JP3073172B2 - シリンダ洗浄装置 - Google Patents

シリンダ洗浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はオフセット印刷機の
ブランケットシリンダ、圧胴シリンダ、インキローラな
どのシリンダ表面を洗浄布で洗浄するシリンダ洗浄装置
に関し、詳しくは洗浄布ロールの外周を載置し、その状
態で洗浄布の送出しを行うとともに、洗浄布ロールのロ
ール径が小さくなったとき洗浄布の送出しに伴って巻芯
(コア)の飛出しや変形を防止するようにしたシリンダ
洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、オフセット印刷機
のブランケットシリンダなどのシリンダ表面を洗浄布で
洗浄するシリンダ洗浄装置においては、洗浄布は中空の
厚紙コアの上に巻かれた洗浄布ロールに使用前に鉄製等
の金属シャフトを差し込み、この金属シャフトを回転軸
として洗浄ユニットに装着する方式が一般的である。よ
り改良された方式として、このような金属シャフトを使
用せず、厚紙コアを直接保持して回転軸とする方式も、
例えば特開平4−234659号公報に提案されてい
る。しかし、シャフトを使用しない場合に洗浄布残量が
減少すると洗浄布ロールの剛性が減少し洗浄布巻取手段
の引っ張る力で中央部分が弓なりとなって正常な洗浄布
供給が行われず、またロールが外れて飛出し印刷機を破
壊する危険性があった。ところで、洗浄装置の種類が異
なるとそれに適合する金属シャフトの外径が異なった
り、厚紙コアを直接保持する保持具の寸法が異なったり
する為に、どのような洗浄布ロールでも使用できる訳で
は無かった。また剛性の強い重いシャフトをコアに差し
込み、固定具でシャフトとコアをしっかりと固定しそれ
を洗浄装置に固定具で取り付けるといった洗浄布ロール
を取り付ける作業も手間の掛かるものであった。また、
厚紙コアの部分、すなわち巻芯の部分を極端に少なくし
て洗浄布をより多く巻いた効率的かつ省資源的な洗浄布
ロールも提案されているが、径の小さい厚紙コアを使用
せざるを得ない為に、従来の装着の仕方では強度的に問
題があり、その対策が望まれていた。本発明の目的は巻
芯の部分を極端に細くして洗浄布ロールの空間効率(ス
ペースファクタ)を向上させ、かつ洗浄布ロールの載置
状態を安定させ洗浄布の送出しを確実に行わせることが
できるシリンダ洗浄装置を提供することにある。また他
の目的は洗浄布ロールの載置状態を安定させ、かつ巻芯
の飛出しや変形を防止したシリンダ洗浄装置を提供する
ことにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は巻芯を持つ洗浄布ロールから
供給される洗浄布をシリンダ外周に押し付けて該シリン
ダ外周面を洗浄するシリンダ洗浄装置であって、フレー
ムと、該フレームに支持され、シリンダに並行して配置
された横梁部材を有し、該横梁部材上に直接洗浄布ロー
ルの外周を載置する支承手段と、洗浄布ロールの外周に
当接される当接部材と、該当接部材を洗浄布ロールの径
の変化に追従させ、かつ支承手段の横梁部材に向けて動
かす機構とを有し、該当接部材と横梁部材との間で洗浄
布ロールを安定させるロール安定調整手段とを備えてい
ることを特徴とする。請求項1の構成によると、当接部
材を洗浄布ロールの径の変化に追従させ、かつ支承手段
の横梁部材に向けて動かすので、洗浄布ロールが横梁部
材上に安定状態で載置され、洗浄布をスムーズに送出す
ることができる。
【0004】また請求項2の発明は、請求項1の発明に
おいて、動かす機構は一端が軸に支持されたアームと、
該アームの自由端に回動自在に設けられた取付プレート
と、該取付プレートに取付けられた複数の当接部材と、
該当接部材が洗浄布ロールの外周に力を作用させる為、
前記アームを付勢する付勢手段とからなることを特徴と
する。請求項2の発明によれば、平行に配置された複数
の当接部材を洗浄布ロールの径の変化に追従させて回動
させることにより洗浄布の送出しによる径の変化に対し
ても安定した載置状態を保つことができる。また、当接
部材が回動自在の取り付けプレートに取り付けられてい
るので、両方の当接部材が洗浄布ロールの外周面にしっ
かりと当接し、この為、洗浄布ロールを安定して位置を
保つことが可能となる。特に、洗浄布ロールの径が小さ
くなって巻芯の径に近づくと不安定になり易くなるが、
当接部材の間で洗浄布ロールの位置がしっかりと保たれ
ることによって洗浄布の通路方向へ洗浄布ロールが動く
のを阻止されるため、洗浄布を使い切るまでスムーズか
つ確実な送出しが行われ、信頼性が向上される。
【0005】また請求項3の発明は、請求項2の発明に
おいて、アームの軸は洗浄布ロールの側部外周に対向す
る横梁部材とは該横梁部材の載置面を挟んで反対側に配
置され、洗浄布ロールの装着時にはアームの軸が洗浄布
ロールの長手方向の外周に接し、アームの軸と洗浄布ロ
ールの側部外周に対向する横梁部材との間で洗浄布ロー
ルの位置決めを行うことを特徴とする。請求項3の発明
によれば、洗浄布ロールのセット時に、洗浄布ロールを
載置面に落込むことにより、アーム軸と横梁部材により
位置決めされる為、洗浄布ロールの交換作業がし易く、
かつ布巻取シャフトへ洗浄布を巻付けるときの直線性が
出し易くなる。
【0006】また請求項4および5の発明は、請求項1
の発明において、当接部材は回転ローラ、あるいは非回
転ローラによって構成されている。請求項4および5の
構成によると、当接部材としてローラを用いることによ
りローラが洗浄布ロールの外周に線接触で当接され、洗
浄布との摩擦が少なくなり、スムーズな送出しが行われ
る。特に、回転ローラの場合は更に効果が上がる。
【0007】また請求項6の発明は、請求項2の発明に
おいて、洗浄布ロールの径の変化に追従して回動するア
ームに対して、該アームが逆向きに回動されるのを阻止
するロール飛出防止手段を備えていることを特徴とす
る。請求項6の発明によると、径小になった洗浄布ロー
ルに対して通常の洗浄布の送出し力を超えた大きな力が
作用し、引きずり出されたとき、洗浄布ロールが横梁部
材とアームに取付けた当接部材との間に挟まってロック
された状態となり、洗浄布の送出しが行われなくなる。
極端な場合はアームに取付けた当接部材およびアームが
破壊され、これがシリンダの方まで飛んでシリンダを損
傷させるが、通路の間隔を巻芯より狭くしておくことに
より洗浄布ロールのロックが起こらないので、上記の事
故を防止することができる。
【0008】また請求項7の発明は、請求項6の発明に
おいて、ロール飛出防止手段はアームの回動軌跡上に出
没可能に設けられた棒状阻止体と、該棒状阻止体をアー
ムの回動軌跡内に突出させる付勢手段とを備え、棒状阻
止体は洗浄布ロールの径の変化に追従して、アームが回
動するとき該アームの接触によってアームの回動軌跡外
に移動され、アームが棒状阻止体を通過して回動した後
に、棒状阻止体はアームの回動軌跡内に突出され、回動
とは逆向きにアームが回動したとき、棒状部材でアーム
の回動を阻止することを特徴とする。請求項7の発明に
よれば、ロール飛出防止機構が簡素化され、かつ棒状部
材をアームの回動軌跡内に突出させるので、確実にロー
ルの飛出しを防止することができ、安全性および信頼性
が向上される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。本実施形態は管状巻芯や棒状巻芯を持つ
洗浄布ロールが適用される。また、洗浄布は通常の布、
不織布、紙、プラスチックフィルムおよびそれらに処理
を加えたもの、あるいは類似のもので形成されている。
処理を加えた洗浄布としては、例えば予め液を含浸させ
たもの、あるいはゼリー状、ペースト状等の洗浄剤を塗
布したものも含まれる。
【0010】図1は本発明のシリンダ洗浄装置の基本構
成を示す断面図である。図1Aに新しい洗浄布ロールを
セットした状態を示す。また図1Bに洗浄布ロールの洗
浄布が終端に近い状態を示す。図2は平面図である。シ
リンダ洗浄装置1は図示を省略したブランケットシリン
ダなどの被洗浄シリンダ(以下シリンダと記す)の外周
面に対し、相対的に移動する帯状の洗浄布2が洗浄布ロ
ール3から送出され、布巻取シャフト4に巻取られる。
布巻取シャフト4は図示を省略した布送り用シリンダに
より、洗浄布巻取りレバー5、ワンウェイクラッチ6及
び軸継ぎ手7を介して、一方向に間欠的に回転駆動さ
れ、洗浄布2を巻取る。図中、右サイドプレート10側
の軸継ぎ手7には布巻取シャフト4を固定するための軸
固定機構40が設けられている。軸固定機構40は布巻
取シャフト4の軸端に係合する軸固定ピン41を布巻取
シャフト4の軸方向に出没させる構造になっている。布
巻取シャフト4を装着する場合、左側の軸端を一方の軸
継ぎ手7の穴7aに差し込んで連結した後に、右側の軸
端を他方の軸継ぎ手の溝7bに入れ、軸固定ピン29を
軸端に挿入して係合する。
【0011】シリンダに対向する側には洗浄布2の背面
側に係合するプレッシャーパッド8とパッド保持体とし
てのバックアップバー9が設けられている。バックアッ
プバー9は洗浄装置1の両サイドを形成するフレーム1
0を連結保持する為の横梁部材としてのサポートバー1
1に取り付けられている。プレッシャーパッド8は中実
部材、中空部材により構成されており、特に中空部材の
場合はエアの供給により膨張し、又はエアの排出により
収縮する膨張部材を用いることができる。図示の例では
中空部材が用いられている。中空部材8はゴムなどの弾
性体で断面がほぼコ字状に形成されており、中空部材8
の軸方向に平行な両端はそれぞれクランプバー13によ
りバックアップバー9の両側端面に固定されている。
【0012】横梁部材はサポートバー11および12か
らなり、ほぼ直交した配置でサイドプレート10に固定
されている。中空部材8とは反対側において、サポート
バー11と12によって洗浄布ロール3の支承エリアが
形成されている。水平なサポートバー12の上面は洗浄
布ロール3の載置面12aを形成している。洗浄布2の
供給によって洗浄布ロール3の径が小さくなるが、この
ロール径の変化は洗浄布ロール3から洗浄布2が離れる
ポイントを変移させる。つまり洗浄布ロール3の芯の位
置が変わってくる。洗浄布ロール3をサポートバー12
上に載置する場合においては、前述の変移において洗浄
布ロールから洗浄布を確実に供給できるようにするため
には洗浄布ロール3の位置を、サポートバーの載置面1
2aに対して常に安定させなければならない。その為の
ロール安定調整機構20が備えられている。
【0013】ロール安定調整機構20は洗浄布ロール3
をサポートバー11,12の内側、つまり載置面に接し
て安定させ、同時に、洗浄布ロール3および洗浄布ロー
ル3の巻芯3aの飛出し、あるいは巻芯3aの変形を防
止する機能を有する。クロスアーム22はロール安定調
整機構20は両サイドプレート10に取付けられたクロ
スアームシャフト21に回動自在に取付けられている。
それぞれのクロスアーム22は洗浄布ロール3の端面よ
り外方に位置され、図1に示す矢印方向に回動するよう
に付勢されている。アーム付勢手段はスプリング23に
より構成されている。
【0014】クロスアーム22の先端には取付プレート
24が自由回転可能に設けられている。取付プレート2
4には洗浄布ロール3の外周に当てられる当接部材25
が配されている。本例では当接部材25を回転ローラに
よって構成している。回転ローラは洗浄布ロール3の外
周における周方向の少なくとも2箇所に当接される回転
ローラ25Aと25Bからなっている。当接部材25は
回転しないローラやバーでも良い。図1Bに示すように
洗浄布ロール3の径が小さくなってもローラ間で洗浄布
ロール3の外周をしっかりつかまえるための間隔に回転
ローラ25Aと25Bを配置している。
【0015】クロスアーム軸21には回転可能なスリー
ブ26が嵌め込まれており、布巻取シャフト4に巻取ら
れる洗浄布が接触する。洗浄布とスリーブ26との間の
摩擦によってスリーブ26が回転し円滑な巻取り、即ち
洗浄布ロール3からの洗浄布の供給が実行される。また
スリーブ26の少なくとも上半分はサポートバー12の
載置面12aより上方に位置されている。洗浄布ロール
3を載置面12aに支承するとき、クロスアーム22を
図1Aにおいて左回転させて上方を広く開放する。そし
て洗浄布ロール3を上から入れて載置面12aに支承さ
せる。このとき、洗浄布ロール3の下部側方はスリーブ
26に当たり、サポートバー11の背面との間で安定さ
せ、位置決めする。クロスアーム22の保持を解除する
とスプリング力により図1Aにおいて右回転(矢印方
向)し、回転ローラ25A,25Bを洗浄布ロール3の
外周に当接させる。セットされた洗浄布ロール3は回転
ローラ25A,25Bによってサポートバー11側に押
されながら、載置面12の上に支承される為、スリーブ
26に接触状態にあった洗浄布ロール3の下部側方はス
リーブ26から離れる。好ましくは、上述のクロスアー
ム22を左回転させた状態を保持する為のアーム固定手
段としてノッチ(図示せず)が設けられる。ノッチはサ
イドプレート10に配置され、このサイドプレートから
突出させることによりクロスアームに係止する。
【0016】図2おいて、左サイドプレート10に支持
されたクロスアーム軸21の端部には洗浄布終端検知レ
バー27が取付けられており、この検知レバー27は供
給によって減少する洗浄布ロール3の径に追従するクロ
スアーム22と同じ方向に回動する。クロスアーム軸2
1が所定角度回転すると検知レバー27がスイッチ28
を押し、洗浄布の終端検知が行われる。図1Bに示すよ
うに洗浄布ロール3の径が小さくなると巻芯3aを変形
させる曲げ力が作用する。巻芯3aが変形すると洗浄布
の供給がスムーズに行われなくなる。径小になった洗浄
布ロール3を回転ローラ25A,25Bの間に位置させ
ることにより、洗浄布ロール3を曲げようとする力を回
転ローラ25Aが受け止め、巻芯3aの変形を防止す
る。従って、洗浄布終端まで洗浄布ロールを安定して支
承し、スムーズな送出しが確保される。径小の洗浄布ロ
ール3に作用する引張り力がクロスアーム22を付勢す
るスプリング力に打ち勝つと、クロスアーム22は図1
Bの反矢印方向に回動する。この回動によって回転ロー
ラ25Aとサポートバー25Aとの間の間隙が洗浄布ロ
ールの径より大きくなると洗浄布ロール3は飛出す。こ
のような洗浄布ロール3の飛出しを阻止するためのロー
ル飛出防止機構30を備えている。
【0017】ローラ飛出防止機構30の実施形態を説明
する。図1において、サポートバー11には棒状阻止体
31がクロスアーム22の方向に進退可能に設けられて
いる。棒状阻止体31は組込まれたスプリングにより、
図2に示す如く、常時クロスアーム22の回動軌跡上に
突出している。棒状部材31の先端は傾斜したカム面3
1aが形成されている。クロスアーム22は洗浄布ロー
ル3の径の変化に追従して動く過程でカム面31aに当
たる。図3に示すように、その後のクロスアーム22の
動きによって棒状部材31を押して後退させる。
【0018】クロスアーム22がカム面31aから外れ
ると、図4に示すように棒状阻止体31はスプリングに
より矢印方向に突出する。この状態からクロスアーム2
2を左回転させると、図5に示すようにクロスアーム2
2が棒状阻止体31に突当たりそれ以上の回転が阻止さ
れる。洗浄動作中に洗浄布2を介して洗浄布ロール3に
強い引張り力が働いたとき、洗浄布ロール3は回転ロー
ラ25Aと25Bの間から出で、図示の矢印方向へ飛出
す動きをする。このような洗浄布ロール3の動きはクロ
スアーム22を左回転(矢印方向)させる。しかし、ク
ロスアーム22の動きは棒状阻止体31によって止めら
れる為、回転ローラ25Aとサポートバー11の間の隙
間Gは洗浄布ロール3の径より小さく維持される。その
結果、洗浄布ロール3は回転ローラ25Aとサポートバ
ー11の隙間を通過することができず、飛出しが阻止さ
れる。 新たな洗浄布ロール3をセットする場合はツマ
ミ32を引張って棒状阻止体31をクロスアーム22の
回動軌跡の外に後退させた後に、クロスアーム22を大
きく回動させる。本実施形態では洗浄布を回転ローラ2
5Aの外側に沿って送出す構造により説明したが、回転
ローラ25Aと25Bとの間を通して送出させることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシリンダ洗浄装置の基本構成を示す
もので、図1Aは新しい洗浄布ロールをセットした状
態、また図1Bは洗浄布ロールの洗浄布が終端に近い状
態の断面図である。
【図2】 図1を上方から見た展開平面図である。
【図3】 ロール飛出防止機構のクロスアームが棒状部
材に作用した時の説明図である。
【図4】 図3に続く作動の説明図である。
【図5】 ロール飛出防止機構の機能説明図である。
【符号の説明】
1…シリンダ洗浄装置、2…洗浄布、3…洗浄布ロー
ル、4…布巻取シャフト、5…布巻取りレバー、8…プ
レッシャーパッド、10…サイドプレート、11,12
…サポートバー、12a…洗浄布ロールの載置面、20
…ロール安定調整機構、22…クロスアーム、24…取
付プレート、25A,25B…回転ローラ、23…スプ
リング、27…洗浄布終端検知レバー、30…ロール飛
出防止機構、31…棒状部材、40…軸固定機構

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯を持つ洗浄布ロールから供給される
    洗浄布をシリンダ外周に押し付けて該シリンダ外周面を
    洗浄するシリンダ洗浄装置であって、 フレームと、 該フレームに支持され、前記シリンダに並行して配置さ
    れた横梁部材を有し、該横梁部材上に直接洗浄布ロール
    の外周を載置する支承手段と、 前記洗浄布ロールの外周に当接される当接部材と、該当
    接部材を洗浄布ロールの径の変化に追従させ、かつ前記
    支承手段の横梁部材に向けて動かす機構とを有し、該当
    接部材と前記横梁部材との間で洗浄布ロールを安定させ
    るロール安定調整手段と、 を備えていることを特徴とするシリンダ洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記動かす機構は一端が軸に支持された
    アームと、該アームの自由端に回動自在に設けられた取
    付プレートと、該取付プレートに取付けられた複数の当
    接部材と、該当接部材が洗浄布ロールの外周に力を作用
    させる為、前記アームを付勢する付勢手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のシリンダ洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記アームの軸は洗浄布ロールの側部外
    周に対向する横梁部材とは該横梁部材の載置面を挟んで
    反対側に配置され、 洗浄布ロールの装着時には前記アームの軸が洗浄布ロー
    ルの長手方向の外周に接し、前記アームの軸と前記洗浄
    布ロールの側部外周に対向する横梁部材との間で洗浄布
    ロールの位置決めを行うことを特徴とする請求項2記載
    のシリンダ洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記当接部材は回転ローラによって構成
    されていることを特徴とする請求項1記載のシリンダ洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】 前記当接部材は非回転ローラによって構
    成されていることを特徴とする請求項1記載のシリンダ
    洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記洗浄布ロールの径の変化に追従して
    回動するアームに対して、該アームが逆向きに回動され
    るのを阻止するロール飛出防止手段を備えていることを
    特徴とする請求項2記載のシリンダ洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記ロール飛出防止手段はアームの回動
    軌跡上に出没可能に設けられた棒状阻止体と、該棒状阻
    止体をアームの回動軌跡内に突出させる付勢手段とを備
    え、 前記棒状阻止体は洗浄布ロールの径の変化に追従して、
    前記アームが回動するとき該アームの接触によってアー
    ムの回動軌跡外に移動され、 前記アームが棒状阻止体を通過して回動した後に、前記
    棒状阻止体はアームの回動軌跡内に突出され、 前記回動とは逆向きにアームが回動したとき、前記棒状
    部材でアームの回動を阻止することを特徴とする請求項
    6記載のシリンダ洗浄装置。
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