JP3764399B2 - 食パン製造方法および装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食パンの生産方法および装置に関するものであり、詳細には食パンを工業的に生産する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の食パンの生産手段は、パン生地材料を混練して用意したパン生地を、小口分割し、丸目、中間発酵、整形、型詰、最終発酵、焼成により行われていることが知られている(新しい食品加工技術と装置747頁:産業調査会編)。これらの従来技術においては、混練生地を小口(小玉)に分割した後丸目を行う工程があり、その後に中間発酵工程を必要としている。この中間発酵とはベンチタイムとも言い、小口分割、丸目工程でのストレスによって起こる生地の加工硬化を緩和、回復させるためのものである(新しい製パン基礎知識122頁:パンニュース社編参照)。
【0003】
上記したように、従来設備では中間発酵のための設備が不可欠となっている。この中間発酵のための設備としてオーバーヘッドプルファーがあり、広大なスペースを必要とするばかりでなく、ネーミングの通り作業者の頭上の高い空間を利用して設けられている。したがって、作業者はこの装置に梯子などを使って高所を清掃維持することになり、近年はこの装置の衛生面や安全面での見直しがされている。このように、食パン製造ラインで食パン生地を製造するには、生地玉成形後に上記したごとくそのグルテン組織の回復を図るため、中間発酵のためのオーバーヘッドプルファーなどの大きな設備が必要であり、生産設備の簡素化の観点、また安全衛生上の問題解決の観点からも、コンパクトでかつ高品質の食パンが製造可能な設備が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したことから理解されるように、従来の設備による食パンの生産においては、生産設備の簡素化、生産設備の安全衛生化の観点で改善されるべき問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、食パンを工業的に生産する方法であって、パン生地材料を混練してパン生地を作りパン生地を、ローラー機構よりなる生地帯成形装置に供給し、供給されたパン生地をローラー機構を通過させることにより連続生地帯に成形してコンベア上を搬送させ、この生地帯を幅方向等間隔に分離拡開して複数列にてコンベア上を搬送させ、各列を搬送される帯状生地を所定重量に計量カットし、切断されたパン生地をつくり、複数列で搬送される生地片の各列における搬送動作を制御して、一方の列のパン生地の中間位置に他方の列のパン生地が合流するように単列に合流させ、これを、中間発酵を経ることなく適宜成形した後、食パン用型に詰めて食パンをつくるものである。
【0007】
また、食パンを工業的に生産する方法であって、パン生地材料を混練してパン生地を作りパン生地を、ローラー機構よりなる生地帯成形装置に供給し、供給されたパン生地をローラー機構を通過させることにより連続生地帯に成形してコンベア上を搬送させ、この生地帯を幅方向等間隔に分離拡開して複数列にてコンベア上を搬送させ、各列を搬送される帯状生地を所定重量に計量カットし、切断されたパン生地をつくり、複数列に搬送される生地片の各列における搬送動作を制御して、一方の列のパン生地の中間位置に他方の列のパン生地が合流するように単列に合流させ、前記生地片を、中間発酵を経ることなく転圧機構にて転圧して棒状のパン生地に成形し、前記棒状パン生地を所定の形状に折り曲げ、食パン用型に詰めて食パンをつくるものである。
【0009】
また、食パンを工業的に生産する装置であって、パン生地材料を連続した帯状生地に成形排出するための、ローラー機構からなる生地帯成形装置と、上記生地帯成形装置において帯状に成形されたパン生地を搬送する搬送コンベアと、上記搬送コンベア上を搬送される帯状のパン生地を調心するための調心装置と、調心装置の下流にあって帯状のパン生地を搬送方向に沿って等間隔に複数列に分離し拡開するための分離拡開装置と、上記分離拡開されて複数列で搬送される帯状パン生地の重量を、当該パン生地を移送しつつ計量するための秤量コンベアと、上記秤量コンベアによる計量が設定値に一致したときに帯状のパン生地を切断するための切断装置と、前記切断装置によって切断された複数列で搬送されるパン生地の各列における搬送動作を制御して、一方の列のパン生地の中間位置に他方の列のパン生地を合流して一列にするための合流装置と、前記パン生地を棒状のパン生地に転圧成形する転圧装置と、前記棒状パン生地を折り曲げる折り曲げ装置と、折り曲げ装置に続いて折り曲げ成形されたパン生地を揃えて食パン用型に移載収容するための投入装置を設けてなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を用いて本発明の実施の形態について説明するに、まず理解を容易にするために主な構成について概略的に説明する。
図1を参照するに、パン生地を所定の幅と厚みに成形して供給する生地帯成形装置1とその下流に生地帯を二股に等分分離する分離拡開装置と、その下流にそれぞれの生地帯に所定重量に切断する秤量コンベア23、25と切断装置27、更にこの秤量切断されたパン生地F2を一列にする合流装置30とパン生地F2を棒状パン生地に成形する転圧装置と、これをM型に折り曲げる折り曲げ装置40、さらに折り曲げたパン生地を型に入れる食型投入部7からなり、これらは制御装置2により動作が制御されるものである。
【0011】
図2、3を参照するに、本発明の実施の形態に係る生地帯成形装置1は、例えばミキシングを終了したパン生地Fの大きな塊を収納可能なホッパー3をフレーム5の上部に備えており、このホッパー3の下側開口部に対応してパン生地Fを所定長さでほぼ一定量のパン生地に分割切断するカッター装置8がフレーム5に装着してある。
【0012】
そして、上記カッター装置8の下方位置には、上記カッター装置8によって分割切断されたパン生地を、複数のローラーをV字形状に配置して備えたローラーフィーダ部9へ移送するための移送コンベア11が設けられている。上記ローラーフィーダ部9の下方位置には、上記ローラーフィーダ部9によってほぼ一定厚さの帯状に成形されたパン生地F1を搬送するための搬送コンベア13が設けられている。
【0013】
図4、5を参照するに、上記搬送コンベア13の搬送路下流端側には、上記搬送コンベア13によって搬送される帯状の食品生地F1の幅の中心を検出して所定の位置に調心するための調心装置15が設けられている。
調心装置15の下流には、帯状の食品生地F1の分離拡開装置17が設けられている。この分離拡開装置17は調心装置15によって調心された帯状のパン生地F1の中央部を搬送方向に沿って切断分離する円板状のカッター19が設けられ、さらに切断分離されたパン生地F1を拡開する拡開コンベア21が設けられている。
【0014】
上記拡開コンベア21の搬送路下流端側には、上記拡開コンベア21によって搬送される帯状のパン生地F1の重量を、この帯状のパン生地F1を移送しつつ計量するための第1の秤量コンベア23A、23Bが設けられていると共に、この第1の秤量コンベア23の下流に隣接して第2の秤量コンベア25A、25Bが設けられている。前記拡開コンベア21と第1の秤量コンベア23との間の上方位置には、第1の秤量コンベア23の計量値が設定値に一値したときに作動されて帯状のパン生地F1を切断するためのギロチン式の切断装置27A、27Bが設けられている。
【0015】
前記切断装置27の下流には定量に切断されたパン生地F2が複数列(本例では2列)で搬送されるものを、一列に合流させて搬送させる合流装置30を設けている。
【0016】
合流装置30の構成は、第2の秤量コンベア25に連接して第2アレンジコンベア32A、32Bを設けさらに下流に連接して第1アレンジコンベア31A、31Bを設け、それぞれのアレンジコンベア31A、31B、32A、32Bの側方にはパン生地F2の有無を検出する検出装置33A、33Bと34A、34Bを設けている。
【0017】
第1アレンジコンベア31A、31Bの下流端に連接してマージコンベア35A、35Bを設けており、マージコンベア35A上方の所定位置にマージコンベア35Bの下流端が近接しており、マージコンベア35Bを搬送するパン生地F2をマージコンベア35Aに移すようにしている。
【0018】
図6を参照するに、合流装置30の下流に転圧装置36を設けている。転圧装置36は一列に搬送されてくるパン生地F2を転圧して棒状のパン生地F3に延伸成形するものである。 転圧装置36においては、プレスローラ37を設け、プレスローラ37の下流にカールネットによる巻き上げ装置38を設け、さらに転圧板39を設けている。
【0019】
図7、8を参照するに、転圧装置36の下流には折り曲げ装置40を設けている。折り曲げ装置40は食パン用型である食型73にパン生地F3を型詰めする際の前準備として予め所定の形状に折り曲げ成形をするものである。
本発明実施例の折り曲げ装置40は、搬入コンベア41、その下流にセンタリング部42を設けており、センタリング部42において棒状パン生地F3の中心位置を調心して、その下流の折り曲げ部53へ送られるようにしている。折り曲げ部53においては、調心されて供給される棒状パン生地F3がM字型に折り曲げられて下流に送られる。さらに食型73への投入部7において、食型73に前記M型のパン生地が型詰めされるものである。
【0020】
また装置全体の動作を制御するために、例えばコンピュータ等のごとき制御装置2が設けられている。
【0021】
上記構成により、パン生地Fの大きな塊をホッパー3内に収納すると、ホッパー3内のパン生地Fはホッパー3の下側開口部から流下してカッター装置8によって所定長さでほぼ一定量に切断されて移送コンベア11に落下し、この移送コンベア11によってローラーフィーダ部9へ移送され、このローラーフィーダ部9によってほぼ一定厚の帯状のパン生地F1に成形される。
【0022】
そして、帯状のパン生地F1は搬送コンベア13によって調心装置15でパン生地F1の幅の中央に調心され、さらに分離拡開装置17で等間隔に分離拡開されて、分離されたそれぞれの帯状パン生地F1は第1の秤量コンベア23A,23Bへ搬送される。この第1の秤量コンベア23の計量値が設定値と一致すると、切断装置27が作動して上記帯状のパン生地F1の切断が行われて所定重量のパン生地F2が得られる。その後、切断分離されたパン生地F2は第2の秤量コンベア25へ移送されて再計量される。これらの動作は各列毎に行われる。
【0023】
この再計量時における計量値が許容値内であればそのまま前述の動作が繰り返されてパン生地F2が次々に切断分離されて次工程へ移送されるものである。再計量の計量値が設定値より「小」の場合には前記切断装置27による切断タイミングの時間を遅らせるように、逆に「大」の場合には速めるようにフィードバック制御が行われて、計量値が常に許容値内のパン生地F2が次々に切断分離されて次工程へ送られるものである。
【0024】
複数列で移送されるパン生地F2は、アレンジコンベア32、31を経てマージコンベア35で合流し、転圧装置36に移送される。このとき、アレンジコンベア32、31とマージコンベア35が協同してパン生地F2を概ね等間隔にして一列で転圧装置36に移載することがでる。
【0025】
転圧装置36においては、パン生地F2を入り口部のプレスローラ37によって薄片生地に圧延した後、巻き上げ装置38により巻き上げることにより、細長い棒状のパン生地F3に成形して次工程へ供給することができる。
【0026】
さらに折り曲げ装置40において、折り曲げられた棒状パン生地F3は、食型投入部7にて食型73に投入されるものである。
【0027】
食型73に投入されたパン生地は、常法により最終発酵を取り、焼成して食パンとすることが出来る。
【0028】
図1に示される制御フロ─に基づき各機能を有する装置をそれぞれ説明する。
生地帯成形装置1のカッター装置8は、ホッパー3の下側開口部から降下するパン生地Fを所定長さ(ホッパー3の長さ)でほぼ一定量のパン生地に分割切断するためのもので、図3に示すように複数のブレード81を備えた前後一対の回転軸82A、82Bを左右方向に長くかつ回転自在に備えている。
カッター装置8においては、コンピュータのごとき制御装置2から駆動モータ83に回転が指令されると、駆動モータ83の駆動によって回転軸82A、82Bが内方向へ回転され、図3に示すように、各ブレード81Aの先端縁が近接した状態から隣りの各ブレード81Bに対応したドグ84がセンサー85によって検出されると、駆動モータ83の回転が停止する。
【0029】
したがって、各回転軸82A、82Bに取り付けた対をなす各ブレード81A、81Bのピッチに対応してパン生地Fの下部側がほぼ一定量ごとに分割切断されて下方向へ落下するものである。
【0030】
生地帯成形装置1は、フレーム5に支持された左右のローラ支持部材91L、91Rにそれぞれ支持された複数のローラ92A、92B、92C、92D及び93A、93B、93C、93Dを全体としてV字形状に配置した構成であって、それぞれのローラーを内側下方に回転させることにより、ローラー間に供給されたパン生地を下方に排出するものである。なお、ローラーの回転は上方から下方に向けて回転速度を増速したり、減速したり、同じにしたり、任意に変更することができる。
また、ローラーの回転に加えて、左右のローラー支持部材91L、91Rを支持部材の上部を支点として揺動可能にして帯状パン生地F1を成形することができる。
【0031】
生地帯成形装置1の構造は、本実施例に限定されるものではなく各種のローラー機構によるパン生地排出機構を用いることができる。
上記したローラーフィーダ機構以外には、例えば複数の大径のローラーを2個或いは3個を対向させその間隔からパン生地を排出させて帯状生地を成形することができる。
【0032】
次に帯状のパン生地F1の調心(センタリング)装置15の構成を説明する。フレーム5に搬送コンベア13のベルト131の進行方向の直角方向(幅方向)に滑動可能に滑動アーム151を取り付けている。滑動アーム151はベルト131を張架するローラー152を支持している。ボールスクリュー等の駆動機構153によって滑動アーム151が動作してローラ152を介してベルト131の下流端が左右方向に動作するものである。
【0033】
この調心装置15の動作は、搬送コンベア13の出口に設けられた生地検出装置154によって得られた信号から制御装置2により動作信号が与えられる。生地検出装置154は搬送コンベアの幅方向左右両端に設けられたセンサーであり、この部位をパン生地F1が通過しパン生地F1の幅両端部までの距離を測定することにより、パン生地F1の中心を算出することができる。そしてこの中心と設定位置とを比較し、補正信号を調心装置15の駆動機構153に与え調心装置に滑動アーム151を左右に移動して、搬送されるパン生地F1の中心を調節するものである。
【0034】
本実施例においては、滑動アーム151の動作によって、ベルト131の下流端を左右に移動してベルトを131を移動させることにより調心させているが、この以外の実施例としては,搬送コンベア13本体を搬送方向の直交方向に移動させたり、また、ローラーフィーダー部9の生地排出位置を中心として、搬送コンベア13の下流端を揺動するような構成にしても、調心の目的は達成可能となるものである。
【0035】
次に分離拡開装置17を説明する。調心装置15の下流にあって、パン生地F1を進行方向に向けて切断するカッター19と、カッター19の先端が接触してカッター19を回転させるカッターローラー191を設け、カッターローラ191を回転駆動させる駆動モーター192を設けている。カッター19の下流には拡開コンベア21を設けている。拡開コンベア21は切断されたパン生地F1を二列に等分に分離させるものであり、図2に示すように幅の狭い分岐コンベア21A、21Bが設けられている。なおカッター19はパン生地の粘着を防止するために、カッターの腹部にスリットを設けて、パン生地F1の接触面積を減らすなどの工夫をすることができる。
【0036】
分岐コンベア21A、21Bの下流に連接した第1、第2の秤量コンベア23A、23B、25A、25Bは前述したようにパン生地の計量を行うもので、フレーム22に支持されている。より詳細にはフレーム22には第1、第2の計量架台231A、231B、251A、251Bが取り付けてあり、これらの計量架台にコンベアベルトが装着されており、第1の秤量コンベア23A、23Bには駆動モータ232A、232Bが、第2の秤量コンベア25A、25Bには駆動モータ252A、252Bが装着されている。
【0037】
第1の秤量コンベア23A、23Bの上流端に近接する分岐コンベア21A、21Bの下流端部にはギロチン式の切断装置27A、27Bが設けられている。この切断装置27A、27Bもその各々のブレード271A、271Bにスリットを設けることにより、パン生地F1の粘着を防止することが可能である。
【0038】
ところで、第1、第2の秤量コンベア23A、23B、25A、25Bにおける駆動モータ232A、232B、252A、252B、および前記切断装置27A、27Bは制御装置2によって制御されるものである。
【0039】
すなわち切断装置27A、27Bは、前述したように、分岐コンベア21A、21Bから第1の秤量コンベア23A、23Bへ帯状のパン生地が搬送され、この秤量コンベア23A、23Bの計量値が設定値と一致したときに作動され、この切断装置27に備えた各々のブレード271A、271Bが下降することによって、上記パン生地F1の切断が行われる。そして切断されたパン生地F2は、第1の秤量コンベア23A、23Bから第2の秤量コンベア25A、25Bへ高速で移送されて再計量され、前記切断装置27A、27Bの切断タイミング調節のためにフィードバック制御されて、計量切断の精度の向上を図ることができるものである。
【0040】
なお帯状のパン生地F1が切断装置27によって切断されてから高速で移送されるのは、パン生地F2の間隔を開けるためである。
【0041】
さらに本実施例以外には、これらパン生地を2等分に限らずカッター19および拡開コンベア21を複数設けることにより、3等分以上に分割を行うことができるものである。
【0042】
つぎに合流装置30について説明する。切断装置27によって得られたパン生地F2は二列(以下A列、B列)になって搬送される。
二列のパン生地F2を一列に合流する動作は以下の通りである。
【0043】
1)パン生地F2がA列、B列が左右一致していない状態で搬送されてくる場合、例えばアレンジコンベア31Aに先着したパン生地F2はそのアレンジコンベア31Aが搬送を停止し、その位置で待機する。
【0044】
2)次にアレンジコンベア31Bにパン生地F2が到着し、アレンジコンベア31A、31Bの両方にパン生地F2が載って左右一致すると、アレンジコンベア31Aは再起動してアレンジコンベア31A、31Bが同期して作動し、パン生地F2を同時にマージコンベア35A、35Bに排出する。
【0045】
3)本実施例ではマージコンベア35Aと35Bは、搬送速度を2:1としコンベア35Aを速くしているので、35Bに乗り移ったパン生地F2はマージコンベア35Aで合流する際、既にマージコンベア35Aを速く進んで搬送するパン生地F2の後に、所定の間隔で再度乗り移るものである。
【0046】
4)パン生地F2は所定の間隔で、アレンジコンベア31A、31Bを介して、マージコンベア35A、35Bに連続して搬送されてくるのであり、B列を搬送されるパン生地F2は、前記したマージコンベア35A、35Bの速度差によって、A列のパン生地列の各々の中間位置に合流する形となるものである。
【0047】
また、上流側に用意されているアレンジコンベア32A、32Bの役割は,アレンジコンベア31A、31Bのいずれか、例えば31Aにパン生地F2が待機停止した状態で排出されないでいるときに、同じA列のアレンジコンベア32Aにさらに次のパン生地F2が到着してしまったときに、このアレンジコンベア32Aにて移載停止させ、パン生地を31Aが空くまで待機させることができるものである。
【0048】
上記した例においては、パン生地F2がA列、B列が左右横一致していない状態で搬送されてくる場合で説明しているが、このように搬送されてくる原因として考えられるものは、分離拡開装置17で帯状パン生地F1を切断分離した際に、正確に分割できないためである。したがって、これらを秤量切断した際に各々の切断長さが変化し、これが集積されることによって、左右横一致しなくなるものである。
しかし、これらの問題も、本実施例によって解決可能である。
【0049】
また、図4に示される如くパン生地F2がA、B列ほとんど左右横一致して搬送されてくる場合には、アレンジコンベア31A、31Bでの停止待機時間を持つことなく、搬送動作可能である。
【0050】
以上から理解されるようにマージコンベア35A上では、パン生地F2が一列に概ね等間隔に整列されて下流に搬送されるものである。
二列で搬送されてくるパン生地F2の合流手段の第2実施例としては、以下のごとき態様にて説明される。
【0051】
つまり、第1例においては、マージコンベア35A、35Bに2:1の速度差を設けていたが、第2例ではマージコンベア35A、35Bを同速度で同期搬送させるものである。
【0052】
合流装置30の動作に関する第2例の制御の内容を簡潔に説明すると、搬送されてくるパン生地F2が2列のどちらかのアレンジコンベア31A、31Bに早く到着したものから順次、所定のタイミングでアレンジコンベア31A、31Bから排出させる(交通整理される)ものである。
【0053】
これを詳細に述べると、
1)パン生地F2がA列、B列が左右一致していない状態で搬送されてくる場合、例えば、アレンジコンベア31Aに先着したパン生地F2はそのアレンジコンベア31A上で停止待機する。
2)パン生地F2は、制御装置2により予め設定された時間当たりの生産個数に見合うタイミングで、待機しているアレンジコンベア31Aから次のパン生地F2の到着に関係なく排出される。
3)順次送られくるパン生地F2に対し、アレンジコンベア31A、31Bで先着順に排出が繰り返し行われるものである。
4)また、パン生地F2がアレンジコンベア31A、31Bに同時到着した場合には、上流側のアレンジコンベア32A、32Bに後続するパン生地F2があるコンベアの列を優先させて、排出がなされるものである。
【0054】
次に転圧装置36について説明する。合流装置30のマージコンベア35Aの下流に連接して搬送コンベア360を設け、搬送コンベア360に連接してプレスローラー37を設け、プレスローラ37の下流に巻き上げ装置38と転圧板39を設けている。プレスローラ37の隙間を調節すれば、パン生地の厚み、長さを任意に変更できるので、巻き上げ後の棒状パン生地F3を所望の形状に変更することが可能である。
【0055】
また、転圧板39は搬送コンベア391との隙間を調整可能としている。図示は省略するが、転圧板39の入り口部に搬送されてくる棒状パン生地F3の長さを検出して、その長さに応じて転圧板39を上下動して隙間を調整し、転圧される棒状パン生地F3の長さを調節することができる。
【0056】
また、切断装置27において、パン生地F1を生地の搬送方向の先端部形状が突状を呈する態様に切断することにより、パン生地F2を巻き上げ装置38で巻き上げる際に、内部に空洞を生じることなくロール状に巻き上げ成形することができる。
【0057】
図7、8に示すように、棒状パン生地F3は、搬入コンベア41の上を通過する際にカールネット411によって補助的に成形されてさらに棒状となり、その長手方向が搬送の直角方向の状態で次のセンタリング部42へ供給される。
【0058】
折り曲げ装置40のセンタリング部42は搬入コンベア41下流に連接して設けられている。2枚の調心板43A,43Bを下方が狭くなるように対向して設けている。調心板43Bの上部が回動軸44に支持され、回動軸44を中心に、軸が回動することにより下方部分が開閉するような構造になっている。前記回動軸44は移動ベース45に支持されている。移動ベース45はフレーム46に設けられたレール47に嵌まった状態で支持されており搬入コンベア41の搬送方向直交方向(以下幅方向)に移動可能に設けてある。移動ベース45にはラック48Aが設けてあり、ラック48Aにかみ合うピニオン49Bが搬入コンベア41のフレームに設けられたモータ50に付設されている。したがって、移動ベース45に支持されている調心板43A、43Bも幅方向に移動可能となる。
【0059】
棒状パン生地F3は調心板43A、43Bに落下供給される。このときフォトセンサー51によって調心板43A、43Bで挟持されている棒状パン生地F3の両端の位置が検出される。両端端部の位置を検出し、予め設定した両端端部の基準位置とを比較し、基準位置に両端位置を移動させるように移動ベース45が移動することによって調心板43A,43Bが移動し、棒状パン生地F3がセンタリングされる。この場合においては、棒状パン生地F3の中央が第1の折り曲げ位置と一致する。
【0060】
センタリングされた棒状パン生地F3は、次に回動軸44が回転し調心板43Bの下部が開くことにより、折り曲げ成形部52に落下する。
【0061】
図9に示すように、折り曲げ成形部52には押し込み板53を設けている。押し込み板53は成形部コンベア54上を搬送方向に出入りするように配置するとともに、押し込み板53が幅方向に移動可能に設けられている。
押し込み板53の搬送方向への出入り運動は、押し込み板53を支持する第1ベース55上に設けられたリニアベアリング56A上を押し込み板53が搬送方向に滑動することによって可能となる。また、押し込み板53の幅方向への移動は、第1ベース55を支持する第2ベース57に設けられたリニアベアリング56Bによって第1ベース55が幅方向に滑動可能としてある。これら第1、第2ベースはそれぞれ駆動モータ58A,58Bによって駆動される。
【0062】
折り曲げ成形部52の成形部コンベア54の上に落下載置された棒状パン生地F3は、図10に示すように押し込み板53が下流方向に移動することによって押し込まれる。このとき、棒状パン生地F3の中央部は係止部材59により第1の折り曲げ位置として係止され、さらに押し込み板53が第2の折り曲げ位置を押し込むので、押し込まれた棒状パン生地F3はM字型に折り曲げ成形される。
【0063】
この押し込み板53による第2の折り曲げ位置は、左右に移動調節することが可能であり、予め棒状パン生地F3の長さをフォトセンサー51から測定することにより、棒状パン生地F3の全長に対する適正な第2の折り曲げ位置を算出することができ、その適正位置に押し込み板53を左右方向へ移動することが可能である。
【0064】
さらに押し込み板53の押し込み量も前記棒状パン生地F3の全長に対して決定して押し込み量を調節することができ、このようにして均整のとれた折り曲げを行なうことが可能である。
【0065】
棒状パン生地F3が折り曲げ成形されると係止部材59は開放位置に回動する。係止部材59下流の成形部コンベア54上に、一対の対向するコンベアベルト60をベルト面を立設して下流側がせまくなるように配置している。そして対向して設けられたコンベア60の挟持部60Aに挟持され、さらに排出部60Bへと移送される。
【0066】
コンベアベルト60は、挟持部60Aと排出部60Bを備え、挟持部60Aは供給される棒状パン生地F3がM字型に成形されて、これを受け取る部分であり、排出部60Bは、幅方向に移動可能としており、M字型のパン生地を食型投入部7へ排出する。
【0067】
食型投入部7は複数のパン生地を収容する収容部71を設け、収容部71の底部72は開閉可能としている。底部72の下方には食型73が設置されている。
食型73は食型投入部7の下方位置を待機位置として、供給排出されるように構成されている。
【0068】
食型投入部7では、順次送られてくるM字型のパン生地を食型73へと投入するものである。例えば食型73にM字型のパン生地を複数投入する場合には、排出部60Bの出口を左右に振り分けることによって、順次送られてくるM字型のパン生地を食型73内に配列投入することができる。
【0069】
本実施例においては、図10に示すように、棒状パン生地F3をM字型に成形した例で説明しているが、上記したような例に限定されるものではなく、例えばN字型に折り曲げ成形することも可能である。
図11に示すように、N字型に折り曲げる場合は、調心板43A,43Bに供給された棒状パン生地F3の調心において、棒状パン生地F3の第1の折り曲げ位置を中央から所定の寸法だけ左右何れかにずらすことによってN字成形が可能である。この場合に、押し込み板53の配置を図11に示すように左右非対称とする必要がある。
【0070】
本発明実施例においては、パン生地を特に大量に生産するための手段として生地帯成形装置1の下流に分離拡開装置17、合流装置30を配置して工業的な生産を可能とするものである。しかし、生地帯成形装置1から排出する帯状パン生地F1の生地幅を複数列にする必要がない場合には、分離拡開装置17、合流装置30を省略することが可能である。
【0071】
また、本実施例では、合流装置30を転圧装置36の上流側に用意しているが、転圧装置36で棒状パン生地に転圧したものを、合流させるように構成配置させても良い。
【0072】
【発明の効果】
以上のごとき説明より理解されるように、本発明は新規な食パンの製造システムを提供することにより、設備のコンパクト化を図ることが容易であるとともに、さらに、パン生地の成形システムにおいて、グルテンを壊さない高品質のパン生地とすることができる。
また、食品生地の計量を常に正確に行うことができ、設定重量で所定の形状の食品生地をを容易に得ることができるので、食型に複数個のパン生地を投入しても常に設定重量とすることができ、高品質の食パンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の流れ図を示す。
【図2】 本発明の実施の形態に係る帯状生地成形部の概略側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る帯状生地成形部の部分断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る生地切断部の概略平面図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る生地切断部の概略側面図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る転圧部の概略側面図である。
【図7】 本発明の実施の形態に係る折り曲げ装置の概略平面図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る折り曲げ装置の概略側面図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係る折り曲げ成形部の詳細平面図である。
【図10】 棒状パン生地の折り曲げ説明図である。
【図11】 棒状パン生地の折り曲げ説明図である。
【符号の説明】
1 生地帯成形装置
2 制御装置
8 カッター装置
15 調心装置
17 分離拡開装置
21 拡開コンベア
23 秤量コンベア
25 秤量コンベア
27 切断装置
30 合流装置
31 アレンジコンベア
32 アレンジコンベア
36 転圧装置
37 プレスローラ
38 巻き上げ装置
39 転圧板
40 折り曲げ装置
52 折り曲げ成形部
53 押し込み板
59 係止部材
60 コンベアベルト
7 食型投入部
73 食型
F パン生地
F1 帯状パン生地
F2 切断されたパン生地
F3 棒状パン生地

Claims (3)

  1. 食パンを工業的に生産する方法であって、
    1)パン生地材料を混練してパン生地を作り、
    2)パン生地をローラー機構よりなる生地帯成形装置に供給し、供給されたパン生地をローラー機構を通過させることにより連続生地帯に成形してコンベア上を搬送させ、
    3)この生地帯を幅方向等間隔に分離拡開して複数列にてコンベア上を搬送させ、
    4)各列を搬送される帯状生地を所定重量に計量カットし、切断されたパン生地をつくり、
    5)複数列で搬送される生地片の各列における搬送動作を制御して、一方の列のパン生地の中間位置に他方の列のパン生地が合流するように単列に合流させ、
    6)これを、中間発酵を経ることなく適宜成形した後、
    7)食パン用型に詰めて食パンをつくることを特徴とする該方法。
  2. 食パンを工業的に生産する方法であって、
    1)パン生地材料を混練してパン生地を作り、
    2)パン生地を、ローラー機構よりなる生地帯成形装置に供給し、供給されたパン生地をローラー機構を通過させることにより連続生地帯に成形してコンベア上を搬送させ、
    3)この生地帯を幅方向等間隔に分離拡開して複数列にてコンベア上を搬送させ、
    4)各列を搬送される帯状生地を所定重量に計量カットし、切断されたパン生地をつくり、
    5)複数列で搬送される生地片の各列における搬送動作を制御して、一方の列のパン生地の中間位置に他方の列のパン生地が合流するように単列に合流させ、
    6)前記生地片を、中間発酵を経ることなく転圧機構にて転圧して棒状のパン生地に成形し、
    7)前記棒状パン生地を所定の形状に折り曲げ、
    8)食パン用型に詰めて食パンをつくることを特徴とする食パンの製造方法。
  3. 食パンを工業的に生産する装置であって、パン生地材料を連続した帯状生地に成形排出するための、ローラー機構からなる生地帯成形装置と、上記生地帯成形装置において帯状に成形されたパン生地を搬送する搬送コンベアと、上記搬送コンベア上を搬送される帯状のパン生地を調心するための調心装置と、調心装置の下流にあって帯状のパン生地を搬送方向に沿って等間隔に複数列に分離し拡開するための分離拡開装置と、上記分離拡開されて複数列で搬送される帯状パン生地の重量を、当該パン生地を移送しつつ計量するための秤量コンベアと、上記秤量コンベアによる計量が設定値に一致したときに帯状のパン生地を切断するための切断装置と、前記切断装置によって切断され複数列で搬送されるパン生地の各列における搬送動作を制御して、一方の列のパン生地の中間位置に他方の列のパン生地を合流して一列にするための合流装置と、前記パン生地を棒状のパン生地に転圧成形する転圧装置と、前記棒状パン生地を折り曲げる折り曲げ装置と、折り曲げ装置に続いて折り曲げ成形されたパン生地を揃えて食パン用型に移載収容するための投入装置を設けたことを特徴とする食パンの生産装置。
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