JPH10117711A - 角型海苔巻成形装置 - Google Patents

角型海苔巻成形装置

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JPH10117711A
JPH10117711A JP8299451A JP29945196A JPH10117711A JP H10117711 A JPH10117711 A JP H10117711A JP 8299451 A JP8299451 A JP 8299451A JP 29945196 A JP29945196 A JP 29945196A JP H10117711 A JPH10117711 A JP H10117711A
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rice
laver
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Kisaku Suzuki
喜作 鈴木
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SUZUMO KIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米飯や海苔シートに対して十分な圧力をかけ
ることによって、可能な限り正確かつ均一な直角部を備
えた高品質の角型海苔巻を効率よく量産できるようにす
る。 【解決手段】 米飯海苔巻包板17と押上装置18とか
らなる米飯海苔巻包機構5によって角型海苔巻に成形す
る装置において、前記米飯海苔巻包板17の端末矩形状
板22の上面に押圧板43を、若しくはこれと中央部の
矩形状板20の上面に押圧板42、43を各々離・接自
在に配設する一方、端末矩形状板22の下面に押上装置
18との第1接触片34及び作動体35を設け、該作動
体35の前端に第2接触片36を突設すると共に、第2
接触片36の突き上げによる作動体35の回動により押
圧板43を端末矩形状板22から離し海苔巻を上方から
押圧するか、押圧板42、43を中央部の矩形状板22
と端末矩形状板22から離し海苔巻を上下両方から押圧
するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定量の米飯を海
苔シート上に供給し、それを自動的に角型海苔巻に巻包
する角型海苔巻成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の角型海苔巻成形装置は、米飯供給
機構から搬送された米飯を、米飯搬出機構により一定厚
さの板状米飯として搬出し、それをカッターによって一
定量(長さ)の米飯に切断したものを、米飯搬送機構に
より搬送し、それを、米飯海苔巻包機構における米飯海
苔巻包板上の海苔シート上に落下移載させるが、そのと
き、上記米飯海苔巻包機構を内装したスライドケースが
前後方向へスライドして、一定量の米飯を海苔シートの
中央部に移載されるようにし、ついで、米飯海苔巻包機
構の押上装置が上昇し、その支持腕が上記米飯海苔巻包
板の中央部の矩形状板における前後の両矩形状板を押上
げて上方へ垂直に屈折し、これにより一定量の米飯を上
方へ二つ折りに折り曲げ、さらに押上装置が上昇し、そ
の一方の後腕が端末矩形状板の下面に突設した接触片を
押上げることによって、該端末矩形状板が内側に向けて
屈折し、二つ折りされた米飯を上方より下方に向けて押
圧し、横断面四角形状に海苔巻を成形する。ところで、
このようにして成形される角型海苔巻は海苔シートの各
角部ができるだけ直角に折込まれている方が商品価値が
高いとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の角型海苔巻成形装置では、米飯海苔巻包板の最終成形
時において端末矩形状板が内側へ略水平位置迄しか屈折
しないことから、以下に述べるような問題がある。
【0004】米飯及び海苔シートに対する圧力が不足す
るところから、海苔シートの各角部が均一にして、かつ
ほぼ直角に折り込まれた角型海苔巻を得るのが難しく、
時間の経過とともに海苔シートの各角部が大きく丸形状
に膨張してしまい、商品価値を損う要因となっていた。
【0005】また、海苔シートの復元力により米飯に巻
包された上部海苔シートの部分(角型海苔巻の上面部
分)が成形途中に米飯から剥離して持ち上がってしまう
ことが多く、米飯に対する正確な巻包やその作業に支障
をきたす等の問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたもので、角型海苔巻成形装
置の米飯海苔巻包板における端末矩形状板の上面、若し
くは中央部の矩形状板と端末矩形状板の両方の上面に、
成形時に四角形状に屈折された端末矩形状板内において
さらに米飯をプレスする押圧板を設けることにより、米
飯や海苔シートに対する圧力不足を解消することがで
き、以って各角部が均一にして、かつほぼ直角に折り込
まれた高品質の角型海苔巻を効率よく量産できる角型海
苔巻成形装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の手段として、本発明の角型海苔巻成形装置は、一定量
の米飯と海苔シートを、複数枚の矩形状板が箱形状に屈
折自在に連設されている米飯海苔巻包板と押上装置とか
らなる米飯海苔巻包機構によって角型海苔巻に成形する
装置において、前記米飯海苔巻包板の端末矩形状板の上
面に押圧板を離・接自在に配設する一方、端末矩形状板
の下面に前記押上げ装置によって突き上げられて当該端
末矩形状板を略垂直位置まで屈折させる第1接触片と矩
形状板の屈折方向へ回動自在に軸支された作動体を各設
け、該作動体の前端に前記押上装置の作動により端末矩
形状板を略水平位置まで屈折させる第2接触片を突設す
ると共に、前記第2接触片の突き上げによる作動体の回
動によって前記押圧板を端末矩形状板から離し米飯海苔
巻包板の屈折により四角形状に折り込まれた海苔巻をさ
らに押圧するように構成したことを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成する第2の手段とし
て、本発明の角型海苔巻成形装置は、一定量の米飯と海
苔シートを、複数枚の矩形状板が箱形状に屈折自在に連
設されている米飯海苔巻包板と押上装置とからなる米飯
海苔巻包機構によって角型海苔巻に成形する装置におい
て、前記米飯海苔巻包板の中央部の矩形状板と端末矩形
状板の上面に押圧板を各々離・接自在に配設する一方、
端末矩形状板の下面に前記押上装置によって突き上げら
れて当該端末矩形状板を略垂直位置まで屈折させる第1
接触片と矩形状板の屈折方向へ回動自在に軸支された作
動体を各設け、該作動体の前端に前記押上装置の作動に
より端末矩形状板を略水平位置まで屈折させる第2接触
片を突設すると共に、前記第2接触片の突き上げによる
作動体の回動及び前記押圧装置の突き上げによって前記
両押圧板を中央部矩形状板及び端末矩形状板から同時に
離し米飯海苔巻包板の屈折により四角形状に折り込まれ
た海苔巻をさらに上下から押圧するように構成したこと
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の角型海苔巻
成形装置の全体の一部を切断して示す断面図、図2は米
飯海苔巻包板の表面からみた斜視図、図3は同裏面から
みた斜視図、図4は米飯海苔巻包板の正面図、図5は米
飯海苔巻包板の屈折時の斜視図、図6は要部の一部を切
断して示す正面図、図7乃至図12は成形工程を示す説
明図、図13は成形された角型海苔巻の拡大正面図であ
る。
【0010】図1に示す角型海苔巻成形装置は、以下の
とおり構成されている。米飯供給機構1と、米飯を一定
量厚さの板状に成形して搬出する米飯搬出機構2と、一
定厚さの板状米飯を、一定量(長さ)単位に切断するカ
ッター3と、一定量の米飯を搬送する米飯搬送機構4
と、本発明の要部である一定量の米飯を角型海苔巻に巻
包する米飯海苔巻包機構5と、同米飯海苔巻包機構5を
前後方向(図1において左右方向)へスライドするスラ
イド機構6とから構成される。
【0011】上記米飯供給機構1は、米飯ホッパー7
と、同ホッパー7の米飯8をほぐすように回転する撹拌
翼9、10及び米飯搬送コンベア11とで構成される。
【0012】上記米飯搬出機構2は、米飯ホッパー7か
ら供給された米飯8を所定の厚さの板状に成形する複数
個の米飯送り兼成形ローラ12・・・と板状米飯8aを
搬出する米飯搬出コンベア13及び板状米飯8aの厚み
調整ローラ14とで構成される。
【0013】上記米飯搬送機構4は、前記米飯搬出コン
ベア13の先端に並設された米飯搬送コンベア15で構
成され、前記カッター3によって切断された一定量の米
飯8bを搬送して、その先端から上記米飯海苔巻包機構
5の海苔シート16上に落下供給する。
【0014】つぎに、図1乃至図6に示した米飯海苔巻
包機構5とスライド機構6について詳述する。先ず、米
飯海苔巻包機構5は、上記した一定量に切断された米飯
8bを米飯搬送コンベア15から受取り角型海苔巻に巻
包成形する米飯海苔巻包板17と、その押上装置18と
により構成される。
【0015】上記米飯海苔巻包板17は、図2乃至図5
に示した如く、左右方向に長い表面平滑な四枚の矩形状
板19、20、21、22を蝶番23・・・を介して、
それらを略箱型に屈折可能に、かつ平板状に展開可能に
連設して構成される。
【0016】そして、屈折時、中央部(底部)となる矩
形状板20の左右両側の上面には所定の間隔を置いて、
海苔巻の左右両側端部を外側から押え付ける成形兼海苔
シート16両側の位置決め用のストッパ24、24が対
向配設させてある。
【0017】また、上記米飯海苔巻包板17は、図4に
明示した如く、後部の矩形状板19と端末矩形状板22
の下面には各々一個のバネ掛け25、26が突設され、
中央部と前部の各矩形状板20、21の下面には各々二
個のバネ掛け27、28、29、30が突設され、前記
バネ掛け25と27、28と29、30と26に端部を
掛止して引張りバネ31、32、33が各々張設してあ
り、これにより四枚の矩形状板19、20、21、22
が平板状に展開されるよう各々弾持されている。
【0018】さらに、米飯海苔巻包板17の端末矩形状
板22の下面後端には、当該端末矩形状板22が後に詳
述する押上装置18によって、図5に示した如く内側へ
屈折されるためのL型状の第1接触片34が固着させて
ある。そして、この第1接触片34の上端に、端末矩形
状板22の下面中央に配設された作動体35の一端中央
に舌片状に突設された第2接触片36が突き上げ可能に
当接させてある。
【0019】前記作動体35は左右両側に長い矩形状に
して、かつ側断面が略緩V時形状に形成され、両端に軸
支片37、37が上方へ垂直に折曲して形成されると共
に、当該軸支片37、37が端末矩形状板22の下面に
植設された脚片38、38へピン39、39によって回
動自在に連設させてあり、これによって、作動体35は
端末矩形状板22の下面において、上記した第1接触片
34に押圧されることによって米飯海苔巻板17の折曲
げ方向へ回動するよう軸支される。
【0020】而して、前記作動体35の前記第2接触片
36とは反対側の他端にあってその左右両側には、端末
矩形状板22側へ向って突出するよう押ピン40、41
が挿止させてある。
【0021】一方、米飯海苔巻包板17において中央部
の矩形状板20と端末矩形状板22の上面には、図2及
び図4に示す如くストッパ24、24の範囲内で左右両
側に長く、前後幅が各矩形状板20、22のそれよりや
ゝ短い矩形状の押圧板42、43を、各矩形状板20、
22に対して平行に離・接自在に配設させてある。
【0022】即ち、押圧板42の下面中央に1本の当接
ピン44を矩形状板20を摺動自在に挿通して突設さ
せ、また、押圧板43の下面両側にも2本のピン45、
45を端末矩形状板22を各々摺動自在に挿通して突設
させると共に、両ピン45、45間に前記作動体36の
押ピン40、41が当接する連結板46を渡設させてあ
り、上記当接ピン44を押上装置18で突き上げること
によって押圧板42が矩形状板20から離間すると同時
に、第1接触片34が押上装置18で突き上げられるこ
とによって当該第1接触片34に連動する第2接触片3
6が持ち上げられ、これによって作動体35がピン3
9、39を支点として後部側へ回動し、作動体35後端
の押ピン40、41が連結板46を押圧するため、押圧
板43も端末矩形状板22から離間する。
【0023】このようにして両押圧板42、43が米飯
海苔巻包板17の2枚の矩形状板20、22から離間す
ることによって、各矩形状板19〜22の屈折による海
苔巻の折り込み成形と同時に、押圧板42、43により
上下両方からもう一段の型締めが行なわれることにな
り、成形された角型海苔巻の形態を完全な四角形に可及
的に近づけることが可能となる。
【0024】なお、以上の実施形態は2枚の押圧板4
2、43によって上下から同時にプレスするものである
が、本発明はこれに限定されるものではなく、1枚の押
圧板43によって上からプレスするだけでも目的とする
角型海苔巻の形態を安定保持することは可能であり、よ
って、押圧板43だけの構成も本発明の技術的範囲に包
含されるものである。
【0025】つぎに、押上装置18は以下のように構成
される。図1、図5及び図6に示した如く、底板47
と、その両端に垂直に折曲形成された左右一対の側板4
8、49とからなる略U字状の昇降枠50を設け、該昇
降枠50の前記側板48、49に、矩形状板20の幅よ
り拡い角型切欠部51、52を中央部上方へ開口して形
成すると共に、その両側に位置して支持腕53、53、
54、54を各突設し、左右二対の支持腕53、53と
54、54間の上端と略中央部に回転ローラ55、5
5、56、56を各々2個ずつ対向するように軸支して
ある。
【0026】上記昇降枠50の底板47の上面には、昇
降枠50の上昇時に前記押圧板42の当接ピン44に突
き当り当該押圧板42を作動させる押ピン57が突設さ
れると共に、底板47の下面にはロッド58が垂設され
ており、該ロッド58は、スライド機構6のケース部5
9の底板部59aへ嵌着された軸受60へ摺動自在に挿
通され、図示しない昇降駆動機構により上記した昇降枠
50を昇降動作させる。
【0027】上記スライド機構6は、成形装置本体61
の前後部に水平に架設した前後一対のガイドロッド6
2、62へ、ケース部59の側板部57bの内側に固設
された軸受63、63を介して、図示しない前後駆動機
構によって一定ストロークだけ前後方向へ往復移動可能
に軸承されている。
【0028】つぎに、本発明の成形工程について詳述す
ると、以下のとおりである。米飯供給機構1の米飯ホッ
パー7内の米飯8は、撹拌翼9、10によってほぐさ
れ、米飯搬送コンベア11により米飯搬出機構2に搬送
される。米飯搬出機構2の米飯送り兼成形ローラ12・
・・により一定の厚さの板状米飯8aに成形され、同機
構の米飯搬出コンベア13により搬出されて厚み調整ロ
ーラ14により最終厚みに調整された後カッター3によ
り一定量(長さ)の米飯8bに切断される。
【0029】一定量の米飯8bは、米飯搬送機構4の米
飯搬送コンベア15により搬送され、その前端から滑落
して米飯海苔巻包機構5の米飯海苔巻包板17上のスト
ッパ24、24間に載置した海苔シート16に移載され
るが、その一定量の米飯8bの搬送及び落下に、米飯海
苔巻包機構5のスライド機構6が応動する。即ち、スラ
イド機構6の上記米飯海苔巻包機構5を上方に備えたケ
ース部59は後方、即ち米飯搬送機構4の下方までスラ
イドしており、上記一定量の米飯8bが海苔シート16
上に所定位置(前部)に落下し始めると同時に、ケース
部59は成形機本体61に架設された前後一対のガイド
ロッド62に沿って前方へスライドし、米飯海苔巻包板
17上の海苔シート16上面に一定量の米飯8bが移載
される(図7、図8参照)。
【0030】ついで、米飯海苔巻包機構5の押上機構1
8が始動する。即ち、図示しない昇降駆動機構によりロ
ッド58を上昇させてその上端に設けられた昇降枠50
に軸支されている回転ローラ55、56を突き上げて米
飯海苔巻包板17中央の矩形状板20の前後に位置する
矩形状板19、21の下面を押上げることで、それら両
板19、21は上方へ垂直に屈折される。これにより、
板状の一定量の米飯8bは、その中央部から上方へ二つ
折りに曲げられるが、このとき、海苔シート16も上記
両矩形状板19、21により横断面略U字状に屈折さ
れ、二つ折りの米飯8bの底部、前後両側部を巻包する
ことになる(図9参照)。
【0031】さらに、押上装置18を上昇させると、一
方の回転ローラ55が、米飯海苔巻包板17の端末矩形
状板22下面に設けられた第1接触片34に突き当り、
これをさらに押上げることで、上記端末矩形状板22は
内側へ向けほぼ水平の位置まで屈折し、二つ折りされた
米飯8bを上方から押圧して当該米飯8bを横断面略四
角形状に成形し、同時に海苔シート16の前部も端末矩
形状板22に押されて内側へ屈折され、上記米飯8bの
上部を巻包する(図10参照)。
【0032】この状態において、さらに押上装置18を
上昇させると、回転ローラ55が第1接触片34を押上
げるのに続いて第2接触片36に突き当ってこれを押上
げ、作動体35を後方の矢印方向へ回動させるため、作
動体35の他端の押ピン46、46に連結板43が押さ
れて矩形板22の内側に配設されている押圧板43が矩
形状板22から離れて水平に降下する。一方、これと同
時に、押上装置18の上昇に伴って押ピン57の上端が
矩形状板20の下面に突出している当接ピン44に突き
当ってこれを押し上げるため、矩形状板20の内側に配
設されている押圧板42が矩形状板20から離れて水平
に上昇する。これにより、米飯8bの全体及び海苔シー
ト16の一部を残して十分に加圧された状態で米飯8b
に対して海苔シート16が巻包される(図11参照)。
【0033】そして、以上の作業が終了後押上装置18
が降下し米飯海苔巻包板17がバネ力により平板状に展
開されると、当該米飯海苔巻包板17の矩形状板20の
上面に海苔シート16の一端(矩形状板19側)を残し
て略四角形状に巻包された海苔巻が出来上がるため、海
苔シート16の残りの一端を下側の海苔シート16の他
端部へ重合だけで角型海苔巻Aが最終成形される(図1
2及び図13参照)。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上のとおり米飯海苔巻包板
の下面に、押上装置によって突き上げられて米飯海苔巻
包板の各矩形状板が内側へ四角形状に屈折したとき、当
該矩形状板内において上方、若しくは上下双方からさら
に海苔巻をプレスする加圧板を米飯海苔巻包板の上面に
配設したものであるから、成形時に米飯や海苔シートの
折込部へ十分な圧力をかけることができ、従って可能な
限り正確かつ均一な直角部を有する高品質の角型海苔巻
を効率よく量産できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角型海苔巻成形装置の全体の一部を切
断して示す断面図である。
【図2】米飯海苔巻包板の表面からみた斜視図である。
【図3】同上の裏面からみた斜視図である。
【図4】米飯海苔巻包板の正面図である。
【図5】屈折時の米飯海苔巻包板と押上装置の斜視図で
ある。
【図6】本発明の要部の一部を切断して示す正面図であ
る。
【図7】成形工程を示す概略の説明図である。
【図8】成形工程を示す概略の説明図である。
【図9】成形工程を示す概略の説明図である。
【図10】成形工程を示す概略の説明図である。
【図11】成形工程を示す概略の説明図である。
【図12】成形工程を示す概略の説明図である。
【図13】成形工程を示す概略の説明図である。
【図14】角型海苔巻の拡大側面図である。
【符号の説明】
5 米飯海苔巻包機構 8 米飯 8b 一定量の米飯 16 海苔シート 17 米飯海苔巻包板 18 押上装置 19 矩形状板 20 矩形状板 21 矩形状板 22 端末矩形状板 34 第1接触片 36 第2接触片 42 押圧板 43 押圧板
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の角型海苔巻成形装置の全体の一部を
切断して示す断面図である。
【図2】 米飯海苔巻包板の表面からみた斜視図であ
る。
【図3】 米飯海苔巻包板の正面図である。
【図4】 同上の裏面からみた斜視図である。
【図5】 屈折時の米飯海苔巻包板と押上装置の斜視図
である。
【図6】 本発明の要部の一部を切断して示す正面図で
ある。
【図7】 成形工程を示す概略の説明図である。
【図8】 成形工程を示す概略の説明図である。
【図9】 成形工程を示す概略の説明図である。
【図10】 成形工程を示す概略の説明図である。
【図11】 成形工程を示す概略の説明図である。
【図12】 成形工程を示す概略の説明図である。
【図13】 角型海苔巻の拡大側面図である。
【符号の説明】 5 米飯海苔巻包機構 8 米飯 8b 一定量の米飯 16 海苔シート 17 米飯海苔巻包板 18 押上装置 19 矩形状板 20 矩形状板 21 矩形状板 22 端末矩形状板 34 第1接触片 36 第2接触片 42 押圧板 43 押圧板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定量の米飯と海苔シートを、複数枚の
    矩形状板が箱形状に屈折自在に連設されている米飯海苔
    巻包板と押上装置とからなる米飯海苔巻包機構によって
    角型海苔巻に成形する装置において、 前記米飯海苔巻包板の端末矩形状板の上面に押圧板を離
    ・接自在に配設する一方、端末矩形状板の下面に前記押
    上装置によって突き上げられて当該端末矩形状板を略垂
    直位置まで屈折させる第1接触片と矩形状板の屈折方向
    へ回動自在に軸支された作動体を各設け、該作動体の前
    端に前記押上装置の作動により端末矩形状板を略水平位
    置まで屈折させる第2接触片を突設すると共に、前記第
    2接触片の突き上げによる作動体の回動によって前記押
    圧板を端末矩形状板から離し米飯海苔巻包板の屈折によ
    り四角形状に折り込まれた海苔巻をさらに押圧するよう
    に構成したことを特徴とする角型海苔巻成形装置。
  2. 【請求項2】 一定量の米飯と海苔シートを、複数枚の
    矩形状板が箱形状に屈折自在に連設されている米飯海苔
    巻包板と押上装置とからなる米飯海苔巻包機構によって
    角型海苔巻に成形する装置において、 前記米飯海苔巻包板の中央部の矩形状板と端末矩形状板
    の上面に押圧板を各々離・接自在に配設する一方、端末
    矩形状板の下面に前記押上装置によって突き上げられて
    当該端末矩形状板を略垂直位置まで屈折させる第1接触
    片と矩形状板の屈折方向へ回動自在に軸支された作動体
    を各設け、該作動体の前端に前記押上装置の作動により
    端末矩形状板を略水平位置まで屈折させる第2接触片を
    突設すると共に、前記第2接触片の突き上げによる作動
    体の回動及び前記押圧装置の突き上げによって前記両押
    圧板を中央部矩形状板及び端末矩形状板から同時に離し
    米飯海苔巻包板の屈折により四角形状に折り込まれた海
    苔巻をさらに上下から押圧するように構成したことを特
    徴とする角型海苔巻成形装置。
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JP2010246487A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Fuji Seiki Co Ltd 巻寿司成形装置及び巻寿司成形方法

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