JP2000187313A - 感光材料仕分け装置及び写真処理装置 - Google Patents

感光材料仕分け装置及び写真処理装置

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JP2000187313A
JP2000187313A JP10364180A JP36418098A JP2000187313A JP 2000187313 A JP2000187313 A JP 2000187313A JP 10364180 A JP10364180 A JP 10364180A JP 36418098 A JP36418098 A JP 36418098A JP 2000187313 A JP2000187313 A JP 2000187313A
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Kazuyuki Betto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の大型化を押さえることができ、かつ、
ストック可能なオーダー数を多くできる感光材料仕分け
装置及びこれを備えた写真処理装置を提供すること。 【解決手段】 コイルスプリング状に形成された第1の
仕分け部材31、第2の仕分け部材32と、これら第
1、第2のの仕分け部材31、32を回転駆動させる駆
動モータ33とを備え、第1、第2の仕分け部材31,
32のコイルピッチ間に1オーダー分のプリント1Aを
ストックさせることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料を所定単
位毎に仕分ける感光材料仕分け装置及びこれを備えた写
真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係る感光材料仕分け装置及び
これを備えた写真処理装置の外観図を図8に示す。この
写真処理装置は、感光材料の1例である印画紙にネガフ
ィルムの画像を焼き付ける焼付露光部80と、画像を焼
き付けられた印画紙を現像処理する現像処理部81と、
現像処理された印画紙が乾燥された後に外部に1枚1枚
のプリントとして排出するプリント排出部82と、排出
されたプリントを所定単位(1オーダー分)ごとに仕分
けるための感光材料仕分け装置83とを備えている。
【0003】この感光材料仕分け装置83は、不図示の
チェーンに多数個の受け皿83aを取り付け、図8の矢
印で示すように反時計周りの循環経路に沿って駆動され
ている。循環経路の往路において受け皿83aは上から
下方向に移動し、復路において受け皿83aは下から上
方向に移動する。プリント排出部82から排出されたプ
リントは、横送りコンベア84により搬送され、往路の
一番上にある受け皿83aの上に搭載される。また、受
け皿83aは折り畳みができる構成になっており、復路
においては折りたたまれた状態で搬送され感光材料仕分
け装置83の大型化を押さえている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
受け皿により構成される感光材料仕分け装置には次のよ
うな課題があった。まず、受け皿を循環駆動するため往
路だけではなく、復路及び往路と復路の間のターン部が
必要となり装置が大型化する。装置の大型化を押さえる
ために復路において受け皿を折りたたむ構成を採用する
と、受け皿自身の構成が複雑となりコスト上昇の原因と
なる。また、復路においてはプリントの搭載されていな
い受け皿を戻すだけであり、仕分け機能を発揮していな
いが、かかる余分な受け皿も必要となってくるため、ス
トック可能なオーダー数以上の受け皿を用意しなくては
ならない。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、装置の大型化を押さえることがで
き、かつ、ストック可能なオーダー数を多くできる感光
材料仕分け装置及びこれを備えた写真処理装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る感光材料仕分け装置は、コイルスプリ
ング状に形成された第1の仕分け部材と、この第1の仕
分け部材を回転駆動させる駆動手段とを備え、前記第1
の仕分け部材のコイルピッチ間に所定単位の感光材料を
ストックさせることを特徴とするものである。
【0007】この構成によると、コイルスプリング状に
形成された第1の仕分け部材のコイルピッチ間に所定単
位(例えば、1オーダー分)の感光材料をストックす
る。ストックできるオーダー数はコイルの巻き数により
決められる。つまり、巻き数を増やしさえすれば簡単に
オーダー数を増加させることができる利点がある。ま
た、コイルのピッチ間にすべて感光材料をストックする
ことも可能であるから、従来技術における仕分け機能を
発揮しない受け皿のような無駄、およびそのための無駄
なスペースがなく装置の大型化を抑制することができ
る。また、感光材料を受け入れ位置から取り出し位置に
まで搬送するには駆動手段により第1の仕分け部材を回
転駆動させるだけで良く、駆動系の構成も簡素化すると
言う別の利点も生じる。以上のように、装置の大型化を
押さえることができ、かつ、ストック可能なオーダー数
を多くできる感光材料仕分け装置を提供することができ
た。
【0008】本発明において、感光材料をストックさせ
るために第1の仕分け部材だけでもよいが、コイルスプ
リング状に形成された第2の仕分け部材を更に備え、前
記第1の仕分け部材と協働して前記感光材料を保持する
ことが好ましい。複数の仕分け部材を設けることによ
り、感光材料を安定した状態で保持・ストックすること
ができる。
【0009】より好ましくは、前記第1の仕分け部材の
コイル径と、前記第2の仕分け部材のコイル径とを異な
らせているものである。これにより、1オーダー内にサ
イズの異なる感光材料があったとしても、安定して感光
材料を保持することができる。
【0010】本発明の別の好適な実施形態として、前記
第1の仕分け部材のコイル内に、前記感光材料の端面を
保持する第1保持部材が設けられているものがある。こ
れによると、第1の仕分け部材のコイルの部分で感光材
料を保持するよりも、第1保持部材により感光材料の端
面部分で確実に保持することができ安定感が向上する。
【0011】第1の仕分け部材に加え、更に第2の仕分
け部材を用いる場合には、前記第2の仕分け部材のコイ
ル内に、前記感光材料の端面を保持する第2保持部材が
設けられていることが好ましい。この構成により、第1
保持部材と第2保持部材とが協働して感光材料を保持す
るので、更に安定して感光材料を保持することができ
る。
【0012】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記感光材料は縦向き姿勢又は斜め向き姿勢でストック
されることが好ましい。コイルのピッチ間に感光材料を
ストックする構成であるから、横向き姿勢でストックす
ると感光材料がピッチ間から不用意に落下してしまう可
能性があるので、縦向きか斜め向き姿勢でストックさせ
ることによりより安定した状態で保持させることができ
る。
【0013】本発明に係る写真処理装置は、感光材料に
対して現像・乾燥を含む所定の処理を行った後、横向き
姿勢にて前記感光材料を排出させる排出部と、排出され
た前記感光材料を前記横向き姿勢で搬送するコンベア
と、前記感光材料を縦向き姿勢又は斜め向き姿勢にてス
トックする前述した特徴構成を有する感光材料仕分け装
置とを備え、前記コンベアで搬送されてきた前記感光材
料を受け取り、前記感光材料仕分け装置へ送り出す姿勢
変更機構を備えたことを特徴とするものである。
【0014】この構成によると、感光材料は現像・乾燥
がされた後、排出部から横向き姿勢(画像が上を向く姿
勢) にて排出される。次いで感光材料は、コンベアによ
り横向き姿勢のまま搬送され、姿勢変更機構により横向
き姿勢から縦向き姿勢又は斜め向き姿勢に変更され、こ
の変更された姿勢で感光材料仕分け装置にストックされ
る。そして、この感光材料仕分け装置は既に説明してき
たコイルスプリング状の仕分け部材を用いるものであ
り、感光材料仕分け装置の大型化を押さえることができ
るからこれを備えた写真処理装置の大型化も押さえるこ
とができる。さらに、ストック可能なオーダー数を多く
することもできる。さらに、姿勢変更機構を設けること
により、従来装置にも備わっている排出部やコンベアの
構成を変更しないで新規な感光材料仕分け装置を設ける
ことができ、コスト的な利点も生じる。
【0015】
【発明の実施の形態】<本実施形態の構成>本発明に係
る感光材料仕分け装置を備えた写真処理装置の実施形態
を図面を用いて説明する。図1は、写真処理装置の全体
構成を示す概略図である。図中、R1は焼付露光部を、
R2は現像処理部を示す。焼付露光部R1の構成は公知
のものであり、簡単に構成要素の名称のみを示す。2は
感光材料の1例である印画紙1をロール状に巻いたペー
パーマガジンであり、幅 (幅小と幅大)の異なるものを
2つ備えている。3はカッター、4は搬送用の吸着ベル
ト、5は露光用光源、6はミラートンネル、7はネガマ
スク、8はレンズユニットである。印画紙1はカッター
3により1枚1枚に切断され、これを説明の便宜上プリ
ント1Aと言う。
【0016】焼付露光された印画紙1は、搬送装置9に
より矢印の方向を経由して、振分装置10へ送られる。
振分装置10は、一直線状に送られてきた幅小のプリン
ト1Aを3列の千鳥状の配列で下手側へ送るように構成
されている。従って、この目的から、振分装置10は、
プリント1Aを振り分ける振分けユニット10aと、振
り分けられたプリント1Aを搬送方向に送るコンベア1
0bから構成されている。この振分装置10において、
プリント1Aは搬送方向(図上矢印の方向)に位相差を
有する3列千鳥状に配列される。従って、先に説明した
振分けユニット10aは、図示省略しているが、送り込
まれたプリント1Aを搬送方向とは直交する直角方向に
位置をずらす移動台(図外)を備えている。幅大のプリ
ント1Aについては、振り分けされずにそのまま搬送さ
れる。
【0017】前記振分装置10の下手側が現像処理部R
2である。この現像処理部R2は、現像処理液を貯留す
る現像処理タンク11、乾燥処理部12をプリント1A
の搬送方向に沿って備えている。前記現像処理タンク1
1は、内部を仕切板11aでいくつかの区画に仕切って
構成されており、それぞれの区画内には現像処理に必要
な異なる種類の現像処理液を収納している。図示するよ
うに、プリント1Aの搬送経路は、各区画に渡り、順
次、現像処理液内を通過するように構成されている。前
記乾燥処理部12は、複数の挟持搬送ローラ機構13
(互いに当接する一対の搬送ローラから構成される)を
搬送方向に沿って配設して構成されており、この経路の
一側部にヒータ14を備えて、搬送経路をプリント1A
が通過する間に、適宜乾燥される構成が採用されてい
る。乾燥済の印画紙1は、引き続いて水平にプリント1
Aを搬送する送り出し部15に送り込まれ、プリント排
出部16から排出される。送り出し部15は複数の挟持
搬送ローラ機構16を備えており、さらに搬送経路の最
下流には大径の駆動ローラ19aと小径の受けローラ1
9bとからなる排出挟持ローラ機構19を備えている。
【0018】<プリント排出部及び姿勢変更機構及びソ
ータの構成>図2,3,4により、プリント1Aがプリ
ント排出部16から感光材料仕分け装置として機能する
ソータにまで搬送される機構を説明する。図2は、プリ
ント排出部16と姿勢変更機構20とソータ30の詳細
を説明する外観斜視図、図3は姿勢変更機構20とソー
タ30の側面図、図4はソータ30の正面図である。横
送りコンベア17は排出挟持ローラ機構19から排出さ
れるプリント1Aを受け入れて、プリント1Aを送り出
し部15における搬送方向Aと直交するB方向に搬送す
る。幅小のプリント1Aは、図2にも示すように3列の
千鳥状に搬送されてくるため、横送りコンベア17の移
動方向における異なった位置でそれぞれ受け入れる。
【0019】横送りコンベア17は、プーリ17aに連
結された不図示の駆動部により間欠駆動される。また、
図中17bは押えローラである。
【0020】姿勢変更機構20は、横送りコンベア17
から搬送されてきたプリント1Aを搭載する搭載面21
aを有するトレイ21を備えている。このトレイ21
は、軸部21b周りに図2に実線で示される水平位置と
二点鎖線で示される垂直位置との間を不図示の駆動部に
より矢印C方向に回動可能に構成されている。また、ト
レイ21は、幅方向両側に一対の壁部21cを備え、こ
の壁部21c上に設けられた支点21d周りに揺動可能
な開閉板22を備えている。図3に示されるように、開
閉板22の開放を規制するためにカム部23が設けられ
ており、開閉板22は、トレイ21が垂直位置にあると
きにのみ支点21dを反時計周りに自重により回動して
1オーダー分のプリント1Aを放出させる。
【0021】ソータ30は、コイルスプリング状に形成
された第1の仕分け部材31と、同じくコイルスプリン
グ状に形成された第2の仕分け部材32と、駆動モータ
33(仕分け部材を回転駆動させる駆動手段に相当す
る。) と、駆動モータ33のモータ軸に直結された第1
ギヤ34と、第1ギヤ34とアイドルギヤ36を介して
連結される第2ギヤ35とを備えている。第1の仕分け
部材31は第1ギヤ34と一体連結し図2の矢印D方向
に回転され、第2の仕分け部材32は第2ギヤと一体連
結し同じく矢印D方向に第1の仕分け部材31と同一速
度で回転される。
【0022】第1、第2の仕分け部材31,32はピッ
チが同一になるようにコイルが巻かれており、プリント
1Aはコイルのピッチ間に搭載される。図4に示される
ように、第1、第2の仕分け部材31,32はコイル径
が同じ又はほぼ同じとなっており、各コイルの内部には
第1保持部材37と第2保持部材38が貫通して設けら
れている。第1保持部材37は、プリント1Aの短辺側
の端面xを保持し、第2保持部材38は、プリント1A
の長辺側の端面yを保持する。これにより、プリント1
Aを安定した状態で保持することができる。
【0023】第1、第2保持部材37,38は細長い棒
状に形成され、その両端部を第1フレーム39と第2フ
レーム40 (図3参照) により固定されている。また、
第1、第2の仕分け部材31,32もその両端部を第
1、第2フレーム39,40により軸支されている。
【0024】<本実施形態の作動説明>次に、本実施形
態にかかる写真処理装置のプリント排出部16以後の作
動を、図5のフローチャートにより説明する。なお、一
連の作動は、CPUや作動プログラムが格納されたRO
Mなどを備えたコントローラにより制御されるものであ
る。
【0025】焼付露光部R1でネガフィルムの画像を焼
き付けられた印画紙1 (プリント1A) は、振分装置1
0により3列の千鳥状に振り分け搬送され、現像処理タ
ンク11において現像処理される。次いで、乾燥処理部
12において挟持搬送ローラ機構13により上方向に搬
送されながら乾燥され、送り出し部15で挟持搬送ロー
ラ機構18により水平方向に搬送され、搬送経路の最下
流地点に設けられた排出挟持ローラ機構19により、プ
リント1Aは横送りコンベア17の上に排出 (放出) さ
れる (ステップ#01)。
【0026】プリント1Aは、画像形成面が上 (下でも
良い) になるように排出され、これを横向き姿勢である
と定義する。プリント1Aが1枚排出されると、横送り
コンベア17を駆動し、プリント1Aをトレイ21の搭
載面21aの上に移動させる(#02)。このように、
プリント1Aが1枚排出される毎に横送りコンベア17
を駆動し、これを繰り返す。そして、1オーダー分 (所
定単位に相当する。)のプリント1Aの排出が終了した
か否かを判定し(#03)、1オーダー分のプリント1
Aの排出が終了すると、トレイ21を図3の矢印C方向
に回転駆動する。回転途中において、開閉板22は、そ
の自重により支点21d周りの反時計方向に回転しよう
とするが、カム部23があるために回転は阻止される。
【0027】トレイ21が垂直位置に近づくにつれて、
カム部23による規制が解除され、トレイ21の垂直位
置において、開閉板22は自重により図3の二点鎖線で
示すような状態に回転し、1オーダー分のプリント1A
をソータ30に放出させる(#05)。
【0028】プリント1Aは、第1、第2の仕分け部材
31,32のコイルのピッチ間に縦向き姿勢になるよう
にストックされる。縦向き姿勢とは、図3のように端面
が上下方向に向く姿勢であると定義し、先に説明した横
向き姿勢と縦向き姿勢の中間姿勢を斜め向き姿勢と定義
する。プリント1Aは、その短辺側端面xを第1保持部
材37の上に搭載され、長辺側端面yを第2保持部材3
8の上に搭載された状態で保持される。
【0029】次に、駆動モータ33を起動し、第1、第
2仕分け部材31,32を共に1回転させる(#0
6)。これによりプリント1Aはコイルの1ピッチ分前
に進行する(スパイラル搬送)。また、次のオーダーを
受け入れるべくトレイ21を元の水平位置に復帰させる
(#07)。なお、トレイ21の水平位置及び垂直位置
を検出するために、不図示のセンサーが設けられてい
る。トレイ21の開閉板22は復帰途中において、カム
部23によりもとの閉じた状態に戻される。
【0030】<別実施形態の構成>図6に別実施形態に
かかるソータ30を示す。図6(イ)は、第1の仕分け
部材31のみでプリント1Aを保持・ストックしようと
するものである。コイル内には、断面L字状の保持部材
41が設けられている。
【0031】図6(ロ)は、第1の仕分け部材31のコ
イル径を小さく、第2の仕分け部材32のコイル径を大
きく設定したもので、例えば1オーダー内にサービスサ
イズのプリント1Aと大きなサイズ(4つ切、6つ切
等)のプリント1Bとが混在する場合に有用な構成とな
る。第1の仕分け部材31のコイル内には第1保持部材
37が、第2の仕分け部材32のコイル内には第2保持
部材38が設けられる。更に追加して、第3の仕分け部
材42と第3保持部材43を設けても良い。つまり、仕
分け部材の個数や保持部材の個数・形状はオーダーの内
容に応じて適宜設定することができる。また、保持部材
は仕分け部材のコイルの中だけではなく、コイルの外側
に別途配置するような構成でも良い。
【0032】仕分け部材を斜めに配置し、プリント1A
を斜め姿勢でストックするようにしても良い。開閉板2
2に付勢ばねを作用させ、閉じ方向または開き方向に付
勢するようにしてもよい。閉じ方向に付勢する場合は、
トレイ21の垂直位置において強制的に開閉板22を開
かせる機構を設ける。あるいは、開閉板22を開閉駆動
させるための専用の駆動源を備えても良い。
【0033】図7は、更に別実施形態を示すものであ
り、図3の構成と異なるのは、第2フレーム40が設け
られておらず、第1の仕分け部材31、第2の仕分け部
材32の先端部が開放された構成である。連続的に処理
を続けているとプリント1Aは開放された先端部にまで
進んでくることになるが、先端部からのプリント1Aを
受けることができるようにトレイ44が設けられてい
る。
【0034】<作用・効果のまとめ>以上のような構成
による利点は次の通りである。 (1)仕分け部材のコイルピッチ間を1オーダー分であ
るから、仕分け部材を1回転するだけで、オーダー切り
換えが簡単にできしかも短時間である。 (2)コイルスプリング状の仕分け部材を回転させる駆
動であるから、従来におけるチェーンで受け皿を駆動す
るものに比べて騒音が極めて小さい。 (3)従来のように、受け皿を戻すための空間部を必要
とせず、ソータを小型化できる。
【0035】(4)ストックできるオーダー数はコイル
の巻き数で決まり、オーダー数をたくさん取るには巻き
数を増やせば良いだけであるから、コスト的に有利であ
る。 (5)仕分け部材を複数設けるだけで、簡単に多種サイ
ズの仕分けをすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】写真処理装置の全体構成を示す概略図
【図2】プリント排出部と姿勢変更機構とソータの詳細
を説明する外観斜視図
【図3】姿勢変更機構とソータの側面図
【図4】ソータの正面図
【図5】本実施形態の作動を説明するフローチャート
【図6】別実施形態にかかるソータを説明する図
【図7】別実施形態にかかる姿勢変更機構とソータの側
面図
【図8】従来技術にかかる写真処理装置の外観図
【符号の説明】
1 印画紙(感光材料) 1A プリント(感光材料) 16 プリント排出部 17 横送りコンベア 20 姿勢変更機構 21 トレイ 30 ソータ(感光材料仕分け装置) 31 第1の仕分け部材 32 第2の仕分け部材 33 駆動モータ(駆動手段) 37 第1保持部材 38 第2保持部材 42 第3の仕分け部材 43 第3保持部材 R1 焼付露光部 R2 現像処理部 x、y 端面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルスプリング状に形成された第1の
    仕分け部材と、 この第1の仕分け部材を回転駆動させる駆動手段とを備
    え、 前記第1の仕分け部材のコイルピッチ間に所定単位の感
    光材料をストックさせることを特徴とする感光材料仕分
    け装置。
  2. 【請求項2】 コイルスプリング状に形成された第2の
    仕分け部材を更に備え、前記第1の仕分け部材と協働し
    て前記感光材料を保持することを特徴とする請求項1に
    記載の感光材料仕分け装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の仕分け部材のコイル内に、前
    記感光材料の端面を保持する第1保持部材が設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の感光材料
    仕分け装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の仕分け部材のコイル内に、前
    記感光材料の端面を保持する第2保持部材が設けられて
    いることを特徴とする請求項2又は3に記載の感光材料
    仕分け装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の仕分け部材のコイル径と、前
    記第2の仕分け部材のコイル径とを異ならせていること
    を特徴とする請求項2又は4に記載の感光材料仕分け装
    置。
  6. 【請求項6】 前記感光材料は縦向き姿勢又は斜め向き
    姿勢でストックされることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の感光材料仕分け装置。
  7. 【請求項7】 感光材料に対して現像・乾燥を含む所定
    の処理を行った後、横向き姿勢にて前記感光材料を排出
    させる排出部と、排出された前記感光材料を前記横向き
    姿勢で搬送するコンベアと、前記感光材料を縦向き姿勢
    又は斜め向き姿勢にてストックする請求項1〜5のいず
    れか1項に記載の感光材料仕分け装置とを備え、前記コ
    ンベアで搬送されてきた前記感光材料を受け取り、前記
    感光材料仕分け装置へ送り出す姿勢変更機構を備えたこ
    とを特徴とする写真処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126684A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Noritsu Koki Co Ltd プリント処理装置
CN103723506A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 本田技研工业株式会社 工件送出装置

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