JP5200891B2 - 能書挿入装置 - Google Patents

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本発明は能書挿入装置に係り、特に、物品が収容されているケース内に能書を折り曲げた状態で挿入する能書挿入装置に関するものである。
医薬品等の物品を収容したケース内に、この物品の効能や使用法等を記載した能書を折り曲げた状態で挿入する構成は広く知られている。このようなケース内に能書を挿入する方法として、物品をケース内に挿入する際に、この物品によって能書を押しながら一緒に挿入する方法が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。また、物品がすでに収容されているケース内に、能書を一端部側から挿入した後、他端部側を折り曲げる方法がすでに知られている(特許文献2参照)。
さらに、物品がすでに挿入されているケース内に能書を折り曲げながら挿入する方法が考えられる。この場合には、薄い板状のプッシャによって能書の中央部を保持して製品とケースとの隙間に差し込むことにより、能書を折り曲げつつケース内に挿入することができる。しかしながら、このような挿入方法では、押し込み時に位置決めができないため能書の姿勢が安定しないという問題がある。また、能書を真ん中で折ることが困難であるという問題もある。あるいは、折り曲げた能書の端がずれてケース内に入らない場合がある等種々の問題が発生する。そこで、能書の中央部の両側、つまり能書の長手方向の両端部側をガイド部材によって保持した状態で、その中間に位置している能書の中央部をプッシャによって押圧するようにすれば、能書の姿勢を安定させてケース内に挿入することが可能である。
特開平4−267722号公報(第3−4頁、図1) 実公平6−50330号公報(第2頁、図1)
ところが、能書の長手方向の中央部を挟んだ両側をガイド部材によって押さえた状態で、その中央部をプッシャによって押圧していくと、能書がガイド部材の端部に対して急角度で折れ曲がるため、ガイド部材に接触している部分が擦れて傷が付いたり、皺がよる等の不具合が発生するおそれがある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、能書がガイドに擦れて傷が付いたり皺がよったりすることを防止するとともに、安定した姿勢で能書をケース内に挿入することができる能書挿入装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、供給される能書の長手方向の中央部を挟んで両側を一対のガイド部材によって保持する規制ガイドと、前記両ガイド部材に保持されている能書の長手方向のほぼ中央部に当接可能に配置されたプッシャと、このプッシャを進退動させるプッシャ駆動手段とを備え、前記一対のガイド部材の互いに向かい合う中央部側をプッシャの前進方向に向けて傾斜可能に構成し、両ガイド部材を傾斜させた状態で、プッシャを前進させることにより能書をケース内に挿入することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載した発明は、前記規制ガイドを挟んで、プッシャと対向する側に配置された誘い込みガイドと、この誘い込みガイドを進退動させる誘い込みガイド駆動手段とを設け、前記プッシャを前進させる際に、前記誘い込みガイドも前進させることを特徴とするものである。
さらに、各ガイド部材の前記中央部側の一端を、誘い込みガイドの支持フレームに回転可能に連結するとともに、他端を前記支持フレームと別に設けられた溝カム内にカムフォロアを介して取り付け、誘い込みガイドの前進に伴って前記各ガイド部材を傾斜させることを特徴とするものである。
本発明の能書挿入装置は、能書の長手方向両側を一対のガイド部材を有する規制ガイドで保持し、能書の中央部をプッシャで押してケース内に挿入する際に、両ガイド部材の中央部側をプッシャの移動方向へ向けて傾斜させるので、能書に対し規制ガイドによる余分な力が掛からず、能書が傷付いたり皺がよることを防止できる。また、能書が幅方向の左右で厚さが違う場合等でも、長手方向の中央部で確実に折り曲げることができる。しかも、本発明の構成では、高速での折り込み挿入動作が可能である。
規制ガイドの備えている一対のガイド部材で、能書の長手方向の中央部を挟んだ両側を保持し、これらガイド部材によって保持された状態の能書を、前記中央部に当接可能な位置に配置され、プッシャ駆動手段によって進退動されるプッシャの前進によって、前記両ガイド部材から押し出してケース内に挿入する装置であり、特に、両ガイド部材を、それらの互いに向かい合う中央部側がプッシャの前進方向に向かって傾斜するように構成し、これらガイド部材を傾斜させた状態で、プッシャの前進によって能書をケース内に挿入するという構成にしたことにより、能書を安定した姿勢で保持するとともに、規制ガイドのガイド部材によって能書に傷を付ける等のダメージを与えることを防止するという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係る能書挿入装置およびこの能書挿入装置に能書を供給する能書供給装置の正面図、図2は能書挿入装置の平面図、図3は図1に示す能書挿入装置の右側面図である。この実施例に係る能書挿入装置(全体として符号1で示す)は、上方の能書供給装置2から供給された能書4(図1、図2および後に説明する図4、図5参照)を受け入れて保持する規制ガイド6と、この規制ガイド6に保持されている能書4を押し出して、折り曲げながらケース8内に挿入する折り込みプッシャ10と、折り込みプッシャ10に押されてケース8内に挿入される能書4を、ケース8の能書挿入位置に誘導する誘い込みガイド12とを備えている。前記規制ガイド6は、能書4をケース8内に挿入する際に、プッシャ10によって押し出されていく能書4を案内するものであり、本発明に係る能書挿入装置1は、この規制ガイド6の構成に特徴を有している。
規制ガイド6は、上下2つのガイド部材6A、6Bから構成されている。各ガイド部材6A、6Bは、それぞれ、平行する縦長の2枚のプレートからなっており、非作動時には一対のガイド部材6A、6Bが上下に一直線になるように配置されている(図1に示す状態)。各ガイド部材6A、6Bの2枚のプレートは、能書4等の薄い紙片を挿入できる間隔に配置され、能書4が通過する部分の両側をビス14等により固定されている。上方側のガイド部材6Aは、その上方から能書4を投入するために、両プレートの上端が外方へ折り曲げられて広い開口が形成されている(図1中に符号6Aaで示す部分)。また、これら上下一対のガイド部材6A、6Bの互いに向かい合う中央部6Ab、6Bbは、後に説明する折り込みプッシャ10によって能書4等の薄い紙片を押し出す際に、この能書4が擦れて傷付いたり皺がよったりすることがないように外側へ向けて円弧状に湾曲している。また、下方側のガイド部材6Bの下端部6Baには、能書供給装置2からこの規制ガイド6内に投入された能書4が落下しないようにストッパ16が設けられている。
規制ガイド6は、直立したフレーム18の側面に取り付けられている。フレーム18の側面の上下2箇所に縦長のカム部材20、22が固定され、これら各カム部材20、22に、鉛直方向の長孔からなる溝カム20a、22aが形成されている。上方側ガイド部材6Aの上端部6Aa寄りと、下方側ガイド部材6Bの下端部6Ba寄りに、それぞれ取付部材を介してカムフォロア24、26が取り付けられ、前記溝カム20a、22a内に嵌合している。上下一対のガイド部材6A、6Bは、非作動時には、図1に示すように鉛直方向を向いて上下に一直線の状態である。また、後に説明するプッシャ10によって能書4をケース8内に挿入するときには、上下一対のガイド部材6A、6Bの外方側端部6Aa、6Ba寄りに設けられたカムフォロア24、26を支点として、互いに向かい合う中央部6Ab、6Bbを能書4が挿入されるケース8の方向(図1の左方)へ向けた状態に傾斜させることができる。
前記フレーム18の先端部(図1の左端)寄りに規制ガイド6(6A、6B)が設けられており、このフレーム18の先端部に隣接してケースコンベヤ28が配置されている。このケースコンベヤ28によって、前の工程で内部に医薬品の錠剤等の製品30が挿入されたケース8が搬送され、前記規制ガイド6の正面側に停止する。このケース8内には、すでに挿入されている製品30の上方に能書4を挿入するためのスペース8aが設けられている。
規制ガイド6の中央部が傾斜していく方向(図1および図2の左方であり、以下この方向を前方と呼ぶ)と逆側に、規制ガイド6に保持されている能書4を押し出してケース8内に挿入するための折り込みプッシャ10が設けられている。フレーム18の前記規制ガイド6のやや後方側に従動軸32が取り付けられ、この従動軸32にボールベアリング34を介して従動プーリー36が回転自在に支持されている。一方、フレーム18の、規制ガイド6から後方側に離れた位置の、従動軸32と同じ高さに、駆動軸38がボールベアリング40を介して回転自在に支持され、この駆動軸38に駆動プーリー42が固定されて一体的に回転する。これら駆動プーリー42と従動プーリー36にベルト44が掛け回されており、このベルト44に前記折り込みプッシャ10が固定されている。
フレーム18の、駆動プーリー42が配置されている側と逆側(図2の上側、図3の右側)に、取付プレート46を介して、プッシャ駆動用のサーボモータ48が取り付けられている。このサーボモータ48の出力が、減速機50を介して駆動軸38に伝達され、前記駆動プーリー42を回転させる。この駆動プーリー42を往復回転させることにより、ベルト44を前進(図1の左方向への移動)、後退させ、ベルト44に固定されている折り込みプッシャ10を前記規制ガイド6およびケースコンベヤ28上のケース8に向かって進退動させる。
フレーム18の、駆動プーリー42と従動プーリー36の間の上部に水平な長孔52が形成されている(図1および図3参照)。フレーム18のサーボモータ48が取り付けられている側の面の、水平な長孔52のやや上方に、水平なガイドレール54が取り付けられている(図2および図3参照)。また、折り込みプッシャ10の後端部に、水平な長孔52を貫通するブラケット56を介してスライダ58が連結され、前記ガイドレール54に嵌合している。ベルト44を往復走行させて折り込みプッシャ10を進退動させる際には、このスライダ58がガイドレール54上を摺動することによりガイドされる。
前記規制ガイド6の中央部(両ガイド部材6A、6Bの中央部側の端部6Ab、6Bbが対向している部分)の前方側に、折り込みプッシャ10によって押し出されてきた能書4を、前記ケース8内の製品30とケース8の上方壁面との間のスペース8aに誘導する誘い込みガイド12が設けられている。この誘い込みガイド12は、プッシャ10によって能書4が押し込まれてくる後方側(図1、図2の右側)の開口部が広く、先端部12aに向かって次第に先細になる角筒状の形状をしている。先端部12aの開口している部分の上下の高さが、ケース8内の前記スペース8aに能書4を誘導できるように狭くなっており(図1参照)、先端部12a側開口部の左右の幅は、この誘い込みガイド12を介してケース8内に挿入される能書4の幅および、この能書4を押し出す折り込みプッシャ10の幅よりもやや大きい幅を有している(図2参照)。誘い込みガイド12は、そのフレーム18側の側部に支持フレーム60が固定されており、この支持フレーム60を介して前記フレーム18に進退動可能に支持されている。
前記折り込みプッシャ10のスライダ58(以下、第1スライダと呼ぶ)が嵌合しているガイドレール54の前方側に、第2のスライダ62が嵌合している。この第2スライダ62にブラケット64が取り付けられ、前記フレーム18に形成されたU字状の溝を貫通して、前記誘い込みガイド12の支持フレーム60に取り付けられている。前記プッシャ駆動用のサーボモータ48(以下、第1サーボモータと呼ぶ)が取り付けられている取付プレート46に、誘い込みガイド駆動用のサーボモータ66(以下、第2サーボモータと呼ぶ)が固定されており、この第2サーボモータ66の出力軸68に揺動レバー70の一端が連結されている。さらに、この揺動レバー70の他端に、連結ロッド72の一端が相対回動可能に連結され、この連結ロッド72の他端が前記第2スライダ64に連結されている。従って、第2サーボモータ66の作動によって連結ロッド72を図2の左右方向に進退動させることにより、第2スライダ62をガイドレール54に沿って進退動させ、前記誘い込みガイド12を、規制ガイド6の前面の位置(図1の実線で示す位置)からケースコンベヤ28上のケース8の直前の位置(同図に想像線で示す位置)までの間で進退動させる。
誘い込みガイド12が取り付けられている支持フレーム60の後部寄りに、連結部材60a、60bを介して、規制ガイド6を構成する前記一対のガイド部材6A、6Bの中央部側端部6Ab、6Bbがそれぞれ連結されている。両ガイド部材6A、6Bは、外方側の端部6Aa、6Baがそれぞれカムフォロア24、26を介して、フレーム18に固定された溝カム20a、22a内に係合しており、このカムフォロア24、26を中心にして中央部側の端部6Ab、6Bbが回動できるようになっている。従って、前述のように誘い込みガイド12がケース8の方向に前進すると、この誘い込みガイド12の支持フレーム60に連結されている両ガイド部材6A、6Bの中央部6Ab、6Bbが、誘い込みガイド12とともに図1の左方へ前進し、これらガイド部材6A、6Bが、その中央部側端部6Ab、6Bbを図1の左方へ向けた状態に傾斜する(図1中に想像線で示す下方側のガイド部材6B参照)。なお、このときには、両ガイド部材6A、6Bの外側端部6Aa、6Baに取り付けられているカムフォロア24、26が、長孔20a、22a内で回転するとともに、長孔20a、22a内を中央部方向に移動する。
前記折り込みプッシャ10、規制ガイド6および誘い込みガイド12等からなる能書挿入装置1の上方に、能書供給装置2が設けられている。能書供給装置2は、下流側(図1の左方)の駆動プーリー74と上流側の従動プーリー(図示せず)に掛け回された搬送ベルト76に等間隔で係合爪78が設けられた能書供給コンベヤ80を備えており、図示しない能書マガジンから取り出された能書4を1枚づつ各係合爪78に係合させて搬送する。さらに、規制ガイド6の上方に一対の送りベルト82、84が配置されている。この送りベルト82、84は、多数のローラ86に掛け回された下方ベルト82と、この下方ベルト82に沿って同方向に走行する上方ベルト84とを有しており、前記供給コンベヤ80から送られた能書4をこれら上下のベルト82、84間に挟持して搬送し、下方に直立した状態で配置されている規制ガイド6内に送り込む。
以上の構成に係る能書挿入装置1の作動について、前記図1ないし図3、および図4、図5により説明する。図示しない能書マガジン内に収容されている多数の能書4が一枚ずつ取り出されて能書供給コンベヤ80の搬送ベルト76に載せられ、係合爪78に後端を押されて搬送される。この能書4は、先端が上下の送りベルト84、82間に挿入され、両ベルト84,82に挟持されて送られ、直立した状態の規制ガイド6の上端6Aaの開口部から投入される。規制ガイド6は、上方側のガイド部材6Aと下方側のガイド部材6Bが上下に一直線の状態になっており、上方側ガイド部材6Aの上端6Aaの開口部から投入された能書4は、そのまま規制ガイド6(上方ガイド部材6Aおよび下方ガイド部材6B)内を落下して下端部が、下方側ガイド部材6Bのストッパ16に当たり停止する。図4に示すように、一直線の状態の規制ガイド6に保持された能書4は、その長手方向の中央部4aが、上下一対のガイド部材6A、6Bの互いに向かい合う中央部側端部6Ab、6Bbの間に位置している。なお、請求項1に記載した「能書の長手方向の中央部」とは、必ずしも能書4の長手方向の両端部から等距離にある部分を指すのではなく、両端部の間に折り曲げ部が位置していることを意味するものであり、例えば、一方の端部から3分の1の部分を折り曲げる場合も含むものである。
能書供給装置2から規制ガイド6内に能書4が供給されて保持された状態(図4に示す状態)の時には、折り込みガイド10の先端が能書4の中央部4aの背後に接近した位置に停止している。また、誘い込みガイド12も最も後退した位置に停止している。このように誘い込みガイド12が最も後退しているので、その支持フレーム60に連結されている両ガイド部材6A、6Bの中央部側の端部6Ab、6Bbが最も後退した状態になっている。一方、ケースコンベヤ28は、すでに製品30が収容されたケース8を搬送し、ケース8の開口部を前記誘い込みガイド12の方向を向けた状態で停止させる。ケース8内に収容された製品30の上部には、能書4を挿入するためのスペース8aが設けられており、誘い込みガイド12の先端12a側開口部は、このケース8内の前記スペース8aに対向している。
図4に示す状態から、第1サーボモータ(折り込みプッシャ駆動用モータ48)および第2サーボモータ(誘い込みガイド駆動用サーボモータ66)を作動させて、折り込みプッシャ10と誘い込みガイド12を前進させる(図4の左方へ移動させる)。誘い込みガイド12が前進すると、その支持フレーム60に連結されている上下一対のガイド部材6A、6Bの中央部側端部6Ab、6Bbが、誘い込みガイド12と一体的に前進する。折り込みプッシャ10が前進すると、その先端が、上下のガイド部材6A、6Bの中間位置で、能書4の折り曲げ部である長手方向の中央部4aに当接して両ガイド部材6A、6Bの間から押し出していく。例えば、上下のガイド部材が直線状のままで、その中央部からプッシャによって能書を押し出していくと、能書が各ガイド部材の中央部側の端部に急角度で擦られる状態になってしまい、傷付いたり皺がよる等の問題が発生するが、この実施例では、図5に示すように、折り込みプッシャ10が能書4を押し出すにつれて、この能書4を保持している規制ガイド6(上方側ガイド部材6Aと下方側ガイド部材6B)がその中央部側端部6Ab、6Bbを前方側に向けたV字状に傾斜するので、規制ガイド6から能書4に余分な力が掛かることがなく、傷付くことがない。しかも、能書4がスムーズに中央部4aから折り曲げられてケース12内に挿入される。
誘い込みガイド12は、先端部12aがケース8の開口部の直前まで前進した位置で停止する。一方、誘い込みガイド12の後方から前進してきた折り込みプッシャ10は、そのまま前進を続け、能書4を折り曲げつつ誘い込みガイド12を通過して能書4とともにケース8内に進入する。折り込みプッシャ10が前進端(図5の符号10Aで示す位置)まで移動すると、この位置で停止して後退を開始する。折り込みプッシャ10の上下の面に重なるように折られている能書4は、後退する折り込みプッシャ10とともに後退しようとするが、後端部側がケース12の開口部の直前に停止している誘い込みガイド12の先端12aの開口部に当たるため、ケース8から出ることはない。折り込みプッシャ10が誘い込みガイド12内まで戻ると、停止していた誘い込みガイド12も後退を開始し、次の能書4の挿入動作を行う待機位置(図4に示す位置)まで戻って停止する。以後、同様の作動によって製品30が収容されたケース8内に、能書4を折り曲げた状態で挿入する。
能書挿入装置および能書供給装置の正面図である。(実施例1) 能書挿入装置の平面図である。 図1に示す能書挿入装置の右側面図である。 能書挿入装置の作動を説明する図であり、能書が供給されて作動を開始する直前の状態を示す図である。 プッシャによって能書を押圧してケース内に挿入する動作を説明する図である。
符号の説明
4 能書
4a 能書の長手方向の中央部
6 規制ガイド
6A ガイド部材
6Ab ガイド部材の中央部側端部
6B ガイド部材
6Bb ガイド部材の中央部側端部
8 ケース
10 プッシャ(折り込みプッシャ)
12 誘い込みガイド
20a 溝カム
22a 溝カム
24 カムフォロア
26 カムフォロア
48 プッシャ駆動手段(サーボモータ)
60 誘い込みガイドの支持フレーム
66 誘い込みガイド駆動手段(サーボモータ)

Claims (3)

  1. 供給される能書の長手方向の中央部を挟んで両側を一対のガイド部材によって保持する規制ガイドと、前記両ガイド部材に保持されている能書の長手方向のほぼ中央部に当接可能に配置されたプッシャと、このプッシャを進退動させるプッシャ駆動手段とを備え、
    前記一対のガイド部材の互いに向かい合う中央部側をプッシャの前進方向に向けて傾斜可能に構成し、
    両ガイド部材を傾斜させた状態で、プッシャを前進させることにより能書をケース内に挿入することを特徴とする能書挿入装置。
  2. 前記規制ガイドを挟んで、プッシャと対向する側に配置された誘い込みガイドと、この誘い込みガイドを進退動させる誘い込みガイド駆動手段とを設け、前記プッシャを前進させる際に、前記誘い込みガイドも前進させることを特徴とする請求項1に記載の能書挿入装置。
  3. 各ガイド部材の前記中央部側の一端を、誘い込みガイドの支持フレームに回転可能に連結するとともに、他端を前記支持フレームと別に設けられた溝カム内にカムフォロアを介して取り付け、誘い込みガイドの前進に伴って前記各ガイド部材を傾斜させることを特徴とする請求項2に記載の能書挿入装置。
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