JP2726954B2 - 印刷機に使用されるブランケットシリンダの布地供給システム - Google Patents
印刷機に使用されるブランケットシリンダの布地供給システムInfo
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- JP2726954B2 JP2726954B2 JP3157771A JP15777191A JP2726954B2 JP 2726954 B2 JP2726954 B2 JP 2726954B2 JP 3157771 A JP3157771 A JP 3157771A JP 15777191 A JP15777191 A JP 15777191A JP 2726954 B2 JP2726954 B2 JP 2726954B2
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- B41F35/06—Cleaning arrangements or devices for offset cylinders
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブランケットシリンダ
の洗浄装置に関するものであり、特に平板印刷に使用さ
れるブランケットシリンダの洗浄に関して使用される布
地供給装置についてのものである。
の洗浄装置に関するものであり、特に平板印刷に使用さ
れるブランケットシリンダの洗浄に関して使用される布
地供給装置についてのものである。
【０００２】
【発明の背景】平板印刷に使用されるブランケットシリ
ンダは種々の方法によって洗浄される。例えば、静止お
よび／あるいは回転ブラシ、あるいは布地供給ロールの
上に巻かれた布地等によって洗浄される。この布地は布
地供給ロールから巻取りロールによって巻き出され、布
地は布地供給ロールと巻取りロールの間に配置されたブ
ランケットシリンダに接続されている。自動ブランケッ
トシリンダの概略の説明は米国特許第４３４４３６１号
明細書によってなされている。本発明はその改良に関す
るものである。
ンダは種々の方法によって洗浄される。例えば、静止お
よび／あるいは回転ブラシ、あるいは布地供給ロールの
上に巻かれた布地等によって洗浄される。この布地は布
地供給ロールから巻取りロールによって巻き出され、布
地は布地供給ロールと巻取りロールの間に配置されたブ
ランケットシリンダに接続されている。自動ブランケッ
トシリンダの概略の説明は米国特許第４３４４３６１号
明細書によってなされている。本発明はその改良に関す
るものである。
【０００３】
【従来技術】従来の技術においては、典型的には、布地
は厚紙コアに供給され、厚紙コアはコアの上に巻かれる
布地の幅と等しい長さを有する。布地ロールを回転可能
に取り付けるには、支持機構を有する別の機構を使用せ
ねばならない。例えば、鉄製等の金属シャフトがコアの
内部に挿入され、その金属シャフトは半径方向に外側に
移動するアングルのあご状構造を有し、厚紙製あるいは
ボール紙製のコアの内面に係合することができる。この
方式のものでは、金属製シャフトと厚紙コアが一体化さ
れ、金属シャフトの移動が厚紙コアとコアの上に巻かれ
た布地の移動になる。さらに、金属シャフトによって布
地ロールが回転するように取り付けられる。
は厚紙コアに供給され、厚紙コアはコアの上に巻かれる
布地の幅と等しい長さを有する。布地ロールを回転可能
に取り付けるには、支持機構を有する別の機構を使用せ
ねばならない。例えば、鉄製等の金属シャフトがコアの
内部に挿入され、その金属シャフトは半径方向に外側に
移動するアングルのあご状構造を有し、厚紙製あるいは
ボール紙製のコアの内面に係合することができる。この
方式のものでは、金属製シャフトと厚紙コアが一体化さ
れ、金属シャフトの移動が厚紙コアとコアの上に巻かれ
た布地の移動になる。さらに、金属シャフトによって布
地ロールが回転するように取り付けられる。
【０００４】通常断続的に行われるが、洗浄のために布
地を巻き出す際には、バッギング（ｂａｇｇｉｎｇ）と
言われる布地の膨出を避けることができるよう布地を制
御および／あるいは抑制しなけらばならない。この目的
のために、従来技術ではブレーキ装置を布地ロールの一
方側に設けており、そのブレーキ装置は布地の送りを制
御するためのディスクブレーキ、リーフバネ、それに類
似したものを有する。ディスクブレーキ装置を何年も使
用すると、この機構は部品点数が多く、複雑な構造のた
め、動作に支障を起こしやすかった。
地を巻き出す際には、バッギング（ｂａｇｇｉｎｇ）と
言われる布地の膨出を避けることができるよう布地を制
御および／あるいは抑制しなけらばならない。この目的
のために、従来技術ではブレーキ装置を布地ロールの一
方側に設けており、そのブレーキ装置は布地の送りを制
御するためのディスクブレーキ、リーフバネ、それに類
似したものを有する。ディスクブレーキ装置を何年も使
用すると、この機構は部品点数が多く、複雑な構造のた
め、動作に支障を起こしやすかった。
【０００５】布地供給シリンダの他方側において、金属
シャフトは隣接するフレームの溝に係合するプラグを有
する。使用中に洗浄用ロールシャフトが偶然動かないよ
うに溝を塞ぐため、移動可能な金属製のピンのような種
々の手段が使用され、布地ロール組立体が容易に移動し
ないようにしている。
シャフトは隣接するフレームの溝に係合するプラグを有
する。使用中に洗浄用ロールシャフトが偶然動かないよ
うに溝を塞ぐため、移動可能な金属製のピンのような種
々の手段が使用され、布地ロール組立体が容易に移動し
ないようにしている。
【０００６】従来技術の実施例は、洗浄用布地の弛みを
防ぐための効果的な方法の必要性があることを示してい
る。
防ぐための効果的な方法の必要性があることを示してい
る。
【０００７】そのような従来技術の布地ロール組立体に
おいては、ある欠点があった。例えば、厚紙製のシリン
ダの中に挿入された金属製のシャフトを使用すること
は、金属製のシャフトと、厚紙製のシリンダに係合する
ための複数の歯形の要素と、他方の端部において布地ロ
ールを水平位置に位置決めするための拡大された頭部と
を有する追加部品の使用を必要とする。これによって、
洗浄装置のコストが増加する。金属製のシャフトは追加
的な機構であるだけでなく、布地を使い果たしたとき、
比較的複雑な方法によって布地ロールの取り替えをしな
ければならない。言い換えると、布地ロールを取り替え
る必要が生じたとき、金属製のシャフトを最初に印刷機
から取り外さなければならない。次に、金属製のシャフ
トが再利用できるように、使用済みの布地ロールのコア
を捨て、金属製のシャフトを布地ロールから取り外すこ
とが必要とされる。
おいては、ある欠点があった。例えば、厚紙製のシリン
ダの中に挿入された金属製のシャフトを使用すること
は、金属製のシャフトと、厚紙製のシリンダに係合する
ための複数の歯形の要素と、他方の端部において布地ロ
ールを水平位置に位置決めするための拡大された頭部と
を有する追加部品の使用を必要とする。これによって、
洗浄装置のコストが増加する。金属製のシャフトは追加
的な機構であるだけでなく、布地を使い果たしたとき、
比較的複雑な方法によって布地ロールの取り替えをしな
ければならない。言い換えると、布地ロールを取り替え
る必要が生じたとき、金属製のシャフトを最初に印刷機
から取り外さなければならない。次に、金属製のシャフ
トが再利用できるように、使用済みの布地ロールのコア
を捨て、金属製のシャフトを布地ロールから取り外すこ
とが必要とされる。
【０００８】要約すると、印刷機に迅速に取り付け、取
り外すことができ、洗浄用布地が弛むことがないように
布地の送りを制御する必要があったのである。
り外すことができ、洗浄用布地が弛むことがないように
布地の送りを制御する必要があったのである。
【０００９】
【発明の目的】以上述べたように、本発明の目的は、平
板印刷におけるブランケットシリンダ洗浄機のための洗
浄機構において使用される、新しい、改良された布地組
立体を提供することである。
板印刷におけるブランケットシリンダ洗浄機のための洗
浄機構において使用される、新しい、改良された布地組
立体を提供することである。
【００１０】本発明の別の目的は、布地ロールを印刷機
に取り付けるための追加部品を必要とせずに、印刷機に
取り付けられる布地組立体を提供することである。
に取り付けるための追加部品を必要とせずに、印刷機に
取り付けられる布地組立体を提供することである。
【００１１】本発明の別の目的は、印刷機に迅速に取り
付けられ、および／あるいは印刷機から迅速に取り外す
ことができる布地組立体を提供することである。
付けられ、および／あるいは印刷機から迅速に取り外す
ことができる布地組立体を提供することである。
【００１２】本発明の別の目的は、追加部品やアダプタ
を使用せずに印刷機に迅速に取り付けおよび／あるいは
取り外すことができる布地組立体を提供することであ
る。
を使用せずに印刷機に迅速に取り付けおよび／あるいは
取り外すことができる布地組立体を提供することであ
る。
【００１３】本発明の別の目的は、印刷機にスナップ動
作により取り付けることができる新しく、改良された布
地組立体を提供することである。
作により取り付けることができる新しく、改良された布
地組立体を提供することである。
【００１４】本発明の別の目的は、布地をブランケット
ロールの洗浄位置に向けて送る行程の間に、その布地へ
の動きを抑制するための新しい、改良された、簡素なブ
レーキシステムを提供することである。
ロールの洗浄位置に向けて送る行程の間に、その布地へ
の動きを抑制するための新しい、改良された、簡素なブ
レーキシステムを提供することである。
【００１５】本発明の別の目的は、布地の膨出、バッギ
ング（ｂａｇｇｉｎｇ）、弛み等を防ぐため、布地の巻
き出し行程において、布地を緊張させるための簡素な手
段を提供することである。
ング（ｂａｇｇｉｎｇ）、弛み等を防ぐため、布地の巻
き出し行程において、布地を緊張させるための簡素な手
段を提供することである。
【００１６】本発明のさらに別の目的は、印刷における
布地組立体と組み合わせる新しい布地ロールを提供する
ことである。
布地組立体と組み合わせる新しい布地ロールを提供する
ことである。
【００１７】本発明の別の目的は、平板印刷に使用され
る新しい布地ロールシステムおよび組立体を提供するこ
とである。
る新しい布地ロールシステムおよび組立体を提供するこ
とである。
【００１８】
【発明の概要】この発明によれば、ブランケットシリン
ダ、布地巻取りロール、および布地を布地供給ロールか
ら前記巻取りロールに間欠的に送る機構を有し、前記供
給ロールは内部コアを含み、前記ブランケットシリンダ
および前記巻取りロールと平行関係をもって配置されて
おり、さらに、洗浄布地を前記ブランケットシリンダに
間欠的に係合させる機構を有する形式のブランケットシ
リンダ洗浄機構に使用する洗浄布地供給システムであっ
て、 前記内部コアの一端とフレーム間に設けられ、前記内部
コアの一端を回転可能に支持する第１支持手段と、 前記内部コアの他端と前記フレーム間に設けられ、前記
内部コアの他端を回転可能に支持する第２支持手段とを
備え、前記第２支持手段は前記布地が前記供給ロールか
ら前記巻取りロールに供給されるとき、前記内部コアを
その回転方向と逆の方向に弾性付勢するバネ手段、およ
び前記内部コアを前記バネ手段の作用をうけた状態で空
転させるブレーキ手段を有することを特徴とする洗浄布
地供給システムが提供される。
ダ、布地巻取りロール、および布地を布地供給ロールか
ら前記巻取りロールに間欠的に送る機構を有し、前記供
給ロールは内部コアを含み、前記ブランケットシリンダ
および前記巻取りロールと平行関係をもって配置されて
おり、さらに、洗浄布地を前記ブランケットシリンダに
間欠的に係合させる機構を有する形式のブランケットシ
リンダ洗浄機構に使用する洗浄布地供給システムであっ
て、 前記内部コアの一端とフレーム間に設けられ、前記内部
コアの一端を回転可能に支持する第１支持手段と、 前記内部コアの他端と前記フレーム間に設けられ、前記
内部コアの他端を回転可能に支持する第２支持手段とを
備え、前記第２支持手段は前記布地が前記供給ロールか
ら前記巻取りロールに供給されるとき、前記内部コアを
その回転方向と逆の方向に弾性付勢するバネ手段、およ
び前記内部コアを前記バネ手段の作用をうけた状態で空
転させるブレーキ手段を有することを特徴とする洗浄布
地供給システムが提供される。
【００１９】ここで使用される“布地”という用語は、
米国特許第４３４４３６１号明細書に開示されたブラン
ケットシリンダを洗浄するための織物とこの目的に使用
することができる特別に製造された紙製品を指す。
米国特許第４３４４３６１号明細書に開示されたブラン
ケットシリンダを洗浄するための織物とこの目的に使用
することができる特別に製造された紙製品を指す。
【００２０】
【実施例の説明】簡潔に述べると、本発明は、布地ロー
ル供給機によって好都合に作られることができる特有の
織物供給ロールを有する。その布地供給ロールは支持部
分などの追加部品を必要としない形で使用される。例示
されたように、布地あるいは織物はボール紙製あるいは
厚紙製の中空のシリンダの上に巻かれる。厚紙コアは使
用中でも布地を支持するように十分な厚みを有する。厚
紙コアは両端が布地の幅を越えて伸び、洗浄作業の間に
洗浄用布地ロールを支持するために使用されることがで
きるように布地より大きな幅を有する。
ル供給機によって好都合に作られることができる特有の
織物供給ロールを有する。その布地供給ロールは支持部
分などの追加部品を必要としない形で使用される。例示
されたように、布地あるいは織物はボール紙製あるいは
厚紙製の中空のシリンダの上に巻かれる。厚紙コアは使
用中でも布地を支持するように十分な厚みを有する。厚
紙コアは両端が布地の幅を越えて伸び、洗浄作業の間に
洗浄用布地ロールを支持するために使用されることがで
きるように布地より大きな幅を有する。
【００２１】布地供給ロールは、米国特許第４３４４３
６１号明細書に開示された方法で巻取りロールと連動す
る。同様に、布地供給ロールは所望の水供給手段と炭化
水素溶剤供給手段と連動する。布地は米国特許第４３４
４３６１号明細書に開示されたような空気袋手段によっ
てブランケットシリンダを洗浄する。
６１号明細書に開示された方法で巻取りロールと連動す
る。同様に、布地供給ロールは所望の水供給手段と炭化
水素溶剤供給手段と連動する。布地は米国特許第４３４
４３６１号明細書に開示されたような空気袋手段によっ
てブランケットシリンダを洗浄する。
【００２２】布地供給ロールは迅速に印刷機の上に取り
付けられ、布地供給ロールを使い果たしたときに簡単に
取り外すことができ、新しい布地供給ロールを容易かつ
簡単に挿入することもできる。
付けられ、布地供給ロールを使い果たしたときに簡単に
取り外すことができ、新しい布地供給ロールを容易かつ
簡単に挿入することもできる。
【００２３】布地供給ロールの印刷機への取り付けは、
好ましい実施例において、固定フレーム上の、複数のピ
ンであってもよく、少なくとも２つの静止した突起を有
する支持構造によって行われ、その突起は可動ピンを取
り付けおよび取り外しの目的のために移動することがで
き、布地ロールが動作している間、その可動ピンをバネ
の弾性によってロッキング位置に押し付ける。本発明
は、さらに、布地の送りに対して布地を制限する制御手
段と、布地が送られている間に布地供給ロールのコアに
摩擦力を与えるための手段と協同して布地を拘束し、あ
るいは張力を与える制御手段を有する。バネ手段は弛ん
だ布地を布地供給ロールに戻すものである。
好ましい実施例において、固定フレーム上の、複数のピ
ンであってもよく、少なくとも２つの静止した突起を有
する支持構造によって行われ、その突起は可動ピンを取
り付けおよび取り外しの目的のために移動することがで
き、布地ロールが動作している間、その可動ピンをバネ
の弾性によってロッキング位置に押し付ける。本発明
は、さらに、布地の送りに対して布地を制限する制御手
段と、布地が送られている間に布地供給ロールのコアに
摩擦力を与えるための手段と協同して布地を拘束し、あ
るいは張力を与える制御手段を有する。バネ手段は弛ん
だ布地を布地供給ロールに戻すものである。
【００２４】本発明は、サイドフレーム８のような静止
したフレームの間に平行して適切に取り付けられたブラ
ンケットシリンダ２、布地巻取りロール４、供給ロール
６について使用される。本発明に使用される布地は米国
特許第４３４４３６１号明細書に記載されたような一般
的な形式のものにすることができる。それらの発明によ
れば、洗浄用の布地あるいは織物は以下の特性を有する
紙によって作られるのが好ましい。基本重量 ６３番 機械方向引き裂き強さ １２０ｇの抵抗 横方向引き裂き強さ １４０ｇの抵抗 機械方向乾燥時引張強さ ５３５．６７ｋｇ／ｍ 横方向乾燥時引張強さ ３５７．１２ｋｇ／ｍ 機械方向湿潤時引張強さ ６５５．３１ｕｎａｇｅｄ
ｋｇ／ｍ 横方向湿潤時引張強さ １７８．５６ａｇｅｄｋｇ
／ｍ 多孔度／１０００ｃｃ ８秒 湿潤強さ パレツ（ＰＡＲＥＺ）６３
１およびキーメン（ＫＹＭＥＮＥ） 布地供給ロールと巻取りロールとの間には、ブランケッ
トシリンダを洗浄する目的のために布地を選択的にブラ
ンケットシリンダに係合させる手段が存在する。布地を
ブランケットシリンダに選択的に係合するのに使用され
る機構は、例えば米国特許第４３４４３６１号明細書に
開示されている空気袋手段のような従来の手段を採用す
ることができる。本発明は、洗浄用布地を布地供給ロー
ルから巻取りロールに漸増的に送る機構と共に使用され
るように意図されている。図３に示すように、布地供給
ロールから巻取りロールに布地を送る送り手段が、シリ
ンダ５１とそれに接続されたピストン５３によって一部
示されている。その更に詳細な記述は米国特許第４３４
４３６１号明細書に見ることができる。本発明は、米国
特許第４３４４３６１号明細書に記載された特定の送り
機構に限定されるものではなく、他の異なった機構が採
用されることもできる。
したフレームの間に平行して適切に取り付けられたブラ
ンケットシリンダ２、布地巻取りロール４、供給ロール
６について使用される。本発明に使用される布地は米国
特許第４３４４３６１号明細書に記載されたような一般
的な形式のものにすることができる。それらの発明によ
れば、洗浄用の布地あるいは織物は以下の特性を有する
紙によって作られるのが好ましい。基本重量 ６３番 機械方向引き裂き強さ １２０ｇの抵抗 横方向引き裂き強さ １４０ｇの抵抗 機械方向乾燥時引張強さ ５３５．６７ｋｇ／ｍ 横方向乾燥時引張強さ ３５７．１２ｋｇ／ｍ 機械方向湿潤時引張強さ ６５５．３１ｕｎａｇｅｄ
ｋｇ／ｍ 横方向湿潤時引張強さ １７８．５６ａｇｅｄｋｇ
／ｍ 多孔度／１０００ｃｃ ８秒 湿潤強さ パレツ（ＰＡＲＥＺ）６３
１およびキーメン（ＫＹＭＥＮＥ） 布地供給ロールと巻取りロールとの間には、ブランケッ
トシリンダを洗浄する目的のために布地を選択的にブラ
ンケットシリンダに係合させる手段が存在する。布地を
ブランケットシリンダに選択的に係合するのに使用され
る機構は、例えば米国特許第４３４４３６１号明細書に
開示されている空気袋手段のような従来の手段を採用す
ることができる。本発明は、洗浄用布地を布地供給ロー
ルから巻取りロールに漸増的に送る機構と共に使用され
るように意図されている。図３に示すように、布地供給
ロールから巻取りロールに布地を送る送り手段が、シリ
ンダ５１とそれに接続されたピストン５３によって一部
示されている。その更に詳細な記述は米国特許第４３４
４３６１号明細書に見ることができる。本発明は、米国
特許第４３４４３６１号明細書に記載された特定の送り
機構に限定されるものではなく、他の異なった機構が採
用されることもできる。
【００２５】本発明によると、布地ロールと結合して使
用される金属のコアのようなアダプタの必要性を無くす
手段が提供される。
用される金属のコアのようなアダプタの必要性を無くす
手段が提供される。
【００２６】多くの従来技術によると、コアの上に巻か
れる紙と同じ長さあるいは幅の厚紙コアがある場所に布
地ロールが供給される。その場合、コアの両端はコアの
上に巻かれた布地の幅の両端と同じ面内にある。その場
合、一端に厚紙コアの内面に係合するように半径方向に
突出した歯を有するアダプタを使用することが必要であ
り、そのアダプタは他端に送り動作の間にシャフトが回
転することができるように溝状の構造に挿入する膨らん
だ頭部を有する。
れる紙と同じ長さあるいは幅の厚紙コアがある場所に布
地ロールが供給される。その場合、コアの両端はコアの
上に巻かれた布地の幅の両端と同じ面内にある。その場
合、一端に厚紙コアの内面に係合するように半径方向に
突出した歯を有するアダプタを使用することが必要であ
り、そのアダプタは他端に送り動作の間にシャフトが回
転することができるように溝状の構造に挿入する膨らん
だ頭部を有する。
【００２７】本発明によると、アダプタの挿入が不要な
ように布地ロールが布地ロール供給機から受け取られた
状態で使用されるような手段が提供される。
ように布地ロールが布地ロール供給機から受け取られた
状態で使用されるような手段が提供される。
【００２８】図２に示すように、布地供給ロールは中空
の管状のコア１０の上に布状の素材１２が巻かれた状態
で供給される。中空の管状のコア１０は厚紙あるいは型
紙によって作られ、布地を支えるための十分な強度を有
するように３．１７５〜９．５２５ｍｍ（１／８〜３／
８インチ）、一般的には約６．３５ｍｍ（１／４イン
チ）の厚みを有する。管状のコア１０は両端部が布地の
幅を越えて伸び、約３８．１ｍｍ（１．５インチ）の延
長部１１を形成している。管状のコア１０の外周の直径
は約３１．７５ｍｍ（１．２５インチ）である。通常の
例では、コアの直径は約３８．１ｍｍ（１．５インチ）
である。
の管状のコア１０の上に布状の素材１２が巻かれた状態
で供給される。中空の管状のコア１０は厚紙あるいは型
紙によって作られ、布地を支えるための十分な強度を有
するように３．１７５〜９．５２５ｍｍ（１／８〜３／
８インチ）、一般的には約６．３５ｍｍ（１／４イン
チ）の厚みを有する。管状のコア１０は両端部が布地の
幅を越えて伸び、約３８．１ｍｍ（１．５インチ）の延
長部１１を形成している。管状のコア１０の外周の直径
は約３１．７５ｍｍ（１．２５インチ）である。通常の
例では、コアの直径は約３８．１ｍｍ（１．５インチ）
である。
【００２９】布地を含む布地ロールの直径は、普通、約
６９．８５ｍｍ（２．７５インチ）であり、約１０．８
ｍ（１２ヤード）の布地を中空のコアの上に巻くことが
できる。これと対照的に、本発明では、中空の厚紙製の
中コアの外周の直径は、約３１．７５ｍｍ（１．２５イ
ンチ）であり、コア１０の上には約２０％多い布地を巻
くことができる。
６９．８５ｍｍ（２．７５インチ）であり、約１０．８
ｍ（１２ヤード）の布地を中空のコアの上に巻くことが
できる。これと対照的に、本発明では、中空の厚紙製の
中コアの外周の直径は、約３１．７５ｍｍ（１．２５イ
ンチ）であり、コア１０の上には約２０％多い布地を巻
くことができる。
【００３０】中空の厚紙コア１０を使用することの利点
は、布地ロールを使い果たしたとき、コア１０を廃棄す
ることができることにある。更に、従来例と異なり、コ
アの延長部１１を使用することができるので、布地ロー
ルを支持する必要が無く、布地を使い果たしたときに金
属製のコア部材を取り外す必要が無い。布地の幅より広
い中空の厚紙コア１０を使用することにより、アダプタ
部材や金属製のシャフト部材を使用する必要が無くな
り、布地を使い果たしたとき、厚紙やその他の部材で作
られた中コアを捨てることができるようになる。また、
薄肉の金属製の管状部材あるいは樹脂等を使用すること
もできる。
は、布地ロールを使い果たしたとき、コア１０を廃棄す
ることができることにある。更に、従来例と異なり、コ
アの延長部１１を使用することができるので、布地ロー
ルを支持する必要が無く、布地を使い果たしたときに金
属製のコア部材を取り外す必要が無い。布地の幅より広
い中空の厚紙コア１０を使用することにより、アダプタ
部材や金属製のシャフト部材を使用する必要が無くな
り、布地を使い果たしたとき、厚紙やその他の部材で作
られた中コアを捨てることができるようになる。また、
薄肉の金属製の管状部材あるいは樹脂等を使用すること
もできる。
【００３１】本発明によれば、洗浄用布地の膨出を防ぐ
ために布地供給ロールから送られた洗浄用布地を制御す
るための手段が提供される。
ために布地供給ロールから送られた洗浄用布地を制御す
るための手段が提供される。
【００３２】例示されたように、この手段は布地巻取り
ロールを回転させるためにピストンシリンダ機構が作動
されたときに動作するバネ手段とブレーキ手段とを有
し、これらは米国特許第４３４４３６１号明細書に開示
されたように布地巻取りロールを回転させ、これによっ
て、布地を布地供給ロールから移動させる。
ロールを回転させるためにピストンシリンダ機構が作動
されたときに動作するバネ手段とブレーキ手段とを有
し、これらは米国特許第４３４４３６１号明細書に開示
されたように布地巻取りロールを回転させ、これによっ
て、布地を布地供給ロールから移動させる。
【００３３】支持フレームは、内部に取り付けた拡大さ
れた直径のソケット部材２１を有し、ソケット部材２１
はそこから伸びる減少した直径のソケット延長部２３を
有する。制御手段はコイルバネ１６を有する。コイルバ
ネ１６の一端は、例えばネジ部材１８のような手頃な部
材によってソケットの延長部２３に接続される。コイル
バネ１６の他端は、ネジ手段２２のような便利な手段に
よって固定された支持体２０に接続されている。ネジ手
段２２はコイルバネ部材１６の位置を動かないように固
定する。環状のソケット支持体２１には弓型の溝２４が
設けられている。更に、溝２４の中には、布地の送りを
制御するために供給ロールシャフト１０に接触するよう
になっている圧力ブレーキシュー２６が設けられてい
る。ソケット２１の移動量とコイルバネ１６の張力の量
を制限する停止ピン３０が設けられている。停止ピン３
０は停止部材３２によって停止される。実線で示したよ
うに、停止ピン３０は休止した位置にある。停止ピン３
０が停止部材３２Ａの方向に移動すると、コイルバネ１
６には負荷がかかり、伸張した状態になる。これによっ
てコイルバネ１６が布地の弛みを引き締める。
れた直径のソケット部材２１を有し、ソケット部材２１
はそこから伸びる減少した直径のソケット延長部２３を
有する。制御手段はコイルバネ１６を有する。コイルバ
ネ１６の一端は、例えばネジ部材１８のような手頃な部
材によってソケットの延長部２３に接続される。コイル
バネ１６の他端は、ネジ手段２２のような便利な手段に
よって固定された支持体２０に接続されている。ネジ手
段２２はコイルバネ部材１６の位置を動かないように固
定する。環状のソケット支持体２１には弓型の溝２４が
設けられている。更に、溝２４の中には、布地の送りを
制御するために供給ロールシャフト１０に接触するよう
になっている圧力ブレーキシュー２６が設けられてい
る。ソケット２１の移動量とコイルバネ１６の張力の量
を制限する停止ピン３０が設けられている。停止ピン３
０は停止部材３２によって停止される。実線で示したよ
うに、停止ピン３０は休止した位置にある。停止ピン３
０が停止部材３２Ａの方向に移動すると、コイルバネ１
６には負荷がかかり、伸張した状態になる。これによっ
てコイルバネ１６が布地の弛みを引き締める。
【００３４】本発明では、圧力ブレーキシュー２６を供
給ロールシャフトに接触させるための手段が提供され
る。例示されたように、この手段はＣの形状をしたスナ
ップリング２８からなる。圧力ブレーキシュー２６から
は、ネジ頭の形状をした突起２９が突出している。締め
付けているスナップリング２８は圧力ブレーキシュー２
６に接続されている突起２９に接触し、これによって圧
力ブレーキシュー２６をコア１０のシャフトに接触させ
る。圧力ブレーキシュー２６は洗浄用布地が過度に送ら
れるのを防いでいる。
給ロールシャフトに接触させるための手段が提供され
る。例示されたように、この手段はＣの形状をしたスナ
ップリング２８からなる。圧力ブレーキシュー２６から
は、ネジ頭の形状をした突起２９が突出している。締め
付けているスナップリング２８は圧力ブレーキシュー２
６に接続されている突起２９に接触し、これによって圧
力ブレーキシュー２６をコア１０のシャフトに接触させ
る。圧力ブレーキシュー２６は洗浄用布地が過度に送ら
れるのを防いでいる。
【００３５】この実施例では、内部コア１０の一端を回
転可能に支持する第１支持手段として３つのピン４２、
４４、４６が使用され、各ピン４２、４４、４６がおよ
そ１２０゜の角度間隔を置いて配置されている。したが
って、内部コア１０の一端を各ピン４２、４４、４６間
に配置し、各ピン４２、４４、４６によって内部コア１
０の一端を支持することができる。各ピン４２、４４、
４６のうちピン４２、４４は端板４０に固定されてい
る。ピン４６は移動ピンであり、シャフト４８に固定さ
れ、シャフト４８はフレームの孔５０に挿入されてお
り、軸方向に移動可能である。したがって、シャフト４
８の拡大端５２を手で操作し、これを図４の矢印の方向
に押し込むと、ピン４６が鎖線の位置に移動し、内部コ
ア１０の一端をピン４４、４６間から取り外すことがで
きる。その後、内部コア１０の一端を図４の位置に配置
し、シャフト４８の拡大端５２を解放すると、スプリン
グ６０がシャフト４８に作用し、シャフト４８が軸方向
に押し戻され、ピン４６は実線の位置に復帰する。した
がって、各ピン４２、４４、４６によって内部コア１０
の一端を支持することができる。
転可能に支持する第１支持手段として３つのピン４２、
４４、４６が使用され、各ピン４２、４４、４６がおよ
そ１２０゜の角度間隔を置いて配置されている。したが
って、内部コア１０の一端を各ピン４２、４４、４６間
に配置し、各ピン４２、４４、４６によって内部コア１
０の一端を支持することができる。各ピン４２、４４、
４６のうちピン４２、４４は端板４０に固定されてい
る。ピン４６は移動ピンであり、シャフト４８に固定さ
れ、シャフト４８はフレームの孔５０に挿入されてお
り、軸方向に移動可能である。したがって、シャフト４
８の拡大端５２を手で操作し、これを図４の矢印の方向
に押し込むと、ピン４６が鎖線の位置に移動し、内部コ
ア１０の一端をピン４４、４６間から取り外すことがで
きる。その後、内部コア１０の一端を図４の位置に配置
し、シャフト４８の拡大端５２を解放すると、スプリン
グ６０がシャフト４８に作用し、シャフト４８が軸方向
に押し戻され、ピン４６は実線の位置に復帰する。した
がって、各ピン４２、４４、４６によって内部コア１０
の一端を支持することができる。
【００３６】布地供給ロールは、移動可能なピン４６が
プッシュハンドル５２によって非動作位置に移動された
とき固定ピン４２、４４の間に位置決めされる。布地供
給ロールのシャフトが２つの固定ピンの間に配置された
後、移動可能なピン４６が解除され、スプリング６０に
よる力によって移動可能なピン４６が移動し、布地供給
ロールが動作位置に保持される。
プッシュハンドル５２によって非動作位置に移動された
とき固定ピン４２、４４の間に位置決めされる。布地供
給ロールのシャフトが２つの固定ピンの間に配置された
後、移動可能なピン４６が解除され、スプリング６０に
よる力によって移動可能なピン４６が移動し、布地供給
ロールが動作位置に保持される。
【００３７】（作用）動作時において、布地供給ロール
は、布地供給ロールのシャフトの端部が移動しないよう
にしながら布地ロールの回転を許容するため、一端が２
つの固定ピン４２、４４と移動可能なピン４６の間に取
り付けられる。中空の厚紙コアの他端は、ソケット２１
と中空の厚紙製の中コア１０が共に回転することができ
るように、十分な摩擦力によってソケット部材２１の中
に嵌め込まれている。
は、布地供給ロールのシャフトの端部が移動しないよう
にしながら布地ロールの回転を許容するため、一端が２
つの固定ピン４２、４４と移動可能なピン４６の間に取
り付けられる。中空の厚紙コアの他端は、ソケット２１
と中空の厚紙製の中コア１０が共に回転することができ
るように、十分な摩擦力によってソケット部材２１の中
に嵌め込まれている。
【００３８】布地はシリンダ５１、ピストン５３の協同
動作の結果、巻取りシャフト４によって、布地供給ロー
ルから引き出される。これによって、布地供給ロールの
中空のコア１０が金属製のソケット２１とともに回転す
る。これによって、コイルバネ１６が、停止ピン３０が
停止部材３２Ａに当たるまで伸張する。布地は、漸増的
に送る送り機構によって漸増的に前進する。ソケット２
１上の停止ピンは休止位置の停止部材３２から停止位置
の停止部材３２Ａまで回転する。送り工程の最後におい
て、布地の弛みを生じさせるような布地のゆるみが発生
する傾向がある。しかしながら、このときには、伸張し
たコイルバネ１６が布地供給ロールに逆方向に回転する
力を与え、送り工程の間に生じたどんな弛んだ布地でも
緊張させることができる。圧力ブレーキシュー２６の摩
擦力はコイルバネ１６によって生じた力より大きくなっ
ている。本発明には種々の変形例が考えられる。以上説
明したように、この発明によれば、内部コア１０を有す
る供給ロール６がブランケットシリンダおよび巻取りロ
ール４と平行関係をもって配置され、第１支持手段によ
って内部コア１０の一端が支持され、第２手段によって
内部コア１０の他端が支持される。第２支持手段はバネ
手段１６およびブレーキ手段２６を有する。そして、布
地１２が供給ロール６から巻取りロール４に供給される
とき、バネ手段１６により、内部コア１０がその回転方
向と逆の方向に弾性付勢される。さらに、ブレーキ手段
２６により、内部コア１０はバネ手段１６の作用を受け
た状態で空転する。これによって布地１２が供給される
ものである。したがって、布地１２の供給後、バネ手段
１６によって内部コア１０を逆転させ、布地１２を引き
戻すことができ、布地１２にひだは生じない。
動作の結果、巻取りシャフト４によって、布地供給ロー
ルから引き出される。これによって、布地供給ロールの
中空のコア１０が金属製のソケット２１とともに回転す
る。これによって、コイルバネ１６が、停止ピン３０が
停止部材３２Ａに当たるまで伸張する。布地は、漸増的
に送る送り機構によって漸増的に前進する。ソケット２
１上の停止ピンは休止位置の停止部材３２から停止位置
の停止部材３２Ａまで回転する。送り工程の最後におい
て、布地の弛みを生じさせるような布地のゆるみが発生
する傾向がある。しかしながら、このときには、伸張し
たコイルバネ１６が布地供給ロールに逆方向に回転する
力を与え、送り工程の間に生じたどんな弛んだ布地でも
緊張させることができる。圧力ブレーキシュー２６の摩
擦力はコイルバネ１６によって生じた力より大きくなっ
ている。本発明には種々の変形例が考えられる。以上説
明したように、この発明によれば、内部コア１０を有す
る供給ロール６がブランケットシリンダおよび巻取りロ
ール４と平行関係をもって配置され、第１支持手段によ
って内部コア１０の一端が支持され、第２手段によって
内部コア１０の他端が支持される。第２支持手段はバネ
手段１６およびブレーキ手段２６を有する。そして、布
地１２が供給ロール６から巻取りロール４に供給される
とき、バネ手段１６により、内部コア１０がその回転方
向と逆の方向に弾性付勢される。さらに、ブレーキ手段
２６により、内部コア１０はバネ手段１６の作用を受け
た状態で空転する。これによって布地１２が供給される
ものである。したがって、布地１２の供給後、バネ手段
１６によって内部コア１０を逆転させ、布地１２を引き
戻すことができ、布地１２にひだは生じない。
【図１】本発明のブランケットシリンダ洗浄機の前面図
である。
である。
【図２】本発明の布地供給ロールの透視図である。
【図３】図１のＡ─Ａ線矢視図である。
【図４】図１のＢ─Ｂ線矢視図である。
【図５】本発明の一部（スナップリング２８）を示す図
である。
である。
【図６】本発明の一部（布地供給ロールの支持構造）を
示す図である。
示す図である。
２ ブランケットシリンダ ４ 布地巻取りロール ６ 布地供給ロール ８ サイドフレーム １０ コア １２ 布地 １６ コイルバネ ２０ 支持体 ２１ ソケット部材 ２６ 圧力ブレーキシュー ４０ 支持端板 ４２、４４ ピン ４６ 移動可能なピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール アーノルズ アメリカ合衆国、コネチカット州 06905、スタンフォード、マーシーズ レーン 28 (56)参考文献 特開 平２−76740（ＪＰ，Ａ)
Claims (15)
- 【請求項１】 ブランケットシリンダ、布地巻取りロー
ル、および布地を布地供給ロールから前記巻取りロール
に間欠的に送る機構を有し、前記供給ロールは内部コア
を含み、前記ブランケットシリンダおよび前記巻取りロ
ールと平行関係をもって配置されており、さらに、洗浄
布地を前記ブランケットシリンダに間欠的に係合させる
機構を有する形式のブランケットシリンダ洗浄機構に使
用する洗浄布地供給システムであって、 前記内部コアの一端とフレーム間に設けられ、前記内部
コアの一端を回転可能に支持する第１支持手段と、 前記内部コアの他端と前記フレーム間に設けられ、前記
内部コアの他端を回転可能に支持する第２支持手段とを
備え、前記第２支持手段は前記布地が前記供給ロールか
ら前記巻取りロールに供給されるとき、前記内部コアを
その回転方向と逆の方向に弾性付勢するバネ手段、およ
び前記内部コアを前記バネ手段の作用を受けた状態で空
転させるブレーキ手段を有することを特徴とする洗浄布
地供給システム。 - 【請求項２】 ブランケットシリンダ、布地巻取りロー
ル、および布地を布地供給ロールから前記巻取りロール
に間欠的に送る機構を有し、前記供給ロールは内部コア
を含み、前記ブランケットシリンダおよび前記巻取りロ
ールと平行関係をもって配置されており、さらに、洗浄
布地を前記ブランケットシリンダに間欠的に係合させる
機構を有する形式のブランケットシリンダ洗浄機構に使
用する洗浄布地供給システムであって、 前記内部コアの一端とフレーム間に設けられ、前記内部
コアの一端を回転可能に支持する第１支持手段と、 前記内部コアの他端と前記フレーム間に設けられ、前記
内部コアの他端を回転可能に支持する第２支持手段とを
備え、前記第２支持手段は前記布地が前記供給ロールか
ら前記巻取りロールに供給されるとき、前記内部コアを
その回転方向と逆の方向に弾性付勢するバネ手段、およ
び前記内部コアを前記バネ手段の作用を受けた状態で空
転させるブレーキシュー手段を有し、前記バネ手段が前
記布地供給ロールの布地の一定量の巻き戻しを生じさ
せ、洗浄布地にひだが生じないようにし、前記バネ手段
は前記ブレーキシュー手段に取り付けられていることを
特徴とする洗浄布地供給システム。 - 【請求項３】 前記内部コアは前記洗浄布地の幅方向両
側を越えてのびる長さのものであることを特徴とする請
求項２に記載の洗浄布地供給システム。 - 【請求項４】 前記バネ手段はコイルバネからなり、そ
の一端は移動しないよう固定され、他端は前記内部コア
とともに回動するようにしたことを特徴とする請求項３
に記載の洗浄布地供給システム。 - 【請求項５】 さらに、前記内部コアの他端を収容し、
前記フレームに回転可能に支持されたソケットと、前記
ソケットに設けられ、前記ソケットと一体的に回転する
停止ピンと、前記ソケットの回転方向に角度間隔を置い
て配置され、前記停止ピンを係合させ、前記ソケットの
回転範囲を制限する第１および第２停止部材とを備えた
ことを特徴とする請求項４に記載の洗浄布地供給システ
ム。 - 【請求項６】 前記ブレーキシューは前記ブレーキシュ
ーを前記内部コアに対し半径方向に移動可能に取り付け
ることができる前記ソケット内の手段に移動可能に取り
付けられ、さらに、前記ブレーキシューを前記内部コア
に係合するよう付勢し、前記コイルバネによって生じる
力よりも大きい摩擦力を生じさせるためのバネ手段を備
えたことを特徴とする請求項５に記載の洗浄布地供給シ
ステム。 - 【請求項７】 前記内部コアは３．１７５〜９．５２５
ｍｍの厚さを有することを特徴とする請求項２に記載の
洗浄布地供給システム。 - 【請求項８】 前記洗浄布地は以下の特性の紙からなる
ことを特徴とする請求項２に記載の洗浄布地供給システ
ム。 基本重量 ６３番 機械方向引き裂き強さ １２０ｇの抵抗 横方向引き裂き強さ １４０ｇの抵抗 機械方向乾燥時引張強さ ５３５．６７ｋｇ／ｍ 横方向乾燥時引張強さ ３５７．１２ｋｇ／ｍ 機械方向湿潤時引張強さ ６５５．３１ｕｎａｇｅｄ
ｋｇ／ｍ 横方向湿潤時引張強さ １７８．５６ａｇｅｄｋｇ
／ｍ 多孔度／１０００ｃｃ ８秒 湿潤強さ パレツ（ＰＡＲＥＺ）６３
１およびキーメン（ＫＹＭＥＮＥ） - 【請求項９】 前記内部コアは中空のものであることを
特徴とする請求項２に記載の洗浄布地供給システム。 - 【請求項１０】 前記内部コアは厚紙で製造されている
ことを特徴とする請求項９に記載の洗浄布地供給システ
ム。 - 【請求項１１】 前記内部コアは金属管で製造されてい
ることを特徴とする請求項９に記載の洗浄布地供給シス
テム。 - 【請求項１２】 前記内部コアはプラスチックで製造さ
れていることを特徴とする請求項９に記載の洗浄布地供
給システム。 - 【請求項１３】 ブランケットシリンダ、布地巻取りロ
ール、および布地を布地供給ロールから前記巻取りロー
ルに間欠的に送る機構を有し、前記供給ロールは内部コ
アを含み、前記ブランケットシリンダおよび前記巻取り
ロールと平行関係をもって配置されており、さらに、洗
浄布地を前記ブランケットシリンダに間欠的に係合させ
る機構を有する形式のブランケットシリンダ洗浄機構に
使用する洗浄布地供給システムであって、 前記内部コアの一端とフレーム間に設けられ、前記内部
コアの一端を回転可能に支持する第１支持手段と、 前記内部コアの他端と前記フレーム間に設けられ、前記
内部コアの他端を回転可能に支持する第２支持手段とを
備え、前記第２支持手段は前記布地が前記供給ロールか
ら前記巻取りロールに供給されるとき、前記内部コアを
その回転方向と逆の方向に弾性付勢するバネ手段、およ
び前記内部コアを前記バネ手段の作用を受けた状態で空
転させるブレーキシュー手段を有し、前記バネ手段は前
記布地供給ロールの布地の一定量の巻き戻しを生じさ
せ、これによって前記洗浄布地にひだが生じないように
し、前記バネ手段は前記ブレーキシュー手段に取り付け
られており、さらに、前記内部コアの一端を収容する中
空のソケットを備え、前記ソケットは軸延長部を有し、
前記軸延長部が前記フレームに回転可能に支持されてい
ることを特徴とする洗浄布地供給システム。 - 【請求項１４】 前記ブレーキシューが前記ソケット内
に取り付けられていることを特徴とする請求項１３に記
載の洗浄布地供給システム。 - 【請求項１５】 前記バネの一端が前記軸延長部に取り
付けられ、他端は前記フレームに取り付けられているこ
とを特徴とする請求項１４に記載の洗浄布地供給システ
ム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/585,398 US5176080A (en) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | Cloth supply system for blanket cylinder for use in printing presses |
| US07/585398 | 1990-09-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04234659A JPH04234659A (ja) | 1992-08-24 |
| JP2726954B2 true JP2726954B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=24341262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3157771A Expired - Fee Related JP2726954B2 (ja) | 1990-09-20 | 1991-05-31 | 印刷機に使用されるブランケットシリンダの布地供給システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5176080A (ja) |
| EP (1) | EP0479403B1 (ja) |
| JP (1) | JP2726954B2 (ja) |
| CN (1) | CN1026768C (ja) |
| DE (1) | DE69119528T2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| DE4305153C1 (de) * | 1993-02-19 | 1994-08-04 | Roland Man Druckmasch | Waschvorrichtung |
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| US5368157A (en) * | 1993-10-29 | 1994-11-29 | Baldwin Graphic Systems, Inc. | Pre-packaged, pre-soaked cleaning system and method for making the same |
| BE1007992A3 (nl) * | 1993-12-17 | 1995-12-05 | Philips Electronics Nv | Werkwijze voor het vervaardigen van een dunnefilmmagneetkop en magneetkop vervaardigd volgens de werkwijze. |
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| DE10018425A1 (de) * | 2000-04-08 | 2001-10-11 | Baldwin Grafotec Gmbh | Schmutztuch-Wickelrolle für Reinigungsvorrichtungen |
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| CN104029870A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-09-10 | 浙江清钰科技有限公司 | 保温棉缠绕包装机的去毛整形装置 |
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| US2525982A (en) * | 1948-04-27 | 1950-10-17 | Addressograph Multigraph | Apparatus for cleaning printing surfaces in offset printing machines |
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| JPH0822592B2 (ja) * | 1987-11-06 | 1996-03-06 | ビー・ジェー・トレーディング有限会社 | シリンダ洗浄装置 |
| JPH08465B2 (ja) * | 1988-06-30 | 1996-01-10 | ビー・ジェー・トレーディング有限会社 | 印刷機のシリンダ洗浄装置 |
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1990
- 1990-09-20 US US07/585,398 patent/US5176080A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-03-13 DE DE69119528T patent/DE69119528T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1991-04-13 CN CN91102392.5A patent/CN1026768C/zh not_active Expired - Lifetime
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