JP5744479B2 - 挿入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、製品を能書等の付属物と共にカートン内に挿入するための挿入装置に関する。
従来、この種の装置として、製品に当接されるプッシャー本体と、プッシャー本体の上縁に設けられ、能書等を押圧するプレート部と、を備えたものが知られている(例えば特許文献1乃至2)。上記装置によれば、プレート部の先端が製品よりも突出するように構成されているため、能書等の位置決めをおこない易く、製品を損傷等させるおそれも低い。
ところで、上記のプレート部は通常、製品の上面と略接触し得る高さ位置に設けられるため、待機中のプレート部が、製品の搬送等に際して支障をきたすことがある。これに対して、プレート部の一端を回動可能に取り付け、プレート部が上下に所定角度を以て回動されるようにしたものがある(例えば特許文献3)。
特開平11−255220号公報 実開平3−3514号公報 特開2003−267327号公報
しかしながら、特許文献3に記載される従来装置では、プレート部の回動が、コイルスプリングやトーションスプリング等の戻しばねを用いておこなわれていたため、回動に伴って戻しばねが疲弊してしまい、耐久性が高いとはいえなかった。また、回動回数が増加するほど、戻しばねの疲弊も激しくなり、挿入能力の向上を図ることが難しかった。
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的とするところは、耐久性が格段に改善され、挿入能力の向上を図り易い挿入装置を提供することにある。
本発明に係る挿入装置は、製品を能書等の付属物と共にカートン内に挿入する挿入装置であって、一定のスライド方向に沿って、該カートンに対して進退される本体部と、該本体部に軸着され、該スライド方向に略直交する軸芯廻りを正逆方向に回動可能とされた回動部と、該回動部の回動に追従するように該回動部に連結され、該付属物に係合されるプレート部と、該本体部と該回動部との間に、磁気的な反発力および/または磁気的な吸引力を発生させる磁気手段と、該磁気手段に抗して、該回動部を逆方向に強制回動し、該プレート部を跳ね上げ状態とする規制手段と、を備え、該本体部の前進に伴って、該規制手段が解除されるとともに、該磁気手段にしたがって、該回動部が正方向に回動され、跳ね上げ状態にあった該プレート部が、該製品の上方において伏臥状態とされるように構成される。
本発明に係る挿入装置は該磁気手段が、磁気的な反発力を発生させる磁気反発部と、磁気的な吸引力を発生させる磁気吸引部と、を備え、該磁気反発部および該磁気吸引部により、該回動部の始動が促されるとともに、該回動部を該本体部に固定して、該プレート部の伏臥状態が保持可能に構成される。
また、本発明に係る挿入装置は好ましくは、該規制手段が、該回動部に軸着されるガイドローラと、該ガイドローラと係合可能に固設されるとともに、該ガイドローラを押下げて該回動部を逆方向に強制回動させる平坦部と、該平坦部から斜め上方に連続して設けられる傾斜部と、を有するガイド壁と、を備えて構成される。
また、本発明に係る挿入装置は好ましくは、該磁気手段が、永久磁石によって構成される。
また、本発明に係るカートニングマシーンは、上記挿入装置を備えて構成される。
本発明に係る挿入装置によれば、上記したとおりの構成であるため、耐久性が格段に改善され、挿入能力の向上を図り易い。
実施形態に係るカートニングマシーンの全体構成を示す概略平面図である。 実施形態に係る挿入装置を示す平面図である。 実施形態に係る挿入装置を示す側面一部断面図である。 実施形態に係る挿入装置を示す側面図である。 実施形態に係るカートニングマシーンによる挿入状況を示す図である。 変形例を示す図である。 他の実施形態に係る挿入装置を示す側面一部断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1は実施形態に係るカートニングマシーン1の全体構成を示す概略平面図である。図2〜図4はカートニングマシーン1における挿入装置15を示しており、図2は平面図、図3は側面一部断面図、図4は側面図である。図5はカートニングマシーン1による挿入状況を示している。
図1に示すように、カートニングマシーン1は、バケットコンベア12と、カートンコンベア13と、中継装置14と、挿入装置15と、を備えて構成される。バケットコンベア12およびカートンコンベア13は、平行する搬送方向A、Bに沿って並設され、それぞれ製品3およびカートン4を同期して間欠搬送する。製品3は、例えば上下一体に集積されたPTPシート群であり、支持板21、22によってバケットコンベア12上に支持される。カートン4は、カートンコンベア13の上流で組み立てられており、支持爪24、24…によってカートンコンベア13上に支持されるとともに、製品3側に開口した状態で搬送される。中継装置14と挿入装置15は、バケットコンベア12およびカートンコンベア13の一の停止位置に設けられる。中継装置14は、バケットコンベア12とカートンコンベア13との間に配置され、カートン4に向かって窄められた形状のカバー部25と、台座部26と、によってトンネル状に構成されており、中継装置14において、製品3に関わる能書や説明書、注意書、添付書等(「能書等」)の付属物6が供給される(図5参照)。挿入装置15は、製品3をこの付属物6と共にカートン4内に挿入するために用いられている。挿入装置15は好ましくは、製品3やカートン4のサイズチェンジ等に対応するべく、平面位置や高さ位置等を、手動または自動で調整可能に構成される。
挿入装置15は、図1〜図4に示すように、本体部30と、回動部40と、当接部50と、プレート部60と、磁気手段70と、規制手段80と、を主に備える。以下の説明では、図1における図面右方向を「前」方向、図面左方向を「後」方向と称する。
本体部30は、図2〜図4に示すように、略直方体形のブロック片を基体として、後半部上方に凸設部31が、前端に拡幅部32が、それぞれ延設された形状を有する。本体部30の後端にロッド35が適宜連結され(図1参照)、ロッド35に図示しないシリンダ等のスライド手段がさらに連結されることで、本体部30が、一定のスライド方向C(=前後方向)に沿って、直線的に往復動するようになっている。本実施形態では、スライド方向Cが、上記搬送方向A、Bに直交し、本体部30は、所定の高さ位置にて水平を保ちながら、カートンコンベア13のカートン4に対して進退される。
凸設部31の前方側の起立面37は、上記スライド方向Cに略直交する平面をなし、永久磁石71aが起立面37に露出するように嵌設される一方、拡幅部32の上面38は略水平面をなし、永久磁石72a、72aが上面38に露出するように嵌設されている。
回動部40は、図2〜図4に示すように、本体部30の拡幅部32上に載置可能な略直方体形のブロック片を基体とした形状を有し、拡幅部32よりも前後に長く構成される。回動部40の左右後端から後方かつ斜め下方に向かって、本体部30を挟み込む軸支部41、42が延設され、上記スライド方向Cに略直交する軸部43が、本体部30と軸支部41、42を挿通して略水平に設けられる。これにより回動部40は、本体部30に軸着され、図4に示すように、軸部43の軸芯44廻りを正方向R1と逆方向R2とに所定角度だけ回動可能に構成されている。一の軸支部42は後方にさらに延出され、延出部45が形成される。延出部45の外側面には、所定のガイドローラ81が回動自在に軸着されている。
回動部40は、図2〜図4に示すように、本体部30の凸設部31の起立面37に対向する起立面47を備える。凸設部31の起立面37と回動部40の起立面47との間には、所定の隙間が設けられる。また、回動部40は、本体部30の拡幅部32の上面38に対向する下面48を備える。拡幅部32の上面38と回動部40の下面48とは、互いに密着可能に設けられる。そして、凸設部31の永久磁石71aに対応して、永久磁石71bが回動部40の起立面47に露出するように嵌設される一方、拡幅部32の永久磁石72a、72aに対応して、永久磁石72b、72bが回動部40の下面48に露出するように嵌設されている。
当接部50は、図2〜図4に示すように、側断面視L字状に形成され、回動部40の前端に引掛け固定される。当接部50は、製品3に後方から当接し得る当接面51を有する。製品3への当接時の衝撃を緩和するため、当接面51には樹脂材等が好ましく用いられる。
プレート部60は、図2〜図4に示すように、薄板状をなし、当接部50の上面に固着されている。プレート部60の先端61は、当接部50の当接面51から前方へ所定長さ突出して設けられる。プレート部60は、例えばステンレス等の金属によって構成され、容易には撓まない強度を有する。本実施形態では、プレート部60が当接部50を介して回動部40に連結されており、プレート部60は回動部40の回動に追従する。図4に示すように、回動部40を正方向R1に回動して、本体部30上に載置することで、プレート部60が略水平の伏臥状態とされ、回動部40を逆方向R2に所定量回動することで、プレート部60が跳ね上げ角度θの跳ね上げ状態とされるようになっている。
磁気手段70は、本体部30と回動部40との間に、磁気的な反発力ないし磁気的な吸引力を発生させるものである。本実施形態の磁気手段70は、図2〜図4に示すように、磁気反発部71と、磁気吸引部72と、から構成される。
磁気反発部71は、本体部30に嵌設された永久磁石71aと、回動部40に嵌設された永久磁石71bと、から構成され、永久磁石71aと永久磁石71bとは、対向面が互いに同一の磁極(例えばN極とN極)となるように配置されている。永久磁石71aと永久磁石71bとにより、本体部30の起立面37と回動部40の起立面47との間に磁気的な反発力が発生し得る。また、磁気吸引部72は、本体部30に嵌設された永久磁石72a、72aと、回動部に嵌設された永久磁石72b、72bと、から構成され、永久磁石72aと永久磁石72bとは、対向面が互いに異なる磁極(例えばN極とS極)となるように配置されている。永久磁石72aと永久磁石72bとにより、本体部30の上面38と回動部40の下面48との間に磁気的な吸引力が発生し得る。このように永久磁石71a、71b、72a、72bを用いて磁気手段70を構成することで、磁気手段70の構造の単純化や小型化が図られ、磁気的な反発力ないし磁気的な吸引力を容易かつ確実に発生させることが可能となる。永久磁石72a、72bは好ましくは、本体部30の上面38、回動部40の下面48からそれぞれ僅かに凹んで配設される。これにより永久磁石72aと永久磁石72bとが直に衝突するのを防止できる。永久磁石71a、71b、72a、72bの露出面を薄い保護膜(図示せず)で適宜被覆した構成としてもよい。永久磁石71a、71b、72a、72bとしては、例えばアルニコ磁石、フェライト磁石、希土類磁石が用いられるが、磁力の強さの点から、ネオジム磁石等が好ましく用いられる。
規制手段80は、磁気手段70による上記磁気的な反発力ないし磁気的な吸引力に抗して、適時のタイミングで回動部40を逆方向R2に強制回動し、プレート部60を跳ね上げ状態とするものである。このような規制手段80としては、カム機構を用いた構成が好都合である。本実施形態の規制手段80は、図1および図4に示すように、上記ガイドローラ81と、ガイドローラ81が係合し得るガイド壁82と、を備える。ガイド壁82は、カートニングマシーン1の所定位置において、上記スライド方向Cに沿って所定長さ延在して固設される。ガイド壁82の下端には、図4に示すように、略水平な平坦部84と、平坦部84から前方かつ斜め上方に滑らかに連続する傾斜部85と、が形成されている。
次に、カートニングマシーン1において、製品3を付属物6と共にカートン4内に挿入する方法について説明する。
図5(a)に示すように、バケットコンベア12およびカートンコンベア13により、製品3およびカートン4がそれぞれ搬送され、停止位置に停止する。挿入装置15は、製品3およびカートン4、中継装置14と平面視で前後一列をなすように(図1参照)、バケットコンベア12と製品3を挟んで中継装置14の後方で待機している。挿入装置15では、ガイドローラ81がガイド壁82の平坦部84に外接して押下げられるとともに、回動部40が軸部43の軸芯44廻りを逆方向R2に強制回動され、これによってプレート部60が跳ね上げ状態とされている(図4参照)。製品3は、この跳ね上げ状態とされたプレート部60の下方に搬送されてきて停止する。
製品3およびカートン4が停止すると、図5(b)に示すように、挿入装置15が、スライド方向Cに沿って、製品3に向かって前進する。挿入装置15における本体部30(回動部40)の前進に伴って、ガイドローラ81の平坦部84との外接が解除されるとともに、回動部40が軸部43の軸芯44廻りを正方向R1に回動され、これによってプレート部60が製品3の上方において伏臥状態とされる(図4参照)。このとき、磁気反発部71の磁気的な反発力と磁気吸引部72の磁気的な吸引力とにしたがって、回動部40の始動(正方向R1への回動)が促され、さらに回動部40を本体部30上に載置固定して、プレート部60の伏臥状態が保持可能とされる。主として磁気反発部71が、回動部40の始動を促す役割を果たし、主として磁気吸引部72が、回動部40を本体部30上に載置固定して、プレート部60の伏臥状態を保持可能とする役割を果たす。永久磁石71a、71bないし永久磁石72a、72bとして磁力のより強いものを使用する等して、磁気反発部71にプレート部60の伏臥状態の保持を補助させたり、磁気吸引部72に回動部40の始動を補助させるようにしてもよい。
本実施形態では、プレート部60が伏臥状態とされるのと略同時に、当接部50の当接面51が製品3の後端に当接し、製品3の押進を開始する。ガイド壁82の平坦部84および傾斜部85の形状や配設位置等は、プレート部60をこのようなタイミングで跳ね上げ状態から伏臥状態へと移行させることができるように設定される。伏臥状態とされたプレート部60は、製品3の上面に略接触する。プレート部60により製品3の上面を軽く押さえつけるようにしてもよい。中継装置14では、図5(b)に示すように、製品3と共にカートン4内に挿入されるべき付属物6が供給される。図示しないが、付属物6は、中継装置14の上方に多数ストックされており、公知の引き出し機構または吸引機構等を用いた供給手段により一部ずつ供給される。供給された付属物6は、中継装置14のカバー部25、台座部26において上下貫通状に設けられた供給口27、28を介し、上記スライド方向Cに略直交するようにして適宜把持されている。
挿入装置15は、製品3を押しながら中継装置14内に進入し、プレート部60が付属物6に係合する。そして、図5(c)に示すように、プレート部60と製品3に前方から付属物6が巻き付けられた状態となって、挿入装置15はさらに前進を続ける。このとき、プレート部60の先端61が、製品3の前面よりも突出するように設けられているため、プレート部60の先端61で付属物6が鋭角的に折り曲げられ、付属物6の位置決めを容易におこなえるとともに、付属物6から製品3が受ける圧力が軽減され、製品3を損傷等させるおそれも低くなっている。磁気手段70を構成する永久磁石71a、71b、72a、72bは、正方向R1に回動された回動部40の本体部30上での跳ね返りや、製品3の押進中におけるプレート部60のバタつきを防止でき、伏臥状態とされたプレート部60が付属物6との係合によって捲り上げられない程度の磁力を有するものであることが好ましい。
挿入装置15は、中継装置14を通過してカートン4内にまで前進し、製品3が付属物6と共にカートン4内に押し込まれて挿入が完了する。なお、バケットコンベア12、カートンコンベア13、中継装置14は、上記過程で製品3が、略水平を保たれたままスムーズに押進されるように構成されている。能書等の付属物6が分厚い場合には、特開2003−26732号公報に開示される「プレ折り機構」を、中継装置14に設けるようにしてもよい。図示しないが、「プレ折り機構」は例えば、中継装置14を二重筒状に形成し、内筒部をスライド方向Cに沿って前後に移動可能とすることにより構成される。
製品3および付属物6の挿入を完了すると、挿入装置15は、スライド方向Cに沿って、カートン4から離反する向きに後退する。挿入装置15では、プレート部60の伏臥状態が保持されているが、本体部30(回動部40)の後退に伴って、やがてガイドローラ81がガイド壁82に到達する。そして、ガイドローラ81がガイド壁82の傾斜部85、平坦部84と順次外接しながら徐々に押下げられると、回動部40が軸部43の軸芯44廻りを逆方向R2に強制回動され、これによりプレート部60が再び跳ね上げ状態とされる(図4参照)。その後、次の製品3およびカートン4が搬送されてきて(図5(a))、以上が繰り返される。
このようにカートニングマシーン1における挿入装置15では、磁気手段70等によってプレート部60が回動される所定構成であるため、コイルスプリングやトーションスプリング等の戻しばねを用いた従来装置に比べ、耐久性が格段に改善され、挿入能力の向上を図り易い。挿入装置15によれば、本体部30の往復動の回数やスピードを調整することで、プレート部60の回動回数や回動スピードを適宜設定可能であり、プレート部60の回動回数を増やしたり、回動スピードを高速にしても、磁気手段70が疲弊してしまうおそれは著しく低いものとなっている。本実施形態の挿入装置15の場合、1分間あたり約60個以上の製品3を付属物6と共にカートン4内に挿入する能力を安定的に発揮し得る。
磁気手段70は、磁気反発部71、磁気吸引部72の何れか一方を備えたものであってもよいが、挿入装置15のように、磁気反発部71、磁気吸引部72の双方を備えた構成とした場合には、プレート部60をすみやかに伏臥状態に移行させたうえに、その伏臥状態を確実に保持することが一層容易におこなえる。
また、挿入装置15によれば、規制手段80がガイドローラ81およびガイド壁82を備えた構成であるため、本体部30(回動部40)の進退に伴って、効率的に、かつタイミングよく、プレート部60の伏臥状態と跳ね上げ状態とを交互に形成できる。
図6には、上記実施形態の変形例を示す(上記実施形態と共通する構成には同一の符号を付している;以下の図において同じ)。図6に示すように、変形例に係る挿入装置15は、製品3を付属物6および付属物106と共にカートン4内に挿入する。付属物106は、小型の紙片・カード類や折り曲げ難い厚みのある冊子等からなり、バケットコンベア12(図1参照)の上流で製品3の上面に適宜載置されている。そして、挿入装置15は、プレート部60が伏臥状態にされると、プレート部60と製品3との間に付属物106を挟装して、付属物6、カートン4に向けてさらに前進するようになっている。
このようにプレート部60を、付属物6だけでなく付属物106にも係合させ、様々な形態の付属物をカートン4内に挿入することができる。付属物6を省略して、製品3を付属物106のみと共にカートン4内に挿入する構成としてもよい。
以上の実施形態の記述は、本発明をこれに限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の修正や設計変更等が可能である。
例えば、本体部30、回動部40、当接部50、プレート部60等の大きさ・形状等は任意に変更してよい。磁気手段70および規制手段80は、それぞれ所要の機能を実現できるものであれば、適宜の具体的構成のものが採用され得る。バケットコンベア12およびカートンコンベア13を一旦停止させず、挿入装置15を、製品3およびカートン4に同期して移動可能な構成とし、製品3およびカートン4を連続搬送しながら、製品3を付属物6と共にカートン4内に挿入するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、プレート部60を、当接部50を介して間接的に回動部40に連結しているが、回動部40に直接連結する構成や回動部40と一体成形する構成としてもよい。当接部50は、所定方向に沿って製品3を押せるものであれば、回動部40に固着されている必要はない。当接部50を設けずに、本体部30ないし回動部40等に当接部50の機能を負担させるようにしてもよい。
図7には、他の実施形態に係る挿入装置215を示している。図7に示すように、挿入装置215では、本体部30の拡幅部32の前端に、製品3に当接し得る当接面251を有する当接部250が固着されるとともに、回動部240の前端に、プレート部260が固着されている。また、挿入装置215では、回動部240の少なくとも下面248を含む部分が、純鉄や軟鋼等からなる磁性体272bで形成され、本体部30に嵌設された永久磁石272aと、この磁性体272bと、によって磁気吸引部272が構成されている。このように、磁気手段70の構成要素は、永久磁石に限定されるものではない。
1 カートニングマシーン
3 製品
4 カートン
6 付属物
15 挿入装置
30 本体部
40 回動部
43 軸部
44 軸芯
50 当接部
60 プレート部
70 磁気手段
71 磁気反発部
71a、71b 永久磁石
72 磁気吸引部
72a、72b 永久磁石
80 規制手段
81 ガイドローラ
82 ガイド壁
84 平坦部
85 傾斜部
C スライド方向
R1 正方向
R2 逆方向

Claims (4)

  1. 製品を能書等の付属物と共にカートン内に挿入する挿入装置であって、
    一定のスライド方向に沿って、該カートンに対して進退される本体部と、
    該本体部に軸着され、該スライド方向に略直交する軸芯廻りを正逆方向に回動可能とされた回動部と、
    該回動部の回動に追従するように該回動部に連結され、該付属物に係合されるプレート部と、
    該本体部と該回動部との間に、磁気的な反発力および/または磁気的な吸引力を発生させる磁気手段と、
    該磁気手段に抗して、該回動部を逆方向に強制回動し、該プレート部を跳ね上げ状態とする規制手段と、を備え、
    該本体部の前進に伴って、該規制手段が解除されるとともに、該磁気手段にしたがって、該回動部が正方向に回動され、跳ね上げ状態にあった該プレート部が、該製品の上方において伏臥状態とされるとともに、
    該磁気手段が、磁気的な反発力を発生させる磁気反発部と、磁気的な吸引力を発生させる磁気吸引部と、を備え、
    該磁気反発部および該磁気吸引部により、該回動部の始動が促されるとともに、該回動部を該本体部に固定して、該プレート部の伏臥状態が保持可能とされる挿入装置。
  2. 該規制手段が、該回動部に軸着されるガイドローラと、該ガイドローラと係合可能に固設されるとともに、該ガイドローラを押下げて該回動部を逆方向に強制回動させる平坦部と、該平坦部から斜め上方に連続して設けられる傾斜部と、を有するガイド壁と、を備えた請求項に記載の挿入装置。
  3. 該磁気手段が、永久磁石によって構成される請求項1乃至の何れかに記載の挿入装置。
  4. 請求項1乃至の何れかに記載の挿入装置を備えたカートニングマシーン。
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