JPH07157109A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH07157109A JPH07157109A JP5309392A JP30939293A JPH07157109A JP H07157109 A JPH07157109 A JP H07157109A JP 5309392 A JP5309392 A JP 5309392A JP 30939293 A JP30939293 A JP 30939293A JP H07157109 A JPH07157109 A JP H07157109A
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- JP
- Japan
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- roller
- paper
- recording
- paper feed
- cassette
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙詰まりを起こしても容易に記録紙を除去す
ることができ、さらに複数の給紙カセットを有するタイ
プの画像記録装置における搬送経路の簡略化を実現した
給紙装置を提供する。 【構成】 装置本体に第１，第２加圧ローラ36，37を設
け、給紙カセットＢ側に搬送ローラ29と、この搬送ロー
ラ29を駆動させる駆動ギヤを設ける。前記装置本体に給
紙カセットＢを装着すると搬送ローラ29と第１，第２加
圧ローラ36，37とが所定のニップ圧で当接し、同時に駆
動ギヤが駆動源からの伝達ギヤに噛合する。そして、搬
送ローラ29の回転方向を切り換えることで、給紙カセッ
トＢの記録紙Ｐと第２給紙カセットＣの記録紙Ｐとを選
択的に搬送できる。
ることができ、さらに複数の給紙カセットを有するタイ
プの画像記録装置における搬送経路の簡略化を実現した
給紙装置を提供する。 【構成】 装置本体に第１，第２加圧ローラ36，37を設
け、給紙カセットＢ側に搬送ローラ29と、この搬送ロー
ラ29を駆動させる駆動ギヤを設ける。前記装置本体に給
紙カセットＢを装着すると搬送ローラ29と第１，第２加
圧ローラ36，37とが所定のニップ圧で当接し、同時に駆
動ギヤが駆動源からの伝達ギヤに噛合する。そして、搬
送ローラ29の回転方向を切り換えることで、給紙カセッ
トＢの記録紙Ｐと第２給紙カセットＣの記録紙Ｐとを選
択的に搬送できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機，プリンタ等に
適用され、給紙カセットによって補給される記録紙を装
置内部に搬送する給紙装置に関する。
適用され、給紙カセットによって補給される記録紙を装
置内部に搬送する給紙装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の給紙装置を備えた画像記録
装置の要部を示す構成図であり、１は第１給紙カセッ
ト、２は第２給紙カセット、３，４は半月形の給紙コ
ロ、５は搬送ローラ、６は搬送ローラ５に圧接する加圧
ローラ、７は感光体、８は転写ローラ、９はガイド板を
示す。
装置の要部を示す構成図であり、１は第１給紙カセッ
ト、２は第２給紙カセット、３，４は半月形の給紙コ
ロ、５は搬送ローラ、６は搬送ローラ５に圧接する加圧
ローラ、７は感光体、８は転写ローラ、９はガイド板を
示す。
【０００３】給紙コロ３，４は、画像記録装置の本体Ａ
内に設けられており、給紙カセット１，２が本体Ａに装
着されたとき、カセット内に収納された記録紙Ｐに対向
し、記録紙Ｐを１枚ずつ搬送する。また、給紙コロ３は
第１給紙カセット１に対応し、給紙コロ４は第２給紙カ
セット２に対応し、給紙コロ３，４による記録紙Ｐの給
送方向は逆方向である。
内に設けられており、給紙カセット１，２が本体Ａに装
着されたとき、カセット内に収納された記録紙Ｐに対向
し、記録紙Ｐを１枚ずつ搬送する。また、給紙コロ３は
第１給紙カセット１に対応し、給紙コロ４は第２給紙カ
セット２に対応し、給紙コロ３，４による記録紙Ｐの給
送方向は逆方向である。
【０００４】搬送ローラ５と加圧ローラ６は、給紙コロ
３，４と同様に本体Ａ内に設置されており、この搬送ロ
ーラ５と加圧ローラ６とのニップ部に、給紙コロ３，４
により給送された記録紙Ｐがガイド板９に沿って搬送さ
れる。そして搬送ローラ５と加圧ローラ６の回転によ
り、記録紙Ｐはニップ部を通り、感光体７と転写ローラ
８との間へと搬送され、静電記録方式によって記録紙Ｐ
に画像がプリントされた後に、記録紙Ｐは排紙される。
３，４と同様に本体Ａ内に設置されており、この搬送ロ
ーラ５と加圧ローラ６とのニップ部に、給紙コロ３，４
により給送された記録紙Ｐがガイド板９に沿って搬送さ
れる。そして搬送ローラ５と加圧ローラ６の回転によ
り、記録紙Ｐはニップ部を通り、感光体７と転写ローラ
８との間へと搬送され、静電記録方式によって記録紙Ｐ
に画像がプリントされた後に、記録紙Ｐは排紙される。
【０００５】図６は従来の給紙装置に係る搬送ローラ５
と加圧ローラ６の取り付け状態を示す斜視図であり、1
0，11は搬送ローラ５，加圧ローラ６の回転軸となる回
転シャフト、12，13は回転シャフト10，11の両端に取り
付けられた軸受、14は軸受12，13に架設したスプリング
を示す。
と加圧ローラ６の取り付け状態を示す斜視図であり、1
0，11は搬送ローラ５，加圧ローラ６の回転軸となる回
転シャフト、12，13は回転シャフト10，11の両端に取り
付けられた軸受、14は軸受12，13に架設したスプリング
を示す。
【０００６】図６に示すように、搬送ローラ５と加圧ロ
ーラ６は、本体Ａに設けた長孔15に軸受12，13を取り付
け、回転シャフト10，11を支持させることで、本体Ａの
所定位置に保持され、さらにスプリング14の付勢により
常時圧接した状態となる。
ーラ６は、本体Ａに設けた長孔15に軸受12，13を取り付
け、回転シャフト10，11を支持させることで、本体Ａの
所定位置に保持され、さらにスプリング14の付勢により
常時圧接した状態となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】図６に示すように、従
来の給紙装置では、搬送ローラ５と加圧ローラ６とが常
時圧接した状態にあるため、搬送中の記録紙Ｐが搬送ロ
ーラ５と加圧ローラ６とのニップ部にて紙詰まりを起こ
し、記録紙Ｐを除去しようとした際に、記録紙Ｐが破れ
てニップ部に詰まった紙片が本体内に残ってしまい、装
置の運転を中断せざる得なくなるという不具合を生ずる
ことがあった。
来の給紙装置では、搬送ローラ５と加圧ローラ６とが常
時圧接した状態にあるため、搬送中の記録紙Ｐが搬送ロ
ーラ５と加圧ローラ６とのニップ部にて紙詰まりを起こ
し、記録紙Ｐを除去しようとした際に、記録紙Ｐが破れ
てニップ部に詰まった紙片が本体内に残ってしまい、装
置の運転を中断せざる得なくなるという不具合を生ずる
ことがあった。
【０００８】また、図５に示すように、複数の給紙カセ
ットが装着される場合には、複数方向からの記録紙Ｐを
同じ方向へ搬送ローラ５に突入させるための搬送経路が
必要となり、この搬送経路の確保のために、装置本体Ａ
が大型化する傾向があった。
ットが装着される場合には、複数方向からの記録紙Ｐを
同じ方向へ搬送ローラ５に突入させるための搬送経路が
必要となり、この搬送経路の確保のために、装置本体Ａ
が大型化する傾向があった。
【０００９】本発明は、このような欠点を解消し、紙詰
まりを起こしても容易に記録紙を除去することができ、
さらに複数の給紙カセットを有するタイプの画像記録装
置の記録紙の搬送経路の簡略化を実現した給紙装置を提
供することを目的とする。
まりを起こしても容易に記録紙を除去することができ、
さらに複数の給紙カセットを有するタイプの画像記録装
置の記録紙の搬送経路の簡略化を実現した給紙装置を提
供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、記録紙を収納した給紙カセットと、記録
装置本体に設けられ、かつ前記記録紙を１枚ずつ給送す
る給紙コロと、この給紙コロから搬送された記録紙を記
録装置内の記録部に搬送する搬送ローラ対とを備えた給
紙装置において、前記搬送ローラ対の一方の搬送ローラ
を装置本体側に取り付け、他方の搬送ローラを回転シャ
フトに軸支させて前記給紙カセットに取り付け、前記給
紙カセットを装置本体に装着したとき、かつ前記給紙カ
セット側の搬送ローラが装置本体側の搬送ローラに圧接
するように前記回転シャフトを保持する位置決め手段を
装置本体に設けたことを特徴とする。
に、本発明は、記録紙を収納した給紙カセットと、記録
装置本体に設けられ、かつ前記記録紙を１枚ずつ給送す
る給紙コロと、この給紙コロから搬送された記録紙を記
録装置内の記録部に搬送する搬送ローラ対とを備えた給
紙装置において、前記搬送ローラ対の一方の搬送ローラ
を装置本体側に取り付け、他方の搬送ローラを回転シャ
フトに軸支させて前記給紙カセットに取り付け、前記給
紙カセットを装置本体に装着したとき、かつ前記給紙カ
セット側の搬送ローラが装置本体側の搬送ローラに圧接
するように前記回転シャフトを保持する位置決め手段を
装置本体に設けたことを特徴とする。
【００１１】また、記録装置本体に複数箇所設けられた
記録紙の装着部と、記録紙を収納し、かつ前記装着部に
対して着脱可能な給紙カセットと、前記カセット内の記
録紙を１枚ずつ給送する給紙コロと、この給紙コロから
搬送された記録紙を記録装置内の記録部に搬送する搬送
ローラ対とを備えた給紙装置において、前記搬送ローラ
対を１本の駆動ローラとこの駆動ローラに圧接する少な
くとも２本の従動ローラとにより構成し、さらに前記駆
動ローラと少なくとも２本の従動ローラとによって形成
される少なくとも２つのニップ部に、前記複数の装着部
の記録紙を対応させ、前記駆動ローラの正逆転により給
紙する装着部の記録紙を選択させることを特徴とする。
記録紙の装着部と、記録紙を収納し、かつ前記装着部に
対して着脱可能な給紙カセットと、前記カセット内の記
録紙を１枚ずつ給送する給紙コロと、この給紙コロから
搬送された記録紙を記録装置内の記録部に搬送する搬送
ローラ対とを備えた給紙装置において、前記搬送ローラ
対を１本の駆動ローラとこの駆動ローラに圧接する少な
くとも２本の従動ローラとにより構成し、さらに前記駆
動ローラと少なくとも２本の従動ローラとによって形成
される少なくとも２つのニップ部に、前記複数の装着部
の記録紙を対応させ、前記駆動ローラの正逆転により給
紙する装着部の記録紙を選択させることを特徴とする。
【００１２】
【作用】前記構成によれば、給紙カセットを装置本体に
装着した時点で、装置本体側の搬送ローラに対し給紙カ
セット側の搬送ローラが圧接するため、所定のニップ圧
を得ることができる。また給紙カセットを装置本体から
抜き出した時点で、装置本体側の搬送ローラと給紙カセ
ット側の搬送ローラとのニップ圧を解除することができ
る。
装着した時点で、装置本体側の搬送ローラに対し給紙カ
セット側の搬送ローラが圧接するため、所定のニップ圧
を得ることができる。また給紙カセットを装置本体から
抜き出した時点で、装置本体側の搬送ローラと給紙カセ
ット側の搬送ローラとのニップ圧を解除することができ
る。
【００１３】また、装置本体側の搬送ローラを少なくと
も２本としたことで、給紙カセット側の搬送ローラの回
転方向を切り換えることにより記録紙の給紙方向を切り
換えることができる。
も２本としたことで、給紙カセット側の搬送ローラの回
転方向を切り換えることにより記録紙の給紙方向を切り
換えることができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
しながら詳細に説明する。
【００１５】なお、図５，図６に示した従来例における
部材と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明
は省略した。
部材と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明
は省略した。
【００１６】図１は本発明の実施例に係る給紙カセット
の構成を示す斜視図であり、20はカセット本体、21はカ
セット本体20に形成された記録紙Ｐの収納部、22，23は
収納部21内に設置したサイドフェンス，エンドフェンス
を示す。このサイドフェンス22，エンドフェンス23は用
紙サイズに合わせた位置に設置されている。24はサイド
フェンス22に取り付けられた分離爪を示し、収納部21に
記録紙Ｐが収納されたとき、この分離爪24，24によって
記録紙Ｐ先端の両サイドが係止される。
の構成を示す斜視図であり、20はカセット本体、21はカ
セット本体20に形成された記録紙Ｐの収納部、22，23は
収納部21内に設置したサイドフェンス，エンドフェンス
を示す。このサイドフェンス22，エンドフェンス23は用
紙サイズに合わせた位置に設置されている。24はサイド
フェンス22に取り付けられた分離爪を示し、収納部21に
記録紙Ｐが収納されたとき、この分離爪24，24によって
記録紙Ｐ先端の両サイドが係止される。
【００１７】25は収納部21の底面に設置された底板を示
す。この底板25の下方には、底板25を押し上げるコイル
スプリング(図示せず)が設置されている。また、底板25
は回動可能に設置されており、コイルスプリングの付勢
により、収納部21に収納された記録紙Ｐの先端部が押し
上げられる。
す。この底板25の下方には、底板25を押し上げるコイル
スプリング(図示せず)が設置されている。また、底板25
は回動可能に設置されており、コイルスプリングの付勢
により、収納部21に収納された記録紙Ｐの先端部が押し
上げられる。
【００１８】26はカセット本体20に形成された記録紙Ｐ
のガイド部、27はガイド部26のガイド面に形成した孔
部、28はガイド部26の両サイドに形成した長孔部、29は
搬送ローラ、30は搬送ローラ29の回転シャフト、31はＥ
リング、32は軸受、33は搬送ローラ29の駆動ギヤ、34は
板ばねを示す。
のガイド部、27はガイド部26のガイド面に形成した孔
部、28はガイド部26の両サイドに形成した長孔部、29は
搬送ローラ、30は搬送ローラ29の回転シャフト、31はＥ
リング、32は軸受、33は搬送ローラ29の駆動ギヤ、34は
板ばねを示す。
【００１９】ガイド部26は、なだらかな曲率の凸型をな
しており、その凸型のガイド面頂上には記録紙Ｐの搬送
方向に対して直角方向に伸びる孔部27が形成されてい
る。この孔部27の中央部には比較的大きめの孔部27aが
形成されている。このように形成されたガイド部26内に
は搬送ローラ29が備えられ、回転シャフト30によって軸
支された搬送ローラ29が孔部27aより露出する。
しており、その凸型のガイド面頂上には記録紙Ｐの搬送
方向に対して直角方向に伸びる孔部27が形成されてい
る。この孔部27の中央部には比較的大きめの孔部27aが
形成されている。このように形成されたガイド部26内に
は搬送ローラ29が備えられ、回転シャフト30によって軸
支された搬送ローラ29が孔部27aより露出する。
【００２０】回転シャフト30の両端部には軸受32が備え
られており、この軸受32，32はＥリング31，31によって
長孔部28，28に取り付けられている。その際、軸受32は
長孔部28に沿って上下動可能であるため、搬送ローラ29
もまた上下動が可能となる。さらにカセット本体20に
は、長孔部28，28より延出した軸受32，32を下方に押圧
する板ばね34が取り付けられており、また軸受32より延
出した回転シャフト30の一端部には、駆動ギヤ33が軸支
されている。
られており、この軸受32，32はＥリング31，31によって
長孔部28，28に取り付けられている。その際、軸受32は
長孔部28に沿って上下動可能であるため、搬送ローラ29
もまた上下動が可能となる。さらにカセット本体20に
は、長孔部28，28より延出した軸受32，32を下方に押圧
する板ばね34が取り付けられており、また軸受32より延
出した回転シャフト30の一端部には、駆動ギヤ33が軸支
されている。
【００２１】図２は給紙カセットＢを装着したときの内
部構成の要部を示す斜視図であり、35は、軸受32を支持
し、搬送ローラ29を位置決めする軸受支持体、36，37は
装置本体側の搬送ローラである第１，第２加圧ローラを
示す。この軸受支持体35および第１，第２加圧ローラ3
6，37は本体Ａに設けられている。
部構成の要部を示す斜視図であり、35は、軸受32を支持
し、搬送ローラ29を位置決めする軸受支持体、36，37は
装置本体側の搬送ローラである第１，第２加圧ローラを
示す。この軸受支持体35および第１，第２加圧ローラ3
6，37は本体Ａに設けられている。
【００２２】図３は軸受支持体35の構成を示す側面図で
あり、35aは凹部を示す。この凹部35aは、軸受32が摺動
する斜面35bを含む開放部35cと、軸受32が係合する保持
部35dとからなる。
あり、35aは凹部を示す。この凹部35aは、軸受32が摺動
する斜面35bを含む開放部35cと、軸受32が係合する保持
部35dとからなる。
【００２３】そして、本体Ａに給紙カセットＢを装着す
ると、図２に示すように、軸受32，32が軸受支持体35，
35に保持され、同時に搬送ローラ29に第１，第２加圧ロ
ーラ36，37が圧接し、ニップ部が形成される。そして駆
動ギヤを介して搬送ローラ29を回転させると、搬送ロー
ラ29の回転に第１，第２加圧ローラ36，37が従動する。
ると、図２に示すように、軸受32，32が軸受支持体35，
35に保持され、同時に搬送ローラ29に第１，第２加圧ロ
ーラ36，37が圧接し、ニップ部が形成される。そして駆
動ギヤを介して搬送ローラ29を回転させると、搬送ロー
ラ29の回転に第１，第２加圧ローラ36，37が従動する。
【００２４】図４は本実施例の給紙装置の動作を示す説
明図であり、Ｃは第２給紙カセットを示す。この第２給
紙カセットＣは、給紙カセットＢのガイド部26に対向さ
せて本体Ａの装着部Ｄに設置される。すなわち第２給紙
カセットＣの内部に収納された記録紙Ｐの搬送方向は、
給紙カセットＢの搬送方向に対して逆になる。また、3
8，39は給紙カセットＢ，第２給紙カセットＣの記録紙
Ｐを搬送する給紙コロを示す。
明図であり、Ｃは第２給紙カセットを示す。この第２給
紙カセットＣは、給紙カセットＢのガイド部26に対向さ
せて本体Ａの装着部Ｄに設置される。すなわち第２給紙
カセットＣの内部に収納された記録紙Ｐの搬送方向は、
給紙カセットＢの搬送方向に対して逆になる。また、3
8，39は給紙カセットＢ，第２給紙カセットＣの記録紙
Ｐを搬送する給紙コロを示す。
【００２５】給紙カセットＢの記録紙Ｐを搬送させると
きは、駆動ギヤ33(図１参照)を回転させて搬送ローラ29
を図中Ｘ方向に回転させる。そして、給紙コロ38によっ
て給送された記録紙Ｐは、ガイド面26aを通って搬送ロ
ーラ29と第１加圧ローラ36とのニップ部に導かれ、搬送
ローラ29の駆動によりガイド板９を介して感光体７と転
写ローラ８との間へと搬送される。
きは、駆動ギヤ33(図１参照)を回転させて搬送ローラ29
を図中Ｘ方向に回転させる。そして、給紙コロ38によっ
て給送された記録紙Ｐは、ガイド面26aを通って搬送ロ
ーラ29と第１加圧ローラ36とのニップ部に導かれ、搬送
ローラ29の駆動によりガイド板９を介して感光体７と転
写ローラ８との間へと搬送される。
【００２６】第２給紙カセットＣの記録紙Ｐを搬送させ
るときは、駆動ギヤ33(図１参照)を回転させて搬送ロー
ラ29を図中Ｙ方向に回転させる。そして、給紙コロ39に
よって給送された記録紙Ｐは、ガイド面26bを通って搬
送ローラ29と第２加圧ローラ37とのニップ部に導かれ、
搬送ローラ29の駆動によりガイド板９を介して感光体７
と転写ローラ８との間へと搬送される。
るときは、駆動ギヤ33(図１参照)を回転させて搬送ロー
ラ29を図中Ｙ方向に回転させる。そして、給紙コロ39に
よって給送された記録紙Ｐは、ガイド面26bを通って搬
送ローラ29と第２加圧ローラ37とのニップ部に導かれ、
搬送ローラ29の駆動によりガイド板９を介して感光体７
と転写ローラ８との間へと搬送される。
【００２７】このように構成された本実施例によれば、
搬送ローラ29と第１，第２加圧ローラ36，37とのニップ
部に紙詰まりが生じた場合、給紙カセットＢ，Ｃを本体
Ａから取り外すことでニップ圧が解除されるために、詰
まった用紙を容易に除去することができる。
搬送ローラ29と第１，第２加圧ローラ36，37とのニップ
部に紙詰まりが生じた場合、給紙カセットＢ，Ｃを本体
Ａから取り外すことでニップ圧が解除されるために、詰
まった用紙を容易に除去することができる。
【００２８】また、回転シャフト30の位置決めと給紙カ
セットＢとの位置決めが同時に行われるため、給紙カセ
ットＢを本体Ａに装着した時点で、搬送ローラ29および
駆動ギヤ33が所定の位置に位置付けられるようになり、
位置決めに係る部品点数を削減でき、コストダウンが図
れる。
セットＢとの位置決めが同時に行われるため、給紙カセ
ットＢを本体Ａに装着した時点で、搬送ローラ29および
駆動ギヤ33が所定の位置に位置付けられるようになり、
位置決めに係る部品点数を削減でき、コストダウンが図
れる。
【００２９】また、１つの搬送ローラ29に２つの加圧ロ
ーラ36，37を対応させることにより、搬送ローラ29の回
転の切り換えによって、記録紙Ｐを搬送路の異なる２方
向より給紙することができる。そのため、特に、図４に
示すような、２つの給紙カセットＢ，Ｃに収納した記録
紙Ｐの先端を対向させて配置するタイプの画像記録装置
に対して、装置本体の大きさを小型化することができ
る。また、１つの給紙カセットに内に２つの記録紙の収
納部を設け、搬送ローラの正逆転の切り換えによって、
２つの収納部より選択的に記録紙を搬送させてもよい。
ーラ36，37を対応させることにより、搬送ローラ29の回
転の切り換えによって、記録紙Ｐを搬送路の異なる２方
向より給紙することができる。そのため、特に、図４に
示すような、２つの給紙カセットＢ，Ｃに収納した記録
紙Ｐの先端を対向させて配置するタイプの画像記録装置
に対して、装置本体の大きさを小型化することができ
る。また、１つの給紙カセットに内に２つの記録紙の収
納部を設け、搬送ローラの正逆転の切り換えによって、
２つの収納部より選択的に記録紙を搬送させてもよい。
【００３０】
【発明の効果】以上、説明した通りに構成された本発明
によれば、次に記載する効果を奏する。
によれば、次に記載する効果を奏する。
【００３１】請求項１記載の構成によれば、搬送ローラ
対のニップ部に紙詰まりが生じた場合、給紙カセットを
装置本体から取り外すことでニップ圧が解除されるため
に、詰まった用紙を容易に除去することができる。ま
た、回転シャフトの位置決めと給紙カセットとの位置決
めを兼ねて行われるため、位置決めに係る部品点数を削
減でき、コストダウンが図れる。
対のニップ部に紙詰まりが生じた場合、給紙カセットを
装置本体から取り外すことでニップ圧が解除されるため
に、詰まった用紙を容易に除去することができる。ま
た、回転シャフトの位置決めと給紙カセットとの位置決
めを兼ねて行われるため、位置決めに係る部品点数を削
減でき、コストダウンが図れる。
【００３２】請求項２記載の構成によれば、給紙カセッ
ト側の搬送ローラに複数の装置本体側の搬送ローラを対
応させることにより、給紙カセット側の搬送ローラの回
転の切り換えによって、記録紙を正逆方向より給紙する
ことができる。そのため、複数の給紙カセットを有する
タイプの画像記録装置において、搬送経路の簡略化が可
能となり、画像記録装置内のレイアウトの自由化を図る
ことができる。
ト側の搬送ローラに複数の装置本体側の搬送ローラを対
応させることにより、給紙カセット側の搬送ローラの回
転の切り換えによって、記録紙を正逆方向より給紙する
ことができる。そのため、複数の給紙カセットを有する
タイプの画像記録装置において、搬送経路の簡略化が可
能となり、画像記録装置内のレイアウトの自由化を図る
ことができる。
【図１】本発明の実施例に係る給紙カセットの構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】給紙カセットを装着したときの内部構成の要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図３】軸受支持体の構成を示す側面図である。
【図４】本実施例の給紙装置の動作を示す説明図であ
る。
る。
【図５】従来の給紙装置を備えた画像記録装置の要部を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図６】従来の給紙装置に係る搬送ローラと加圧ローラ
の取り付け状態を示す斜視図である。
の取り付け状態を示す斜視図である。
１…第１給紙カセット、 ２…第２給紙カセット、
３，４，38，39…給紙コロ、 ５，29…搬送ローラ、
６…加圧ローラ、 ７…感光体、 ８…転写ローラ、
９…ガイド板、 10，11，30…回転シャフト、 12，1
3，32…軸受、 14…スプリング、 15…長孔、 20…
カセット本体、 21…収納部、 22…サイドフェンス、
23…エンドフェンス、 24…分離爪、 25…底板、
26…ガイド部、26a，26b…ガイド面、 27，27a…孔
部、 28…長孔部、 31…Ｅリング、 33…駆動ギヤ、
34…板ばね、 35…軸受支持体、 35a…凹部、 35b
…斜面、35c…開放部、 35d…保持部、 36…第１加圧
ローラ、 37…第２加圧ローラ、Ａ…本体、 Ｂ…給紙
カセット、 Ｃ…第２給紙カセット、 Ｐ…記録紙。
３，４，38，39…給紙コロ、 ５，29…搬送ローラ、
６…加圧ローラ、 ７…感光体、 ８…転写ローラ、
９…ガイド板、 10，11，30…回転シャフト、 12，1
3，32…軸受、 14…スプリング、 15…長孔、 20…
カセット本体、 21…収納部、 22…サイドフェンス、
23…エンドフェンス、 24…分離爪、 25…底板、
26…ガイド部、26a，26b…ガイド面、 27，27a…孔
部、 28…長孔部、 31…Ｅリング、 33…駆動ギヤ、
34…板ばね、 35…軸受支持体、 35a…凹部、 35b
…斜面、35c…開放部、 35d…保持部、 36…第１加圧
ローラ、 37…第２加圧ローラ、Ａ…本体、 Ｂ…給紙
カセット、 Ｃ…第２給紙カセット、 Ｐ…記録紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０３Ｇ 15/00 ５２６
Claims (2)
- 【請求項１】 記録紙を収納した給紙カセットと、記録
装置本体に設けられ、かつ前記記録紙を１枚ずつ給送す
る給紙コロと、この給紙コロから搬送された記録紙を記
録装置内の記録部に搬送する搬送ローラ対とを備えた給
紙装置において、前記搬送ローラ対の一方の搬送ローラ
を装置本体側に取り付け、他方の搬送ローラを回転シャ
フトに軸支させて前記給紙カセットに取り付け、前記給
紙カセットを装置本体に装着したとき、前記給紙カセッ
ト側の搬送ローラが装置本体側の搬送ローラに圧接する
ように前記回転シャフトを保持する位置決め手段を装置
本体に設けたことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項２】 記録紙を収納し、かつ複数の装着部に対
して着脱可能な給紙カセットと、このカセット内の記録
紙を１枚ずつ給送する給紙コロと、この給紙コロから搬
送された記録紙を記録装置内の記録部に搬送する搬送ロ
ーラ対とを備えた給紙装置において、前記搬送ローラ対
を１本の駆動ローラとこの駆動ローラに圧接する少なく
とも２本の従動ローラとにより構成し、さらに前記駆動
ローラと少なくとも２本の従動ローラとによって形成さ
れる少なくとも２つのニップ部に対して前記複数の装着
部の記録紙をそれぞれ搬送可能にし、前記駆動ローラの
正逆転により、給紙する記録紙を前記複数の装着部から
選択可能にしたことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30939293A JP3293985B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30939293A JP3293985B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 給紙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157109A true JPH07157109A (ja) | 1995-06-20 |
| JP3293985B2 JP3293985B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=17992465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30939293A Expired - Fee Related JP3293985B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3293985B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000044079A (ja) * | 1998-07-30 | 2000-02-15 | Mita Ind Co Ltd | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2002274669A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置 |
| JP2009128667A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
| JP2011063355A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP30939293A patent/JP3293985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000044079A (ja) * | 1998-07-30 | 2000-02-15 | Mita Ind Co Ltd | シート給送装置及び画像形成装置 |
| JP2002274669A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-25 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置 |
| JP2009128667A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
| JP4539710B2 (ja) * | 2007-11-26 | 2010-09-08 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
| US8320815B2 (en) | 2007-11-26 | 2012-11-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device configured to control a carrying speed of a recording medium |
| JP2011063355A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 搬送装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3293985B2 (ja) | 2002-06-17 |
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