JP3574821B2 - 印刷装置の給紙装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、レーザープリンタ等の印刷装置の給紙装置に関し、特に、給紙する際の「用紙の重送」を防止する印字装置の給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の印刷装置には、その本体内に用紙を給紙するための給紙装置を備えており、例えば、図5に示すような構造を有する給紙装置では、本体101に回動可能に取り付けられた用紙捌き部材103を圧縮バネ105で付勢して、用紙捌き部材103に設けられた摩擦パッド107を給紙ローラ111に圧接させており、給紙ローラ111がP方向に回転すると、給紙ローラ111のローラ面112が用紙113に接触して、摩擦パッド107と給紙ローラ111との接触部に用紙113を送り込むとともに、圧縮バネ105の付勢力をもって、摩擦パッド107と給紙ローラ111との接触部に用紙103を挟み込んで給紙を行っていた。
【0003】
特に、かかる構造を有する給紙装置においては、本体101に設けられた給紙トレイ115の用紙送り側の端部に、給紙ローラ111側に向かって突出されたリブ部材114が形成されており、図5に示すように、リブ部材114の先端と給紙ローラ111との間に挟持された用紙113に、P方向に回転する給紙ローラ111のローラ面112が接触することにより、摩擦パッド107と給紙ローラ111との接触部に用紙113を送り込んでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構造を有する給紙装置においては、リブ部材114の先端と給紙ローラ111との間に挟持された用紙113について、図5に示すように、複数枚の用紙113の前端部分が重なった状態で摩擦パッド107上に載置することがあり、かかる状態の用紙113にP方向に回転する給紙ローラ111のローラ面112が接触すると、摩擦パッド107と給紙ローラ111との接触部に複数枚の用紙113が重なった状態で送り込まれ、いわゆる「用紙の重送」が発生することがあった。
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、リブ部材を給紙ローラ側に向かってさらに突出させることにより、給紙する際の「用紙の重送」を防止する印字装置の給紙装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために成された請求項1に記載の印刷装置の給紙装置は、給紙ローラと、前記給紙ローラのローラ面に接触される摩擦パッドが設けられた用紙捌き部材と、用紙の搬送方向における前記用紙捌き部材の上流側で、且つ、給紙トレイの用紙送り側の端部において、給紙ローラ側に向かって突出され、給紙トレイに積層された複数の用紙の搬送方向側先端部と当接するリブ部材とを有し、給紙トレイに積層された複数の用紙における上方の用紙を、前記リブ部材の先端と前記給紙ローラとの間に挟持しつつ前記給紙ローラのローラ面と前記用紙捌き部材の摩擦パッドとの接触部に送り、前記給紙ローラのローラ面と前記用紙捌き部材の摩擦パッドとの接触部によって1枚づつ給紙を行う印刷装置の給紙装置であって、前記給紙ローラの半径Rと前記リブ部材の先端と前記給紙ローラの回転中心との間の距離Dとの間にR≧Dの関係を具有させることにより、前記リブ部材の先端と前記給紙ローラとの間に挟持される用紙を撓ませながら給紙することを特徴とする。
このような構成を有する請求項1に係る印刷装置の給紙装置では、用紙の搬送方向における前記用紙捌き部材の上流側で、且つ、給紙トレイの用紙送り側の端部において、リブ部材が、給紙ローラ側に向かって突出されて、給紙トレイに積層された複数の用紙の搬送方向側先端部と当接する。給紙トレイに積層された複数の用紙における上方の用紙に、回転する給紙ローラのカム形状のローラ面が接触することにより、用紙をリブ部材の先端と給紙ローラとの間に挟持しつつ給紙 ローラのローラ面と用紙捌き部材の摩擦パッドとの接触部に送って給紙を行っている。また、給紙ローラ、リブ部材の先端には、以下の関係がある。すなわち、給紙ローラの半径Rは、リブ部材の先端と給紙ローラの回転中心との間の距離Dと等しいか又は大きい。換言すると、リブ部材の先端は、給紙ローラのローラ面と同一か又はローラ面より回転中心方向に突出している。このため、リブ部材の先端と給紙ローラのローラ面との間に挟持された用紙は、給紙ローラのローラ面とリブ部材の先端とで撓ませられながら給紙されるので、給紙ローラのローラ面と用紙捌き部材の摩擦パッドとの接触部において、リブ部材の先端と給紙ローラのローラ面との間に挟持された用紙を確実に1枚ずつに分離することができ、もって、給紙する際の「用紙の重送」を防止することができる。
【0007】
また、請求項2に記載の印刷装置の給紙装置は、請求項1に記載の印刷装置の給紙装置であって、前記給紙ローラの回転軸に取り付けられたカラーローラを有し、カラーローラの半径Cと前記距離Dとの間にD≧Cの関係を具有させたことを特徴とする。
【0008】
このような構成を有する請求項2に係る印刷装置の給紙装置では、給紙ローラの回転軸にカラーローラが回動可能に取り付けられており、かかるカラーローラは給紙ローラの一部分として機能している。すなわち、リブ部材の先端とカラーローラのローラ面との間で挟持した用紙に、回転する給紙ローラのカム形状のローラ面が接触することにより、リブ部材の先端とカラーローラのローラ面との間を通して、摩擦パッドと給紙ローラ及びカラーローラとの接触部に用紙を送って給紙を行っている。また、給紙ローラ、カラーローラ、リブ部材の先端の三者には、以下の関係がある。すなわち、給紙ローラの半径Rは、リブ部材の先端と給紙ローラの回転中心との間の距離Dと等しいか又は大きく、また、カラーローラの半径Cは、リブ部材の先端と給紙ローラの回転中心との間の距離Dと等しいか又は小さい。換言すると、リブ部材の先端は、給紙ローラのローラ面と同一か又はローラ面より回転中心方向に突出しているが、カラーローラのローラ面と同一か又はローラ面より回転中心方向へは突出していない。
【0009】
この関係においては、リブ部材の先端とカラーローラのローラ面との間の距離(D−C)が、1枚〜数枚の用紙が通過できる程の大きさであることから、リブ部材の先端とカラーローラのローラ面との間に挟持された用紙は、1枚〜数枚に限定され、たとえ数枚が摩擦パッド上に入っても、摩擦分離機構により容易に分離することができる。すなわち、給紙する際の「用紙の重送」を防止することができる。
【0010】
また、リブ部材の先端は給紙ローラのローラ面より突出しているので、リブ部材の先端とカラーローラのローラ面との間に挟持された用紙は、その下面をリブ部材の先端に当接させながら、摩擦パッドと給紙ローラのローラ面との接触部に送られる。これにより、かかる接触部とリブ部材の先端とで用紙を撓ませながら給紙することができるので、リブ部材の先端とカラーローラのローラ面との間に挟持された用紙を確実に1枚ずつに分離することができ、もって、給紙する際の「用紙の重送」を防止することができる。
【0011】
また、請求項3に記載の印刷装置の給紙装置は、請求項1又は請求項2に記載の印刷装置の給紙装置であって、前記リブ部材は、前記給紙ローラの両側で一対形成されたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の印刷装置の給紙装置は、請求項3に記載の印刷装置の給紙装置であって、前記給紙ローラは、前記一対のリブ部材の内側にて2つに分割して回転軸に設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の印刷装置の給紙装置は、請求項1に記載の印刷装置の給紙装置であって、前記給紙ローラは、給紙トレイから取り出される用紙の搬送方向が、下側を向くように給紙することを特徴とする。
【0012】
このような構成を有する請求項3及び請求項4に係る印字装置の給紙装置では、リブ部材が給紙ローラの両側で一対形成され、また、一対のリブ部材の内側にて2つの給紙ローラが回転軸に設けられている。これにより、一つのリブ部材、一つの給紙ローラを有するものと比べて、より確実に、給紙する際の「用紙の重送」を防止するとともに、送り方向において用紙がずれることなく安定的に給紙することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をレーザービームのプリンタに具体化した実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は印刷装置としてのプリンタの主要構成部品の斜視図を、図4はかかるプリンタの側断面図である。
【0014】
図3に示すように、プリンタの本体ケース1は、メインフレーム1aとメインカバー体1bとを一体的に射出成形等で形成されたものである。メインフレーム1aには、スキャナユニット2、プロセスユニット3、定着ユニット4、及び、給紙装置である給紙ユニット5が上面から装着される。また、メインカバー体1bは、かかるメインフレーム1aの四周(前後及び左右両側)外面を覆うものである。さらに、メインフレーム1aの外面とメインカバー体1bの内面とで形成される収納凹所33には、駆動モータとギヤ列を含む駆動系ユニット6が、本体ケース1の下方から挿入され装着固定される。
【0015】
また、メインフレーム1a及びメインカバー体1bの上面をトップカバー7で覆っており、かかるトップカバー7には、メインフレーム1aの上向きに突出する操作パネル部1cを貫通させるための孔7aと、給紙ユニット5の基部を貫通させるための開口部7bとが形成されている。
また、排紙トレイ8は、トップカバー7の前端の両側に突設したブラケット9(図3では一方のみが示される)に回動可能に装着されており、不使用時には、かかる排紙トレイ8をトップカバー7の上面側に折り畳んで覆うことができる。
【0016】
ここで、図4に基づいて、プリンタにおける用紙50の流れSを説明すると、積層された状態で給紙ユニット5の給紙トレイ5a内にセットされた用紙50は、給紙トレイ5a内の付勢ばね10a付き支持板10にて給紙ローラ11に向かって押圧され、駆動系ユニット6から動力伝達されて回転する給紙ローラ11と用紙捌き部材62とによって1枚ずつ分離される(この点に関しては、後で詳しく説明する)。分離された用紙50は、上下一対のレジストローラ13、14にてプロセスユニット3に給送される。尚、プロセスユニット3は、スキャナユニット2に設けられたレーザ光学系を介して画像データに従って感光体ドラムの表面に形成された潜像に対してトナーを供給することにより潜像のトナー現像を行うためのユニットである。
【0017】
また、スキャナユニット2は公知のレーザ光学系を備えており、所定の画像データに基づきレーザ光学系のスキャニングを行って感光体ドラムの表面に潜像を形成するユニットである。スキャナユニット2のレーザ光学系により感光体ドラムに形成された潜像に対しては、前記プロセスユニット3を介してトナーが供給され、潜像のトナー現像が行われる。
【0018】
前記のようにプロセスユニット3に送給された用紙50には、プロセスユニット3内で感光体ドラムに形成された潜像に基づくトナー画像が転写され、この後、定着ユニット4に送給される。定着ユニット4では、一対の加熱ローラ15と押圧ローラ16とを介して用紙50上に転写されたトナー画像の熱定着が行われる。この後、画像形成された用紙50は、排紙トレイ8上に順次スタックされつつ排紙される。
【0019】
次に、本発明に係る給紙ユニット5の構造について詳しく説明する。図1は、給紙ユニット5の構造を示した図である。基本的には、図5で示した従来技術の給紙装置と同様な構造をしており、本体60に回動可能に取り付けられた用紙捌き部材62を圧縮バネ64で付勢して、用紙捌き部材62に設けられた摩擦パッド12を、給紙ローラ11のカム形状のローラ面66またはカラーローラ71のローラ面に圧接させており、給紙ローラ11がP方向に回転すると、給紙ローラ11のローラ面66が用紙50に接触して、リブ部材69(次に詳しく説明する)の先端とカラーローラ71のローラ面の間を通して、摩擦パッド12と給紙ローラ11のローラ面66またはカラーローラ71のローラ面の接触部に用紙50を送り込むとともに、圧縮バネ64の付勢力をもって、摩擦パッド12とかかる接触部に用紙50を挟み込んで給紙を行う。
【0020】
また、図1から明らかなように、用紙の搬送方向における用紙捌き部材62の上流側で、且つ、本体60に設けられた給紙トレイ5aの用紙送り側の端部には、給紙ローラ11側に向かって突出するリブ部材69が形成されており、かかるリブ部材69の先端と給紙ローラ11の回転中心67との間の距離Dと比べて、給紙ローラ11の半径Rは等しいか又は大きく、かつ、給紙ローラ11の回転軸72に取り付けられたカラーローラ71の半径Cは等しいか又は小さい。この関係においては、リブ部材69の先端とカラーローラ71との間の距離(D−C)は、1枚の用紙が通過できる程度の大きさに設定されている。さらに、図1の矢視Aから給紙ユニット5の構造を示した図2に基づいて説明すると、リブ部材69が給紙ローラ11の両側で一対形成され、また、一対のリブ部材69の内側にて2つのローラ面66をもつ給紙ローラ11が回転軸72に設けられている。
【0021】
ここで、用紙50を給紙する際の動作を図1、2、4を参照しながら説明すると、上述したように、積層された状態で給紙ユニット5の給紙トレイ5a内にセットされた用紙50は、その前端がリブ部材69の下面に当接しながら、給紙トレイ5a内の付勢ばね10a付き支持板10にて給紙ローラ11に向かって押圧され、図1に示すように、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間に用紙50が挟持される。
【0022】
かかる用紙50に、P方向に回転する給紙ローラ11のローラ面66が接触すると、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間を通って、その前端部分が摩擦パッド12上に載置する。さらに、給紙ローラ11がP方向に回転すれば、摩擦パッド12と給紙ローラ11のローラ面66またはカラーローラ71のローラ面の接触部に用紙50を送り込むとともに、圧縮バネ64の付勢力をもって、かかる接触部に用紙50を挟み込んで給紙を行うことができる。このとき、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間に挟持された用紙50は、その下面をリブ部材69の先端に当接させながら、かかる接触部に送られるので、かかる接触部とリブ部材69の先端とをもって、図2に示すように、用紙50を撓ませながら給紙することができる。
【0023】
以上詳細に説明したように、本実施の形態の印字装置の給紙装置では、給紙ローラ11の半径Rは、リブ部材69の先端と給紙ローラ11の回転中心67との間の距離Dと等しいか又は大きく、換言すると、リブ部材69の先端は給紙ローラ11のローラ面66と同一又はローラ面66より回転中心67方向に突出しているので、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間に挟持された用紙50は、その下面をリブ部材69の先端に当接させながら、摩擦パッド12と給紙ローラ11のローラ面66またはカラーローラ71のローラ面との接触部に送られる。すなわち、かかる接触部とリブ部材69の先端とで用紙50を撓ませながら給紙することができるので、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間に挟持された用紙50を確実に1枚ずつに分離することができ、もって、給紙する際の「用紙の重送」を防止することができる。
【0024】
また、給紙ローラ11の回転軸72に取り付けられたカラーローラ71の半径Cは、リブ部材69の先端と給紙ローラ11の回転中心67との間の距離Dと等しいか又は距離Dより小さく、換言すると、リブ部材69の先端はカラーローラ71のローラ面と同一か又はローラ面より回転中心67方向に突出していない。さらに、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間の距離(D−C)が、1枚の用紙が通過できる程の大きさであることから、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間に挟持された用紙50は、複数枚が重なった状態で、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間を通ることができない。すなわち、複数枚の用紙50の前端部分が摩擦パッド12上に同時に載置することがなく、給紙する際の「用紙の重送」を防止することができる。
【0025】
また、リブ部材69が給紙ローラ11の両側で一対形成され、また、一対のリブ部材69の内側にて2つのローラ面66を持つ給紙ローラ11が回転軸72に設けているので、一つのリブ部材、一つの給紙ローラを有するものと比べて、より確実に、給紙する際の「用紙の重送」を防止するとともに、送り方向において用紙がずれることなく安定的に給紙することができる。
【0026】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態のリブ部材69の先端は、カラーローラ71のローラ面より回転中心67方向に突出していないが、送り方向における安定的な給紙に影響がでなければ、カラーローラ71のローラ面より回転中心67方向に突出させてもよい。
【0027】
また、本実施例では、リブ部材69の先端とカラーローラ71のローラ面との間の距離(D−C)が、1枚の用紙が通過できる大きさであったが、数枚(5枚程度)分の用紙が通過できるようにしてもよい。このようにしても摩擦パッド12等による摩擦分離機構によって容易に1枚に分離することができる。
【0028】
従って、給紙ローラの半径Rは、リブ部材の先端と給紙ローラの回転中心との間の距離Dと等しいか又は距離Dより大きく、また、カラーローラの半径Cは、リブ部材の先端と給紙ローラの回転中心との間の距離Dと等しいか又は距離Dより小さいので、リブ部材の先端と給紙ローラとの間に挟持された用紙の前端部分が1枚〜数枚ずつに分離することができ、たとえ数枚が摩擦パッドに入っても摩擦分離機構により容易に分離することができ、もって、給紙する際の「用紙の重送」を防止することができ、さらに、リブ部材が給紙ローラの両側で一対形成され、また、一対のリブ部材の内側にて2つの給紙ローラが回転軸に設けられているので、一つのリブ部材、一つの給紙ローラを有するものと比べて、より確実に、給紙する際の「用紙の重送」を防止するとともに、送り方向において用紙がずれることなく安定的に給紙することができる印刷装置の給紙装置を提供することができ、その産業上奏する効果は大である。
【0029】
【発明の効果】
以上、説明したことから明らかなように、給紙する際の「用紙の重送」を防止することができる印刷装置の給紙装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給紙装置である給紙ユニットの構造を示した側断面図であり、摩擦パッドと給紙ローラとの間で用紙を挟み込む前の状態を示したものである。
【図2】給紙装置である給紙ユニットの構造を図1の矢視Aから示した側断面図であり、摩擦パッドと給紙ローラとの間で用紙を挟み込んだ状態を示したものである。
【図3】印刷装置であるプリンタの主要構成部品の斜視図である。
【図4】印刷装置であるプリンタの側断面図である。
【図5】従来技術の給紙装置の構造を示した側断面図であり、摩擦パッドと給紙ローラとの間で用紙を挟み込む前の状態を示したものである。
【符号の説明】
5 給紙装置
11 給紙ローラ
12 摩擦パッド
50 用紙
62 用紙捌き部材
66 給紙ローラのローラ面
67 給紙ローラの回転中心
69 リブ部材
71 カラーローラ
72 回転軸
C カラーローラの半径
D リブ部材の先端と給紙ローラの回転中心との間の距離
R 給紙ローラの半径

Claims (5)

  1. 給紙ローラと、
    前記給紙ローラのローラ面に接触される摩擦パッドが設けられた用紙捌き部材と、
    用紙の搬送方向における前記用紙捌き部材の上流側で、且つ、給紙トレイの用紙送り側の端部において、給紙ローラ側に向かって突出され、給紙トレイに積層された複数の用紙の搬送方向側先端部と当接するリブ部材とを有し、
    給紙トレイに積層された複数の用紙における上方の用紙を、前記リブ部材の先端と前記給紙ローラとの間に挟持しつつ前記給紙ローラのローラ面と前記用紙捌き部材の摩擦パッドとの接触部に送り、前記給紙ローラのローラ面と前記用紙捌き部材の摩擦パッドとの接触部によって1枚づつ給紙を行う印刷装置の給紙装置であって、
    前記給紙ローラの半径Rと前記リブ部材の先端と前記給紙ローラの回転中心との間の距離Dとの間にR≧Dの関係を具有させることにより、前記リブ部材の先端と前記給紙ローラとの間に挟持される用紙を撓ませながら給紙することを特徴とする印刷装置の給紙装置。
  2. 前記給紙ローラの回転軸に取り付けられたカラーローラを有し、カラーローラの半径Cと前記距離Dとの間にD≧Cの関係を具有させたことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置の給紙装置。
  3. 前記リブ部材は、前記給紙ローラの両側で一対形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置の給紙装置。
  4. 前記給紙ローラは、前記一対のリブ部材の内側にて2つに分割して回転軸に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置の給紙装置。
  5. 前記給紙ローラは、給紙トレイから取り出される用紙の搬送方向が、下側を向くように給紙することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置の給紙装置。
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