JP2012125206A - 生地分割装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状の米飯を目標重量で正確且つ迅速に分割する。
【解決手段】搬送コンベア3からのシート状の米飯を計量搬送する第1の計量コンベア4と、搬送コンベア3から第1の計量コンベア4へ搬送される米飯を分割するカッタ15と、第1の計量コンベア4からの分割米飯を計量搬送する第2の計量コンベア5と、第1の計量コンベア4において米飯を第1の速度で搬送した後に第2の速度に減速して搬送しながら経時的に計測した第1の計測重量値および分割時において第1の計量コンベア4に計測されない部分の予測重量値の和が目標重量値となったときに米飯を分割する第1の制御並びに分割米飯の第2の計量コンベア5による第2の計測重量値と目標重量値との差に基づいて予測重量値の値を変更する第2の制御を実行する制御部とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、生地分割装置および方法に関し、特に、シート状に成形された生地を一定の重量に分割して供給する生地分割技術に関するものである。
米飯などの生地をシート状に圧縮成形して送り出し、送り出される連続した生地の重量を搬送しながら計測し、計測値が目標とする重量値に達したときに分割する装置が知られている。
このような装置では、送り出される連続した生地は搬送コンベアにより搬送されるようになっており、当該搬送コンベアの搬送方向下流側には、当該生地を搬送しながら重量を計測する計量コンベアが配置されている。
生地の重量は計量コンベアに載っている部分が計測されるが、搬送コンベアと計量コンベアとの間の部分は計測されない。そして、装置の構造上、生地の分割位置は搬送コンベアと計量コンベアとの間に位置しているために、計量コンベアで計測された重量が目標の重量に達したときに生地を分割すると、分割された生地の重量は、搬送コンベアと計量コンベアとの間にあった部分(計量不能部分)だけ重くなってしまう。
そこで、特許第3499116号明細書には、一定の長さ当たりの生地の重量値の変化率に基づいて計量不能部分の重量値を予測算出し、この予測算出重量値と単位長さまたは単位時間送り出す毎の重量値との和を予測算出し、当該予測算出値が目標重量値に一致したときに生地の分割を行うようにした技術が開示されている。
特許第3499116号明細書
ここで、生地を分割する際には、生地を目標重量で正確に分割することが要求されるのみならず、出来るだけ速やかに分割することによって処理速度を上げることも併せて要求される。
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、シート状の生地を目標重量で正確且つ迅速に分割することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の生地分割装置は、生地をシート状に成形して送り出す送出手段と、前記送出手段によって送り出される連続した生地を搬送する搬送手段と、前記搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記搬送手段から搬送された生地の重量を計測しながら搬送する第1の計量搬送手段と、前記搬送手段から前記第1の計量搬送手段へと搬送される生地を搬送方向と交差する方向に分割する分割手段と、前記第1の計量搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を計測しながら搬送する第2の計量搬送手段と、前記第1の計量搬送手段において生地を第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら経時的に計測した第1の計測重量値および分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値の和が目標重量値となったときに前記分割手段を作動させて生地を分割する第1の制御と、分割生地の前記第2の計量搬送手段による第2の計測重量値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第2の制御とを実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項2に記載の本発明の生地分割装置は、生地をシート状に成形して送り出す送出手段と、前記送出手段によって送り出される連続した生地を搬送する搬送手段と、前記搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記搬送手段から搬送された生地の重量を計測しながら搬送する第1の計量搬送手段と、前記搬送手段から前記第1の計量搬送手段へと搬送される生地を搬送方向と交差する方向に分割する分割手段と、前記第1の計量搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を計測しながら搬送する第2の計量搬送手段と、前記第1の計量搬送手段において生地を第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら経時的に計測した第1の計測重量値および分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値の和が目標重量値となったときに前記分割手段を作動させて生地を分割する第1の制御と、分割生地の前記第2の計量搬送手段による直近所定回数の第2の計測重量値の平均値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第3の制御とを実行する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、前記第1の制御においては、前記第1の計測搬送手段で計測される生地の重量または生地の搬送速度と搬送時間とに基づいて推定される生地の重量が目標重量値に対して所定比率になったときに前記第1の計測搬送手段の速度を第1の速度から第2の速度に減速する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1、2または3に記載の発明において、分割生地の長さを計測する測長手段をさらに有し、前記制御手段は、前記測長手段で計測された分割生地の長さと分割生地の目標長さとの差に基づいて前記送出手段から送り出される生地の厚さを調整する第4の制御をさらに実行する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1、2または3に記載の発明において、分割生地の長さを計測する測長手段をさらに有し、前記制御手段は、前記測長手段で計測された直近所定回数の分割生地の長さの平均値と分割生地の目標長さとの差に基づいて前記送出手段から送り出される生地の厚さを調整する第5の制御をさらに実行する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記請求項4または5に記載の発明において、前記送出手段は、生地を上方より下方へ圧縮しながら送る第1のローラ対と、相互に接近離間可能に設けられて前記第1のローラ対から送られた生地の厚みを調整する第2のローラ対とを備え、前記制御手段は、前記第4の制御または前記第5の制御の実行においては、前記第1のローラ対の駆動制御および前記第2のローラ対の間隔制御の少なくとも何れかの制御により生地の厚さを調整する、ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記請求項6に記載の発明において、前記第1のローラ対の駆動制御は、当該第1のローラ対を駆動する駆動手段の速度またはトルクを制御することにより実行される、ことを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項8に記載の本発明の生地分割方法は、シート状に成形して送り出される連続した生地を、第1の計量搬送手段において第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら重量を経時的に計測する第1の処理と、前記第1の計量搬送手段により計測された第1の計測重量値と、連続した生地の分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値との和が目標重量値となったときに生地を分割する第2の処理と、前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を第2の計量搬送手段により計測する第3の処理と、前記第2の計量搬送手段による第2の計測重量値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第4の処理と、を実行することを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項9に記載の本発明の生地分割方法は、シート状に成形して送り出される連続した生地を、第1の計量搬送手段において第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら重量を経時的に計測する第1の処理と、前記第1の計量搬送手段により計測された第1の計測重量値と、連続した生地の分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値との和が目標重量値となったときに生地を分割する第2の処理と、前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を第2の計量搬送手段により計測する第3の処理と、前記第2の計量搬送手段による直近所定回数の第2の計測重量値の平均値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第5の処理と、を実行することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、上記請求項7または8に記載の発明において、前記第1の処理においては、前記第1の計測搬送手段で計測される生地の重量または生地の搬送速度と搬送時間とに基づいて推定される生地の重量が目標重量値に対して所定比率になったときに前記第1の計測搬送手段の速度を第1の速度から第2の速度に減速する、ことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、上記請求項8、9または10に記載の発明において、前記第2の処理を実行した後に、分割生地の長さを計測する第6の処理と、計測された分割生地の長さと分割生地の目標長さとの差に基づいて、シート状に成形して送り出される生地の厚さを調整する第7の処理と、をさらに実行することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、上記請求項8、9または10に記載の発明において、前記第2の処理を実行した後に、分割生地の長さを計測する第6の処理と、計測された直近所定回数の分割生地の長さの平均値と分割生地の目標長さとの差に基づいて、シート状に成形して送り出される生地の厚さを調整する第8の処理と、をさらに実行することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、第1の計量搬送手段により第1の速度で搬送する時間分だけ生地が速く搬送されてシート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、第2の計量搬送手段により計量した生地の計測重量値と目標重量値との差に基づいて予測重量値の値を変更しているので、シート状の生地を目標重量で正確に分割することが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、第1の計量搬送手段により第1の速度で搬送する時間分だけ生地が速く搬送されてシート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、第2の計量搬送手段により計量した生地の計測重量値と目標重量値との差に基づいて予測重量値の値を変更しているので、シート状の生地を目標重量で正確に分割することが可能になる。また、1回の処理毎に平均値に基づいた分割制御が行われるので、複数回処理した後に算出した平均値に基づいた分割制御を行う場合に比べて、制御の応答性が良好になる。
請求項3記載の発明によれば、シート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、目標重量で正確に分割することが可能になる。
請求項4記載の発明によれば、分割されたシート状の生地を折り畳んだ場合、長さの過不足がなくなって所望の形状に成形することが可能になる。
請求項5記載の発明によれば、分割されたシート状の生地を折り畳んだ場合、長さの過不足がなくなって所望の形状に成形することが可能になる。また、1回の処理毎に平均値に基づいた長さ制御が行われるので、複数回処理した後に算出した平均値に基づいた長さ制御を行う場合に比べて、制御の応答性が良好になる。
請求項6記載の発明によれば、シート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、目標重量で正確に分割することが可能になる。
請求項7記載の発明によれば、シート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、目標重量で正確に分割することが可能になる。
請求項8記載の発明によれば、シート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、目標重量で正確に分割することが可能になる。
請求項9記載の発明によれば、シート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、目標重量で正確に分割することが可能になる。また、1回の処理毎に平均値に基づいた分割制御が行われるので、制御の応答性が良好になる。
請求項10記載の発明によれば、シート状の生地を迅速に分割することが可能になるとともに、目標重量で正確に分割することが可能になる。
請求項11記載の発明によれば、分割されたシート状の生地を折り畳んだ場合、長さの過不足がなくなって所望の形状に成形することが可能になる。
請求項12記載の発明によれば、分割されたシート状の生地を折り畳んだ場合、長さの過不足がなくなって所望の形状に成形することが可能になる。また、1回の処理毎に平均値に基づいた長さ制御が行われるので、制御の応答性が良好になる。
本発明の一実施の形態に係る米飯分割装置を示す概略図である。 図1の米飯分割装置における制御系を示す説明図である。 図1の米飯分割装置における米飯分割での制御系を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る米飯分割装置における米飯分割のフローチャートである。 図1の米飯分割装置における分割された米飯の長さ調整での制御系を示す説明図である。 本発明の一実施の形態に係る米飯分割装置における分割された米飯の長さ調整のフローチャートである。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1に示すように、本実施の形態の米飯分割装置(生地分割装置)M1は、キャスタ1によって移動可能とされた台座2上に搬送コンベア(搬送手段)3、第1の計量コンベア(第1の計量搬送手段)4、第2の計量コンベア(第2の計量搬送手段)5が搬送方向上流側から下流側に沿って配置されている。また、搬送コンベア3の上方後端側には、米飯(生地)をシート状に成形して送り出す送出部(送出手段)6が配置されている。
台座2の後側(図1において右側)には、上下方向に延びる一対の縦レール7に沿って米飯容器8を昇降させるリフタ9が設けられている。このリフタ9によって米飯容器8は上部に設置されたホッパ10の位置まで持ち上げられ、リフタ9の上端に設けられた反転部23によってホッパ10に向けて上下反転されることにより、米飯容器8内の米飯がホッパ10に投入される。
ホッパ10には、投入された米飯を解すための第1の解しローラ11が設けられており、この第1の解しローラ11の下側には、第1の解しローラ11に解された米飯を搬送するための搬送ローラ12、および搬送ローラ12に搬送された米飯をさらに解すための第2の解しローラ22が設けられている。そして、第2の解しローラ22に解された米飯が、前述した送出部6に投入される。
送出部6内には、左右一対で合計2段となった第1のローラ対13が上下方向に配置されている。この第1のローラ対13は、上段に位置する第1のローラ対13aの間隔よりも下段に位置する第1のローラ対13bの間隔の方が狭くなっている。したがって、米飯が第1のローラ対13a,13bにより上方より下方へ送られることによって、シート状に圧縮成形される。
下段に位置する第1のローラ対13bの下方には、左右一対となった第2のローラ対14が配置されている。この第2のローラ対14は相互に接近離間可能になっており、第1のローラ対13から送られたシート状の連続した米飯は、第2のローラ対14の間隔に応じて厚みが調整されて下方へと送り出されて搬送コンベア3に載せられる。そして、搬送コンベア3から第1の計量コンベア4へと搬送される。
搬送コンベア3と第1の計量コンベア4との間には、このようにして搬送コンベア3から第1の計量コンベア4へと搬送されるシート状の米飯を搬送方向と交差する方向(ここでは、搬送方向とほぼ直交した方向)に分割するためのカッタ(分割手段)15が配置されている。したがって、シート状に連続した米飯は搬送コンベア3から第1の計量コンベア4へと搬送される途中でカッタ15により分割され、第1の計量コンベア4から搬送された分割後の米飯が第2の計量コンベア5へと搬送される。なお、カッタ15による米飯分割のタイミングの詳細については後述する。
第1の計量コンベア4には、搬送コンベア3から送られてくる連続したシート状の米飯の重量を経時的に計測するためのロードセル4aが設けられている。また、第2の計量コンベア5には、第1の計量コンベア4から搬送された分割後の米飯の重量を計測するためのロードセル5aが設けられている。したがって、第1の計量コンベア4では、搬送コンベア3から搬送された米飯の重量を経時的に計測しながら搬送し、第2の計量コンベア5では、第1の計量コンベア4から搬送された分割された米飯の重量を計測しながら搬送する。
なお、本実施の形態の米飯分割装置(生地分割装置)M1では、分割された米飯の寸法は、長さ110mm、幅65mm、高さ(厚さ)15mmとなっており、1時間に約3000枚製造可能な性能を有している。
米飯分割装置M1の搬送方向下流側には、分割された米飯を所定の形状に成形(例えば三角形のおにぎり形状に成形)するための成形装置M2が配置されている。そして、第2の計量コンベア5を搬送される分割された米飯は、移載アーム16により米飯分割装置M1からへと移載される。
成形装置M2は、移載アーム16により移載された米飯が押し込まれる複数の成形穴(図示せず)が所定の間隔おきに形成されて横方向に間欠的に回転する第1の成形テーブル18と、米飯内に包餡される具材を載置するための具穴を形成するための具穴成形部17と、米飯の具穴に具材を載置する具材載置部(図示せず)とを備えている。
さらに成形装置M2は、具材の載置された米飯を所定の形状(例えば、前述したように三角形のおにぎり形状)に成形するための複数の成形穴(図示せず)が所定の間隔おきに形成されて縦方向に間欠的に回転する第2の成形テーブル19と、具材の載置された米飯を折り畳みながら第1の成形テーブル18(の成形穴)から第2の成形テーブル19(の成形穴)へ押し込む押込部20と、第2の成形テーブル19により成形された完成形のおにぎりを機外に排出する排出コンベア21とを備えている。
次に、前述した構成を有する米飯分割装置M1の制御系について、図2を用いて説明する。
図2において、米飯分割装置M1は、制御部(制御手段)30により動作が制御されている。具体的には、制御部30は、第1の計量コンベア4および第2の計量コンベア5の周回移動の速度を制御するとともに、これらのコンベア4,5で計測される米飯Rの重量に基づいた所定のタイミングによりカッタ駆動部31を介してカッタ15を作動をさせ、連続したシート状の米飯Rを分割する。また、制御部30は、モータである第1のローラ対駆動部(駆動手段)33を介して第1のローラ対13の駆動を制御し、第2のローラ対移動部34を介して第2のローラ対14の間隔を制御する。なお、第1のローラ対13の駆動制御は、当該第1のローラ対13を駆動する第1のローラ対駆動部33の速度またはトルクを制御することにより実行される。さらに、制御部30は、第1の計量コンベア4による米飯Rの搬送速度とカッタ15による分割タイミングとから、分割された米飯Rの長さを計測する測長部(測長手段)としての機能を有している。
次に、本実施の形態の米飯分割装置M1における制御部30による米飯Rの分割処理について説明する。
米飯Rの分割処理では、図3に示した制御系が用いられる。そこで、図3に示した制御系を参照しつつ、図4のフローチャートを用いて米飯Rの分割動作について具体的に説明する。
米飯Rがホッパ10に投入され、第2のローラ対14が所定の間隔にセットされて第1のローラ対13が回転を開始し、搬送コンベア3が周回移動を開始し、さらに、制御部30に制御された第1の計量コンベア4および第2の計量コンベア5が同様に周回移動を開始すると、送出部6からシート状に成型された連続した米飯Rが送り出され、搬送コンベア3に載せられて搬送が開始される。
そして、制御部30によって第1の計量コンベア4が第1の速度(たとえば、1,081mm/sec)に制御されることにより、米飯Rが第1の速度で供給を開始される(ステップS1)。
このように米飯Rの供給が開始されたならば、第1の計量コンベア4により、搬送コンベア3から送られてくる連続したシート状の米飯Rの経時的な計量を開始する(ステップS2)。ここで、第1の計量コンベア4に載っている部分の米飯Rの重量が計測されるが、第1の速度では米飯Rの搬送速度が速すぎるためにロードセル4aの反応速度が追いつかず、米飯Rの大まかな重量しか計測することができない。なお、本実施の形態では、第1の速度は米飯Rの大まかな重量しか計測できない速度となっているが、正確な重量を計測できるような速度であってもよい。但し、第1の速度はできるだけ高速であることが望ましい。
さて、第1の速度で米飯Rを計量しながら、ロードセル4aでの計測重量値が米飯Rの目標重量値(たとえば100g)のN%(たとえば80%)に到達したかどうかを判断する(ステップS3)。後述するように、第2の速度は第1の速度よりも遅いので、迅速な処理を行うために、第1の速度で搬送される米飯Rの量はできるだけ多い方が望ましい。なお、図3において、符号Wmで示す部分が、米飯RのN%に相当する部分である。
なお、目標重量値の100gや、当該目標重量値に対するN%としての80%、あるいは第1の速度や後述する第2の速度の具体的な数値など、以下に説明する場合の数値を含め、実施の形態において例示された数値に本発明が限定されるものではない。
さて、米飯Rの重量が目標重量値のN%に到達したならば、第1の計量コンベア4を、前述の第1の速度よりも遅い第2の速度(たとえば、65mm/sec)に減速して米飯Rの供給を継続する(ステップS4)。なお、第2の速度は米飯Rの搬送速度にロードセル4aの反応速度が追随できる程度の速度に設定される。したがって、第2の速度では、米飯Rの正確な重量が計測されることになる。
なお、本実施の形態では、ステップS3においてロードセル4aで米飯Rの大まかな重量を計測し、それが目標重量値に対して所定比率(N%)になったならば、ステップS4に移行して第2の速度に減速することとしているが、例えば、制御部30により第1の計量コンベア4における米飯Rの搬送速度と搬送時間とに基づいて当該第1の計量コンベア4に導入された米飯Rの大まかな重量を推定しながら、ステップS3においてその推定重量が予め設定された設定された重量に到達したと判断されたならば、ステップS4に移行するようにしてもよい。つまり、何らかの手法によって第1の計量コンベア4に導入された米飯Rの重量を測定あるいは推測し、ステップS3でその重量が目標重量値に対して所定比率(N%)に到達したと判断されたならば、ステップS4に移行するようにすればよい。
ここで、米飯Rの第1の計量コンベア4に載っていない部分の重量、つまり搬送コンベアと計量コンベアとの間の部分(以下、「渡り部」という。)の重量は計測されない。したがって、カッタ15により渡り部で米飯Rを分割すると、分割された米飯Rの重量は、第1の計量コンベア4に計量された重量に、分割時において第1の計量コンベア4で計測されない部分(つまり渡り部の部分:図3において符号Wxで示す部分)の重量が加わった重量になる。
そこで、ステップS4における米飯Rの計測重量値(第1の計測重量値)と、前述した渡り部の部分の重量として予め設定された渡り部予測重量値(予測重量値)との和が目標重量値(本実施の形態の場合には、100g)に到達したかどうかを判断する(ステップS5)。なお、図3において、符号Wsで示す部分と符号Wmで示す部分とを合わせた部分が、重量が計測される米飯Rの部分である。
そして、米飯Rの計測重量値と渡り部予測重量値との和が目標重量値に到達したならば、カッタ駆動部31を駆動してカッタ15により米飯Rを分割する(ステップS6)。つまり、渡り部予測重量値が例えば10gに設定されていた場合、ステップS5では米飯Rの計測重量値が90gになったときに両者の和が目標重量値である100gに到達したことになるので、ステップS6において当該到達タイミングでカッタ15により米飯Rを分割する。
なお、本実施の形態において、ステップS1〜ステップS6が第1の制御に相当する。
続いて、分割されたシート状の米飯Rの長さが規定の長さになるように、米飯分割長さ制御処理を行う(ステップS7)。但し、当該制御処理は必須のものではなく、よって、ステップS6が終了したならば、直ちに次のステップS8に移行してもよい。なお、ステップS7の詳細については後述する。
米飯分割長さ制御処理が終了したならば、第2の計量コンベア5で、分割された米飯Rを計量する(ステップS8)。
そして、第2の計量コンベア5による米飯Rの計測重量値(第2の計測重量値)が目標重量値と一致したかどうかを判断し(ステップS9)、一致したならばステップS1に戻り、必要とされるシート状の米飯Rの数量だけ、これら一連の動作を繰り返す。
また、ステップS9において第2の計量コンベア5による米飯Rの計測重量値が目標重量値と一致しなかった場合には、両者の値が一致するように渡り部予測重量値を変更し(ステップS10)、その後ステップS1に戻り、必要とされる米飯Rの数量だけ一連の動作を繰り返す。
なお、本実施の形態において、ステップS8〜ステップS10が第2の制御に相当する。
ここで、ステップS9において、両者の値が一致しなかった場合の一例として、米飯Rの計測重量値が95g、目標重量値が100gであった場合を考える。
前述のように、ステップS6での米飯Rの計測重量値は90gであるので、ステップS9での米飯Rの計測重量値が95gであれば、渡り部の実際の重量は5gになる。そこで、ステップS10において、渡り部予測重量値を5gに変更する。
すると、次回の米飯分割時では、ステップS5において、米飯Rの計測重量値が95gになったときに、米飯Rの計測重量値(95g)と渡り部予測重量値(5g)との和が目標重量値(100g)に到達することになるので、ステップS6において当該到達タイミングでカッタ15により米飯Rを分割する。これにより、ステップS9での米飯Rの計測重量値が100gとなり、目標とする重量に分割された米飯Rが得られる。
このように、本実施の形態の米飯分割装置M1によれば、米飯Rを第1の計量コンベア4により第1の速度で搬送した後に第2の速度に減速して搬送しながら米飯Rの計測重量値を得て当該重量値と渡り部の予測重量値との和が目標重量値となったときに米飯Rを分割し、分割された米飯Rを第2の計量コンベア5により計量した米飯Rの計測重量値と目標重量値との差に基づいて渡り部の予測重量値の値を変更するようにしている。
したがって、第1の計量コンベア4により第1の速度で搬送する時間分だけ米飯Rが速く搬送されてシート状の米飯Rを迅速に分割することが可能になるとともに、第2の計量コンベア5により計量した米飯Rの計測重量値と目標重量値との差に基づいて渡り部の予測重量値の値を変更しているので、シート状の米飯Rを目標重量で正確に分割することが可能になる。
次に、本実施の形態の米飯分割装置M1における制御部30による米飯分割長さ制御処理(ステップS7)について説明する。
前述のように、所定の長さに分割された米飯Rを折り畳み、例えば三角形のおにぎり形状のような形状に成形する場合、米飯Rの重量が適正であっても、米飯Rが規定の長さより不足していると、折り畳んだ際に米飯Rの不足部分が発生して所望の形状に成形されなくなり、さらに包餡できずに具材が露出する。また、米飯Rが規定の長さ以上になっていると、折り畳んだ際に米飯Rの余剰部分が発生して局所的に米飯Rが過剰になり、同様に所望の形状に成形されなくなる。
そして、このような不都合をなくすための処理が、ステップS7の米飯分割長さ制御処理になる。
米飯分割長さ制御処理では、図5に示した制御系が用いられる。そこで、図5に示した制御系を参照しつつ、図6のフローチャートを用いて米飯Rの分割長さ制御について具体的に説明する。
当該処理では、最初に、分割された米飯Rの長さ(図5において、符号Lで示す部分)を計測する(ステップS11)。本実施の形態では、前述のように、第1の計量コンベア4による米飯Rの搬送速度とカッタ15による分割タイミングとから、測長部としての制御部30により、分割された米飯Rの長さが計測される。なお、別途センサを用いて長さを計測するようにしてもよい。
次に、測長部で計測された分割された米飯Rの長さが分割された米飯Rの目標長さと一致したかどうかを判断し(ステップS12)、一致したならば米飯分割長さ制御処理を終了して、図4に示すステップS8へと移行する。
一方、長さが一致しなかった場合には、両者の長さの差に基づいて送出部6から送り出される米飯Rの厚さを調整することにより米飯Rの長さを目標とする長さに調整し、その後、図4に示すステップS8へと移行する。
すなわち、分割された米飯Rの長さが短いと言うことは、厚みが厚くなったということを意味するため、米飯Rの厚さが薄くなるように調整する。また、分割された米飯Rの長さが長いと言うことは、厚みが薄くなったということを意味するため、米飯Rの厚さが厚くなるように調整する。
ここで、米飯Rの厚さの調整は、具体的には次のようにして行うことができる。
すなわち、送出部6は、米飯Rを上方より下方へ圧縮しながら送る第1のローラ対13と、米飯Rの厚みを調整する第2のローラ対14とを備えているので、第1のローラ対13の駆動制御を行うか、第2のローラ対14の間隔制御を行う。あるいは、その両方の制御を行う。
なお、第1のローラ対13の駆動制御は、当該第1のローラ対13を駆動する第1のローラ対駆動部33の速度またはトルクを制御することにより実行される。そして、速度またはトルクを制御して米飯Rの送り出しを速く行うようにすれば厚さは厚くなり、ゆっくり行うようにすれば厚さは薄くなる。
また、第2のローラ対14の間隔制御は、第2のローラ対移動部34を介して第2のローラ対14の間隔を制御することにより実行される。そして、ローラの間隔を広げれば米飯Rの厚さは厚くなり、狭めるようにすれば厚さは薄くなる。
なお、第1のローラ対13の駆動制御や第2のローラ対14の間隔制御は、予め演算されたデータに従って行う。
なお、本実施の形態において、ステップS11〜ステップS13が第4の制御に相当する。
このように、本実施の形態の米飯分割装置M1によれば、分割された米飯Rの実際の長さと目標長さとの差に基づいて米飯Rの厚さを調整することにより米飯Rの長さを目標の長さにしているので、分割されたシート状の米飯Rを折り畳んだ場合、長さの過不足がなくなって所望の形状に成形することができる。
そして、以上のような米飯Rの分割制御と長さ制御とを同時に行うことで、適正な重量と形状の成形物(例えば、おにぎり)を得ることができる。
なお、以上の説明において、米飯分割では、制御部30は、前述した第1の制御および第2の制御を実行しているが、第2の制御に代えて、移動平均を用いた第3の制御を実行するようにしてもよい。
すなわち、第3の制御とは、分割された米飯Rの第2の計量コンベア5による直近所定回数(例えば、3回)の計測重量値(第2の計測重量値)の平均値と目標重量値との差に基づいて渡り部予測重量値の値を変更する制御である。
例えば、直近3回の計測重量値が、それぞれ95g、96g、97gである場合、その平均値である96gと目標重量値(例えば、100g)との差に基づいて渡り部予測重量値の値を変更(この場合には、4gに変更)する。
第1の制御および第3の制御を実行するようにすれば、1回の処理毎に平均値に基づいた分割制御が行われるので、複数回処理した後に算出した平均値に基づいた分割制御を行う場合に比べて、制御の応答性が良好になる。
同様に、分割された米飯Rの長さ調整では、制御部30は、前述した第4の制御を実行しているが、第4の制御に代えて、移動平均を用いた第5の制御を実行するようにしてもよい。
すなわち、第5の制御とは、分割された米飯Rの測長部による直近所定回数(例えば、3回)の計測の平均値と分割された米飯Rの目標長さとの差に基づいて送出部6から送り出される米飯Rの厚さを調整する制御である。
第4の制御を実行するようにすれば、1回の処理毎に平均値に基づいた長さ制御が行われるので、複数回処理した後に算出した平均値に基づいた長さ制御を行う場合に比べて、制御の応答性が良好になる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
以上の説明では、本発明の生地分割装置をシート状に圧縮成形された米飯の分割装置に適用した場合が示されているが、生地はシート状の米飯に限定されるものではない。つまり、パン生地やピザ生地、団子生地といった様々なものに適用することができる。
また、生地は、食品の生地に限定されるものではなく、工業用や農業用等に用いられる食べることのできない生地であってもよい。
3 搬送コンベア
4 第1の計量コンベア
4a ロードセル
5 第2の計量コンベア
5a ロードセル
6 送出部
13,13a,13b 第1のローラ対
14 第2のローラ対
15 カッタ
30 制御部
31 カッタ駆動部
33 第1のローラ対駆動部
34 第2のローラ対移動部
M1 米飯分割装置
M2 成形装置
R 米飯

Claims (12)

  1. 生地をシート状に成形して送り出す送出手段と、
    前記送出手段によって送り出される連続した生地を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記搬送手段から搬送された生地の重量を計測しながら搬送する第1の計量搬送手段と、
    前記搬送手段から前記第1の計量搬送手段へと搬送される生地を搬送方向と交差する方向に分割する分割手段と、
    前記第1の計量搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を計測しながら搬送する第2の計量搬送手段と、
    前記第1の計量搬送手段において生地を第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら経時的に計測した第1の計測重量値および分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値の和が目標重量値となったときに前記分割手段を作動させて生地を分割する第1の制御と、分割生地の前記第2の計量搬送手段による第2の計測重量値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第2の制御とを実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする生地分割装置。
  2. 生地をシート状に成形して送り出す送出手段と、
    前記送出手段によって送り出される連続した生地を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記搬送手段から搬送された生地の重量を計測しながら搬送する第1の計量搬送手段と、
    前記搬送手段から前記第1の計量搬送手段へと搬送される生地を搬送方向と交差する方向に分割する分割手段と、
    前記第1の計量搬送手段の搬送方向下流側に配置され、前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を計測しながら搬送する第2の計量搬送手段と、
    前記第1の計量搬送手段において生地を第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら経時的に計測した第1の計測重量値および分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値の和が目標重量値となったときに前記分割手段を作動させて生地を分割する第1の制御と、分割生地の前記第2の計量搬送手段による直近所定回数の第2の計測重量値の平均値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第3の制御とを実行する制御手段と、
    を有することを特徴とする生地分割装置。
  3. 前記第1の制御においては、前記第1の計測搬送手段で計測される生地の重量または生地の搬送速度と搬送時間とに基づいて推定される生地の重量が目標重量値に対して所定比率になったときに前記第1の計測搬送手段の速度を第1の速度から第2の速度に減速する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の生地分割装置。
  4. 分割生地の長さを計測する測長手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記測長手段で計測された分割生地の長さと分割生地の目標長さとの差に基づいて前記送出手段から送り出される生地の厚さを調整する第4の制御をさらに実行する、
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の生地分割装置。
  5. 分割生地の長さを計測する測長手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記測長手段で計測された直近所定回数の分割生地の長さの平均値と分割生地の目標長さとの差に基づいて前記送出手段から送り出される生地の厚さを調整する第5の制御をさらに実行する、
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の生地分割装置。
  6. 前記送出手段は、生地を上方より下方へ圧縮しながら送る第1のローラ対と、相互に接近離間可能に設けられて前記第1のローラ対から送られた生地の厚みを調整する第2のローラ対とを備え、
    前記制御手段は、前記第4の制御または前記第5の制御の実行においては、前記第1のローラ対の駆動制御および前記第2のローラ対の間隔制御の少なくとも何れかの制御により生地の厚さを調整する、
    ことを特徴とする請求項4または5記載の生地分割装置。
  7. 前記第1のローラ対の駆動制御は、当該第1のローラ対を駆動する駆動手段の速度またはトルクを制御することにより実行される、
    ことを特徴とする請求項6記載の生地分割装置。
  8. シート状に成形して送り出される連続した生地を、第1の計量搬送手段において第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら重量を経時的に計測する第1の処理と、
    前記第1の計量搬送手段により計測された第1の計測重量値と、連続した生地の分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値との和が目標重量値となったときに生地を分割する第2の処理と、
    前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を第2の計量搬送手段により計測する第3の処理と、
    前記第2の計量搬送手段による第2の計測重量値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第4の処理と、
    を実行することを特徴とする生地分割方法。
  9. シート状に成形して送り出される連続した生地を、第1の計量搬送手段において第1の速度で搬送した後に当該第1の速度よりも遅い第2の速度で搬送しながら重量を経時的に計測する第1の処理と、
    前記第1の計量搬送手段により計測された第1の計測重量値と、連続した生地の分割時において前記第1の計量搬送手段に計測されない部分の予測重量値との和が目標重量値となったときに生地を分割する第2の処理と、
    前記第1の計量搬送手段から搬送された分割生地の重量を第2の計量搬送手段により計測する第3の処理と、
    前記第2の計量搬送手段による直近所定回数の第2の計測重量値の平均値と前記目標重量値との差に基づいて前記予測重量値の値を変更する第5の処理と、
    を実行することを特徴とする生地分割方法。
  10. 前記第1の処理においては、前記第1の計測搬送手段で計測される生地の重量または生地の搬送速度と搬送時間とに基づいて推定される生地の重量が目標重量値に対して所定比率になったときに前記第1の計測搬送手段の速度を第1の速度から第2の速度に減速する、
    ことを特徴とする請求項8または9記載の生地分割方法。
  11. 前記第2の処理を実行した後に、分割生地の長さを計測する第6の処理と、
    計測された分割生地の長さと分割生地の目標長さとの差に基づいて、シート状に成形して送り出される生地の厚さを調整する第7の処理と、
    をさらに実行することを特徴とする請求項8、9または10記載の生地分割方法。
  12. 前記第2の処理を実行した後に、分割生地の長さを計測する第6の処理と、
    計測された直近所定回数の分割生地の長さの平均値と分割生地の目標長さとの差に基づいて、シート状に成形して送り出される生地の厚さを調整する第8の処理と、
    をさらに実行することを特徴とする請求項8、9または10記載の生地分割方法。
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