JP3240377B2 - ホテル客室faxサービスのセキュリティー方式 - Google Patents

ホテル客室faxサービスのセキュリティー方式

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JP3240377B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテル向電子私設分岐
交換(EPBX)に関し、特に文書の誤送信防止機能を
有するホテル客室FAXのサービスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホテル客室FAXサービ
スは、客室内線にダイヤルイン番号を付与すると、発信
者、または、そのダイヤルイン番号の現在の利用者が誰
であるかに関わらず、客室に直接着信してしまった。こ
のため前回、同じダイヤルイン番号を利用した人に宛て
た文書が、そのダイヤルイン番号の現在の利用者に送ら
れてしまうという文書の誤送信の可能性があった。この
誤送信を防止するため、客室内線に付与するダイヤルイ
ン番号を必要な数より多く契約し、一度使用したダイヤ
ルイン番号は、次に使用するまで期間をあける必要があ
った。
【0003】また、従来のFAX端末の有する誤送信を
防止する機能では、FAX端末同士で行うものであっ
た。
【0004】更に、ダイヤルされた接続先の電話と、実
際に交換機を通じて接続された接続先のFAX装置端末
の電話番号とが一致した場合にのみ、FAX送信を行う
ことができるようにして、誤送信を防止する技術は、特
開平2−63265号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のホテル客室
FAXサービスでは客室内線にダイヤルイン番号が付与
されると、発信者、または、そのダイヤルイン番号の現
在の利用者が誰であるかに関わらず、直接客室に着信し
てしまう。また一度使用したダイヤルイン番号を数日後
に別の人間が使用することがある。このため、送信した
文書が目的とする相手以外の人間に届いてしまうという
問題がある。
【0006】また、従来のFAX端末の有する誤送信防
止機能は、ホテル客室FAXシステムの様に、ダイヤル
イン番号と、そのダイヤルイン番号に対応する内線の内
線番の組み合わせが常に一定でない場合や、ホテル客室
の様に宿泊客の要望により一時的にFAX端末を設置す
る様な場合対応できないという問題と、登録された番号
が宿泊客のチェックアウト後も残ってしまうという問題
と、誤送信の可能性のある文書を人間が確認する為に特
定の内線に着信先を変更することが不可能であるという
問題がある。
【0007】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良して、ホテル客室FAXサービスの利用者がチェ
ックアウト後などにFAXの文書が他人に届く不都合な
どの誤送信を防止しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明によるホテル客室FAXサービスのセキュ
リティー方式は、内線から“特殊番号+発信者番号”ま
たは“特殊番号+IDコード”をダイヤルすることによ
り、発信者番号またはIDコードを記憶する第1の手段
と、発信者番号記憶メモリーに登録された発信者番号の
中に、NTTのINS網から受信した発信者番号通知情
報と一致するものが有るかを調べ、存在する場合に、客
室内線に接続する第2の手段と、この第2の手段で発信
者番号記憶メモリーに一致する番号が存在しない場合
に、発信者がダイヤルイン番号に続いてダイヤルするI
Dコードと、IDコード記憶メモリーに登録されたID
コードが一致するかを調べ、一致する場合に客室内線に
接続する第3の手段と、発信者番号もIDコードも一致
しなかった場合に、発信者に対して規制音を送出するか
特定の内線に接続する第4の手段と、付与されたダイヤ
ルイン番号の削除またはダイヤルイン番号利用者のチェ
ックアウトにより、発信者番号記憶メモリーならびにI
Dコード記憶メモリーを自動的に消去する第5の手段を
備えている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の一実施例を示す中継方
式図である。図1を参照すると、本実施例は、通話路ス
イッチ1と、これに接続されてプログラム制御により動
作する中央制御装置2と、中央制御装置2に接続される
主記憶装置3と、主記憶装置3の要素となる発信者番号
記憶メモリー4及びIDコード記憶メモリー5と、通話
路スイッチ1にそれぞれ接続される客室内線6と、業務
内線7と、アナウンス装置8と、NTTのINS網9
と、NTTのアナログ回線網10とから構成される。
【0010】図2は、発信者番号記憶メモリーの構成図
である。発信者番号は、客室内線が“特殊番号+発信者
番号”をダイヤルしたものを、中央制御装置2が判断・
処理して発信者番号記憶メモリー4に記憶する。発信者
番号は、客室に付与されたダイヤルイン番号に対して記
憶され、1つの番号に対して複数の発信者番号を登録す
ることができる。
【0011】図3は、IDコード記憶メモリーの構成図
である。IDコードは、客室内線が“特殊番号+IDコ
ード”をダイヤルしたものを、中央制御装置2が判断・
処理してIDコード記憶メモリー5に記憶する。IDコ
ードは、客室に付与されたダイヤルイン番号に対応して
記憶される。
【0012】次に、図1および図4を参照して、本実施
例の動作について説明する。
【0013】NTTのINS網9からダイヤルイン着信
があった場合にINS回線から受信した発信者番号通知
情報を中央制御装置2が判断し、発信者番号記憶メモリ
ー4に登録された発信者番号を検索する。A1,A2 一致する番号があれば、中央制御装置2が通話路スイッ
チ1を制御して客室内線6に着信させる。A7 一致する番号が無かった場合、あるいは、NTTのアナ
ログ回線網10からの着信であった場合は、一度アナウ
ンス装置8に接続し、IDコードの受信待をする。ID
コードを受信A3すると、IDコード記憶メモリー5に
登録されたIDコードを検索する。A4,A5 番号が一致すれば、中央制御装置2が通話路スイッチ1
を制御して客室内線6に着信させる。A7 もし、上記条件に一致しない場合は、接続規制とする
か、特定の内線に一括して着信させる。A6 客室内線に付与されたダイヤルインの削除、または、ダ
イヤルイン番号利用者のチェックアウトにより、発信者
番号記憶メモリー4ならびにIDコード記憶メモリー5
を自動的に消去する。
【0014】次に具体例を用いて説明する。
【0015】今、宿泊者Aの客室内線に付与されたダイ
ヤルイン番号が、“8765−4321”、FAXの送
信者Bの使用するFAX端末の電話番号が、“3456
−7890”、Aの宿泊するホテルがINS網に加入し
ているとする。AがBに客室内線に付与されたダイヤル
イン番号“8765−4321”を連絡する。Bは、自
分の使用するFAXの電話番号“3456−7890”
をAに連絡する。Aは、“特殊番号+3456−789
0”をダイヤルして発信者番号記憶メモリーにBの電話
番号を登録する。Bは、“8765−4321”をダイ
ヤルしてFAXを送付する。Bからの着信を受けると、
INS回線から受信した発信者番号情報を、発信者番号
記憶メモリーから検索する。一致する番号が登録されて
いれば、客室内線に直接着信させる。
【0016】次に、Bの電話番号が登録されていない
か、Aの宿泊するホテルがNTTのアナログ回線網に加
入している場合の例を示す。
【0017】Aが任意のIDコード“××××”と“特
殊番号+××××”をダイヤルし、IDコード記憶メモ
リーに登録する。AがBに客室内線に付与されたダイヤ
ルイン番号“8765−4321”とIDコード“××
××”を連絡する。Bは、“8765−4321”をダ
イヤルしてFAXを送付する。Bからの着信を受ける
と、その着信は一度アナウンス装置に接続されて、Bは
「IDコードをダイヤルして下さい。」という旨のメッ
セージを聞く。Bは、更にIDコード“××××”をダ
イヤルする。受信したIDコードをIDコード記憶メモ
リーと比較して、一致すると、客室内線に直接着信させ
る。
【0018】もし、Bの発信者番号が登録されていなく
て、かつ、IDコードが一致しなかった場合は、Bに対
して規制音を送出するか、または、特定の内線に接続先
を変えて着信させる。特定の内線に着信したFAXの文
書は、人間が宛て名を確認して本当に誤送信されたもの
かをチェックする。
【0019】登録された発信者番号およびIDコード
は、宿泊者がチェックアウトすると自動的に消去される
ので、Aのチェックアウト後にBが誤って文書を送付し
ても、規制音を聞くか、特定の内線に転送される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるホテ
ル客室FAXサービスのセキュリティー方式は、客室内
線にダイヤルイン番号が付与されても、発信者番号ある
いは、IDコードによって、限定された相手の着信のみ
を、直接接続できる様に構成ししたため、ホテル客室F
AXサービスの利用者がチェックアウト後などにFAX
の文書が他人に届いてしまうなどの誤送信が無いという
効果を有する。
【0021】また、本発明により、文書の誤送信が無く
なったため、ダイヤルイン番号を必要以上に契約する必
要が無くなり、経済性にも寄与するという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の中継方式図である。
【図2】図1に示した発信者番号記憶メモリーの構成図
である。
【図3】図1に示したIDコード記憶メモリーの構成図
である。
【図4】本発明の一実施例の流れ図である。
【符号の説明】
1 通話路スイッチ 2 中央制御装置 3 主記憶装置 4 発信者番号記憶メモリー 5 IDコード記憶メモリー 6 客室内線 7 業務内線 8 アナウンス装置 9 NTTのINS網 10 NTTのアナログ回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/44 G06F 15/21 320 (56)参考文献 特開 昭54−32209(JP,A) 特開 平3−66258(JP,A) 特開 昭50−45513(JP,A) 特開 昭63−220660(JP,A) 特開 平4−326653(JP,A) 特開 昭61−247259(JP,A) 特開 平2−228172(JP,A) 特開 平2−53379(JP,A) 特開 平2−140032(JP,A) 特開 平2−155350(JP,A) 実開 平3−111052(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤルイン機能を利用して客室に直接
    着信することを可能としたホテル客室FAXサービスに
    おいて、発信者番号またはIDコードを内線電話機また
    は局線中継台からダイヤルすることにより記憶する手段
    と、記憶した発信者番号から受信した発信者番号を検索
    し、その番号が検索できた場合に客室内線に直接接続す
    る手段と、発信者番号が検索できなかった場合に、記憶
    したIDコードから受信したIDコードを検索し、その
    IDコードが検索できた場合に客室内線に直接接続する
    手段と、発信者番号もIDコードも検索されなかった場
    合に規制音を送出するか特定の内線に接続する手段と、
    付与されたダイヤルイン番号の削除またはダイヤルイン
    番号の利用者がチェックアウトすることにより、記憶し
    た発信者番号またはIDコードを自動的に消去する手段
    を備えたことを特徴とするホテル客室FAXサービスの
    セキュリティー方式。
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JP4062267B2 (ja) 2004-02-27 2008-03-19 ブラザー工業株式会社 通信端末、中継サーバ、通信処理プログラム、およびネットワークファクシミリシステム
JP4124141B2 (ja) * 2004-02-27 2008-07-23 ブラザー工業株式会社 ネットワークファクシミリシステム
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