JP2001201839A - 写真プリント装置 - Google Patents

写真プリント装置

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JP2001201839A
JP2001201839A JP2000009043A JP2000009043A JP2001201839A JP 2001201839 A JP2001201839 A JP 2001201839A JP 2000009043 A JP2000009043 A JP 2000009043A JP 2000009043 A JP2000009043 A JP 2000009043A JP 2001201839 A JP2001201839 A JP 2001201839A
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Yoshifumi Nakamura
善文 中村
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置筐体上面の奥側端縁を揺動軸芯として開
閉操作される開閉扉体が備えられた写真プリント装置に
おいて、開閉扉体を開き操作したときに、装置後方の壁
等の状況にかかわらず、開閉扉体上に配置されて現像処
理後の印画紙を集積する集積部に設けられた受け止め部
材が装置後方へ姿勢変化するのを抑制して、装置の実質
的な設置スペースの増大を抑制する 【解決手段】 オペレータの作業位置から離間した装置
筐体奥側に配置された集積部SRに、装置筐体上面の奥
側端縁に起立姿勢で配置されて送り込まれた印画紙の飛
び出しを防止する受け止め部材7と、開閉扉体6の開閉
操作と連動して受け止め部材7の起立姿勢を維持させる
機械式連係機構MRとが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像処理後の印画
紙を排出する排出口から送り出された印画紙を集積する
集積部が、装置筐体上面の奥側端縁を揺動軸芯として開
閉操作される開閉扉体の上に配置されている写真プリン
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる写真プリント装置は、現像処理後
の印画紙を装置筐体上面に配置されている集積部に集積
して、集積された完成プリントは適宜オペレータが排出
する。集積部が配置される装置筐体上面は、通常装置筐
体内の現像処理タンク等のメンテナンスのために、装置
筐体上面の奥側端縁を揺動軸芯として開閉操作される開
閉扉体が設けられている。この集積部は、装置筐体上面
の有効利用を図るために、オペレータの作業位置から離
間した装置筐体奥側に配置されて印画紙を積み重ね状態
で集積するように構成される場合があり、その場合、集
積部に送り込んだ印画紙が集積部から飛び出すのを防止
するため、装置筐体上面の奥側端縁に起立姿勢で配置さ
れて送り込まれた印画紙の飛び出しを防止する受け止め
部材を設けることが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように受け止め部
材を設置すると、開閉扉体を開き操作したときに受け止
め部材がその開閉扉体と共に揺動して装置筐体の裏側に
はみ出してしまい、写真プリント装置を壁際に設置する
場合、装置と壁との間に受け止め部材と壁との接触を防
止するためのスペースを設ける必要が生じて、実質的な
装置の設置スペースが増大してしまうことになる。この
ような実質的な設置スペースを回避するためには、受け
止め部材を揺動自在で且つ起立姿勢に復帰付勢すること
で、開閉扉体を開き操作すると受け止め部材が後方の壁
に接当して開閉扉体に対して相対的に姿勢変化すること
で、装置後方のスペースを小さくすることも考えられ
る。しかしながら、このような構成では、受け止め部材
の姿勢変化が装置後方の壁等の状態に依存するため、姿
勢変化が不安定なものとなるおそれがある。本発明は、
上記実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、
装置後方の壁等の状況にかかわらず安定して受け止め部
材の装置後方への姿勢変化を抑制して、装置の実質的な
設置スペースの増大を抑制する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、現像処理後の印画紙を排出する排
出口から送り出された印画紙を集積する集積部に設けら
れた受け止め部材は、装置筐体上面の奥側端縁に起立姿
勢で配置されて、送り込まれた印画紙の飛び出しを防止
するのであるが、装置筐体上面の奥側端縁を揺動軸芯と
して開閉操作される開閉扉体を開閉操作すると、機械式
連係機構の作動により前記開閉操作に連動して受け止め
部材の起立姿勢を維持させる。従って、装置後方の壁等
の状況に依存せず、開閉扉体を開閉操作しても装置後方
側に受け止め部材がはみ出すのを十分に抑制できる。も
って、装置後方の壁等の状況にかかわらず安定して受け
止め部材の装置後方への姿勢変化を抑制して、装置の実
質的な設置スペースの増大を抑制することができる。
【0005】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、受け止め部材を起立姿勢に維持する機械式連係
機構は、装置本体側に存在位置が固定されている2つの
支点と前記受け止め部材側に位置する2つの支点とをリ
ンク部材にて連結し、前記開閉扉体と一体に揺動する平
行4連リンクにて構成されている。平行4連リンクはそ
の機構上、変位しても姿勢を一定に保つリンク部材が存
在するため、上述のように受け止め部材を起立姿勢に維
持するのに好適であり、簡素な構成で受け止め部材の装
置後方への姿勢変化を抑制できる。
【0006】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、受け止め部材を起立姿勢に維持する平行4連リ
ンクは、開閉扉体が閉じ姿勢にあるときに装置本体側の
2つの支点と受け止め部材側の2つの支点とが上下方向
に並んで位置し、且つ、開閉扉体が開き姿勢にあるとき
に装置本体側の2つの支点と受け止め部材側の2つの支
点とが略水平方向に並んで位置するように配置されてい
る。平行4連リンクを上述のように配置すると、開閉扉
体が開き操作するときの受け止め部材の初期の後方への
移動が相対的に大きく、開いて行く開閉扉体との接当を
回避し易いものとできる。
【0007】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、前記平行4連リンクを構成するリンク部材の少
なくとも1つを設定揺動方向に付勢する付勢手段が設け
られるので、リンク部材の連結点のがたつきにより受け
止め部材の姿勢が不安定となるのを防止できる。
【0008】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、オペレータの作業位置が存在する装置筐体前面
側に印画紙をオーダ単位で集積する回転循環式のソータ
が配置され、排出口から送り出された標準サイズの印画
紙を前記ソータに搬送し、且つ、大判の印画紙を前記集
積部に搬送する搬送手段が設けられている。すなわち、
装置筐体上面の奥側を使用頻度が比較的低い大判の印画
紙の集積に利用し、手前側の使用頻度の高いL判等の標
準サイズの印画紙を集積することで、装置のスペースを
有効利用しながら合理的に印画紙を集積することができ
る。このような装置構成を採るときに、上述のように受
け止め部材を起立姿勢に維持することが極めて有効とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の写真プリント装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すよ
うに、露光処理部Aと、現像処理部Bと、現像処理部B
の上部に配置した仕分け部Cとを備えて写真プリント装
置PPが構成されている。前記露光処理部Aの上部には
ハロゲンランプ等の発光体を収めた光源1、写真フィル
ムがセットされるフィルムキャリア2、写真フィルムの
画像情報等が表示されるモニター3、各種情報を入力す
る操作卓4夫々を備えると共に、内部には、図示しない
がロール状印画紙を収めた印画紙マガジン、この印画紙
マガジンからの印画紙をプリントサイズに切断して露光
位置にセットする搬送系を備えており、露光処理を行う
際には光源1からの光線をフィルムキャリア2にセット
した写真フィルムに送り、この写真フィルムを透過した
光線を露光位置に供給された印画紙Pに投影露光した後
に、複数列に振り分けて現像処理部Bに並列状態で供給
するものとなっている。又、現像処理部Bには図示しな
いが、複数の現像処理槽と、これらの現像処理槽に露光
済みの印画紙Pを供給する搬送系と、現像処理を終えた
印画紙Pを乾燥するよう電気ヒータやブロアー等を有し
た乾燥器を備えて構成され、この乾燥器で乾燥された印
画紙Pは装置上面に開口形成された排出口5から複数列
で横方向に送り出される。
【0010】前記仕分け部Cは、前記排出口5からの印
画紙Pを受止め、この排出口5から印画紙Pが送り出さ
れる方向と直交する水平方向に搬送する搬送コンベアC
aと、この搬送コンベアCaを基準にしてオペレータの
作業位置(操作卓4やモニター3が配置された位置)が
存在する装置筐体前面側に配置された印画紙Pをオーダ
単位で集積するソータCbとオペレータの作業位置から
離間した装置筐体奥側に配置されて印画紙Pを積み重ね
状態で集積する集積部SRとしてのトレーCcとを備え
て構成されている。搬送手段として機能する搬送コンベ
アCaは、図2に示すように、一対のローラ体10に無
端ベルト11を掛け回して構成され、ローラ体10を搬
送モータ12にて駆動することによって、前記排出口5
から送り出された標準サイズの印画紙PをソータCbに
搬送し、且つ、大判の印画紙P をトレーCcに搬送す
る。
【0011】従って、図3に示すように、前記ソータC
bは搬送コンベアCaからLサイズやEサイズのように
152.4ミリメートル未満(6インチ幅未満)となる
標準サイズの印画紙Pを受け止め得るに充分な大きさに
構成され、前記トレーCcは152.4ミリメートル以
上(6インチ幅以上)となる大判のサイズの印画紙Pを
無理なく受け止め得るに充分な大きさに設定されてい
る。即ち、前記ソータCbは、昇降モータ18からの動
力がチェーン伝動機構19を介して伝えられる上部スプ
ロケット20と、この下方に配置した下部スプロケット
21と、これらのスプロケット20、21に巻回する無
端チェーン22と、この無端チェーン22に対して横向
き姿勢の軸芯周りで姿勢切換自在に支持され、かつ、中
間部で折り畳み自在な多数の受け皿23とを備えて成
り、供給経路側に受け皿23が位置する状態で複数の受
け皿23が設定された間隔で略水平姿勢を維持し、戻し
経路側に受け皿23が位置する状態では受け皿23が折
り畳まれた形態で傾斜姿勢に切り換える機構を備えて、
受け皿23が循環する回転循環式に構成されている。
又、この供給経路側の上端位置の受け皿23に対して搬
送コンベアCaからの印画紙Pを1オーダ分に達するま
で積み重ねた状態で受け止め得るよう、この上端位置の
受け皿23のレベルを搬送コンベアCaにおける印画紙
Pの搬送レベルより充分に低く設定してある。
【0012】前記トレーCcは水平姿勢で平面状に整形
されたプレート24で成ると共に、このプレート24の
下面側に複数のガイドローラ(図示を省略)を備えるこ
とで装置上面において人為操作力によって図2で矢印で
示す方向に移動自在に構成されており、このプレート2
4に対して大判の印画紙を積み重ね状態で受け止め得る
よう、このプレート24のレベルを搬送コンベアCaに
おける印画紙Pの搬送レベルより充分に低く設定してあ
る。このプレート24の後方側すなわち装置筐体上面の
奥側端縁には、搬送コンベアCaから送り込まれた印画
紙Pの飛び出しを防止する板状の受け止め部材7が起立
姿勢で配置されている。
【0013】図4に示すように、本写真プリント装置P
Pは背面側を屋内の壁面Wに接近させて設置するものと
なっており、前記ソータCbの部位を縦向き姿勢の軸芯
周りで揺動開閉自在に構成してあり、同図に仮想線で示
すようにソータCbを開放姿勢に切換えることで、該ソ
ータCbの背面側に位置する電気ヒータやブロアーの点
検、保守を前面側から容易に行えるものにしてある。
又、詳細な説明は省略するが、露光処理部Aの本体正面
側には露光部メンテナンス用扉28が設けられ、現像処
理部Bの本体正面側には現像部メンテナンス用扉29が
設けられている。又、写真プリント装置PPの装置筐体
上面には、図1に示すように、装置筐体上面の奥側端縁
を揺動軸芯として開閉操作される開閉扉体6が設けら
れ、この開閉扉体6上に上述の搬送コンベアCaやトレ
ーCcが設置されている。
【0014】従って、開閉扉体6の開き操作に伴って搬
送コンベアCaやトレーCcも揺動するのであるが、ト
レーCcに備えられた受け止め部材7は開閉扉体6の開
閉操作に拘わらず起立姿勢を維持する。このために、開
閉扉体6の開閉操作と連動して受け止め部材7の起立姿
勢を維持させる機械式連係機構MRが設けられている。
この機械式連係機構MRは、受け止め部材7及びそれの
周辺を側方から見た断面図である図5及び図6,並び
に,装置後方から見た図面である図7に示すように、開
閉扉体6に固定した左右一対のステー30にて受け止め
部材7の下端縁付近を両側方から回転揺動自在に支持
し、受け止め部材7の排出口5側の側端縁における前記
ステー30による支持位置よりも若干上方側位置に受け
止め部材7の揺動軸芯と平行な軸芯周りに回転自在にア
ーム31の一端31aを取り付け、そのアーム31の他
端31bを開閉扉体6の側方に位置する筐体本体側部分
に受け止め部材7の揺動軸芯と平行な軸芯周りに回転自
在に取り付けて構成されている。尚、開閉扉体6は、装
置本体側に固定されている支持軸26に開閉扉体6の後
端位置に設けられた係合部6aが外嵌することで、揺動
開閉自在に装置本体部に支持されている。
【0015】図5及び図6の側断面図に示すように側面
視による各揺動軸芯の位置を、開閉扉体6の揺動軸芯を
a点、アーム31の前記他端31bの揺動軸芯をb点、
アーム31の前記一端31aの受け止め部材7に対する
揺動軸芯をc点、受け止め部材7のステー30に対する
揺動軸芯をd点とすると、a点とb点とを結ぶ線分と、
c点とd点とを結ぶ線分とが、略等しい長さで且つ互い
に略平行となるように各部材の取り付け位置を設定して
あり、装置本体側に存在位置が固定されているa点及び
b点の2つの支点と受け止め部材7側に位置するc点及
びd点の2つの支点とをリンク部材にて連結した平行4
連リンクを構成している。すなわち、アーム31の他
に、受け止め部材7の一部,ステー30,開閉扉体6の
一部及び装置筐体の一部をもリンク部材として機能させ
て平行4連リンクを構成している。
【0016】上述の平行4連リンクの配置を更に具体的
に説明すると、開閉扉体6を閉じた状態では、前記平行
4連リンクは図5に示す姿勢となり、装置本体側の2つ
の支点(a点及びb点)と受け止め部材7側の2つの支
点(c点及びd点)とが上下方向に並んで位置する。こ
の状態から、開閉扉体6を上方側に略90度の角度まで
開き操作すると、図6に示す姿勢となり、装置本体側の
2つの支点(a点及びb点)と前記受け止め部材側の2
つの支点(c点及びd点)とが略水平方向に並んで位置
するようになる。又、開閉扉体6が閉じ姿勢となってい
るときには4つの支点が直線状に並ぶ状態となるので、
各連結部のがたつきによる受け止め部材7の傾きを防止
するために、アーム31の取り付け軸にコイルバネ32
を介装してアーム31を図5において時計回り方向にす
なわち装置後方側に付勢して、安定的に受け止め部材7
を起立姿勢に維持している。このコイルバネ32は、前
記平行4連リンクを構成するリンク部材の少なくとも1
つを設定揺動方向に付勢する付勢手段EFとして機能す
る。
【0017】上記構成の写真プリント装置PPの動作を
概略的に説明すると、図示しない制御装置の制御作動に
より、露光処理部aにおいて印画紙Pをプリントサイズ
に切断し、プリントサイズに切断された印画紙Pに対し
て露光を行い、この露光後の印画紙Pを現像処理部Bに
搬送し、乾燥処理した後に排出口5から送り出す。標準
サイズの印画紙Pを排出口5から送り出した場合は、搬
送モータ12で印画紙Pを正転駆動することで、搬送コ
ンベアCaで受け止めた印画紙PをソータCbの上端位
置の受け皿23に送り、このうように受け皿上に送り出
された印画紙Pの枚数が1オーダに達すると、昇降モー
タ18を駆動してソータCbの受け皿23を1ピッチだ
け下降させる制御を行い、又、大判の印画紙Pを排出口
5から送り出した場合には、搬送モータ12を逆転させ
ることで、搬送コンベアCaで受け止めた大判の印画紙
PをトレーCcに送り、このトレーCcの上面に載置す
る制御を行うものとなっている。
【0018】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 上記実施の形態では、機械式連係機構MRとして平
行4連リンクを例示しているが、開閉扉体6を開閉操作
したときに受け止め部材7を起立姿勢に維持するための
機構としては、例えば、開閉扉体6の揺動軸と受け止め
部材7の揺動軸とをギヤ連結機構にて連結して起立姿勢
に維持する等、機械式連係機構MRの具体構成は種々変
更可能である。 上記実施の形態では、標準サイズの印画紙Pと大判
の印画紙Pとの区別を152.4ミリメートルを基準に
して区分しているが、この標準サイズと大判との区分の
基準となる寸法は適宜変更されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる写真プリント装置
の外観斜視図
【図2】本発明の実施の形態にかかる要部外観斜視図
【図3】本発明の実施の形態にかかるソータの断面図
【図4】本発明の実施の形態にかかる写真プリント装置
の平面図
【図5】本発明の実施の形態にかかる要部断面図
【図6】本発明の実施の形態にかかる要部断面図
【図7】本発明の実施の形態にかかる要部拡大図
【符号の説明】
5 排出口 6 開閉扉体 7 受け止め部材 Cb ソータ EF 付勢手段 MR 機械式連係機構 P 印画紙 SR 集積部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像処理後の印画紙を排出する排出口か
    ら送り出された印画紙を集積する集積部が、装置筐体上
    面の奥側端縁を揺動軸芯として開閉操作される開閉扉体
    の上に配置されている写真プリント装置であって、 前記集積部は、オペレータの作業位置から離間した装置
    筐体奥側に配置されて印画紙を積み重ね状態で集積する
    ように構成され、 その集積部に、装置筐体上面の奥側端縁に起立姿勢で配
    置されて送り込まれた印画紙の飛び出しを防止する受け
    止め部材と、前記開閉扉体の開閉操作と連動して前記受
    け止め部材の起立姿勢を維持させる機械式連係機構とが
    設けられている写真プリント装置。
  2. 【請求項2】 前記機械式連係機構は、装置本体側に存
    在位置が固定されている2つの支点と前記受け止め部材
    側に位置する2つの支点とをリンク部材にて連結し、前
    記開閉扉体と一体に揺動する平行4連リンクにて構成さ
    れている請求項1記載の写真プリント装置。
  3. 【請求項3】 前記平行4連リンクは、前記開閉扉体が
    閉じ姿勢にあるときに前記装置本体側の2つの支点と前
    記受け止め部材側の2つの支点とが上下方向に並んで位
    置し、且つ、前記開閉扉体が開き姿勢にあるときに前記
    装置本体側の2つの支点と前記受け止め部材側の2つの
    支点とが略水平方向に並んで位置するように配置されて
    いる請求項2記載の写真プリント装置。
  4. 【請求項4】 前記平行4連リンクを構成するリンク部
    材の少なくとも1つを設定揺動方向に付勢する付勢手段
    が設けられている請求項2又は3記載の写真プリント装
    置。
  5. 【請求項5】 オペレータの作業位置が存在する装置筐
    体前面側に印画紙をオーダ単位で集積する回転循環式の
    ソータが配置され、 前記排出口から送り出された標準サイズの印画紙を前記
    ソータに搬送し、且つ、大判の印画紙を前記集積部に搬
    送する搬送手段が設けられている請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の写真プリント装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012180162A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Ricoh Co Ltd 用紙後処理装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012180162A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Ricoh Co Ltd 用紙後処理装置及び画像形成装置

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