JP2020105013A - 連続紙折畳み装置、連続紙折畳み方法及び画像記録装置 - Google Patents

連続紙折畳み装置、連続紙折畳み方法及び画像記録装置 Download PDF

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Tsutomu Takai
勉 高井
尚之 藤本
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尚之 藤本
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Abstract

【課題】搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙の折目が、本来の折方向と反対方向に折れることを抑制する。【解決手段】搬送方向と直交する方向の複数の折目84を備える連続紙82が折目84で交互に折られた状態で積層されるスタッカ44を有する。スタッカ44の上方には、連続紙82を搬送可能に保持しつつ、積層された連続紙82の2箇所の折位置86A、86Bの間で移動し折目84を折位置に交互に案内する案内部材(スイングガイド46)を有する。さらに、2箇所の折位置のそれぞれにおいてスタッカ44に向けて連続紙82を積層方向に押す押え部材(折畳みガイド48)を有する。そして、連続紙82への画像記録の終了後に、スタッカ44上における連続紙82の後端折目の反対の折位置側へ案内部材を移動させる。この移動を行いながら、後端折目において押え部材で連続紙82を押して保持する。その後、案内部材を後端折目の前記折位置側へ移動させる。【選択図】図2

Description

本願の開示する技術は連続紙折畳み装置、連続紙折畳み方法及び画像記録装置に関する。
連続用紙の送り出し方向を折目に併せてスイングさせながら連続用紙をスタッカへ送り出すスイング機構と、スタッカ内に積み重なった連続用紙の折目を上から押すガイドと、を有するプリンタがある。
国際公開WO2018/146798号公報
上記のプリンタでは、さらに、スイング機構から送り出された直後の連続用紙の折目がガイドの可動範囲に入ったタイミングで、ガイドに折目を推す動作を開始させる駆動機構を備えている。
ところで、画像記録後の連続用紙がスタッカ上で折畳まれた状態で、折畳まれた部分の後端(連続紙の搬送方向の後端)の次の折目(以下「次折目」という)は、まだ完全には折られてはいない。このように次折目が完全に折られていない状態では、本来の折方向とは反対方向に折れる可能性がある。
本願の開示技術は、1つの側面として、搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙の折目が、本来の折方向と反対方向に折れることを抑制することが目的である。
本願の開示する技術では、搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙が折目で交互に折られた状態で積層されるスタッカを有する。スタッカの上方には、連続紙を搬送可能に保持しつつ、積層された連続紙の2箇所の折位置の間で移動し折目を折位置に交互に案内する案内部材を有する。さらに、2箇所の折位置のそれぞれにおいてスタッカに向けて連続紙を積層方向に押す押え部材を有する。そして、連続紙への画像記録の終了後に、スタッカ上における連続紙の後端折目の反対の折位置側へ案内部材を移動させる。この移動を行いながら、後端折目において押え部材で連続紙を押して保持する。その後、案内部材を後端折目の前記折位置側へ移動させる。
本願の開示する技術では、1つの側面として、搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙の折目が、本来の折方向と反対方向に折れることを抑制できる。
図1は第一実施形態の画像記録装置を示す断面図である。 図2は第一実施形態の連続紙折畳み装置を示す正面図である。 図3は第一実施形態の連続紙折畳み装置を示す正面図である。 図4は第一実施形態の連続紙折畳み装置を示す正面図である。 図5は第一実施形態の連続紙折畳み装置を示す正面図である。 図6は第一実施形態の連続紙折畳み装置を示す正面図である。 図7は第一実施形態の連続紙折畳み装置を示す正面図である。 図8は第二実施形態の連続紙折畳み装置を示す正面図である。 図9はスイング板の回転角度と連続紙の折目の間隔との関係を示すグラフである。
第一実施形態の連続紙折畳み装置42と、この連続紙折畳み装置42を備えた画像記録装置22について、図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態では、連続紙82として、長尺状に形成され、長尺方向と直交する方向の複数の折目84が、長尺方向に一定間隔を開けて形成された連続紙82を挙げる。この連続紙82は、図1に示す画像記録装置22において、長尺方向に搬送されながら、画像記録部30によって画像が記録される。
図1に示すように、画像記録装置22は、筐体24を有している。筐体24の内部には、収容部26が設けられている。収容部26には、画像記録前の連続紙82が、折目84で交互に折られて重ねられた状態で収容されている。
筐体24の内部には、搬送部材28及び画像記録部30が設けられている。搬送部材28は、たとえば、連続紙82を挟持し所定の搬送方向に搬送する搬送ローラ32と、連続紙82を搬送方向の一定範囲に亘って平面状に支持する支持板34と、を有している。そして、図示しないモータからの駆動力で搬送ローラ32を回転させて連続紙82を搬送しながら、画像記録部30によって連続紙82に所望の画像を記録することができる。画像記録部30による画像記録の方式は特に限定されず、たとえば、インクジェット方式や、静電写真方式、感圧・感熱方式等を採用することができる。
さらに筐体24内には、連続紙折畳み装置42が設けられている。図2〜図7にも詳細に示すように、連続紙折畳み装置42は、スタッカ44、スイングガイド46、折畳みガイド48及び制御装置50(図1参照)を有する。スイングガイド46は案内部材の一例であり、折畳みガイド48は押え部材の一例である。
スタッカ44は、水平な板状の部材である。スタッカ44の上には、折目84で交互に折込まれて積層された状態の連続紙82が載せ置かれる。このように折目84で折込まれて積層された状態の連続紙82では、図2における左右2箇所が、折位置86A、86Bとなっている。
スタッカ44は、昇降用アクチュエータ52によって、昇降(上下方向の移動)が可能とされている。このようにスタッカ44が昇降することで、積層された連続紙82の上端82Tの位置を一定に維持することが可能である。
スタッカ44の昇降は、たとえば、図示しないセンサによって連続紙82の積層高さを検出し、この検出結果に基づいて、制御装置50が昇降用アクチュエータ52を駆動することで昇降させる構造を採り得る。連続紙82の積層高さは、連続紙82において画像記録を行った部分の長さと折目84の間隔から、積層された連続紙82の積層枚数を制御装置50で算出し、この積層枚数と連続紙82の厚みとを積算することで推定することも可能である。あるいは、連続紙82の積層高さを検出することなく、スタッカ44を所定のバネ特性のバネで支持し、このバネのバネ力と積層された連続紙82から作用する力によって、連続紙82の積層の上端82Tの位置を一定に維持する構造でもよい。
スタッカ44の上方には、スイングガイド46が設けられている。スイングガイド46は、上端56A側が第一軸54を中心として回転するスイング板56を有している。第一軸54は、スタッカ44と平行であり、連続紙82の積層方向(矢印A1方向)に見て、2箇所の折位置86A、86Bの中間に位置している。第一軸54には、スイング板56がスタッカ44に向けて、すなわち下方に向けて延在されて取り付けられている。
スイング板56の下端56B側(スタッカ44に近い側)には、一対のガイド板58が設けられている。ガイド板58の間は、連続紙82の厚みよりも広い間隙GPである。連続紙82は、間隙GPに挿通されることで、図2における左右方向のブレが抑制されながら、長尺方向に搬送される。本実施形態では、間隙GPが下方に向かって徐々に狭くなるようにガイド板58が傾斜されている。
スイング板56は、スイング用アクチュエータ60によって回転するようになっている。スイング板56は、この回転により、スイング板56の下端56B側が、ガイド板58と共に、図2における左右に移動する。すなわち、ガイド板58は、2箇所の折位置86A、86Bの間で移動する。このガイド板58の移動のタイミング及び移動量は、たとえば、図示しないセンサによって連続紙82の折目84の位置を検出し、この検出結果に基づいて、制御装置50が図示しないモータを駆動することで調整できる。
具体的には、連続紙82の折目84が、2箇所の折位置86A、86Bのいずれかに振られるように、スイング板56のスイングのタイミング及び移動量が制御装置50で制御される。したがって、スイングガイド46は、スタッカ44の上方で連続紙82を搬送可能に保持しつつ、連続紙82の複数の折目84を2箇所の折位置86A、86Bのいずれかへと交互に案内する部材である。
スイング板56の上端56Aから下端56Bまでの長さは、スタッカ44上に積層された連続紙82の上端82Tに接触しない長さに設定されている。すなわち、スイング板56が第一軸54を中心としてスイングしても、スイング板56及びガイド板58が、スタッカ44上に積層された連続紙82に接触することはない。
スタッカ44の側方(図2において幅方向の2箇所の折位置86A、86Bよりも左右外側の位置)には、折畳みガイド48が設けられている。以下において、2つの折畳みガイド48を区別するときは、折畳みガイド48A、48Bとする。
折畳みガイド48のそれぞれは、一端64A側が第二軸62で保持され、この第二軸62を中心として回転する回転板64を有している。第二軸62は、スタッカ44と平行であり、矢印A1方向に見て、2箇所の折位置86A、86Bよりも外側に位置している。第二軸62には、回転板64が取り付けられている。
回転板64は、押さえ用アクチュエータ66によって回転するようになっている。回転板64は、この回転により、第二軸62から上方に起立した姿勢(起立姿勢SP、図2〜図4参照)と、スタッカ44の上方でスタッカ44と平行になった姿勢(押え姿勢PP、図5、6参照)とを採り得る。
回転板64は、起立姿勢SPでは、連続紙82に接触しない。これに対し、押え姿勢PPでは、回転板64はスタッカ44上に積層された連続紙82の上端82Tに接触し、連続紙82を積層方向に押す。これにより、連続紙82は、スタッカ44との間で部分的に保持される。
2つの折畳みガイド48の少なくとも一方は、その位置を幅方向に可変とされている。折畳みガイド48の位置をこのように幅方向に変化させることで、折目84の間隔が異なる連続紙82に対応して、積層状態の連続紙82を折位置86A、86Bで押えることができる。
折畳みガイド48の幅方向への移動は、たとえば、図示しないセンサによって折目84の間隔を検出し、この検出結果に対応して、図示しないモータ等を駆動して移動させることが可能である。あるいは、折目84の間隔に応じて、作業者が手動で折畳みガイド48を幅方向へ移動させてもよい。
次に、本実施形態の作用及び、連続紙折畳み方法について説明する。
本実施形態の画像記録装置22では、連続紙82が搬送ローラ32で搬送されながら、画像記録部30によって画像記録される。このように画像記録された連続紙82は、連続紙折畳み装置42によって、スタッカ44上において、折目84ごとに交互に折られた状態で積層される。具体的には、スイングガイド46によって、折目84を折位置86A、86Bのいずれかへ案内する。また、これに同期して、折畳みガイド48A、48Bのいずれかの回転板64を、起立姿勢SPから押え姿勢PPへ回転させて、積層方向に連続紙82を押え、折目84において確実に連続紙82が折込まれるようにする。
連続紙82は長尺状であるため、連続紙82の途中位置で一時的に画像記録が終了することがある。この状態では、図2又は図3に示すように、スイングガイド46のスイング板56は中央位置CPにある。また、2つの折畳みガイド48の回転板64はいずれも起立姿勢SPにある。
画像記録が一時的に終了した状態で、スタッカ44上に積層された連続紙82において、積層された部分の後端に位置する折目を、以下では後端折目84Eという。そして、この後端折目84Eよりも、搬送方向下流側で次に位置する折目84を次折目84Nという。次折目84Nは、積層された連続紙82の上端82Tとガイド板58の間に位置している。
図2に示す例は、次折目84Nに、適正な方向の折れが生じようとしている状態である。適正な方向とは、そのままの折方向で、スタッカ44上に折畳まれる折方向である。
これに対し、図3に示す例は、次折目84Nが、適正でない方向に折れようとしている状態である。
本実施形態では、制御装置50は、画像記録が一時的に終了した後、スタッカ44上に積層された連続紙82における長尺方向の後端に位置する折目(以下「後端折目84E」という)の反対側に位置する折位置86Aに向けて、スイングガイド46の移動を開始させる。図4に示す例では、幅方向左側の折位置86Aに後端折目84Eが位置しているので、スイングガイド46は、反対側の折位置86Bに向けて、矢印R1方向へ移動されている。これにより、連続紙82においてスイングガイド46に保持された部分も、折位置86B側に移動し始める。
次に、図5に示すように、制御装置50は、スイングガイド46のスイング板56が折位置86Bへ向けて最大の移動量に達する前に、後端折目84Eに対応する折畳みガイド48(図5に示す例では幅方向左側の折畳みガイド48A)の回転板64を回転させ、押え姿勢PPとする。後端折目84Eの位置では、積層された連続紙82が回転板64で押えられ、回転板64とスタッカ44の間に保持される。このように回転板64が押え姿勢PPへ回転する間にも、スイング板56は折位置86Bに向けて移動する。
これにより、後端折目84Eとスイングガイド46のガイド板58との間に位置する次折目84Nが、後端折目84Eの反対側の折位置86Bへ案内され始める。
たとえば、図3及び図4に示す例では、後端折目84Eとスイングガイド46との間に位置する折目(次折目84N)が、本来の折方向である折位置86B側ではなく、その反対の折方向である折位置86A側へ折れようとしている例である。しかし、このような場合でも、後端折目84Eの反対側へのスイングガイド46の移動と、後端折目84Eにおいて連続紙82を押す動作とを行うことで、図5に示すように、次折目84Nは、本来の折方向である折位置86B側へ折れ始める。
さらに図5に矢印R2で示すように、制御装置50は、スイングガイド46のスイング板56を、折位置86Aに向けて移動させる。そして、図6に示すように、スイング板56が中央位置CPに戻る。この状態では、本来的な折方向へ折れ始めていた次折目84N(図5参照)は、より鋭角的に(折れの角度が小さくなるように)適正な折方向へ折込まれる。
さらに、制御装置50は、図7に示すように、折位置86A側の折畳みガイド48の回転板64を、起立姿勢SPへ回転させる。これにより、連続紙82は折畳みガイド48によって押えられなくなるが、次折目84Nでは、本来的な折方向に既に折られており、この状態を維持できる。すなわち、本実施形態では、連続紙82の次折目84Nが、本来的な折方向と反対方向に折れることを抑制できる。
なお、上記では、スイングガイド46が折位置86Bへ向けて最大の移動量に達する前に、後端折目84Eに対応する折畳みガイド48の回転板64を回転させ、押え姿勢PPとする例を挙げた。これに対し、図8に示すように、スイングガイド46が折位置86Bへ向けて最大の移動量に達するまでは折畳みガイド48の回転板64を起立姿勢SPに維持してもよい。この場合は、スイングガイド46が最大の移動量に達した後に回転板64を回転させて押え姿勢PPとする。図5に示す動作では、図8に示す動作と比較して、スイングガイド46が折位置86Bへ向けて最大の移動量に達する前に、回転板64を押え姿勢PPとしている。このように、後端折目84Eから次折目84Nまでの間に位置する連続紙82を積層方向に押えることで、次折目84Nを本来的な折方向に確実に折る効果が高い。
上記実施形態では、スタッカ44上に積層された連続紙82の折位置86A、86Bの間隔が、折目84の間隔と同じである。そして、制御装置50は、記録後に後端折目84Eの反対側へ移動させるスイングガイド46の移動量を、折目84の間隔に合わせて設定できる。たとえば、図9に示すように、折目84の間隔に合わせてスイングガイド46の移動量を線型で(一次関数的に)増加させてもよい。これにより、積層状態の折位置86A、86Bの間隔が広い場合であっても、次折目84Nに近い位置までスイングガイド46を移動させるので、連続紙82の次折目84Nが、本来的は折方向と反対方向に折れることを効果的に抑制できる。
なお、折目84の間隔に対応したスイングガイド46の移動量は、図9に示した一次関数的な関係に限られない。
上記では、移動部材の一例として、スイングガイド46を挙げている。スイングガイド46は、第一軸54を中心として回転するので、簡単な構造で、2箇所の折位置86A、86Bの間で移動する構造を実現できる。
移動部材としては、このように軸を中心として回転する構造に限らず、たとえば、幅方向にスライドする構造でもよい。スライドする構造では、スタッカ44上に積層された連続紙82の上端82Tとの距離を一定に維持できる。
移動部材(スイングガイド46)は、一対のガイド板58を有しており、ガイド板58の間隙GPに、連続紙82が搬送可能に挿通される。ガイド板58は、連続紙82の厚み方向の両側に位置するので、連続紙82を折位置86Aと折位置86Bのいずれに対しても確実に案内できる。
特に、一対のガイド板58の間隙GPは、下方に向かって徐々に狭くなっている。このため、スイングガイド46の移動に連続紙82が直ちに追従して、折位置86Aと折位置86Bのいずれかに向けて案内される。本実施形態のように、連続紙82への画像記録終了後にスイングガイド46を後端折目84Eの反対側の折位置に移動させる構造では、スイングガイド46の移動の初期段階から、連続紙82を折位置に案内できることとなる。このため、連続紙82の次折目84Nが、本来的な折方向と反対方向に折れることを抑制する効果を高く発揮できる。
上記では、折畳みガイド48は押え部材の一例である。折畳みガイド48は、第二軸62を中心として回転する回転板64を有している。回転板64を、第二軸62を中心として回転させる簡単な構造で、連続紙82を押える姿勢(押え姿勢PP)と、連続紙82に接触しない姿勢(起立姿勢SP)の切替が可能である。
上記では、スタッカ44が昇降可能であり、昇降により、積層された連続紙82の上端82Tの位置を一定に維持できる。そしてこれにより、押え部材によって、連続紙82の上端82Tを確実に押え構造を実現できる。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本明細書は、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙が前記折目で交互に折られた状態で積層されるスタッカと、
前記スタッカの上方で前記連続紙を搬送可能に保持しつつ、積層された前記連続紙の2箇所の折位置の間で移動し前記折目を前記折位置に交互に案内する案内部材と、
2箇所の前記折位置のそれぞれにおいて前記スタッカに向けて前記連続紙を積層方向に押す押え部材と、
前記連続紙への画像記録の終了後に、前記スタッカ上における前記連続紙の後端折目の反対の前記折位置側へ前記案内部材を移動させながら前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押して保持した後、前記案内部材を前記後端折目の前記折位置側へ移動させる制御装置と、
を有する連続紙折畳み装置。
(付記2)
前記制御装置は、前記画像記録の終了後に前記後端折目の反対側へ前記案内部材を移動させる動作を、前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押す動作よりも先に開始する付記1に記載の連続紙折畳み装置。
(付記3)
前記制御装置は、前記後端折目の反対側へ前記案内部材を移動させる移動量を、前記折目の間隔にあわせて設定する付記1又は付記2に記載の連続紙折畳み装置。
(付記4)
前記案内部材が、前記スタッカの上方の第一軸を中心としてスイングするスイング部材を含む付記1〜付記3のいずれか1つに記載の連続紙折畳み装置。
(付記5)
前記スイング部材が、前記第一軸よりも前記スタッカ側で前記連続紙が挿通される間隙をなす一対のガイド板を有する付記4に記載の連続紙折畳み装置。
(付記6)
前記押え部材が、前記折位置よりも前記スタッカの側方の第二軸を中心として回転する回転板を有する付記1〜付記5のいずれか1つに記載の連続紙折畳み装置。
(付記7)
前記スタッカが、前記連続紙の積層方向に昇降することで、前記連続紙の積層部分の上端位置を一定に維持する付記1〜付記6のいずれか1つに記載の連続紙折畳み装置。
(付記8)
搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙を前記折目で交互に折られた状態でスタッカに積層し、
前記スタッカの上方で、案内部材によって前記連続紙を搬送可能に保持しつつ、積層された前記連続紙の2箇所の折位置の間で前記案内部材を移動させて前記折目を前記折位置に交互に案内し、
2箇所の前記折位置のそれぞれにおいて押え部材により前記スタッカに向けて前記連続紙を積層方向に押し、
前記連続紙への画像記録の終了後に、前記スタッカ上における前記連続紙の後端折目の反対の前記折位置側へ前記案内部材を移動させながら前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押して保持した後、前記案内部材を前記後端折目の前記折位置側へ移動させる、
連続紙折畳み方法。
(付記9)
搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙に画像を記録する画像記録部と、
前記画像記録部で画像が記録された前記連続紙が前記折目で交互に折られた状態で積層されるスタッカと、
前記スタッカの上方で前記連続紙を搬送可能に保持しつつ、積層された前記連続紙の2箇所の折位置の間で移動し前記折目を前記折位置に交互に案内する案内部材と、
2箇所の前記折位置のそれぞれにおいて前記スタッカに向けて前記連続紙を積層方向に押す押え部材と、
前記連続紙への画像記録の終了後に、前記スタッカ上における前記連続紙の後端折目の反対の前記折位置側へ前記案内部材を移動させながら前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押して保持した後、前記案内部材を前記後端折目の前記折位置側へ移動させる制御装置と、
を有する画像記録装置。
22 画像記録装置
30 画像記録部
42 連続紙折畳み装置
44 スタッカ
46 スイングガイド(案内部材の一例)
48 折畳みガイド(押え部材の一例)
50 制御装置
54 第一軸
56 スイング板(スイング部材の一例)
58 ガイド板
62 第二軸
64 回転板
82 連続紙
84 折目
84E 後端折目
84N 次折目
86A、86B 折位置

Claims (4)

  1. 搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙が前記折目で交互に折られた状態で積層されるスタッカと、
    前記スタッカの上方で前記連続紙を搬送可能に保持しつつ、積層された前記連続紙の2箇所の折位置の間で移動し前記折目を前記折位置に交互に案内する案内部材と、
    2箇所の前記折位置のそれぞれにおいて前記スタッカに向けて前記連続紙を積層方向に押す押え部材と、
    前記連続紙への画像記録の終了後に、前記スタッカ上における前記連続紙の後端折目の反対の前記折位置側へ前記案内部材を移動させながら前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押して保持した後、前記案内部材を前記後端折目の前記折位置側へ移動させる制御装置と、
    を有する連続紙折畳み装置。
  2. 前記制御装置は、前記画像記録の終了後に前記後端折目の反対側へ前記案内部材を移動させる動作を、前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押す動作よりも先に開始する請求項1に記載の連続紙折畳み装置。
  3. 搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙を前記折目で交互に折られた状態でスタッカに積層し、
    前記スタッカの上方で、案内部材によって前記連続紙を搬送可能に保持しつつ、積層された前記連続紙の2箇所の折位置の間で前記案内部材を移動させて前記折目を前記折位置に交互に案内し、
    2箇所の前記折位置のそれぞれにおいて押え部材により前記スタッカに向けて前記連続紙を積層方向に押し、
    前記連続紙への画像記録の終了後に、前記スタッカ上における前記連続紙の後端折目の反対の前記折位置側へ前記案内部材を移動させながら前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押して保持した後、前記案内部材を前記後端折目の前記折位置側へ移動させる、
    連続紙折畳み方法。
  4. 搬送方向と直交する方向の複数の折目を備える連続紙に画像を記録する画像記録部と、
    前記画像記録部で画像が記録された前記連続紙が前記折目で交互に折られた状態で積層されるスタッカと、
    前記スタッカの上方で前記連続紙を搬送可能に保持しつつ、積層された前記連続紙の2箇所の折位置の間で移動し前記折目を前記折位置に交互に案内する案内部材と、
    2箇所の前記折位置のそれぞれにおいて前記スタッカに向けて前記連続紙を積層方向に押す押え部材と、
    前記連続紙への画像記録の終了後に、前記スタッカ上における前記連続紙の後端折目の反対の前記折位置側へ前記案内部材を移動させながら前記後端折目において前記押え部材で前記連続紙を押して保持した後、前記案内部材を前記後端折目の前記折位置側へ移動させる制御装置と、
    を有する画像記録装置。
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