JP2010246487A - 巻寿司成形装置及び巻寿司成形方法 - Google Patents

巻寿司成形装置及び巻寿司成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 飯の端部を重複して巻くことができる巻寿司成形装置を提供すること。
【解決手段】 開状態の成形板の中央板の下方に一対の駆動軸を支持し、両駆動軸に上記成形板の前方側及び後方側に向けて各々駆動板を延出形成し、各駆動板と上記成形板との間に、上記中央板の固定状態で、上記両駆動板の各駆動軸を中心とする閉鎖方向への回動により、両駆動板に接触して上記細長板を上記中央板に対して直交するまで折り曲げてU字形状を形成する折曲機構を設け、上記折曲機構は、上記U字形状から一方の駆動板のさらなる回動により、一方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて筒形状を形成する一方折曲機構と、上記筒形状から上記U字形状に復帰した状態から、他方の駆動板のさらなる回動により、他方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて筒形状を形成する他方折曲機構とを具備するように構成する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、飯を海苔で巻いた巻寿司等の食品を成形するための巻寿司成形装置及びその成形方法に関するものである。
従来、いわゆる巻寿司等の食品を成形する装置は各種のものが提案されている。例えば、長方形の細長い板を連結し、板上に海苔と板状飯と具を載置し、かかる状態で上記板を凹部に挿入して各板を凹状に折りたたむことで、上記板の内側において筒状の巻寿司を成形するものがある(特許文献1,2)。
また、対向配置された一対の押さえローラ間に上記板を挿入することにより、上記一対の押さえローラにて上記板を折り畳み、上記板の内側において筒状の巻寿司を成形するものがある(特許文献3)。
実開昭62−148078 特開昭63−59860 特開平10−117711
ところで、上記従来の巻寿司の成形装置は、当初は板状に広げられた状態の海苔と飯を複数の板を内側に筒状に折り畳むことにより成形するものであるから、飯或いは海苔の合わせ目(継ぎ目)の処理が十分に考慮されているとはいえず、例えば具材の多い海苔巻の場合は、飯の継ぎ目が開き易いという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、飯の端部を重複して巻くことができ、飯の開きを防止し得る巻寿司を成形するための巻寿司成形装置及びその成形方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、複数枚の細長板の長手方向辺同士を連結部で回動可能に接続して成形板を形成し、該成形板を開いた状態で板上に海苔と板状飯とを載置し、上記成形板を筒形状に折り曲げて巻寿司を成形するものであって、開状態の上記成形板の中央板の下方に一対の駆動軸を上記長手方向に沿って支持すると共に、両駆動軸に上記成形板の前方側及び後方側に向けて各々駆動板を延出形成し、上記各駆動板と上記成形板との間に、上記中央板を固定した状態で、上記両駆動板の各駆動軸を中心とする閉鎖方向への所定角度の回動により、両駆動板に接触して上記細長板を上記中央板に対して直交するまで折り曲げてU字形状を形成する折曲機構を各々設け、上記折曲機構は、上記U字形状から、一方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動により、一方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて略筒形状を形成する一方折曲機構と、上記筒形状から上記U字形状に復帰した状態から、他方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動により、他方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて略筒形状を形成する他方折曲機構と、を具備するものであることを特徴とする巻寿司成形装置により構成される。
上記連結部は蝶番(12a〜12d)等により構成することができる。成形板(11)は5枚の細長板(11a〜11e)により構成され、中央の板(11c)を中央板とすることができる。上記折曲機構は例えば折曲機構(17,17’)により構成することができる。上記両駆動板の各駆動軸を中心とする閉鎖方向への所定角度の回動は例えば駆動板(24,24’)のθ1度の矢印E,G方向の回動とすることができる。一方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動は、例えば駆動板(24)のθ2度の矢印E方向の回動とすることができる。他方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動は、例えば駆動板(24’)のθ2度の矢印G方向の回動とすることができる。このように構成すると、一方の最外板(11a)の折り曲げにより筒状飯を形成した後、さらに他方の最外板(11e)の折り曲げにより筒状飯の上部に板状飯の重複部(N)を形成することができるので、具が多い場合等であっても飯の開きを防止できる。
第2に、上記折曲機構は、上記両駆動板に接触する一対の駆動ローラと、各一端が上記中央板に隣接する細長板に各々軸支され、各他端にて上記各駆動ローラを各々軸支した第1駆動アームと、上記各一端が上記両最外板に各々軸支され、各他端にて上記駆動ローラを各々軸支した第2駆動アームとから構成されているものであることを特徴とする上記第1記載の巻寿司成形装置により構成される。
上記第1駆動アームは第1駆動アーム(19,19’)により構成することができる。上記第1駆動アームは、例えば軸受(18,18’)を介して上記細長板(11b,11d)に軸支することができる。上記第2駆動アームは第2駆動アーム(21,21’)により構成することができる。上記第2駆動アームは、例えば固定アーム(23,23’)を介して上記最外板(11a,11e)に軸支することができる。このように構成すると、第1及び第2駆動アームの作用により、上記中央板に対して細長板を折り曲げてU字形状を形成することができる。
第3に、上記一方折曲機構は、上記第2駆動アームに一端を軸支され、上記駆動板のさらなる回動により上記一方の最外板を隣接する細長板に対して回動させる固定アームを含む上記第2記載の巻寿司成形装置により構成される。
このように構成すると、上記駆動板(24)のさらなる回動により固定アーム(23)を介して上記一方の最外板(11a)を隣接する細長板(11b)に対して回動させることができ、これにより成形板を略筒形状とすることができる。
第4に、上記他方折曲機構は、上記第2駆動アームに一端を軸支され、上記駆動板のさらなる回動により上記他方の最外板を隣接する細長板に対して回動させる固定アームを含む上記第2記載の巻寿司成形装置により構成される。
このように構成すると、上記駆動板(24’)のさらなる回動により固定アーム(23’)を介して上記他方の最外板(11e)を隣接する細長板(11d)に対して回動させることができ、これにより成形板を略筒形状とすることができる。
第5に、上記成形板の複数枚の細長板は附勢手段により開く方向に附勢されることにより常時水平状態を維持しており、上記各細長板には水平状態からさらに開き方向への回動を規制する回動規制片が設けられている上記第1〜4の何れかに記載の巻寿司成形装置により構成される。
附勢手段は例えばバネ(S1,S2)等により構成することができる。このように構成すると上記折曲機構への閉鎖方向の力を解除することにより、屈曲状態から各細長板を水平状態に容易に復帰させることができる。
第6に、上記成形板は上記中央板の両側に各2枚の細長板を接続した5枚の細長板により構成された上記第1〜5の何れかに記載の巻寿司成形装置により構成される。
第7に、複数枚の細長板の長手方向辺同士を連結部で回動可能に接続して成形板を形成し、該成形板を開いた状態で板上に海苔と板状飯とを載置し、上記連結部を以って筒形状に折り曲げて巻寿司を成形する方法であって、開状態の上記成形板の中央板の下方に一対の駆動軸を上記長手方向に沿って支持すると共に、両駆動軸に上記成形板の前方側及び後方側に向けて各々駆動板を延出形成し、上記中央板を固定した状態で、上記両駆動板の各駆動軸を中心として閉鎖方向に所定角度回動させることにより、両駆動板を以って上記細長板を上記中央板に対して直交するまで折り曲げてU字形状を形成し、これにより上記板状飯をU字状に成形し、上記成形板のU字形状から、何れか一方の駆動板をさらに同方向へ所定角度回動させることにより、一方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて略筒状の巻寿司を成形し、さらに上記一方の最外板を復帰したU字形状の状態から、他方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動により、他方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて上記巻寿司の上にさらに板状飯を重複して載置することにより、板状飯の重複部を形成することを特徴とする巻寿司成形方法により構成される。
本発明は上述のように構成したので、巻寿司を成形する際、飯と海苔の端部に重複部を形成することができるので、例えば具の多い巻寿司の場合であっても、飯の開きを防止して、確実に具を巻いた巻寿司を形成することができる。
また、具に対して飯の厚さが薄い場合等においても、飯と海苔の端部に重複部を形成することができるので、飯の開きを防止して、確実に具を巻いた巻寿司を形成することができる。
よって、多種の具を使用したり、各種の飯の厚みにも柔軟に対応可能な巻寿司成形装置及び巻寿司成形方法を提供することができるものである。
本発明に係る巻寿司成形装置の側面断面図である。 同上装置の駆動系を示す側面断面図である。 同上装置の成形板の平面図である。 同上装置の成形板の裏面を示す図である。 同上装置の成形板近傍の側面図である。 同上装置の巻寿司の成形過程を示す成形板近傍の側面図であり、(a)は成形板の折曲前の状態、(b)は成形板をU字形状に折り曲げた状態、(c)は成形板を筒状に折り曲げた状態を示す。 同上装置の巻寿司の成形過程を示す成形板近傍の側面図であり、(d)は筒形状からU字形状に復帰した状態、(e)は成形板を筒状に折り曲げて重複部を作る状態を示す。 同上装置の巻寿司成形に係る電気的構成を示すブロック図である。 同上装置の巻寿司成形に係る制御部の動作手順を示すフローチャートである。 同上装置により成形した巻寿司の斜視図である。
以下、本発明に係る巻寿司成形装置1を詳細に説明する。図1は、同上巻寿司成形装置1の全体構成の側面断面図、図2は同装置1の主に駆動系を示す側面断面図である。
これらの図において、3は上部筐体2aの上部に設けられたホッパーであり、飯は当該ホッパーに投入される。該ホッパー3の下部開口3a下方には飯ケース4が配置され、該飯ケース4には前後の2箇所に飯ホグシ羽根5a,5aが軸支され、矢印A方向に回転することにより上記ホッパー3内の飯を解しながら前方に送出す。
上記飯ケース4の前端下部には飯排出開口4aが設けられ、該開口4aの上部の該ケース4には飯送りローラ6が軸支されており、矢印B方向に回転することにより、上記飯ホグシ羽根5a,5aにより前方に送られてきた飯を解しながら下方に落下させるものである。
上記飯排出開口4a下方には筒状の飯誘導通路7が設けられ、該通路7の下部には一対の成形大ローラ8a,8bと、一対の成形小ローラ9a,9bが上下に連続して設けられている。上記成形大ローラ8a,8bは互いに近接して設けられており、互いに対向方向に回転することにより上記飯誘導通路7内の飯を所定厚さに成形しながら下方に送出す。上記成形小ローラ9a,9bは互いに近接して設けられており、互いに対向方向に回転することにより、上記成形大ローラ8a,8bにて成形された飯をさらに圧縮して所定厚さに成形しながら、下方に送出するものである。
上記成形大小ローラ8a,8b、9a,9bの回転は、飯送出しボタンの押圧等の飯送り出し指令に基づいて間歇的に一定時間だけ行われ、これにより所定の長さの板状飯Rが上記成形小ローラ9a,9bから下方に送出される。上記成形小ローラ9a,9bから板状飯Rが下方へ送出された時点においては、後述の成形板11が直下の位置に存在しており(図1成形板11の細線参照)、上記板状飯Rは当該成形板11上の前端近傍に供給されていく。上記板状飯Rが供給される間において、上記成形板11は上記位置から前方に水平移動(矢印C方向)されて図1の前方位置まで移動するので(図1成形板11の実線参照)、上記板状飯Rは図6(a)に示すように、上記成形板11上に略同一厚さで均等に板状に供給される。
上記飯ホグシ羽根5a,5a及び上記飯送りローラ6は図2に示すように単一の駆動モータM1によりタイミングベルト5’,6’を以って同一タイミングで駆動される。上記成形大ローラ8a,8bは駆動モータM2によりタイミングベルト8’を以って同一タイミングで駆動される。上記成形小ローラ9a,9bは駆動モータM3によりタイミングベルト9’を以って同一タイミングで駆動される。
2bは、上記上部筐体2aの下部に設けられた下部筐体であり、下部筐体2b内には巻寿司を成形する成形機構10が設けられている。尚、図2中、32,32’は一方の上記大小成形ローラ8a,8b、9a,9bの回転軸を連結している回動板であり、該回動板32,32’を回動支点33を中心に回動させることにより、上記大小成形ローラ8a,8b、9a,9b間の間隙を調整し、これにより板状飯Rの厚を調整可能に構成されている。
上記成形機構10は、5枚の長方形の細長板から構成される成形板11と、該成形板11を水平に支持するスライダー28と、該スライダー28を上記成形板11共々前後方向(矢印C,D方向)に、後方位置(図1の成形板11の細線位置)と前方位置(図1の成形板11の実線位置)との間を往復移動させるためのタイミングベルト13、タイミングベルト13を駆動するための駆動モータM6、上記成形板11が上記前方位置に存在しているとき、上記成形板11を筒状に折り畳むように駆動する板駆動機構14’とから構成されている。
上記成形板11は、図3に示すように、細長い長方形状の5枚の細長板11a,11b,11c,11d,11eから構成されている。尚、上記成形板11の板状飯Rが載置される側を表面11’、図4に示す裏面側を裏面11”とする。
これらの細長板の各々長辺側の対向する両端部には、各裏面11”側に蝶番12a,12b,12c,12dが各々設けられており(図4参照)、中央板11cを中心として、中央板(細長板)11cの左右に2枚ずつの細長板11a,11b,11d,11eが各々上記蝶番12a〜12dにて回動可能に連結されている。
各板は各蝶番12a〜12dの軸を支点として、各々内側方向(互いに表面11’が対向する方向)に回動可能に構成されている(図6参照)。また、各板の両端の蝶番12a〜12dの間は、各板の対向縁が板面に対して直角に折り曲げられることにより、回動規制片14,14が形成されている(図4、図5参照)。よって、各板を水平に開いたとき、隣接する板の上記回動規制片14,14同士が当接することで、各板が水平状態に開いた状態からさらに逆方向に回動しないように構成されている(図5参照)。即ち、上記成形板11は、水平に開いた図3,4,5の状態(開き角度が180度の状態)から内側に回動する方向にのみ回動し、上記水平状態から外側方向(開き角度が180度を超える方向)には回動し得ないように構成されている。
上記成形板11の表面11’の中央板11cの両端部には、回動規制ブロック15,15’が該板11cの幅方向に設けられている。この回動規制ブロック15,15’は、図6(b)に示すように中央板11cに対して隣接する板11b,11dが内方向に直角に回動したとき、これらの板11b,11dの表面11’が上記回動規制ブロック15,15’の側面に当接することにより、これら板11b,11dのそれ以上の内側への回動が規制されるように構成されている。
また、上記中央板11cの裏面11”側中央部には当該成形板11を上記スライダー28上に水平に支持するための支持突起22が基板22aに固定されており、上記支持突起22を上記スライダー28上面に設けられた嵌合孔28aに挿入嵌合することにより、上記スライダー28上に上記成形板11を水平に開いた状態で支持し得るように構成している(図1参照)。
上記中央板11cの裏面11”側の長手方向側の両端部にはバネ取付基板37,37’が各々固定されており、上記両側の板(最外板)11a,11eの裏面11”側の長手方向の両端部の対応位置にもバネ取付基板34,34’、36,36’が各々設けられており、上記中央板11cの上記取付基板37,37’と上記一方端部の最外板11aの上記取付基板34,34’との間にはバネS1,S1が互いの板11a,11cを引っ張る方向に附勢するように接続されている。また、上記取付基板37,37’と上記他方端部の最外板11eの上記取付基板36,36’との間にはバネS2,S2が互いに板11e,11cを引っ張る方向に附勢するように接続されている。
このように構成することで、上記成形板11は上記バネS1,S2により常時開く方向に附勢されており、上記各回動規制片14により回動規制されることにより、互いの板が180度に開いた平面状態となるように構成されている。よって、図6(c)のように各板を内側に折曲しても、上記バネS1,S2により常時開く方向の附勢力が作用している。
上記板11a,11bの裏面11”側、及び上記板11e,11dの裏面11”側には折曲機構17,17’が各々設けられている。尚、上記折曲機構17,17’は、後述の駆動板24,24’と上記成形板11との間に各々設けられている(図5)。
これらの折曲機構17,17’は、上記成形板11の中心線Pを中心に、上記細長板11b(11d)と上記細長板11a(11e)に線対称に設けられている。よって、以下上記折曲機構17側を説明し、折曲機構17’側の説明は、対応箇所の符合に「’」を付してその符合をカッコ内に示すことにより行う。
上記折曲機構17(17’)は、上記板11b(11d)裏面11”側において、長手方向に一定間隔を以って固定された軸受18,18(18’,18’)、該軸受18,18(18’,18’)に各々の一端を支軸19a,19a(19a’,19a’)を以って軸支され、他端において板11b(11d)の長手方向に沿う駆動ローラ20(20’)の両端を支軸19b,19b(19b’,19b’)を以って回動自在に軸支する一対の第1駆動アーム19,19(19’,19’)、各一端を上記第1駆動アーム19,19(19’,19’)の支軸19b,19b(19b’,19b’)に軸支され、他端を、固定アーム23,23(23’,23’)の一端に支軸21a,21a(21a’,21a’)を以って軸支された一対の第2駆動アーム21,21(21’,21’)、上記各一端を上記板11a(11e)の裏面11”に固定され、L字型の本体の他端において上記支軸21a,21a(21a’,21a’)によって上記第2駆動アーム21,21(21’,21’)を各々回動自在に支持する一対の固定アーム23,23(23’,23’)から構成されている。
このように上記第1駆動アーム19(19’)は上記軸受18(18’)を介して上記板11b(11d)に軸支されている。また上記第2駆動アーム21(21’)は上記固定アーム23(23’)を介して上記板11a(11e)に軸支されている。また、上記第2駆動アーム21,21(21’,21’)は一端で上記駆動ローラ20(20’)を回転自在に軸支している。
上記成形板11が下部筐体2bの前方位置(図1の実線位置)に位置しているとき、上記成形板11の上記駆動ローラ20,20’は各々上記筐体2bの前端位置に設けられた駆動板24,24’上に接触した状態となっている(図5)。
上記駆動板24,24’は、上記下部筐体2bの前端において上記中央板11cの下方に設けられた一対の左右方向駆動軸(駆動軸)25,25’にその対向縁部24a,24a’が接続固定されており、上記駆動軸25から前方側、上記駆動軸25’から後方向に各々延出形成されている。
図2に示すように、上記駆動軸25はその一端がリンク片26a,26b,26cからなるリンク機構26を介して駆動モータM4のプーリに軸支されており、該駆動モータM4の正逆回転により上記リンク機構26を介して上記駆動軸25を正逆回転することにより、上記駆動板24を矢印E方向又は矢印F方向に回動し得るように構成している。よって、上記駆動軸25が正方向(逆方向)に回転すると、上記駆動板24も矢印E方向(矢印F方向)に回転し、上記駆動ローラ20を介して上記板11b,11aを内側方向(閉じる方向)に回動し得るように構成されている(図6(b)、図7(d))。
また、上記駆動軸25’も同様に、その一端がリンク片27a,27b,27cからなるリンク機構27を介して駆動モータM5のプーリに軸支されており、該駆動モータM5の正逆回転により上記リンク機構27を介して上記駆動軸25’を正逆回転することにより、上記駆動板24’を矢印G方向又は矢印H方向に回動し得るように構成されている。よって、上記駆動軸25’が正方向(逆方向)に回転すると、上記駆動板24’も矢印G方向(矢印H方向)に回転し、上記駆動ローラ20’を介して上記板11d,11eを内側方向(閉じる方向)に回動し得るように構成されている。
上記駆動板24,24’と上記第1駆動アーム19,19’、第2駆動アーム21,21’との関係は、図5に示すように、上記成形板11が水平に開いた状態においては、上記各第1駆動アーム19,19’は、上記駆動板24,24’に対して略直角に位置するように構成されている。
次に、上記駆動板24,24’による上記成形板11の駆動動作を説明する。尚、上記成形板11はその支持突起22をスライダー28に嵌合固定して水平に支持した状態であり、中央板11cは固定された状態にある。
上記の状態(図5)から駆動モータM4,M5を各々正方向に駆動して、上記リンク機構を介して上記駆動軸25,25’を所定角度(θ1度)駆動する。すると、上記駆動板24が矢印E方向(閉鎖方向)、上記駆動板24’が矢印G方向(閉鎖方向)に各々角度θ1回動する。これにより、駆動ローラ20,20’を介して各々第1駆動アーム19,19’を押し上げる方向の力が加わり、駆動ローラ20,20’が上記駆動板24,24’上を回動して端部側に移動し、これにより蝶番12b,12cを中心に板11b,11dを内側方向に回動する力が作用して、板11b,11a及び11d,11eが中央板11cに対して直交する位置まで回動する(図6(b))。このとき、上記中央板11cに隣接する板11b,11dは、中央板11cに対して直角になるまで回動したところで、各表面11’が回動規制ブロック15,15’に当接するため、それ以上の回動を阻止される(図6(b)の状態)。このとき上記板11a,11eは上記バネS1,S2により開く方向に附勢されているので、隣接する板11b,11dに対して水平状態を維持する。よって、上記成形板11は全体としてU字形状となる。
ここから上記駆動モータM4を正方向に駆動して、上記駆動軸25をさらに正方向に所定角度(θ2度)回動させると、上記駆動板24がさらに矢印E方向にθ2度回動する。すると、上記板11bのそれ以上の回転移動が規制されているので、上記駆動ローラ20が上記駆動板24上を回動して端部側に移動し、上記支軸19bを中心として上記第1駆動アーム19と第2駆動アーム21との角度が開いて行き、それに伴って、上記固定アーム23が支軸21aを中心として内側に回動し、上記固定アーム23を介して細長板(一方の最外板)11aを板11bに対して内側に回動させる力が作用する。よって、上記駆動軸25の所定角度の回転により上記板11aは上記板11bに対して略直交する位置まで回動したところで停止する(図6(c))。このとき、上記細長板11aは細長板11bに対して直交し、さらに内側に多少鋭角的に回動させても良い。このように細長板11aを細長板11bに対して直交状態を超えて回動させることにより、飯をしっかりと巻くことができる。
尚、上記板11aの裏面11”に方形ブロック35を固定しておけば、図6(c)の状態で、上記細長板11eの内側への回動が当該ブロック35で阻止されるので、上記細長板11eの内側への回動に基づいて、上記細長板11dが外側に開いて上記U字形状が崩れることを防止することができる。
次に、上記駆動モータM4を逆方向に所定角度駆動して、上記駆動軸25を逆方向に所定角度(θ2度)回転させると、上記駆動板24が矢印F方向にθ2度回動復帰する。これにより上記板11aに作用している力が消勢するので、上記板11aはバネS1の附勢力により復帰して上記板11bに対して平行状態となるまで回動復帰する(図7(d))。このとき成形板11はU字形状に復帰する。
その後は、上記駆動モータM5を正方向に駆動して、上記駆動軸25’を正方向に所定角度(θ2度)回動させると、上記駆動板24’がθ2度矢印G方向に回動する。すると、上記板11dのそれ以上の回転移動が規制されているので、上記駆動ローラ20’が上記駆動板24’上を回動して端部側に移動し、上記支軸19b’を中心として上記第1駆動アーム19’と第2駆動アーム21’との角度が開いてゆき、それに伴って、上記固定アーム23’が上記支軸21a’を中心に内側に回動し、上記固定アーム23’を介して細長板(他方の最外板)11eを板11dに対して内側に回動させる力が作用する。よって、上記駆動軸25’の所定角度(θ2度)の回転により上記板11eは上記板11dに対して略直交する位置まで回動したところで停止する(図7(e))。このとき、上記細長板11eは細長板11dに対して直交し、さらに内側に多少鋭角的に回動させても良い。このように細長板11eを細長板11dに対して直交状態を超えて回動させることにより、飯をしっかりと巻くことができる。
尚、上記板11eの裏面11”に方形ブロック35’を固定しておけば、図7(e)の状態で、上記細長板11aの内側への回動が当該ブロック35’で阻止されるので、上記細長板11aの内側への回動に基づいて、上記細長板11bが外側に開いて上記U字形状が崩れることを防止することができる。
次に、上記駆動モータM5を逆方向に駆動して、上記駆動軸25’を逆方向に所定角度(θ2度)回転させると、上記駆動板24’が矢印H方向にθ2度回動復帰する。これにより上記板11eに作用している力が消勢するので、上記板11eはバネS2の附勢力により復帰して上記板11dに対して平行状態となるまで回動復帰する(図6(b)の状態)。
その後は、上記駆動モータM4,M5を各々逆方向に駆動し、上記駆動軸25,25’を所定角度(θ1度)逆方向に回転させ、上記駆動板24,24’を各々矢印F方向、H方向に角度θ1度回動復帰させて略水平状態とすることにより、図6(a)に示す初期位置まで回動する。これにより上記成形板11に作用していた折り畳み方向の力が消勢するので、上記成形板11はバネS1,S2の附勢力により互いに外側方向(開く方向)に回動して行き、図6(a)のように水平状態に復帰する。
図8は本発明に係る巻寿司成形装置における巻寿司の成形に係る部分の電気的構成を示すブロック図であり、上記成形板11に海苔Tと板状飯Rが供給され、中央に具Qを載せた状態で、成形指示を与える操作ボタン30、当該操作ボタン30からの指令に基づいて、上記駆動モータM4,M5を図9に示す動作手順に従って駆動制御する制御部31、上記制御部31に接続された上記駆動モータM4,M5から構成されている。上記制御部31はシーケンサー、プログラマブルコントローラ、CPU等から構成することができ、その動作は以下の動作説明により詳述する。
本発明は上述のように構成されているので、以下その動作を説明する。尚、成形板11は上記スライダー28に支持突起22を以って固定され、中央板11cは固定されているとする。まず、図1の前方位置に存在する成形板11の表面11’上の略全域に方形の海苔Tを予め載置しておく(図6(a))。
次に、駆動モータM1を駆動して、飯ホグシ羽根5a,5a及び飯送りローラ6を回転させ、ホッパー3内の飯を解しながら下方に落下供給する。上記解された飯は飯誘導通路7内に供給される。その後、飯の排出指令操作を行うと、駆動モータM6が駆動されタイミングベルト13が矢印D方向に駆動される。すると、上記スライダー28を介して成形板11が矢印D方向に移動し、図1の細線位置に後退する。その後、上記駆動モータM2,M3が一定時間駆動され、大小成形ローラ8a,8b、9a,9bが対向方向に駆動されるため、上記成形小ローラ9a,9bから下方に板状に成形された板状飯Rが供給される(図1)。
この板状飯Rは直下に位置する成形板11上の上記海苔Tの先端部近傍(板11a表面11’)に供給開始されるが、上記飯Rが供給される間、上記駆動モータM6が逆方向に駆動され上記板11は前方に移動していくので、上記飯Rは徐々に前方に移動する上記成形板11上に供給されて行き、上記タイミングベルト13により上記成形板11が図1の実線位置に移動したときは、図6(a)に示すように、上記成形板11上の海苔Tの上に一定厚の板状飯Rとして供給される。このとき、上記板状飯Rは、上記成形板11の前側の板11aの表面11’の前縁を少し残した位置から、上記後側の板11eの表面11’の後縁を少し残した位置に至るまで、上記表面11’の略全体に亙って供給される。尚、当初に成形板11上に載置した海苔Tは、上記成形飯11の供給される範囲より前後方向に少し広い面積を有しており、前縁と後縁が板状飯Rより少しはみ出る程度とする(図6(a)参照)。
次に、板状飯Rの供給が終了した時点で、操作者は上記板状飯Rの中央部付近に、巻寿司の具Qを上記成形板11の各細長板の長手方向に沿って載置する(図6(a))。その後、操作者は操作ボタン30をオンする。
すると、上記制御部31は、操作ボタン30が押されたことを検知して、駆動モータM4,M5を正方向に駆動して上記駆動軸25,25’を回転駆動し、上記駆動板24,24’を同時に各々矢印E方向、矢印G方向にθ1度回動する(図9P1)。すると、上記ローラ20,20’を介して上記板11a,11b、及び板11d,11eが中央板11cに対して直交するまで内側に回動し、U字形状となる。これにより、上記板状飯Rは成形板11の板11a,11b、板11d,11eにより略U字形状に折り曲げられた状態となり、U字形状の中央部に具Qが集められた状態となる(図6(b))。
次に、制御部31は、上記駆動モータM4を正方向に駆動して上記駆動軸25のみを回転駆動し、上記駆動板24のみを矢印E方向にθ2度駆動する(図9P2)。すると、上記細長板11bに対して上記細長板(最外板)11aが直交する位置まで(或いは直交状態を超えて鋭角的に)内側に回動し、成形板11を略筒形状とするので、上記板11aの表面11’の板状飯R及び海苔Tは上記下方の具Qの上部に覆い被さるように折り曲げられる(図6(c))。
その後、制御部31は上記駆動モータM4を逆方向に駆動して駆動軸25を回転駆動し、上記駆動板24を矢印F方向にθ2度駆動する(図9P3)。すると、上記細長板11aは上記板11bに対して平行位置まで復帰し、成形板11はU字形状に復帰する(図7(d))。このとき、図7(d)に示すように、上記板11a上にあった飯R及び海苔Tは上記具Qの上部側に確実に折り曲げられる。
次に制御部31は、上記駆動モータM5を正方向に駆動して上記駆動軸25’のみを回転駆動し、上記駆動板24’のみを矢印G方向にθ2度駆動する(図9P4)。すると、上記板11dに対して上記細長板(最外板)11eが直交する位置まで(或いは直交状態を超えて鋭角的に)内側に回動し、成形板11を略筒形状とするので、上記板11eの表面11’上の板状飯Rは既に具Qの上部に覆いかぶさっている板状飯R及び海苔Tの上に覆いかぶさるように折り曲げられ、これにより上記巻寿司R’の上部に板状飯Rと海苔Tの重複部Nが形成される(図7(e))。
その後、制御部31は、上記駆動モータM4を逆方向に駆動することにより上記駆動板24をθ1度回動復帰させ、同時に、上記駆動モータM5を逆方向に駆動することにより上記駆動板24’をθ2+θ1度回動復帰させ(図9P5)、これにより、上記成形板11は上記バネS1,S2の附勢力により互いに外側方向に回動し、図6(a)に示す水平状態に復帰する。
以上の工程により、上記成形板11上に、重複部Nを有する巻寿司R’を成形することができる(図10参照)。
このように本発明によれば、重複部Nを有する巻寿司R’を容易に成形することができる。尚、本発明は上記と同様の構成で重複部Nを有さない従来型の巻寿司も製造することができる。
重複部Nを有さない従来型の巻寿司を製造するには、まず、成形板11上には、上記板11a上面から上記板11d位置まで板状飯Rを載置する。次に、上記と同様に駆動板24,24’を作動させる。従来型の場合は、図6(a)の状態から、駆動板24,24’を矢印E,G方向に角度θ1度回動させ、成形板11をU字形状に折り曲げた後、駆動板24のみをθ2度矢印E方向に回動させ(図6(c)の状態)、これにより重複部Nの存在しない従来型の巻寿司をも製造することができる。上記図6(c)の段階からは、駆動板24,24’を矢印F,H方向に回動することにより、図6(b)を経て図6(a)のように成形板11を水平に開くことで、成形板11上に従来型の巻寿司ができあがる。尚、上記成形板11上に載置される板状飯の位置、範囲(前後幅)を調整するには、上記成形ローラ8a,8b、9a,9bの回転時間、上記成形板11のスライド位置等を調整すれば良い。図1中、29はホッパー3の上蓋、38はタイミングベルト13の従動プーリである。
本発明は上述のように、巻寿司R’を成形する際、飯Rと海苔Tの端部に重複部Nを形成することができるので、例えば具の多い巻寿司、或いは複雑な形状の具の場合であっても、飯の開きを防止して、確実に具を巻いた状態の巻寿司R’を形成することができる。
また、具に対して板状飯Rの厚さが薄い場合等においても、飯Rと海苔Tの端部に重複部Nを形成することができるので、飯の開きを防止して、確実に具を巻いた状態の巻寿司R’を形成することができる。
また、要望に応じて、重複部Nの存在しない従来型の巻寿司を製造することもできる。
このように、多種の具を使用する場合であっても、或いは各種の飯の厚みを使用する場合であっても、確実に具を巻いた巻寿司を成形することができ、多様な形状の巻寿司に柔軟に対応可能な巻寿司成形装置及び巻寿司成形方法を提供することができるものである。
本発明に係る巻寿司成形装置及び巻寿司成形方法は、多種多様な巻寿司の成形に適用することができ、市場の多様な要望に対応可能であり、広く利用が可能なものである。
1 巻寿司成形装置
11 成形板
11a〜11e 細長板
11a,11e 最外板
11c 中央板
12a〜12d 蝶番(連結部)
14 回動規制片
17,17’ 折曲機構
19,19’ 第1駆動アーム
20,20’ 駆動ローラ
21,21’ 第2駆動アーム
23,23’ 固定アーム
24,24’ 駆動板
25,25’ 左右方向駆動軸(駆動軸)
R 板状飯
R’ 巻寿司
T 海苔
N 重複部
S1,S2 バネ(附勢手段)
M4,M5 駆動モータ

Claims (7)

  1. 複数枚の細長板の長手方向辺同士を連結部で回動可能に接続して成形板を形成し、該成形板を開いた状態で板上に海苔と板状飯とを載置し、上記成形板を筒形状に折り曲げて巻寿司を成形するものであって、
    開状態の上記成形板の中央板の下方に一対の駆動軸を上記長手方向に沿って支持すると共に、両駆動軸に上記成形板の前方側及び後方側に向けて各々駆動板を延出形成し、
    上記各駆動板と上記成形板との間に、上記中央板を固定した状態で、上記両駆動板の各駆動軸を中心とする閉鎖方向への所定角度の回動により、両駆動板に接触して上記細長板を上記中央板に対して直交するまで折り曲げてU字形状を形成する折曲機構を各々設け、
    上記折曲機構は、上記U字形状から、一方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動により、一方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて略筒形状を形成する一方折曲機構と、
    上記筒形状から上記U字形状に復帰した状態から、他方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動により、他方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて略筒形状を形成する他方折曲機構と、
    を具備するものであることを特徴とする巻寿司成形装置。
  2. 上記折曲機構は、上記両駆動板に接触する一対の駆動ローラと、各一端が上記中央板に隣接する細長板に各々軸支され、各他端にて上記各駆動ローラを各々軸支した第1駆動アームと、
    上記各一端が上記両最外板に各々軸支され、各他端にて上記駆動ローラを各々軸支した第2駆動アームとから構成されているものであることを特徴とする請求項1記載の巻寿司成形装置。
  3. 上記一方折曲機構は、上記第2駆動アームに一端を軸支され、上記駆動板のさらなる回動により上記一方の最外板を隣接する細長板に対して回動させる固定アームを含む請求項2記載の巻寿司成形装置。
  4. 上記他方折曲機構は、上記第2駆動アームに一端を軸支され、上記駆動板のさらなる回動により上記他方の最外板を隣接する細長板に対して回動させる固定アームを含む請求項2記載の巻寿司成形装置。
  5. 上記成形板の複数枚の細長板は附勢手段により開く方向に附勢されることにより常時水平状態を維持しており、上記各細長板には水平状態からさらに開き方向への回動を規制する回動規制片が設けられている請求項1〜4の何れかに記載の巻寿司成形装置。
  6. 上記成形板は上記中央板の両側に各2枚の細長板を接続した5枚の細長板により構成されている請求項1〜5の何れかに記載の巻寿司成形装置。
  7. 複数枚の細長板の長手方向辺同士を連結部で回動可能に接続して成形板を形成し、該成形板を開いた状態で板上に海苔と板状飯とを載置し、上記連結部を以って筒形状に折り曲げて巻寿司を成形する方法であって、
    開状態の上記成形板の中央板の下方に一対の駆動軸を上記長手方向に沿って支持すると共に、両駆動軸に上記成形板の前方側及び後方側に向けて各々駆動板を延出形成し、
    上記中央板を固定した状態で、上記両駆動板の各駆動軸を中心として閉鎖方向に所定角度回動させることにより、両駆動板を以って上記細長板を上記中央板に対して直交するまで折り曲げてU字形状を形成し、これにより上記板状飯をU字状に成形し、
    上記成形板のU字形状から、何れか一方の駆動板をさらに同方向へ所定角度回動させることにより、一方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて略筒状の巻寿司を成形し、
    さらに上記一方の最外板を復帰したU字形状の状態から、他方の駆動板のさらなる同方向への所定角度の回動により、他方の最外板を隣接する細長板に対して折り曲げて上記巻寿司の上にさらに板状飯を重複して載置することにより、板状飯の重複部を形成することを特徴とする巻寿司成形方法。
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