JP5741065B2 - 用紙後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機やプリンタ、複合機等の画像形成装置から排出される用紙の後処理を行う用紙後処理装置に関する。
従来、画像形成装置から排出される画像形成済みの用紙にステープル処理を行なう用紙後処理装置において、用紙はステープル処理前にステープルトレイ上に積載される。用紙サイズは大小様々あり、ステープルトレイは最大用紙サイズを積載できるだけの大きさが必要となる。後処理装置内におけるステープルトレイの占有スペースは大きく、ステープルトレイを縮小することは後処理装置の小型化に大きく寄与する。 後処理装置の小型化を目的として、ステープルトレイを搬送方向における最大用紙長よりも短くした公知技術として、特開2009・107772号公報、特開2007−084186号公報、特開平11・116121号公報に開示されたものがある。
特開2009・107772号公報には、ステープルトレイからはみ出した用紙を排紙トレイで支持する技術が開示されているが、ステープルトレイと排紙トレイの段差部にできる隙間で薄紙が座屈して排出不良を起こしたり、Z折り紙積載時に折り目が段差部に引っ掛かり、搬送方向の整合不良を生じる。
特開2007−084186号公報には、回転軸から下方に延在して用紙束側面に当接して整合する整合部材とを有し、整合部材は紙面に平行な姿勢と、紙面に直角な姿勢を選択可能である技術が開示されているが、回転軸から四方に延設された整合部材が1枚板から成るため、整合部材の回動スペースが必要となり、機械の小型化に対して障害となる。
特開平11・116121号公報には、排出手段の下流方向に突出、退避可能な案内部材が設けてあり、この案内部材がステープルトレイからはみ出した用紙を支持する技術が開示されているが、案内部材が退避する際の収納スペースを整合部材や排出手段が配置されたステープルトレイの下部に設ける必要があり、進退する機構や駆動構成が複雑となる。
本発明の課題は、上記課題を鑑み、排紙トレイ上において用紙を自動整合する整合部材がステープルトレイからはみ出した用紙の支持も兼ね、整合部材が折り畳み可能であることにより、簡単な構成でステープルトレイを縮小し、コンパクトな用紙後処理装置を提供することにある。
さらに詳細には、整合部材が分割ラインを境に折り畳まれることによって整合部材の回動軌跡を小さくし、回動する整合部材を逃がすためのスペースを大きく必要としないことを目的とする。
また、回転軸から離れた側の整合面の回り止め部を安価な構成で達成することを目的とする。
また、分割された整合部材のうち、回転軸から離れた側の第2整合板が回転軸に近い側の第1整合板よりも用紙束の側面側に突き出し、その第2整合板の整合面のみで排紙トレイ上の積載紙を整合することで、用紙束の側面の整合を精度良く行なうことを目的とする。
また、排紙トレイ上に積載された用紙の最上面の位置を検知して、整合部材で用紙束の側面を整合する時は積載された用紙束の最上面が整合部材の分割ラインよりも下方になるように排紙トレイの高さを調整し、第2整合板の整合面(例えば突き出ている側の整合面)のみで排紙トレイ上の積載用紙を整合することで、用紙束の側面の整合を精度良く行なうことを目的とする。
また、整合部材の姿勢切り替え回数を減らし、当該用紙後処理装置の消費電力を削減して省電力化に貢献することを目的とする。
請求項1の用紙後処理装置は、ステープル処理が可能な用紙後処理装置において、画像形成装置の排紙部より排紙されるコピー済み用紙を積載するステープルトレイと、前記ステープルトレイ上の用紙を排出する排出手段と、前記ステープルトレイの下流に設けられ、前記排出手段で排出された用紙を積載する排紙トレイと、搬送方向に伸びた回転軸から下方に延在し、整合面を前記排紙トレイ上の用紙束の側面に当接して用紙を整合する整合部材と、前記回転軸を中心として前記整合部材を回動し、該整合部材を前記排紙トレイ上の用紙の紙面に平行な姿勢と直角な姿勢とに選択的に切り替え可能な駆動制御手段と、を備え、前記整合部材は、搬送方向と平行な分割ラインで分割された、回転軸に近い側の第1整合板と、回転軸から離れた側の第2整合板とから構成されるとともに、前記第2整合板は前記第1整合板に分割ラインで軸支され、前記駆動制御手段が回転軸を中心として前記整合部材を回動させると、前記第1整合板と第2整合板とが前記分割ラインを境に折り畳まれることを特徴とする。
請求項2の用紙後処理装置は、請求項1に記載の用紙後処理装置であって、前記第1整合板と第2整合板が平面状に展開した位置で、第1整合板に対する第2整合板の用紙と反対側への回動を規制する回り止め部を前記分割ラインに設けたことを特徴とする。
請求項3の用紙後処理装置は、請求項1または2に記載の用紙後処理装置であって、前記第2整合板の前記整合面が前記第1整合板よりも用紙束の側面側に突き出ていることを特徴とする。
請求項4の用紙後処理装置は、請求項2または3に記載の用紙後処理装置であって、前記排紙トレイ上に積載された用紙の最上面の位置を検知する検知手段と、前記排紙トレイを上下方向に昇降する昇降手段とを有し、前記整合部材で用紙束の側面を整合する時は積載された用紙束の最上面が整合部材の前記分割ラインよりも下方になるように排紙トレイの高さを調整する高さ制御手段を有することを特徴とする。
請求項の画像形成装置は、請求項1乃至のいずれか一項に記載の用紙後処理装置に連結可能で、該用紙後処理装置へ用紙を送る画像形成装置であって、前記整合部材の姿勢を切り替える前記駆動制御手段にコントロール用の情報を出力可能なことを特徴とする。
請求項1の用紙後処理装置によれば、整合部材は搬送方向と平行なラインで第1整合板と第2整合板とに分割されており、回転軸から離れた側の第2整合板は回転軸に近い側の第1整合板に分割ラインで軸支され、回転軸を中心として整合部材を回動させると、第1整合板と第2整合板とが分割ラインを境に折り畳まれることによって整合部材の回動軌跡を小さくし、回動する整合部材を逃がすためのスペースを大きくとる必要がなくなる。
請求項2の用紙後処理装置によれば、請求項1の効果に加えて、分割ラインに設けた例えば凸部からなる回り止め部のみで第2整合板の回り止めを行なうことができ、別途追加部品が発生せず、安価な用紙後処理装置を提供することができる。
請求項3の用紙後処理装置によれば、請求項1または2の効果に加えて、回転軸から離れた側の第2整合板の整合面が、回転軸に近い側の第1整合板よりも用紙束の側面側に突き出ており、突き出ている側の整合面のみで排紙トレイ上の積載用紙を整合することで、用紙束の側面の整合を精度良く行なうことができる。
請求項4の用紙後処理装置によれば、請求項2または3の効果に加えて、排紙トレイ上に積載された用紙の最上面の位置を検知する検知手段と、排紙トレイを上下方向に昇降する昇降手段とを有し、整合部材で用紙束の側面を整合する時は積載された用紙束の最上面が整合部材の分割ラインよりも下方になるように排紙トレイの高さを調整する高さ制御手段を有し、第2整合板の整合面(例えば突き出ている側の整合面)のみで排紙トレイ上の積載用紙を整合することで、用紙束の側面の整合を精度良く行なうことができる。
請求項の画像形成装置によれば、整合部材の姿勢を切り替える駆動制御手段にコントロール用の情報を出力可能なので、用紙後処理装置と連携して請求項1乃至のいずれか一項の効果が得られる。
本発明の一実施形態の用紙後処理装置の概略説明図である。 第1実施例における用紙を排紙トレイ上に落下させる状態と整合時の状態を示す図である。 第1実施例における整合部材の折り畳まれる状態と整合時の状態を示す図である。 第2実施例における整合時の状態を示す図である。 第3実施例における整合時の状態を示す図である。 第4実施例における排紙トレイを含む排紙部を示す図である。
以下、本発明の用紙後処理装置及び画像形成装置の実施形態について説明する。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図1は本発明の一実施形態の用紙後処理装置Aの概略説明図である。この実施形態の用紙後処理装置Aは、画像形成装置Bから排出されてきた画像形成済みの用紙Pを受け入れる導入経路1と、導入経路1で受け入れた用紙Pを搬送する搬送経路2と、ソートモード時のシフト処理やステープル処理を行う処理経路3とを有する。
導入経路1には入口センサ11、入口ローラ12が配置され、入口センサ11は用紙Pが用紙後処理装置A内へ搬入されたことを検知する。搬送経路2には搬送ローラ21,22、搬送センサ23が配置され、これらを経て処理経路3へと用紙Pは搬送される。ソートモード時は、シフト機構を有する搬送ローラ21が図示しない駆動手段により、搬送中に搬送方向と直角方向に一定量移動することによって用紙Pは一定量シフトする。
処理経路3の終端位置には用紙Pの幅方向(図1の図面と直角な方向)へ進退するステープラ33が配置され、このステープラ33の排紙トレイ41側にステープルトレイ34が配置されている。さらに、処理経路3は、用紙Pの幅方向(図1の図面と直角な方向)に進退してステープルトレイ34上の用紙Pの整合を行うジョガーフェンス35、戻しコロ36、基準フェンス37、排紙センサ38などを有する。搬送経路2に搬送されてきた用紙はステープルトレイ34上に排出され、ジョガーフェンス35によって幅方向位置を揃えられる。また、戻しコロ36は振り子運動を行って用紙に当接し基準フェンス37に用紙後端を突き当てることで用紙束の縦方向位置を揃える。
排紙トレイ41への排出口部には、「排出手段」としての排紙ローラ31と従動ローラ32とが配設されている。この排紙ローラ31と従動ローラ32は、用紙又は用紙束を挟持して排出する対構造となっている。すなわち、排紙ローラ31に対する従動ローラ32を備えた排出ガイドの接離動作により、排紙ローラ31と従動ローラ32で用紙又は用紙束を挟持して排出可能な閉状態と、排紙ローラ31と従動ローラ32で挟持しない開状態とを選択的に取り得るようになっており、用紙Pのシフト動作が完了した後、ステープルトレイ34上の用紙を挟持して排紙トレイ41へ排出する。
(第1実施例)図2及び図3は排紙トレイ41を含む「排紙部」の第1実施例を示す図であり、図1のC矢視図である。ステープルトレイ34の下流に配置された整合部材101,102は、排紙トレイ41の上方で搬送方向に伸びた回転軸101a,102aから下方に延在されている。また、整合部材101,102は、回転軸101a,102aと平行な分割ライン101b,102bを境に分割された第1整合板1011,1021と第2整合板1012,1022とで構成されている。第2整合板1012,1022は分割ライン101b,102bで軸支されており、第1整合板1011,1021に対して回動できるよう取り付けられている。
また、整合部材101,102は、回転軸101a,102aにおいて図1に示す駆動部10aに取り付けられている。駆動部10aはコントローラ10bと共に駆動制御手段10を構成している。駆動部10aは整合部材101,102を回転軸101a,102aを中心として回動する機構と、回転軸101a,102aを違いに接離するように平行移動する機構を備えている。そして、これらの機構の動作はコントローラ10bにより制御され、整合部材101,102を排紙トレイ41上の用紙の紙面に平行な姿勢と直角な姿勢とに選択的に切り替え可能となっている。
以上の構成により、用紙長がステープルトレイ34よりも短い場合は、整合部材101,102が用紙Pの紙面に直角な姿勢(図2,図3の実線)にあり、排紙トレイ41上に積載された用紙束の整合動作のみを行なう。用紙長がステープルトレイ34よりも長い場合は、用紙Pがステープルトレイ34上に導入される以前から整合部材101,102は用紙Pの紙面に平行な姿勢(図2,図3の2点鎖線)にあり、ステープルトレイ34の下流端からはみ出した用紙Pを支持する。
揃えられた用紙束は、端綴じモード時はステープラ33が幅方向(図1の図面と直角な方向)に移動して用紙束の下縁部の適所をステープルすることにより綴じられ、排紙ローラ31と従動ローラ32が挟持することにより下流に向かって搬送される。用紙Pの上流端が排紙センサ38を通過後、所定時間をおいて整合部材101,102を図2の矢印の方向に回動し、整合部材101,102上にある用紙Pを排紙トレイ41上に落下させる。整合部材101,102は用紙Pの紙面に直角な姿勢になった時点で回動をやめ、搬送方向と直角な方向に整合部材101,102を往復動作を繰り返して、整合面101A,102Aを用紙束Pの側部に当接させて用紙束Pを整合する。なお、第2実施例で一例を示すように、上記整合時には、第2整合板1012,1022が、第1整合板1011,1021に対して外側に開かないよう、動きを規制する回り止め部を有している。
また、第2整合板1012,1022が第1整合板1011,1021に対して分割ライン101b,102bで回動できるので、回転軸101a,102a周りに整合部材101,102を回動させるとき、図3の1点鎖線のように、第2整合板1012,1022の裏面が用紙P等の障害物に当接すると、分割ライン101b,102bを支点に第2整合板1012,1022が倒れ、小さく折り畳まれる。
(第2実施例)図4は排紙トレイ41を含む「排紙部」の第2実施例を示す図であり、図1のC矢視図である。この実施例では、第1整合板1011,1021の分割ライン101b,102bの付近から第2整合板1012,1022側に「回り止め部」としての凸部101c,102cを伸ばしている。この凸部101c,102cは第2整合板1012,1022の裏面に配置しする。そして、整合部材101,102が図4の矢印のよぷに移動して、第2整合板1012,1022の整合面101A,102Aに用紙Pが当接しても、凸部101c,102cは第2整合板1012,1022が外側に開かないよう、動きを規制する。すなわち、第1整合板1011,1021と第2整合板1012,1022が平面状に展開した位置で、第1整合板1011,1021に対する第2整合板1012,1022の用紙と反対側への回動を規制している。凸部101c,102cは第2整合板1021,1022側に設けてもよい。
この実施例でも、用紙長がステープルトレイ34よりも短い場合は、整合部材101,102が用紙Pの紙面に直角な姿勢(図4の実線)にあり、排紙トレイ41上に積載された用紙束の整合動作のみを行なう。また、用紙長がステープルトレイ34よりも長い場合は、用紙Pがステープルトレイ34上に導入される以前から整合部材101,102は用紙Pの紙面に平行な姿勢(図2,図3の2点鎖線と同様な姿勢)にあり、ステープルトレイ34の下流端からはみ出した用紙Pを支持する。
(第3実施例)図5は排紙トレイ41を含む「排紙部」の第3実施例を示す図であり、図1のC矢視図である。この実施例では、回転軸101a,102aから離れた側の第2整合板1012,1022が、もう一方の第1整合板1011,1021よりも紙面側に距離Dだけ突き出ている。突き出し量Dは例えば、0.5mm〜数mmに設定する。これにより、第2整合板1012,1022の整合面101A,102Aが確実に用紙Pに当接する。
(第4実施例)図6は排紙トレイ41を含む「排紙部」の第4実施例を示す図であり、図1と同方向から見た図である。なお、C矢視図は、図2及び図3と同様である。排紙トレイ41上付近には「検知手段」としてのフィラー42が設けられており、排紙トレイ41上に積載された用紙Pの中央付近位置に回動自由に配置され、フィラー42の先端は用紙Pの上面に接している。フィラー42の根元付近には、フィラー42の先端の高さ位置を検知する上面検知センサ(図示せず)があり、これらにより積載さらた用紙Pの紙面高さを検知している。上面検知センサは排紙トレイ41上に用紙Pが無い状態ではオフにあり、排紙トレイ41上の積載枚数が増えて用紙Pの上面が整合部材101,102の分割ライン101b,102b近辺まで達すると、上面検知センサがオンになる。
上面検知センサがオンになると、高さ制御手段20は排紙トレイ41を上下動させる昇降手段20aを制御して排紙トレイ41を下降させる。排紙トレイ41が下降し、用紙Pの上面が分割ライン101b,102bより下にさがると、上面検知センサがオフして高さ制御手段20は排紙トレイ41の下降を停止する。この動作を繰り返し、排紙トレイ41が規定のトレイ満杯高さまで達すると、当該用紙後処理装置Aから画像形成装置Bに停止信号を出し、システムの画像形成動作を停止させる。
参考例1)以上の各実施例において、用紙後処理装置Aが画像形成装置Bで設定されるモードに応じた制御例である参考例1を示す。例えば、使用頻度の高い後処理モードがストレート搬送の場合、用紙Pはステープルトレイ34をスルーして排紙トレイ41に排出される。この場合、駆動制御手段10は、整合部材101,102を紙面に直角な姿勢(例えば図4の実線の姿勢)に設定し、ストレート搬送のモードから他のモードに変更しなければ、整合部材101,102の姿勢の切り替え動作を行わない。これにより、電力消費を低く抑えることができる。
参考例2)以上の各実施例において、用紙後処理装置Aが画像形成装置Bで設定されるモードに応じた制御例である参考例2を示す。画像形成装置Bから駆動制御手段10に用紙サイズ情報が入力されると、この用紙サイズ情報を基に、用紙長とステープルトレイ34の長さを駆動制御手段10のコントローラ10bにて比較する。用紙長がステープルトレイ34よりも短い場合は、整合部材101,102を紙面に直角な姿勢(例えば図4の実線の姿勢)に維持し、姿勢の切り替え動作は行わない。これにより、電力消費を低く抑えることができる。
参考例3)以上の各実施例において、用紙後処理装置Aが画像形成装置Bで設定されるモードに応じた制御例である参考例3を示す。用紙Pが厚紙の場合は、ステープルトレイ34の下流端からはみ出した状態であっても、用紙自身のコシによってステープルトレイ34と略平行な姿勢を維持することができる。そこで、画像形成装置Bから駆動制御手段10に紙厚情報を入力する。駆動制御手段10のコントローラ10bは、画像形成装置Bから入手した用紙の紙厚情報を基に、紙厚情報と予め設定された閾値を比較し、紙厚が閾値以上に厚い場合は、整合部材101,102を紙面に直角な姿勢(例えば図4の実線の姿勢)に維持して姿勢の切り替え動作は行わない。これにより、電力消費を低く抑えることができる。
A 用紙後処理装置
B 画像形成装置
P 用紙
1 導入経路
2 搬送経路
3 処理経路
10 駆動制御手段
10a 駆動部
10b コントローラ
20 高さ制御手段
20a 昇降手段
34 ステープルトレイ
31 排紙ローラ(排出手段)
32 従動ローラ(排出手段)
33 ステープラ
41 排紙トレイ
42 フィラー(検知手段)
101,102 整合部材
101A,102A 整合面
101a,102a 回転軸
101b,102b 分割ライン
1011,1021 第1整合板
1012,1022 第2整合板
101c,102c 凸部(回り止め部)
特開2009・107772号公報 特開2007−084186号公報 特開平11・116121号公報

Claims (5)

  1. ステープル処理が可能な用紙後処理装置において、
    画像形成装置の排紙部より排紙されるコピー済み用紙を積載するステープルトレイと、 前記ステープルトレイ上の用紙を排出する排出手段と、
    前記ステープルトレイの下流に設けられ、前記排出手段で排出された用紙を積載する排紙トレイと、
    搬送方向に伸びた回転軸から下方に延在し、整合面を前記排紙トレイ上の用紙束の側面に当接して用紙を整合する整合部材と、
    前記回転軸を中心として前記整合部材を回動し、該整合部材を前記排紙トレイ上の用紙の紙面に平行な姿勢と直角な姿勢とに選択的に切り替え可能な駆動制御手段と、
    を備え、
    前記整合部材は、搬送方向と平行な分割ラインで分割された、回転軸に近い側の第1整合板と、回転軸から離れた側の第2整合板とから構成されるとともに、前記第2整合板は前記第1整合板に分割ラインで軸支され、前記駆動制御手段が回転軸を中心として前記整合部材を回動させると、前記第1整合板と第2整合板とが前記分割ラインを境に折り畳まれる
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 請求項1に記載の用紙後処理装置であって、
    前記第1整合板と第2整合板が平面状に展開した位置で、第1整合板に対する第2整合板の用紙と反対側への回動を規制する回り止め部を前記分割ラインに設けたことを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の用紙後処理装置であって、
    前記第2整合板の前記整合面が前記第1整合板よりも用紙束の側面側に突き出ている
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の用紙後処理装置であって、
    前記排紙トレイ上に積載された用紙の最上面の位置を検知する検知手段と、
    前記排紙トレイを上下方向に昇降する昇降手段とを有し、
    前記整合部材で用紙束の側面を整合する時は積載された用紙束の最上面が整合部材の前記分割ラインよりも下方になるように排紙トレイの高さを調整する高さ制御手段を有することを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の用紙後処理装置に連結可能で、該用紙後処理装置へ用紙を送る画像形成装置であって、前記整合部材の姿勢を切り替える前記駆動制御手段にコントロール用の情報を出力可能なことを特徴とする画像形成装置。
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