JPH106597A - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
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- JPH106597A JPH106597A JP18005796A JP18005796A JPH106597A JP H106597 A JPH106597 A JP H106597A JP 18005796 A JP18005796 A JP 18005796A JP 18005796 A JP18005796 A JP 18005796A JP H106597 A JPH106597 A JP H106597A
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- cassette
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクリボンの交換を可能にするとともに、
交換作業を容易且つ迅速にすること。 【解決手段】 カセット本体1と、該カセット本体1に
係止されバネ部材2が保持される保持部材3と、該保持
部材およびカセット本体に軸支される一対の軸付きフラ
ンジ4と、該一対の軸付きフランジ4の軸方向両端に配
設されインクリボン6がロール状に巻装される巻芯5と
から成り、前記一方の軸付きフランジを押圧することに
より該インクリボン6に対して抵抗を付与し得る構成よ
り成るインクリボンカセット。
交換作業を容易且つ迅速にすること。 【解決手段】 カセット本体1と、該カセット本体1に
係止されバネ部材2が保持される保持部材3と、該保持
部材およびカセット本体に軸支される一対の軸付きフラ
ンジ4と、該一対の軸付きフランジ4の軸方向両端に配
設されインクリボン6がロール状に巻装される巻芯5と
から成り、前記一方の軸付きフランジを押圧することに
より該インクリボン6に対して抵抗を付与し得る構成よ
り成るインクリボンカセット。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボンがロ
ール状に巻装される巻芯の軸方向両端に一対のフランジ
が配設されるとともにカセット内に軸支され、保持部材
が前記カセットに係止され、少なくとも一方のフランジ
を押圧することにより該インクリボンの回転に対する抵
抗を付与するバネ手段が前記保持部材に保持されている
インクリボンカセットに関する。
ール状に巻装される巻芯の軸方向両端に一対のフランジ
が配設されるとともにカセット内に軸支され、保持部材
が前記カセットに係止され、少なくとも一方のフランジ
を押圧することにより該インクリボンの回転に対する抵
抗を付与するバネ手段が前記保持部材に保持されている
インクリボンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写型ラベルプリンターにおけ
る第1のインクリボンカセットは、図8に示されるよう
にインクリボンがロール状に巻装される巻芯Sと該イン
クリボンの両端に配設されるフランジFとが一体に形成
されたリールRが、カセットC内に軸支され、一方のフ
ランジFとカセットCとの間にバネ部材Bが介挿され、
前記リールRを押圧することにより、他方のフランジF
が前記カセットCの側壁CSに接触させ摩擦抵抗を付与
して、搬送されるインクリボンに一定の張力を与えるも
のであった。
る第1のインクリボンカセットは、図8に示されるよう
にインクリボンがロール状に巻装される巻芯Sと該イン
クリボンの両端に配設されるフランジFとが一体に形成
されたリールRが、カセットC内に軸支され、一方のフ
ランジFとカセットCとの間にバネ部材Bが介挿され、
前記リールRを押圧することにより、他方のフランジF
が前記カセットCの側壁CSに接触させ摩擦抵抗を付与
して、搬送されるインクリボンに一定の張力を与えるも
のであった。
【0003】従来の熱転写型ラベルプリンターにおける
第2のインクリボンカセットは、図9および図10に示
されるようにインクリボンがロール状に巻装される巻芯
Sの両端のスリットSTにカセットC内に軸支されたフ
ランジ付き軸Fの突起Pが係合され、前記一方のフラン
ジ付き軸FとカセットCとの間にバネ部材Bが介挿さ
れ、前記一方のフランジ付き軸Fを押圧することによ
り、他方のフランジ付き軸Fが前記カセットCの側壁C
Sに接触させ摩擦抵抗を付与して、搬送されるインクリ
ボンに一定の張力を与えるものであった。
第2のインクリボンカセットは、図9および図10に示
されるようにインクリボンがロール状に巻装される巻芯
Sの両端のスリットSTにカセットC内に軸支されたフ
ランジ付き軸Fの突起Pが係合され、前記一方のフラン
ジ付き軸FとカセットCとの間にバネ部材Bが介挿さ
れ、前記一方のフランジ付き軸Fを押圧することによ
り、他方のフランジ付き軸Fが前記カセットCの側壁C
Sに接触させ摩擦抵抗を付与して、搬送されるインクリ
ボンに一定の張力を与えるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1のイン
クリボンカセットは、図8に示されるようなカセット構
造より成るので、インクリボンが無くなった時にカセッ
ト毎交換するものであるが、インクリボンがロール状に
巻装される前記巻芯Sと該インクリボンの両端に配設さ
れる前記フランジFとが一体に形成された前記リールR
が、前記カセットC内に軸支されるものであるため、イ
ンクリボンのみを交換することは基本的には出来ないと
ともに、あえて交換するとすると非常に面倒であり、時
間を要するという問題があった。
クリボンカセットは、図8に示されるようなカセット構
造より成るので、インクリボンが無くなった時にカセッ
ト毎交換するものであるが、インクリボンがロール状に
巻装される前記巻芯Sと該インクリボンの両端に配設さ
れる前記フランジFとが一体に形成された前記リールR
が、前記カセットC内に軸支されるものであるため、イ
ンクリボンのみを交換することは基本的には出来ないと
ともに、あえて交換するとすると非常に面倒であり、時
間を要するという問題があった。
【0005】また上記従来の第2のインクリボンカセッ
トは、図9および図10に示されるようにインクリボン
がロール状に巻装される前記巻芯Sの両端の前記スリッ
トSTに前記カセットC内に軸支されたフランジ付き軸
Fの前記突起Pが係合されるものであるため、インクリ
ボンのみの交換は一応可能であるが、下記の理由により
迅速且つ容易に行うことが出来ないという問題があっ
た。
トは、図9および図10に示されるようにインクリボン
がロール状に巻装される前記巻芯Sの両端の前記スリッ
トSTに前記カセットC内に軸支されたフランジ付き軸
Fの前記突起Pが係合されるものであるため、インクリ
ボンのみの交換は一応可能であるが、下記の理由により
迅速且つ容易に行うことが出来ないという問題があっ
た。
【0006】すなわち取外す場合は、前記インクリボ
ン、巻芯S、フランジ付き軸F全てを、前記バネ部材B
を縮めた状態で且つ該バネ部材Bが落ちないように配慮
しながら取外す必要があるとともに、取り付ける場合
は、前記インクリボン、巻芯S、フランジ付き軸Fを全
て組み付けた状態で保持し、フランジ付き軸Fの軸部分
にバネ部材Bを保持して、且つ縮めながらカセットC内
に取り付けなければならないため、作業が煩雑であると
ともに、インクリボンに印刷抜けなどの原因になるしわ
を発生する場合があるとともに、長時間を要するという
問題があった。
ン、巻芯S、フランジ付き軸F全てを、前記バネ部材B
を縮めた状態で且つ該バネ部材Bが落ちないように配慮
しながら取外す必要があるとともに、取り付ける場合
は、前記インクリボン、巻芯S、フランジ付き軸Fを全
て組み付けた状態で保持し、フランジ付き軸Fの軸部分
にバネ部材Bを保持して、且つ縮めながらカセットC内
に取り付けなければならないため、作業が煩雑であると
ともに、インクリボンに印刷抜けなどの原因になるしわ
を発生する場合があるとともに、長時間を要するという
問題があった。
【0007】そこで本発明者らは、少なくとも一方のフ
ランジを押圧することにより前記インクリボンを挾着す
る方向に付勢して該インクリボンの回転に対する抵抗を
付与するバネ手段を前記カセットに係止された保持部材
内に保持するという本発明の技術的思想に着眼し、さら
に研究開発を重ねた結果、インクリボンの交換を可能に
するとともに、交換作業を容易且つ迅速にするという目
的を達成するものである。
ランジを押圧することにより前記インクリボンを挾着す
る方向に付勢して該インクリボンの回転に対する抵抗を
付与するバネ手段を前記カセットに係止された保持部材
内に保持するという本発明の技術的思想に着眼し、さら
に研究開発を重ねた結果、インクリボンの交換を可能に
するとともに、交換作業を容易且つ迅速にするという目
的を達成するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)のインクリボンカセットは、インクリボン
がロール状に巻装される巻芯の軸方向両端に一対のフラ
ンジが配設されるとともにカセット内に軸支され、保持
部材が前記カセットに係止され、少なくとも一方のフラ
ンジを押圧することにより該インクリボンの回転に対す
る抵抗を付与するバネ手段が前記保持部材に保持されて
いるものである。
の第1発明)のインクリボンカセットは、インクリボン
がロール状に巻装される巻芯の軸方向両端に一対のフラ
ンジが配設されるとともにカセット内に軸支され、保持
部材が前記カセットに係止され、少なくとも一方のフラ
ンジを押圧することにより該インクリボンの回転に対す
る抵抗を付与するバネ手段が前記保持部材に保持されて
いるものである。
【0009】本発明(請求項2に記載の第2発明)のイ
ンクリボンカセットは、前記第1発明において、前記一
対のフランジが、前記巻芯に係合するとともにカセット
内に軸支される軸付きフランジによって構成されるもの
である。
ンクリボンカセットは、前記第1発明において、前記一
対のフランジが、前記巻芯に係合するとともにカセット
内に軸支される軸付きフランジによって構成されるもの
である。
【0010】本発明(請求項3に記載の第3発明)のイ
ンクリボンカセットは、前記第2発明に対して、前記保
持部材が、前記軸付きフランジの一方を軸支する軸支部
を有し、軸方向移動可能に前記カセットに係止されるも
のである。
ンクリボンカセットは、前記第2発明に対して、前記保
持部材が、前記軸付きフランジの一方を軸支する軸支部
を有し、軸方向移動可能に前記カセットに係止されるも
のである。
【0011】本発明(請求項4に記載の第4発明)のイ
ンクリボンカセットは、前記第3発明において、前記バ
ネ手段が、前記保持部材と前記カセットとの間に介挿さ
れたコイルスプリングによって構成されているものであ
る。
ンクリボンカセットは、前記第3発明において、前記バ
ネ手段が、前記保持部材と前記カセットとの間に介挿さ
れたコイルスプリングによって構成されているものであ
る。
【0012】本発明(請求項5に記載の第5発明)のイ
ンクリボンカセットは、前記第4発明において、前記軸
付きフランジが、軸状の突出部を有し、前記保持部材
が、前記コイルスプリングの一端が当接するフランジ部
に、前記軸状の突出部を横方向から挿入するための弾性
変形可能な開口部が形成される中空円筒状の突出部が形
成されたものである。
ンクリボンカセットは、前記第4発明において、前記軸
付きフランジが、軸状の突出部を有し、前記保持部材
が、前記コイルスプリングの一端が当接するフランジ部
に、前記軸状の突出部を横方向から挿入するための弾性
変形可能な開口部が形成される中空円筒状の突出部が形
成されたものである。
【0013】本発明(請求項6に記載の第6発明)のイ
ンクリボンカセットは、前記第5発明において、前記保
持部材の前記フランジ部に、前記カセットの円形の穴部
に軸方向移動可能に挿入される円筒軸部が同軸的に形成
されるとともに、前記カセットの側壁に形成された孔内
に挿入して係止される複数の係止爪が形成されたもので
ある。
ンクリボンカセットは、前記第5発明において、前記保
持部材の前記フランジ部に、前記カセットの円形の穴部
に軸方向移動可能に挿入される円筒軸部が同軸的に形成
されるとともに、前記カセットの側壁に形成された孔内
に挿入して係止される複数の係止爪が形成されたもので
ある。
【0014】(作用)上記構成より成る第1発明のイン
クリボンカセットは、軸方向両端に前記一対のフランジ
が配設されるとともに前記カセット内に軸支された前記
巻芯に前記インクリボンがロール状に巻装され、前記カ
セットに係止された前記保持部材に保持されている前記
バネ手段が、少なくとも一方の前記フランジを押圧する
ことにより、フランジとカセットの側壁との接触摩擦に
より該インクリボンの回転に対する抵抗によって張力を
付与するものである。
クリボンカセットは、軸方向両端に前記一対のフランジ
が配設されるとともに前記カセット内に軸支された前記
巻芯に前記インクリボンがロール状に巻装され、前記カ
セットに係止された前記保持部材に保持されている前記
バネ手段が、少なくとも一方の前記フランジを押圧する
ことにより、フランジとカセットの側壁との接触摩擦に
より該インクリボンの回転に対する抵抗によって張力を
付与するものである。
【0015】上記構成より成る第2発明のインクリボン
カセットは、前記巻芯の軸方向両端において前記一対の
軸付きフランジが係合され、前記カセット内に軸支され
た前記巻芯に前記インクリボンがロール状に巻装され、
前記カセットに係止された前記保持部材に保持されてい
る前記バネ手段が、少なくとも一方の前記軸付きフラン
ジを押圧することにより、前記軸付きフランジとカセッ
トの側壁との接触摩擦により該インクリボンの回転に対
する抵抗によって張力を付与するものである。
カセットは、前記巻芯の軸方向両端において前記一対の
軸付きフランジが係合され、前記カセット内に軸支され
た前記巻芯に前記インクリボンがロール状に巻装され、
前記カセットに係止された前記保持部材に保持されてい
る前記バネ手段が、少なくとも一方の前記軸付きフラン
ジを押圧することにより、前記軸付きフランジとカセッ
トの側壁との接触摩擦により該インクリボンの回転に対
する抵抗によって張力を付与するものである。
【0016】上記構成より成る第3発明のインクリボン
カセットは、前記巻芯の軸方向両端に配設された前記一
対の軸付きフランジが前記保持部材の前記軸支部に軸支
され、該一対の軸付きフランジに軸支された前記巻芯に
前記インクリボンがロール状に巻装され、前記カセット
に軸方向移動可能に係止された前記保持部材に保持され
ている前記バネ手段が、少なくとも一方の前記軸付きフ
ランジを押圧することにより、前記軸付きフランジとカ
セットの側壁との接触摩擦により該インクリボンの回転
に対する抵抗によって張力を付与するものである。
カセットは、前記巻芯の軸方向両端に配設された前記一
対の軸付きフランジが前記保持部材の前記軸支部に軸支
され、該一対の軸付きフランジに軸支された前記巻芯に
前記インクリボンがロール状に巻装され、前記カセット
に軸方向移動可能に係止された前記保持部材に保持され
ている前記バネ手段が、少なくとも一方の前記軸付きフ
ランジを押圧することにより、前記軸付きフランジとカ
セットの側壁との接触摩擦により該インクリボンの回転
に対する抵抗によって張力を付与するものである。
【0017】上記構成より成る第4発明のインクリボン
カセットは、前記巻芯の軸方向両端に配設された前記一
対の軸付きフランジが前記保持部材の前記軸支部に軸支
され、該一対の軸付きフランジに軸支された前記巻芯に
前記インクリボンがロール状に巻装され、前記カセット
に軸方向移動可能に係止された前記保持部材に保持され
該保持部材と前記カセットとの間に介挿された前記コイ
ルスプリングが、少なくとも一方の前記軸付きフランジ
を押圧することにより、前記軸付きフランジとカセット
の側壁との接触摩擦により該インクリボンの回転に対す
る抵抗によって張力を付与するものである。
カセットは、前記巻芯の軸方向両端に配設された前記一
対の軸付きフランジが前記保持部材の前記軸支部に軸支
され、該一対の軸付きフランジに軸支された前記巻芯に
前記インクリボンがロール状に巻装され、前記カセット
に軸方向移動可能に係止された前記保持部材に保持され
該保持部材と前記カセットとの間に介挿された前記コイ
ルスプリングが、少なくとも一方の前記軸付きフランジ
を押圧することにより、前記軸付きフランジとカセット
の側壁との接触摩擦により該インクリボンの回転に対す
る抵抗によって張力を付与するものである。
【0018】上記構成より成る第5発明のインクリボン
カセットは、前記第4発明において、前記軸付きフラン
ジの前記軸状の突出部が、前記コイルスプリングの一端
が当接する前記保持部材の前記フランジ部に形成された
前記中空円筒状の突出部に形成された弾性変形可能な前
記開口部を介して前記中空円筒状の突出部に挿入され、
該中空円筒状の突出部に挿入された前記軸付きフランジ
の前記軸状の突出部が前記開口部を介して取り外され
る。
カセットは、前記第4発明において、前記軸付きフラン
ジの前記軸状の突出部が、前記コイルスプリングの一端
が当接する前記保持部材の前記フランジ部に形成された
前記中空円筒状の突出部に形成された弾性変形可能な前
記開口部を介して前記中空円筒状の突出部に挿入され、
該中空円筒状の突出部に挿入された前記軸付きフランジ
の前記軸状の突出部が前記開口部を介して取り外され
る。
【0019】上記構成より成る第6発明のインクリボン
カセットは、前記第5発明において、前記保持部材の前
記フランジ部に同軸的に形成された前記円筒軸部が、前
記カセットの円形の穴部に軸方向移動可能に挿入される
とともに、前記保持部材の前記フランジ部に形成された
前記複数の係止爪が前記カセットの側壁に形成された孔
内に挿入して係止され、該保持部材の回転が阻止され、
前記軸付きフランジおよび前記巻芯が軸支される。
カセットは、前記第5発明において、前記保持部材の前
記フランジ部に同軸的に形成された前記円筒軸部が、前
記カセットの円形の穴部に軸方向移動可能に挿入される
とともに、前記保持部材の前記フランジ部に形成された
前記複数の係止爪が前記カセットの側壁に形成された孔
内に挿入して係止され、該保持部材の回転が阻止され、
前記軸付きフランジおよび前記巻芯が軸支される。
【0020】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明のインクリボ
ンカセットは、前記フランジと前記カセットの側壁との
接触摩擦により該インクリボンに対して張力付与を可能
にするとともに、前記バネ手段が、前記カセットに係止
された前記保持部材に保持されているので、インクリボ
ンの交換作業を容易且つ迅速にするという効果を奏す
る。
ンカセットは、前記フランジと前記カセットの側壁との
接触摩擦により該インクリボンに対して張力付与を可能
にするとともに、前記バネ手段が、前記カセットに係止
された前記保持部材に保持されているので、インクリボ
ンの交換作業を容易且つ迅速にするという効果を奏す
る。
【0021】上記作用を奏する第2発明のインクリボン
カセットは、前記インクリボンがロール状に巻装される
前記巻芯の軸方向両端が、前記一対の軸付きフランジに
よって係合されているので、前記巻芯の交換作業を容易
且つ迅速にするという効果を奏する。
カセットは、前記インクリボンがロール状に巻装される
前記巻芯の軸方向両端が、前記一対の軸付きフランジに
よって係合されているので、前記巻芯の交換作業を容易
且つ迅速にするという効果を奏する。
【0022】上記作用を奏する第3発明のインクリボン
カセットは、前記巻芯の軸方向両端に配設された前記一
対の軸付きフランジが前記保持部材の前記軸支部に軸支
されているので、前記巻芯および前記一対の軸付きフラ
ンジの交換作業を容易且つ迅速にするという効果を奏す
る。
カセットは、前記巻芯の軸方向両端に配設された前記一
対の軸付きフランジが前記保持部材の前記軸支部に軸支
されているので、前記巻芯および前記一対の軸付きフラ
ンジの交換作業を容易且つ迅速にするという効果を奏す
る。
【0023】上記作用を奏する第4発明のインクリボン
カセットは、前記カセットに軸方向移動可能に係止され
た前記保持部材に保持され該保持部材と前記カセットと
の間に介挿された前記コイルスプリングが、少なくとも
一方の前記軸付きフランジを押圧することにより、前記
軸付きフランジとカセットの側壁との接触摩擦により該
インクリボンの回転に対する抵抗によって張力を付与す
るので、簡単な構成により一様な張力付与を可能にする
という効果を奏する。
カセットは、前記カセットに軸方向移動可能に係止され
た前記保持部材に保持され該保持部材と前記カセットと
の間に介挿された前記コイルスプリングが、少なくとも
一方の前記軸付きフランジを押圧することにより、前記
軸付きフランジとカセットの側壁との接触摩擦により該
インクリボンの回転に対する抵抗によって張力を付与す
るので、簡単な構成により一様な張力付与を可能にする
という効果を奏する。
【0024】上記作用を奏する第5発明のインクリボン
カセットは、前記第4発明の効果に加え、前記軸付きフ
ランジの前記軸状の突出部が、前記コイルスプリングの
一端が当接する前記保持部材の前記フランジ部に形成さ
れた前記中空円筒状の突出部に形成された弾性変形可能
な前記開口部を介して前記中空円筒状の突出部に挿入さ
れ、該中空円筒状の突出部に挿入された前記軸付きフラ
ンジの前記軸状の突出部が前記開口部を介して取り外さ
れるので、前記巻芯の交換作業を一層容易且つ迅速にす
るという効果を奏する。
カセットは、前記第4発明の効果に加え、前記軸付きフ
ランジの前記軸状の突出部が、前記コイルスプリングの
一端が当接する前記保持部材の前記フランジ部に形成さ
れた前記中空円筒状の突出部に形成された弾性変形可能
な前記開口部を介して前記中空円筒状の突出部に挿入さ
れ、該中空円筒状の突出部に挿入された前記軸付きフラ
ンジの前記軸状の突出部が前記開口部を介して取り外さ
れるので、前記巻芯の交換作業を一層容易且つ迅速にす
るという効果を奏する。
【0025】上記作用を奏する第6発明のインクリボン
カセットは、前記第5発明の効果に加え、前記保持部材
の前記フランジ部に同軸的に形成された前記円筒軸部
が、前記カセットの円形の穴部に軸方向移動可能に挿入
されるとともに、前記保持部材の前記フランジ部に形成
された前記複数の係止爪が前記カセットの側壁に形成さ
れた孔内に挿入して係止され、該保持部材の回転が阻止
されるので、前記軸付きフランジおよび前記巻芯が弾性
的に確実に軸支されるという効果を奏する。
カセットは、前記第5発明の効果に加え、前記保持部材
の前記フランジ部に同軸的に形成された前記円筒軸部
が、前記カセットの円形の穴部に軸方向移動可能に挿入
されるとともに、前記保持部材の前記フランジ部に形成
された前記複数の係止爪が前記カセットの側壁に形成さ
れた孔内に挿入して係止され、該保持部材の回転が阻止
されるので、前記軸付きフランジおよび前記巻芯が弾性
的に確実に軸支されるという効果を奏する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
【0027】(第1実施形態)本第1実施形態のインク
リボンカセットは、図1ないし図7に示されるようにカ
セット本体1と、該カセット本体1に係止されバネ部材
2が保持される保持部材3と、該保持部材およびカセッ
ト本体に軸支される一対の軸付きフランジ4と、該一対
の軸付きフランジ4の軸方向両端に配設されインクリボ
ン6がロール状に巻装される巻芯5とから成り、前記一
方の軸付きフランジを押圧することにより該インクリボ
ン6の回転に対する抵抗を付与し得る構成より成るもの
である。
リボンカセットは、図1ないし図7に示されるようにカ
セット本体1と、該カセット本体1に係止されバネ部材
2が保持される保持部材3と、該保持部材およびカセッ
ト本体に軸支される一対の軸付きフランジ4と、該一対
の軸付きフランジ4の軸方向両端に配設されインクリボ
ン6がロール状に巻装される巻芯5とから成り、前記一
方の軸付きフランジを押圧することにより該インクリボ
ン6の回転に対する抵抗を付与し得る構成より成るもの
である。
【0028】前記カセット本体1は、ロール状に巻装さ
れた前記インクリボンが送り出される送り出し部16を
構成する巻芯5と送り出された前記インクリボンがサー
マルヘッド部15を通過した後巻き取られる巻き取り部
17を構成する巻芯5が水平方向において一定の間隔を
隔てて回転可能に並設され、上記一対の巻芯5は同一構
成のため一方の巻芯について以下代表的に説明する。
れた前記インクリボンが送り出される送り出し部16を
構成する巻芯5と送り出された前記インクリボンがサー
マルヘッド部15を通過した後巻き取られる巻き取り部
17を構成する巻芯5が水平方向において一定の間隔を
隔てて回転可能に並設され、上記一対の巻芯5は同一構
成のため一方の巻芯について以下代表的に説明する。
【0029】前記保持部材3は、図1、図5および図6
に示されるように前記コイルスプリングの一端が当接す
るリング状のフランジ部30の一面301に前記カセッ
ト本体1の側壁11の円形の穴部13に軸方向移動可能
に挿入される中空円筒軸部31が同軸的に形成されると
ともに、前記フランジ部30の他面302に中空円筒状
の突出部32が形成されている。
に示されるように前記コイルスプリングの一端が当接す
るリング状のフランジ部30の一面301に前記カセッ
ト本体1の側壁11の円形の穴部13に軸方向移動可能
に挿入される中空円筒軸部31が同軸的に形成されると
ともに、前記フランジ部30の他面302に中空円筒状
の突出部32が形成されている。
【0030】該中空円筒状の突出部32には、図1、図
6および図7に示されるように後述する前記軸付きフラ
ンジ4の軸状の突出部41を横方向外方から挿入するた
めの弾性変形可能な円弧状爪片331が突設され、前記
軸付きフランジ4の前記軸状の突出部41の直径より若
干小さな対向間隔の開口部33が形成され、横断面Ω状
の形状より成る。
6および図7に示されるように後述する前記軸付きフラ
ンジ4の軸状の突出部41を横方向外方から挿入するた
めの弾性変形可能な円弧状爪片331が突設され、前記
軸付きフランジ4の前記軸状の突出部41の直径より若
干小さな対向間隔の開口部33が形成され、横断面Ω状
の形状より成る。
【0031】前記保持部材3のフランジ30には、図
1、図4および図6に示されるように軸方向に延在する
とともに先端に直角な突出部341を備えた上下の係止
爪34が突設され、前記カセット本体1の側壁11の上
下に形成された矩形孔14内に挿入して係止されるよう
に構成されている。
1、図4および図6に示されるように軸方向に延在する
とともに先端に直角な突出部341を備えた上下の係止
爪34が突設され、前記カセット本体1の側壁11の上
下に形成された矩形孔14内に挿入して係止されるよう
に構成されている。
【0032】前記バネ部材2は、図1および図5に示さ
れるように前記保持部材3の前記フランジ部30の一面
301と前記カセット本体1の側壁11の内壁面との間
に圧縮して介挿され所定のバネ定数に設定された、図1
中右側の軸付きフランジ4を左方に押圧するコイルスプ
リング20によって構成されている。
れるように前記保持部材3の前記フランジ部30の一面
301と前記カセット本体1の側壁11の内壁面との間
に圧縮して介挿され所定のバネ定数に設定された、図1
中右側の軸付きフランジ4を左方に押圧するコイルスプ
リング20によって構成されている。
【0033】前記軸付きフランジ4は、図1および図6
に示されるようにリング状のフランジ部40と、前記保
持部材3の前記中空円筒状の突出部32に介挿される該
フランジ部40の一面401に形成された中空円筒体の
軸状の突出部41と、前記巻芯5の両端を軸支する前記
フランジ部40の他面402に形成された有底中空円筒
体の軸状の突出部42とから成る。
に示されるようにリング状のフランジ部40と、前記保
持部材3の前記中空円筒状の突出部32に介挿される該
フランジ部40の一面401に形成された中空円筒体の
軸状の突出部41と、前記巻芯5の両端を軸支する前記
フランジ部40の他面402に形成された有底中空円筒
体の軸状の突出部42とから成る。
【0034】前記巻芯5は、図1および図2に示される
ようにロール状に巻装された前記インクリボンの幅に相
当する軸方向長さを有し、前記軸付きフランジ4の前記
有底中空円筒体の軸状の突出部42に係合する内径を有
する中空円筒体50より成り、両端が左右の前記軸付き
フランジ4の前記有底中空円筒体の軸状の突出部42に
一体的に係合され、前記インクリボンがロール状に巻装
されるリールを構成する。
ようにロール状に巻装された前記インクリボンの幅に相
当する軸方向長さを有し、前記軸付きフランジ4の前記
有底中空円筒体の軸状の突出部42に係合する内径を有
する中空円筒体50より成り、両端が左右の前記軸付き
フランジ4の前記有底中空円筒体の軸状の突出部42に
一体的に係合され、前記インクリボンがロール状に巻装
されるリールを構成する。
【0035】上記構成より成る第1実施形態のインクリ
ボンカセットは、前記巻き取り部17の前記巻芯5が回
転駆動され前記インクリボンが巻き取られると、前記送
り出し部16の前記巻芯5にロール状に巻装された前記
インクリボンが送り出される。
ボンカセットは、前記巻き取り部17の前記巻芯5が回
転駆動され前記インクリボンが巻き取られると、前記送
り出し部16の前記巻芯5にロール状に巻装された前記
インクリボンが送り出される。
【0036】この時において、前記バネ部材2を構成す
る前記コイルスプリング20が、その付勢力によって図
1中右側の軸付きフランジ4を左方に押圧しているの
で、前記巻芯5を介して図1中左側の軸付きフランジ4
が、前記カセット本体1の図1中左方の側壁12に押し
つけられ、その摩擦によって軸付きフランジ4に摩擦反
力が作用することにより、前記インクリボンに張力が付
与される。
る前記コイルスプリング20が、その付勢力によって図
1中右側の軸付きフランジ4を左方に押圧しているの
で、前記巻芯5を介して図1中左側の軸付きフランジ4
が、前記カセット本体1の図1中左方の側壁12に押し
つけられ、その摩擦によって軸付きフランジ4に摩擦反
力が作用することにより、前記インクリボンに張力が付
与される。
【0037】送り出し部の前記巻芯5にロール状に巻装
された前記インクリボンが全て送り出され、前記サーマ
ルヘッド12における印字が行われた前記インクリボン
が巻き取り部の前記巻芯5に巻き取られると、前記カセ
ット本体内の巻芯5が交換される。
された前記インクリボンが全て送り出され、前記サーマ
ルヘッド12における印字が行われた前記インクリボン
が巻き取り部の前記巻芯5に巻き取られると、前記カセ
ット本体内の巻芯5が交換される。
【0038】前記巻芯5の両端に係合した前記一対の軸
付きフランジ4の前記軸状の突出部41が、前記コイル
スプリング20が保持された前記保持部材3の前記中空
円筒状の突出部32内に介挿され軸支されているので、
前記開口部33に突設された前記円弧状爪片331を弾
性変形させて前記開口部33から図6中の矢印の方向に
沿って引き抜かれる。
付きフランジ4の前記軸状の突出部41が、前記コイル
スプリング20が保持された前記保持部材3の前記中空
円筒状の突出部32内に介挿され軸支されているので、
前記開口部33に突設された前記円弧状爪片331を弾
性変形させて前記開口部33から図6中の矢印の方向に
沿って引き抜かれる。
【0039】前記軸付きフランジ4の前記軸状の突出部
41が、前記開口部33から引き抜かれると、前記保持
部材3内に弾性変形されて保持されている前記コイルス
プリング20が伸びることにより、前記保持部材3の左
端が図1中左方に移動し、フランジ部30に突設した係
止爪34の先端341が前記カセット本体1の側壁11
に形成された前記矩形孔14に係合して、前記移動が停
止する。
41が、前記開口部33から引き抜かれると、前記保持
部材3内に弾性変形されて保持されている前記コイルス
プリング20が伸びることにより、前記保持部材3の左
端が図1中左方に移動し、フランジ部30に突設した係
止爪34の先端341が前記カセット本体1の側壁11
に形成された前記矩形孔14に係合して、前記移動が停
止する。
【0040】新しいインクリボンがロール状に巻装され
た巻芯および一対の軸付きフランジ4が、前記コイルス
プリング20の付勢力によって前記係止爪34が前記矩
形孔14に係合して左方に突出している前記保持部材3
を右方に移動させて、図7に示されるように前記円弧状
爪片331を弾性変形させて前記開口部33から図6お
よび図7中の矢印の方向に沿って前記保持部材3の前記
中空円筒状の突出部32内に挿入される。
た巻芯および一対の軸付きフランジ4が、前記コイルス
プリング20の付勢力によって前記係止爪34が前記矩
形孔14に係合して左方に突出している前記保持部材3
を右方に移動させて、図7に示されるように前記円弧状
爪片331を弾性変形させて前記開口部33から図6お
よび図7中の矢印の方向に沿って前記保持部材3の前記
中空円筒状の突出部32内に挿入される。
【0041】上記作用を奏する第1実施形態のインクリ
ボンカセットは、前記軸付きフランジ4と前記カセット
本体1の前記側壁11との接触摩擦により前記インクリ
ボン6に対して張力付与を可能にするので、該インクリ
ボン6に印刷抜けなどの原因になるしわの発生を防止す
るという効果を奏する。
ボンカセットは、前記軸付きフランジ4と前記カセット
本体1の前記側壁11との接触摩擦により前記インクリ
ボン6に対して張力付与を可能にするので、該インクリ
ボン6に印刷抜けなどの原因になるしわの発生を防止す
るという効果を奏する。
【0042】また第1実施形態のインクリボンカセット
は、前記軸付きフランジ4を前記保持部材3を介して押
圧する前記バネ手段2が、前記カセット本体1に係止さ
れた前記保持部材3に保持されているので、前記インク
リボン6の交換作業を容易且つ迅速にするという効果を
奏する。
は、前記軸付きフランジ4を前記保持部材3を介して押
圧する前記バネ手段2が、前記カセット本体1に係止さ
れた前記保持部材3に保持されているので、前記インク
リボン6の交換作業を容易且つ迅速にするという効果を
奏する。
【0043】さらに第1実施形態のインクリボンカセッ
トは、前記インクリボン6がロール状に巻装される前記
巻芯5の軸方向両端が、前記一対の軸付きフランジ4に
よって一体的に係合されているので、前記巻芯5および
インクリボン6の交換作業を容易且つ迅速にするという
効果を奏する。
トは、前記インクリボン6がロール状に巻装される前記
巻芯5の軸方向両端が、前記一対の軸付きフランジ4に
よって一体的に係合されているので、前記巻芯5および
インクリボン6の交換作業を容易且つ迅速にするという
効果を奏する。
【0044】また第1実施形態のインクリボンカセット
は、前記巻芯5の軸方向両端に配設された前記一対の軸
付きフランジ4が前記保持部材3の前記軸支部32に軸
支されているので、前記巻芯5および前記一対の軸付き
フランジ4の交換作業を容易且つ迅速にするという効果
を奏する。
は、前記巻芯5の軸方向両端に配設された前記一対の軸
付きフランジ4が前記保持部材3の前記軸支部32に軸
支されているので、前記巻芯5および前記一対の軸付き
フランジ4の交換作業を容易且つ迅速にするという効果
を奏する。
【0045】さらに第1実施形態のインクリボンカセッ
トは、前記カセット本体1に軸方向移動可能に係止され
た前記保持部材3に保持され該保持部材3と前記カセッ
ト本体1の側壁11との間に介挿された前記コイルスプ
リング20が、少なくとも一方の前記軸付きフランジ4
を押圧することにより、前記軸付きフランジ4と前記カ
セット本体1の前記側壁11との接触摩擦により該イン
クリボンの回転に対する抵抗によって張力を付与するの
で、簡単な構成により一様な張力付与を可能にするとい
う効果を奏する。
トは、前記カセット本体1に軸方向移動可能に係止され
た前記保持部材3に保持され該保持部材3と前記カセッ
ト本体1の側壁11との間に介挿された前記コイルスプ
リング20が、少なくとも一方の前記軸付きフランジ4
を押圧することにより、前記軸付きフランジ4と前記カ
セット本体1の前記側壁11との接触摩擦により該イン
クリボンの回転に対する抵抗によって張力を付与するの
で、簡単な構成により一様な張力付与を可能にするとい
う効果を奏する。
【0046】また第1実施形態のインクリボンカセット
は、前記軸付きフランジ4の前記軸状の突出部41が、
前記コイルスプリング20の一端が当接する前記保持部
材3の前記フランジ部30に形成された前記中空円筒状
の突出部32に形成された弾性変形可能な前記開口部3
3を介して前記中空円筒状の突出部32内に挿入され、
該中空円筒状の突出部32に挿入された前記軸付きフラ
ンジ4の前記軸状の突出部41が前記開口部33を介し
て取り外されるので、前記巻芯5の交換作業を一層容易
且つ迅速にするという効果を奏する。
は、前記軸付きフランジ4の前記軸状の突出部41が、
前記コイルスプリング20の一端が当接する前記保持部
材3の前記フランジ部30に形成された前記中空円筒状
の突出部32に形成された弾性変形可能な前記開口部3
3を介して前記中空円筒状の突出部32内に挿入され、
該中空円筒状の突出部32に挿入された前記軸付きフラ
ンジ4の前記軸状の突出部41が前記開口部33を介し
て取り外されるので、前記巻芯5の交換作業を一層容易
且つ迅速にするという効果を奏する。
【0047】さらに第1実施形態のインクリボンカセッ
トは、前記保持部材3の前記フランジ部30に同軸的に
形成された前記円筒軸部32が、前記カセット本体1の
円形の穴部に軸方向移動可能に挿入されるとともに、前
記保持部材3の前記フランジ部4に形成された前記複数
の係止爪34が前記カセット本体1の前記側壁11に形
成された前記矩形孔14内に挿入して係止され、該保持
部材3の回転が阻止されるので、前記軸付きフランジ4
および前記巻芯5が弾性的に確実に軸支されるという効
果を奏する。
トは、前記保持部材3の前記フランジ部30に同軸的に
形成された前記円筒軸部32が、前記カセット本体1の
円形の穴部に軸方向移動可能に挿入されるとともに、前
記保持部材3の前記フランジ部4に形成された前記複数
の係止爪34が前記カセット本体1の前記側壁11に形
成された前記矩形孔14内に挿入して係止され、該保持
部材3の回転が阻止されるので、前記軸付きフランジ4
および前記巻芯5が弾性的に確実に軸支されるという効
果を奏する。
【0048】また第1実施形態のインクリボンカセット
は、前記インクリボン6の交換作業を容易且つ迅速にす
るので、インクリボン交換のために未使用のインクリボ
ンを装着したカセットを複数個用意することなく、印刷
作業の中断時間を減少することが出来るという効果を奏
する。
は、前記インクリボン6の交換作業を容易且つ迅速にす
るので、インクリボン交換のために未使用のインクリボ
ンを装着したカセットを複数個用意することなく、印刷
作業の中断時間を減少することが出来るという効果を奏
する。
【0049】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図1】本発明の第1実施形態のインクリボンカセット
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図2】本第1実施形態のインクリボンカセットの送り
出し部および巻き取り部を示す断面図である。
出し部および巻き取り部を示す断面図である。
【図3】本第1実施形態のインクリボンカセットを示す
左側面図である。
左側面図である。
【図4】本第1実施形態のインクリボンカセットを示す
右側面図である。
右側面図である。
【図5】本第1実施形態における保持部材およびバネ部
材を示す断面図である。
材を示す断面図である。
【図6】本第1実施形態における軸付きフランジおよび
保持部材を示す斜視図である。
保持部材を示す斜視図である。
【図7】本第1実施形態における軸付きフランジを保持
部材に装着する態様を示す説明図である。
部材に装着する態様を示す説明図である。
【図8】従来の第1のインクリボンカセットを示す断面
図である。
図である。
【図9】従来の第2のインクリボンカセットを示す断面
図である。
図である。
【図10】従来の第2のインクリボンカセットにおける
巻芯接続部の2つの構造例を示す斜視図である。
巻芯接続部の2つの構造例を示す斜視図である。
1 カセット本体 2 バネ部材 3 保持部材 4 軸付きフランジ 5 巻芯 6 インクリボン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯村 純 三重県鈴鹿市伊船町1900番地 鈴鹿富士ゼ ロックス株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 インクリボンがロール状に巻装される巻
芯の軸方向両端に一対のフランジが配設されるとともに
カセット内に軸支され、保持部材が前記カセットに係止
され、少なくとも一方のフランジを押圧することにより
該インクリボンの回転に対する抵抗を付与するバネ手段
が前記保持部材に保持されていることを特徴とするイン
クリボンカセット。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記一対のフランジが、前記巻芯に係合するとともにカ
セット内に軸支される軸付きフランジによって構成され
ることを特徴とするインクリボンカセット。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記保持部材が、前記軸付きフランジの一方を軸支する
軸支部を有し、軸方向移動可能に前記カセットに係止さ
れることを特徴とするインクリボンカセット。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記バネ手段が、前記保持部材と前記カセットとの間に
介挿されたコイルスプリングによって構成されているこ
とを特徴とするインクリボンカセット。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記軸付きフランジが、軸状の突出部を有し、 前記保持部材が、前記コイルスプリングの一端が当接す
るフランジ部に、前記軸状の突出部を横方向から挿入す
るための弾性変形可能な開口部が形成される中空円筒状
の突出部が形成されたことを特徴とするインクリボンカ
セット。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記保持部材の前記フランジ部に、前記カセットの円形
の穴部に軸方向移動可能に挿入される円筒軸部が同軸的
に形成されるとともに、前記カセットの側壁に形成され
た孔内に挿入して係止される複数の係止爪が形成された
ことを特徴とするインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18005796A JPH106597A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18005796A JPH106597A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | インクリボンカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106597A true JPH106597A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16076737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18005796A Pending JPH106597A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106597A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995034208A1 (en) * | 1994-06-10 | 1995-12-21 | Michigan State University | Method for growing turfgrass indoors under reduced light conditions |
JP2006198982A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Alps Electric Co Ltd | リボンカセット |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP18005796A patent/JPH106597A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995034208A1 (en) * | 1994-06-10 | 1995-12-21 | Michigan State University | Method for growing turfgrass indoors under reduced light conditions |
JP2006198982A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Alps Electric Co Ltd | リボンカセット |
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