JP4030029B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1の用紙搬送経路と、第2の用紙搬送経路と、両用紙搬送経路の合流箇所に配設されかつフレーム側の用紙ガイド面と対向配置されて第1の用紙搬送経路を形成する第1の用紙ガイド面と第2の用紙搬送経路を形成する第2の用紙ガイド面とを有する用紙ガイド部材と、第2の用紙ガイド面の入口部に設けられ第2の給紙部の給紙ローラと協働して用紙収容部内の用紙を一枚づつ分離して両用紙搬送経路の合流箇所へ送り可能な用紙分離機構とを備えた用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置の概略構成を図4〜図6に示す。
これらの図において、1は装置本体、2は電子写真プロセスユニット、11は第1の給紙部、16は第2の給紙部、21は用紙分離機構、39は排紙部、30Pは用紙搬送装置である。
【0003】
電子写真プロセスユニット2は、装置本体1に着脱自在に装着されており、感光体3、帯電手段4および現像手段5を含み、印字データに基き感光体3に形成したトナー画像を転写手段7と協働して用紙上に転写可能に形成されている。なお、用紙上に転写されたトナー画像は、定着手段8によって定着される。
【0004】
第1の給紙部11は、複数枚の用紙(例えば、A4サイズ用紙、B4サイズ用紙)を収容可能な用紙収容部〔給紙カセット(12,14)〕と、用紙収容部(12,14)から用紙をピックアップして送り出し可能な給紙ローラ(13,15)とから形成されている。一方、第2の給紙部16は、複数枚の用紙(例えば、はがき,手紙)を収容可能な用紙収容部(給紙カセット17)と、この用紙収容部(17)から用紙をピックアップして送り出し可能な給紙ローラ18とから形成されている。
【0005】
用紙搬送装置30Pは、図5に示す如く、第1の給紙部11から送り出された用紙を所定箇所(電子写真プロセスユニット2,定着手段8,排紙部39)へ案内可能な第1の用紙搬送経路37と、第2の給紙部16から送り出された用紙を第1の用紙搬送経路37との合流箇所へ案内可能な第2の用紙搬送経路38と、両用紙搬送経路(37,38)の合流箇所に配設されかつフレーム9側の(第1の用紙搬送経路37の下側のガイド面を形成する)用紙ガイド面36と対向配置されて第1の用紙搬送経路37を形成する第1の用紙ガイド面32と第2の用紙搬送経路38を形成する第2の用紙ガイド面33とを有する用紙ガイド部材31Pと、第2の用紙ガイド面33の入口部に設けられ第2の給紙部16の給紙ローラ18でピックアップされた用紙を他の収容用紙と分離可能な用紙分離機構21P等とから構成されている。また、用紙搬送装置30Pには、第1の用紙搬送経路37の所定箇所に第1の給紙部11および第2の給紙部16から送り込まれた用紙を搬送するための搬送ローラ(41,42,43,44,45)が設けられている。
【0006】
上記した用紙ガイド部材31Pは、図5および図6に示す如く、その両端部に形成された爪部9Hをフレーム9に形成された取付用穴9Jに差し込むことによりフレーム9に係止されている。
【0007】
また、用紙分離機構21Pは、基端部が支軸24を介して用紙ガイド部材31Pに回動可能に装着されたコルク支持部材23と、このコルク支持部材23の先端部に設けられた摩擦分離コルク22と、コルク支持部材を給紙ローラ18に向けて付勢して摩擦分離コルク22を当該給紙ローラ18に圧接する付勢ばね25等とから形成されている。
【0008】
上記した用紙搬送装置30Pでは、例えば、給紙部11の給紙カセット12(14)から給紙ローラ13(15)によってピックアップされた用紙は、搬送ローラ41(42)および搬送ローラ(43,44,45)によって送り付勢されて、第1の用紙搬送経路37内を搬送され電子写真プロセスユニット2および定着手段8を経て排紙部39へ排出される。
【0009】
また、第2の給紙部16の給紙カセット17から給紙ローラ18によってピックアップされた用紙は、用紙分離機構21によって他の収容用紙と分離された後、第2の用紙搬送経路38に沿って搬送されて第1の用紙搬送経路37との合流部に送り込まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記用紙搬送装置30Pでは、第1の用紙搬送経路37に沿って搬送される用紙が第2の用紙搬送経路38との合流部付近で詰まってしまうことがある。かかる用紙ジャムが発生した場合、第1の用紙搬送経路37を形成するフレーム9側の用紙ガイド面36と第1の用紙ガイド面32との間隔は狭小であるので、ジャム用紙を取り出しにくい。
【0011】
ここにおいて、用紙ガイド部材31Pをフレーム9から取り外して第1の用紙ガイド面32を用紙ガイド面36から遠ざけることが考えられる。しかし、用紙ガイド部材31Pに取付けられた用紙分離機構21Pが、給紙ローラ18によって位置拘束されているため、用紙ガイド部材31Pをフレーム9から取り外すのは至難である。
【0012】
本発明の目的は、第2の搬送経路との合流部付近の第1の用紙搬送経路で用紙ジャムが発生した場合に、ジャム用紙を簡単に取り除くことができる用紙搬送装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、第1の給紙部から送り出された用紙を所定箇所へ案内可能な第1の用紙搬送経路と、第2の給紙部から送り出された用紙を第1の用紙搬送経路との合流箇所へ案内可能な第2の用紙搬送経路と、両用紙搬送経路の合流箇所に配設されかつ第1の用紙搬送経路の上側のガイド面を形成する第1の用紙ガイド面と第2の用紙搬送経路を形成する第2の用紙ガイド面とを有する用紙ガイド部材と、第2の用紙ガイド面の入口部に設けられ第2の給紙部の給紙ローラでピックアップされた用紙を他の収容用紙から分離可能な用紙分離機構とを備えた用紙搬送装置において、前記用紙分離機構は、前記給紙ローラ側にばね付勢され、固定部材を介してフレームに設けられる一方、前記用紙ガイド部材が、前記フレームに一体的に形成された支軸を中心として前記用紙分離機構と相対回動して前記第1の用紙ガイド面と前記フレーム側の用紙ガイド面との間隔を拡大可能に形成されたことを特徴とするものである。
【0014】
かかる発明の場合、用紙ガイド部材は、用紙分離機構に対して回動可能であるので、当該用紙分離機構と接触された給紙ローラに妨げられることなく支軸を中心として回動させて第1の用紙ガイド面をフレーム側の用紙ガイド面から遠ざけることができる。したがって、第1の用紙搬送経路を大幅に広げることができ、当該用紙搬送経路内で詰まったジャム用紙を容易に除去することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
本発明に係る用紙搬送装置(30)は、画像形成装置に組付けられており、図1〜図3に示す如く、基本的構成は従来例(図5,図6)と同様であるが、用紙ガイド部材31を、用紙分離機構21と相対回動可能に設けた構成とされている。
【0016】
なお、従来例(図5,図6)と共通する構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化又は省略する。
【0017】
用紙分離機構21は、固定部材26を介してフレーム9に設けられ、支軸35はフレーム9に一体的に設けられている。また、用紙ガイド部材31は支軸35に設けられており、これによって、用紙ガイド部材31が用紙分離機構21と相対回動可能となっている。第1の用紙ガイド面32がフレーム9側の用紙ガイド面36に接近して用紙を搬送案内可能な通常使用位置(図2で示す位置)と、第1の用紙ガイド面32が用紙ガイド面36から大幅に離隔した開放位置(図1で示す位置)とに選択的に位置決め可能に設けられている。
【0018】
具体的には、用紙分離機構21は、図1および図2に示す如く、基端部が支軸24を介して固定部材26に回動可能に装着されたコルク支持部材23と、このコルク支持部材23の先端部に設けられた摩擦分離コルク22と、固定部材26のばね支持部26sに取付けられかつコルク支持部材23を給紙ローラ18に向けて付勢して摩擦分離コルク22を当該給紙ローラ18に圧接する付勢ばね25とから形成されている。かかる構成により,用紙ガイド部材31は、用紙分離機構21と相対回動することができる。
【0019】
次に、この実施形態の作用について説明する。
例えば、給紙部(11)の給紙カセット〔12(14)〕から給紙ローラ〔13(15)〕によってピックアップされた用紙は、搬送ローラ〔41(42)〕および搬送ローラ(43,44,45)によって送り付勢されて、第1の用紙搬送経路37内を搬送され電子写真プロセスユニット(2)および定着手段(8)を経て排紙部(39)へ排出される。
【0020】
ここにおいて、第1の用紙搬送経路37に沿って搬送される用紙が第2の用紙搬送経路38との合流部付近で詰まった場合には、電子写真プロセスユニット2を装置本体から取り外す。次に、用紙ガイド部材31を通常使用位置から図2で時計回り方向に回動して図1に示す開放位置に位置決めする。
【0021】
この際、用紙ガイド部材31は、用紙分離機構21に対して相対回動可能であるので、給紙ローラ18および用紙分離機構21に妨げられることなく、円滑に開放位置に位置決めすることができる。これにより、第1の用紙搬送経路37は、通常使用状態より大幅に広げられることになり、当該経路内で詰まったジャム用紙を容易に除去することができる。
【0022】
しかして、この実施形態によれば、用紙ガイド部材31が、フレーム9側に一体的に形成された支軸35を中心として用紙分離機構21と相対回動して第1の用紙ガイド面32とフレーム9側の用紙ガイド面36との間隔を拡大可能に形成されているので、用紙ガイド部材31を給紙ローラ18および用紙分離機構21に妨げられることなく支軸35を中心として回動させて第1の用紙ガイド面32をフレーム9側の用紙ガイド面36から遠ざけることができる。したがって、第2の搬送経路38との合流部付近の第1の用紙搬送経路37を広げることができ、当該経路37部分で詰まったジャム用紙を簡単に取り除くことができる。
【0023】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、用紙ガイド部材が、フレームに一体的に形成された支軸を中心として用紙分離機構と相対回動して第1の用紙ガイド面とフレーム側の用紙ガイド面との間隔を拡大可能に形成されているので、したがって、第2の搬送経路との合流部付近の第1の用紙搬送経路を広げることができ、当該経路部分で詰まったジャム用紙を簡単に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、用紙ガイド部材を図1に示す開放位置から回動して通常使用する位置に位置決めした状態を示す図である。
【図3】同じく、用紙ガイド部材と用紙分離機構とフレーム側の用紙ガイド面との位置関係を説明するための分解斜視図である。
【図4】画像形成装置に組込まれた用紙搬送装置の従来構成を説明するための図である。
【図5】同じく、用紙ガイド部材の従来構成を説明するための図である。
【図6】同じく、用紙ガイド部材と用紙分離機構とフレーム側の用紙ガイド面との位置関係を説明するための分解斜視図である。
【符号の説明】
9 フレーム
26 固定部材
30 用紙搬送装置
31 用紙ガイド部材
32 第1の用紙ガイド面
33 第2の用紙ガイド面
35 支軸
36 フレーム側の用紙ガイド面
37 第1の用紙搬送経路
38 第2の用紙搬送経路
Claims (1)
- 第1の給紙部から送り出された用紙を所定箇所へ案内可能な第1の用紙搬送経路と、第2の給紙部から送り出された用紙を第1の用紙搬送経路との合流箇所へ案内可能な第2の用紙搬送経路と、両用紙搬送経路の合流箇所に配設されかつ第1の用紙搬送経路の上側のガイド面を形成する第1の用紙ガイド面と第2の用紙搬送経路を形成する第2の用紙ガイド面とを有する用紙ガイド部材と、第2の用紙ガイド面の入口部に設けられ第2の給紙部の給紙ローラでピックアップされた用紙を他の収容用紙から分離可能な用紙分離機構とを備えた用紙搬送装置において、
前記用紙分離機構は、前記給紙ローラ側にばね付勢され、固定部材を介してフレームに設けられる一方、
前記用紙ガイド部材が、前記フレームに一体的に形成された支軸を中心として前記用紙分離機構と相対回動して前記第1の用紙ガイド面と前記フレーム側の用紙ガイド面との間隔を拡大可能に形成されたことを特徴とする用紙搬送装置。
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JP03156998A Expired - Fee Related JP4030029B2 (ja) | 1998-02-13 | 1998-02-13 | 用紙搬送装置 |
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