JP2021053928A - クリーニング装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】清掃後に搬送部材に残される異物を減少させるクリーニング装置を提供する。【解決手段】クリーニング装置60は、軸周りに回転する下側ローラー33にウェブWを接触させて下側ローラー33に付着した異物Dを清掃するクリーニングユニット61と、クリーニングユニット61を清掃位置に移動させてウェブWを下側ローラー33に接触させ、クリーニングユニット61を離間位置に移動させてウェブWを下側ローラー33から離間させるユニット移動機構62と、を有し、ユニット移動機構62は、クリーニングユニット61を清掃位置から離間位置に移動する場合に、下側ローラー33とウェブWとの接触面における下側ローラー33の回転方向とは逆向きとなるカウンター方向にクリーニングユニット61を移動させる。【選択図】図9
Description
本発明は、クリーニング装置および画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1には、用紙積載部から画像形成部へ用紙を搬送する経路中に位置するレジストローラーに付着した紙粉等を清掃するための清掃装置が開示されている。清掃装置は、回転するレジストローラーにクリーニングウェブを挟んで加圧ローラーを押し付けることで、レジストローラーに付着した紙粉等を清掃している。清掃装置は、次回の清掃を行うために、一定枚数の用紙の通紙後にクリーニングウェブの使用済み箇所を巻取り、レジストローラーの外周面にクリーニングウェブの未使用部分を接触させる。また、清掃完了後には、加圧ローラー(クリーニングウェブ)はレジストローラーから離間する。
ところで、両面印刷時には片面印刷された用紙が表裏反転されてレジストローラー等の搬送部材によって搬送されるため、レジストローラー等の外周面には、紙粉に限らず、用紙上のトナーやインク等の異物が付着することがある。レジストローラー等の外周面に付着した異物は後続の用紙を汚す(画像汚れを発生させる)ことがあるため、清掃装置は、一定枚数の用紙に両面印刷を行った後にクリーニングウェブをレジストローラー等に押し付けて清掃することが好ましい。
また、上記の清掃装置のように、レジストローラーを回転させながらクリーニングウェブを押し当てて清掃する場合、異物は、レジストローラーとクリーニングウェブとの接触部に塞き止められ、主にレジストローラーとクリーニングウェブとの接触開始点に堆積する。清掃完了後に加圧ローラーがレジストローラーから離間すると、堆積した異物がレジストローラーの表面に残され、清掃したにも関わらず、画像汚れが発生することがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するために、清掃後に搬送部材に残される異物を減少させるクリーニング装置および画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明のクリーニング装置は、軸周りに回転する搬送部材にウェブを接触させて前記搬送部材に付着した異物を清掃するクリーニングユニットと、前記クリーニングユニットを清掃位置に移動させて前記ウェブを前記搬送部材に接触させ、前記クリーニングユニットを離間位置に移動させて前記ウェブを前記搬送部材から離間させるユニット移動機構と、を有し、前記ユニット移動機構は、前記クリーニングユニットを前記清掃位置から前記離間位置に移動する場合に、前記搬送部材と前記ウェブとの接触面における前記搬送部材の回転方向とは逆向きとなるカウンター方向に前記クリーニングユニットを移動させる。
この場合、前記ユニット移動機構は、前記清掃位置に配置された前記クリーニングユニットを、前記搬送部材と同一方向に回転させながら前記離間位置に移動させることが好ましい。
他の場合、前記ユニット移動機構は、前記清掃位置に配置された前記クリーニングユニットを、前記搬送部材によって搬送されるシートの搬送経路に沿って前記搬送部材よりも下流側に設定された前記離間位置に移動させることが好ましい。
この場合、前記クリーニングユニットは、巻き付けられた帯状の前記ウェブを繰り出す繰り出し部と、前記清掃位置において前記繰り出し部から繰り出された前記ウェブの一部を前記搬送部材に押し付ける押圧部と、前記搬送部材に接触させた前記ウェブの使用済み部分を巻き取る巻き取り部と、を有し、前記クリーニングユニットが前記離間位置に配置された状態で、前記巻き取り部は、前記ウェブの使用済み部分を巻き取ることが好ましい。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、軸周りに回転しながら搬送経路に沿ってシートを搬送する搬送部材と、上記のいずれかに記載のクリーニング装置と、を備えた。
この場合、前記搬送部材が回転している間に、前記ユニット移動機構は、前記クリーニングユニットを前記清掃位置から前記離間位置に移動させることが好ましい。
本発明によれば、清掃後に搬送部材に残される異物を減少させることができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、各図に付される矢印L、R、U、Lo、Fr、Rrは、それぞれ画像形成装置の左側、右側、上側、下側、前側、後側を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置の概要]
図1を参照して、画像形成装置1について説明する。図1は画像形成装置1の内部構造を示す概略図(正面図)である。
図1を参照して、画像形成装置1について説明する。図1は画像形成装置1の内部構造を示す概略図(正面図)である。
画像形成装置1は、インク滴を吐出してシートSに画像を形成するインクジェット式のプリンターであり、シートSの片面および両面に印刷を実行する。画像形成装置1は、各種機器が収容された箱型形状のハウジング10を備えている。ハウジング10の下部にはシートSがセットされる給紙カセット15が収容され、ハウジング10の右側面11にはシートSが手差しでセットされる手差しトレイ16が設置されている。ハウジング10の左側面12の上側には、画像形成済みのシートSが積載される排紙トレイ17が設置されている。
ハウジング10内の右側部には、給紙カセット15からハウジング10の略中央に位置する画像形成部41に向けてシートSを搬送するための第1の搬送経路21が形成されている。第1の搬送経路21の上流には給紙部18が設けられ、第1の搬送経路21の下流にはレジストローラー装置30が設けられている。また、第1の搬送経路21の下流は手差しトレイ16の給紙経路24に連なり、給紙経路24には給紙部19が設けられている。給紙部18は給紙カセット15のシート束からシートSを取り出し可能に形成され、給紙部19は手差しトレイ16のシート束からシートSを取り出し可能に形成されている。
レジストローラー装置30は、上側ローラー32と、上側ローラー32に下方から接触する下側ローラー33(搬送部材)と、を有している。レジストローラー装置30は、上側ローラー32と下側ローラー33との間にシートSを挟みながら軸周りに回転し、第1の搬送経路21に沿ってシートSを搬送する。レジストローラー装置30の下流には画像形成部41と搬送ベルト45が設置されている。レジストローラー装置30よりも下方には、下側ローラー33を定期的に清掃するクリーニング装置60が設けられている。なお、以下、上側ローラー32と下側ローラー33とをまとめて説明する場合は、「レジストローラー32,33」と呼ぶ。
画像形成部41には、インク滴を吐出する複数(本実施形態では4つ)のラインヘッド42Bk、42C、42M、42Yが搭載されている。ラインヘッド42Bk、42C、42M、42Yは、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のインク滴を吐出する。搬送ベルト45は、画像形成部41の下方に設置された複数の張架ローラー46a−46eに掛け渡されている。搬送ベルト45には多数の貫通穴が形成されており、搬送ベルト45の内側には画像形成部41に対向する位置で搬送ベルト45の貫通穴に負圧を生じさせる吸引部47が設置されている。
吸引部47が発生させた負圧によって、レジストローラー装置30から送り出されたシートSが搬送ベルト45上に吸着される。そして、各ラインヘッド42Bk、42C、42M、42Yから搬送ベルト45に吸着されたシートSに向けてインク滴が順次吐出されることで、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色によってシートSにフルカラー画像が形成される。各ラインヘッド42Bk、42C、42M、42Yの下方をシートSが通過すると、搬送ベルト45によるシートSの吸着が解除されて、画像形成済みのシートSが排紙ガイド49にガイドされつつデカール装置51に送られる。デカール装置51は、シートSを搬送ベルト52と矯正ローラー53とで挟みながら搬送することで、インクが乾燥してシートSに生じたカールを矯正する。
ハウジング10内の左側部には、デカール装置51から排紙トレイ17に向けてシートSを搬送する第2の搬送経路22が形成されている。第2の搬送経路22の中間には分岐部材25が設けられており、第2の搬送経路22の下流には排紙部55が設けられている。分岐部材25は、シートSの排出先を排紙トレイ17と後述する第3の搬送経路23に切り替える。排紙部55は、ハウジング10の左側面12の排紙口56から排紙トレイ17に画像形成済みのシートSを排出可能に形成されている。
ハウジング10内の上部には、第2の搬送経路22の途中の分岐部材25から第1の搬送経路21の下流のレジストローラー装置30にシートSを搬送するための第3の搬送経路23が形成されている。第3の搬送経路23の途中には、シートSを表裏反転させるシート反転部26が設けられている。第3の搬送経路23に搬送されたシートSは、シート反転部26によってスイッチバックされ、表裏反転されてレジストローラー装置30に向けて搬送される。これにより、シートSの裏面を上に向けた状態で、レジストローラー装置30から画像形成部41にシートSが搬入される。
画像形成装置1(ハウジング10の内部)には、レジストローラー装置30、画像形成部41およびクリーニング装置60等の様々な制御対象機器を適宜制御するための制御部28が設けられている。制御部28は、メモリーに記憶されたプログラムやパラメーターに従って各種の演算処理を実行するプロセッサー等を含んでいる。なお、制御部28は、プログラム等を実行するプロセッサー等に代えて、集積回路等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現されてもよい。
[画像形成処理]
ここで、図1を参照して、画像形成装置1による画像形成処理について説明する。制御部28は、様々な制御対象機器を適宜制御し、以下のように画像形成処理を実行する。
ここで、図1を参照して、画像形成装置1による画像形成処理について説明する。制御部28は、様々な制御対象機器を適宜制御し、以下のように画像形成処理を実行する。
給紙部18、19は、給紙カセット15または手差しトレイ16から取り出したシートSを第1の搬送経路21または給紙経路24に送り出す。レジストローラー装置30(搬送部材)は、印刷前(片面印刷用)のシートSを一時的に塞き止めてスキュー補正し、ラインヘッド42Bk、42C、42M、42Yからのインク滴の吐出タイミングに合わせて、印刷前のシートSを搬送ベルト45上へ送り出す(搬送する)。画像形成部41(ラインヘッド42Bk、42C、42M、42Y)は、搬送ベルト45上のシートSにインク滴を吐出し画像を形成する(印刷する)。デカール装置51は、シートSに生じたカールを矯正する。
片面印刷を実行した場合、分岐部材25は、第2の搬送経路22を開き、第3の搬送経路23を閉じる。片面印刷されたシートSは、第2の搬送経路22を通って排紙口56から排紙トレイ17に排出される。
両面印刷を実行した場合、分岐部材25は、第2の搬送経路22を閉じ、第3の搬送経路23を開く。片面印刷されたシートSは、第3の搬送経路23に進入し、シート反転部26で表裏反転され、再びレジストローラー装置30に向けて搬送される。レジストローラー装置30(搬送部材)は、片面印刷され表裏反転された(両面印刷用の)シートSをスキュー補正し、インク滴の吐出タイミングに合わせて搬送ベルト45上へ送り出す(搬送する)。画像形成部41は、シートSの裏面にインク滴を吐出し画像を形成する(印刷する)。両面印刷されたシートSは、デカール装置51によってカール矯正された後、第2の搬送経路22を通って排紙口56から排紙トレイ17に排出される。
ところで、両面印刷を実行した場合、印刷面(表面)を下方に向けたシートSがレジストローラー装置30に搬送されるため、シートSの表面に付着したインク(顔料等)が下側ローラー33の搬送面34(外周面)に付着することがあった。すると、下側ローラー33に付着したインクが、片面印刷か両面印刷かは問わず後続の別のシートS(の下面)を汚すことがあった。また、下側ローラー33に付着したインクが上側ローラー32に移り、上下一対のレジストローラー32、33によって後続の別のシートSの両面が汚染されることもあった。さらに、レジストローラー32、33とシートSの摩擦によって生じた紙粉がレジストローラー32、33に付着することで、シートSの搬送不良が生じることもあった。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置1は、軸周りに回転する下側ローラー33(搬送部材)に帯状のウェブWの一部を接触させ、シートSに両面印刷した場合に下側ローラー33に付着した異物D(インクや紙粉等)を清掃するクリーニング装置を備えている。
次に、図2ないし図7を参照して、レジストローラー装置30およびクリーニング装置60について説明する。図2はレジストローラー装置30およびクリーニング装置60を示すの概略図(正面図)である。図3はクリーニングユニット61を左側から示す斜視図である。図4はクリーニングユニット61を右側から示す斜視図である。図5はクリーニングユニット61およびウェブ駆動機構63を示す概略図(正面図)である。図6はクリーニングユニット61を着脱位置P3に配置した状態を示す概略図(正面図)である。図7はクリーニングユニット61を離間位置P2に配置した状態を示す概略図(正面図)である。
[レジストローラー装置]
図2に示すように、レジストローラー装置30は、レジストハウジング31と、上側ローラー32と、下側ローラー33(搬送部材)と、を有している。レジストハウジング31の内部には、シートSの搬送経路(第1の搬送経路21の一部)が形成されている。上下一対のレジストローラー32、33は、レジストハウジング31の内部に配置され、レジストハウジング31の側壁に回転可能に支持されている。上下一対のレジストローラー32、33には、動力伝達機構(図示せず)を介してレジスト用モーター35が接続されている。
図2に示すように、レジストローラー装置30は、レジストハウジング31と、上側ローラー32と、下側ローラー33(搬送部材)と、を有している。レジストハウジング31の内部には、シートSの搬送経路(第1の搬送経路21の一部)が形成されている。上下一対のレジストローラー32、33は、レジストハウジング31の内部に配置され、レジストハウジング31の側壁に回転可能に支持されている。上下一対のレジストローラー32、33には、動力伝達機構(図示せず)を介してレジスト用モーター35が接続されている。
上側ローラー32は、例えば金属製のローラーである。下側ローラー33は、例えば、金属製の素管の外周面に積層された合成ゴム層と、合成ゴム層を覆うPFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂)チューブと、を含んでいる。上側ローラー32の回転中心と下側ローラー33の回転中心を結ぶ直線Lは、鉛直方向に対して鋭角(例えば10度)に傾斜している。すなわち、上側ローラー32に対して下側ローラー33が、シートSの搬送方向の上流側(右側)に僅かに外れた位置に設置されている。一対のレジストローラー32、33は、シートSを挟み込んでレジスト用モーター35に回転駆動されることで、シートSを画像形成部41(図1参照)に向けて搬送する。
[クリーニング装置]
図2に示すように、クリーニング装置60は、レジストローラー装置30の下方に配置されている。クリーニング装置60は、クリーニングユニット61と、ユニット移動機構62と、ウェブ駆動機構63(図5参照)と、を備えている。クリーニングユニット61は、ハウジング10に着脱可能(交換可能)に設けられている。ユニット移動機構62およびウェブ駆動機構63は、ハウジング10に固定されている。クリーニングユニット61は、ハウジング10に装着されることで、ユニット移動機構62とウェブ駆動機構63とに連結される。
図2に示すように、クリーニング装置60は、レジストローラー装置30の下方に配置されている。クリーニング装置60は、クリーニングユニット61と、ユニット移動機構62と、ウェブ駆動機構63(図5参照)と、を備えている。クリーニングユニット61は、ハウジング10に着脱可能(交換可能)に設けられている。ユニット移動機構62およびウェブ駆動機構63は、ハウジング10に固定されている。クリーニングユニット61は、ハウジング10に装着されることで、ユニット移動機構62とウェブ駆動機構63とに連結される。
<クリーニングユニット>
図2ないし図4に示すように、クリーニングユニット61は、繰り出しローラー66(繰り出し部)と、押圧ローラー67(押圧部)と、巻き取りローラー68(巻き取り部)と、を備えている。
図2ないし図4に示すように、クリーニングユニット61は、繰り出しローラー66(繰り出し部)と、押圧ローラー67(押圧部)と、巻き取りローラー68(巻き取り部)と、を備えている。
繰り出しローラー66、押圧ローラー67および巻き取りローラー68は、下側ローラー33に沿って長尺に形成されており、上面が開放されたクリーニングフレーム71に支持されている。図3および図4に示すように、クリーニングフレーム71は、前後方向に対向して各ローラー66〜68を軸支する一対の支持フレーム72、73と、一対の支持フレーム72、73の下部を連結する下部フレーム74と、一対の支持フレーム72、73の右側部を連結する側部フレーム75と、を含んでいる。一対の支持フレーム72、73が下部および側部フレーム74,75で連結されることで、クリーニングフレーム71の剛性が確保されている。
下部フレーム74は、クリーニングフレーム71の底面を形成しており、ウェブW等から落下した異物Dの受け皿になっている(図2参照)。側部フレーム75は、クリーニングフレーム71の右側面の上半部を覆っており、クリーニングフレーム71の右側面の下半部を開放している(図4参照)。この右側面の開口からウェブロールWRを視認することで、ウェブロールWRの残量の少ないクリーニングユニット61がハウジング10に誤装着されることが防止される。また、下部フレーム74には、クリーニングフレーム71の左側面を覆って、搬送ベルト45(図1参照)側への異物Dの飛散を防止するシート部材80が取り付けられている(図2および図3参照)。
図3および図4に示すように、一対の支持フレーム72、73の外面の下部には、ユニット移動機構62に連結する支持ピン77が突設されている。一対の支持フレーム72、73の外面の左上部には、ハウジング10に対するクリーニングユニット61の移動をガイドするガイドコロ78が設けられている。前側の支持フレーム72の右下部には、ウェブ駆動機構63に連結する入力ギヤ79が支持されている。入力ギヤ79は、クリーニングフレーム71内に設置された動力伝達機構(図示せず)を介して巻き取りローラー68に連結されている。
(繰り出しローラー)
図2ないし図4に示すように、繰り出しローラー66は、一対の支持フレーム72、73の右下部に回転可能に支持されている。繰り出しローラー66の外周面には、長尺の帯状のウェブW(未使用)が巻き付けられている。繰り出しローラー66は、軸周りに回転することで巻き付けられた未使用のウェブWを繰り出す。ウェブWは、繰り出しローラー66の外周面に複数回巻き付けられてウェブロールWRを構成している。繰り出しローラー66(ウェブロールWR)から繰り出されたウェブWは押圧ローラー67の外周面に掛けられた後、そのウェブWの先端部は巻き取りローラー68の外周面に固定されている。なお、ウェブWは、不織布等の帯状の布材料によって形成されている。
図2ないし図4に示すように、繰り出しローラー66は、一対の支持フレーム72、73の右下部に回転可能に支持されている。繰り出しローラー66の外周面には、長尺の帯状のウェブW(未使用)が巻き付けられている。繰り出しローラー66は、軸周りに回転することで巻き付けられた未使用のウェブWを繰り出す。ウェブWは、繰り出しローラー66の外周面に複数回巻き付けられてウェブロールWRを構成している。繰り出しローラー66(ウェブロールWR)から繰り出されたウェブWは押圧ローラー67の外周面に掛けられた後、そのウェブWの先端部は巻き取りローラー68の外周面に固定されている。なお、ウェブWは、不織布等の帯状の布材料によって形成されている。
(押圧ローラー)
押圧ローラー67は、一対の支持フレーム72、73の上部(繰り出しローラー66よりも上方)に回転可能に支持されている。押圧ローラー67の外周面は、スポンジ等の弾性材料によって形成されている。押圧ローラー67は、クリーニングフレーム71の開放された上面から露出しており、繰り出しローラー66から繰り出されたウェブWの一部を下側ローラー33に押し付ける。押圧ローラー67が下側ローラー33に押し付けられると、押圧ローラー67の外周面は、部分的に潰れてウェブWを下側ローラー33の搬送面34に面接触させる(図8参照)。
押圧ローラー67は、一対の支持フレーム72、73の上部(繰り出しローラー66よりも上方)に回転可能に支持されている。押圧ローラー67の外周面は、スポンジ等の弾性材料によって形成されている。押圧ローラー67は、クリーニングフレーム71の開放された上面から露出しており、繰り出しローラー66から繰り出されたウェブWの一部を下側ローラー33に押し付ける。押圧ローラー67が下側ローラー33に押し付けられると、押圧ローラー67の外周面は、部分的に潰れてウェブWを下側ローラー33の搬送面34に面接触させる(図8参照)。
(巻き取りローラー)
巻き取りローラー68は、一対の支持フレーム72、73の左下部(繰り出しローラー66よりも下方)に回転可能に支持されている。繰り出しローラー66から繰り出されたウェブWは、押圧ローラー67に掛けられて折り返され(Uターンし)、巻き取りローラー68まで延びている。巻き取りローラー68は、下側ローラー33に接触させたウェブWの使用済み部分を巻き取る。
巻き取りローラー68は、一対の支持フレーム72、73の左下部(繰り出しローラー66よりも下方)に回転可能に支持されている。繰り出しローラー66から繰り出されたウェブWは、押圧ローラー67に掛けられて折り返され(Uターンし)、巻き取りローラー68まで延びている。巻き取りローラー68は、下側ローラー33に接触させたウェブWの使用済み部分を巻き取る。
詳細は後述するが、クリーニング装置60では、押圧ローラー67が、回転する下側ローラー33にウェブWを押し付けることで、下側ローラー33の搬送面34が清掃される。また、クリーニング装置60では、巻き取りローラー68がウェブWの使用済み部分を間欠的に巻き取る(回収する)ことで、ウェブWの未使用部分が押圧ローラー67によって下側ローラー33の搬送面34に押し付けられる。これにより、下側ローラー33に対する清掃能力が維持される。また、ウェブWの巻き取り方向は一方向であり、ウェブWの逆巻きや弛みを防止するために、繰り出しローラー66には制動機構が設けられ、巻き取りローラー68にはワンウェイクラッチが設けられている(いずれも図示せず)。
なお、一対のレジストローラー32、33においてシートSが詰まる(JAMの発生する)と、一対のレジストローラー32、33からシートSを引き抜く必要がある。シートSを引き抜く際、下側ローラー33から押圧ローラー67に回転力が伝達される。押圧ローラー67のシャフトにはトルクリミッター76が設けられており(図3および図4参照)、シートSを引き抜く際に下側ローラー33から押圧ローラー67に過度な回転力が伝わると、トルクリミッター76が押圧ローラー67をロックする。これにより、ウェブWが繰り出しローラー66から繰り出されることが防止される。
<ユニット移動機構62>
図2に示すように、ユニット移動機構62は、支持シャフト91と、前後一対の揺動アーム92(後側のみ図示)と、クリーニング用モーター94と、前後一対のガイド部115(後側のみ図示)と、を有している。
図2に示すように、ユニット移動機構62は、支持シャフト91と、前後一対の揺動アーム92(後側のみ図示)と、クリーニング用モーター94と、前後一対のガイド部115(後側のみ図示)と、を有している。
支持シャフト91は、クリーニングユニット61の右側に配置され、ハウジング10に回転可能に支持されている。前後一対の揺動アーム92は、支持シャフト91に固定されている。クリーニング用モーター94は、動力伝達機構(図示せず)を介して支持シャフト91に連結されている。クリーニング用モーター94は、制御部28に電気的に接続されている。揺動アーム92の先端側には、長孔状のフック93が切り欠かれている。フック93にはクリーニングユニット61の支持ピン77が入り込み(係合し)、クリーニングユニット61は相対回転するように一対の揺動アーム92に支持される。
クリーニング用モーター94の駆動力は一対の支持シャフト91に伝達され、揺動アーム92は支持シャフト91を中心にして上下に揺動される。具体的には、ユニット移動機構62(クリーニング用モーター94)は、清掃位置P1と、離間位置P2と、着脱位置P3との間でクリーニングユニット61を移動(昇降)させる。清掃位置P1は、ウェブWを下側ローラー33に接触させる位置である(図2参照)。離間位置P2は、清掃位置P1よりも下方に離間した位置であり、ウェブWを下側ローラー33から離間させる位置である(図7参照)。着脱位置P3は、離間位置P2よりも下方に離間した位置であり、ハウジング10にクリーニングユニット61を着脱するための位置である(図6参照)。
図6に示すように、前後一対のガイド部115は、クリーニングユニット61の右側に配置され、清掃位置P1と着脱位置P3との間を移動するクリーニングユニット61をガイドする。各ガイド部115には、クリーニングユニット61のガイドコロ78に接するガイド面116が形成されている。各ガイド面116は、左下側から右上側に向かって左方に膨らみながら湾曲(または屈曲)し、下側ローラー33の近傍にて略U字状に折り返されている。換言すると、各ガイド面116は、左下側から右上側に向かって下側ローラー33に接近するように延びている。
図2に示すように、ユニット移動機構62には、クリーニングユニット61の位置を検出するための第1および第2のセンサー95、96が設けられている。第1および第2のセンサー95、96は、制御部28に電気的に接続されている。
第1のセンサー95は、クリーニング用モーター94の出力軸に固定されたパルス板97の回転に応じたパルス信号を制御部28に出力する。制御部28は、第1のセンサー95からのパルス信号に基づいてクリーニング用モーター94の回転量を検出する。クリーニングユニット61の着脱位置P3を基準として、クリーニング用モーター94の回転量からクリーニングユニット61の位置が検出される。第2のセンサー96は、清掃位置P1に配置されたクリーニングユニット61の検出信号を制御部28に出力する。制御部28は、第2のセンサー96からの検出信号に基づいて清掃位置P1に配置されたクリーニングユニット61を検出する。制御部28は、クリーニング用モーター94をフィードバック制御しながら、クリーニングユニット61の移動量(昇降量)を調整する。なお、第1のセンサー95は、クリーニング用モーター94の回転量を検出可能であればよく、第2のセンサー96は、清掃位置P1のクリーニングユニット61を検出可能であればよい。第1および第2のセンサー95、96は、それぞれフォトインタラプターまたはフォトリフレクター等で構成することができる。
<ウェブ駆動機構63>
図5に示すように、ウェブ駆動機構63は、ウェブ用ソレノイド101と、揺動レバー103と、回転伝達機構108と、を有している。
図5に示すように、ウェブ駆動機構63は、ウェブ用ソレノイド101と、揺動レバー103と、回転伝達機構108と、を有している。
(ウェブ用ソレノイド)
ウェブ用ソレノイド101は、筒状のケース101Aに対して出没するプランジャー102を有している。ウェブ用ソレノイド101は、制御部28に電気的に接続されている。
ウェブ用ソレノイド101は、筒状のケース101Aに対して出没するプランジャー102を有している。ウェブ用ソレノイド101は、制御部28に電気的に接続されている。
(揺動レバー)
揺動レバー103は、ウェブ用ソレノイド101の左側において、揺動シャフト104を介してハウジング10に揺動可能に支持されている。揺動レバー103は、揺動シャフト104から側方に延びた側方レバー105と、揺動シャフト104から下方に延びた下方レバー106とによって逆L字状に形成されている。側方レバー105の側端にはプランジャー102の先端が連結され、下方レバー106の下端には検出片107が設けられている。ウェブ用ソレノイド101のプランジャー102が出没することで、揺動レバー103は揺動シャフト104を中心に往復回転する。つまり、揺動レバー103は、プランジャー102の出没動作を往復回転動作に変換する。
揺動レバー103は、ウェブ用ソレノイド101の左側において、揺動シャフト104を介してハウジング10に揺動可能に支持されている。揺動レバー103は、揺動シャフト104から側方に延びた側方レバー105と、揺動シャフト104から下方に延びた下方レバー106とによって逆L字状に形成されている。側方レバー105の側端にはプランジャー102の先端が連結され、下方レバー106の下端には検出片107が設けられている。ウェブ用ソレノイド101のプランジャー102が出没することで、揺動レバー103は揺動シャフト104を中心に往復回転する。つまり、揺動レバー103は、プランジャー102の出没動作を往復回転動作に変換する。
下方レバー106の下方には、検出片107を検出する第3のセンサー109が設けられている。第3のセンサー109は、検出片107を検出する度に制御部28に検出信号を出力する。なお、第3のセンサー109は、検出片107を検出可能であればよく、フォトインタラプターまたはフォトリフレクター等で構成することができる。
(回転伝達機構)
回転伝達機構108は、ワンウェイクラッチ110と、出力ギヤ113と、複数の伝達ギヤ111、112と、を有している。
回転伝達機構108は、ワンウェイクラッチ110と、出力ギヤ113と、複数の伝達ギヤ111、112と、を有している。
ワンウェイクラッチ110は、揺動レバー103と揺動シャフト104との間に設けられている。ワンウェイクラッチ110は、揺動レバー103が一方に回転した場合に揺動シャフト104に回転力を伝達し、揺動レバー103が他方に回転した場合には揺動シャフト104に回転力を伝達しない。詳細には、ケース101Aから突出したプランジャー102が引き込まれると、揺動シャフト104は、揺動レバー103と一体となって一方(時計回り)に回転する。ケース101Aに引き込まれたプランジャー102が突出すると、揺動レバー103は他方(反時計回り)に回転するが、揺動シャフト104は回転しない。なお、ワンウェイクラッチ110は、プランジャー102が突出したときに揺動シャフト104を回転させ、プランジャー102が引き込まれたときに揺動シャフト104を回転させない構造であってもよい。
出力ギヤ113は、揺動シャフト104の端部に設けられ、揺動シャフト104と一体に回転(揺動)する。複数の伝達ギヤ111、112は、出力ギヤ113と入力ギヤ79とを接続している。出力ギヤ113(揺動シャフト104)の回転力は、複数の伝達ギヤ111、112および入力ギヤ79を介して巻き取りローラー68を回転させる。
[クリーニング装置の作用]
次に、図2、図6ないし図9を参照して、クリーニング装置60の作用(動作)について説明する。図8はクリーニング装置60の清掃動作を説明する概略図(正面図)である。図9はクリーニングユニット61の離間動作を説明する概略図(正面図)である。
次に、図2、図6ないし図9を参照して、クリーニング装置60の作用(動作)について説明する。図8はクリーニング装置60の清掃動作を説明する概略図(正面図)である。図9はクリーニングユニット61の離間動作を説明する概略図(正面図)である。
図6に示すように、クリーニングユニット61は、ハウジング10に装着されると、着脱位置P3に配置される。この状態で、揺動アーム92のフック93は、下方に向けられており、クリーニングユニット61の支持ピン77に係合している。また、クリーニングユニット61のガイドコロ78は、ガイド部115のガイド面116から離間している。また、この状態で、クリーニングユニット61は、ユニット移動機構62とウェブ駆動機構63とに連結されている。
<着脱位置から離間位置へ>
次に、図7に示すように、制御部28からの駆動指令によってクリーニング用モーター94が駆動されると、支持シャフト91に固定された揺動アーム92が上方に回動する。揺動アーム92のフック93に係合した支持ピン77が押し上げられると、ガイドコロ78がガイド部115のガイド面116上を転がりながら、クリーニングユニット61が着脱位置P3から上方(離間位置P2)に向けて移動する。このとき、支持ピン77は相対回転可能にフック93に支持されているため、揺動アーム92の回動(揺動)に応じてクリーニングユニット61がスムーズに持ち上げられる。
次に、図7に示すように、制御部28からの駆動指令によってクリーニング用モーター94が駆動されると、支持シャフト91に固定された揺動アーム92が上方に回動する。揺動アーム92のフック93に係合した支持ピン77が押し上げられると、ガイドコロ78がガイド部115のガイド面116上を転がりながら、クリーニングユニット61が着脱位置P3から上方(離間位置P2)に向けて移動する。このとき、支持ピン77は相対回転可能にフック93に支持されているため、揺動アーム92の回動(揺動)に応じてクリーニングユニット61がスムーズに持ち上げられる。
揺動アーム92の上方への回動が進むと、クリーニングユニット61が離間位置P2に配置される(図7参照)。下側ローラー33の非清掃時には、クリーニングユニット61は離間位置P2で待機している。
<清掃動作>
制御部28は、定期的(所定枚数印刷後、所定時間経過後等)に下側ローラー33の清掃するようにクリーニング装置60を制御する。なお、ユーザーが画像形成装置1のタッチパネルを操作して下側ローラー33の清掃を指示してもよい。
制御部28は、定期的(所定枚数印刷後、所定時間経過後等)に下側ローラー33の清掃するようにクリーニング装置60を制御する。なお、ユーザーが画像形成装置1のタッチパネルを操作して下側ローラー33の清掃を指示してもよい。
図2に示すように、制御部28からの清掃指令によってクリーニング用モーター94が駆動されると、揺動アーム92が更に上方に回動する。クリーニングユニット61は離間位置P2から清掃位置P1に向かって移動し始め、クリーニングユニット61のガイドコロ78はガイド面116上を上方に向かって転がり始める。ガイド面116は左下側から右上側に向かって湾曲しているため、クリーニングユニット61は略円軌道を描いて上方に移動する。押圧ローラー67に掛けられたウェブWは下側ローラー33の左下側の搬送面34に接触し始める。ウェブWが下側ローラー33に接触し始めた後、揺動アーム92が更に回動すると、クリーニングユニット61は、ウェブWを下側ローラー33に接触させながら左側から右側に移動する。すなわち、ユニット移動機構62は、クリーニングユニット61を離間位置P2から清掃位置P1に移動する場合に、下側ローラー33とウェブWとの接触面CF(図8参照)における下側ローラー33の回転方向にクリーニングユニット61を移動させる。
クリーニングユニット61が清掃位置P1に移動した状態で、押圧ローラー67(押圧部)は、繰り出しローラー66から繰り出されたウェブWの一部を下側ローラー33に押し付ける。押圧ローラー67は、一対のレジストローラー32、33の軸心を通る直線L上に並べられる。
図2および図8に示すように、制御部28からの駆動指令によってレジスト用モーター35が駆動されると、レジストローラー32,33が軸周りに回転する。押圧ローラー67によって未使用のウェブWを下側ローラー33に押し付けながら下側ローラー33を回転させることで、下側ローラー33の搬送面34が清掃される(異物Dが除去される)。図8に示すように、下側ローラー33の搬送面34に付着した異物Dは、ウェブWと下側ローラー33との接触開始点CP(接触し始めた部分)で塞き止められ、当該搬送面34から掻き取られる。異物Dは、下側ローラー33の回転方向(反時計回り方向)においてウェブWと下側ローラー33との接触面CFの上流端(接触開始点CP付近)に堆積する。なお、下側ローラー33の清掃中に、制御部28からクリーニング用モーター94に励磁電流が供給され続けることで、揺動アーム92の下方への回動が抑えられ、クリーニングユニット61が清掃位置P1に保持される。
<クリーニングユニットの離間、ウェブの巻き取り>
下側ローラー33の清掃が完了すると、制御部28からの駆動停止指令によってレジスト用モーター35が駆動停止され、レジストローラー32,33の回転を停止する。また、図7に示すように、制御部28からの清掃完了指令によってクリーニング用モーター94が駆動されると、揺動アーム92が下方に回動する。クリーニングユニット61は清掃位置P1から離間位置P2に向かって移動し始め、クリーニングユニット61のガイドコロ78はガイド面116上を下方に向かって転がり始める。
下側ローラー33の清掃が完了すると、制御部28からの駆動停止指令によってレジスト用モーター35が駆動停止され、レジストローラー32,33の回転を停止する。また、図7に示すように、制御部28からの清掃完了指令によってクリーニング用モーター94が駆動されると、揺動アーム92が下方に回動する。クリーニングユニット61は清掃位置P1から離間位置P2に向かって移動し始め、クリーニングユニット61のガイドコロ78はガイド面116上を下方に向かって転がり始める。
ガイド面116は下側ローラー33から湾曲しながら左下側に延びているため、クリーニングユニット61は略円軌道を描いて下方に移動する。すなわち、ユニット移動機構62は、清掃位置P1に配置されたクリーニングユニット61を、下側ローラー33と同一方向に回転させながら離間位置P2に移動させる(図9の太矢印参照)。下側ローラー33とウェブWとの接触面CFに着目すると、ユニット移動機構62は、クリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動する場合に、当該接触面CFにおける下側ローラー33の回転方向とは逆向きとなるカウンター方向(図8および図9の一点鎖線で示す矢印参照)にクリーニングユニット61を移動させる。具体的には、押圧ローラー67に掛けられたウェブWは、下側ローラー33の搬送面34に接触しながら略左方向に移動し始め、左方向に移動するに従って徐々に下方に離れて行く。
図9に示すように、押圧ローラー67に掛けられたウェブWは、下側ローラー33の搬送面34を擦りながら移動するため、接触開始点CP付近に堆積した異物Dを掻き取りながら下方に離れて行く。続いて、クリーニングユニット61が離間位置P2に配置された状態で、巻き取りローラー68は、ウェブ駆動機構63に駆動されてウェブWの使用済み部分を巻き取る(図9の破線矢印参照)。
具体的には、制御部28からの駆動指令によってウェブ用ソレノイド101が駆動されると、プランジャー102がケース101Aに対して出没(往復直線運動)する(図5参照)。プランジャー102が突出すると、揺動レバー103は、ワンウェイクラッチ110の機能によって揺動シャフト104に対して反時計回りに空転する(揺動シャフト104は回転しない)。一方、プランジャー102は引き込まれると、揺動レバー103は、ワンウェイクラッチ110を介して揺動シャフト104と一体となって時計回りに回転する。揺動シャフト104に固定された出力ギヤ113も回転し、出力ギヤ113の回転力は、伝達ギヤ111、112を介してクリーニングユニット61(巻き取りローラー68)の入力ギヤ79に伝達される。すると、巻き取りローラー68は反時計回りに回転し、繰り出しローラー66のウェブロールWRからウェブWが繰り出されながら巻き取りローラー68に巻き取られる。このように、回転伝達機構108は、揺動レバー103が一方に回転した場合にのみ回転力を巻き取りローラー68に伝達する。
以上のように、ウェブ駆動機構63は、ウェブ用ソレノイド101のプランジャー102のストローク(往復運動)を利用し、使用済みのウェブWを巻き取ることで、未使用のウェブWをウェブロールWRから繰り出す。これにより、次回の清掃動作時に、ウェブWの未使用部分を下側ローラー33の搬送面34に押し付けることができる。
なお、ウェブ駆動機構63では、揺動レバー103が揺動(往復回動)する度(プランジャー102の出没する度)に、第3のセンサー109が検出片107を検出する。制御部28は、ウェブ用ソレノイド101のプランジャー102が1回出没(1往復)したときの単位巻き取り量を予め記憶しており、第3のセンサー109の検出回数(プランジャー102の出没回数)と単位巻き取り量とから、繰り出しローラー66に巻かれたウェブWの残量を検出する。また、制御部28は、ウェブWの残量が所定値以下になると、クリーニングユニット61の交換を促すメッセージを画像形成装置1のタッチパネルに表示する。
以上説明した本実施形態に係るクリーニング装置60では、クリーニングユニット61が、接触面CFにおける下側ローラー33の回転方向とは逆向きに移動して離間位置P2に配置される構成とした。すなわち、クリーニングユニット61が清掃位置P1から離間位置P2に移動する過程において、ウェブWが下側ローラー33の搬送面34をカウンター方向に擦りながら移動していた。この構成によれば、下側ローラー33とウェブWとの接触開始点CPに塞き止められて堆積した異物Dを、カウンター方向に移動するウェブWによって掻き取ることができる。これにより、清掃後に下側ローラー33からクリーニングユニット61を離した状態で、下側ローラー33に残される異物Dを減少させることができる。その結果、下側ローラー33に残された異物Dによって発生する画像汚れを抑制することができる。
また、本実施形態に係るクリーニング装置60によれば、クリーニングユニット61が清掃位置P1から離間位置P2に向かって略円軌道上を移動するため、下側ローラー33に対するウェブW(押圧ローラー67)の押圧力を徐々に弱めることができる。これにより、堆積した異物Dの適正な掻き取りと、クリーニングユニット61の円滑な移動とを両立させることができる。
また、本実施形態に係るクリーニング装置60によれば、ウェブWの使用済み部分を下側ローラー33から離した状態とし、ウェブWの使用済み部分を異物Dと共に回収することができる。これにより、次回、クリーニングユニット61を清掃位置P1に配置したときに、ウェブWの未使用部分を下側ローラー33に接触させることができる。
[変形例]
次に、本実施形態に係るクリーニング装置60(画像形成装置1)の変形例について説明する。なお、以下の説明では、上記した実施形態に係るクリーニング装置60(画像形成装置1)と同様または対応する構成については同一の符号を付し、クリーニング装置60(画像形成装置1)と同様または対応する説明は省略する。
次に、本実施形態に係るクリーニング装置60(画像形成装置1)の変形例について説明する。なお、以下の説明では、上記した実施形態に係るクリーニング装置60(画像形成装置1)と同様または対応する構成については同一の符号を付し、クリーニング装置60(画像形成装置1)と同様または対応する説明は省略する。
<第1変形例>
以上説明した本実施形態に係るクリーニング装置60では、クリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動する場合に、ユニット移動機構62が、接触面CFにおいてカウンター方向にクリーニングユニット61を回動させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示すように、第1変形例に係るクリーニング装置85では、ユニット移動機構86が、清掃位置P1に配置されたクリーニングユニット61を、第1の搬送経路21に沿って下側ローラー33よりも下流側に設定された離間位置P2に移動させてもよい。つまり、ユニット移動機構86は、クリーニングユニット61を左右方向に移動させるように構成されてもよい。例えば、ユニット移動機構86は、左右方向に延びたガイド部を有し、支持シャフトを中心に揺動アームを揺動させることで、クリーニングユニット61をガイド部に沿って往復移動させることが好ましい(図示せず)。この第1変形例に係るクリーニング装置85によれば、カウンター方向に移動するウェブWによって異物Dを掻き取ることができる等、先に説明したクリーニング装置60と同様の作用、効果を得ることができる。
以上説明した本実施形態に係るクリーニング装置60では、クリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動する場合に、ユニット移動機構62が、接触面CFにおいてカウンター方向にクリーニングユニット61を回動させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示すように、第1変形例に係るクリーニング装置85では、ユニット移動機構86が、清掃位置P1に配置されたクリーニングユニット61を、第1の搬送経路21に沿って下側ローラー33よりも下流側に設定された離間位置P2に移動させてもよい。つまり、ユニット移動機構86は、クリーニングユニット61を左右方向に移動させるように構成されてもよい。例えば、ユニット移動機構86は、左右方向に延びたガイド部を有し、支持シャフトを中心に揺動アームを揺動させることで、クリーニングユニット61をガイド部に沿って往復移動させることが好ましい(図示せず)。この第1変形例に係るクリーニング装置85によれば、カウンター方向に移動するウェブWによって異物Dを掻き取ることができる等、先に説明したクリーニング装置60と同様の作用、効果を得ることができる。
<第2変形例>
また、本実施形態(第1変形例を含む。)に係る画像形成装置1では、ユニット移動機構62,86がクリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動させる前に、下側ローラー33が停止されていたが、本発明はこれに限定されない。制御部28は、清掃動作に伴う下側ローラー33の回転を継続しながら、ユニット移動機構62,86によってクリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動させる制御を実行してもよい。すなわち、下側ローラー33が回転している間に、ユニット移動機構62がクリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動させてもよい。この構成によれば、接触開始点CPに堆積した異物Dを、下側ローラー33の回転によってカウンター方向に移動するウェブWに押し付けることができる。これにより、下側ローラー33を停止させてクリーニングユニット61をカウンター方向に移動させた場合に比べて、ウェブWが異物Dを掻き取る効果を向上させることができる。その結果、清掃後に下側ローラー33に残される異物Dを著しく減少させることができる。
また、本実施形態(第1変形例を含む。)に係る画像形成装置1では、ユニット移動機構62,86がクリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動させる前に、下側ローラー33が停止されていたが、本発明はこれに限定されない。制御部28は、清掃動作に伴う下側ローラー33の回転を継続しながら、ユニット移動機構62,86によってクリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動させる制御を実行してもよい。すなわち、下側ローラー33が回転している間に、ユニット移動機構62がクリーニングユニット61を清掃位置P1から離間位置P2に移動させてもよい。この構成によれば、接触開始点CPに堆積した異物Dを、下側ローラー33の回転によってカウンター方向に移動するウェブWに押し付けることができる。これにより、下側ローラー33を停止させてクリーニングユニット61をカウンター方向に移動させた場合に比べて、ウェブWが異物Dを掻き取る効果を向上させることができる。その結果、清掃後に下側ローラー33に残される異物Dを著しく減少させることができる。
<第3変形例>
また、本実施形態(第1および第2変形例を含む。)に係る画像形成装置1では、帯状のウェブWが繰り出しローラー66に巻かれた形態であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、第3変形例として、矩形のシート状に形成された複数のウェブW2が、折線83を介して連結され、折線83で交互に折り返されて積層されてもよい。この場合、繰り出しローラー66に代えて、テーブル状の繰り出し部81を設け、積層されたウェブW2は繰り出し部81に載置されてもよい。また、図11に示すように、これと同様に、押圧ローラー67に代えて、テーブル状の押圧部82を設け、ウェブW2(またはウェブW)が押圧部82上を滑りながら移動する構成としてもよい。なお、繰り出しローラー66、繰り出し部81、押圧ローラー67および押圧部82を適宜選択して組み合わせてもよい。
また、本実施形態(第1および第2変形例を含む。)に係る画像形成装置1では、帯状のウェブWが繰り出しローラー66に巻かれた形態であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、第3変形例として、矩形のシート状に形成された複数のウェブW2が、折線83を介して連結され、折線83で交互に折り返されて積層されてもよい。この場合、繰り出しローラー66に代えて、テーブル状の繰り出し部81を設け、積層されたウェブW2は繰り出し部81に載置されてもよい。また、図11に示すように、これと同様に、押圧ローラー67に代えて、テーブル状の押圧部82を設け、ウェブW2(またはウェブW)が押圧部82上を滑りながら移動する構成としてもよい。なお、繰り出しローラー66、繰り出し部81、押圧ローラー67および押圧部82を適宜選択して組み合わせてもよい。
なお、本実施形態(第1〜第3変形例を含む。以下同じ。)に係るクリーニング装置60,85では、ユニット移動機構62,86が、支持シャフト91を中心に揺動する揺動アーム92等であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、ユニット移動機構62,86は、ソレノイドやラック・アンド・ピニオン等を採用し(図示せず)、クリーニングユニット61を清掃位置P1と離間位置P2との間で往復移動させてもよい。また、ユニット移動機構62は、湾曲したガイド部115に沿ってクリーニングユニット61を移動させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、クリーニングユニット61が回転軸(図示せず)を介してクリーニングフレーム71に支持され、回転軸を中心に回動してもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るクリーニング装置60,85では、ウェブWの巻き取り動作がクリーニングユニット61を離間位置P2に配置して実行されていたが、これに限らず、例えば、下側ローラー33の清掃を連続して行う場合には、ウェブWの巻き取り動作がクリーニングユニット61を清掃位置P1に配置して実行されてもよい。
また、本実施形態に係るクリーニング装置60,85では、ウェブ用ソレノイド101のプランジャー102のストロークを利用し、ウェブWが巻き取られる構成としたが、本発明はこれに限定されない。ウェブ用ソレノイド101に代えて、例えば、回転角度を制御することのできるステッピングモーター(図示せず)が巻き取りローラー68を回転させてもよい。
また、本実施形態に係るクリーニング装置60,85(クリーニングユニット61)では、押圧ローラー67や押圧部82がウェブW,W2を下側ローラー33に押し付けていたが、本発明はこれに限定されない。押圧ローラー67や押圧部82は省略(削除)され、繰り出しローラー66(繰り出し部81)と巻き取りローラー68との間に張り渡されたウェブW,W2が下側ローラー33に押し付けられてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係るクリーニング装置60,85では、ユニット移動機構62,86によって、クリーニングユニット61が清掃位置P1、離間位置P2、着脱位置P3に移動される構成にしたが、本発明はこれに限定されない。ユニット移動機構は、クリーニングユニット61を清掃位置P1と離間位置P2との間で移動させることができればよい。
また、本実施形態では、異物Dとして紙粉及びインク(顔料)を例示したが、これに限らず、異物Dにはハウジング10内で発生した塵埃が含まれてもよい。
また、本実施形態に係るクリーニング装置60,85は、下側ローラー33を清掃する構成であったが、本発明はこれに限定されない。クリーニング装置60,85は、シートSを搬送するための他の搬送ローラーを清掃してもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置1は、インクジェット式のプリンターであったが、これに限らず、電子写真式の画像形成装置(コピー機、ファクシミリ等)であってもよい。この場合、トナー等が異物Dに該当する。また、シートSは、紙製に限らず、樹脂製のシートでもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係るクリーニング装置および画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 画像形成装置
21 第1の搬送経路(搬送経路)
33 下側ローラー(搬送部材)
60,85 クリーニング装置
61 クリーニングユニット
62,86 ユニット移動機構
66 繰り出しローラー(繰り出し部)
67 押圧ローラー(押圧部)
68 巻き取りローラー(巻き取り部)
81 繰り出し部
82 押圧部
CF 接触面
D 異物
P1 清掃位置
P2 離間位置
S シート
W,W2 ウェブ
21 第1の搬送経路(搬送経路)
33 下側ローラー(搬送部材)
60,85 クリーニング装置
61 クリーニングユニット
62,86 ユニット移動機構
66 繰り出しローラー(繰り出し部)
67 押圧ローラー(押圧部)
68 巻き取りローラー(巻き取り部)
81 繰り出し部
82 押圧部
CF 接触面
D 異物
P1 清掃位置
P2 離間位置
S シート
W,W2 ウェブ
Claims (6)
- 軸周りに回転する搬送部材にウェブを接触させて前記搬送部材に付着した異物を清掃するクリーニングユニットと、
前記クリーニングユニットを清掃位置に移動させて前記ウェブを前記搬送部材に接触させ、前記クリーニングユニットを離間位置に移動させて前記ウェブを前記搬送部材から離間させるユニット移動機構と、を有し、
前記ユニット移動機構は、前記クリーニングユニットを前記清掃位置から前記離間位置に移動する場合に、前記搬送部材と前記ウェブとの接触面における前記搬送部材の回転方向とは逆向きとなるカウンター方向に前記クリーニングユニットを移動させることを特徴とするクリーニング装置。 - 前記ユニット移動機構は、前記清掃位置に配置された前記クリーニングユニットを、前記搬送部材と同一方向に回転させながら前記離間位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記ユニット移動機構は、前記清掃位置に配置された前記クリーニングユニットを、前記搬送部材によって搬送されるシートの搬送経路に沿って前記搬送部材よりも下流側に設定された前記離間位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
- 前記クリーニングユニットは、
巻き付けられた帯状の前記ウェブを繰り出す繰り出し部と、
前記清掃位置において前記繰り出し部から繰り出された前記ウェブの一部を前記搬送部材に押し付ける押圧部と、
前記搬送部材に接触させた前記ウェブの使用済み部分を巻き取る巻き取り部と、を有し、
前記クリーニングユニットが前記離間位置に配置された状態で、前記巻き取り部は、前記ウェブの使用済み部分を巻き取ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のクリーニング装置。 - 軸周りに回転しながら搬送経路に沿ってシートを搬送する搬送部材と、
請求項1ないし4のいずれかに記載のクリーニング装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記搬送部材が回転している間に、前記ユニット移動機構は、前記クリーニングユニットを前記清掃位置から前記離間位置に移動させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
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JP2019179172A JP2021053928A (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | クリーニング装置および画像形成装置 |
US17/037,536 US11300918B2 (en) | 2019-09-30 | 2020-09-29 | Cleaning device and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019179172A JP2021053928A (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | クリーニング装置および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021053928A true JP2021053928A (ja) | 2021-04-08 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019179172A Pending JP2021053928A (ja) | 2019-09-30 | 2019-09-30 | クリーニング装置および画像形成装置 |
Country Status (2)
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US (1) | US11300918B2 (ja) |
JP (1) | JP2021053928A (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3240311B2 (ja) * | 1995-12-29 | 2001-12-17 | 日本ボールドウィン株式会社 | シリンダ洗浄装置 |
JP4374462B2 (ja) | 2004-10-25 | 2009-12-02 | 株式会社リコー | 清掃装置、画像形成装置 |
JP4829661B2 (ja) * | 2006-04-03 | 2011-12-07 | キヤノン株式会社 | クリーニングデバイスおよびそれを備えた画像形成装置 |
JP5361465B2 (ja) * | 2009-03-12 | 2013-12-04 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
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2019
- 2019-09-30 JP JP2019179172A patent/JP2021053928A/ja active Pending
-
2020
- 2020-09-29 US US17/037,536 patent/US11300918B2/en active Active
Also Published As
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US11300918B2 (en) | 2022-04-12 |
US20210096499A1 (en) | 2021-04-01 |
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