JP2009089619A - おにぎりの製造方法及びおにぎり並びにおにぎり製造機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな具材を内包してもおにぎりが脆弱化してしまうのを防ぐことができ、合成樹脂フィルムを円滑に除去することのできるおにぎりの製造方法及びおにぎり並びにおにぎり製造機を提供する。
【解決手段】米飯塊を略矩形板状に成形して供給する米飯供給工程と、略矩形板状に成形された前記米飯塊に具材を載置する具材載置工程と、前記米飯塊を長手方向に二つ折りにして、一方の半塊部と他方の半塊部とにより前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み工程と、折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形工程とを経るおにぎりの製造方法及び装置により、具材を挟持する二つ折りされた前記米飯塊の前記一方の半塊部と前記他方の半塊部とは、米飯同士が結着した状態で折り返された折曲部を介して連続しているおにぎりとした。
【選択図】図3

Description

本発明は、おにぎりの製造方法及びおにぎり並びにおにぎり製造機に関する。
従来、おにぎりは、日本人の食生活のなかで古くから親しまれているものであり、その携行性の高さから、時間や場所を選ばず、手軽に喫食することができる食品の一つとして知られている。
特に、近年では、おにぎりに内包される具材も多様化しており、多くの人々の嗜好に合うおにぎりがコンビニエンスストアやスーパなどの店頭で数多く販売されている。
現在、このような具材を内包したおにぎり(以下、単におにぎりともいう。)の多くは機械的に製造されており、例えば、板状に成形した2つの米飯塊で、内包する具材をサンドイッチ状に挟み込み、一体とした米飯塊の周囲から所定形状に押圧しておにぎりを成形する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この2つの米飯塊を併せて成形するおにぎりの製造方法によれば、具材入りのおにぎりを容易に製造することができる。
特開平11−346684号公報
しかしながら、上記従来の2つの米飯塊を併せて成形するおにぎりの製造方法では、おにぎりの側面の周方向全体に亘って米飯塊同士の結合箇所に継ぎ目が形成されてしまい、おにぎりが脆弱化してしまうという問題があった。
特に、大きな具材をおにぎりに内包した場合には、2つの米飯塊同士が接触して粘着する面積が小さくなり、2つの米飯塊を一体化させる力がさらに弱まってしまうおそれがある。
また、店頭で販売されているおにぎりの多くは合成樹脂フィルム等で個包装されており、同フィルムをおにぎりから除去する際に、フィルムと米飯塊との間に大きな摩擦が働いて、米飯塊の表面に張力が生じ、米飯塊が割れてしまうことがあった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、大きな具材を内包してもおにぎりが脆弱化してしまうのを防ぐことができ、合成樹脂フィルムを円滑に除去することのできるおにぎりの製造方法及びおにぎり並びにおにぎり製造機を提供する。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係るおにぎりの製造方法では、米飯塊を板状に成形して供給する米飯供給工程と、板状に成形された前記米飯塊に具材を載置する具材載置工程と、前記米飯塊を二つ折りにして、一方の半塊部と他方の半塊部とにより前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み工程と、折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形工程と、を有することとした。
また、本発明に係るおにぎりでは、請求項1に記載のおにぎりの製造方法で製造したおにぎりであって、前記具材を挟持する二つ折りされた前記米飯塊の前記一方の半塊部と前記他方の半塊部とは、米飯同士が結着した状態で折り返された折曲部を介して連続していることを特徴とすることとした。
また、本発明に係るおにぎり製造機では、板状に成形されて具材が載置された米飯塊を二つ折りにして、前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み装置と、折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形装置と、を備えることとした。
また、本発明に係るおにぎり製造機では、以下の点にも特徴を有する。
(1)前記折畳み装置は、二つ折りする米飯塊の一方の半塊部を載置する第1載置部と、米飯塊の他方の半塊部を載置するとともに、前記第1載置部の端縁近傍に配設した軸体の軸周り方向へ回動可能とした第2載置部とを備え、この第2載置部は、前記第1載置部と略同一平面を形成する開状態と、前記第1載置部の上方に覆い被さる閉状態との間で変位自在としたこと。
(2)前記第1載置部は、前記第2載置部が開状態から閉状態に変位する動作と同期して下降動作を行うこと。
(3)前記米飯折畳み装置に板状に成形された所定重量の前記米飯塊を供給する米飯供給装置をさらに備え、前記米飯供給装置は、前記所定重量に満たない量の米飯を供給する主供給部と、供給された米飯重量を計量して所定重量との差分を算出する計量部と、差分に相当する米飯を供給して所定重量の米飯塊とする補填部と、米飯塊の一方の半塊部に凹状の具穴を形成する具穴形成部と、を備えること。
(4)前記主供給部で米飯を板状に成形するとともに、同米飯の表面に、折曲方向に直交する方向へ複数の溝を設けて波状に形成すること。
(5)前記補填部では、前記具穴が形成される前記米飯塊の一方の半塊部に米飯を供給すること。
請求項1に記載のおにぎりの製造方法では、米飯塊を板状に成形して供給する米飯供給工程と、板状に成形された前記米飯塊に具材を載置する具材載置工程と、前記米飯塊を二つ折りにして、一方の半塊部と他方の半塊部とにより前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み工程と、折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形工程と、を有することとしたため、前記一方の半塊部と前記他方の半塊部とを、米飯同士が結着した状態で折り返された折曲部を介して連続させて、大きな具材を内包してもおにぎりが脆弱化してしまうのを防ぐことができ、しかも、合成樹脂フィルムを円滑に除去することのできるおにぎりの製造方法を提供することができる。
また、請求項2に記載のおにぎりでは、請求項1に記載のおにぎりの製造方法で製造したおにぎりであって、前記具材を挟持する二つ折りされた前記米飯塊の前記一方の半塊部と前記他方の半塊部とは、米飯同士が結着した状態で折り返された折曲部を介して連続していることとしたため、大きな具材を内包してもおにぎりが脆弱化してしまうのを防ぐことができ、しかも、合成樹脂フィルムを円滑に除去することのできるおにぎりを提供することができる。
また、請求項3に記載のおにぎり製造機では、板状に成形されて具材が載置された米飯塊を二つ折りにして、前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み装置と、折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形装置と、を備えることとしたため、大きな具材を内包してもおにぎりが脆弱化してしまうのを防ぐことができ、しかも、合成樹脂フィルムを円滑に除去することのできる所定形状のおにぎりを形成可能なおにぎり製造機を提供することができる。
また、請求項4に記載のおにぎり製造機では、前記折畳み装置は、二つ折りする米飯塊の一方の半塊部を載置する第1載置部と、米飯塊の他方の半塊部を載置するとともに、前記第1載置部の端縁近傍に配設した軸体の軸周り方向へ回動可能とした第2載置部とを備え、この第2載置部は、前記第1載置部と略同一平面を形成する開状態と、前記第1載置部の上方に覆い被さる閉状態との間で変位自在としたため、二つ折りされた米飯塊を容易に形成することができる。
また、請求項5に記載のおにぎり製造機では、前記第1載置部は、前記第2載置部が開状態から閉状態に変位する動作と同期して下降動作を行うこととしたため、前記折曲部を形成する際に、同折曲部にかかる負担を低減しながら折曲することができ、米飯の折畳みを円滑に行うことができる。
また、請求項6に記載のおにぎり製造機では、前記米飯折畳み装置に板状に成形された所定重量の前記米飯塊を供給する米飯供給装置をさらに備え、前記米飯供給装置は、前記所定重量に満たない量の米飯を供給する主供給部と、供給された米飯重量を計量して所定重量との差分を算出する計量部と、差分に相当する米飯を供給して所定重量の米飯塊とする補填部と、米飯塊の一方の半塊部に凹状の具穴を形成する具穴形成部と、を備えることとしたため、所定重量を有する米飯塊を均一かつ連続的に製造することができ、しかも、具材を安定して載置可能な米飯塊を製造することのできるおにぎり製造機とすることができる。
また、請求項7に記載のおにぎり製造機では、前記主供給部で米飯を板状に成形するとともに、同米飯の表面に、折曲方向に直交する方向へ複数の溝を設けて波状に形成したため、比較的緩やかな曲率を有する折曲部を形成することができる。
さらに、請求項8に記載のおにぎり製造機では、前記補填部では、前記具穴が形成される前記米飯塊の一方の半塊部に米飯を供給することとしたため、具穴の深さを深くすることができ、より多くの具材を内包させることができる。
本発明は、米飯塊を板状に成形して供給する米飯供給工程と、板状に成形された前記米飯塊に具材を載置する具材載置工程と、前記米飯塊を二つ折りにして、一方の半塊部と他方の半塊部とにより前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み工程と、折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形工程と、を有するおにぎりの製造方法を提供するものである。
すなわち、前記具材を挟持する二つ折りされた前記米飯塊の前記一方の半塊部と前記他方の半塊部とは、米飯同士が結着した状態で折り返された折曲部を介して連続しているおにぎりを提供可能とするものであり、このようなおにぎりは、米飯塊の強度を保ちながらも、比較的大きな具材を内包させることが可能となる。
ここで、板状に成形する米飯塊の平面視における形状は、特に限定されるものではなく、例えば、略矩形状、略円形状、略棒状、略台形状など様々な形状とすることも可能である。
また、具材は特に限定されるものではなく、梅干し、漬け物、魚卵、魚肉、畜肉、鶏肉、卵、佃煮などあらゆるものを適用することができ、その形態もまた、ペースト状、フレーク状、固形状等とすることができる。
また、内包とは、具材がおにぎりの中に完全に埋没した状態を指すのは勿論のこと、例えば東海地方の名物として知られる「天むす」のように、具材の一部をおにぎり内部に埋没させ、一部をおにぎりの頂部や側部からはみ出させた状態についても指している。
特に、本願発明によれば、「天むす」のように、具材がはみ出たおにぎりであっても、米飯塊の強度を充分に保つことができるという優れた効果を生起する。
また、本発明に係るおにぎり製造機によれば、上述した本願発明に係るおにぎりを製造するにあたり、板状に成形されて具材が載置された米飯塊を二つ折りにして、前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み装置と、折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形装置と、を備えることとしたため、容易かつ確実に折曲部を有するおにぎりを形成することができる。
この折畳み装置は、二つ折りする米飯塊の一方の半塊部を載置する第1載置部と、米飯塊の他方の半塊部を載置するとともに、前記第1載置部の端縁近傍に配設した軸体の軸周り方向へ回動可能とした第2載置部とを備え、この第2載置部は、前記第1載置部と略同一平面を形成する開状態と、前記第1載置部の上方に覆い被さる閉状態との間で変位自在としている。
すなわち、第2載置部に載置した半塊部を、第1載置部に載置した半塊部に、両半塊部が折曲部を介して連続している状態を保ったまま重ねることにより、本発明に係るおにぎりを製造するようにしている。
しかも、この折畳み動作の際に、第1載置部は、第2載置部が開状態から閉状態に変位する動作と同期して下降動作を行うこととしている。
この第1載置部を下降動作させることにより、折曲部の折曲半径を大きく保ちながら折り畳むことができ、折畳み動作により折曲部に加わる負荷を減少しつつ、折畳み後の折曲部における歪みを可及的少なくすることができる。
また、おにぎり製造機は、前記米飯折畳み装置に板状に成形された所定重量の前記米飯塊を供給する米飯供給装置をさらに備え、前記米飯供給装置は、前記所定重量に満たない量の米飯を供給する主供給部と、供給された米飯重量を計量して所定重量との差分を算出する計量部と、差分に相当する米飯を供給して所定重量の米飯塊とする補填部と、米飯塊の一方の半塊部に凹状の具穴を形成する具穴形成部と、を備えるようにしても良い。
このような構成とすることにより、米飯の定量性を向上させることができ、おにぎりの連続成形の安定性を確保することができる。また、定量性を向上させることができるため、製品歩留りを高めることもできる。
また、前述の主供給部では、米飯を板状に成形するとともに、同米飯の表面に、折曲方向に直交する方向へ複数の溝を設けて波状に形成するようにしても良い。
すなわち、板状に成形した米飯の表面(折曲後に内表面となる面)を蛇腹状に形成することで、折曲部の曲率を大きくすることができ、同折曲部にかかる負荷をさらに減少させることで、おにぎりが脆くなるのをさらに防止することができる。
また、前記補填部では、前記具穴が形成される前記米飯塊の一方の半塊部に米飯を供給するようにしても良い。
補填部より供給される米飯を、具穴が形成される部位の近傍に配置することにより、具穴部分の米飯塊の厚みを薄くすることなく、深い具穴を形成することができて、おにぎりにより多くの具材を内包することができる。
しかも、具穴部分の米飯塊の厚みが極端に薄くなることがないため、具材を多く内包した場合であっても、おにぎりの強度を比較的強い状態に保つことができる。
以下、本実施形態に係るおにぎりの製造方法及びおにぎり並びにおにぎり製造機について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、製造するおにぎりの最終形状は、正面視略三角形状を有する、いわゆる三角おにぎりであり、工程の中途で取り扱う米飯塊の平面視における形状は、長辺と短辺とを備える略矩形状としている。この米飯塊の平面視における形状は、おにぎりの最終形態に応じて適宜選択することができ、米飯塊の平面視における形状を略正方形状とした例や、円形状とした例については、後に図13を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るおにぎりの製造フローを示した説明図である。本実施形態に係るおにぎりの製造方法は、米飯前処理工程(ステップS1)と、米飯供給工程(ステップS2)と、具材載置工程(ステップS3)と、米飯折畳み工程(ステップS4)と、成形工程(ステップS5)と、包装工程(ステップS6)とを備えている。
米飯前処理工程(ステップS1)は、後述するおにぎり製造機Bに収容された米飯を、螺旋状のスクリューに接触させることでほぐし、均一かつふっくらとした状態にするための工程である。
この米飯前処理工程を経ることで、単位体積あたりの米粒の量を可及的一定にして、次の米飯供給工程(ステップS2)で定量的に米飯を供給可能としている。
次に、米飯供給工程(ステップS2)では、まず、米飯を略矩形板状(シート状)に成形して米飯塊を形成する。このとき略矩形板状の米飯塊の表面には、長手方向に直交する方向に山谷となる複数の溝部を設けた波状に成形されている。他方、米飯塊の裏面は、略平面状に成形されている。
そして、この米飯塊の長手方向のいずれか一方の半分部(半塊部)であって、好ましくは、後述する米飯折畳み工程(ステップS4)にていずれか他方の半分部(半塊部)によって覆われる方(反転させない方)に、具材を載置するための具穴の形成を行う。
同時に、折曲部の位置決めを容易にするために、折曲部となる位置に米飯塊の幅方向へ向けて折溝を形成する。
この米飯供給工程を経ることで、後の各工程において、具材を載せたたシート状の米飯塊をおにぎり状に折り畳んで成形するに際して、複数の溝部が蛇腹の如く機能して折曲部の曲率を緩やかに保ち、米飯塊が折れ損じることを防止すると共に、折曲部の位置決めを容易にすることができる。
次に、具材載置工程(ステップS3)では、具穴を中心として適量の具材を載せる。この具材は、おにぎりに挟み込むことのできる大きさであれば特に限定されるものではなく、梅干し、漬け物、魚卵、魚肉、畜肉、鶏肉、卵、佃煮、天ぷら、唐揚げなどあらゆるものを適用することができ、その形態もまた、ペースト状、フレーク状、固形状等とすることができる。
この具材載置工程を経ることで、後述する工程において、具穴に安定して具材を納められると共に、シート状米飯塊の表面において具材のない糊代部分を十分に得ることができる。それゆえ、米飯塊の表面の糊代部分の効果により、成形後に型くずれしないおにぎりを得ることができる。
次に、米飯折畳み工程(ステップS4)は、シート状の米飯塊において、具材を載せた一方の半塊部に他方の半塊部を、折溝を境に反転させて折り重ねるように畳み、折曲部を形成する。
この米飯折畳み工程により、具材は米飯塊に(半塊部同士に)側面視略U字状に挟まれて、具材が内包された状態となる。
次に、成形工程(ステップS5)では、折り畳まれた半塊部同士を外方より所定形状、例えば三角状にプレスして、おにぎりを形成する。
具体的には、この成形工程を経ることで、具材を内包した米飯塊を、図2に示すようなおにぎりAに形成することができる。
このおにぎりAについて、詳細に説明すると、正面視略三角形状の腹面16を備えたいわゆる三角おにぎりとしており、頂部11と、2つの側頂部12,12とを有するように米飯塊を成形して形成している。
また、各側頂部12,12と頂部11とを結ぶ側面14には、半塊部同士を結合することにより割面結合部10が形成されており、また、側頂部12,12同士を結ぶ底面15近傍には、米飯塊の一方の半塊部と他方の半塊部とを、米飯同士が結着した状態で折り返して形成した側面視略U字状の折曲部13が形成されている。
また、おにぎりAの内部には、前述の米飯供給工程(ステップS2)にて形成した具穴17があり、同具穴17には具材18が収納されている。
この、本実施形態に係るおにぎりAは、特に、底面15近傍に形成した折曲部13に特徴を有しており、この折曲部13を備えることで、比較的大きな具材を内包してもおにぎりが脆弱化してしまうのを防ぐことができるのである。
そして、このようにして形成されたおにぎりAは、包装工程(ステップS6)において、合成樹脂フィルムでラッピングしたり、合成樹脂容器に収容することで包装し、最終製品形態とする。
次に、図3〜図10を用いて、本実施形態に係るおにぎり製造機Bについて説明する。図3は、本実施形態に係るおにぎり製造機Bの全体説明図、図4は、米飯供給装置100の説明図、図5及び図6は、米飯塊の処理状態を経時的に示した説明図、図7は、具材内包装置200の平面図、図8は、具材内包装置200の側面図、図9は、具材内包装置200の一部切欠説明図、図10は、具材内包装置200の動作の経時変化を示した説明図である。
本実施形態に係るおにぎり製造機Bは、米飯をほぐして矩形板状に成形して米飯塊108を形成し、同米飯塊108に具穴17を形成する米飯供給装置100と、具穴17に載置した具材18を内包して成形する具材内包装置200とを備えている。
また、米飯供給装置100と具材内包装置200との間には、米飯供給装置100で形成した米飯塊108に、途中で具材18を載置して具材内包装置200へ搬送するためのトッピングコンベア300と、おにぎり製造機Bの制御を行う制御装置400とが掛け渡されている。
米飯供給装置100は、基台109に、リフト101と、ホッパー102と、主供給部104と、補填部105と、重量測定部107と、具穴形成部110とを備えている。
リフト101は、ホッパー102に米飯を投入する際に使用するものであり、リフト101上に載置したバット103に米飯を収容し、リフト101を上昇させてバット103をホッパー102近傍まで運搬することにより、作業者の負担を軽減するものである。
ホッパー102に投入された米飯は、主供給部104と補填部105との両方に送給され、おにぎりAに使用する米飯の重量を調整しながら、米飯塊108が形成される。
主供給部104及び補填部105にて形成された米飯塊108は、具穴形成部110にて具穴17が形成され、トッピングコンベア300によって具材内包装置200に搬送される。
具材内包装置200は、基台201上に、米飯折畳み装置203と、成形装置204とを備えており、トッピングコンベア300によって搬送されてきた米飯塊108を二つ折りにして、三角おにぎり型に成形し、後工程となる包装機器へ送出する。
また、制御装置400は、米飯供給装置100及び具材内包装置200を制御するものであり、例えば、後述する各コンベアの移動速度やタイミング、各装置の駆動タイミング等の制御を行う。
なお、図中、符号111及び218は、基台109,201の下部に設けられたキャスターである。
次に、図4を用いて、米飯供給装置100について、より詳細に説明する。米飯供給装置100は、基台109に同米飯供給装置100の側面に沿って上下動するリフト101と、米飯を投入してほぐすホッパー102とを備えている。
このリフト101は、例えばバット103に収容した炊飯済みの米飯を載置して上昇させることにより、容易にホッパー102近傍まで米飯を移動させることができ、重量物である米飯をホッパー102まで持ち上げる労力を削減することができるようにしている。
ホッパー102は、内部に螺旋状のスクリュー114を備える米飯収容部113と、同スクリュー114を駆動するスクリュー駆動部112とで形成されており、投入された米飯の空隙率を向上させてほぐす役割を担っている。
米飯収容部113の下方には、ほぐされた米飯をさらに下方に向けて送出する米飯送出口115が形成されており、同米飯送出口115から送出された米飯は、その直下方に配設した米飯分配ローラ116上に載置される。
この米飯分配ローラ116は、ほぐされた米飯を主供給部104と補填部105とに分配するものであり、同米飯分配ローラ116に供給された米飯の約○○割を主供給部104に分配し、約○○割を補填部105に供給する。
米飯分配ローラ116によって、主供給部104側へ分配された米飯は、まず、主供給コンベア117に載置され、主供給部投入口118へ搬送される。
ここで、主供給部投入口118の上方であって、主供給コンベア117の搬送方向終端部近傍には、主供給部ホグシローラ119が配設されており、表面に設けられた多数の突起が搬送されてきた米飯に接触することで、米飯はさらにほぐされることとなる。
主供給部ホグシローラ119によってほぐされた米飯は、主供給部投入口118から投入され、左右一対の板状成形ローラ120,120に至る。
この板状成形ローラ120,120は、同板状成形ローラ120,120間に供給された米飯を穏やかに圧縮しながら連続シート状に成形し、下方に配設した左右一対の溝形成ローラ121,121に米飯を供給する。
溝形成ローラ121,121は、連続シート状に形成された米飯の片側表面に多数の溝部122を形成して、表面を波状とする役割を担う。
すなわち、溝形成ローラ121,121の表面には、米飯の表面に溝部122を形成するための凸条が形成されており、溝形成ローラ121,121間に供給された米飯の片側面に凸条を食い込ませて、連続シート状の米飯表面であって、後に折曲する方向に対して直交する方向へ向けて複数の溝部122を形成するようにしている。
そして、溝形成ローラ121,121を通過した米飯は、溝形成ローラ121,121の下方に設けられた導出口123からさらに下方へ導出される。
なお、導出口123には、シャッタ124が配設されており、片側表面に溝部122を有する連続シート状に形成された米飯は、所定のタイミングでシャッタ124により切断され、図5(a)に示すような矩形板状の米飯塊108として主供給部受けコンベア106上に載置される。
主供給部受けコンベア106は、側面視略三角形状の外観を有し、駆動ローラ125と2つの受動ローラ126,126とにベルトを巻回して構成しており、同ベルト上に載置された米飯塊108を搬送可能としている。
一方、米飯分配ローラ116にて、補填部105側へ分配された米飯は、まず、補填部コンベア130に載置され、補填部投入口131へ搬送される。
ここで、補填部投入口131の上方であって、補填部コンベア130の搬送方向終端部近傍には、補填部ホグシローラ132が配設されており、表面に設けられた多数の突起が搬送されてきた米飯に接触することで、米飯はさらにほぐされることとなる。
補填部ホグシローラ132によってほぐされた米飯は、補填部投入口131から投入され、送出ローラ133,133…に至る。
この送出ローラ133,133…は、同送出ローラ133,133…間に供給された米飯を穏やかに圧縮しながら連続シート状に成形するとともに、前述の制御装置400からの制御命令に相当する量の米飯を補充口134から米飯塊108上に供給する。
なお、この制御装置400からの制御命令に相当する量については、重量測定部107からのデータによって算出されるものであり、詳細は後に述べる。
また、補充口134には、シャッタ135が配設されており、送出ローラ133,133…により送出された米飯は、所定のタイミングでシャッタ135により切断され、図5(b)に示すように、補充米飯136として米飯塊108上に載置される。
この際、米飯塊108上に載置される補充米飯136の位置は、米飯塊108の長手方向長さの略半分位置を示す仮想中心線Xにより2つに分断される半塊部127,127のうちいずれか一方であって、後述する具穴形成プレート155の具穴形成凸部159が当接する位置としている。
説明を図4に戻すと、重量測定部107は、計量コンベア140と、計量器141とが備えられており、計量コンベア140は、側面視略三角形状の外観を有し、駆動ローラ142と2つの受動ローラ143,143とにベルトを巻回して構成しており、同ベルト上に載置された米飯塊108を搬送可能としている。
また、計量器141は、計量コンベア140上に搬送される米飯塊108の重量データを制御装置400へ送信することができるように構成されている。
ここで、本実施形態に係る米飯供給装置100では、主供給部104は、予め定められたおにぎりAに要する米飯の重量(以下、米飯所定重量という)よりもやや少ない量の米飯で米飯塊108を形成するようにしており、また、米飯塊108の重量と、米飯所定重量との差分に相当する米飯を、補填部105より供給するようにしている。
すなわち、制御装置400は、計量器141から送信された米飯塊108の重量データと、予め定められた米飯所定重量との誤差を算出し、その差分に相当する米飯を供給するよう補填部105へ制御命令を送信するようにしている。それゆえ、制御装置400と重量測定部107とは、主供給部104にて供給された米飯重量を計量して所定重量との差分を算出する計量部としての役割を果たす。
付言すれば、前述の補填部105は、主供給部104により形成された米飯所定重量に満たない米飯塊108の重量の微調整を行う役割を担っている。
これにより、米飯の効率的な送給を行いながらも、米飯塊108の重量と米飯所定重量との誤差を小さくすることができる。
また、制御装置400は、米飯供給装置100や具材内包装置200やトッピングコンベア300の動作タイミング等を制御する役割も担っている。なお、符号401は、制御装置400の前面に設けられた操作パネル、符号402は、緊急停止などの各種操作を行うための操作ボタンである。
上述のような構成により、主供給部104にて主供給部受けコンベア106上に載置された米飯塊108は、同主供給部受けコンベア106の搬送方向端部側に配設された計量コンベア140上に移されて計量されなが搬送され、さらに、計量コンベア140の搬送方向端部側に配設されたトッピングコンベア300に移されて、図5(b)に示すように、同トッピングコンベア300の始端部上方に配設した補填部105から補充米飯136が載置されることとなる。
そして、補充米飯136が載置された米飯塊108は、トッピングコンベア300上を移動して、具穴形成部110に至る。
具穴形成部110は、基台109上に立設した支柱150と、支柱150の上部に配設した、上下方向伸縮自在の具穴形成シリンダ151と、同具穴形成シリンダ151上に配設したトッピングコンベア300上で水平方向に伸延するアーム152とを備えており、具穴形成シリンダ151を稼働させることにより、アーム152を上下方向に移動可能としている。
また、アーム152には、下方へ向けてプレートロッド153とストッパロッド154とを垂設しており、プレートロッド153の下方先端部には、具穴形成プレート155を配設し、ストッパロッド154の下方先端部には、ストッパ156を配設している。
すなわち、具穴形成シリンダ151を上下動させることにより、具穴形成プレート155とストッパ156とが上下動するように構成している。
ストッパ156は、トッピングコンベア300上にて搬送される米飯塊108の動きを、同トッピングコンベア300のベルトの動きに抗して静止させる役割を担っており、具穴形成プレート155は、ストッパ156によって静止した米飯塊108に具穴17を形成する役割を担っている。
具体的に説明すると、具穴形成プレート155は、図6に示すように、上面部157にプレートロッド153が連結される一方、下面部158に半球状の具穴形成凸部159と折溝形成部160とを備えている。
そして、具穴形成シリンダ151が縮み方向へ駆動すると、トッピングコンベア300上でストッパ156により米飯塊108が静止し、次いで、具穴形成プレート155が米飯塊108の上方から押圧する。
これにより、米飯塊108の表面には、具穴17と折溝161とが形成されることとなる。なお、この折溝161は、前述した米飯折畳み工程(ステップS4)において、後述する折畳み装置203により米飯塊108が折り畳まれて折曲部13が形成される際に谷折りしろの役割を果たす溝である。
また、米飯塊108の表面であって、具穴形成凸部159が当接する位置には、補充米飯136が載置されているため、具穴形成凸部159によって補充米飯136が押しつぶされながら同具穴形成凸部159の周辺に押し広げられ、カルデラ状の具穴17を形成することとなり、米飯塊108の厚さを可及的薄くすることなく、深い具穴17を形成することができる。
そして、具穴形成シリンダ151が伸び方向へ駆動すると、具穴形成プレート155とストッパ156とが上昇し、具穴17と折溝161が形成された米飯塊108が再びトッピングコンベア300によって搬送されることとなる。
トッピングコンベア300は、米飯供給装置100に備えられた駆動ローラ310と、具材内包装置200に備えられた従動ローラ311との間にベルトを掛けまわして形成されており、同トッピングコンベア300に載置された米飯塊108は、具材内包装置200まで搬送されることとなる。
また、図1のフローの説明でも述べたように、トッピングコンベア300上では、具材載置工程(ステップS3)が行われて、米飯塊108に形成された具穴17に、具材18が載置される。
この具穴17への具材18の載置は、特に限定されるものではなく、人手によって載置しても良いし、具材載置用の装置を別途使用するようにしても良い。
具材18が載置された米飯塊108は、そのままトッピングコンベア300によって、具材内包装置200へ搬送されることとなる。
次に、具材内包装置200について説明する。具材内包装置200は、図7〜図9にも示すように、各種装置が載置される天板217を備えた基台201と、トッピングコンベア300により搬送された米飯塊108を具材内包装置200に円滑に移動させるための搬送補助装置202と、搬送補助装置202によって供給される米飯塊108を折り畳む米飯折畳み装置203と、折り畳んだ米飯塊108を略三角形状に成形しておにぎりAを形成する成形装置204と、成形されたおにぎりAを包装工程などの後工程に送り出すための送出補助装置205とを備えている。
搬送補助装置202は、トッピングコンベア300上に張り出すように配設した搬送補助片210を備えており、同搬送補助片210がトッピングコンベア300上で搬送される米飯塊108の側面部に接触し、搬送方向へ勢いを付けながら移動させることで、米飯塊108を米飯折畳み装置203に供給する。
米飯折畳み装置203は、第1載置部211と第2載置部212とを備えており、搬送補助装置202によって米飯折畳み装置203に供給された米飯塊108は、まず、第1載置部211の載置面と第2載置部212の載置面とが略水平となった開状態で形成される平面部213に載置されることとなる。
第1載置部211は、その下面に第1載置部シリンダ214(図9参照)が連結されており、同第1載置部シリンダ214が伸縮することにより、上下方向へ移動可能としている。
第2載置部212は、その側面部を、第1載置部211の端縁近傍に配設した軸体215に軸支されており、軸体215の軸周り方向へ片開き扉状に回動可能としている。
また、軸体215は、軸体駆動部216に内臓された図示しない駆動モータの駆動軸に連結されており、制御装置400の指示により駆動モータに通電することで軸体215を回動可能に構成している。
すなわち、第2載置部212は、軸体駆動部216の駆動モータに通電して駆動することにより、軸体215を回動させて第1載置部211と略同一平面(平面部213)を形成する開状態と、第1載置部211の上方に覆い被さる閉状態との間で変位自在としている。
また、第2載置部212が開状態から閉状態に変位する際に、第1載置部211はこの動きに同期して、前記第1載置部シリンダ214を縮み動作させることにより、下降するようにしている。
成形装置204は、折り畳まれた米飯塊108の側部を押圧して成形する一次成形枠218と、折畳み装置203で折り畳まれた米飯塊108を、閉状態となった第1載置部211と第2載置部212との間から同一次成形枠218内に押し込むための成形枠押込部220(図9参照)と、一次成形枠218により側部が成形された米飯塊108をおにぎりAの形状に成形するための回動型枠221と、同回動型枠221内で米飯塊108に押圧力をかけるための押圧部222とを備えている。
一次成形枠218は、平面視略三角形状の内部空間を有する略台形の型枠であり、折畳み装置203に対向する側面部に米飯塊108が挿通可能な側部開口と、上面部及び下面部に形成され、内部空間と略同型とした三角形状の上部開口及び下部開口とを備えている。
成形枠押込部220は、図8及び図9に示すように、押込駆動部223と、同押込駆動部223より伸延する押込み片支持部材224と、同押込み片支持部材224に固定した押込み片219とを備えており、同押込み片219は、閉状態となった第1載置部211と第2載置部212との間に形成される折り畳まれた米飯塊108の底面15(折曲部13)を押圧して、米飯塊108を第1載置部211上から一次成形枠218へ移動し、一次成形枠218内で圧力をかけるためのものである。
そして、押込駆動部223に内蔵された図示しない駆動モータに通電することにより、押込み片219を移動可能に構成しており、押込み片219によって移動させられる米飯塊108は、前述の側部開口を介して一次成形枠218内に収納される。
回動型枠221は、その中心に型枠回動軸225(図9参照)が挿通されており、型枠回動軸225は、回動型枠221の下方に配設された型枠駆動モータ226の回動軸に連結されている。
すなわち、回動型枠221は、型枠駆動モータ226に通電することにより、型枠回動軸225を中心に回動可能に形成されている。
また、回動型枠221には、平面視略三角形状(おにぎりAの腹面16と同形状)の二次成形枠227が複数(本実施形態では8つ)穿設されている。
また、二次成形枠227は、いずれも成型されるおにぎりAの頂部11が型枠回動軸225に向くように穿設されている。
また、図7に示す抜出し位置Eに位置する二次成形枠227の下方には、二次成形枠227と略同型の三角形状とした上下動自在の型抜きリフタ228が配設されており、同型抜きリフタ228を上方へ稼働させることにより、抜出し位置Eの二次成形枠227に収納されたおにぎりAを、二次成形枠227から取出し可能としている。
押圧部222は、天板217上に立設した伸縮自在の押圧シリンダ229と、同押圧シリンダ229の上端部に固定した天板217と略平行に伸延する押圧アーム230とを備えており、図8に示すように、押圧アーム230には、落とし込み片支持部材232と押圧成形片支持部材231とが下方に向けて垂設されている。
落とし込み片支持部材232は、図7に示す一次成形枠218に形成された上部開口の直上方(落とし込み位置C)に位置しており、その先端部には一次成形枠218の上部開口及び回動型枠221の二次成形枠227に嵌合可能な平面視略三角形状の落とし込み片233が配設されている。
押圧成形片支持部材231は、落とし込み位置Cの二次成形枠227と、抜出し位置Eの二次成形枠227との両方に隣り合わせる(間に挟まれる)二次成形枠227の位置(押圧位置D)の直上方に位置しており、その先端部には、回動型枠221の二次成形枠227に嵌合可能な平面視略三角形状の押圧成形片234が配設されている。
また、押圧成形片支持部材231は、落とし込み片支持部材232よりも、長手方向の長さをやや長くしている。
そして、押圧シリンダ229を縮み方向へ稼働させることにより、押圧アーム230とともに、落とし込み片233と押圧成形片234とが、それぞれ一次成形枠218の落とし込み位置Cと押圧位置Dとで、上部開口や回動型枠221の二次成形枠227の内壁に沿って下降することとなる。
送出補助装置205は、送り出し片駆動部240と、同送り出し片駆動部240より伸延する送り出し片支持部材241と、送り出し片支持部材241の先端部に配設された送り出し片242とを備えている。
送り出し片242には、その先端部に、おにぎりAの頂部11と嵌合する鋭角形状の切欠部243が形成されている。
また、送り出し片242は、回動型枠221の抜出し位置E近傍に配設されており、送り出し片駆動部240を駆動することにより、抜出し位置Eで型抜きリフタ228により二次成形枠227から抜き出されたおにぎりAの頂部11に、切欠部243を嵌合させて、具材内包装置200の側方へ向けて伸延するように配設した送出コンベア250上へおにぎりAを移動させる。
送出コンベア250は、駆動モータ251と同駆動モータ251に連結された駆動ローラ252と、送出コンベア250の搬送方向端部に配設された従動ローラ253と、駆動ローラ252及び従動ローラ253に巻回した搬送ベルト254とで構成されており、前述の包装工程(ステップS6)にて用いられる図示しない包装装置へおにぎりAを搬送する。
上述のような構成を備える具材内包装置200では、具材18が載置された米飯塊108は以下のように処理されることとなる。
すなわち、トッピングコンベア300により具材内包装置200に搬送された米飯塊108は、まず、搬送補助装置202により、その側面部を搬送補助片210で押圧されながら、図10(a)に示すように、米飯折畳み装置203の第1載置部211及び第2載置部212が開状態となって形成される平面部213に載置される。
平面部213に米飯塊108が載置されると、図10(b)及び図10(c)に示すように、第2載置部212が軸体215を中心に回動しながら反転し、それと同期して第1載置部シリンダ214が縮み動作することにより第1載置部211が下降する。
この動作により、米飯塊108は、表面に形成された折溝161から折り畳まれることとなり、第1載置部211に載置された半塊部127上に、第2載置部212に載置された半塊部127が、米飯同士が結着した状態で折り返され、側面視略U字状の折曲部13を介して連続した状態で折曲する。
折り畳まれた米飯塊108は、図10(d)に示すように、成形枠押込部220の押込み片219により、一次成形枠218内に収容され、その側部が成形されて平面視略三角形状となる。
次いで、押圧部222の押圧シリンダ229が縮み動作することで、落とし込み片233が上部開口を介して一次成形枠218内に挿入され、図10(e)に示すように、落とし込み位置Cに待機している回動型枠221の二次成形枠227内に米飯塊108が落とし込まれて挿入される。
その後、押圧シリンダ229が伸び動作し、落とし込み片233は一次成形枠218内から抜き出されるとともに(図10(f)参照)、回動型枠221が型枠回動軸225を中心に回動し、落とし込み位置Cに位置していた二次成形枠227が押圧位置Dへ移動する。
押圧位置Dでは、再度押圧シリンダ229が縮み動作することにより、押圧成形片234が二次成形枠227内に挿入され、押圧位置Dに位置する米飯塊108を圧縮成型し、米飯塊108をおにぎりAとする。
次に、押圧シリンダ229が伸び動作し、押圧成形片234は二次成形枠227内から抜き出され、回動型枠221が型枠回動軸225を中心に回動し、押圧位置Dに位置していた二次成形枠227が抜出し位置Eへ移動する。
抜出し位置Eでは、二次成形枠227の下方に配設された型抜きリフタ228が、回動型枠221の上面(二次成形枠227の上端部)まで上昇し、二次成形枠227内に収納されていたおにぎりAが抜き出される。
抜き出されたおにぎりAは、送出補助装置205の送り出し片242により、型抜きリフタ228上から送出コンベア250上へ移動される。
送出コンベア250上のおにぎりAは、その製品形態に応じて、例えば包装装置等に搬送されることとなる。
次に、本発明の他の実施形態に係るおにぎりFについて図11を用いて説明する。なお、以下の説明において、前述してきた構成と同一の箇所については同じ符号を用いる。図11に示すおにぎりFは、前述したおにぎりAとその基本的な構成を同じくしているが、具材18が頂部11から露出(延出)している点に特徴を有している。
このようなおにぎりFは、特に、東海地方などで親しまれている「天むす」等に見られる構造であるが、本発明に特徴的な構成である折曲部13をその底面15近傍に備えている。
それゆえ、図11に示すように、天ぷらなどの比較的大きな具材18を内包し、側面14に形成される割面結合部10の一部に米飯同士の接着がない場所(図11では頂部)があっても、互いの半塊部127,127が分離してしまうことなく、しっかりと具材18を内包することができる。
また、おにぎりFのように、具材18の一部を側面14から露出させる場合には、米飯供給装置100の具穴形成部110で形成する具穴17の形状を変更するようにしても良い。
すなわち、前述のおにぎりAにおいては、図6で示したように、具穴形成プレート155の裏面に半球状の具穴形成凸部159を設けることにより、米飯塊108上に半球凹部状の具穴17を形成したが、この具穴形成凸部159の形状を適宜変更し、おにぎりFの頂部11に向かって伸延する溝状の具穴17を形成することにより、頂部11から露出する具材18を安定して米飯塊108に載置することができる。
さらに本発明の他の実施形態に係るおにぎりGについて、図12を用いて説明する。図12(c)に示すおにぎりGは、前述のおにぎりA及びおにぎりFとその基本的な構成を同じくしているが、おにぎりGを構成するいずれか一方の半塊部127の腹面16の頂部11近傍を一部切り欠いて、具材18の一部を露出させている点に特徴を有している。
このようなおにぎりGは、いわゆる、姫巻きおにぎりに見られる構造であるが、本発明に特徴的な構成である折曲部13をその底面15近傍に備えている。
それゆえ、図12(c)に示すように、腹面16の頂部11近傍を一部切り欠いて、具材18の一部を露出させても、互いの半塊部127,127が分離してしまうことなく、しっかりと具材18を内包することができる。
しかも、この構造によれば、具材18を消費者に見せることができるので、消費者の購買意欲を向上させることができ、また、おにぎりGの消費者が具材18を確かめて購入することができる。
このおにぎりGは、前述した本実施形態に係るおにぎり製造機Bにて製造することができる。
すなわち、図12(a)に示すように、左右一対の半塊部127,127よりなる米飯塊108のいずれか一方の半塊部127の長手方向の長さを、他方の半塊部127の長手方向の長さよりも短く形成すると良い。
図12(a)中では、溝部122を縦断する仮想直線Yよりも右側の半塊部127の長手方向の長さQを、左側の半塊部127の長手方向の長さPよりも短く形成している。
そして、右側の半塊部127の表面に、おにぎりGの頂部11近傍まで具穴17を形成し、そこに具材18(おにぎりGでは鮭の切り身)を載置している。
次いで、この米飯塊108を折畳み装置203にて折り畳むことにより折曲部13が形成されると共に、上方に位置する半塊部127の長さが下方に位置する半塊部127の長さよりも長さLの分だけ短いため、具材18が露出されることとなる。
この折り畳まれた米飯塊108を、成形装置204にて成形することにより、腹面16の頂部11近傍を一部切り欠いて、具材18の一部を露出させたおにぎりGを得ることができる。
次に、更なる他の実施例として、米飯供給工程にて供給される米飯塊108の平面視における形状を、正方形状や、円形状とした例について示す。

前述したように、米飯供給工程にて供給される米飯塊108の形状は、特に限定されるものではなく、消費者のニーズ等に応じて適宜変更可能である。

図13(a)は、米飯塊108を正方形状に成形して形成した棒状おにぎりHを示している。この棒状おにぎりHもまた、前述した本実施形態に係るおにぎり製造機Bにて製造することができる。

すなわち、図13(a)に示すように、左右一対の半塊部127,127よりなる米飯塊108のいずれか一方の半塊部127の表面に、平面視略矩形状の具穴17を形成し、そこに具材18(おにぎりHでは加工畜肉)を載置している。

また、米飯塊108の略中央部に位置する仮想中心線X近傍には、米飯塊108の表面に形成した溝部122と同方向へ向けて折溝161を形成している。

次いで、この米飯塊108を折畳み装置203にて折り畳むことにより折曲部13が形成され、棒状おにぎりHが形成されることとなる。

この棒状おにぎりHによれば、製品形状が棒状であるため、片手で持ちやすく、また、大口を開けずに食べることができる。しかも、折曲部13を備えているため、割面結合部10の少ない棒状であっても、比較的強い強度を有しており、食事の際に、棒状おにぎりHが崩壊してしまうのを防止することができる。

また、図13(b)は、米飯塊108を略円形状に成形して形成した半円状おにぎりIを示している。この半円状おにぎりIもまた、本実施形態に係るおにぎり製造機Bにて製造することができる。

すなわち、図13(b)に示すように、左右一対の半塊部127,127よりなる米飯塊108のいずれか一方の半塊部127の表面に、平面視略半円形状の具穴17を形成し、そこに具材18(おにぎりIではペースト状の海苔の佃煮)を載置している。

また、米飯塊108の略中央部に位置する仮想中心線X近傍には、米飯塊108の表面に形成した溝部122と同方向へ向けて折溝161を形成している。

そして、この米飯塊108を折畳み装置203にて折り畳むことにより、折曲部13が形成され、半円形状おにぎりIが形成されることとなる。

この半円形状おにぎりIによれば、製品形態が半円形状となるため、今までにないユニークな外観を有したおにぎりとすることができる。しかも、折曲部13を備えているため、比較的強い強度を有しており、食事の際に、半円形状おにぎりIが崩壊してしまうのを防止することができる。

なお、棒状おにぎりHやおにぎりIを形成するにあたり、米飯塊108上に形成する具穴17の形状は、具穴形成凸部159の形状を適宜選択することにより、変更可能であることは言うまでもない。
上述してきたように、本発明によれば、大きな具材を内包してもおにぎりが脆弱化してしまうのを防ぐことができ、合成樹脂フィルムを円滑に除去することのできるおにぎりの製造方法及びおにぎり、並びに、おにぎりの製造装置を提供することができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本実施形態に係るおにぎりの製造フローを示した説明図である。 本実施形態に係るおにぎりの外観を示した説明図である。 本実施形態に係るおにぎり製造機Bの全体説明図である。 本実施形態に係る米飯供給装置の説明図である。 本実施形態に係る米飯塊の処理状態を経時的に示した説明図である。 本実施形態に係る米飯塊の処理状態を経時的に示した説明図である。 本実施形態に係る具材内包装置200の平面図である。 本実施形態に係る具材内包装置200の側面図である。 本実施形態に係る具材内包装置200の一部切欠説明図である。 本実施形態に係る具材内包装置200の動作の経時変化を示した説明図である。 他の実施形態に係るおにぎりの外観を示した説明図である。 他の実施形態に係るおにぎりの製造方法を段階的に示した説明図である。 他の実施形態に係るおにぎりの形成方法を示した説明図である。
符号の説明
13 折曲部
17 具穴
18 具材
100 米飯供給装置
104 主供給部
105 補填部
107 重量測定部
108 米飯塊
110 具穴形成部
122 溝部
127 半塊部
136 補充米飯
161 折溝
200 具材内包装置
201 基台
202 搬送補助装置
203 折畳み装置
204 成形装置
211 第1載置部
212 第2載置部
215 軸体
216 軸体駆動部
400 制御装置
A おにぎり
B おにぎり製造機
F おにぎり
G おにぎり
H 棒状おにぎり
I 半円形状おにぎり

Claims (8)

  1. 米飯塊を板状に成形して供給する米飯供給工程と、
    板状に成形された前記米飯塊に具材を載置する具材載置工程と、
    前記米飯塊を二つ折りにして、一方の半塊部と他方の半塊部とにより前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み工程と、
    折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形工程と、
    を有するおにぎりの製造方法。
  2. 請求項1に記載のおにぎりの製造方法で製造したおにぎりであって、
    前記具材を挟持する二つ折りされた前記米飯塊の前記一方の半塊部と前記他方の半塊部とは、米飯同士が結着した状態で折り返された折曲部を介して連続していることを特徴とするおにぎり。
  3. 板状に成形されて具材が載置された米飯塊を二つ折りにして、前記具材を挟持した状態で米飯中に内包する米飯折畳み装置と、
    折り畳んだ前記米飯塊を成形枠内に挿入して所定形状に成形する成形装置と、
    を備えるおにぎり製造機。
  4. 前記折畳み装置は、
    二つ折りする米飯塊の一方の半塊部を載置する第1載置部と、米飯塊の他方の半塊部を載置するとともに、前記第1載置部の端縁近傍に配設した軸体の軸周り方向へ回動可能とした第2載置部とを備え、
    この第2載置部は、
    前記第1載置部と略同一平面を形成する開状態と、前記第1載置部の上方に覆い被さる閉状態との間で変位自在としたことを特徴とする請求項3に記載のおにぎり製造機。
  5. 前記第1載置部は、前記第2載置部が開状態から閉状態に変位する動作と同期して下降動作を行うことを特徴とする請求項4に記載のおにぎり製造機。
  6. 前記米飯折畳み装置に板状に成形された所定重量の前記米飯塊を供給する米飯供給装置をさらに備え、
    前記米飯供給装置は、
    前記所定重量に満たない量の米飯を供給する主供給部と、
    供給された米飯重量を計量して所定重量との差分を算出する計量部と、
    差分に相当する米飯を供給して所定重量の米飯塊とする補填部と、
    米飯塊の一方の半塊部に凹状の具穴を形成する具穴形成部と、
    を備えることを特徴とする請求項3〜5いずれか1項に記載のおにぎり製造機。
  7. 前記主供給部で米飯を板状に成形するとともに、同米飯の表面に、折曲方向に直交する方向へ複数の溝を設けて波状に形成することを特徴とする請求項6に記載のおにぎり製造機。
  8. 前記補填部では、前記具穴が形成される前記米飯塊の一方の半塊部に米飯を供給することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のおにぎり製造機。
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