JP3199021B2 - 半導体メモリ装置、該半導体メモリ装置の検査方法及び使用方法 - Google Patents

半導体メモリ装置、該半導体メモリ装置の検査方法及び使用方法

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JP3199021B2 JP07042998A JP7042998A JP3199021B2 JP 3199021 B2 JP3199021 B2 JP 3199021B2 JP 07042998 A JP07042998 A JP 07042998A JP 7042998 A JP7042998 A JP 7042998A JP 3199021 B2 JP3199021 B2 JP 3199021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリ装
置、該半導体メモリ装置の検査方法及び使用方法に係
り、詳しくは、誤り検出・訂正機能を持つ半導体メモリ
装置、該半導体メモリ装置の検査方法及び使用方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体メモリ装置には、デー
タを記憶するための半導体メモリの外に、誤り検出訂正
(Error Checking and Correcting:以下、ECCと記
す)回路を内蔵するものがある。このような上記半導体
メモリ装置が特開平1−209552号公報に開示され
ている。上記公報に記載の半導体メモリ装置によれば、
データの書き込み・読み出しの際に、誤りがデータに発
生しても、上記半導体メモリ装置自身が上記誤りを訂正
するので、上記半導体メモリ装置の信頼性が向上され
る。また、上記ECC回路を内蔵する半導体メモリ装置
には、上記ECC回路の動作をチェックして、信頼性を
さらに高めるものがある。
【0003】このような上記半導体メモリ装置を図10
に示す。図10の半導体メモリ装置は、アドレスレジス
タ101、書込みデータレジスタ102、誤り訂正符号
生成回路103、記憶回路104、切替え回路105、
誤り検出回路106、誤り検出フラグレジスタ107、
誤り訂正回路108、読出しデータレジスタ109及び
テストモードレジスタ110を備えてなっている。上記
半導体メモリ装置には、アドレスレジスタ101、書込
みデータレジスタ102、誤り検出フラグレジスタ10
7、読出しデータレジスタ109及びテストモードレジ
スタ110に接続されたバス(図示を省略)を介して、
外部装置(図示を省略)が接続される。
【0004】上記半導体メモリ装置に接続されている上
記外部装置が、記憶回路104に対して、データの書き
込みをする際には、通常モードを示す信号をテストモー
ドレジスタ110に加える。テストモードレジスタ11
0は、上記信号を受け取ると、上記信号を制御信号h2
として切替え回路105に加える。切替え回路105
は、通常モードを示す制御信号h2を受け取ると、記憶
回路104を誤り検出回路106及び誤り訂正回路10
8に接続する。この後、上記外部装置は、記憶回路10
4に書き込むデータを書込みデータレジスタ102に加
える。書込みデータレジスタ102は、上記データを受
け取ると、上記データを誤り訂正符号生成回路103に
加える。誤り訂正符号生成回路103は、上記データに
対して誤り訂正符号を生成する。この後、誤り訂正符号
生成回路103は、生成した誤り訂正符号を上記データ
に付加して、書込みデータh3として記憶回路104に
送る。
【0005】データの書き込みの際には、上記外部装置
は、書き込みの指示とアドレスとを示す信号をアドレス
レジスタ101に加える。上記アドレスレジスタ101
は、上記信号を受け取ると、上記信号をアドレス信号h
1として記憶回路104に加える。記憶回路104は、
アドレス信号h1を受け取ると、アドレス信号h1の示
すアドレスに対応する記憶領域に、書込みデータh3を
記憶する。データの読み出しの際には、上記外部装置
は、読み出しの指示とアドレスとを示す信号をアドレス
レジスタ101に加える。アドレスレジスタ101は、
上記信号を受け取ると、上記信号をアドレス信号h1と
して記憶回路104に加える。記憶回路104は、アド
レス信号h1を受け取ると、アドレス信号h1の示すア
ドレスに対応する記憶領域からデータを読み出し、上記
データを読出しデータh4として、切替え回路105に
送る。切替え回路105は、記憶回路104から受け取
った読出しデータh4を、誤り検出回路106及び誤り
訂正回路108に送る。
【0006】誤り検出回路106は、読出しデータh4
に付加されている誤り訂正符号に基づいて、誤りが読出
しデータh4に有るか否かを判断する。もし、読出しデ
ータh4に誤りが有ると、誤り検出回路106は、誤り
検出を示すフラグを誤り検出フラグレジスタ107に送
る。誤り検出フラグレジスタ107は、上記フラグを保
持して、誤りの発生を外部に知らせる。同時に、誤り検
出回路106は、誤りの検出を示す検出結果を、誤り訂
正回路108に送る。誤り訂正回路108は、上記検出
結果に基づいて、読出しデータh4の誤りを訂正する。
この後、誤り訂正回路108は、誤り訂正をした読出し
データh4を、読出しデータレジスタ109に送る。こ
のような誤り検出回路106及び誤り訂正回路108を
図11に示す。図11の誤り検出回路106及び誤り訂
正回路108は、式1で示されるパリティ検査行列Hに
よって、誤りの有無、誤りビットの数、誤りビットの位
置などを調べる。誤り検出回路106は、図11に示す
ように、シンドローム生成回路106−1とシンドロー
ムデコード回路106−2とを備えてなっている。
【0007】
【数1】
【0008】シンドローム生成回路106−1は、読出
しデータh4を用いて、シンドローム値を生成するもの
であり、その回路例を図12に示す。シンドローム生成
回路106−1は、EXOR(排他的論理和)ゲート1
06A〜106H,106Jを備えてなっている。読出
しデータh4がビットx0〜x6で構成される場合、シ
ンドローム生成回路106−1は、シンドローム値s
0,s1,s2を次の式によって算出する。なお、読出
しデータh4では、x0〜x3がデータに対応する情報
ビットであり、x4〜x6が誤り訂正符号に対応する検
査ビットである。 s0=x1*x2*x3*x4 s1=x0*x2*x3*x5 s2=x0*x1*x3*x6 なお、上記4つの式の中で、符号「*」は、排他的論理
和の演算を表す。この後、シンドローム生成回路106
−1は、算出したシンドローム値s0,s1,s2を、
EXORゲート106C,106F,106Jからシン
ドロームデコード回路106−2に出力する。
【0009】シンドロームデコード回路106−2は、
シンドローム値s0,s1,s2をデコードし、誤りの
有無、誤りビットの数及び誤りビットの位置などを算出
する。シンドロームデコード回路106−2は、図12
に示すように、インバータ106K〜106M、NOR
ゲート106N、インバータ106P及びNANDゲー
ト106Q〜106Tを備えてなっている。シンドロー
ムデコード回路106−2は、シンドローム生成回路1
06−1からシンドローム値s0,s1,s2を受け取
ると、次の式を用いて、誤り検出信号EFを上記フラグ
としてインバータ106Pから出力し、同時に、EXO
Rゲート108A〜108Dを備えてなっている誤り訂
正回路108と共に、次の式を用いて、ビットy0〜y
6を生成する。 y0=x0*((−s0)・s1・s2) y1=x1*(s0・(−s1)・s2) y2=x2*(s0・s1・(−s2)) y3=x3*(s0・s1・s2) y4=x4*(s0・(−s1)・(−s2)) y5=x5*((−s0)・s1・(−s2)) y5=x5*((−s0)・(−s1)・(−s2)) EF=s0+s1+s2 なお、上記8つの式の中で、符号「−」が論理反転の演
算を表し、符号「+」が論理和の演算を表す。また、符
号「・」が論理積の演算を表す。なお、図12の中で
は、検査ビットx4〜x6に対応するビットy4〜y6
用の誤り訂正回路を省略している。
【0010】誤り検出回路106は、こうして生成した
上記フラグを誤り検出フラグレジスタ107に送る。誤
りが無い場合、上記フラグが「0(ゼロ)」を示し、誤
りが有る場合、上記フラグが「1」を示す。また、誤り
訂正回路108は、生成したビットy0〜y3を読出し
データh4として読出しデータレジスタ109に送る。
このような誤り訂正符号生成回路103、誤り検出回路
106及び誤り訂正回路108がECC回路を構成す
る。
【0011】ところで、ECC回路の誤り検出・訂正機
能が正常に動作しているか否かを調べるために、上記外
部装置は、上記ECC回路の故障診断をする。上記EC
C回路の故障診断の際には、上記外部装置が、テストモ
ードを示す制御信号h2を、テストモードレジスタ11
0を経て切替え回路105に加える。切替え回路105
は、テストモードの制御信号h2を受け取ると、記憶回
路4を切り離して、誤り訂正符号生成回路103を誤り
検出回路106及び誤り訂正回路108に接続する。こ
の後、上記外部装置が誤りを含む書込みデータや誤りを
含まない書込みデータを書込みデータレジスタ102に
加えると、上記書込みデータは、誤り訂正符号生成回路
103と切替え回路105とを経て、誤り検出回路10
6及び誤り訂正回路108に加えられる。誤り検出回路
106及び誤り訂正回路108の動作は、誤り検出フラ
グレジスタ107のフラグと読出しデータレジスタ10
9のデータで判明する。
【0012】これにより、上記外部装置は、書込みデー
タレジスタ102に加えたデータと読出しデータレジス
タ109からのデータとの比較や、誤り検出フラグレジ
スタ107のフラグの値により、誤り訂正符号生成回路
103、誤り検出回路106及び誤り訂正回路108か
ら成るECC回路の誤り検出・訂正機能が正常に動作し
ているか否かを調べる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示す上記従来技術には、次のような課題がある。すな
わち、上記外部装置が切替え回路105による切り替え
を制御するために、通常モードやテストモードを示す制
御信号h2を切替え回路105に加える。このために、
上記従来の半導体メモリ装置には、制御信号h2を生成
するための生成手段を必要とするという課題が発生す
る。また、上記従来の半導体メモリ装置には、制御信号
h2を切替え回路105に加えるためのテストモードレ
ジスタ110が必要であるという課題も発生する。
【0014】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、通常モードとテストモードとの切り替えを簡単
にし、また、誤り検出及び誤り訂正機能のテスト時間を
短縮することを可能にする半導体メモリ装置、該半導体
メモリ装置の検査方法及び使用方法を提供することを目
的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、データを記憶するm個の記
憶領域を具備し、入力されたアドレス信号によって指定
された記憶領域に対して、データの書き込み及び読み出
しを行う記憶部と、入力されたデータに対して、該デー
タの誤りを調べるための符号を付加し、該符号を付加し
たデータを前記記憶部に送る符号付加部と、前記アドレ
ス信号が前記記憶部の記憶領域を指定するとき、前記記
憶部からのデータを出力し、前記アドレス信号が前記記
憶部の記憶領域を指定しないとき、前記符号付加部から
のデータを出力する切替え部と、前記切替え部からデー
タを受け取ると、該データに付加されている符号に基づ
いて該データの誤りの有無を調べ、誤りを検出したとき
には、該誤りを訂正して該データを出力する誤り処理部
とを備えてなることを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明は、n個の記憶領域を
記憶部分とし、p個の前記記憶部分を具備し、入力され
たアドレス信号が前記記憶部分を指定した後に、該アド
レス信号が指定する前記記憶領域に対して、データの書
き込み及び読み出しをする記憶部と、入力されたデータ
に対して、該データの誤りを調べるための符号を付加
し、該符号を付加したデータを前記記憶部に送る符号付
加部と、前記アドレス信号が前記記憶部の記憶部分を指
定するとき、前記記憶部からのデータを出力し、前記ア
ドレス信号が前記記憶部の記憶部分を指定しないとき、
前記符号付加部からのデータを出力する切替え部と、前
記切替え部からデータを受け取ると、該データに付加さ
れている符号に基づいて該データの誤りの有無を調べ、
誤りを検出したときには、該誤りを訂正して該データを
出力する誤り処理部とを備えてなることを特徴としてい
る。請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の半導
体メモリ装置であって、前記符号付加部に入力されるデ
ータを、前記符号付加部を迂回して通す迂回部と、前記
符号付加部と前記記憶部との間に介挿され、入力された
切替え信号に応じて、前記符号付加部からのデータ又は
前記迂回部からのデータを前記記憶部に送る迂回切替え
部とを備えてなることを特徴としている。
【0017】
【0018】請求項4記載の発明は、データを記憶する
m個の記憶領域を具備し、入力されたアドレス信号によ
って指定された記憶領域に対して、データの書き込み及
び読み出しを行う記憶部と、入力されたデータに対し
て、該データの誤りを調べるための符号を付加し、該符
号を付加したデータを出力する符号付加部と、前記符号
付加部に入力されるデータを、前記符号付加部を迂回し
て通す迂回部と、入力された第1切替え信号に応じて、
前記符号付加部からのデータ又は前記迂回部からのデー
タを前記記憶部に送る迂回切替え部と、前記アドレス信
号が前記記憶部の記憶領域を指定するとき、前記記憶部
からのデータを出力し、前記アドレス信号が前記記憶部
の記憶領域を指定しないとき、前記迂回切替え部からの
データを出力する切替え部と、入力された第2切替え信
号が誤り処理を示すとき、前記切替え部からデータを受
け取ると、該データに付加されている符号に基づいて該
データの誤りの有無を調べ、誤りを検出したときには、
該誤りを訂正して該データを出力し、入力された第2切
替え信号が誤り処理の解除を示すとき、前記切替え部か
ら受け取ったデータをそのまま出力する誤り処理部とを
備えてなることを特徴としている。
【0019】請求項5記載の発明は、n個の記憶領域を
記憶部分とし、p個の前記記憶部分を具備し、入力され
たアドレス信号が前記記憶部分を指定した後に、該アド
レス信号が指定する前記記憶領域に対して、データの書
き込み及び読み出しをする記憶部と、入力されたデータ
に対して、該データの誤りを調べるための符号を付加
し、該符号を付加したデータを出力する符号付加部と、
前記符号付加部に入力されるデータを、前記符号付加部
を迂回して通す迂回部と、入力された第1切替え信号に
応じて、前記符号付加部からのデータ又は前記迂回部か
らのデータを前記記憶部に送る迂回切替え部と、前記ア
ドレス信号が前記記憶部の記憶部分を指定するとき、前
記記憶部からのデータを出力し、前記アドレス信号が前
記記憶部の記憶部分を指定しないとき、前記迂回切替え
部からのデータを出力する切替え部と、入力された第2
切替え信号が誤り処理を示すとき、前記切替え部からデ
ータを受け取ると、該データに付加されている符号に基
づいて該データの誤りの有無を調べ、誤りを検出したと
きには、該誤りを訂正して該データを出力し、入力され
た第2切替え信号が誤り処理の解除を示すとき、前記切
替え部から受け取ったデータをそのまま出力する誤り処
理部とを備えてなることを特徴としている。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1記載の半
導体メモリ装置の検査方法であって、前記記憶部の記憶
領域を指定しないアドレス信号を、前記切替え部に加え
る第1ステップと、前記第1ステップが終了すると、検
査用のデータを前記符号付加部に加える第2ステップ
と、前記第2ステップによって入力されたデータに応じ
て、前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該
データと前記第2ステップで用いたデータとを比較し
て、前記符号付加部及び前記誤り処理部の良否を判断す
る第3ステップとを含むことを特徴としている。請求項
7記載の発明は、請求項2記載の半導体メモリ装置の検
査方法であって、前記記憶部の記憶部分を指定しないア
ドレス信号を、前記切替え部に加える第1ステップと、
前記第1ステップが終了すると、検査用のデータを前記
符号付加部に加える第2ステップと、前記第2ステップ
によって入力されたデータに応じて、前記誤り処理部が
出力するデータを受け取ると、該データと前記第2ステ
ップで用いたデータとを比較して、前記符号付加部及び
前記誤り処理部の良否を判断する第3ステップとを含む
ことを特徴としている。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項3記載の半
導体メモリ装置の検査方法であって、前記記憶部の記憶
部分を指定しないアドレス信号を、前記切替え部に加え
ると共に、迂回を指示する切替え信号を前記迂回切替え
部に加える第1ステップと、前記第1ステップが終了す
ると、検査用のデータを前記符号付加部に加える第2ス
テップと、前記第2ステップによって入力されたデータ
に応じて、前記誤り処理部が出力するデータを受け取る
と、該データと前記第2ステップで用いたデータとを比
較して、前記誤り処理部の良否を判断する第3ステップ
と、前記第3ステップが終了すると、迂回の解除を指示
する切替え信号を前記迂回切替え部に加える第4ステッ
プと、前記第4ステップが終了すると、検査用のデータ
を前記符号付加部に加える第5ステップと、前記第5ス
テップによって入力されたデータに応じて、前記誤り処
理部が出力するデータを受け取ると、該データと前記第
4ステップで用いたデータとを比較して、前記符号付加
部の良否を判断する第6ステップとを含むことを特徴と
している。
【0022】
【0023】請求項9記載の発明は、請求項4記載の半
導体メモリ装置の検査方法であって、前記記憶部の記憶
部分を指定しないアドレス信号を、前記切替え部に加
え、迂回を指示する第1切替え信号を前記迂回切替え部
に加えると共に、誤り処理を示す第2切替え信号を前記
誤り処理部に加える第1ステップと、前記第1ステップ
が終了すると、検査用のデータを前記符号付加部に加え
る第2ステップと、前記第2ステップによって入力され
たデータに応じて、前記誤り処理部が出力するデータを
受け取ると、該データと前記第2ステップで用いたデー
タとを比較して、前記誤り処理部の良否を判断する第3
ステップと、前記第3ステップが終了すると、迂回の解
除を指示する切替え信号を前記迂回切替え部に加える第
4ステップと、前記第4ステップが終了すると、検査用
のデータを前記符号付加部に加える第5ステップと、前
記第5ステップによって入力されたデータに応じて、前
記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該データ
と前記第4ステップで用いたデータとを比較して、前記
符号付加部の良否を判断する第6ステップとを含むこと
を特徴としている。
【0024】請求項10記載の発明は、請求項5記載の
半導体メモリ装置の検査方法であって、前記記憶部の記
憶部分を指定しないアドレス信号を、前記切替え部に加
え、迂回を指示する第1切替え信号を前記迂回切替え部
に加えると共に、誤り処理を示す第2切替え信号を前記
誤り処理部に加える第1ステップと、前記第1ステップ
が終了すると、検査用のデータを前記符号付加部に加え
る第2ステップと、前記第2ステップによって入力され
たデータに応じて、前記誤り処理部が出力するデータを
受け取ると、該データと前記第2ステップで用いたデー
タとを比較して、前記誤り処理部の良否を判断する第3
ステップと、前記第3ステップが終了すると、迂回の解
除を指示する切替え信号を前記迂回切替え部に加える第
4ステップと、前記第4ステップが終了すると、検査用
のデータを前記符号付加部に加える第5ステップと、前
記第5ステップによって入力されたデータに応じて、前
記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該データ
と前記第4ステップで用いたデータとを比較して、前記
符号付加部の良否を判断する第6ステップとを含むこと
を特徴としている。
【0025】請求項11記載の発明は、請求項4記載の
半導体メモリ装置の使用方法であって、迂回の解除を指
示する第1切替え信号を前記迂回切替え部に加えると共
に、誤り処理の解除を示す第2切替え信号を前記誤り処
理部に加えて、前記記憶部に対するデータの書き込み及
び読み出しをすることを特徴としている。請求項12記
載の発明は、請求項5記載の半導体メモリ装置の使用方
法であって、迂回の解除を指示する第1切替え信号を前
記迂回切替え部に加えると共に、誤り処理の解除を示す
第2切替え信号を前記誤り処理部に加えて、前記記憶部
に対するデータの書き込み及び読み出しをすることを特
徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。 ◇第1の実施の形態 図1は、この発明の第1の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図、また、図2は、同半導
体メモリ装置の記憶回路の構成を示す構成図である。こ
の半導体メモリ装置は、図1に示すように、アドレスレ
ジスタ1、書込みデータレジスタ2、誤り訂正符号生成
回路3、記憶回路4、切替え回路5、誤り検出回路6、
誤り検出フラグレジスタ7、誤り訂正回路8及び読出し
データレジスタ9を備えてなっている。
【0027】図1に示すアドレスレジスタ1、書込みデ
ータレジスタ2、誤り訂正符号生成回路3、誤り検出回
路6、誤り検出フラグレジスタ7、誤り訂正回路8及び
読出しデータレジスタ9は、図10に示すアドレスレジ
スタ101、書込みデータレジスタ102、誤り訂正符
号生成回路103、誤り検出回路106、誤り検出フラ
グレジスタ107、誤り訂正回路108及び読出しデー
タレジスタ109とそれぞれ同じであるので、これらの
説明を省略する。記憶回路4は、図2に示すように、内
部に記憶部分41,42,43を備えてなっている。さ
らに、記憶部分41,42,43には、データをそれぞ
れ記憶する記憶領域(図示を省略)が多数設けられてい
る。記憶回路4は、誤り訂正符号生成回路3からの書込
みデータbを記憶するとき、また、読出しデータcを出
力するときに、書き込みや読み出しの対象である記憶部
分41,42,43及び上記記憶領域を、アドレス信号
aに基づいて選択する。
【0028】記憶回路4に加えられるアドレス信号a
は、記憶回路4の記憶部分41,42,43及び記憶領
域の選択と、切替え回路5の制御とに用いられる。すな
わち、アドレス信号aの上位2ビットが、記憶部分4
1,42,43の指定及び切替え回路5の制御に用いら
れ、アドレス信号aの3ビット目以降が、書き込み又は
読み出しの際に、各記憶部分41,42,43の上記記
憶領域の指定に用いられる。具体的には、次の表に示す
ように、アドレス信号aの上位2ビットの値が「00」
であるときに、アドレス信号aは、書き込み及び読み出
しの対象が記憶部分41であることを示す。
【0029】
【表1】
【0030】また、上位2ビットの値が「01」である
ときに、アドレス信号aは、記憶部分42を対象とする
ことを示し、上位2ビットの値が「10」であるとき
に、アドレス信号aは、記憶部分43を対象とすること
を示す。さらに、上位2ビットの値が「11」であると
きには、アドレス信号aは、記憶回路4に無い記憶部分
を示している。これにより、アドレス信号aが記憶部分
を指定していないので、記憶回路4は、データの書き込
み及び読み出しを行わない。同時に、上位2ビットの値
が「11」であるアドレス信号aは、切替え回路5に対
して制御用の信号として用いられる。
【0031】こうして、アドレス信号aは、記憶回路4
の記憶部分41,42,43の選択信号して用いられる
と同時に、切替え回路5の制御用の信号として用いられ
る。そして、アドレス信号aが記憶回路4に用いられる
状態が通常モードであり、また、アドレス信号aが切替
え回路5に用いられる状態がテストモードである。切替
え回路5は、アドレス信号aの上位2ビットが値「0
0」、「01」、「10」であるとき、すなわち、アド
レス信号aが通常モードであるとき、記憶回路4を誤り
検出回路6及び誤り訂正回路8に接続する。また、アド
レス信号aの上位2ビットが値「11」であるとき、す
なわち、アドレス信号aがテストモードであるときに、
切替え回路5は、記憶回路4を切り離して、誤り訂正符
号生成回路3を誤り検出回路6及び誤り訂正回路8に接
続する。このように、切替え回路5は、アドレス信号a
の上位2ビットを、切り替えを制御する制御信号として
用いる。
【0032】次に、この実施の形態の動作について説明
する。データの書き込みの際に、外部装置(図示を省
略)が、記憶部分41〜43を指定すると共に上記記憶
部分の記憶領域を指定するアドレス信号aを、アドレス
レジスタ1に加える。このアドレス信号aは、通常モー
ドであるので、切替え回路5は、記憶回路4を誤り検出
回路6及び誤り訂正回路8に接続する。この状態のとき
に、上記外部装置がデータを書込みデータレジスタ2に
加えると、誤り訂正符号生成回路3が上記データに誤り
訂正符号を付加する。上記誤り訂正符号が付加された上
記データは、書込みデータbとして記憶回路4に加えら
れる。記憶回路4は、書込みデータbを受け取ると、ア
ドレス信号aで指定された記憶部分の記憶領域に、書込
みデータbを書き込む。
【0033】また、データ読み出しの際には、上記外部
装置が、記憶部分41〜43を指定すると共に上記記憶
部分の記憶領域を指定するアドレス信号aを、アドレス
レジスタ1に加える。記憶回路4は、アドレス信号aで
指定された記憶部分の記憶領域からデータを読み出し、
上記データを読出しデータcとして切替え回路5に送
る。切替え回路5は、読出しデータcを誤り検出回路6
及び誤り訂正回路8に送る。誤り検出回路6は、読出し
データcに付加されている誤り訂正符号に基づいて、読
出しデータcに誤りが有るか否かを判断する。読出しデ
ータcに誤りが有ると、誤り検出回路6は、値「1」の
フラグd2を誤り検出フラグレジスタ7に送る。これに
より、上記外部装置は、誤りの発生を知る。同時に、誤
り検出回路6は、誤り検出を示す検出結果d1を誤り訂
正回路8に送る。誤り訂正回路8は、読出しデータcの
誤りを訂正して、読出しデータレジスタ9に送る。これ
により、上記外部装置は、誤りが訂正されたデータを受
け取る。
【0034】ところで、誤り訂正符号生成回路3、誤り
検出回路6及び誤り訂正回路8から成るECC回路の誤
り検出・訂正機能が正常に動作しているか否かを調べる
場合、上記外部装置が、上位2ビットを値「11」にし
たアドレス信号aをアドレスレジスタ1に加える。アド
レスレジスタ1は、アドレス信号aを記憶回路4及び切
替え回路5に送る。記憶回路4は、アドレス信号aの上
位2ビットが値「11」であるので、この値「11」に
該当する記憶部分を持たない。これにより、記憶回路4
は、データの書き込み及び読み出しをしない。また、ア
ドレス信号aの上位2ビットが値「11」であるので、
切替え回路5は、誤り訂正符号生成回路3を誤り検出回
路6及び誤り訂正回路8に接続する。すなわち、記憶回
路4がバイパスされる。
【0035】通常モードからテストモードへの変更が終
了すると、上記外部装置は、上記ECC回路による誤り
検出及び誤り訂正が正常に機能しているか否かを調べる
ために、ECC回路の故障診断をする。すなわち、上記
外部装置が誤りを含むデータや誤りを含まないデータを
書込みデータレジスタ2に加える。上記データは、誤り
訂正符号生成回路3と切替え回路5とを経て、誤り検出
回路6及び誤り訂正回路8に送られる。誤り検出回路6
及び誤り訂正回路8の動作が誤り検出フラグレジスタ7
のフラグと読出しデータレジスタ9のデータとで判明す
るので、上記外部装置は、上記ECC回路による誤り検
出・訂正機能が正常に動作しているか否かを調べること
ができる。このように、この実施の形態によれば、アド
レス信号aによって通常モードとテストモードとを切り
替えるので、従来の制御信号を不要にすることができ
る。この結果、上記制御信号を生成するための生成手段
を不要にすることができる。また、この実施の形態によ
れば、アドレス信号aを制御信号の代わりに用いるの
で、テストモードレジスタを不要にすることができる。
この結果、回路構成を簡単にすることができる。
【0036】◇第2の実施の形態 次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。
図3は、この発明の第2の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図である。この実施の形態
では、誤り訂正符号生成回路3をバイパスするようにし
た。このために、図1の構成に対して、テストモードレ
ジスタ11、バイパス12及び切替え回路13を設ける
ようにした。
【0037】テストモードレジスタ11は、バス(図示
を省略)を介して、上記外部装置を切替え回路13に接
続するためのものである。テストモードレジスタ11
は、入力された切替え信号eを一時的に保持して、切替
え信号eを切替え回路13に加える。テストモードレジ
スタ11に加えられる切替え信号eには、2つの種類が
あり、一方が第1切替えを示す切替え信号eであり、他
方が第2切替えを示す切替え信号eである。バイパス1
2は、書込みデータレジスタ2から誤り訂正符号生成回
路3に加えられるデータを取り出すための経路である。
書込みデータレジスタ2は、取り出したデータを切替え
回路13に加える。切替え回路13は、切替え信号eに
応じて誤り訂正符号生成回路3とバイパス12とを切り
替える。すなわち、切替え信号eが第1切替えを示すと
き、切替え回路13は、誤り訂正符号生成回路3を記憶
回路4及び切替え回路5に接続する。また、切替え信号
eが第2切替えを示すとき、切替え回路13は、バイパ
ス12を記憶回路4及び切替え回路5に接続する。
【0038】次に、この実施の形態の動作について説明
する。通常モードでの使用に際して、上記外部装置は、
上位2ビットで記憶部分41〜43を指定すると共に残
りのビットで記憶領域を指定するアドレス信号aを、ア
ドレスレジスタ1を経て記憶回路4に加える。また、上
記外部装置は、上記第1切替えを示す切替え信号eを、
テストモードレジスタ11を経て、切替え回路13に加
える。これにより、切替え回路13は、誤り訂正符号生
成回路3を記憶回路4及び切替え回路5に接続する。こ
の状態のときに、アドレス信号aの指示に従って、デー
タの書き込みや読み出しが行われる。
【0039】また、テストモードでの使用に際して、上
記外部装置が上記ECC回路の故障診断をするとき、最
初に、誤り検出回路6及び誤り訂正回路8が正常に動作
しているか否かを調べる。このために、上記外部装置
は、第1の故障診断をする。すなわち、上記外部装置
は、上位2ビットを値「11」にしたアドレス信号a
を、アドレスレジスタ1に加える。これにより、切替え
回路5は、切替え回路13を誤り検出回路6及び誤り訂
正回路8に接続する。また、上記外部装置は、上記第2
切替えを示す切替え信号eを、テストモードレジスタ1
1を経て、切替え回路13に加える。これにより、切替
え回路13は、バイパス12を記憶回路4及び切替え回
路5に接続する。
【0040】この後、上記外部装置は、誤り訂正符号を
付加したすると共に誤りを含むデータや誤りを含まない
データを、書込みレジスタ2に加える。上記データは、
誤り訂正符号生成回路3を迂回し、バイパス12、切替
え回路13、切替え回路5を経て、誤り検出回路6及び
誤り訂正回路8に加えられる。誤り検出回路6及び誤り
訂正回路8の動作が誤り検出フラグレジスタ7のフラグ
と読出しデータレジスタ9のデータとで判明するので、
誤り検出回路6及び誤り訂正回路8だけが正常に機能し
ているか否かを調べることができる。上記第1の故障診
断が終了すると、上記外部装置は、上記第1切替えを示
す切替え信号eを、テストモードレジスタ11を経て、
切替え回路13に加える。これにより、切替え回路13
は、誤り訂正符号生成回路3を記憶回路4及び切替え回
路5に接続する。
【0041】この状態のときに、上記外部装置は、実施
の形態1と同じように、誤りを含むデータや誤りを含ま
ないデータにより、上記第2の故障診断をする。上記第
2の故障診断により、上記ECC回路による誤り検出・
訂正機能が正常に動作しているか否かを調べる。しか
し、第1の故障診断により、誤り検出回路6及び誤り訂
正回路8による誤り検出・訂正機能が正常に動作してい
るか否かを既に調べたので、上記外部装置は、上記第2
の故障診断により、誤り訂正符号生成回路3だけが正常
に動作しているか否かを調べることになる。このよう
に、この実施の形態の構成によれば、上記第1及び上記
第2の故障診断により、上記ECC回路の誤り訂正符号
生成回路3だけが正常に動作しているか否かを調べるこ
とができると共に、上記ECC回路の誤り検出回路6及
び誤り訂正回路8による誤り検出・訂正機能が正常に動
作しているか否かを調べることができる。これにより、
故障原因が誤り訂正符号生成回路3に有るか否かを特定
することができる。
【0042】◇第3の実施の形態 次に、この発明の第3の実施の形態について説明する。
図4は、この発明の第3の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図、図5は、同半導体メモ
リ装置に用いられる誤り検出回路及び誤り訂正回路を示
す回路図である。この半導体メモリ装置は、図4に示す
ように、アドレスレジスタ1、書込みデータレジスタ
2、誤り訂正符号生成回路3、記憶回路4、誤り検出フ
ラグレジスタ7、誤り訂正回路8、読出しデータレジス
タ9、バイパス12、切替え回路13、テストモードレ
ジスタ21及び誤り検出回路22を備えてなっている。
なお、図4において、図1及び図3と同じものについて
は、図1及び図3と同じ符号を付与して、その説明を省
略する。
【0043】テストモードレジスタ21は、切り替えを
示す信号が上記外部装置等から加えられると、切替え信
号eを切替え回路13に加え、切替え信号fを誤り検出
回路22に加える。誤り検出回路22は、図5に示すよ
うに、EXORゲート22A〜22H,22Jを具備す
るシンドローム生成回路22−1と、インバータ22K
〜22M、NORゲート22N,22P及びNANDゲ
ート22Q〜22Tを具備するシンドロームデコード回
路22−2と、インバータ22Uとを備えてなってい
る。シンドローム生成回路22−1は、図12のシンド
ローム生成回路106−1と同じであるので、説明を省
略する。
【0044】シンドロームデコード回路22−2は、シ
ンドロームデコード回路106−2のインバータ106
Pの代わりに、NORゲート22Pを用いるようにし
た。また、シンドロームデコード回路22−2では、テ
ストモードレジスタ21からの切替え信号fを、インバ
ータ22Uを経てNANDゲート22Q〜22Tに加え
るようにした。さらに、シンドロームデコード回路22
−2では、切替え信号fをNORゲート22Pに加える
ようにした。これにより、切替え信号fが値「0」であ
るときに、インバータ22Uが「1」を出力する。この
結果、NANDゲート22Q〜22Tには、値「1」が
加えられるので、値「0」の切替え信号fがインバータ
22K〜22Mからの値に影響を与えることがない。ま
た、NORゲート22Pでは、値「0」の切替え信号f
がNORゲート22Nからの値に影響を与えることがな
い。この結果、切替え信号fが値「0」であるとき、シ
ンドロームデコード回路22−2は、図12のシンドロ
ームデコード回路106−2と同じ動作をする。
【0045】切替え信号fが値「1」であるときに、イ
ンバータ22Uは、値「0」の出力をNANDゲート2
2Q〜22Tに加える。これにより、NANDゲート2
2Q〜22Tの出力が値「1」になる。この結果、誤り
検出回路22は、誤りが無いことを示す、値「1」の検
出結果d1を誤り訂正回路8に送る。同時に、切替え信
号fが値「1」であるときに、NORゲート22Pは、
値「0」の出力をフラグd2として誤り検出レジスタ7
に送る。この時のフラグd2は、加えられたデータに誤
りが無いことを示す。こうして、切替え信号fが値
「1」であるとき、シンドロームデコード回路22−2
は、入力されたデータの誤りの有無に無関係に、上記デ
ータに誤りが無いことを示す状態に固定される。
【0046】次に、この実施の形態の動作について説明
する。通常モードでの使用に際して、上記外部装置は、
切替え回路13及び誤り検出回路22を切り替えるため
の信号をテストモードレジスタ21に加える。これによ
り、テストモードレジスタ21は、第1切替えを示す切
替え信号eを切替え回路13に送り、値「0」を示す切
替え信号fを誤り検出回路22に送る。この結果、書込
みレジスタ2からのデータは、誤り訂正符号生成回路3
と切替え回路13とを経て記憶回路4に加えられる。ま
た、記憶回路4から読み出されたデータは、誤り訂正回
路8と誤り検出回路22に加えられる。こうして、通常
モードによる使用が可能になる。
【0047】ところで、記憶回路4が正常動作をすると
き、高速でデータを読み書きする高速モードを利用する
ことができる。このために、上記外部装置は、切替え回
路13及び誤り検出回路22を切り替えるための信号を
テストモードレジスタ21に加える。これにより、テス
トモードレジスタ21は、第2切替えを示す切替え信号
eを切替え回路13に送り、値「1」を示す切替え信号
fを誤り検出回路22に送る。この結果、書込みレジス
タ2からのデータは、誤り訂正符号生成回路3を迂回
し、切替え回路13を経て、記憶回路4に書き込まれ
る。また、値「1」の切替え信号fにより、誤り検出回
路22は、読出しデータcが常に正しいことを示す状態
に固定される。そして、誤り検出回路22は、読出しデ
ータcが正常であることを示す検出結果d1を誤り訂正
回路8に送る。誤り訂正回路8は、検出結果d1を受け
取ると、記憶回路4から読み出された読出しデータcに
対して、誤り訂正をしないで、読出しレジスタ9に送
る。
【0048】このように、この実施の形態の構成によれ
ば、書込みデータbを記憶回路4に書き込む際に、誤り
訂正符号生成回路3による誤り訂正符号を書込みデータ
bに対して付加しない。これにより、書込みレジスタ2
からのデータを速く記憶回路4に書き込むことができ
る。また、記憶回路4からの読出しデータcに対して誤
り訂正をしないので、読出しデータcを速く読出しレジ
スタ9に送ることができる。この結果、記憶回路4が正
常に動作する場合、記憶回路4に対するデータの読み書
きを高速で行うことを可能にする。
【0049】◇第4の実施の形態 次に、この発明の第4の実施の形態について説明する。
図6は、この発明の第4の実施の形態である半導体メモ
リ装置に用いられる誤り検出回路及び誤り訂正回路を示
すブロック図である。この実施の形態では、実施の形態
3の誤り検出回路22の代わりに、図6に示す誤り検出
回路23を用いるようにした。誤り検出回路23は、図
6に示すように、シンドローム生成回路23−1、イン
バータ23−2、ANDゲート23−3及びシンドロー
ムデコード回路23−4を備えてなっている。シンドロ
ーム生成回路23−1とシンドロームデコード回路23
−4とは、図12のシンドローム生成回路106−1と
シンドロームデコード回路106−2とそれぞれ同じで
あるので、説明を省略する。
【0050】図6の誤り検出回路23では、切替え信号
fは、インバータ23−2を介して、ANDゲート23
−3に加えられる。切替え信号fが値「0」であると
き、インバータ23−2は、切替え信号fの反転出力す
なわち値「1」の切替え信号fをANDゲート23−3
に加える。これにより、ANDゲート23−3が開い
て、シンドローム生成回路23−1からのデータがシン
ドロームデコード回路23−4に加えられる。この結
果、誤り検出回路23は、通常の誤り検出をする。
【0051】切替え信号fが値「1」であるとき、イン
バータ23−2は、切替え信号fの反転出力すなわち値
「0」の切替え信号fをANDゲート23−3に加え
る。これにより、ANDゲート23−3が閉じて、シン
ドローム生成回路23−1からのデータがシンドローム
デコード回路23−4に加えられない。この時、AND
ゲート23−3は、値「0」の出力をシンドロームデコ
ード回路23−4に加える。この結果、シンドロームデ
コード回路23−4は、誤りが無いことを示す、値
「0」の検出結果d1を誤り訂正回路8に加える。同時
に、シンドロームデコード回路23−4は、値「0」の
入力により、読出しデータcに誤りが無いことを示す、
値「0」のフラグd2を出力する。こうして、値「1」
の切替え信号fにより、誤り検出回路23は、記憶回路
4からの読出しデータcが常に正しいことを示す状態に
固定される。このように、この実施の形態によれば、誤
り検出回路23を用いて、第3の実施の形態と同じよう
に、高速の読み書きを可能にする。
【0052】◇第5の実施の形態 次に、この発明の第5の実施の形態について説明する。
図7は、この発明の第5の実施の形態である半導体メモ
リ装置に用いられる誤り検出回路及び誤り訂正回路を示
すブロック図である。この実施の形態では、実施の形態
3の誤り検出回路22の代わりに、図7に示す誤り検出
部24を用いるようにした。誤り検出部24は、図7に
示すように、誤り検出回路24−1、インバータ24−
2及びANDゲート24−3,24−4を備えてなって
いる。誤り検出回路24−1は、図1の誤り検出回路6
と同じであるので、説明を省略する。
【0053】図7の誤り検出部24では、切替え信号f
は、インバータ24−2を介して、ANDゲート24−
3,24−4に加えられる。切替え信号fが値「0」で
あるとき、インバータ24−2は、切替え信号fの反転
出力すなわち値「1」の切替え信号fをANDゲート2
4−3,24−4に加える。これにより、ANDゲート
24−3,24−4が開いて、誤り検出回路24−1か
らの検出結果d1及びフラグd2を通す。この結果、誤
り検出部24は、図10の誤り検出回路106と同じ様
に、通常の誤り検出をする。
【0054】切替え信号fが値「1」であるとき、イン
バータ24−2は、切替え信号fの反転出力すなわち値
「0」の切替え信号fをANDゲート24−3,24−
4に加える。これにより、ANDゲート24−3,24
−4が閉じて、誤り検出回路24−1からの検出結果d
1及びフラグd2の値を「0」にする。誤り検出部24
は、値「0」のフラグd2により、記憶回路4からの読
出しデータcが正しいことを示す。また、誤り検出部2
4は、誤りが無いことを示す、値「0」の検出結果d1
を誤り訂正回路8に加える。これにより、誤り検出部2
4は、記憶回路4からの読出しデータcが常に正しいこ
とを示す状態に固定される。このように、この実施の形
態によれば、誤り検出部24を用いて、第3の実施の形
態と同じように、高速の読み書きを可能にする。
【0055】◇第6の実施の形態 次に、この発明の第6の実施の形態について説明する。
図8は、この発明の第6の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図である。この半導体メモ
リ装置は、図8に示すように、図3に示すテストモード
レジスタ11及び誤り検出回路6の代わりに、図4に示
すテストモードレジスタ21及び誤り検出回路22を用
いるようにした。
【0056】これにより、記憶回路4を切り離してEC
C回路の検出・訂正機能が正常に動作しているか否かを
調べることができる。この時、誤り訂正符号生成回路3
を切り離して、誤り訂正回路8及び誤り検出回路22の
動作を調べ、この後、誤り訂正符号生成回路3の動作を
調べることができる。また、記憶回路4が正常に動作し
ているときには、誤り訂正符号生成回路3を迂回すると
共に、読出しデータcが常に正しいことを示す状態に誤
り検出回路22を固定することにより、記憶回路4に対
して高速の読み書きを可能にすることができる。
【0057】以上、この発明の第1〜第6の実施の形態
を図面により詳述してきたが、具体的な構成は、上記実
施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸
脱しない範囲の設計変更等があっても、この発明に含ま
れる。例えば、記憶回路4は、3つの記憶部分で構成さ
れたが、3より多くの記憶部分を持つ構成としてもよ
い。また、第1〜第6の実施の形態に用いられている記
憶回路4の代わりに、図9の記憶回路31を用いること
が可能である。記憶回路31は、番地「0」〜番地
「m」によって指定される記憶領域31−1〜31−
(m+1)を持つ。記憶領域31−1〜31−(m+
1)の数は、2のk乗に一致せず、2のk乗から2のk
+1乗の間にある。記憶領域31−1〜31−(m+
1)の数は、この半導体メモリ装置が装着される外部装
置に必要とされるものである。
【0058】記憶回路31は、書き込みのときに、誤り
訂正符号生成回路3からの書込みデータbを受け取る
と、アドレスレジスタ1からのアドレス信号aで指定さ
れたアドレスの記憶領域に、書込みデータbを記憶す
る。また、読み出しのときに、記憶回路31は、アドレ
スレジスタ1からのアドレス信号aで指定されたアドレ
スの記憶領域に記憶されているデータを読み出して、読
み出したデータを読出しデータcとして出力する。この
ような記憶回路31を用いて、記憶領域を持たない番地
「n」を指定することによって、切替え回路5を切り替
えるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、符号付加部及び誤り処理部による誤り検出・訂正機
能を調べる場合、記憶部を迂回するための、切替え回路
の切り替えをアドレス信号で行うので、従来技術が必要
とした、上記切替え回路用の制御信号を不要にすること
ができる。この結果、制御信号を生成するための手段
や、上記制御信号を切替え回路に付加するための手段が
不要になる。
【0060】また、この発明により、符号付加部を迂回
して、入力されたデータを直接記憶部に加えるようにす
ると、符号付加部と誤り処理部とを切り離して、動作の
良否を検査することができる。また、この発明により、
記憶部が正常に動作することが判明したとき、符号付加
部を迂回するようにし、かつ、誤り処理部の誤り処理を
解除するようにすると、入力されたデータを記憶部に直
接加え、また、記憶部からのデータを直接出力するの
で、データの書き込みと読み出しとを高速で行うことを
可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図である。
【図2】同半導体メモリ装置の記憶回路の構成を示す構
成図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図である。
【図5】同半導体メモリ装置に用いられる誤り検出回路
及び誤り訂正回路を示す回路図である。
【図6】この発明の第4の実施の形態である半導体メモ
リ装置に用いられる誤り検出回路及び誤り訂正回路を示
すブロック図である。
【図7】この発明の第5の実施の形態である半導体メモ
リ装置に用いられる誤り検出回路及び誤り訂正回路を示
すブロック図である。
【図8】この発明の第6の実施の形態である半導体メモ
リ装置の構成を概略示す構成図である。
【図9】この発明の第1〜第6の実施の形態である半導
体メモリ装置に用いられる記憶回路の他の構成を概略示
す構成図である。
【図10】従来の半導体メモリ装置の構成を概略示す構
成図である。
【図11】同半導体メモリ装置に用いられる誤り検出回
路の構成を示す構成図である。
【図12】同半導体メモリ装置に用いられる誤り検出回
路及び誤り訂正回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 アドレスレジスタ 2 書込みデータレジスタ 3 誤り訂正符号生成回路(符号付加部) 4 記憶回路(記憶部) 5 切替え回路(切替え部) 6 誤り検出回路(誤り処理部) 7 誤り検出フラグレジスタ 8 誤り訂正回路(誤り処理部) 9 読出しデータレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 29/00 G06F 12/16 G11C 11/401 G11C 11/413 WPI(DIALOG)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するm(mは任意の自然
    数、以下において同じ)個の記憶領域を具備し、入力さ
    れたアドレス信号によって指定された記憶領域に対し
    て、データの書き込み及び読み出しを行う記憶部と、 入力されたデータに対して、該データの誤りを調べるた
    めの符号を付加し、該符号を付加したデータを前記記憶
    部に送る符号付加部と、 前記アドレス信号が前記記憶部の記憶領域を指定すると
    き、前記記憶部からのデータを出力し、前記アドレス信
    号が前記記憶部の記憶領域を指定しないとき、前記符号
    付加部からのデータを出力する切替え部と、 前記切替え部からデータを受け取ると、該データに付加
    されている符号に基づいて該データの誤りの有無を調
    べ、誤りを検出したときには、該誤りを訂正して該デー
    タを出力する誤り処理部とを備えてなることを特徴とす
    る半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 n(nは任意の自然数、以下において同
    じ)個の記憶領域を記憶部分とし、p(pは任意の自然
    数、以下において同じ)個の前記記憶部分を具備し、入
    力されたアドレス信号が前記記憶部分を指定した後に、
    該アドレス信号が指定する前記記憶領域に対して、デー
    タの書き込み及び読み出しをする記憶部と、 入力されたデータに対して、該データの誤りを調べるた
    めの符号を付加し、該符号を付加したデータを前記記憶
    部に送る符号付加部と、 前記アドレス信号が前記記憶部の記憶部分を指定すると
    き、前記記憶部からのデータを出力し、前記アドレス信
    号が前記記憶部の記憶部分を指定しないとき、前記符号
    付加部からのデータを出力する切替え部と、 前記切替え部からデータを受け取ると、該データに付加
    されている符号に基づいて該データの誤りの有無を調
    べ、誤りを検出したときには、該誤りを訂正して該デー
    タを出力する誤り処理部とを備えてなることを特徴とす
    る半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記符号付加部に入力されるデータを、
    前記符号付加部を迂回して通す迂回部と、 前記符号付加部と前記記憶部との間に介挿され、入力さ
    れた切替え信号に応じて、前記符号付加部からのデータ
    又は前記迂回部からのデータを前記記憶部に送る迂回切
    替え部とを備えてなることを特徴とする請求項1又は2
    記載の半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 データを記憶するm個の記憶領域を具備
    し、入力されたアドレス信号によって指定された記憶領
    域に対して、データの書き込み及び読み出しを行う記憶
    部と、 入力されたデータに対して、該データの誤りを調べるた
    めの符号を付加し、該符号を付加したデータを出力する
    符号付加部と、 前記符号付加部に入力されるデータを、前記符号付加部
    を迂回して通す迂回部と、 入力された第1切替え信号に応じて、前記符号付加部か
    らのデータ又は前記迂回部からのデータを前記記憶部に
    送る迂回切替え部と、 前記アドレス信号が前記記憶部の記憶領域を指定すると
    き、前記記憶部からのデータを出力し、前記アドレス信
    号が前記記憶部の記憶領域を指定しないとき、前記迂回
    切替え部からのデータを出力する切替え部と、 入力された第2切替え信号が誤り処理を示すとき、前記
    切替え部からデータを受け取ると、該データに付加され
    ている符号に基づいて該データの誤りの有無を調べ、誤
    りを検出したときには、該誤りを訂正して該データを出
    力し、入力された第2切替え信号が誤り処理の解除を示
    すとき、前記切替え部から受け取ったデータをそのまま
    出力する誤り処理部とを備えてなることを特徴とする半
    導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 n個の記憶領域を記憶部分とし、p個の
    前記記憶部分を具備し、入力されたアドレス信号が前記
    記憶部分を指定した後に、該アドレス信号が指定する前
    記記憶領域に対して、データの書き込み及び読み出しを
    する記憶部と、入力されたデータに対して、該データの
    誤りを調べるための符号を付加し、該符号を付加したデ
    ータを出力する符号付加部と、 前記符号付加部に入力されるデータを、前記符号付加部
    を迂回して通す迂回部と、 入力された第1切替え信号に応じて、前記符号付加部か
    らのデータ又は前記迂回部からのデータを前記記憶部に
    送る迂回切替え部と、 前記アドレス信号が前記記憶部の記憶部分を指定すると
    き、前記記憶部からのデータを出力し、前記アドレス信
    号が前記記憶部の記憶部分を指定しないとき、前記迂回
    切替え部からのデータを出力する切替え部と、 入力された第2切替え信号が誤り処理を示すとき、前記
    切替え部からデータを受け取ると、該データに付加され
    ている符号に基づいて該データの誤りの有無を調べ、誤
    りを検出したときには、該誤りを訂正して該データを出
    力し、入力された第2切替え信号が誤り処理の解除を示
    すとき、前記切替え部から受け取ったデータをそのまま
    出力する誤り処理部とを備えてなることを特徴とする半
    導体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の半導体メモリ装置の検査
    方法であって、 前記記憶部の記憶領域を指定しないアドレス信号を、前
    記切替え部に加える第1ステップと、 前記第1ステップが終了すると、検査用のデータを前記
    符号付加部に加える第2ステップと、 前記第2ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第2ステップで用いたデータとを比較して、前
    記符号付加部及び前記誤り処理部の良否を判断する第3
    ステップとを含むことを特徴とする半導体メモリ装置の
    検査方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の半導体メモリ装置の検査
    方法であって、 前記記憶部の記憶部分を指定しないアドレス信号を、前
    記切替え部に加える第1ステップと、 前記第1ステップが終了すると、検査用のデータを前記
    符号付加部に加える第2ステップと、 前記第2ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第2ステップで用いたデータとを比較して、前
    記符号付加部及び前記誤り処理部の良否を判断する第3
    ステップとを含むことを特徴とする半導体メモリ装置の
    検査方法。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の半導体メモリ装置の検査
    方法であって、 前記記憶部の記憶部分を指定しないアドレス信号を、前
    記切替え部に加えると共に、迂回を指示する切替え信号
    を前記迂回切替え部に加える第1ステップと、前記第1
    ステップが終了すると、検査用のデータを前記符号付加
    部に加える第2ステップと、 前記第2ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第2ステップで用いたデータとを比較して、前
    記誤り処理部の良否を判断する第3ステップと、 前記第3ステップが終了すると、迂回の解除を指示する
    切替え信号を前記迂回切替え部に加える第4ステップ
    と、 前記第4ステップが終了すると、検査用のデータを前記
    符号付加部に加える第5ステップと、 前記第5ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第4ステップで用いたデータとを比較して、前
    記符号付加部の良否を判断する第6ステップとを含むこ
    とを特徴とする半導体メモリ装置の検査方法。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の半導体メモリ装置の検査
    方法であって、 前記記憶部の記憶部分を指定しないアドレス信号を、前
    記切替え部に加え、迂回を指示する第1切替え信号を前
    記迂回切替え部に加えると共に、誤り処理を示す第2切
    替え信号を前記誤り処理部に加える第1ステップと、 前記第1ステップが終了すると、検査用のデータを前記
    符号付加部に加える第2ステップと、 前記第2ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第2ステップで用いたデータとを比較して、前
    記誤り処理部の良否を判断する第3ステップと、 前記第3ステップが終了すると、迂回の解除を指示する
    切替え信号を前記迂回切替え部に加える第4ステップ
    と、 前記第4ステップが終了すると、検査用のデータを前記
    符号付加部に加える第5ステップと、 前記第5ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第4ステップで用いたデータとを比較して、前
    記符号付加部の良否を判断する第6ステップとを含むこ
    とを特徴とする半導体メモリ装置の検査方法。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の半導体メモリ装置の検
    査方法であって、 前記記憶部の記憶部分を指定しないアドレス信号を、前
    記切替え部に加え、迂回を指示する第1切替え信号を前
    記迂回切替え部に加えると共に、誤り処理を示す第2切
    替え信号を前記誤り処理部に加える第1ステップと、 前記第1ステップが終了すると、検査用のデータを前記
    符号付加部に加える第2ステップと、 前記第2ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第2ステップで用いたデータとを比較して、前
    記誤り処理部の良否を判断する第3ステップと、 前記第3ステップが終了すると、迂回の解除を指示する
    切替え信号を前記迂回切替え部に加える第4ステップ
    と、 前記第4ステップが終了すると、検査用のデータを前記
    符号付加部に加える第5ステップと、 前記第5ステップによって入力されたデータに応じて、
    前記誤り処理部が出力するデータを受け取ると、該デー
    タと前記第4ステップで用いたデータとを比較して、前
    記符号付加部の良否を判断する第6ステップとを含むこ
    とを特徴とする半導体メモリ装置の検査方法。
  11. 【請求項11】 請求項4記載の半導体メモリ装置の使
    用方法であって、 迂回の解除を指示する第1切替え信号を前記迂回切替え
    部に加えると共に、誤り処理の解除を示す第2切替え信
    号を前記誤り処理部に加えて、前記記憶部に対するデー
    タの書き込み及び読み出しをすることを特徴とする半導
    体メモリ装置の使用方法。
  12. 【請求項12】 請求項5記載の半導体メモリ装置の使
    用方法であって、 迂回の解除を指示する第1切替え信号を前記迂回切替え
    部に加えると共に、誤り処理の解除を示す第2切替え信
    号を前記誤り処理部に加えて、前記記憶部に対するデー
    タの書き込み及び読み出しをすることを特徴とする半導
    体メモリ装置の使用方法。
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