JP3240311B2 - シリンダ洗浄装置 - Google Patents

シリンダ洗浄装置

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JP3240311B2
JP3240311B2 JP35287795A JP35287795A JP3240311B2 JP 3240311 B2 JP3240311 B2 JP 3240311B2 JP 35287795 A JP35287795 A JP 35287795A JP 35287795 A JP35287795 A JP 35287795A JP 3240311 B2 JP3240311 B2 JP 3240311B2
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cleaning
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    • B41P2235/10Cleaning characterised by the methods or devices
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    • B41P2235/246Pressing the cleaning cloth against the cylinder

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はオフセット印刷機の
ブランケットシリンダ、圧胴シリンダ、インキローラな
どのシリンダ表面を洗浄布で洗浄するシリンダ洗浄装置
に関し、詳しくは洗浄布をロール状、反折り状(ジグザ
グ折り)等の形態で作製された洗浄布供給体の外周、ま
たは洗浄布供給体を収容した容器を載置する構造を持っ
たシリンダ洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、オフセット印刷機
のブランケットシリンダなどのシリンダ表面を洗浄布で
洗浄するシリンダ洗浄装置においては、洗浄布は中空の
厚紙コアの上に巻かれた洗浄布ロールに使用前に鉄製等
の金属シャフトを差し込み、この金属シャフトを回転軸
として洗浄ユニットに装着する方式が一般的である。よ
り改良された方式として、このような金属シャフトを使
用せず、厚紙コアを直接保持して回転軸とする方式も、
例えば特開平4−234659号公報に提案されてい
る。
【0003】しかし、シャフトを使用しない場合に洗浄
布残量が減少すると洗浄布ロールの剛性が減少し洗浄布
巻取手段の引っ張る力で中央部分が弓なりとなって正常
な洗浄布供給が行われず、またロールが外れて飛び出し
印刷機を破壊する危険性があった。ところで、洗浄装置
の種類が異なるとそれに適合する金属シャフトの外径が
異なったり、厚紙コアを直接保持する保持具の寸法が異
なったりする為に、どのような洗浄布ロールでも使用で
きる訳では無かった。また剛性の強い重いシャフトをコ
アに差し込み、固定具でシャフトとコアをしっかりと固
定しそれを洗浄装置に固定具で取り付けるといった洗浄
布ロールを取り付ける作業も手間の掛かるものであっ
た。また、厚紙コアの部分、すなわち巻芯の部分を極端
に少なくして洗浄布をより多く巻いた効率的かつ省資源
的な洗浄布ロールも提案されているが、径の小さい厚紙
コアを使用せざるを得ない為に、従来の装着の仕方では
強度的に問題があり、この対策が望まれていた。本発明
の目的は巻芯の部分を極端に細くし、あるいは巻芯を使
用せず、その結果洗浄布供給体の空間効率(スペースフ
ァクタ)を向上させたシリンダ洗浄装置を提供すること
にある。また他の目的は種類が異なり巻芯の径が違って
いる洗浄布ロールでも装着でき、しかも洗浄布ロールを
洗浄ユニットに取り付ける手間が少なく装着が容易な、
かつ洗浄布としてロール状洗浄布のみでなく反折り状洗
浄布にも適用できる洗浄布の装着手段をもつシリンダ洗
浄装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、洗浄布をシリンダ外周に押し付
けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置であ
って、洗浄布がロール状に巻かれた洗浄布ロールからな
る洗浄布供給体と、フレームと、フレームに取り付けら
れ、洗浄布供給体の外周面の一部を載置する支承手段
と、洗浄布供給体から供給される洗浄布にブレーキを掛
けるブレーキ手段とを備えていることを特徴とする。請
求項1の構成によると、洗浄布供給体の支承は洗浄布ロ
ールの外周面の一部を載置する構造としたので、金属シ
ャフトを使用せず、多種類の洗浄布ロールの使用を可能
にする。即ち、洗浄布ロールは種類が異なり、巻芯の径
が違っていたり巻芯を持たないものでも装着でき、しか
もその装着が極めて容易にできる。更に、シリンダ表面
に洗浄布を圧着すると、洗浄布に対してシリンダの回転
方向に共連れの力が働く、この共連れ力に勝つため洗浄
布にブレーキを掛けることにより、洗浄布供給体から洗
浄布が引き出されるのを防止できる。
【0005】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、支承手段に載置され、洗浄布がロール状に巻
かれた洗浄布ロールからなる洗浄布供給体を収容した容
器と、容器に設けられ、洗浄布供給体から供給される洗
浄布にブレーキを掛けるブレーキ手段とを備えているこ
とを特徴とする。請求項2の構成によると、変形しにく
い剛性のある容器(カセット、カートリッジ)に洗浄布
供給体を収容し、その容器をそのまま載置する構造とし
ているので、洗浄布供給体の取扱い性が向上される。特
に、液状、ゼリー状、ペースト状等の洗浄剤を含浸また
は塗布した洗浄布の場合は容器によって揮発や乾燥が防
止され、洗浄布の性能低下を抑えることができるととも
に、取り扱い易くなる。揮発性の高い洗浄剤を用いたも
のでは容器に収容することにより一層有効なものとな
る。例えばオフセット輪転印刷機のシリンダ洗浄装置に
使用される洗浄布のように、洗浄剤を多く使用する場合
には洗浄布に含浸または塗布させる洗浄剤量も多く、つ
まり飽和状態に含浸させた洗浄布では洗浄布から浸み出
した洗浄剤が外部に漏れ出るのを防止し、容器内に閉じ
込めておくことができる。
【0006】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明において、支承手段は、一端が回動自在に軸支され前
記洗浄布供給体または洗浄布供給体を収容した容器を載
置する載置部材と、該載置部材を回動させる機構を備え
ていることを特徴とする。請求項3の構成によると、洗
浄布供給体自体や容器を載置部材に装着したり、取り出
したりするときに、載置部材を回動し、その取り扱い側
の開口部分を広げて操作をし易くすることができる。洗
浄布供給体から供給される洗浄布を洗浄布巻取軸に巻き
取る方式の場合は、載置部材を洗浄布巻取軸から離れる
方向に回動させることにより、洗浄布が洗浄布巻取軸に
巻き取られて洗浄布巻取ロールの径が大きくなっても、
載置部材と洗浄布巻取ロールが接触しない為、つまり載
置部材は洗浄布供給体の径が小さくなるに従って載置部
材も動く為、載置部材と洗浄布巻取ロールとの干渉が起
こらない。従って、洗浄布支承部と洗浄布巻取軸を近接
配置することにより、コンパクト化を可能にする。
【0007】請求項4の発明は、洗浄布をシリンダ外周
に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄
装置であって、反折りされた洗浄布または反折りされた
洗浄布を収容した容器からなる洗浄布供給体と、フレー
ムと、フレームに取り付けられ、洗浄布供給体または洗
浄布供給体を収容した容器を支承する支承手段とを備
え、支承手段は、一端が回動自在に軸支され前記洗浄布
供給体または洗浄布供給体を収容した容器を載置する載
置部材と、該載置部材を回動させる機構とを備えている
ことを特徴とする。請求項5の発明は、請求項4の発明
において、洗浄布供給体から供給される洗浄布にブレー
キを掛けるブレーキ手段を備えていることを特徴とす
る。請求項6の発明は、請求項4の発明において、ブレ
ーキ手段が容器に設けられていることを特徴とする。請
求項4〜6の構成によると、請求項3と同様の作用効果
が期待できる。
【0008】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の発明において、洗浄布供給体と洗浄布のシリ
ンダ圧着部との間に、洗浄布が接触する、正逆転フリー
回転または布送り方向のみ回転可能なロールが配置され
ていることを特徴とする。請求項7の構成によると、洗
浄布がロールの回転によって円滑にシリンダ圧着部に供
給される。特に、洗浄剤を含浸させた洗浄布の場合は、
シリンダ圧着部までの間で圧搾作用を受ける部分、例え
ば横梁部材としてのサポートバーとの接触部分がある
と、その部分を通過する際に洗浄布から洗浄剤が絞り出
されてしまうが、ロールを介在させることにより圧搾作
用を受ける部分を無くすことができ、洗浄剤の絞り出し
の危険性を少なくすることができる。
【0009】請求項8の発明は、請求項1〜6のいずれ
かに記載の発明において、洗浄布供給体と洗浄布のシリ
ンダ圧着部との間に、正逆転可能なロールを設け、該ロ
ールを逆転駆動する機構をもつ洗浄布後退手段を備え、
前記洗浄布供給体から供給された洗浄布の一部を洗浄布
供給側に戻すことを特徴とする。請求項8の構成による
と、ロールを逆転駆動することにより使用した洗浄布の
一部を洗浄布供給側に戻し、当該洗浄布を再び洗浄布と
して利用することができ、洗浄布の利用効率が向上する
ととも、洗浄コストを低減しかつ省資源化になる。また
洗浄布の供給時には正転させることにより請求項7と同
様の作用効果が期待できる。
【0010】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
かに記載の発明において、洗浄布供給体と洗浄布のシリ
ンダ圧着部との間に、洗浄布を緊張させる洗浄布緊張手
段が配置されていることを特徴とする。請求項9の構成
によれば、洗浄布に弛みがあると、シリンダ圧着部分で
しわが発生し、シリンダ表面に洗浄布が均圧に圧着され
にくくなり、洗浄ムラが起こり易くなる。また、弛みが
あると、その弛み部分が非洗浄時にシリンダに接触しシ
リンダ表面を汚したり、洗浄布をシリンダに巻き取られ
たりする危険も有り、緊張させることにより、前述の不
具合を発生しにくくすることができる。
【0011】請求項10の発明は、請求項1〜3,7〜
9のいずれかに記載の発明において、洗浄布供給体は巻
芯を持つ洗浄布ロールが用いられ、洗浄布供給体と洗浄
布のシリンダ圧着部との間に、洗浄布ロールの巻芯の径
より小さい洗浄布通過域を形成する巻芯飛び出し防止手
段が配置されていることを特徴とする。請求項10の構
成によれば、洗浄布の使用により洗浄布ロールの径が小
さくなると、洗浄布の動きに引き連られて巻芯が洗浄布
ロール支承手段から飛び出してシリンダ表面を傷つけて
しまうことも考えられるため、このような事態が起きた
場合でも巻芯飛び出し防止手段に巻芯が引っ掛かり、巻
芯と洗浄布が分離される。従って、洗浄布のみ引き出さ
れるが、巻芯はその場に取り残される。
【0012】請求項11の発明は、洗浄布をシリンダ外
周に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗
浄装置であって、洗浄布を供給する洗浄布供給体と、サ
イドフレームと、サイドフレームに両端が支持された、
上部開放の載置面を有する横梁部材と、洗浄布供給体を
支承する手段とを備え、支承手段は横梁部材の載置面に
直接洗浄布供給体の外周を載置する構造であることを特
徴とする。請求項12の発明は、請求項11の発明にお
いて、洗浄布供給体を収容した容器を備え、支承手段
は、前記容器を載置する構造であることを特徴とする。
請求項11および12の構成によると、洗浄布ユニット
の構成部材である横梁部材を洗浄布供給体自体または洗
浄布供給体を収容した容器の載置部材として用いること
により、装置がコンパクトになるとともに、部品点数を
減らすことができ。
【0013】請求項13の発明は、請求項11の発明に
おいて、横梁部材上の洗浄布供給体の載置部分に対向し
て配置された、可動自在な対向部材を備えていることを
特徴とする。請求項13の構成によると、洗浄布が供給
される際に、洗浄布供給体や容器に洗浄布による引っ張
り力が働き、その載置状態が不安定になる恐れがある。
このような不安定な載置状態の場合、洗浄布の供給が円
滑に行われにくくなる恐れがある。そこで、洗浄布供給
体自体や容器を載置部材と対向部材の間で保持すること
により安定した載置状態にし、円滑な洗浄布の供給が行
われる。
【0014】請求項14の発明は、請求項13の発明に
おいて、対向部材が洗浄布供給体を押えることにより該
洗浄布供給体にブレーキを掛けることを特徴とする。請
求項14の構成によると、対向部材にブレーキ作用を持
たせることにより、洗浄布供給体の幅方向に広い範囲に
接触させてブレーキを掛けることができるとともに、部
品点数を減らし、装置のコンパクト化が可能となる。ま
た、対向部材と洗浄布供給体の外周面との接触面積を広
くすることができ、洗浄布供給体を局所的に押えること
がなくるため、ブレーキのききが良くなる。特に、液を
含浸した洗浄布の場合は局所的な押えによる液の絞り出
しも防止できる。
【0015】請求項15の発明は、洗浄布供給体から供
給される洗浄布をシリンダ外周に押し付けて該シリンダ
外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置であって、洗浄布供
給体を支承する手段が洗浄布供給体の外周または洗浄布
供給体を収容した容器を載置する第一の部材と該第一の
部材に対向して配置された第二の部材からなり、第一の
部材および/または第二の部材が可動自在に設けられ、
該両部材により洗浄布供給体自体または洗浄布供給体を
収容した容器を挟み込むことを特徴とする。請求項15
の構成によると、2つの部材の協働により洗浄布供給体
自体または容器を安定かつ確実に挟み込むことができ
る。特に、洗浄布供給体自体を2つの部材で挟み込む場
合は、洗浄布供給体の供給によって減少する洗浄布供給
体の形状変化に追従し、その挟み込み機能が働くので、
常に安定し洗浄布支承が確保される。
【0016】請求項16の発明は、請求項15の発明に
おいて、第一の部材と第二の部材の協働により洗浄布に
ブレーキを掛けることを特徴とする。請求項16の構成
によると、請求項14と請求項15の作用効果を併せ持
たせることができる。
【0017】請求項17の発明は、洗浄布をロール状の
形態で作製された洗浄布供給体から供給される洗浄布を
シリンダ外周に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄する
シリンダ洗浄装置であって、洗浄布供給体を可動自在な
部材によって支承する手段と、前記部材を移動させる手
段と、駆動部により正逆回転されるロールを設け、洗浄
布供給体から供給された洗浄布を洗浄布供給側に戻す洗
浄布後退手段とを備え、ロールを逆転駆動させて洗浄布
供給側に供給した洗浄布の一部を戻し再利用するととも
に、洗浄布に洗浄布供給体を支承する部材を移動させて
洗浄布供給体を洗浄布後退手段のロールに接触させてブ
レーキを掛けることを特徴とする。請求項17の構成に
よると、使用済みの洗浄布の一部を戻して再利用する機
能および洗浄布にブレーキを作用させる機能が1つのロ
ールに持たせることにより、装置のコンパクト化が図ら
れる。
【0018】請求項18の発明は、洗浄布をロール状の
形態で作製された洗浄布供給体から供給される洗浄布を
シリンダ外周に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄する
シリンダ洗浄装置であって、洗浄布供給体を可動自在な
部材によって支承する手段と、両サイドフレーム間に渡
された横梁部材の方向に、前記部材を移動させる手段と
を備え、前記部材を移動させ、洗浄布供給体を横梁部材
に押し付けてブレーキを掛けることを特徴とする。請求
項18の構成によると、請求項3と14の作用効果を併
せ持たせることができる。
【0019】好ましくは、洗浄布支承手段は1枚又は2
枚以上の板状部材、2本以上の連結部材を有するスノコ
状構造体、フォーク状部材、樋型構造体、網状構造体、
薄い柔軟質材で形成されたハンモック状構造体が適宜選
択される。またブレーキ手段および洗浄布緊張手段は次
の機構の単独または組み合わせが適宜選択される。即
ち、ブレーキ具により洗浄布を横梁部材に押圧する機
構、2個以上のブレーキ具により洗浄布を挟む機構、断
面円形の2本のバーを連結体に非回転に平行配置され、
この連結体を回転自在に支持するとともに、2本のバー
に洗浄布をS字状に通し、連結体を所定角度範囲で回転
駆動させる機構、横梁部材に洗浄布供給体の外面を接触
させる機構、洗浄布を横梁部材に近接して設けたブレー
キロールに洗浄布供給体の外面を接触させる機構、洗浄
布を横梁部材の先端部表面に面接触させる機構、洗浄布
供給体の容器に付帯したブレーキ具をもつ機構、横梁部
材に板バネを設ける機構、横梁部材の端部に設けた可動
自在な保持部を伸長させる機構などである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の共通の特徴は洗浄布供給
体が、洗浄布をロール状に巻いた形態、あるいは反折り
状(ジクザグ折り)に折り畳んだ形態として用いられ、
これらの洗浄布供給体をシリンダ洗浄装置に装填するた
めの洗浄布装着手段にある。特に、洗浄布ロールには管
状巻芯や棒状巻芯を持つもの、あるいはそれらの巻芯を
持たないものが使用される。また、洗浄布は通常の布、
不織布、紙、プラスチックフィルムおよびそれらに処理
を加えたもの、あるいは類似のもので形成されている。
処理を加えた洗浄布としては、例えば予め液を含浸させ
たもの、あるいは予め液を含浸させ、更に真空パック等
の様にパッケージをしたものであり、更にはゼリー状、
ペースト状等の洗浄剤を塗布したものも含む。
【0021】図1は本発明のシリンダ洗浄装置の基本構
成を示す断面図である。シリンダ洗浄装置は印刷機のシ
リンダ1に対峙させて取り付けられる洗浄ユニット2と
して構成されており、この洗浄ユニット2には洗浄布供
給体3を載置する洗浄布支承部4、洗浄布供給体から洗
浄布3aを繰り出す洗浄布前進部5、洗浄布支承部4と
洗浄布前進部5との間に張られた洗浄布3aをシリンダ
1の表面に押し付けるシリンダ圧着部6からなってい
る。本発明のシリンダ洗浄装置には洗浄布3aにブレー
キを掛ける、後述のブレーキ機構が設けられており、こ
のブレーキ機構はシリンダ圧着部6の上流側に配置され
る。シリンダ圧着部6を構成するプレッシャパッド6a
は洗浄ユニット2の両側に配されたサイドフレーム7に
渡された横梁部材としてのサポートバー8に支持されて
いる。
【0022】上記各部の具体例について説明する。洗浄
布支承部4は図1に示す洗浄布支承部材40の両端部4
0a,40bを支持した固定型と、図2に示す洗浄布支
承部材41の一端41aを軸支した可動型がある。図1
は代表的な固定型の洗浄布支承部4の例である。本例は
洗浄布をロール状に巻いた洗浄布ロール30を載置する
洗浄布支承部4である。洗浄布支承部4としての洗浄布
ロール支承部材40は洗浄布ロール30を載せる載置面
を有し、この載置面は洗浄布ロールが安定して載置され
るように下向き傾斜を持たせている。本例では断面がほ
ぼ円弧状の曲面に形成されている。
【0023】図2に代表的な可動型の洗浄布支承部の一
例を示す。洗浄布支承部4は洗浄布ロール支承部材41
の軸支部をプレッシャパッド6a側に位置させ、反対側
をサポートバー8の方向に回動自在に、洗浄布ロール支
承部材41が設けられている。サイドフレーム7と洗浄
布ロール支承部材41との間には洗浄布ロール支承部材
41を常時サポートバー方向に回動させるように付勢す
るスプリング9が設けられている。
【0024】洗浄布支承部の他の実施例として、洗浄布
ロールの場合はフォーク10を持つフォーク状構造(図
3)、2枚の板状部材11aおよび11bを所定間隔に
配設し、洗浄布ロール30の両端のみを支承する構造
(図4)、両端に堰12a,12bを有し、内側に洗浄
布ロール全体を収容する樋状部材12で支承する樋型構
造(図5)、支持体13a,13bに2本の横棒14
a,14bを配置し、これらの間に洗浄布ロール30を
載置する構造(図6)、2本の縦棒15a,15bの間
に網16を配置し、この網16に洗浄布ロール30を載
置する構造(図7)、1枚の板17の先端部分を折り曲
げて、この上に洗浄布ロール30を載置する構造(図
8)、外周の一部に設けられたロール装入口18を有す
る容器19に洗浄布ロール30を入れて容器内壁を利用
して載置する構造(図9)、蓋を取り外した容器20に
洗浄布ロール30を入れ、この容器20を洗浄布支承部
材41に載置する構造(図11)を取捨選択する。洗浄
布支承部41に使用する材料は洗浄布供給体30を支承
できる強度の有るものなら良く、金属、樹脂、ゴム、繊
維等の単体又は複合体、あるいはプラスチック、布等の
柔軟質材の中から適宜選択される。特に、図5に示す両
端に堰がある樋型構造の洗浄布支承部は洗浄剤を飽和状
態に近く含浸させた洗浄布を使用する場合に何かの作用
で洗浄剤が絞り出されても支障なく使えるので、好まし
い。容器は変形しにくい剛性のある容器(カセット、カ
ートリッジ)や変形しやすいフィルム素材で作製される
容器が使用可能である。またフィルム素材で包装した形
態でも良い。
【0025】図9に示す容器の場合は固定具21により
サイドプレート7に固定されており、容器19のロール
装入口18にはカバー22が設けられ、このカバー22
を開けて洗浄布ロール30を容器内に装入する。洗浄布
3aはカバー22に開孔されたスリット23から容器外
に引き出される。また、反折り状の洗浄布供給体31の
場合は、図10に示すようにカセット容器24に収容
し、この容器24をサイドフレーム7に固定された洗浄
布支承部42に装入する。洗浄布3aは容器のスリット
25から引き出される。また、図2の洗浄布支承部41
の変形例としては反折り洗浄布供給体31の幅方向に対
向した壁部分43aを設け、この壁部分の間に反折り洗
浄布供給体31の洗浄布反折り幅より若干広い載置空間
を形成した洗浄布支承部材43に、反折り洗浄布供給体
31をそのまま載置する構造(図12)、蓋を取り外し
た容器26に反折り洗浄布供給体31を入れ、この容器
26を洗浄布支承部材41に載置する構造(図13)を
取捨選択する。なお、蓋付き容器の場合は、蓋を開けて
洗浄布を供給するようにしているが、図9に示すように
蓋にスリットを設け、蓋を閉じたままでスリットから洗
浄布を供給するように構成することもできる。
【0026】また、図14に示す洗浄布支承部4は洗浄
布ロール30を載置する載置部材44と、この載置部材
44に対向して配置された押え部材45からなり、載置
部材44および押え部材45が一端46を支点として回
動自在に設けられている。載置部材44に洗浄布ロール
30を載置し、押え部材45により洗浄布ロール30を
挟み込むものである。本例では載置部材44と押え部材
45をともに回動自在にしているが、載置部材44と押
え部材45のいずれかかを回動自在にし、一方の部材が
他方の部材の方向に動くことにより載置部材44上の洗
浄布ロール30を挟み込む構造も可能である。少なくと
も1つの部材はスプリング等による付勢手段により、洗
浄布ロール30を押える方向に付勢されており、洗浄布
ロール30を載置部材44に載せるときは付勢に抗して
当該部材を動かし、両部材間を広げてから洗浄布ロール
30を装入する。
【0027】上記の洗浄布支承部4はサポートバー8か
ら離れた位置に装備されているが、サポートバー自体を
利用することもできる。図15に示す洗浄布支承部4は
サポートバー8上に洗浄布ロール30を載置するもの
で、サポートバー8の載置部分47は洗浄布ロール30
を安定に載置するように凹面構造になっている。本例で
は洗浄布ロール30から供給される洗浄布3aをサポー
トバー8を回り込むようにして、シリンダ圧着部6に供
給される。また、サポートバーの載置部分47に対向し
て、図16に示すような押え部材48が可動自在に設け
られている。この構造によると洗浄布ロール30をサポ
ートバー8上に載置するときは押え部材48を持ち上げ
て、洗浄布ロール30の装入開口49を広げ、そこから
洗浄布ロール30を入れて押え部材48を下げる。押え
部材48を洗浄布ロール方向に付勢しておき、常に洗浄
布ロール30の装入開口49を狭めることにより、洗浄
布ロール30をサポートバー8上に一層安定させること
ができる。
【0028】なお、図10に示す反折り洗浄布供給体3
0を収容した容器24をサポートバー8上に載置する構
造(図17)も可能である。図示を省略するが、サポー
トバーの載置部分に替えて、図14のように載置部材4
4を別個配置し、この載置部材44に載置した洗浄布ロ
ール30を押え部材45が押えるように構成することも
可能である。載置部材と押え部材は少なくとも一方が他
の部材側に可動できる構造であれば良い。しかし、載置
部材および押え部材がともに可動自在であっても構わな
い。
【0029】洗浄布前進部5は、図1に示すように洗浄
布巻取軸5aとその軸を回転させるモータ等の駆動装置
(図示せず)からなっており、洗浄布巻取軸5aに使用
済みの洗浄布を巻き取ることにより洗浄布ロール30か
ら洗浄布3aが供給される。また洗浄布ロール30また
は反折り洗浄布供給体31を可動型の洗浄布支承部材に
載置するように構成する場合は、例えば図2や図12に
示すように洗浄布支承部材41,43の軸支部側で、洗
浄布支承部材に近付けて洗浄布前進部5を位置させるこ
とができ、洗浄ユニット2のコンパクト化が図られる。
即ち、洗浄布3aの使用によって洗浄布ロール30の径
が小さくなり、また反折り洗浄布供給体31の高さが低
くなって、重さが軽くなるため、洗浄布支承部材がスプ
リング9によってサポートバー8側に移動する。一方洗
浄布前進部5では洗浄布3aを洗浄布巻取軸5aに巻き
取るとその径は大きくなるが、洗浄布の巻取り径が大き
くなっても、洗浄布支承部材がサポートバー側に移動す
ることにより、洗浄布前進部と洗浄布支承部材との間に
形成される洗浄布巻取り空間が広がるため、巻き取られ
た洗浄布が洗浄布支承部材の下面に接触することがな
い。
【0030】図18に洗浄布前進部の他の実施例の構成
を示す。本例では一対のピンチロール50の一方を駆動
して、そのピンチロール間に挟まれた洗浄布3aを前進
させ、ピンチロール50の下方に配置された受け部51
に収容する。ピンチロール50で前進させる場合には、
図18のように単に受け部51に貯めたり、あるいはピ
ンチロールの下方にカッター(図示せず)を配置し、使
用済み洗浄布を切断加工する。
【0031】ブレーキ機構部は、図1に示すようにサポ
ートバー8をプレッシャパッド6aとは反対側に延ば
し、洗浄布支承部4を覆うように設け、このサポートバ
ー8の後端部8aの外周面に形成する。洗浄布3aはサ
ポートバーの後端部8aから離れたサポートバー8の下
方に位置する洗浄布ロール30から供給され、サポート
バーの後端部8aを廻り込むようにその外周面に接触さ
せ、このサポートバー8を経由してプレッシャパッド6
aを背面側にして沿わせ、洗浄布巻取軸5aに巻き取
る。洗浄布巻取軸5aの回転により、洗浄布ロール30
から供給された洗浄布3aがサポートバーの後端部8a
の外周面に接触された状態で前進するとき、後端部8a
の外周面との間の摩擦によって洗浄布3aに張力が作用
し、洗浄布3aの弛みを防止する。
【0032】ブレーキ機構部の他の実施例を説明する。
図2に示すブレーキ機構部は洗浄布ロール30の外周を
サポートバー8の下面8bに押し付けるもので、スプリ
ング9により洗浄布支承部材41をサポートバー8の方
向に移動させる手段によって構成されている。図9およ
び図10に示すブレーキ機構部は容器19,24のカバ
ー22に設けられたスリット23,25から供給される
洗浄布3aに対して、そのスリット近傍においてブレー
キを掛けるものである。スリット23,25には洗浄布
3aに接触されるブレーキ板60が設けられている。
【0033】図19に示すブレーキ機構部は洗浄布支承
部材41に洗浄布ロール30を載置した状態において、
洗浄布ロール30の上方に位置してブレーキ機構を有す
るタッチロール61を配置し、このタッチロール61の
外周面に洗浄布ロール30の外周を押し付けるもので、
スプリング9により洗浄布支承部材41をサポートバー
8の方向に移動させる手段によって構成されている。タ
ッチロール61の表面はナーリング加工が施されてお
り、洗浄布3aはスリップしない。このタッチロール6
1のブレーキ機構の一例を図20に示す。タッチロール
61の軸62にブレーキディスク63を取り付け、ブレ
ーキ加圧手段64によりブレーキシュー65をブレーキ
ディスク66に圧し当ててブレーキを掛ける。この場合
は洗浄布ロール30をタッチロール61に押し付けるこ
とは必須ではない。
【0034】図21に示すブレーキ機構部はサポートバ
ー8の端面8aにブレーキシュー66を対向させ、この
ブレーキシュー66をブレーキ加圧手段64により作動
させて、洗浄布3aをサポートバーの端面8aに押し付
けてブレーキを掛ける。図22に示すブレーキ機構部は
断面円形の2本のバー67a,67bを連結体68に非
回転に平行配置し、連結体68を回転自在に支持する。
この連結体68をSラップ駆動手段69により、洗浄布
3aの前進方向に対して所定角度回転させる。洗浄布3
aは2本のバー67a,67bにS字状に通し、連結体
68を回転させて洗浄布とバーとの接触面積を変えてブ
レーキを掛けたり、解除したりする。即ち、2本のバー
を洗浄布の前進方向に平行にすると、つまり図22
(b)の状態にすると洗浄布とバーとの接触面積が少な
くなり、ブレーキが掛からなくなる。一方2本のバーを
洗浄布の前進方向に対して直交させる方向に回転させる
と洗浄布とバーとの接触面積が大きくなり、ブレーキが
掛かる。
【0035】図23に示すブレーキ機構部はサポートバ
ーの端面8aを粗い面に形成し、その端面に洗浄布3a
を接触させてブレーキを掛ける。図24に示すブレーキ
機構部は2枚のブレーキ板を洗浄布を挟むように配置
し、少なくとも一方のブレーキ板を可動し、そのブレー
キ板を加圧手段64で作動させて2枚のブレーキ板70
で洗浄布3aを挟んでブレーキを掛ける。更に、図14
において、載置部材と押え部材が洗浄布ロールを挟み込
む方向に、一方または双方が付勢されている構造ではそ
の両部材による挟み込みによっても洗浄布にブレーキを
掛けることができる。また図16のように押え部材がサ
ポートバーの方向に付勢されている構造でも同様にブレ
ーキ作用がある。
【0036】次に洗浄布緊張手段の具体例を説明する。
上記のブレーキ機構部が作用することにより洗浄布にブ
レーキを掛けると、同時に洗浄布を緊張させる作用も生
ずる。例えば、図1に代表される洗浄布をサポートバー
の端面に接触させる構造では洗浄布とサポートバーとの
摩擦によってブレーキが掛かると、同時にその摩擦力に
より洗浄布が緊張される。また、図21,図24のブレ
ーキ機構部も同様に洗浄布緊張させる作用を有する。更
に、図22に示したブレーキ機構部はSラップバーと洗
浄布との間には常に摩擦力が働いているので、洗浄布は
緊張される。即ち、Sラップバーの2本のバーはそれら
の中間部を中心として回転させることにより洗浄布を緊
張させる。トーションスプリングやたわみバネを用いて
洗浄布が絶えず緊張するように付勢されており、その負
荷も調整可能である。
【0037】図25に示す洗浄布緊張機構はサポートバ
ーの端部を可動自在な保持部80で構成し、この保持部
80をシリンダ圧着部としてのプレッシャパッドとは反
対方向に伸ばすようにスプリング81で付勢する。これ
により、プレッシャパッドの圧縮空気を抜く等によりプ
レッシャパッドによるシリンダ表面への洗浄布の押し付
けが無くなったとき、洗浄布の弛みは保持部80の移動
により吸収し、常に洗浄布3aの緊張状態を保たせる。
好ましくは洗浄布供給体30と保持部80との間にブレ
ーキ機構部71を配置し、洗浄布にブレーキを掛けるこ
とにより洗浄布の弛み防止効果がさらに高められる。
【0038】図26に示す洗浄布緊張機構は板バネ82
とブレーキ72の併用による構造で、サポートバー8に
取り付けられた板バネ82の弾性力を洗浄布3aの背面
側を押すように作用させる。ブレーキ72は軸部73を
中心にサポートバー8の方向に回動可能に設けられたブ
レーキ具74とブレーキ具を作動させるエアシリンダ等
の駆動手段(図示を省略)からなっており、ブレーキ具
74を図示の如く作動させて洗浄布3aをサポートバー
8に押し付け、ブレーキを掛ける。洗浄布3aの非繰り
出し時にはブレーキを掛けることにより板バネ82によ
って洗浄布3aの弛みを吸収し、常に洗浄布を緊張状態
に保たせる。
【0039】次に洗浄布前進手段によって供給され、使
用された洗浄布の一部を洗浄布供給体側に戻し、再利用
するための洗浄布後退手段の具体例を説明する。図19
に洗浄布後退機構の一例を示す。なお、図2の構成に対
応する構成には同一符号を付し、その説明を適宜省略す
る。洗浄布ロール支承部材41はスプリング9によりタ
ッチロール61の方向に移動するように付勢されてお
り、洗浄布ロール30を載置した状態では洗浄布ロール
の外周がタッチロール61に押し付けられる構造になっ
ている。タッチロール61の軸にはワンウェイクラッチ
80を介してモータ81の動力が伝えられる。このよう
な構造によれば、タッチロール61は洗浄布の供給方向
において自由回転し、モータ駆動時にはワンウェイクラ
ッチを介してタッチロール61を、洗浄布供給時とは逆
方向に強制回転(逆回転)される。洗浄布供給体30か
ら供給された洗浄布3aの一部を洗浄布供給側に戻し、
再利用する場合は、予めプログラムされた洗浄シーケン
スを実行する制御手段が使用済み洗浄布の一部を戻すシ
ーケンスにおいて、モータ81を駆動しタッチロール6
1を逆回転させ、タッチロール61に圧接されている洗
浄布ロール30を回転させながら、先に供給した洗浄布
の一部を洗浄布供給側に戻す。
【0040】図19では洗浄布ロール30をタッチロー
ル61に接触させた状態でタッチロールを逆回転させて
巻戻しているが、巻戻し量が数センチメートルの長さだ
け巻戻しする場合は洗浄布ロールをタッチロールに接触
させない状態で逆送し洗浄布がたわんだ状態にして洗浄
布供給側に戻すことができる。洗浄布を戻す洗浄布後退
機構の他の実施例としてはスプリングによる洗浄布巻戻
し機構を付加し、洗浄布の供給時にスプリングに蓄力
し、そのスプリングの力により一定量の洗浄布のみを巻
も戻すように構成することもできる。
【0041】次に巻芯を持つ洗浄布ロールの巻芯飛び出
し防止手段について説明する。図27に巻芯飛び出し防
止機構の1つの実施形態の構成を示す。洗浄布ロール支
承部材41は一端41aが回動自在に軸支されており、
スプリング等の付勢手段(図示せず)によりサポートバ
ー8の裏面方向に付勢されている。サポートバー8の端
部8aの近傍には洗浄布ロール30の幅方向に沿って巻
芯飛び出し防止体90が配置されている。巻芯飛び出し
防止体90とサポートバーの後端部8aとの間は洗浄布
3aのみ通過させ、巻芯30aの通過を阻止する洗浄布
通過域91を形成している。洗浄布通過域91は巻芯3
0aと洗浄布3aを分離させることができる間隙、つま
り巻芯30aの直径以下になっている。
【0042】図28に示す巻芯飛び出し防止体は両サイ
ドプレート7に渡されており、洗浄布ロールの全幅、つ
まり巻芯の全長に作用させる構成であり、この構成は洗
浄布を装着し易い利点がある。又は、図28(2)に示
す巻芯飛び出し防止体90a,90bは両サイドプレー
ト7から所定長に設けられており、洗浄布ロールの巻芯
の一部に作用させる。本実施形態の洗浄布ロール支承部
材41は洗浄布ロール30の径が小さくなると、図示の
如く洗浄布ロール30を、プレッシャパッド6aが位置
するサポートバー8の背裏面に押し付けるように作用す
るため、通常の使用状態では巻芯30aの飛び出しはな
い。仮に、洗浄布ロール支承部材41による洗浄布ロー
ル30のサポートバー8への押し付け力以上の異常な力
が洗浄布3aに作用すると、その洗浄布3aの動きに引
き連られて巻芯30aが洗浄布ロール支承部材40から
飛び出す。このような事態が起きた場合は巻芯飛び出し
防止体90とサポートバーの後端部8aの間に巻芯30
aが引っ掛かり、巻芯30aと洗浄布3aが分離され
る。洗浄布のみ引き出されるが、巻芯はその場に取り残
される。
【0043】次に洗浄布をシリンダ圧着部に円滑に供給
する構造について説明する。図29に回転自在なロール
を配置した構造を示す。ロール100はサポートバー8
の後端部8aに配置されており、正逆転フリー回転また
は布送り方向のみ回転可能になっている。容器19のカ
バー22に設けられたスリット23には洗浄布3aに接
触状態にブレーキ板60が取り付けられている。洗浄布
ロール30から供給される洗浄布3aはスリット近傍に
おいてブレーキ板60でブレーキが掛けられる。ロール
100は洗浄布が接触状態で、洗浄布の送り方向に回転
するため、洗浄布の送りが円滑に行われる。特に、洗浄
剤を含浸させた洗浄布の場合は、シリンダ圧着部までの
間で洗浄布が圧搾作用を受ける部分ないので、洗浄剤の
絞り出しの危険性を少なくすることができる。
【0044】本発明の実施形態の内、サポートバーの後
端部8aに洗浄布を接触させ、サポートバーの後端部の
外周面との間でブレーキを掛ける構造を除く、すべての
ブレーキ機構部を採用した実施形態に、ロール100を
付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシリンダ洗浄装置の基本構成を示す
断面図である。
【図2】 代表的な可動型の洗浄布支承部の一例を示す
断面図である。
【図3】 フォーク状構造の洗浄布支承部の斜視図であ
る。
【図4】 洗浄布ロールの両端を支承する構造の洗浄布
支承部の斜視図である。
【図5】 樋状部材で支承する樋型構造の洗浄布支承部
の斜視図である。
【図6】 横棒で支承する構造の洗浄布支承部の斜視図
である。
【図7】 網状部材で支承する構造の洗浄布支承部の斜
視図である。
【図8】 板部材で支承する洗浄布支承部の斜視図であ
る。
【図9】 洗浄布ロールを入れたカセット容器を支承す
る構造の洗浄布支承部の断面図である。
【図10】 反折り洗浄布供給体を入れた容器を支承す
る構造の洗浄布支承部の断面図である。
【図11】 洗浄布ロールを入れた開放型容器を支承す
る構造の洗浄布支承部の断面図である。
【図12】 反折り洗浄布供給体をそのまま載置する構
造の洗浄布支承部の断面図である。
【図13】 反折り洗浄布供給体を入れた開放型容器を
支承する構造の洗浄布支承部の断面図である。
【図14】 載置部材44と押え部材により洗浄布ロー
ルを挟み込んだ状態で支承する構造の洗浄布支承部の断
面図である。
【図15】 サポートバー上に洗浄布ロールを載置する
構造の洗浄布支承部の断面図である。
【図16】 サポートバー上に載置した洗浄布ロールを
押え部材で押える構造の洗浄布支承部の断面図である。
【図17】 サポートバー上に反折り洗浄布供給体を収
容した容器24を載置する構造の洗浄布支承部の断面図
である。
【図18】 洗浄布前進部の他の実施例の構成を示す断
面図である。
【図19】 タッチロールを備えた装置構成を示す断面
図である。
【図20】 タッチロールの機構部を示す構成図であ
る。
【図21】 ブレーキ機構部の実施例を示す構成図であ
る。
【図22】 Sラップバーを用いたブレーキ/緊張機構
の構成図である。
【図23】 サポートバー自体にブレーキ/緊張作用を
持たせた構成図である。
【図24】 ブレーキ機構の他の実施例を示す構成図で
ある。
【図25】 ブレーキ機構と緊張機構を組み合わせた実
施例を示す構成図である。
【図26】 ブレーキ機構と緊張機構を組み合わせた他
の実施例を示す構成図である。
【図27】 洗浄布ロールの巻芯の飛び出し防止機構の
一例を示す装置構成図である。
【図28】 巻芯飛び出し防止体を正面から見た、2つ
の実施形態の構成を示す図である。
【図29】 自由回転可能または布送り方向のみ回転可
能なロールを備えた装置構成の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…シリンダ、2…洗浄ユニット、3…洗浄布供給体、
4…洗浄布支承部、5…洗浄布前進部、6…シリンダ圧
着部、7…サイドフレーム、8…サポートバー、9…ス
プリング、30…洗浄布ロール、31…反折り洗浄布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 雄一 東京都江東区東陽2丁目4番34号 日本 ボールドウィン株式会社内 (72)発明者 チャールズ ロバート ガスパーリーニ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10573 ポートチェスター クインター ド ドライブ 55 (56)参考文献 特開 平3−197141(JP,A) 特開 平7−81044(JP,A) 特開 平4−125156(JP,A) 特開 平7−89065(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 35/06 B41F 35/04

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄布をシリンダ外周に押し付けて該シ
    リンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置であって、前記洗浄布が ロール状に巻かれた洗浄布ロールからなる
    洗浄布供給体と、 フレームと、 前記フレームに取り付けられ、前記洗浄布供給体の外周
    面の一部を載置する支承手段と、前記洗浄布供給体から供給される洗浄布にブレーキを掛
    けるブレーキ手段と、 を備えていることを特徴とするシ
    リンダ洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記支承手段に載置され、洗浄布がロー
    ル状に巻かれた洗浄布ロールからなる洗浄布供給体を収
    容した容器と、 前記容器に設けられ、前記洗浄布供給体から供給される
    洗浄布にブレーキを掛けるブレーキ手段と、 を備えていることを特徴とする請求項1記載のシリンダ
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記支承手段は、一端が回動自在に軸支
    され前記洗浄布供給体または洗浄布供給体を収容した
    器を載置する載置部材と、該載置部材を回動させる機構
    を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の
    シリンダ洗浄装置。
  4. 【請求項4】 洗浄布をシリンダ外周に押し付けて該シ
    リンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置であって、 反折りされた前記洗浄布または反折りされた前記洗浄布
    を収容した容器からなる洗浄布供給体と、 フレームと、 前記フレームに取り付けられ、前記洗浄布供給体または
    洗浄布供給体を収容した容器を支承する支承手段と、 前記支承手段は、一端が回動自在に軸支され前記洗浄布
    供給体または洗浄布供給体を収容した容器を載置する載
    置部材と、該載置部材を回動させる機構とを備えている
    ことを特徴とするシリンダ洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄布供給体から供給される洗浄布
    にブレーキを掛ける ブレーキ手段を備えていることを特
    徴とする請求項4記載のシリンダ洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキ手段が容器に設けられてい
    ることを特徴とする請求項4記載のシリンダ洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄布供給体と洗浄布のシリンダ圧
    着部との間に、洗浄布が接触する、正逆転フリー回転ま
    たは布送り方向のみ回転可能なロールが配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載さ
    れたシリンダ洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記洗浄布供給体と洗浄布のシリンダ圧
    着部との間に、正逆転可能なロールを設け、該ロールを
    逆転駆動する機構をもつ洗浄布後退手段を備え、前記洗
    浄布供給体から供給された洗浄布の一部を洗浄布供給側
    に戻すことを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に
    記載されたシリンダ洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記洗浄布供給体と洗浄布のシリンダ圧
    着部との間に、前記洗浄布を緊張させる洗浄布緊張手段
    が配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいず
    れかに記載されたシリンダ洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記洗浄布供給体は巻芯を持つ洗浄布
    ロールが用いられ、前記洗浄布供給体と洗浄布のシリン
    ダ圧着部との間に、前記洗浄布ロールの巻芯の径より小
    さい洗浄布通過域を形成する巻芯飛び出し防止手段が配
    置されていることを特徴とする請求項1〜3,7〜9の
    いずれかの項に記載されたシリンダ洗浄装置。
  11. 【請求項11】 洗浄布をシリンダ外周に押し付けて該
    シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置であって、前記洗浄布を供給する洗浄布供給体と、 サイドフレームと、 前記サイドフレームに両端が支持された、上部開放の載
    置面を有する横梁部材と、 前記洗浄布供給体を支承する手段と、を備え、 前記支承手段は前記横梁部材の載置面に直接洗浄布供給
    体の外周を載置する構造であることを特徴とするシリン
    ダ洗浄装置。
  12. 【請求項12】 洗浄布供給体を収容した容器を備え、 支承手段は、前記容器を載置する構造であることを特徴
    とする請求項11記載のシリンダ洗浄装置。
  13. 【請求項13】 前記横梁部材上の洗浄布供給体の載置
    部分に対向して配置された、可動自在な対向部材を備え
    ていることを特徴とする請求項11記載のシリンダ洗浄
    装置。
  14. 【請求項14】 前記対向部材が洗浄布供給体を押える
    ことにより該洗浄布供給体にブレーキを掛けることを特
    徴とする請求項13記載のシリンダ洗浄装置。
  15. 【請求項15】 洗浄布供給体から供給される洗浄布を
    シリンダ外周に押し付けて該シリンダ外周面を洗浄する
    シリンダ洗浄装置であって、 前記洗浄布供給体を支承する手段が前記洗浄布供給体の
    外周または洗浄布供給体を収容した容器を載置する第一
    の部材と該第一の部材に対向して配置された第二の部材
    からなり、前記第一の部材および/または第二の部材が
    可動自在に設けられ、該両部材により洗浄布供給体自体
    または洗浄布供給体を収容した容器を挟み込むことを特
    徴とするシリンダ洗浄装置。
  16. 【請求項16】 前記第一の部材と第二の部材の協働に
    より洗浄布にブレーキを掛けることを特徴とする請求項
    15記載のシリンダ洗浄装置。
  17. 【請求項17】 洗浄布をロール状の形態で作製された
    洗浄布供給体から供給される洗浄布をシリンダ外周に押
    し付けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置
    であって、 前記洗浄布供給体を可動自在な部材によって支承する手
    段と、 前記部材を移動させる手段と、 駆動部により正逆回転されるロールを設け、前記洗浄布
    供給体から供給された洗浄布を洗浄布供給側に戻す洗浄
    布後退手段とを備え、 前記ロールを逆転駆動させて前記洗浄布供給側に供給し
    た洗浄布の一部を戻し再利用するとともに、洗浄布に前
    記洗浄布供給体を支承する部材を移動させて洗浄布供給
    体を前記洗浄布後退手段のロールに接触させてブレーキ
    を掛けることを特徴とするシリンダ洗浄装置。
  18. 【請求項18】 洗浄布をロール状の形態で作製された
    洗浄布供給体から供給される洗浄布をシリンダ外周に押
    し付けて該シリンダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置
    であって、 前記洗浄布供給体を可動自在な部材によって支承する手
    段と、 両サイドフレーム間に渡された横梁部材の方向に、前記
    部材を移動させる手段とを備え、 前記部材を移動させ、前記洗浄布供給体を前記横梁部材
    に押し付けてブレーキを掛けることを特徴とするシリン
    ダ洗浄装置。
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