JP2010058876A - 後処理装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】後処理用トレイの後端まで記録紙が搬入されたことを検出でき、かつ、後処理用トレイにおいて記録紙が所定の位置に正しく整合されたことを検出できる後処理装置を提供する。
【解決手段】後処理用トレイ42は、順次搬送される記録紙を載置する。整合部61,62は、後処理用トレイ42に搬入された記録紙を後処理用の位置に整合する。第1検出部120は、後処理用トレイ42の後端部まで搬入された記録紙を検出する。CPU100は、記録紙の大きさに対応して整合部61,62の動作を制御する。
本発明の後処理装置4に係る第1検出部120は、後処理用トレイ42に搬入されてきた記録紙が後処理用トレイ42の後端部に到達すると検出状態となり、その後記録紙が整合部61,62によって後処理用の位置に整合されると非検出状態となる位置に配置される。
【選択図】図6
【解決手段】後処理用トレイ42は、順次搬送される記録紙を載置する。整合部61,62は、後処理用トレイ42に搬入された記録紙を後処理用の位置に整合する。第1検出部120は、後処理用トレイ42の後端部まで搬入された記録紙を検出する。CPU100は、記録紙の大きさに対応して整合部61,62の動作を制御する。
本発明の後処理装置4に係る第1検出部120は、後処理用トレイ42に搬入されてきた記録紙が後処理用トレイ42の後端部に到達すると検出状態となり、その後記録紙が整合部61,62によって後処理用の位置に整合されると非検出状態となる位置に配置される。
【選択図】図6
Description
本発明は、記録媒体に対して綴じ処理や穴あけ処理等の後処理を行う後処理装置およびこの後処理装置を備える画像形成装置に関する。
複写機等の画像形成装置は、印字された複数の記録媒体をステープル等の後処理を行った後、順次排紙トレイへ記録媒体を排出している。後処理装置は、後処理用トレイにおける記録媒体の揃え性を向上させるために、後処理用トレイの先端側が上向きに傾斜しているのが一般的である。これにより、後処理用トレイ上に排出・落下される記録媒体は、後処理用トレイの傾斜面に沿って滑り、後処理用トレイの後端側に突き当てられて記録媒体の後端が揃えられるようになっている。
しかし、後処理用トレイが傾斜していると、記録媒体の厚み方向に自重が十分にかからず、長手方向に自重がかかる。長手方向に自重がかかると、記録媒体は後処理装置の後端側において座屈を起こし、記録媒体の揃え精度が悪くなる。
そこで、記録媒体の揃え精度を向上させて信頼性の高いステープル処理を行うことができる後処理装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−130338号公報
特許文献1をはじめとした従来技術では、画像形成装置本体から後処理装置へ記録媒体が搬入されたことを検出するために、後処理装置の入口にセンサを設ける構成が採用されている。しかし、この構成では、後処理装置へ記録媒体が搬入されたことは検知できるが、後処理用トレイの後端まで記録媒体が搬入されたかどうかまではわからない。また、後処理用トレイにおいて、ステープル等の後処理を行うために記録媒体を整合するが、所定の位置に正しく整合されたかどうかはわからない。
そこで本発明の目的は、上記課題に鑑み、後処理用トレイの後端まで記録媒体が搬入されたことを検出でき、かつ、後処理用トレイにおいて記録媒体が所定の位置に正しく整合されたことを検出できる後処理装置を提供することにある。
本発明の後処理装置は、後処理用トレイ、整合手段および第1検出手段を備える。
後処理用トレイは、順次搬入される記録媒体を載置する。整合手段は、後処理用トレイに搬入された記録媒体を記録媒体の搬入方向に直交する方向に移動して後処理用の位置に整合する。第1検出手段は、後処理用トレイの後端部まで搬入された記録媒体を検出する。
本発明の後処理装置に係る第1検出手段は、後処理用トレイに搬入されてきた記録媒体が後処理用トレイの後端部に到達すると検出状態となり、その後記録媒体が整合手段によって後処理用の位置に整合されると非検出状態となる位置に配置される。
この構成では、第1検出手段によって、後処理用トレイの後端まで記録媒体が搬入されたことを検出できる。したがって、後処理用トレイの後端部まで記録媒体を搬入させるための機構である例えばキャタピラベルトの回転を精度よく止めることができるため、キャタピラベルトの余分な回転による記録媒体のたわみを防止できるとともに装置全体の待ち時間を短縮できる。また、第1検出手段は、後処理用トレイに搬入されてきた記録媒体が後処理用トレイの後端部に到達すると検出状態となり、その後記録媒体が整合手段によって後処理用の位置に整合されると非検出状態となる位置に配置されるため、後処理用トレイにおいて記録媒体が所定の位置に正しく整合されたことを検出できる。
本発明の後処理装置は、後処理用トレイから記録媒体が排出されたことを検出する第2検出手段をさらに備えると好ましい。
この構成では、後処理用トレイから記録媒体を排出するための排出動作をしたときに、正しく後処理用トレイから記録媒体が排出されたかどうかを検出できる。
整合手段は、一対で構成されており、整合手段のそれぞれが独立して動作すると好ましい。
この構成では、記録媒体の整合位置を任意に決めることができるため、検出手段を検出状態から非検出状態へ精度よく移行させることができる。
本発明の後処理装置は、画像形成装置に備えられると好ましい。
この構成では、画像形成装置における後処理装置に本発明の後処理装置を適用することにより、画像形成装置において印刷処理された記録媒体を正確に後処理できる。
本発明における後処理装置は、後処理用トレイの後端まで記録媒体が搬入されたことを検出でき、かつ、後処理用トレイにおいて記録媒体が所定の位置に正しく整合されたことを検出できる。
以下、本発明の最良の実施形態に係る後処理装置およびこの後処理装置を備える画像形成装置を、図面を参照にしつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る後処理装置を備える画像形成装置の構成を示す図である。
画像形成装置1は、記録紙(記録媒体)の給紙処理、印字処理および定着処理などを行う画像形成ユニット2と、原稿画像の読取処理などを行う画像読取ユニット3と、画像形成ユニット2から排出された記録紙に対して綴じ処理や穴あけ処理等の後処理を行う後処理装置4とで構成されている。
画像形成ユニット2は、外装ケーシング5内に給紙部6、印字部7、定着部8および排紙部9がそれぞれ組み込まれて構成される。給紙部6は、記録紙が収納される給紙カセット10および給紙カセット10内の記録紙を順次1枚ずつ分離して給送する給紙ローラで構成される。図1においては、複数の給紙カセット10を有し、各給紙カセット10内に収納される記録紙を選択的に給送可能な場合について示している。給紙カセット10から給送された記録紙は、外装ケーシング5の上方に向けて形成された給紙経路11を搬送される。給紙経路11を搬送される記録紙の搬送先にレジストローラ12が配設されている。レジストローラ12による記録紙の搬送先に、印字部7が設けられている。
印字部7は、静電印刷、インクジェット印刷、シルクスクリーン印刷など種々の印刷機構で構成することが可能であるが、図1においては静電印刷機構を示している。印字部7は、静電ドラム13、印字ヘッド14、現像器15、転写チャージャ16およびクリーニングヘッド17で構成される。まず、画像読取ユニット3から読み込んだ画像データが順次印字ヘッド14に送られる。印字ヘッド14は、画像データに応じてレーザ光などの光を静電ドラム13に照射することで潜像を形成する。現像器15が静電ドラム13に形成した潜像に対してトナーを付着させ、転写チャージャ16が静電ドラム13上のトナーを搬送される記録紙に転写することで記録紙上に画像が形成される。なお、記録紙の先端を転写領域に送り込むタイミングはレジストローラ12により制御される。クリーニングヘッド17は、転写後に静電ドラム13に残存するトナーを除去する。
印字部7からの記録紙の送り先に定着部8が設けられている。定着部8は、一対の定着ローラ18を備え、この定着ローラ18で記録紙上に形成された画像を加熱定着する。定着ローラ18は、150℃〜200℃の熱を記録紙上の画像に付加してトナーを凝固する。定着部8で定着処理が施された記録紙は、排紙部9に送り込まれる。排紙部9は、後処理装置4に向けて形成された排紙口19に記録紙を案内する排紙経路20と、この排紙経路20上に設けられた一対の排紙ローラ21とで構成される。排紙部9に送り込まれた記録紙は、排紙経路20を搬送され、排紙ローラ21により排紙口19から後処理装置4に排出される。
画像読取ユニット3は、画像形成ユニット2の上部に配置され、画像を読み取るスキャナとして広く知られている。画像読取ユニット3は、上面に原稿載置台22が形成されたケーシング23を有している。ケーシング23の内部には、ガラスなどで形成したプラテンが設けられ、このプラテンの下部に光源ランプ、結像レンズなどの光学機構および光電変換素子が設けられている。一方、プラテンの上方には原稿載置台22上の原稿をプラテンに順次搬送するフィーダが設けられている。フィーダでプラテン上に搬送した原稿に対して光源ランプで光を照射し、その反射光をミラー、レンズなどの結像光学機構でラインセンサその他の光電変換素子に結像することで画像を電気的に読み取るようになっている。
図2は、本発明の実施形態に係る後処理装置が画像形成装置に組み込まれている図である。
後処理装置4は、画像形成ユニット2と画像読取ユニット3との間に配置され、画像形成ユニット2から引き出し可能に組み込まれている。なお、ここでは、画像形成ユニット2から引き出した状態について示している。後処理装置4は、画像形成ユニット2から送り込まれた記録紙を搬送する搬送経路が形成されたシート搬送部41と、シート搬送部41により順次搬送された記録紙を一時的に載置する後処理用トレイ42と、後処理用トレイ42上の記録紙の側端をガイドする整合部61,62(整合部62は、後処理用トレイ42において整合部61の反対側にある。)と、後処理用トレイ42上に載置された記録紙に綴じ処理や穴あけ処理等の後処理を施す後処理部43と、後処理が施された後の記録紙束が排出される集積トレイ44とを備える。後処理装置4が画像形成ユニット2に押し込まれた状態において、シート搬送部41に形成される搬送経路は、画像形成ユニット2の排出口19に連結されるように構成されている。なお、矢印Aは、記録紙がシート搬送部41から後処理用トレイ42に搬送される経路を示し、矢印Bは、記録紙が後処理用トレイ42から集積トレイ44に搬送される経路を示す。
図3は、本発明の実施形態に係る後処理装置の構成を示す図である。
シート搬送部41には、画像形成ユニット2から送り込まれた記録紙を水平方向に搬送する搬送経路45が形成されている。この搬送経路45上に搬送ローラ46,47が、ローラの一部を搬送経路45上に露出するように取り付けられている。搬送ローラ46よりもわずかに記録紙の搬送方向下流側に、搬送される記録紙の先端および後端を検出する入口検出部110が設けられている。
搬送ローラ47は、搬送経路45の終端部近傍に取り付けられ、記録紙を後処理用トレイ42に排出する。搬送ローラ47のうち下側に配置されたローラには、位置決め部55に記録紙を移送するとともに、後処理用トレイ42上の記録紙を集積トレイ44側に送り出すキャタピラベルト48が取り付けられている。キャタピラベルト48の他端は、搬送ローラ47の下側のローラ軸47aに揺動自在に軸承した支持アーム49に取り付けたプーリ50に取り付けられている。ローラ軸47aを中心にキャタピラベルト48は揺動自在に支持され、その先端は後処理用トレイ42に載置された記録紙上に当接し、基端部をローラ軸47aによって回転駆動される。
搬送ローラ47から一定距離離れた位置に排紙ローラ51が取り付けられている。排紙ローラ51は、後処理用トレイ42に載置された記録紙を集積トレイ44に排出する際に用いられる。排紙ローラ51のうち上側に配置された排紙ローラ51aは、一定距離離れた位置に設けられた駆動ローラ52のローラ軸53を支点として上下方向に揺動可能に構成されたシート排紙機構54の先端部に取り付けられている。シート排出機構54は、後処理用トレイ42上の記録紙を集積トレイ44に排出する際、排紙ローラ51aを当該記録紙位置まで下降させる。なお、排紙ローラ51aおよび駆動ローラ52には、伝達ベルトが巻回され、駆動ローラ52の回転駆動力が排紙ローラ51aに伝達されるようになっている。排紙ローラ51のうち下側に配置された排紙ローラ51bは、駆動源をもっていない。排紙ローラ51bは、後処理用トレイ42上の記録紙を集積トレイ44に排出する際に、記録紙がスムーズに排出されるように回転自在となっている。
シート排紙機構54の下方側に後処理用トレイ42が配置されている。後処理用トレイ42は、図示左方側が上方に傾斜した状態で取り付けられている。後処理用トレイ42に排出された記録紙は、自重およびキャタピラベルト48の駆動力により図示右方側の後端部まで移動する。後処理用トレイ42の後端部には、記録紙の搬入方向に直交する方向に沿って複数の位置決め部55が取り付けられている。位置決め部55は、後処理用トレイ42の先端部側に向けて開口する断面略コ字型の形状を有する。位置決め部55に記録紙の先端が当接することで、後処理用トレイ42上の記録紙の位置が決定される。なお、図3においては、位置決め部55により位置決めされた記録紙束の例を二点鎖線で示している。
後処理用トレイ42の後端部の先に、後処理部43が配置されている。後処理部43は、その上部左方側に後処理トレイ42の後端部を収容する収容部43aを有し、後処理用トレイ42上の記録紙の所定位置に対して後処理を施す。
上記の構成を備えた後処理装置4において、記録紙は、搬送経路45を搬送されてきて後処理用トレイ42に搬入される。その後記録紙は、整合部61,62によって整合される。順次搬入される記録紙に対して上記の処理を行い、記録紙の搬入が終わると後処理部43は記録紙の所定位置に対して後処理を施す。
図4は、本発明の実施形態に係る後処理装置における主要部の構成を示すブロック図である。
後処理装置4は、CPU100、入口検出部110、第1検出部(第1検出手段)120、第2検出部(第2検出手段)130、整合部(整合手段)61,62、キャタピラベルト48およびタイマ140を備える。
CPU100は、入口検出部110、第1検出部120および第2検出部130から検出信号が入力され、それに基づいて整合部61,62、キャタピラベルト48およびタイマ140を総括的に制御する。入口検出部110は、後処理装置4の入口近傍に設けられ、記録紙が後処理装置4に搬送されたことを検出する。第1検出部120は、後処理用トレイ42の後端部に設けられ、記録紙が後処理用トレイ42の後端部まで到達したことを検出する。この検出は、第1検出部120が非検出状態(以下、OFFと表す。)から検出状態(以下、ONと表す。)に移行することによってなされる。また、第1検出部120は、後処理用トレイ42において記録紙が所定の位置に正しく整合されたことを検出する。この検出は、第1検出部120が検出状態から非検出状態に移行することによってなされる。第2検出部130は、後処理用トレイ42の後端部に設けられ、後処理用トレイ42から記録紙が正しく排出されたことを検出する。なお、本実施形態では第1検出部120および第2検出部130は接触型のセンサとしているが、非接触型のセンサであってもよい。整合部61,62は、後処理用トレイ42の側部に設けられ、後処理用トレイ42に搬送された記録紙を所定の位置に整合する。整合部61,62は、本実施形態では独立して動作するが、これに限るものではない。キャタピラベルト48は、後処理用トレイ42に記録紙が搬送されるとキャタピラベルト48の先端が記録紙に当接する。キャタピラベルト48は、後処理用トレイ42に搬送された記録紙を後処理用トレイ42の後端部まで移動させるために回転する。タイマ140は、入口検出部110が検出状態から非検出状態に移行してから計時を開始し、キャタピラベルト48の駆動開始タイミングを計るとともに後処理用トレイ42に記録紙が正しく搬送されたかどうかをCPU100に判断させる。
図5は、本発明の実施形態に係る後処理装置のフローを示すフローチャートである。
画像形成装置1本体で画像形成された記録紙は、後処理装置4へ搬送される。CPU100は、後処理装置4へ搬送されてきた記録紙によって入口検出部110がONすると(S10)、記録紙の後端が通過して入口検出部110がOFFするまで待機する(S20)。CPU100は、入口検出部110がOFFすると、タイマ140によって計時されている時間Tをリセットする(S30)。CPU100は、時間Tがリセットされると、タイマ140に時間Tの計時を開始するよう命令する(S40)。CPU100は、記録紙が後処理用トレイ42に搬送されるまでの時間を表す時間T1が経過すると(S50)、記録紙を後処理用トレイ42の後端部まで移動させるためにキャタピラベルト48の駆動を開始する(S60)。CPU100は、キャタピラベルト48の駆動によって記録紙が後処理用トレイ42の後端部まで搬入されて第1検出部120がONして(S70)、さらに第2検出部130がONすると(S80)、キャタピラベルト48の駆動を停止させる(S90)。CPU100は、キャタピラベルト48の駆動を停止させた後、整合部61,62で記録紙を整合する(S100)。記録紙が正しく整合されると、第1検出部120がONからOFFに移行する。CPU100は、記録紙が整合されて第1検出部120がOFFしたかどうかを判別する(S110)。CPU100は、第1検出部120がOFFすると、次の記録紙が後処理装置4に搬送されてくるかどうかを判別する(S120)。CPU100は、後処理装置4に搬送されてくる記録紙がない場合、後処理部43にステープル針を打ち出して記録紙に後処理を施すよう命令する(S130)。CPU100は、記録紙に後処理を施した後、シート排紙機構54を下降させ、排紙ローラ51aを記録紙に当接させる。そして、CPU100は、排紙ローラ51aを回転させることで、後処理用トレイ42上の記録紙が集積トレイ44に排出される(S140)。CPU100は、後処理用トレイ42上の記録紙が確実に集積トレイ44に排出されたかどうかを判断するため、第2検出部130がOFFしたかどうかを判別する(S150)。
CPU100は、S70において第1検出部120がONするまで許容される時間T2が経過するまで(S160)、第1検出部120がONしたかどうかを判別する。CPU100は、時間T2が経過しても第1検出部120がONしない場合は、後処理装置4に異常が起きたと判断して後処理装置4を強制停止させる(S180)。
CPU100は、S80において第2検出部130がONするまで許容される時間T3が経過するまで(S170)、第2検出部130がONしたかどうかを判別する。CPU100は、時間T3が経過しても第2検出部130がONしない場合は、後処理装置4に異常が起きたと判断して後処理装置4を強制停止させる(S180)。
CPU100は、S110において、記録紙を整合した後に第1検出部120がOFFしない場合は、後処理装置4に異常が起きたと判断して後処理装置4を強制停止させる(S180)。
CPU100は、S150において、記録紙を排出した後に第2検出部130がOFFしない場合は、後処理装置4に異常が起きたと判断して後処理装置4を強制停止させる(S180)。
図6は、本発明の実施形態に係る後処理装置における後処理用トレイに記録紙が搬送されてきた図である。
入口検出部110を通過した記録紙は、後処理用トレイ42に搬送される。後処理用トレイ42に搬送した記録紙は、キャタピラベルト48によって後処理用トレイ42の後端部まで移動する。すると、第1検出部120および第2検出部130が記録紙を検出してON状態となる。ここでは、整合部61,62は、初期位置のホームポジションに位置している。
図7は、本発明の実施形態に係る後処理装置における後処理用トレイにおいて整合部が動作した図である。
ここでは、整合部61,62は、ホームポジションに比べて整合部61が後処理用トレイ42の内側に移動している待機ポジションに位置している。整合部61側には後処理部43が配置されているため、待機ポジションでは、整合部61を先に移動させて記録紙の整合位置を決定する。ここでは、記録紙が後処理用トレイ42に搬入されてから整合部61を移動させているが、これに限るものではない。記録紙の搬入間隔は短時間であるため、記録紙が搬送される前に予め整合部61,62を待機ポジションに位置させておけば、効率的に記録紙を整合できる。
図8は、本発明の実施形態に係る後処理装置における後処理用トレイにおいて整合部が動作した図である。
ここでは、整合部61,62は、待機ポジションに比べて整合部62が後処理用トレイ42の内側に移動している整合ポジションに位置している。記録紙を整合すると、第1検出部120がONからOFFへと移行する。これによって、記録紙が正しく整合されたことがわかる。ここで、記録紙を整合しても第1検出部120がOFFしなければ、CPU100は、後処理装置4に異常が起きたと判断して後処理装置4を強制停止する。
図9は、本発明の実施形態に係る後処理装置における後処理用トレイから記録紙が排出される図である。
後処理装置4に搬送された記録紙が全て整合されると、後処理部43によって後処理され、シート排紙機構54によって排出される。このとき、第2検出部130がONからOFFへと移行する。これによって、記録紙が確実に排出されたことがわかる。ここで、記録紙の排出動作をしても第2検出部130がOFFしなければ、CPU100は、後処理装置4に異常が起きたと判断して後処理装置4を強制停止する。
図10は、本発明の第2の実施形態に係る後処理装置における後処理用トレイに記録紙が搬入されてきた図である。
ここでは、後処理用トレイ42に、記録紙の大きさに合わせて第1検出部121を新たに設けている。図10のように第1検出部121に対応した記録紙が後処理用トレイ42に搬入されてきた場合、CPU100は、第1検出部121のON・OFFを判別して記録紙が正しく整合されたかどうかを判断する。本実施形態のように記録紙の大きさにあわせて第1検出部を複数設けることにより、様々な大きさの記録紙が正しく整合されたかどうかを判断できる。また、第1検出部120,121の他にも複数の第1検出部を設けると好ましい。
本発明では、後処理用トレイ42への記録紙の幅方向における搬入位置と整合部61,62による記録紙の幅方向における整合位置とがずれていなければならない。ここで、記録紙の搬入位置と整合位置とが等しい場合は、第1検出部120(121)がONからOFFに移行しないため、CPU100は、記録紙が正しく整合されたかどうかを判断できない。
また、本発明では、記録紙が後処理用トレイ42のどの位置に搬入されるかによって整合部61と整合部62の動作条件が変わる。記録紙が後処理用トレイ42の幅方向におけるセンター位置に搬入される場合には、第1検出部120(121)をONからOFFに移行させるため、整合部61と整合部62は互いに異なる移動量を確保しなければならない。また、記録紙が後処理用トレイ42の幅方向におけるセンター位置とは異なる位置に搬入される場合には、整合部61と整合部62の移動量とは関係なく第1検出部120(121)がONからOFFに移行するため、整合部61と整合部62は移動量の制限がない。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1−画像形成装置
4−後処理装置
42−後処理用トレイ
61,62−整合部
120,121−第1検出部
130−第2検出部
4−後処理装置
42−後処理用トレイ
61,62−整合部
120,121−第1検出部
130−第2検出部
Claims (4)
- 順次搬入される記録媒体を載置する後処理用トレイと、
前記後処理用トレイに搬入された記録媒体を該記録媒体の搬入方向に直交する方向に移動して後処理用の位置に整合する整合手段と、
前記後処理用トレイの後端部まで搬入された記録媒体を検出する第1検出手段と、
を備え、
前記第1検出手段は、前記後処理用トレイに搬入されてきた記録媒体が前記後処理用トレイの後端部に到達すると検出状態となり、その後該記録媒体が前記整合手段によって後処理用の位置に整合されると非検出状態となる位置に配置される後処理装置。 - 前記後処理用トレイから記録媒体が排出されたことを検出する第2検出手段をさらに備える請求項1に記載の後処理装置。
- 前記整合手段は、一対で構成されており、該整合手段のそれぞれが独立して動作する請求項1または2に記載の後処理装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置を備える画像形成装置。
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JP2008224321A JP2010058876A (ja) | 2008-09-02 | 2008-09-02 | 後処理装置および画像形成装置 |
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Cited By (1)
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JP2011068425A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Nisca Corp | シート集積装置及びこれを備えた後処理装置並びに画像形成システム |
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2008
- 2008-09-02 JP JP2008224321A patent/JP2010058876A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011068425A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Nisca Corp | シート集積装置及びこれを備えた後処理装置並びに画像形成システム |
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