JP2006193311A - シート供給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙補給・交換等を容易にし、且つ装置の小型化を実現することができる給紙装置及びこれを有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、画像形成装置本体12の正面部及び側面部の連続した2面に形成された開口部68と、この開口部68に回動自在に支持される用紙トレイと20とを有する。用紙トレイ20が画像形成装置本体12より回動軸70を中心に回動する構造としたことにより、用紙補給・交換等を容易にし、且つ装置の小型化を実現することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、用紙等のシートを供給するシート供給装置、及びこれを有するプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
一般に、画像形成装置の像形成手段にシートを供給するためのシート供給装置を有するものが知られている。通常、用紙はトレイに収容されており、このトレイに収容された用紙が搬送路へ供給されるようになっている。この種の画像形成装置は、搬送路へ搬送された用紙がフロント(操作側となる手前側)でターンするもの(フロントCパス構造)、リア(操作側と反対の背面側)でターンするもの(リアCパス構造)、操作側からみてS字状に走行するもの(Sパス構造)が知られている(例えば特許文献1)。
特許第3310556号公報
上述した従来例において、例えばフロントCパス構造においては、用紙が操作側と反対の背面側に排出されるので、手差しトレイを用いる場合、トレイ部が操作側手前にとび出した状態で設けることになり、排出されたシートが取り難くなることがあった。また、ジャム処理時には、この手差しトレイを取外す必要があった。さらに、操作面の位置と排出された用紙の間を塞ぐ位置関係となることにより、ソーターやジョガー等の排出オプションの取付が困難であった。
また、例えばリアCパス構造においては、両面ユニットを持つ場合、両面ユニット内で生じたジャム処理時、背面に回らないと処理できない問題があった。また、大型のシートサイズ用のカセットを装着していると、操作側にカセットがとび出すので、排出された用紙が取り難く、またジャム処理も困難となっていた。
また、Sパス構造においては、装置幅(フレームサイズ)が利用可能とする最大用紙サイズ以上の大きさとなることから、装置の小型化が困難となっていた。
本発明は、上記従来の問題点を解消し、用紙補給・用紙交換を容易にし、且つ装置の小型化を実現するシート供給装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の特徴とするところは、画像形成装置本体と、この画像形成装置本体に対して第1の位置と第2の位置との間で回動自在に支持された用紙トレイとを有し、前記用紙トレイが第1の位置にある場合は用紙搬送が可能であり、前記用紙トレイが第2の位置にある場合は前記用紙トレイに用紙補給が可能であるようにした画像形成装置にある。
好適には、前記画像形成装置本体は、連続した少なくとも2面にまたがって形成された開口部を有し、この開口部の端部近傍に前記用紙トレイを回動自在に支持する回動軸が設けられてなる。
好適には、前記開口部は、前記回動軸を中心とした円弧状のガイドレールを有する。これにより、用紙トレイの回動軌跡が安定し用紙交換が容易に行える。
好適には、前記用紙トレイは、前記ガイドレールに沿って回転する転がり部材を有する。これにより、用紙トレイの回動がスムーズに行え、更に、用紙トレイの転がり部材が画像形成装置本体の開口部も支えることができ、連続した2面にまたがって形成された開口部を有する画像形成装置本体であっても本体強度を必要以上に上げなくてすむ。
好適には、前記用紙トレイは、この前記用紙トレイの回動を規制する保持部材を有する。
好適には、前記用紙トレイは、操作することにより前記保持部材の規制を解除し、前記用紙トレイを回動させる回転操作部を有する。
好適には、前記画像形成装置本体及び前記用紙トレイの少なくとも一方には、前記用紙トレイの回動を検出する検出手段を有する。
好適には、前記画像形成装置本体は、給紙手段を有し、この給紙手段を前記用紙トレイの回動に干渉しない位置に移動させる回避手段を有する。
好適には、前記開口部の上縁の少なくとも一部は、前記第1の位置にある用紙トレイに当接している。これにより、用紙トレイで画像形成装置本体の開口部を支えることができ、連続した2面にまたがって形成された開口部を有する画像形成装置本体であっても本体強度を必要以上に上げなくてすむ。
好適には、前記開口部の上縁の少なくとも一部は、前記第1の位置にある用紙トレイ及び前記第2の位置にある用紙トレイに当接している。これにより、画像形成装置が用紙搬送を行っているときはもとより、用紙補給の為に用紙トレイを回動させたときも、用紙トレイで画像形成装置本体の開口部を支えることができ、連続した2面にまたがって形成された開口部を有する画像形成装置本体であっても本体強度を必要以上に上げなくてすむ。
好適には、前記画像形成装置本体は、排出手段及び像形成手段を有し、この前記画像形成装置本体の下部には前記用紙トレイを配置し、この前記画像形成装置本体の上部にはこの排出手段を配置し、この前記画像形成装置の内部にはこの像形成手段を配置する。
本発明によれば、用紙トレイが画像形成装置本体に対して回動する構造としたことにより、用紙の補充・交換等を容易にし、且つ装置の小型化を実現することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部にシート供給装置18が設けられている。シート供給装置18は、用紙束を収納する用紙トレイ20と、互いに対峙するフィードロール24とリタードロール26とを有する。この給紙装置18により用紙トレイ20に収納された用紙束の最上位にある用紙を供給するようになっている。
排出部16は、画像形成装置本体12に対して回転自在の傾斜部28を有する。この傾斜部28は、排出口部が低く、画像形成装置12の左側面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるように傾斜しており、排出口部分を下端とし、高くなった先端を上端としている。この傾斜部28は下端を中心に回動自在であるよう画像形成装置本体12に支持されている。図1において2点鎖線で示すように、傾斜部28を上方に回転して開いたときには、開放部30が形成され、この開放部30を介して後述するプロセスカートリッジ32が脱着できるようにしてある。
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体34と、この像担持体34を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置36と、この帯電装置36により帯電された像担持体34に、光により潜像を書き込む光書込み装置38と、この光書込み装置38により形成された像担持体34の潜像を現像剤により可視化する現像装置40と、この現像装置40による現像剤像を用紙に転写する例えば転写ロールからなる転写装置42と、像担持体34に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置44と、転写装置42により転写された用紙上の現像剤像を用紙に定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着装置46とから構成されている。光書込み装置38は例えば光走査型のレーザ露光装置からなり、シート供給装置18の給紙カセット20と平行で画像形成装置本体12の側面(図1の右側面)近傍に配置され、像担持体34を露光する。また、現像装置40は、像担持体34と対向する現像ロール48を有する。
プロセスカートリッジ32は、像担持体34、帯電装置36、現像装置40及びクリーニング装置44を一体化したものである。このプロセスカートリッジ32は、排出部16の傾斜部28の直近下方に配置されており、前述したように、傾斜部28を開いたときに形成される開放部30を介して脱着される。
また、画像形成装置本体12には、例えばレジストロール50が転写装置42の上流側(図1の下方側)に配置されている。シート供給装置18の給紙カセット20から搬送路52に搬送された用紙は、このレジストロール50により一時停止され、所定のタイミングで像形成手段14に送られて像が形成され、排出ロール54により排出部16へ排出される。
ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻される。即ち、排出ロール54の手前は2股に分かれ、その分かれた部分に切換爪56が設けられていると共に、分かれた部分からレジストロール50まで戻る反転路58が形成されている。この反転路58には搬送ロール60a〜60cが設けられており、両面印刷の場合には、切換爪56が反転路58を開く側に切り換えられ、排出ロール54に用紙の後端手前がかかる時点で排出ロール54が反転し、用紙が反転路58に導かれ、レジストロール50、転写装置42と像担持体34との間及び定着装置46を通って排出部16へ排出されるものである。
また、画像形成装置本体12の右側面(図1の右側面)には、両面ユニット62が装着されている。この両面ユニット62は、上述した切換爪56、反転路58および搬送ロール60a,60b,60cとを有する。
図2に及び図3において、本発明の実施に係る画像形成装置本体12の概要を示す。
図2及び図3の矢印X方向は、画像形成装置本体12の正面側を示し、矢印Y方向は、画像形成装置本体12の背面側を示す。また、矢印W方向および矢印V方向は、それぞれ画像形成装置本体12の右側面、左側面を示す。
図2に示すように、画像形成装置本体12の正面側には、操作パネル64が配置され、画像形成装置10の処理内容を選択し、かつ表示するようになっている。画像形成装置本体12の上面の排出部16には、大判紙サポート部66が収納自在に設けられる。例えば、A3用紙等の大型の用紙を印刷する際に、この大判紙サポート部66を引き出すことにより、排出された用紙を支持するようになっている。
また、上述した上述した両面ユニット62は、画像形成装置本体12の右側面(図1の右側面)に脱着可能に設けられている。この両面ユニット62は、ジャム処理が可能なよう開閉可能な構造となっている。
画像形成装置本体12の下部には、連続した2面にまたがって形成された開口部68が形成されている。この開口部68の画像形成装置本体12の正面側(操作面側)かつ給紙方向先端部近傍には、回動軸70が設けられている。
この開口部68の近傍には、上面と下面との間隔を一定に保持できるように、例えばU字型等の補強構造(図示せず)を有している。また、上述した定着装置46、現像装置40(図1に示す)および電源装置(図示せず)等の重量物は、開口部68の近傍を除く位置に配置されており、開口部68に大きな荷重が加わらないようになっている。また、開口部68の左側面には、後述する上下一対の支持アーム72,78が設けられている。この支持アーム72,78は、画像形成装置本体12の左側面より突出するように形成され、開口部68を補強すると共に、後述するガイドレール92の一部が設けられている。
用紙トレイ20は、上面が開放された箱形状に形成され、この用紙トレイ20には用紙74が収容されている。用紙トレイ20の画像形成装置本体12の正面側(操作面側)かつ給紙方向先端部近傍には、回動軸受け76が形成されている。この回動軸受け76と上述した回動軸70とが嵌め合うことにより、用紙トレイ20は、画像形成装置本体12に対して回動自在に支持されている。また、用紙トレイ20の底面には、収容された用紙74の後端をガイドする用紙ガイド78が摺動自在に設けられている。
用紙トレイ20の画像形成装置本体12の背面側かつ給紙方向先端部近傍には、保持部材80が設けられている。この保持部材80は、画像形成装置本体12のフレームの一部に係止され、用紙トレイ20の回動を規制している。
回転操作部としての回転操作フック82は、用紙トレイ20の給紙方向後端面に設けられる。この回転操作フック82を画像形成装置本体12の正面側(操作面側)に引くことにより、用紙トレイ20は、回動軸70を中心に回動するようになっている。また、この回転操作フック82には操作部84が設けられている。この操作部84を操作すると上述した用紙トレイ20の保持部材80と画像形成装置本体12の係止が解除されるようになっている。
検出手段としての検出センサ86は、画像形成装置本体12のフレームに配置されている。この検出センサ86は、用紙トレイ20が画像形成装置本体12の開口部68に完全に収容されている位置にあるかを検出するようになっている。この検出センサ86により、用紙トレイ20の開口部68に完全に収容されている位置が検出されると、給紙装置18(図1に示す)による給紙動作が開始されるようになっている。即ち、検出センサ20は、用紙トレイ20の回動を検出すると、給紙装置18(図1に示す)による給紙動作が停止するようになっている。
また、給紙装置18(図1に示す)には、回避手段としてのリトラクト装置88(図1に示す)が設けられている。このリトラクト装置88より、用紙トレイ20が回動した場合に、フィードロール24(図1に示す)を画像形成装置本体12の上面方向に移動させ、用紙トレイ20とフィードロール24とが干渉しないようになっている。
図2に示すように、第1の位置としての用紙トレイ20が画像形成装置本体12の開口部68に完全に収納された位置にある場合は、用紙トレイ20に収容された用紙74が搬送可能であるようになっている。また、図3に示すように、第2の位置としての用紙トレイ20が画像形成装置本体12の正面側(操作面側)に配置されている場合は、用紙トレイ20に用紙補給が可能であるようになっている。
図2に示すように、用紙トレイ20が上述した第1の位置にある場合、用紙トレイ20の一部分が画像形成装置本体12の左側面よりとび出した状態となっている。なお、図2及び図3に示す用紙トレイ20は、例えばA3用紙、B4用紙等の大判紙用の用紙トレイを装着している場合を示し、例えばA4用紙サイズ以下の小判紙用の用紙トレイを装着している場合には、画像形成装置本体12の幅と同一にすることができる。
図4及び図5において、用紙トレイ20の詳細が示されている。
図4は画像形成装置12の上面方向から見た断面図であり、図5は図4の矢印U方向から見た縦断面図である。
図4及び図5に示すように、用紙トレイ20の給紙方向先端部近傍かつ回動軸受け76の反対側の位置には、転がり部材としてのコロ90が配置されている。このコロ90は、例えば円柱形状をしており、用紙トレイ20に回転自在に設けられている。また、上述した画像形成装置本体12の開口部68の下面には、上述した回動軸70を中心とする円弧状のガイドレール92が設けられている。このガイドレール92は、中心部が低く側壁部が高い断面略U字形状をしている。また、このガイドレール92の一部は、上述した支持アーム72に設けられている。
図4に示すように、用紙トレイ20が矢印A方向または矢印B方向に回動する際に、用紙トレイ20に設けられたコロ90は、回転しながら、本体フレーム68に設けられたガイドレール92に沿って移動するようになっている。これにより、用紙トレイ20がスムーズに回動するようになっている。
このように、本発明は、用紙トレイ20を回転させることで、この用紙トレイ20の位置を画像形成装置本体12の正面側(操作面側)に配置させるものである。従って、用紙トレイの両側にこの用紙トレイを引き出すためのガイドレール部材が必要とならず、このガイドレール部材分の幅を小さくすることができる。よって、装置全体を小型化することが可能となる。
また、画像形成装置本体12の開口部68の上面と用紙トレイ20の下部とに形成されたスペースに、例えば画像処理に要する回路基板等を配設することが可能である。よって、新たなスペースの確保をする必要がなく、装置全体を小型化することができる。
なお、図4の構成では、ガイドレール92が、本体フレーム68の端部よりとび出す回動軸からの半径で構成され、図2、図3での上下一対の支持アーム72として飛び出しているが、回動軸からの半径を小さくしてガイドレールを構成することで、本体フレーム68の端部から支持アームを飛び出さないようにすることもできる。
一方、手差しトレイが必要な場合は、例えば画像形成装置本体12内部の左側面に設けることが可能である。この手差しトレイは、画像形成装置本体12の内部に設けることができ、例えばA4用紙サイズ以下の小判紙用の用紙トレイを装着している場合には、画像形成装置本体12の幅と同一にすることができる。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
図2に示すように、用紙トレイ20の回転操作フック82を画像形成装置本体12の正面側に引きだす(図2は引いた場合の状態であり、開口部68内に完全に収納された状態では、回転操作フック82が用紙トレイ20の左側面内に収納された状態となっている。)ことにより給紙装置18(図1に示す)に持つ、回避手段としてのリトラクト装置88(図1に示す)が動作し、用紙トレイ20の回動開始が可能となり、この用紙トレイ20を画像形成装置本体12の開口部68から用紙トレイ20を引きだすことができる。このとき、用紙トレイ20に設けられたコロ90が回転しながら、ガイドレール92に沿って移動することにより、用紙トレイ20はスムーズに回動する。
また図3に示すように、開口部68から回動して引き出されている用紙トレイ20を開口部68内に戻す際は、右手前位置に来ている回転操作フック82近傍を左後方へ回動させる状態で押し戻し、回転操作フック82が用紙トレイ20の左側面内に収納された状態となることにより、用紙トレイ20を画像形成装置本体12の開口部68内に完全に収納することになる。
図2に示すように、用紙トレイ20が開口部68内に完全に収納されているときに、図示しないコンピュータ等のホスト機器から画像データおよび画像形成指示信号が送られてくるか、操作パネル64に対して所定の操作を行うと、フィードロール24(図1に示す)が回転し、用紙トレイ20に収納された最上位の用紙74が順次ピックアップされる。このピックアップされた用紙74は、像が形成された後、排出部16へ排出される。即ち、用紙74は、画像形成装置本体12の下部から順次給紙され、像形成手段14により像が形成され、画像形成装置本体12の右側面でターンし、上面の排出部16に順次排紙される(サイドCパス構造)。
このとき、画像形成装置本体12の正面側(操作面側)には突出物がないので、画像形成装置12の上面にある排出部16に排出された用紙を容易に取り出すことができる。さらに、排出された用紙を後処理する排出オプション(ソーターやジョガー等)を取り付けた場合であっても、排出部16に排出された用紙を取り出す際の障害にならず、また両面ユニットの操作の障害にもなることはない。
また、このとき、画像形成装置本体12の内部でジャムが発生した場合、傾斜部28を開きプロセスカードリッジ32(図1に示す)を取り出すだけでなく、右側面にある両面ユニット62全体を開く構造とすることで内部に残存する用紙を除去する手段が構成できる。このように、プロセスカードリッジを取り出すだけでなく、右側面の開放によっても内部に残存する用紙を除去することができるので、画像形成装置本体12内部でのジャム処理を容易に行うことができる。
また、両面ユニット62でジャムが発生した場合は、この両面ユニット62を開くことによりジャム処理を行う。このとき、両面ユニット62は画像形成装置本体12の側面に配置されているので、ユーザは、画像形成装置本体12の裏側に回ることなく、画像形成装置本体12の正面側(操作面側)から容易にジャム処理を行うことができる。
次に、図3に示すように、用紙の補充や用紙種類の交換の際には、用紙トレイ20の回転操作フック82の操作部84を操作すると、画像形成装置本体12に対する用紙トレイ20の回動の規制が解除される。次に、回転操作フック82を画像形成装置12の正面側(操作面側)引くことにより、用紙トレイ20が回動軸70を中心に回動し、画像形成装置本体12の正面側(操作面側)の位置に移動する。このとき、本体フレーム68に配置されている検出センサ86により用紙トレイ20の回動開始が検出されると、リトラクト装置88(図1に示す)によりフィードロール24が用紙トレイ20と干渉しない位置に移動し、画像形成装置本体12による用紙搬送が停止する。
このように用紙トレイ20を引き抜くことなく、回動させることで、用紙トレイ20が画像形成装置本体12に支持されたまま、この用紙トレイ20の大きな用紙収容面を得られる。従って、用紙補給や用紙種類の交換を容易に行うことができる。また、ユーザは、画像形成装置本体12の正面側(操作面側)から移動することなく、容易に用紙補給や用紙種類の交換を行うことが可能である。
次に、本発明に係る第2の実施形態を図6に基づいて説明する。
なお、第1の実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図6は、第2の実施形態に係る多段構成からなる開口部及び用紙トレイを示す図である。
図6に示すように、画像形成装置本体12のフレームには、多段に構成された複数の開口部68a,68bに用紙トレイ20a,20bが配置されている。この用紙トレイ20a,20bには、それぞれ用紙74a,74bが収納されている。下段に配置された用紙トレイ20aの上部及び下部にはそれぞれコロ90a,90bが設けられ、上段に配置された用紙トレイ20bの上部及び下部にはそれぞれコロ90c,90dが設けられている。また、画像形成装置本体12の開口部68a及び68bには、同一軸上に回動軸(図示しない)が設けられている。また、用紙トレイ20aおよび用紙トレイ20bには同一軸上に回動軸受け(図示しない)が設けられている。この回動軸受けと回動軸とを嵌め合うことにより、画像形成装置本体12に用紙トレイ20a及び用紙トレイ20bが回動自在に支持されるようになっている。
画像形成装置本体12のフレームには、用紙トレイ回転軸(図示しない)を中心として円弧状のガイドレール92a,92b,92cが設けられている。ガイドレール92a及びガイドレール92cに沿ってそれぞれコロ90aおよびコロ90dが回転しながら移動するようになっている。ガイドレール92bにおいては、両面構造となっており、ガイドレール92bの下面および上面に沿ってそれぞれ用紙トレイ20aのコロ90bおよび用紙トレイ20bのコロ90cが回転しながら移動するようになっている。このように、開口部及び用紙トレイを多段構成とする場合、それぞれの用紙トレイを共通して支持する部材を設けることにより、装置全体の高さを抑えることができる。
また上面をガイドするコロ90bおよび90dの回転軸(図示しない)からの半径と、下面をガイドするコロ90aおよび90cの回転軸(図示しない)からの半径を同一とすることなく入れ子状に設定すれば、さらに高さを低くできることができる。さらに、ガイドレールに対して面方向に回転するコロではなくても、例えば、面方向に略水平または水平に保持されて回転可能に支持された円盤が画像形成装置本体のフレームに形成する水平方向に円弧を描くようなガイドレールで支持する構造としてもよい。
なお、両面ユニットが装着された場合、多段構成からなる複数の用紙トレイのうち、この一部を経由させる構造としてもよい。さらに、両面印刷可能な最大用紙サイズが用紙トレイの大きさによって変化する構造とすると、両面ユニットの小型化が可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示し、用紙トレイが第1の位置にある状態を表す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示し、用紙トレイが第2の位置にある状態を表す斜視図である。 本発明の実施形態に係る用紙トレイの回動動作を示す横断面図である。 本発明の実施形態に係る用紙トレイの一部を示し、図4の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る多段構成からなる用紙トレイの一部を示す縦断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成手段
18 給紙装置
20 用紙トレイ
68 開口部
70 回動軸
74 用紙
76 回動軸受け
80 保持部材
82 回転操作フック
84 操作部
86 検出センサ
88 リトラクト装置
90 コロ
92 ガイドレール

Claims (11)

  1. 画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体に対して第1の位置と第2の位置との間で回動自在に支持された用紙トレイと、を有し、
    前記用紙トレイが第1の位置にある場合は用紙搬送が可能であり、前記用紙トレイが第2の位置にある場合は前記用紙トレイに用紙補給が可能であるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置本体は、連続した少なくとも2面にまたがって形成された開口部を有し、この開口部の端部近傍に前記用紙トレイを回動自在に支持する回動軸が設けられてなることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記開口部は、前記回動軸を中心とした円弧状のガイドレールを有することを特徴とする請求項1及び請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙トレイは、前記ガイドレールに沿って回転する転がり部材を有することを特徴とする請求項1乃至3記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙トレイは、この前記用紙トレイの回動を規制する保持部材を有することを特徴とする請求項1乃至4記載の画像形成装置。
  6. 前記用紙トレイは、操作することにより前記保持部材の規制を解除し、前記用紙トレイを回動させる回転操作部を有することを特徴とする請求項1乃至5記載の画像形成装置
  7. 前記画像形成装置本体及び前記用紙トレイの少なくとも一方には、前記用紙トレイの回動を検出する検出手段を有することを特徴とする請求項1乃至6記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置本体は、給紙手段を有し、この給紙手段を前記用紙トレイの回動に干渉しない位置に移動させる回避手段を有することを特徴とする請求項1乃至7記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置本体は、排出手段及び像形成手段を有し、この前記画像形成装置本体の下部には前記用紙トレイを配置し、この前記画像形成装置本体の上部にはこの排出手段を配置し、この前記画像形成装置の内部にはこの像形成手段を配置することを特徴とする請求項1乃至8記載の画像形成装置。
  10. 前記開口部の上縁の少なくとも一部は、前記第1の位置にある用紙トレイに当接していることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  11. 前記開口部の上縁の少なくとも一部は、前記第1の位置にある用紙トレイ及び前記第2の位置にある用紙トレイに当接していることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
JP2005008566A 2005-01-17 2005-01-17 シート供給装置及び画像形成装置 Pending JP2006193311A (ja)

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