JP6258175B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷媒体を搬送する媒体搬送装置を備える画像形成装置に関する。
従来、媒体搬送装置を備える画像形成装置において、印刷媒体を搬送しつつ表裏反転を行って両面印刷を実現するものがある。
特開2012−181387号公報(特許文献1)には、小型化が可能な両面印刷ユニットを備えた画像形成装置が記載されている。特許文献1によれば、印刷媒体を反転させる両面印刷ユニットを有し、両面印刷ユニットと装置本体の間には、媒体反転用の退避路を形成することにより両面印刷ユニットの小型化を可能とするものである。
特開2012−181387号公報
しかしながら、従来の技術によれば、両面印刷は主走査方向、即ち印刷媒体の搬送方向に直交する方向の表裏位置にずれが生じる場合があり、主走査方向の表裏位置に高い精度が求められていた。
本発明が解決しようとする課題は、印刷媒体を搬送して両面印刷を行う画像形成装置において、主走査方向、即ち印刷媒体の搬送方向に直交する方向の表裏位置に高い精度を有する画像形成装置を可能とするものである。
上記課題を解決するために本発明に関する画像形成装置は、供給された印刷媒体を搬送する第一搬送部と、前記第一搬送部によって搬送された印刷媒体に画像形成を行う画像形成部と、媒体搬送経路における前記第一搬送部内の下流側に配設され、前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の位置を測定するための第一のセンサと、画像形成された前記印刷媒体を表裏反転させる反転部と、前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体を再び前記第一搬送部へと搬送する第二搬送部と、前記第一搬送部を前記印刷媒体の搬送方向と直交する方向に移動させる第一移動制御手段と、前記第一のセンサが測定した測定結果を記憶する記憶手段と、前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部をまたがっていることを検知するための第二のセンサとを備え、前記第一移動制御手段は、前記第二のセンサの検知の結果、前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部にまたがっていないときは、前記記憶手段に記憶した前記測定結果に基づいて、前記第一搬送部を移動させることを特徴とする画像形成装置。
上記構成を有する本発明によれば、前記第一のセンサが測定した測定結果を記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段に記憶した前記測定結果に基づいて、前記第一搬送部を前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向へ移動させるようにしたので、主走査方向、即ち印刷媒体の搬送方向に直交する方向の表裏位置に高い精度を有する画像形成装置を提供することが可能になる。
本発明の第一の実施の形態における画像形成装置の概略図である。 第一の実施の形態に関する第一搬送部を斜め上から見た説明図である。 第一の実施の形態に関する第一搬送部を上面から見た説明図である。 第一の実施の形態に関する第二搬送部を斜め上から見た説明図である。 第一の実施の形態に関する第二搬送部を上面から見た説明図である。 第一の実施の形態に関する画像形成装置の制御及び駆動系のブロック図である。 第一の実施の形態に関する第一移動制御部及び第二移動制御部における動作を示すフローチャートである。 第二の実施の形態に関する第一移動制御部及び第二移動制御部における動作を示すフローチャートである。
(第一の実施の形態)
図1は、本発明の第一の実施の形態における画像形成装置の概略図である。同図において、用紙トレイ100は、内部に用紙101が積層され、画像形成装置10に着脱自在に装着される。用紙トレイ100の内部には図示しない支持軸によって回動可能に支持された用紙載置板102が設けられ、用紙101はこの用紙載置板102上に積載される。前記用紙トレイ100の繰り出し側には、図示しない支持軸に回転可能にリフトアップレバー103が配設され、前記支持軸はモータ104と接離可能に係合される。
前記用紙トレイ100が画像形成装置10に装着されると、リフトアップレバー103とモータ104とが係合し、後述する給紙搬送制御部67(図6)がモータ104を駆動制御する。前記リフトアップレバー103が回転することによって、リフトアップレバー103の先端部が用紙積載板102の底部を持ち上げ、用紙積載板102に積載された用紙101が上昇する。そして、用紙101がある高さまで上昇するとピックアップローラ202に当接し、上昇検知部201がこれを検知し、前記制御部は前記上昇検知部201が検知した情報に基づいてモータ104を停止させる。
このピックアップローラ202は、接触した状態で対に配設されたフィードローラ203及びリタードローラ204と共に用紙繰出部200を形成している。ピックアップローラ202及びフィードローラ203は、図示しないモータによって矢印方向に回転駆動され、かつ内部に図示しないワンウェイクラッチ機構を内蔵しているため回転駆動が停止した場合でも矢印方向には空転可能となっている。また、リタードローラ204は、図示しないトルク発生手段によって、矢印方向のトルクを発生している。
従って、ピックアップローラ202は、用紙トレイ100内から当接した用紙101を引き出し、フィードローラ203及びリタードローラ204は、たとえば、用紙101が複数同時に引き出されたような場合にも、一枚ずつこの用紙101を順次搬送経路に繰り出す。なお、前記用紙繰出部200のピックアップローラ202、フィードローラ203、リタードローラ204は後述する給紙搬送制御部67(図6)によって動作が制御される。
用紙繰出部200における、用紙101の搬送方向の下流側には、順に用紙センサ301及び搬送ローラ対302が配設されている。搬送ローラ対302は、用紙101の斜行を規制して第一搬送部31へ用紙101を搬送する。搬送ローラ対302は、図示しない搬送駆動モータから図示しない駆動伝達手段を経由して動力が伝達され、後述する給紙搬送制御部67(図6)によって動作が制御される。
本実施の形態に関する第一搬送部31は、用紙トレイ100から送り出されてきた用紙101を画像形成部400へ搬送する搬送ローラ対13a、13b、通過する用紙101の側端部の位置を測定する後述する第一のセンサとしての測定部900、用紙101の通過を検知する用紙通過検知手段としての用紙センサ121が配設されている。これらの、搬送ローラ対13a、13bは、図示しない搬送駆動モータから図示しない駆動伝達手段を経由して動力が伝達され、後述する給紙搬送制御部67(図6)によって動作が制御される。
画像形成部400は、第一搬送部31から搬送された印刷媒体101に画像形成をおこなう。画像形成部400は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像を各々に形成する4つの画像形成ユニット400K、400Y、400M、400Cを有し、これらが中間転写ベルトユニット700の上部に装着されている。これら画像形成ユニット400K、400Y、400M、400Cの内部構成は共通しているため、たとえばブラックの画像形成ユニット400Kを例にとり、これらの内部構成を説明する。
画像形成ユニット400Kには、像担持体としての感光体ドラム401が矢印方向に回転可能に配置される。この感光体ドラム401の周囲には、その回転方向上流側から順に、感光体ドラム401の表面に電荷を供給して帯電させる帯電ローラ402、帯電された感光体ドラム401の表面に選択的に光を照射して静電潜像を形成する露光装置850が配設される。更に、静電潜像が形成された感光体ドラム401の表面に、ブラックの現像剤としてのトナーを付着させて現像剤像を発生させる現像ローラ404、感光体ドラム401上のトナーの現像を転写した際に残留した転写残トナーを除去するドラムクリーニング部405が配設される。
トナー収納部406Kは、図示しない供給手段によりトナーを収納して現像ローラ404にこのトナーを供給する。なお、これら各装置に用いられているドラム又はローラは、図示しない駆動源からギヤなどを経由して動力が伝達され回転する。また、画像形成部400の回転動作、電圧印加動作等は後述する画像形成制御部66(図6)により制御される。
中間転写ベルトユニット700は、上述画像形成部400により形成されたトナー像を中間転写ベルト701に転写し、更に用紙トレイ100から供給された用紙101に前記トナー像を転写する。中間転写ベルトユニット700は図示しない駆動部より駆動されるドライブローラ702、コイルスプリング等の付勢手段により中間転写ベルト701に張力を付与するテンションローラ703、2次転写ローラ707と対向して用紙101にトナー像を転写する2次転写バックアップローラ704及びそれら各ローラに張架された中間転写ベルト701からなる。
更に、中間転写ベルトユニット700は、中間転写ベルト701上に残ったトナーを除去するベルトクリーニング部706、上述の感光ドラム401に対向して感光ドラム401上に形成されたトナー像を中間転写ベルト701上に転写するために所定の電圧を付加する1次転写ローラ705等からなる。なお、ドライブローラ702の回転駆動動作、中間転写ベルト701への電圧印加動作等は、後述する転写ベルト制御部69(図6)により制御される。
定着装置500は、内部に熱源となるハロゲンランプ503aを備え、表面を弾性体で形成されたアッパローラ501と、同じく熱源となるハロゲンランプ503bを備え、表面を弾性体で形成されたロワローラ502のローラ対からなる。定着装置500は、画像形成部400より送り出された用紙101上のトナー像に熱と圧力を印加してトナー像を融解し、この像を用紙101の表面に定着させる。尚、この定着装置500の各部の動作は、後述する定着制御部70(図6)により制御される。
反転部600は、定着装置500より送り出された用紙101を表裏反転する。反転部600は、用紙101を反転ローラ対603に送り込む搬送ローラ対601、反転ローラ対603を逆回転させるタイミングを検出する用紙センサ602、用紙を反転させて第二搬送部32へと送り込む反転ローラ対603、反転ローラ対603から送り出された用紙を一時的に退避させる反転スペース604が配設されている。前記反転ローラ対603は、搬送ローラ対601から送り込まれた用紙101を用紙先端から用紙後端まで反転ローラ対603を回転させて反転スペース604に送り出し、用紙101後端が用紙センサ602に検知されると反転ローラ対603を逆回転させて用紙を反転させて第二搬送部32へと送り出す。
搬送ローラ対601は、図示しない搬送駆動モータから図示しない駆動伝達手段を経由して動力が伝達され、後述する給紙搬送制御部により制御される。前記反転ローラ対603は、図示しない搬送駆動モータから図示しない駆動伝達手段を経由して動力が伝達され、後述する反転制御部71(図6)により反転搬送動作が制御される。
本実施の形態に関する第二搬送部32は、反転部600より送り出された用紙101を再び第一搬送部31に搬送する。第二搬送部32は、用紙101を搬送する搬送ローラ対16a、16b、16c、16d及び用紙101が第二搬送部32から第一搬送部31までまたがっているか検知するための第二のセンサとしての用紙センサ122が配設されている。搬送ローラ対16a、16b、16c、16dは、図示しない搬送駆動モータから図示しない駆動伝達手段を経由して動力が伝達され、後述する給紙搬送制御部67(図6)により制御される。
用紙101は再び第一搬送部31へと送りこまれ、前記搬送ローラ対13a、13bによって前記画像形成部400へと送り出される。前記中間転写ベルトユニット700は、上述画像形成部400により形成されたトナー像を中間転写ベルト701に転写し、更に第一搬送部31から送り出されてきた用紙101の裏面に前記トナー像を転写する。
その後、定着装置500から送り出されてきた用紙101は、排出ローラ対504a、504b、504cによって搬送され、やがてスタッカ部505へと排出される。これら排出ローラ対は、図示しない駆動源から図示しない駆動伝達手段を経由して動力が伝達され、後述する給紙搬送制御部67(図6)によって動作が制御される。
次に、図2及び図3を用いて第一の実施の形態に関する第一搬送部31の構成を説明する。図2は第一の実施の形態に関する第一搬送部を斜め上から見た説明図、図3は同じく第一搬送部を上面から見た説明図である。図2及び図3において第一搬送部31は、図1に示す画像形成装置10の内部に示したものと形状が異なるが、説明の都合上、直方体又は長方形に表している。本体フレーム38は説明の都合上直方体に表現しているものである。両図とも、Y軸は用紙搬送方向Yであり、これに直交するX軸は用紙搬送方向Yに直交する方向、即ち、用紙101の幅方向X又は主走査方向である。
第一搬送部31において、搬送ローラ対13a、13bは、用紙トレイ100又は後述する第二搬送部32から搬送された用紙101を画像形成部400へ送り出す。本実施の形態では、搬送ローラ対13a、13bは2対のみ表すが、所定の数の搬送ローラ対が第一搬送部31に配設される。第一のセンサとしての測定部900は、搬送ローラ対13aから前記搬送ローラ対13bへと矢印Y方向に搬送される用紙101の側端部のX軸方向の位置を測定する。
用紙通過検知手段としての用紙センサ121は、矢印Y方向に搬送される用紙101の先端部及び後端部を検出するレバー可倒の機械式のセンサであり、測定部900の測定タイミングを検知する。後述する第一移動機構部33は、第一フレーム36を用紙搬送方向Yに直交する方向、即ち、X軸である用紙101の幅方向Xに移動させることにより、第一搬送部31を同方向に移動させる。第一フレーム36は、第一搬送部31を支持する。第一搬送部31は搬送ローラ対13a、13b及び用紙センサ121からなる。スライドレール35は、第一フレーム36の用紙搬送方向Yの前後両端に設けられ、第一フレーム36を用紙搬送方向Yと直交する方向に移動可能とする。
前記第一のセンサとしての測定部900は、発光・受光ダイオードを使用したリニア変位センサ等の光センサからなる測定センサ901及び測定センサ901を本体フレーム38に結合するステー38aにより構成される。従って、測定部900は本体フレーム38に支持されている。測定部900は、搬送される用紙101の側端部を検知し、本体フレーム38を基準にして搬送される用紙101の位置を測定する。
後述するように、この測定は、用紙101を表裏反転した前後について2回計測し、搬送途中で発生する用紙101のずれ量を計算するために行う。搬送される用紙101の側端部のX軸方向の位置の基準は本体フレーム38であり、換言すれば画像形成部400が基準であることと同じである。測定部900は、用紙101の搬送方向における第一搬送部31内のなるべく下流側に配設される。ただし、測定部900は、画像形成部400の手前の搬送経路上に配設されればよい。
前記第一移動機構部33は、前述のように前記第一フレーム36を用紙搬送方向Yに直交方向、即ちX軸である幅方向Xに移動させる。第一移動機構部33は、第一フレーム36に動力を伝達するラック120、前記ラック120に動力を伝えるピニオン123、動力源の駆動モータ124により構成される。ラック120は第一フレーム36に固定され、駆動モータ124は本体フレーム38に固定されている。そのため、動力源の駆動モータ124が回転駆動すると、動力が伝達されて、第一フレーム36がスライドレール35を介して、用紙搬送方向Yに直交する幅方向Xに移動する。第一フレーム36が用紙101の幅方向Xに移動すると、第一フレーム36に支持される第一搬送部31の各部が一体で移動する。本体フレーム38に固定された前記第一のセンサとしての測定部900は固定したままである。
なお、前記駆動モータ124は後述する第一移動制御手段としての第一移動制御部133(図6)により駆動制御される。また、前記第一移動機構部33の移動機構は、前述のラックピニオン機構に限らず、直線運動を行うリンクやボールネジ機構を用いてもよい。更に、前記測定センサ901の測定結果は後述する制御部60(図6)に送信される。
次に、図4及び図5を用いて第一の実施の形態に関する第二搬送部32の構成を説明する。図4は第一の実施の形態に関する第二搬送部を斜め上から見た説明図、図5は同じく第二搬送部を上面から見た説明図である。図4及び図5において第二搬送部32は、図1に示す画像形成装置10の内部に設けられるものと形状が異なるが、説明の都合上、直方体又は長方形に表している。本体フレーム39は説明上直方体に表現しているものである。両図とも、Y軸は用紙搬送方向Yであり、X軸はこれに直交する方向、即ち、用紙101の幅方向X又は主走査方向である。
前記第二搬送部32において、搬送ローラ対16a、16dは、反転部600から搬送された用紙101を矢印Y方向に搬送し、再び前記第一搬送部31に送り出す。本実施の形態において、第二搬送部32の搬送ローラ対16a〜16dは4対あるが、そのうち16a及び16dのみ図示しその他は省略している。
第二のセンサとしての用紙センサ122は、第二搬送部32から第一搬送部31へ反転部600で反転された用紙101を搬送するとき、用紙101がまたがっているかを検知するレバー可倒の機械式のセンサである。用紙センサ122の検知するタイミングは、前記第一搬送部31の用紙通過検知手段としての用紙センサ121が用紙101の先端を検知した時点で、用紙101の後端を検知することにより行われる。即ち、用紙センサ121及び用紙センサ122の両方ともオンのとき、用紙101が第二搬送部32及び第一搬送部31にまたがっていることになる。
また、後述する第二移動機構部34は、第二フレーム37を用紙搬送方向Yと直交する方向、即ち用紙101の幅方向Xに移動させることによって、第二搬送部32を移動させる。第二フレーム37は、第二搬送部32を支持する。第二搬送部32は搬送ローラ16a及び16d、用紙センサ122を支持する。スライドレール35は、第二フレーム37の用紙搬送方向Yの前後両端に設けられ、第二フレーム37を用紙101の幅方向Xに移動可能とする。
第二移動機構部34は、第二フレーム37に動力を伝達するラック220、前記ラック220に動力を伝えるピニオン223、動力源の駆動モータ224により構成される。ラック220は第二フレーム37に固定され、駆動モータ224は本体フレーム39に固定されている。そのため、動力源の駆動モータ224が回転駆動すると、動力が伝達されて、第二フレーム37がスライドレール35を介して、用紙搬送方向Yに直交する幅方向Xに移動する。第二フレーム37が用紙101の幅方向Xに移動すると、第二フレームに支持される第二搬送部32の各部が一体で移動する。
なお、前記駆動モータ224は後述する第二移動制御手段としての第二移動制御部134(図6)により駆動制御される。また、前記第二移動機構部34の移動機構は、ラックピニオン機構に限らず、直線運動を行うリンクやボールネジ機構を用いてもよい。前記用紙センサ122の検知結果は後述する制御部(図6)に送信される。
図6は、第一の実施の形態に関する画像形成装置の制御及び駆動系のブロック図である。本発明に関係する部分の要部構成を示す。以下、図1、図2及び図4を参照しながらこの制御系について説明する。図6において、制御部60は図示しないマイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポート、タイマ等によって構成される。制御部60は、図示しない上位装置から印刷データ及び制御コマンドを受信し、画像形成装置10の全体のシーケンスを制御して印刷動作を行う。
操作部63は、画像形成装置10の状態を表示するための表示パネル63a及び画像形成装置10に操作者からの指示を与えるための操作キー63bを備える。センサ群64は、画像形成装置10の動作状態を監視するための各種センサ、例えば用紙位置を検出する用紙センサ121、122、301、602、用紙101の側端部の位置を測定する測定センサ901並びに書込みセンサ、温湿度センサ及び濃度センサ等からなる。
画像形成制御部66は、制御部60の指示によって画像形成部400の各動作、例えば、各プロセスユニット400K〜400Cの感光体ドラム401の回転動作、露光装置850の露光動作等を実行する。給紙搬送制御部67は、制御部60の指示によってピックアップローラ202、フィードローラ203の回転動作及びリタードローラ204のトルク発生動作を実行する。更に給紙搬送制御部67は、制御部60の指示によって搬送ローラ対302等及び排出ローラ対504a、504b、504cの回転動作を実行する。
転写ベルト制御部69は、制御部60の指示によって中間転写ベルト701を駆動するドライブローラ702の回転動作を実行し、中間転写ベルト701への転写電圧印加動作を実行する。定着制御部70は、定着装置500の前記アッパローラ501、ロアローラ502の回転駆動源及び前記ハロゲンランプ503a、503bの電源等を含み、制御部60の指示によって、これらの動作を実行する。
反転制御部71は制御部60の指示によって、反転ローラ対603の回転動作及び逆回転動作を実行する。第一移動制御部133は、後述するように第一搬送部31を用紙101の幅方向Xに移動させる。即ち、第一移動制御部133は制御部60の指示によって、用紙101の先端が画像形成部400に進入する前に、第一搬送部31を移動させる第一移動機構部33の駆動モータ124の回転動作を実行する。
第二移動制御部134は、後述するように第二搬送部32を用紙101の幅方向Xに移動させる。即ち、第二移動制御部134は制御部60の指示によって、用紙101の先端が画像形成部400に進入する前に、第二搬送部32を移動させる第二移動機構部34の駆動モータ224の回転動作を実行する。記憶手段としての記憶部902は制御部60の指示によって、第一搬送部31の測定センサ901で測定した用紙101の表面の側端部の位置情報(X1)の記憶を実行する。
図7は第一の実施の形態に関する第一移動制御部及び第二移動制御部における動作を示すフローチャートである。
ステップS101:制御部60は、給紙搬送制御部67に対し、用紙トレイ100から画像形成部400へ給紙を行うよう指示する。給紙搬送制御部67は給紙を開始し、用紙101を第一搬送部31へ搬送する。
ステップS102:制御部60は、給紙搬送制御部67に対し、第一搬送部31の用紙センサ121のオン待機をするよう指示する。用紙101が搬送される際に、第一搬送部31に配設された用紙センサ121が用紙101の先端部の通過を検知してオンを出力し、制御部60はこれを受信する。
ステップS103:用紙センサ121からの用紙101の先端の検知信号を受信すると、制御部60は、測定センサ901に対し、用紙101表面の側端部の位置について測定を実行するよう指示する。これが第1回目の測定である。図3において、第1回目の測定時点の第一搬送部31の搬送ローラ対13a、13b、用紙センサ121及び用紙101並びに第一フレーム36は、実線で示す位置にあることを示す。特に、用紙101の側端部の座標X方向、即ち用紙101の幅方向Xの位置は、測定センサ901によって位置X1であることが測定されることを示す。測定センサ901は、測定した用紙101の側端部の位置情報を制御部60に送信する。
ステップS104:制御部60は受信した位置情報を基に計算を行い、用紙101の側端部の位置X1を決定する。そして、記憶部902に対し、測定した用紙101表面の側端部の位置X1を記憶するよう指示する。
その後、中間転写ベルトユニット700において、画像形成部400が形成した画像を用紙101に転写する。そして、定着装置500において、用紙101に転写した画像の定着を行う。定着装置500から搬送されてきた用紙101は、反転部600の搬送ローラ対601により反転ローラ対603へと送られる。
ステップS105:制御部60は、反転部600の用紙センサ602に対し、オン待機をするよう指示する。用紙センサ602が用紙101を検知してオンを出力すると、制御部60はこれを受信する。
ステップS106:制御部60は、反転制御部71に対し、反転ローラ対603を正転駆動して用紙101を反転スペース604に引き込むよう指示する。
ステップS107:制御部60は、反転部600の用紙センサ602に対し、オフ待機をするよう指示する。前記反転ローラ対603に引き込まれた用紙101の後端が前記用紙センサ602を通過すると、用紙センサ602が用紙101を検知してオフを出力し、制御部60はこれを受信する。
ステップS108:制御部60は、反転制御部71に対し、反転ローラ対603を逆転駆動して用紙101を反転させて、第二搬送部32へと送り出すよう指示する。すると反転ローラ対603が前記用紙を反転させながら第二搬送部32へと搬送する。その後、前記第二搬送部32の搬送ローラ対16a乃至16dは、用紙101を第一搬送部31へ搬送する。図5において、用紙101を搬送する際、用紙101にずれがないと仮定したときの第二搬送部32の搬送ローラ対16a乃至16d、用紙センサ122及び用紙101並びに第二フレーム37は、実線で示す位置にあることを示す。この場合の用紙101の裏面の側端部の座標X方向、即ち用紙101の幅方向Xの位置は、位置X1とする。ここに、ずれ量δXを有する用紙101が搬送されたことを破線で示す。用紙101の裏面の側端部の座標X方向の位置は、位置X2であるとする。
ステップS109:制御部60は、第一搬送部31の用紙センサ121に対し、オン待機をするよう指示する。用紙センサ121が用紙101の先端部の通過を検知してオンを出力すると、制御部60はこれを受信する。
ステップS110:用紙センサ121からの用紙101の先端の検知信号を受信すると、制御部60は、第一搬送部31の測定センサ901に対し、用紙101裏面の側端部の位置について測定を実行するよう指示する。これが第2回目の測定である。図3において、第2回目の測定時点の第一搬送部31の用紙101を除いた各部の位置は、第1回目の測定時点と同様に、実線で示す位置にあることを示す。ただし、用紙101の側端部の座標X方向の位置、即ち用紙101の幅方向Xの位置は、測定センサ901によって前記位置X1より座標X方向にずれ量δXだけずれた位置X2であることが測定されることを示す。測定センサ901は、測定した用紙101の側端部の位置情報としての位置X2を制御部60に送信する。
ステップS111:制御部60は、受信した側端部位置情報を基に計算を行い、用紙101の裏面の側端部の位置X2を決定する。そして、この用紙101の裏面の側端部の位置X2と記憶部902から呼び出した用紙101の表面の側端部の位置X1の差分から用紙101の側端部の表裏の位置のずれ量δXを決定する。図3において、用紙101の幅方向Xの第1回目の位置X1と第2回目の位置X2の差がずれ量δXであることを示す。仮にこのまま第一搬送部31から画像形成部400へ用紙101を搬送すれば、用紙101の裏面の印刷位置は、表面の印刷位置に比較してずれ量δXだけずれることになる。従って、後の工程(ステップS113、ステップS114)において、ずれ量δXを補正するよう第一搬送部を用紙101の幅方向Xに移動する。
ステップS112:ずれ量δXの決定後、制御部60は、第二搬送部32における第二のセンサとしての用紙センサ122に対し、用紙101の有無を検知するよう指示する。制御部60は、前記第一搬送部31における用紙センサ121が用紙101の先端を検知した時点(ステップS109)で、第二搬送部32の用紙センサ122が用紙ありを検知するかどうか判断する。用紙101があることを検知するとき、即ち、前記用紙センサ121及び用紙センサ122の両方とも用紙ありを検知するときは、用紙101が第一搬送部31と第二搬送部32にまたがっているときである。一方、用紙101がないことを検知するとき、即ち、用紙センサ121が用紙ありを検知しているが、用紙センサ122は用紙なしを検知しているときは、用紙101が第一搬送部31と第二搬送部32にまたがっていないときである。
換言すれば、制御部60は、用紙101が大型のサイズであるか、第一搬送部31に収まる位の小型のサイズであるか判断する。制御部60は用紙センサ122の検知結果に応じて、用紙101が大型サイズであればステップS114へ移行し、第一搬送部31及び第二搬送部32の両方を移動させ、用紙101が小型サイズであればステップS113へ移行し、第一搬送部31のみを移動させる。
ステップS113:オフ(用紙なし)の場合、即ち、またがっていない場合、制御部60は、第一移動制御部133に対し、第一搬送部31のみを前記ずれ量δXを補正する方向、即ち、用紙101のずれの逆方向に移動するよう指示する。第二搬送部32には既に用紙101は存在しないので、制御部60は第二搬送部32の移動は行う必要がない。制御部60は、第一搬送部31が用紙搬送を継続したままで、かつ前記第一移動制御部133に対し、第一移動機構部33の駆動モータ124を駆動して前記第一搬送部31を搬送方向と直交する方向にずれ量δXを移動させるよう指示する。
第一移動制御部133は、図3の二点鎖線及び白抜き矢印で示すように第一搬送部31の搬送ローラ対13a、13b及び用紙センサ121並びに第一フレーム36に対して、搬送中の用紙101と共に各部を一体にして、X軸方向に、補正量ー(マイナス)δXだけ移動させる。この移動は、用紙101の先端が画像形成部400に進入する前に行われる。こうして用紙101の表裏の側端部の位置を合わせることができる。その後ステップS117へ移行する。
ステップS114:オン(用紙あり)の場合、即ち、またがっている場合、用紙101が大型のサイズであるので、制御部60は、第一移動制御部133及び第二移動制御部134に対し、前記ずれ量δXを補正する方向に、第一搬送部31と第二搬送部32を同時に移動するよう指示する。第一搬送部31及び第二搬送部32が用紙101の搬送を継続したままで、第一移動制御部133及び第二移動制御部134が第一移動機構部33の駆動モータ124及び第二移動機構部34の駆動モータ224を駆動する。前記第一搬送部31及び第二搬送部32を搬送方向と直交する方向に補正量―(マイナス)δXだけ移動させる。
第一搬送部31については、前記ステップ113に記載のように各部を移動させる。第二搬送部32については、第二移動制御部134が、図5の二点鎖線及び白抜き矢印で示すように移動させる。即ち、第二移動制御部134は、第二搬送部32の搬送ローラ対16a〜16d及び用紙センサ122並びに第二フレーム37に対して、搬送中の用紙101と共に各部を一体にして、X軸方向に補正量−(マイナス)δXだけ移動させる。第一搬送部31及び第二搬送部32の移動は、用紙101の先端が画像形成部400に進入する前に行われる。こうして用紙101の表裏の側端部の位置を合わせることができる。
ステップS115:第一搬送部31及び第二搬送部32を搬送方向と直交する方向に補正量―(マイナス)δXだけ移動させた後、制御部60は、給紙搬送制御部67に対し、搬送ローラ対13a、13b、16a等を駆動し、用紙101を画像形成部部400へ搬送するよう指示する。そして、制御部60は、第二搬送部32の用紙センサ122に対し、オフ待機するよう指示する。用紙101の後端が第二搬送部32の用紙センサ122を通過すると、用紙センサ122がオフを出力し、制御部60はこれを受信する。
ステップS116:第二のセンサとしての用紙センサ122がオフを出力した後は、第二搬送部32には用紙101は存在しないので、制御部60は、第二移動制御部134に対し、第二搬送部32を元の位置に戻すよう指示する。即ち、第二移動制御部134が第二移動機構部34の駆動モータ224を逆回転し、前記補正した方向と逆方向に、即ち補正量を戻す方向に+(プラス)δXだけ移動させる。これにより第二搬送部32を移動する前の初期位置に戻すことができる。
ステップS117:制御部60は、第一搬送部31の用紙センサ121に対し、オフ待機するよう指示する。用紙101の後端部が用紙センサ121を通過すると、用紙センサ121がオフを出力し、制御部60はこれを受信する。
ステップS118:第一搬送部31の用紙センサ121がオフを出力したことは、第一搬送部31には用紙101は存在しないことであるので、制御部60は、第一移動制御部133に対し、第一搬送部31を元の位置に戻すよう指示する。即ち、第一移動制御部133は、第一移動機構部33の駆動モータ124を逆回転し、前記補正した方向と逆方向に、即ち補正量を戻す方向に+(プラス)δXだけ移動させる。これにより第一搬送部31を移動する前の初期位置に戻すことができる。
なお、ステップS113又はステップS114の後、制御部60は、給紙搬送制御部67に対し、前記用紙101の表裏の側端部の位置を合わせた状態で前記第一搬送部31から画像形成部400へ前記用紙101を搬送するよう指示する。その後、制御部60は画像形成制御部66に対し、前記中間転写ベルトユニット700で画像形成部400が形成した画像を用紙101に転写するよう指示する。そして、定着制御部70に対し定着装置500で用紙101に転写した画像の定着を行うよう指示する。そして最後に、制御部60は給紙搬送制御部67に対し、前記装置の外に前記用紙101を排出するよう指示する。
以上、第一の実施の形態によれば、第2回目に用紙101が画像形成部400に進入する前に、第一搬送部31が用紙101の幅方向Xに移動することにより、第1回目に用紙101が通過した際の側端部の位置と、第2回目に用紙101が進入する際の側端部の位置を合わせることができる。即ち、搬送途中に発生する用紙101のずれに対し、用紙101の裏面の側端部の位置を合わせることにより、これを補正することが出来る。そのため、両面印刷時の用紙の表裏の幅方向Xにおける位置ずれをより高い精度で補正する効果が得られる。
また、第一の実施の形態によれば、第一搬送部31及び第二搬送部32には、搬送方向と直交する方向、即ち用紙101の幅方向Xに移動させる第一移動制御部133及び第二移動制御部134をそれぞれ備えている。そのため、前記第一搬送部31のみで収まり前記第二搬送部32にはまたがらない小型用紙サイズであれば、第一移動制御部が第一搬送部31のみを前記幅方向Xに移動させて用紙101の表裏の側端部の位置を合わせる。第二搬送部32は第二移動制御部134が移動不要と判断して前記第二搬送部32を移動させず、第二搬送部32内に用紙101の搬送を継続するため、用紙101のスループットを落とさずに搬送途中に発生する用紙101の側端部の位置ずれを補正することができる。
(第二の実施の形態)
前記第一の実施の形態では、用紙101の表裏の位置のずれを計算するために、用紙101を表裏反転する前について第1回目の測定を行い、基準としての位置X1を記憶するものであった。第二の実施の形態では、前記第1回目の測定を行わず、予め定めた位置Kに関する基準値として位置情報を記憶するものである。
記憶部902に記憶した位置Kに関する基準値は、第1の実施の形態における位置X1と同じ使い方をする。これにより、用紙101の表面のときの位置X3を測定すると、直ちに制御部60はK−X3=δX2のずれ量を補正することができる。両面印刷の場合、用紙101を表裏反転して裏面の計測を行い、この位置X4が測定されたら、制御部60はK−X4=δX3のずれ量を補正することができる。これによって、両面印刷時の用紙の表裏の幅方向Xにおける位置ずれをより高い精度で補正する効果が得られる。
第二の実施の形態における画像形成装置10の構成は図1と同じであり、第一搬送部31及び第二搬送部32の構成については図2乃至図5と同じであるので説明を省略する。第二の実施の形態に関する画像形成装置10の制御及び駆動系については図6のブロック図と同じである。ただし、記憶部902は、予め定めた位置Kに関する基準値としての位置情報を記憶する。予め定めた位置Kは、第一搬送部31から搬送された用紙101が画像形成部400で画像形成されるとき最適となるべき測定センサ901上の位置Kを実験によって定められる。用紙101の側端部がその最適な位置Kを通過するとき、測定センサ901が測定したとしたら得られたであろう位置情報である。
図8は第二の実施の形態に関する第一移動制御部及び第二移動制御部における動作を示すフローチャートである。
ステップS201:制御部60は、給紙搬送制御部67に対し、用紙トレイ100から画像形成部400へ給紙を行うよう指示する。給紙搬送制御部67は給紙を開始し、用紙101を第一搬送部31へ搬送する。
ステップS202:制御部60は、給紙搬送制御部67に対し、第一搬送部31の用紙センサ121のオン待機をするよう指示する。用紙101が搬送される際に、第一搬送部31に配設された用紙センサ121が用紙101の先端部の通過を検知してオンを出力し、制御部60はこれを受信する。
ステップS203:用紙センサ121からの用紙101の先端部の検知信号を受信すると、制御部60は、測定センサ901に対し、用紙101表面の側端部の位置について測定を実行するよう指示する。測定センサ901は、測定した用紙101の表面の側端部の位置情報を制御部60に送信する。
ステップS204:制御部60は受信した位置情報を基に計算を行い、用紙101の表面の側端部の位置X3を決定する。そして、記憶部902に対し、予め定めた位置Kに関する基準値としての位置情報を読み出すよう指示する。制御部60は基準値である位置Kと測定値としての位置X3とを比較し差を算出する。即ち、記憶部902から呼び出した基準値である位置Kと、この用紙101の表面の側端部の位置X3との差分から用紙101の側端部の表面の位置のずれ量δX3を決定する(δX3=K―X3)。図3において、前記用紙101の幅方向Xの第1回目の位置X1を本実施の形態に関する基準値である位置Kと読み替え、前記第2回目の位置X2を本実施の形態に関する表面の位置X3と読み替え、更にその差としてのずれ量δXをずれ量δX3(=K―X3)と読み替えるものとする。
ステップS205:制御部60は、第一移動制御部133に対し、第一搬送部31を前記ずれ量δX3を補正する方向に移動するよう指示する。制御部60は、第一搬送部31が用紙搬送を継続したままで、かつ前記第一移動制御部133に対し、第一移動機構部33の駆動モータ124を駆動して前記第一搬送部31を搬送方向と直交する方向に基準値とのずれ量δX3=K―X3を補正する方向に移動させるよう指示する。
第一移動制御部133は、図3の二点鎖線及び白抜き矢印で示すように第一搬送部31の搬送ローラ対13a、13b及び用紙センサ121並びに第一フレーム36に対して、搬送中の用紙101と共に各部を一体にして、X軸方向に、補正量ー(マイナス)δX3だけ移動させる。この移動は、用紙101の先端が画像形成部400に進入する前に行われる。こうして用紙101の表面の側端部の位置X3を基準値としての位置Kに合わせることができる。
その後、制御部60は、第一搬送部31の用紙センサ121に対し、オフ待機するよう指示する。用紙101の後端部が用紙センサ121を通過すると、用紙センサ121がオフを出力し、制御部60はこれを受信する。そして、制御部60は、第一移動制御部133に対し、第一搬送部31を元の位置に移動させるよう指示する。即ち、第一移動制御部133は、第一移動機構部33の駆動モータ124を逆回転し、前記第一搬送部31を搬送方向と直交する方向、即ち補正量を戻す方向に+(プラス)δX3だけ移動させる。これにより第一搬送部31を移動する前の位置に戻すことができる。
ステップS206乃至ステップS209については、用紙101の反転のための工程である前記ステップS105乃至S108と同じであるので説明を省略する。
ステップS210:制御部60は、第一搬送部31の用紙センサ121に対し、オン待機をするよう指示する。用紙センサ121が用紙101の先端部の通過を検知してオンを出力すると、制御部60はこれを受信する。
ステップS211:用紙センサ121からの用紙101の先端の検知信号を受信すると、制御部60は、測定センサ901に対し、用紙101の裏面の側端部の位置について測定を実行するよう指示する。これが第2回目の測定であるが、前記ステップ203と同じである。測定センサ901は、測定した用紙101の裏面の側端部の位置情報としての位置X4を制御部60に送信する。
ステップS212:制御部60は、受信した用紙101の裏面の側端部位置情報を基に計算を行い、用紙101の裏面の側端部の位置X4を決定する。そして、記憶部902に対し、予め定めた位置Kに関する基準値としての位置情報を読み出すよう指示する。制御部60は基準値である位置Kと測定値としての位置X4を比較し、差を算出する。そして、記憶部902から呼び出した基準値である位置Kと、この用紙101の裏面の側端部の位置X4との差分から用紙101の側端部の裏面の位置のずれ量δX4を決定する(δX4=K―X4)。図3において、用紙101の幅方向Xの第1回目の位置X1を本実施の形態に関する基準値である位置Kと読み替え、第2回目の位置X2を本実施の形態に関する裏面の位置X4と読み替え、更にその差としてのずれ量δXをずれ量δX4(=K―X4)と読み替えるものとする。
ステップS213: ずれ量δXの決定後、制御部60は、第二搬送部32における第二のセンサとしての用紙センサ122に対し、用紙101の有無を検知するよう指示する。制御部60は、第一搬送部31における用紙センサ121が用紙101の先端を検知した時点(ステップS109)で、第二搬送部32の用紙センサ122が用紙ありを検知するかどうか判断する。用紙101があることを検知するとき、即ち、前記用紙センサ121及び用紙センサ122の両方とも用紙ありを検知するときは、用紙101が第一搬送部31と第二搬送部32にまたがっているときである。一方、用紙101がないことを検知するとき、即ち、用紙センサ121が用紙ありを検知しているが、用紙センサ122は用紙なしを検知しているときは、用紙101が第一搬送部31と第二搬送部32にまたがっていないときである。
換言すれば、制御部60は、用紙101が大型のサイズであるか、第一搬送部31に収まる位の小型のサイズであるか判断する。制御部60は用紙センサ122の検知結果に応じて、用紙101が大型サイズであれば、ステップS114へ移行し第一搬送部31及び第二搬送部32の両方を移動させ、用紙101が小型サイズであれば、ステップS113へ移行し第一搬送部31のみを移動させる。
ステップS214:オフ(用紙なし)の場合、即ち、またがっていない場合、制御部60は、第一移動制御部133に対し、第一搬送部31のみを前記ずれ量δX4を補正する方向に移動するよう指示する。第二搬送部32には既に用紙101は存在しないので、制御部60は第二搬送部32の移動は行う必要がない。制御部60は、第一搬送部31が用紙搬送を継続したままで、かつ前記第一移動制御部133に対し、第一移動機構部33の駆動モータ124を駆動して前記第一搬送部31を搬送方向と直交する方向にずれ量δX4を補正する方向に移動させるよう指示する。
第一移動制御部133は、図3の二点鎖線及び白抜き矢印で示すように第一搬送部31の搬送ローラ対13a、13b及び用紙センサ121並びに第一フレーム36に対して、搬送中の用紙101と共に各部を一体にして、X軸方向に、補正量ー(マイナス)δXだけ移動させる。この移動は、用紙101の先端が画像形成部400に進入する前に行われる。こうして前記ステップS205において、表面の側端部の位置を基準値としての位置Kに合わせることができたのと同様に、裏面の側端部の位置X4を位置Kに合わせることができる。その後ステップS218へ移行する。
ステップS215:オン(用紙あり)の場合、即ち、またがっている場合、用紙101が大型のサイズであるので、制御部60は、第一移動制御部133及び第二移動制御部134に対し、第一搬送部31と第二搬送部32を同時に前記ずれ量δX4を補正する方向に移動するよう指示する。第一搬送部31及び第二搬送部32が用紙101の搬送を継続したままで、第一移動制御部133及び第二移動制御部134が第一移動機構部33の駆動モータ124及び第二移動機構部34の駆動モータ224を駆動する。前記第一搬送部31及び第二搬送部32を搬送方向と直交する方向に補正量―(マイナス)δX4だけ移動させる。
第一搬送部31については、前記ステップ214に記載のように各部を移動させる。第二搬送部32については、第二移動制御部134が、図5の二点鎖線及び白抜き矢印で示すように移動させる。即ち、第二移動制御部134は、第二搬送部32の搬送ローラ対16a〜16d及び用紙センサ122並びに第二フレーム37に対して、搬送中の用紙101と共に各部を一体にして、X軸方向に補正量−(マイナス)δXだけ移動させる。第一搬送部31及び第二搬送部32の移動は、用紙101の先端が画像形成部400に進入する前に行われる。こうして前記ステップS205において、表面の側端部の位置を基準値としての位置Kに合わせることができたのと同様に、裏面の側端部の位置X4を位置Kに合わせることができる。その後ステップS216へ移行する。
ステップS216乃至ステップS219については、第一搬送部31及び第二搬送部32の元の位置への復帰の工程であり前記ステップS115乃至ステップS118と同じであるので説明を省略する。
以上、第二の実施の形態によれば、用紙101の表面及び裏面の画像形成において、画像形成部400に進入する前に、第一搬送部31が用紙101の幅方向Xに基準値としての位置Kに合わせるように移動するので、表面の画像形成に限らず裏面の画像形成の際も用紙101の側端部の位置を位置Kに合わせることができる。即ち、用紙101の表面の側端部の位置を合わせた後、搬送途中に用紙101のずれが生じても、用紙101の裏面の側端部の位置を合わせることにより、これを補正することが出来る。そのため、両面印刷時の用紙の表裏の幅方向Xにおける位置ずれをより高い精度で補正する効果が得られる。更に、両面印刷に限らず、通常の印刷においても、常に一定した位置に用紙101を搬送することができるので、安定した画像形成装置10を提供することができる。
上述では、本発明の画像形成装置10として、電子写真プリンタを例に挙げて説明したが、本発明の画像形成装置10は、これに限定されるものではなく、ファクシミリ、複写機、複合機等に利用することができる。
10 画像形成装置
101 用紙
31 第一搬送部
32 第二搬送部
13a、13b 搬送ローラ対
16a〜16b 搬送ローラ対
121 用紙センサ
122 用紙センサ
133 第一移動制御部
134 第二移動制御部
400 画像形成部
600 反転部
700 中間転写ベルトユニット
900 測定部
902 記憶部
X 幅方向
Y 用紙搬送方向

Claims (25)

  1. 供給された印刷媒体を搬送する第一搬送部と、
    前記第一搬送部によって搬送された印刷媒体に画像形成を行う画像形成部と、
    媒体搬送経路における前記第一搬送部内の下流側に配設され、前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の位置を測定するための第一のセンサと、
    画像形成された前記印刷媒体を表裏反転させる反転部と、
    前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体を再び前記第一搬送部へと搬送する第二搬送部と、
    前記第一搬送部を前記印刷媒体の搬送方向と直交する方向に移動させる第一移動制御手段と、
    前記第一のセンサが測定した測定結果を記憶する記憶手段と、
    前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部をまたがっていることを検知するための第二のセンサとを備え、
    前記第一移動制御手段は、
    前記第二のセンサの検知の結果、前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部にまたがっていないときは、前記記憶手段に記憶した前記測定結果に基づいて、前記第一搬送部を移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第一搬送部は、所定の数の搬送ローラ対を備え、これらが一体として前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第一移動制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記印刷媒体の表面についての前記測定結果と、前記印刷媒体の裏面について前記第一のセンサが測定した前記測定結果に基づいて、前記第一搬送部を移動させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第一移動制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記測定結果と、前記第一のセンサが測定した前記印刷媒体の裏面に関する前記測定結果との差に基づいて、前記第一搬送部の移動量を算出し、前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記第一移動制御手段は、前記印刷媒体の裏面が前記画像形成部に進入する前に前記第一搬送部を移動させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 更に、前記第二搬送部を前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させる第二移動制御手段を備え、
    前記第二移動制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記測定結果に基づいて、前記第二搬送部を移動させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記第一搬送部及び前記第二搬送部は、所定の数の搬送ローラ対を備え、これらが一体として前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動可能であることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  8. 前記第二移動制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記印刷媒体の表面についての前記測定結果と、前記印刷媒体の裏面について前記第一のセンサが測定した前記測定結果に基づいて、前記第二搬送部を移動させることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  9. 前記第二移動制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記印刷媒体の表面についての前記測定結果と、前記第一のセンサが測定した前記印刷媒体の裏面に関する前記測定結果との差に基づいて、前記第二搬送部の移動量を算出し、印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  10. 前記第二移動制御手段は、前記印刷媒体の裏面が前記画像形成部に進入する前に前記第二搬送部を移動させることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  11. 前記第二のセンサは前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部をまたがっていることを検知したとき、前記第一及び第二移動制御手段は前記第一及び第二搬送部を移動させることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  12. 前記第二のセンサの検知の結果に応じて、前記第一移動制御手段のみが前記第一搬送部を移動させるか、前記第一及び第二移動制御手段が前記第一及び第二搬送部を移動させることを判断する制御部を有すること特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  13. 前記第一のセンサが測定する前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の位置とは、前記印刷媒体の側端部の装置本体に対する位置であることを特徴とする請求項1乃至12いずれか一記載の画像形成装置。
  14. 前記第一のセンサは、光センサを用いることを特徴とする請求項1乃至12いずれか一記載の画像形成装置。
  15. 供給された印刷媒体を搬送する第一搬送部と、
    前記第一搬送部によって搬送された印刷媒体に画像形成を行う画像形成部と、
    媒体搬送経路における前記第一搬送部内の下流側に配設され、前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の位置を測定するための第一のセンサと、
    画像形成された前記印刷媒体を表裏反転させる反転部と、
    前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体を再び前記第一搬送部へと搬送する第二搬送部と、
    前記第一搬送部を前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させる第一移動制御手段と、
    前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向における予め定めた位置に関する基準値を記憶する記憶手段と、
    前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部をまたがっていることを検知するための第二のセンサとを備え、
    前記第一移動制御手段は、
    前記第二のセンサの検知の結果、前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部にまたがっていないときは、前記記憶手段に記憶した前記基準値と、前記第一のセンサが測定した前記印刷媒体の前記測定結果に基づいて、前記第一搬送部を前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  16. 更に、前記第二搬送部を前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させる第二移動制御手段を備え、
    前記第二移動制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記基準値と、前記第一のセンサが測定した前記印刷媒体の前記測定結果に基づいて、前記第二搬送部を移動させることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  17. 前記第一搬送部又は前記第二搬送部は、所定の数の搬送ローラ対を備え、これらが一体として前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動可能であることを特徴とする請求項15又は16記載の画像形成装置。
  18. 前記第一移動制御手段又は前記第二移動制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記基準値と、前記第一のセンサが測定した前記印刷媒体の前記測定結果との差に基づいて、前記第一搬送部又は第二搬送部の移動量を算出し、前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させることを特徴とする請求項15又は16記載の画像形成装置。
  19. 前記第一移動制御手段又は前記第二移動制御手段は、前記印刷媒体が前記画像形成部に進入する前に前記第一搬送部又は第二搬送部を移動させることを特徴とする請求項15又は16記載の画像形成装置。
  20. 供給された印刷媒体を第一搬送部により搬送する第一搬送工程と、
    前記第一搬送部により搬送された印刷媒体に画像形成部により画像形成を行う画像形成工程と、
    媒体搬送経路における前記第一搬送部内の下流側に搬送された前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の位置を第一のセンサにより測定する測定工程と、
    画像形成部により画像形成された前記印刷媒体を反転部により表裏反転させる反転工程と、
    前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体を第二搬送部により再び前記第一搬送部へと搬送する第二搬送工程と、
    前記第一搬送部を第一移動制御手段により前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させる第一移動工程と、
    前記印刷媒体の表面について前記第一のセンサが測定した測定結果を記憶手段により記憶する測定結果記憶工程と、
    前記反転工程により反転された前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部をまたがっていることを第二のセンサにより検知する媒体長検知工程とを含み、
    前記媒体長検知工程の検知の結果、前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部にまたがっていないときは、前記第一移動工程は、前記測定結果記憶工程で記憶した前記測定結果と、前記印刷媒体の裏面について前記測定工程で測定した前記測定結果との差に基づいて、前記第一搬送部を移動させることを特徴とする画像形成装置の媒体搬送方法。
  21. 供給された印刷媒体を第一搬送部により搬送する第一搬送工程と、
    前記第一搬送部により搬送された印刷媒体に画像形成部により画像形成を行う画像形成工程と、
    媒体搬送経路における前記第一搬送部内の下流側に搬送された前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の位置を第一のセンサにより測定する測定工程と、
    画像形成部により画像形成された前記印刷媒体を反転部により表裏反転させる反転工程と、
    前記反転部により表裏反転された前記印刷媒体を第二搬送部により再び前記第一搬送部へと搬送する第二搬送工程と、
    前記第一搬送部を第一移動制御手段により前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に移動させる第一移動工程と、
    前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向の予め定めた位置についての基準値を記憶手段により記憶する基準値記憶工程と、
    前記反転工程により反転された前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部をまたがっていることを第二のセンサにより検知する媒体長検知工程とを含み、
    前記媒体長検知工程の検知の結果、前記印刷媒体が前記第一搬送部と前記第二搬送部にまたがっていないときは、前記第一移動工程は、前記基準値記憶工程で記憶した前記基準値と、前記印刷媒体について前記測定工程で測定した前記測定結果との差に基づいて、前記第一搬送部を移動させることを特徴とする画像形成装置の媒体搬送方法。
  22. 更に、前記第一及び第二搬送部を第一及び第二移動制御手段により前記印刷媒体の搬送方向に直交する方向に同時に移動させる第二移動工程とを含み、
    前記媒体長検知工程による検知の結果に応じて、前記第一移動工程により前記第一搬送部のみ移動させるか、前記第二移動工程により前記第一及び第二搬送部を同時に移動させることを特徴とする請求項20又は21記載の画像形成装置の媒体搬送方法。
  23. 前記第一移動工程又は前記第二移動工程は、前記印刷媒体が前記画像形成部に進入する前に前記第一搬送部又は第二搬送部を移動させることを特徴とする請求項20又は21記載の画像形成装置の媒体搬送方法。
  24. 前記第二移動工程は、前記第二のセンサにより前記印刷媒体が前記第二のセンサを通過したことを検知した後に、第二移動制御手段により第二搬送部を初期位置に移動させることを特徴とする請求項20又は21記載の画像形成装置の媒体搬送方法。
  25. 前記第一搬送部での前記印刷媒体の通過を用紙通過検知手段により検知する用紙通過検知工程を含み、
    前記第一移動工程は、前記印刷媒体が前記用紙通過検知手段を通過完了した後に、第一移動制御手段により第一搬送部を初期位置に移動させることを特徴とする請求項20又は21記載の画像形成装置の媒体搬送方法。
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