に包み込まれるようにできる。
このおにぎり製造装置は,上記のように構成されているので,シート状米飯送り出し機構にはおにぎり一個分の解された米飯が送り込まれ,その解された米飯がシート状米飯に成形されるので,シート状米飯が押し硬められたり押し潰されたりすることなく,トッピングステーションに送られ,そのシート状米飯上に具が載置されたシート状米飯が成形装置の折り込みコンベヤで具がシート状米飯に包み込まれておにぎりの中に入れられる具がシート状米飯でふっくらとした状態に成形される。
また,成形装置における折り込みコンベヤは,分離独立して走行される3本のボトムベルトと該ボトムベルトの両側のサイドベルトで構成されているので,ボトムベルトが具を載置した状態のシート状米飯を搬送し,それに応じてサイドベルトがシート状米飯の両側を水平状態から垂直状態に漸次に折り込んで具をシート状米飯に包み込むことができ,あたかも人が両手の平で米飯に具を包み込んで握る時と同じように包み込むことができ, それによって,シート状米飯が具を確実に適正に包み込むので,出来上がったおにぎりが「ふっくら」とした食感の良いおにぎりになる。
また,ボトムベルトは,常に水平状態で構成走行し,サイドベルトは水平状態から徐々に傾斜して垂直状態に走行するので,ベルト自体が繰り返しの曲がった変形をすることがなく,無理な繰り返しの折り曲げ等が負荷されず,ベルトをそれぞれ的確に走行させてベルトの長寿命を達成できる。
このおにぎり製造装置は,トッピングステーションでは送り込まれたシート状米飯に所定の具を載置するだけの作業であり,シート状米飯への具の供給作業が容易になり,作業者の負担を軽減することができる。
この発明によるおにぎり製造装置の一実施例を示す平面図である。 図1のおにぎり製造装置の側面図である。 図1のおにぎり製造装置におけるシート状米飯製造装置を示す斜視図である。 図3のシート状米飯製造装置における米飯振り分け部,主米飯供給部,及び補填米飯供給部を示す分解斜視図である。 図3のシート状米飯製造装置におけるシート状米飯送り出し装置を示す分解斜視図である。 図1のおにぎり製造装置における成形装置を示す平面図である。 図6の成形装置を示す側面図である。 図7の成形装置における折り込みコンベヤを示す拡大側面図である。 図9の折り込みコンベヤに示された線A−A,線B−B,及び線C−Cにおける折り込みコンベヤの一実施例をそれぞれ示す断面図である。 図9の折り込みコンベヤに示された線D−D,及び線E−Eにおける折り込みコンベヤの一実施例を示す断面図である。 図9の折り込みコンベヤに示された線D−D,及び線E−Eにおける折り込みコンベヤの別の実施例を示す断面図である。
以下,図面を参照して,この発明によるおにぎり製造装置の実施例を説明する。このおにぎり製造装置の実施例では,概して,図1に示す米飯を搬送するのにベルトコンベヤ即ちコンベヤを使用したコンベヤ式おにぎり製造装置について説明している。この発明によるおにぎり製造装置は,複数のベルトを用いる折り込みコンベヤ30を持つ成形装置35であり,おにぎりの形状を変更する場合には,成形円盤31を変更するのみであり,それ故に,おにぎりの成形型の交換が従来のものに比較してシンプルになり,また,おにぎりの多品種少量生産を要求されるおにぎり製造工場にとっては, 作業面のスペース上の問題, 費用面で大幅なコストダウンが可能になり,大きなメリットを発揮するものである。
このおにぎり製造装置は,概して,架台36に設置されたシート状米飯製造装置33,架台71に設置された具供給コンベヤ29を備えたトッピングブロック34,及び架台37に設置された成形装置35の3つの装置から構成されている。このおにぎり製造装置は,特に,図3に示すシート状米飯製造装置33,及び図6〜8に示す成形装置35に特徴を有している。図2及び図3に示すように,シート状米飯製造装置33において,米飯リフター12で揚げられた米飯供給部23に供給された米飯57は,米飯搬送コンベヤ1で搬送される途中で,先端に配置されている解し羽根70である程度解されてホッパ2を通って米飯振り分け部24に送られる。米飯振り分け部24は,図4に示すように,フロントプレート39,バックプレート62,及び一対のサイドプレート38に囲まれたスペースS1に,米飯57をガイドするシュート3,切換えダンパ40及び振り分けローラ4が設置されている。米飯振り分け部24に送られた米飯57は,図4に示すシュート3にガイドされて振り分けローラ4と切換えダンパ40によって主米飯供給部25と補填米飯供給部26にそれぞれ振り分けられて供給される。
主米飯供給部25は,バックプレート42,フロントプレート63,一対のサイドプレート43,44で囲まれるスペースS2の下部にホッパ41が配設されると共に,解しローラ45と解しローラ45に対向して送りローラ46が設置されている。主米飯供給部25のスペースS2には,所定の位置にレベルセンサ58(第1レベルセンサ)が設置され,レベルセンサ58は,主米飯供給部25に供給される米飯57の供給量を制限する機能を有している。また,補填米飯供給部26は,バックプレート65,フロントプレート64,一対のサイドプレート66,67で囲まれるスペースS3の下部にホッパ69が配設されると共に,主米飯供給部25と同様の解しローラ45と解しローラ45に対向して送りローラ46が設置されている。補填米飯供給部26のスペースS3には,所定の位置にレベルセンサ60(第3レベルセンサ)が設置され,レベルセンサ60は,補填米飯供給部26に供給される米飯57の供給量を制限する機能を有している。
主米飯供給部25と補填米飯供給部26との各々の米飯57が,主米飯供給部25と補填米飯供給部26とに所定量,例えば,おにぎり3〜4個分の量の米飯が溜まり且つ条件が整うと運転が開始される。また,主米飯供給部25と補填米飯供給部26では,各々の送り出し機構の入口部に解し機構5,8を直結したことによって,米飯57の解しが良好に行われる。主米飯供給部25に振り分けられた米飯は,図4に示すように,解し機構5の送りローラ46と解しローラ45により全体が均一に解されながら,図5に示すシート状米飯送り出し機構6に送られる。また,補填米飯供給部26に振り分けられた米飯は,同様に,図4に示す解し機構5の送りローラ46と解しローラ45により全体が均一に解されながら図5に示す補填米飯送り出し機構9に供給される。解し機構5としては,例えば,本出願人が開発した特許第4943679号に開示されているものを利用することができる。米飯57が解し機構5,8を通過した直後の米飯57は,解しローラ45で全体が均一に良好に解されているため,送りローラ46を通過する際には米飯57の密度が一定になっている。それ故に,カッタ7,10で米飯57が切断された際に,シート状米飯51の重量が極めて安定して均等なシート状米飯51になる。シート状米飯51の計量後に,補填量の指示が可能になり,シート状米飯51の重量が安定し,例えば,1枚のシート状米飯51が予め95grと設定し,重量の許容範囲を±3grとすると,補填するべきシート状の補填米飯54の必要量は極めて少なくなり,シート状補填米飯54をシート状米飯51に補填する機会が少なくなり,米飯57の補填が簡素化することができる。
図5に示すシート状米飯送り出し機構6(第1シート状米飯送り出し機構)に供給された米飯は,前段に配設された一対の送りローラ49とその下方の後段に配設された一対の送りローラ50とによって,シート状米飯51になって送り出される。シート状米飯送り出し機構6は,解された米飯57を所定の厚さのシート状米飯51に形成するため,対向した一対の送りローラ49,50が少なくとも2段配設されており,送りローラ49,50間の間隔は前段送りローラ49が後段送りローラ50より大きく設定されており,送りローラ49,50間を通過する解された米飯57が順次薄く所定の厚さのシート状米飯51に成形される。補填米飯送り出し機構9は,シート状米飯送り出し機構6と同様に構成されている。シート状米飯送り出し機構6では,一対の下段の送りローラ50の間隔は,一対の上段の送りローラ49の間隔より狭くなるように設定されており,シート状米飯51の厚みが徐々に薄くなるように構成されている。シート状米飯送り出し機構6は,バックプレート47,一対のサイドプレート48,49,及びフロントプレート68で囲まれるスペースS4に主米飯供給部25からの解された米飯57が供給される。スペースS3の下部には,対向して逆回転する一対の送りローラ49,50が複数段,図では2段設けられており,下段の送りローラ49,50の下方にカッタ7が設置されている。解された米飯57は,送りローラ49,50間と通過することによってシート状米飯51に形成される。シート状米飯51の厚みは,一対の送りローラ49,50の間隔をそれぞれ調節することによって予め決められた所定の厚みに調節することができる。また,シート状米飯51の送り量は,送りローラ49,50の回転数を制御することによって調節され,予め決められた量のシート状米飯51が送り出されるとカッタ7が作動して所定量のシート状米飯51が計量コンベヤ27に載置される。ここでは,図示していないが,シート状米飯送り出し機構6は,主米飯をシート状米飯51に形成するものであるが,補填米飯54も同様にシート状米飯送り出し機構を用いてシート状米飯51に補填するシート状の補填米飯を形成することができる。
シート状米飯送り出し機構6から所定量のシート状米飯51が送り出されると,一対の送りローラ50の下方に配置されているカッタ7が作動して,シート状米飯51が切断され,切断されたシート状米飯51が計量コンベヤ27上に落下する。計量コンベヤ27上に落下したシート状米飯51は搬送されながら計量される。シート状米飯51は,計量コンベヤ27から間欠作動コンベヤ28に移動し,間欠作動コンベヤ28の上方には,補填米飯供給部26が配設されており,シート状米飯51が予め決められた所定量より不足している場合には,補填米飯供給部26に指令が発され,不足分の量の米飯が補填米飯供給部26の下方に設置されたシャッタ状のカッタ10が作動し,所定量の補填米飯54は,間欠作動コンベヤ28上のシート状米飯51が補填米飯供給部26を通過する時に,シート状米飯51上に載せられて補填される。この時,予め決められた所定量に対して許容範囲の重量のシート状米飯51,或いはオーバしたシート状米飯51は,補填米飯供給部26を通過するように設定されている。補填米飯54は,主米飯供給部25の解し機構5とシート状米飯送り出し機構6と同様の機構に構成された解し機構8とシート状の補填米飯送り出し機構9を使用して,指令によりカッタ10が作動して補填米飯供給部26の米飯から不足分が切り落とされ,シート状米飯51上に載せられる。また,間欠作動コンベア28には,シート状米飯51の姿勢即ち向きを整列させるシート状米飯整列機構11が設けられている。シート状米飯51は,シート状米飯整列機構11によって折り込みコンベヤ30のボトムベルト13と一対のサイドベルト14に対して直角に進入するように姿勢が調整されて,それによって,シート状米飯51の両側がサイドベルト13によってそれぞれ折り込まれて,具52がシート状米飯51に包み込まれるようになる。
このおにぎり製造装置では,上記のように,主米飯供給部25では,解し機構5の上方にレベルセンサ58が設けられ,解し機構5とシート状米飯送り出し機構6との間にレベルセンサ59が設けられている。補填米飯供給部26では,解し機構8の上方にレベルセンサ60が設けられ,解し機構8と補填米飯送り出し機構9との間にレベルセンサ61が設けられている。レベルセンサ58が米飯57を感知して作動すると,米飯振り分け部24及び米飯搬送コンベヤ1が停止して米飯57の送り込みを停止する。また,レベルセンサ59が解された米飯57を感知して作動すると,解し機構5の解しローラ45と送りローラ46が停止する。それ故に,レベルセンサ58〜61の機能により,米飯57が余分に送り込まれて米飯57が溜まった状態にならず,米飯57の自重で米飯57が押し付けられて塊になることがないので,常にうんわりした均一の米飯57の状態を維持できる。また,予め決められた所定量に調整されたシート状米飯51は,間欠作動コンベヤ28上に設けられたシート状米飯整列機構11を通過して,シート状米飯51の姿勢即ち向きが一方向に整えられ,トッピングブロック34の具供給コンベヤ29に送り込まれる。具供給コンベヤ29では,図1に示すように,人Hの手作業により,梅干し,鮭,昆布,タラコ等の各種の具52がシート状米飯51上の載せられる。具52が載せられたシート状米飯51は,成形装置35に送り込まれる。
このおにぎり製造装置において,成形装置35は,主として,図6及び図7に示すように,シート状米飯51の折り込みコンベヤ30とその後流の成形円盤31から構成されている。このおにぎり製造装置は,特に,成形装置35における折り込みコンベヤ30に特徴を有している。折り込みコンベヤ30は,図8〜図10に示すように,シート状米飯51の中央部を載置して移動するボトムベルト13,及びボトムベルト13の両側に近接して配設され且つボトムベルト13に同期して移動するシート状米飯51の両側側部をそれぞれ載置して移動する一対のサイドベルト14から構成されている。ボトムベルト13は,水平状態に配設されてシート状米飯51を搬送する。また,サイドベルト14は,折り込みコンベヤ30の始端ではボトムベルト13と同様に水平状態になっており,サイドベルト14の進行に従って立ち上がり,折り込みコンベヤ30の終端ではボトムベルト13に対して垂直状態になって進行する。従って,成形装置35において,折り込みコンベヤ30では,ボトムベルト13の両側に同期して移動するサイドベルト14でシート状米飯51を折り込む際に,サイドベルト14が,特に図8に示すように,斜めに上がるように進行しながらシート状米飯51を折り込むので,シート状米飯51に無理な力がかからず,シート状米飯51が無理なく的確に形崩れしないように折り込むことができることである。
折り込みコンベヤ30は,図9又は図10に示すように,ボトムベルト13は常に水平状態で進み,サイドベルト14は水平状態から徐々に立ち上がって垂直状態に成るように作動され,それに従って折り込みコンベヤ30で搬送されるシート状米飯51の両側がサイドベルト14によって折り曲げられ,シート状米飯51上の具52がシート状米飯51の両側で包み込むようになる。シート状米飯51の折り込み順序は,図9の(A),(B),(C)に示すように,最初は水平状態で進行するサイドベルト14上のシート状米飯51は,ボトムベルト13の両側のサイドベルト14が若干斜めに上昇しつつ傾きを変えてシート状米飯51の両側で具52を包み込むように垂直状態に折り込まれ,サイドベルト14の終端では成形ロール15が設置されているので,図11の(D)及び(E)に示すように,ボトムベルト13及びその両側の固定サイドガイド21が架台37に設けられており,ボトムベルト13で搬送される具52が載置されたシート状米飯51の両側の合せ部の両側の合せ部が成形ロール15によって整えられ,更に成形ロール15の後流に設置された成形ロール16によって,図9の(E)に示すように,シート状米飯51の中心部に具52が包み込まれて略円筒状に成形される。折り込みコンベヤ30では,シート状米飯51は,ボトムベルト13によって搬送されることになる。
シート状米飯51が折り込みコンベヤ30を通過することにより,米飯が円筒状に成形されて円筒状米飯になる。次いで,円筒状米飯は,図6及び図7に示すように,送り込み機構17と押し込み機構18によって成形円盤31のおにぎり型孔22へ押し込められ,おにぎり型孔22内に押し込まれた米飯は,成形円盤31の間欠回動により押し型部へ回動して,そこで押し型19によっておにぎり型孔22の形状に成形される。おにぎり型孔22は,三角形状,丸形状,楕円形状等の種々の形状に形成されており,種々の形状のおにぎり53を成形できるように形成されている。成形円盤31で成形されたおにぎり53は,成形円盤31の間欠回動により送出機構20によって搬出装置即ち搬出コンベヤ32に載せられて搬出される。
このおにぎり製造装置では,折り込みコンベヤ30における成形ロールは,図10示すように,成形ロール55,56に形状を変更することができる。これらの成形ロール55,56を使用すると,シート状米飯51は,具52の折り込み方法が変更されることになる。
このおにぎり製造装置は,例えば,具入りおにぎりを押し硬めることなく,ふっくらとした状態に成形しておにぎりを大量生産する営業用のおにぎり製造装置に適用して好ましいものである。
1 米飯搬送コンベヤ
5 解し機構(第1解し機構)
6 シート状米飯送り出し機構(主米飯供給部)
7 カッタ(主米飯供給部)
8 解し機構(第2解し機構)
9 補填米飯送り出し機構(補填米飯供給部)
10 カッタ(第1カッタ)
11 シート状米飯整列機構
13 ボトムベルト
14 サイドベルト
15 成形ロール(第1成形ロール)
16 成形ロール(第2成形ロール)
17 送り込み機構
18 押し込み機構
19 押し型
20 排出機構
22 おにぎり型孔
23 米飯供給部
24 米飯振り分け部
25 主米飯供給部
26 補填米飯供給部
27 計量コンベヤ
28 間欠コンベヤ
29 具供給コンベヤ
30 折り込みコンベヤ
31 成形円盤
32 搬出コンベヤ
33 シート状米飯製造装置
34 トッピングブロック
35 成形装置
40 切換えダンパー
45 解しローラ(第2解しローラ)
46 送りローラ(第2送りローラ)
49 送りローラ(前段の送りローラ)
50 送りローラ(後段の送りローラ)
51 シート状米飯
52 具
53 おにぎり
54 補填米飯
55 成形ロール(第3成形ロール)
56 成形ロール(第4成形ロール)
57 米飯
58 レベルセンサ(第1レベルセンサ)
59 レベルセンサ(第2レベルセンサ)
60 レベルセンサ(第3レベルセンサ)
61 レベルセンサ(第4レベルセンサ)

Claims (8)

  1. 搬送コンベヤから送り込まれる米飯を米飯振り分け部によって主米飯供給部と補填米飯供給部へ振り分けておにぎり1個分の予め決められた所定量の米飯をコンベヤ上に順次供給する定量米飯供給装置,前記コンベア上に載置された前記米飯に所定の具が載せられて具載置米飯にするトッピングステーション,前記具載置米飯を予め決められた所定形状の具入り米飯に成形する成形装置,及び前記具入り米飯のおにぎりを送り出す搬出装置から成るおにぎり製造装置において,
    前記定量米飯供給装置では,前記米飯を解してシート状に成形して,おにぎり1個分の前記所定量のシート状米飯に形成し,
    前記トッピングステーションでは,前記定量米飯供給装置から送り込まれた前記シート状米飯に前記具を載置して具載置シート状米飯に形成し,
    前記成形装置は,前記具載置シート状米飯における前記具を前記シート状米飯で包み込むための折り込みコンベヤと,前記折り込みコンベヤで前記具が包み込めれた具入り米飯が押し込まれて前記おにぎりに成形されるおにぎり型孔を備えた成形円盤から構成され, 前記折り込みコンベヤは,前記トッピングステーションから送り込まれる前記具載置シート状米飯を搬送するため水平に走行するボトムベルト,前記ボトムベルトの両側に位置して前記具載置シート状米飯の両側を折り込むため始端では前記ボトムベルトと同一の水平状態であって徐々に傾斜して起立して終端では垂直状態になって走行する一対のサイドベルト,及び前記ボトムベルトと前記サイドベルトとによって前記具が前記シート状米飯に折り込まれた前記シート状米飯を成形する成形ロールから構成されていることを特徴とするおにぎり製造装置。
  2. 前記折り込みコンベヤにおける前記成形ロールは,前記サイドベルトの後流に配設された前記具を折り込んだ前記シート状米飯の両側を挟み込んで前記シート状米飯の両側を一体にする第1成形ロールと,前記第1成形ロールの後流に配設された前記シート状米飯の上部を成形する第2成形ロールとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載のおにぎり製造装置。
  3. 前記折り込みコンベヤにおける前記成形ロールは,前記サイドベルトの後流に配設された前記具を折り込んだ前記シート状米飯の一側を押し込んで前記具を前記シート状米飯に包み込む第3成形ロールと,前記第3成形ロールの後流に配設された前記シート状米飯の他側を前記一側上に折り込んで前記シート状米飯の上部を成形する第4成形ロールとから構成されていることを特徴とする請求項1に記載のおにぎり製造装置。
  4. 前記成形円盤は,前記具入りシート状米飯を前記成形円盤に送り込むための送り込み機構,前記成形円盤に送り込まれた前記シート状米飯を前記おにぎり型孔に押し込むための押し込み機構,前記おにぎり型孔に押し込まれた前記シート状米飯を押圧する押し型,及び前記おにぎり型孔から解放された前記具入りシート状米飯を前記成形円盤から排出するための排出機構を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のおにぎり製造装置。
  5. 前記定量米飯供給装置は,前記搬送コンベヤからの前記米飯を主米飯と補填米飯とに振り分ける前記米飯振り分け部,前記主米飯が送り込まれる前記主米飯を解すための解しローラと前記解しローラに対向位置した送りローラとから成る第1解し機構,前記第1解し機構からの全体が均一に解された前記主米飯をシート状に成形して送り出すための第1シート状米飯送り出し機構,及び前記シート状米飯を予め決められた所定量にカットするカッタを備えた主米飯供給部,前記主米飯供給部からの送り込まれる前記所定量の前記シート状米飯を計量する計量コンベヤ,前記搬送コンベヤからの前記補填米飯が送り込まれる前記補填米飯を解すための解しローラと前記解しローラに対向位置した送りローラとから成る第2解し機構,前記第2解し機構からの全体が均一に解された前記補填米飯をシート状に成形して送り出すための第2シート状米飯送り出し機構,及び前記計量コンベヤで計量された前記シート状米飯の前記所定量に応答して前記補填米飯を所定量に調整して所定の長さにカットするカッタを備えた補填米飯供給部,並びに前記補填米飯供給部からの前記補填米飯を前記シート状主米飯に載置しておにぎり1個分の予め決められた所定量の前記米飯に調整して前記トッピングステーションに送り込む間欠作動コンベアから構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のおにぎり製造装置。
  6. 前記主米飯供給部において,前記米飯振り分け部と前記第1解し機構との間には前記主米飯の供給量を調節するための第1レベルセンサが設けられ,前記第1解し機構と第1シート状米飯送り出し機構との間には解された前記主米飯の供給量に調節するための第2レベルセンサが設けられ,また,前記補填米飯供給部において,前記米飯振り分け部と前記第2解し機構との間には前記補填米飯の補填量を調節するための第3レベルセンサが設けられ,前記第2解し機構と第2シート状米飯送り出し機構との間には解された前記補填米飯の補填量を調節するための第4レベルセンサが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のおにぎり製造装置。
  7. 前記第1シート状米飯送り出し機構と前記第2シート状米飯送り出し機構は,解された前記米飯を所定の厚さの前記シート状米飯に形成するため,対向した一対の送りローラが少なくとも2段配設されており,前記送りローラ間の間隔は前段が後段より大きく設定されており,前記送りローラ間を通過する解された前記米飯が順次薄く前記所定の厚さの前記シート状米飯に成形されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のおにぎり製造装置。
  8. 前記間欠作動コンベアには,前記シート状米飯の向きを整列させるシート状米飯整列機構が設けられており,前記シート状米飯は,前記シート状米飯整列機構によって前記折り込みコンベヤの前記ボトムベルトと一対の前記サイドベルトに対して直角になるように姿勢が調整されて,前記シート状米飯の両側が前記サイドベルトによって折り込まれることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載のおにぎり製造装置。
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