JP3181396B2 - クロック発生回路 - Google Patents

クロック発生回路

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JP3181396B2
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    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、調歩同期式通信の伝
送速度などを決めるためのクロック信号を発生するクロ
ック発生回路、特に1チップマイクロコントローラ(1
チップマイクロコンピュータ)におけるCPU周辺機能
として、集積化に適したクロック発生回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】調歩同期式の直列通信における伝送速度
は、一般に300、600、1200、2400、96
00bps(bit per second)などが採
用されている。この伝送速度の単位bpsは、1秒間に
伝送し得るデータのビット数を示すものである。
【0003】近年、1チップマイクロコントローラは、
調歩同期式直列通信機能を備えたものが開発されてい
る。この調歩同期式直列通信を行なうため、1チップマ
イクロコントローラは、伝送速度に対応する周波数の通
信用クロック信号(例えば、9600bpsの伝送速度
の場合は、9600Hzのクロック信号)を発生するク
ロック発生回路を内蔵する必要がある。
【0004】ここで、安定な周波数10MHzのCPU
クロックで高速に動作するマイクロコントローラが高速
伝送9600bpsを行なう場合について説明する。こ
の場合、マイクロコントローラは、その内部で、単に1
0MHzのCPUクロックを1/1042の分周比で分
周すれば、周波数精度の高い9600Hzの通信用クロ
ックを発生させることができる。なお、安定な周波数1
0MHzのCPUクロックを発生する回路は、10MH
zの周波数の水晶振動子を使った発振回路により、簡単
に実現することができる。従って、上述の例の如く、伝
送速度より充分高速で安定な周波数のCPUクロックを
発振する発振回路が存在すれば、伝送クロック発生回路
は単純な分周回路で比較的簡単に構成することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】低消費電力動作、即ち
低速CPUクロック動作を行うマイクロコントローラ
が、高速伝送9600bpsを行なう場合について説明
する。この場合、低速CPUクロックとして、例えば、
32.768KHzの周波数の水晶振動子に接続した発
振回路をCPUクロック発生源として用いたマイクロコ
ントローラは、その内部で単に分周しただけで、960
0Hzの通信用クロックを周波数精度良く(例えば、±
1%以内)発生させることは困難である。
【0006】この解決策として、1つは、低速CPUク
ロック動作を行なうマイクロコントローラであるにも係
わらず、10MHzの周波数の水晶振動子を用いた発振
回路を用い、約32.768KHzの周波数のCPUク
ロックと9600Hzの周波数の通信用クロックとを各
々分周して、マイクロコントローラ内部で発生させる方
法がある。この場合は、周波数精度の高いCPUクロッ
ク及び通信用クロックを得ることができるが、消費電力
が非常に大きくなるという欠点がある。具体的には、3
2.768KHzの周波数の水晶振動子を用いたマイク
ロコントローラの消費電力が数μAであるのに対し、1
0MHzの水晶振動子を用いたマイクロコントローラの
消費電力が数mAとなる。
【0007】また、他の解決策としては、9600Hz
の通信用クロックを発生させるために高速の10MHz
水晶振動子による通信用発振回路と、32.768KH
zの水晶振動子によるCPU用発振回路とをマイクロコ
ントローラに別々に設け、通信動作を行うときのみ、こ
の通信用発振回路を動作させるようにマイクロコントロ
ーラ内のCPUがコントロールする方法がある。この場
合、高価な水晶振動子が2個必要となり、システムのコ
ストアップとなるという欠点がある。
【0008】本発明は、以上説明した良い周波数精度を
得るのが困難、消費電力が大きくなる、システムが高価
となるという欠点を同時に解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のクロッ
ク信号を生成し出力する第1の発振回路と、前記第1の
クロック信号とは周波数の異なる第2のクロック信号を
生成し出力する第2の発振回路と、前記第1のクロック
信号のパルスが所定数出力されるまでの期間に入力され
る第2のクロック信号のパルス数をカウントし、そのカ
ウント値を出力するカウンタと、前記カウンタにリセッ
ト信号を与えるとともに、前記カウント値を受け取り分
周比選択信号を生成し出力する制御手段と、前記分周比
選択信号に応じて前記第2のクロック信号を分周し出力
するプリセッタブル分周回路とを有することを特徴とす
るクロック発生回路であります。
【0010】さらに本発明は、目標周波数fxの伝送ク
ロックに近似した周波数fx′の伝送クロックを生成す
るクロック発生回路において、周波数f0の第1のクロ
ック信号を生成し出力する第1の発振回路と、前記第1
のクロック信号とは異なる周波数f1の第2のクロック
信号を生成し出力する第2の発振回路と、前記第1の発
振回路に接続され、前記第1のクロック信号のパルスを
所定数N0カウントする期間、第1の論理レベルの信号
を出力する論理手段と、前記第2の発振回路および前記
論理手段に接続され、前記第1の論理レベルの信号を受
信している期間に入力される前記第2のクロック信号の
パルス数をカウントするとともに該カウントしたパルス
数を2進数のカウント値として出力するカウンタと、前
記カウンタから受け取ったカウント値に対してxビット
(xは自然数)シフト処理を施すことにより分周比を求
め出力する制御手段と、前記分周比によって前記第2の
クロック信号を分周し周波数fx′の伝送クロック信号
を生成するプリセッタブル分周回路とを有することを特
徴とするクロック発生回路であります。
【0011】
【作用】本発明によれば、消費電力を増大させることな
く、かつ高価な水晶振動子を2つ用いることなく、比較
的周波数精度の高い高速通信用クロックを発生させるこ
とができる。また、クロック発生回路の制御回路内にお
ける演算処理を簡素化することができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明実施例であるクロック発生回
路100の概略ブロック図である。この本発明に基づく
クロック発生回路100は、水晶振動子XTの固有振動
周波数に基づいて発振動動作をする発振周波数精度の良
い(安定した周波数のクロックを発生する)一般的な低
速発振回路10と、例えば、コンデンサCと抵抗Rとで
構成されたCR発振回路等よりなる、発振周波数精度の
悪い(比較的不安定な周波数のクロックを発生する)一
般的な高速発振回路30とを有している。この水晶振動
子XTの固有振動周波数f0 (例えば、32.768K
Hz)によって、低速発振回路10は、安定な周波数f
0 の低速発振クロック信号φ0 (クロックの周期=
0 )を出力する。一方、高速発振回路は、比較的低い
安定度の発振周波数f1 の高速発振クロック信号φ
1 (クロック周期=t1 )を出力するものである。
【0013】次に、図2、及び図3のタイムチャートを
参照しつつ、図1に示したクロック発生回路100の動
作及び構成について詳述する。クロック発生回路100
の動作を制御するコントローラ60は、高速伝送を行な
うために、高速発振回路30を起動させる起動信号EN
(高論理レベルの時、高速発振回路30を起動させ、低
論理レベルの時、高速発振回路30を停止させる。)を
高速発振回路30へ出力し、この起動信号ENの出力か
ら、一定の期間後、即ち、高速発振回路30が正常な発
振動作を開始するのに十分な時間経過後に、高論理レベ
ルの1ショット・パルスであるリセット信号RSTをゲ
ート時間発生回路20とカウンタ40とに与える。この
ゲート時間発生回路20は、図示しないカウンタと論理
回路とで構成されており、そのクロック入力端子21に
低速発振回路10からの発振クロック信号φ0 が供給さ
れているものであり、リセット信号RSTをリセット信
号入力端子22に受信した後、低速発振クロック信号φ
0 のクロックパルスを所定数回、即ちN0 回カウントす
る期間、高論理レベルのゲート信号GATEをカウンタ
40へ出力するものであり、他の期間は低論理レベルの
ゲート信号GATEを出力する。従って、このゲート信
号GATEが高論理レベルである期間tgは、 tg=N0 *t0 ・・・(1) と表わすことができる。
【0014】また、カウンタ40は、リセット信号RS
Tをリセット信号入力端子44に受信すると、カウンタ
値が0にリセットされ、ゲート信号入力端子42に高論
理レベルのゲート信号GATEが入力される期間、クロ
ック入力端子41に入力する高速発振クロックφ1 のク
ロックパルスの数をカウントし、低論理レベルのゲート
信号GATEが入力されるとカウント動作を停止する。
従って、リセット信号RSTを受信した後、ゲート信号
GATEが高論理レベルである期間tgに、カウンタ4
0のカウント値がN1 となったとすると、 tg=N1 *t1 ・・・(2) と表わすことができる。上記(1)式と(2)式を整理
すると、 N0 *t0 =N1 *t1 ・・・(3) であり、f0 =1/t0 ,f1 =1/t1 であるので、
高速発振回路の発振周波数f1 は、次式で表わされる。
【0015】
【数1】
【0016】即ち、高速発振回路30の発振周波数f1
が未知であったとしても、低速発振クロックφ0 の発振
周波数f0 と、ゲート信号GATEが高論理レベルであ
る期間tgを定めるカウント値N0 と、期間tg間に入
力された高速発振クロックφ1のパルス数のカウント値
1 より、発振周波数f1 を求めることができる。
【0017】コントローラ60は、あらかじめ決められ
ている低速発振回路10の発振周波数f0 とカウント値
0 と、カウンタ40からのnビットのカウント値信号
QAによって与えられるカウント値N1 とから、f1
算出する。さらに、コントローラ60は、目標とする高
速伝送用クロックφxのクロック周波数fx(例えば、
9600Hz)と高速発振クロックφ1 のクロック周波
数f1 との比N2 を次式(5)により算出する。
【0018】
【数2】
【0019】コントローラ60は、この得られた比N2
をmビットの分周比信号QBにより、プリセッタブル分
周回路50に与える。
【0020】プリセッタブル分周回路50は、mビット
分周比入力端子52に分周比信号QBにより分周比N2
が与えられ、かつロード制御入力端子53に高論理レベ
ルのワンショットパルスであるロード信号LOADがコ
ントローラ60より与えられると、以後クロック入力端
子51に入力される高速発振クロック信号φ1 を1/N
2 で分周した信号を目標とする高速伝送クロック信号φ
xに近似した高速伝送クロック信号φx′として出力す
る。
【0021】図3は、コントローラ60が与える分周比
信号QB及びロード信号LOADと、高速伝送クロック
信号φx′との関係を示したタイミングチャートであ
る。図3において、プリセッタブル分周回路50に、分
周比信号QBにより分周比N2が与えられ、かつロード
信号LOADが与えられた後の高速発振クロック信号φ
x′の周波数fx′は、
【0022】
【数3】
【0023】この高速発振クロック信号φx′は、プリ
セッタブル分周回路50から調歩同期通信ポート70に
供給され、所定の伝送速度を実現するための基準クロッ
クとして使われる。
【0024】以上説明したコントローラ60の動作を、
図4を用いて説明する。ステップ401は、高速発振回
路30を起動させる高論理レベル(Hレベル)の起動信
号ENを出力する工程であり、ステップ402は、ゲー
ト時間発生回路20とカウンタ40とにリセット信号R
STを出力する工程であり、ステップ403はカウンタ
40がカウント動作をしている期間、即ちリセット信号
RST発生後期間tgが経過するまで待機する工程であ
り、期間tg経過後のステップ404は、カウンタ40
が出力するカウント値信号QAを受信し、カウント値N
1 を取り込む工程であり、以上のステップ401ないし
ステップ404は、図2のタイミングチャートを参照す
ることにより、より良く理解できるものである。
【0025】次に、ステップ405は、マイクロコント
ローラ60中での分周比N2 の演算処理であり、後で詳
細に説明する。
【0026】さらに、ステップ406は、演算処理の結
果得られた分周比N2 をプリセッタブル分周回路50へ
分周比信号QBとして出力する工程であり、ステップ4
07は、分周比信号QBを取り込むタイミングを指示す
るロード信号LOADをプリセッタブル分周回路50へ
出力する工程であり、両ステップ406及び407は、
図3のタイミングチャートからも理解できるものであ
る。
【0027】ここで、本発明実施例のさらなる特徴の1
つであるステップ405における演算処理について以上
詳細に説明する。本発明実施例の特徴は、ステップ40
5における演算処理を簡易化するためにN0 値を決める
点にある。簡易化の目的は、ステップ405における演
算処理、即ち、
【0028】
【数4】
【0029】の演算処理の中から、割り算をとり除くこ
とにある。なぜなら、CPU処理の中で割り算を行うと
すると、例えば4ビットCPU、命令語長8ビットで1
2ビットデータ長の割り算に必要な命令ステップ数は、
50〜80ステップと非常に大きく、1チップマイクロ
コントローラとして考えると、プログラムが格納される
ROMの領域に占めるこのプログラムの領域が無視し得
ない大きなものになってしまい、ROMの自由に使える
領域を制限してしまいかねないからである。
【0030】そこで、ステップ405の処理、即ち7)
式の演算を簡易化するために、ゲート時間tgを決める
0 とf0 をある特定な値にする。まず、(7)式を変
形して、次式を得る。
【0031】
【数5】
【0032】次に、(8)式の分母を2のべき乗の整数
にする。即ち、
【0033】
【数6】 N0 ・fx/f0 =2x ・・・(9)
【0034】ここでxは正の整数である。この式を、N
0 について表わすと次式になる。
【0035】
【数7】
【0036】例えば、f0 =32768(Hz),fx
=9600(Hz),x=7とすると、 N0 ≒436.9 となりこれを整数化して、 N0 =437 とする。これによって、ゲート時間tg及び、N1 は次
のようになる。
【0037】
【数8】
【0038】即ち、N0 ,f0 ,fxを以上のようにし
て設定すると(8)式は、
【0039】
【数9】
【0040】となり、求めるN2 はN1 を2x で割った
数になる。ある数N1 を2のべき乗で割るのは次の方法
によって行うことができる。
【0041】N1 の2進数表現は、N1 をnビットの2
進数とすると、 N1 =a0 ・20 +a1 ・21 +a2 ・22 +a3 ・2
3 +……+a(n-1) ・2(n-1) (a0 ,a1 ,a2 ,a3 ,……,a(n-1) :0か1の
数)で表わされる。これを2x で割ると
【0042】
【数10】
【0043】となり、これを整数にするために20 以上
の項以外を切り捨て、それをN2 とすると、N2 は次の
ように表わされる。
【0044】N2 =ax ・20 +a(x+1) ・21 +……
+a(n-1) ・2(n-1-x) 即ち、N2 は、N1 の2進数表現のx桁目以上をとった
ものであり、図5に示すようにN1 の2進数表現のビッ
ト並びを右に最下位桁がくるように並べると、N2 はN
1 を右へxビットシフトし、シフトした結果最下位桁よ
り右にシフトした桁を全て切り捨てたものである。
【0045】このシフト処理が、2のべき乗による割り
算と等価であるので、図4におけるステップ405の割
算処理を単純なシフト処理だけで行うことを可能にす
る。この処理に要するプログラムステップ数は、x=7
であれば、10ステップ前後におさめることができる。
このようにすれば、例えば、未知のf1 が1MHzだっ
たとすると、f0 =32768(Hz),N0 =437
として、(11)式よりN1 を求めると、
【0046】
【数11】
【0047】x=7だから(12)式より、
【0048】
【数12】
【0049】となり、この結果φ1 を1/N2 分周して
得られるφx′の周波数fx′は、(6)式より次のよ
うになる
【0050】
【数13】
【0051】この周波数は、理想値9600Hzに比べ
0.16%大き目だが実用上、問題のない周波数であ
る。なお、fx′の精度は、f1 を大きくする程良くな
る。
【0052】以上が本発明の実施例の説明で、目標とな
る伝送用クロックの周波数fxが9600Hzの場合に
ついて説明したが、このことに限らず、一定値であれ
ば、本発明は適用できるものであり、その周波数に応じ
たN0 値、あるいは、f0 値を10)式に基づいて定め
れば良いものである。
【0053】尚、図1において、カウンタ40と、プリ
セッタブル分周回路50を別な回路として示したがこれ
ら2つのカウント機能は、同時に動作させる必要がない
ため、これら2つの機能をコントローラ60からの指定
で切り換えられるプログラマブルカウンタとして1ブロ
ック化することも可能である。
【0054】また図1における高速発振回路の実施例と
して図6に示すCR発振回路が考えられる。図6におい
てCはコンデンサ、Rは抵抗、G1はNANDゲート、
G2〜G4はインバータ回路でありG1の1入力端子に
は、EN信号が入力され、G4の出力端子は、高速発振
クロックφ1 につながる。この回路の動作は、EN=
“L”レベルのときには、G1の出力信号レベルが
“H”に固定されるため、φ1 は“L”レベルに固定さ
れこの高速発振回路は停止状態となり、EN=“H”レ
ベルのときにはおよそCとRの時定数の2倍の周期で発
振する発振状態となる。この回路全体はCMOS IC
の中には容易に内蔵可能なものであり、外付けに10M
Hzの水晶振動子をつなぐような発振回路に比べると、
非常に安価に実現できる発振回路である。
【0055】また、図1のゲート時間発生回路20は、
実施例中カウンタと論理回路とで構成されていると説明
したが、ソフトウェアで構成することも当業者であれば
可能である。
【0056】以上詳細に説明したようにこの発明によれ
ば、目標となる周波数のクロックを発生させるために、
時間の基準となる発振周波数精度の良い低周波発振回路
と、その発振クロックに基づいて、発振周波数精度が悪
くてもよい従って安価にできる高周波発振回路の発振周
波数を求め、その周波数に応じて、高周波発振クロック
から、目的となる周波数のクロックを発生させるための
分周比を算出するようにしたため、高周波発振回路は、
LSIの中に全て内蔵させ得ることからも合せ、システ
ム全体のコストダウンをはかることができるという効果
が期待できる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、消費電力を増大させる
ことなく、かつ高価な水晶振動子を2つ用いることな
く、比較的周波数精度の高い高速通信用クロックを発生
させることができる。また、クロック発生回路の制御回
路内における演算処理を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のクロック発生回路である。
【図2】図1に示した回路のタイミングチャートであ
る。
【図3】図1に示した回路のタイミングチャートであ
る。
【図4】図1に示したコントローラ60の動作を説明す
るフローチャートである。
【図5】本発明実施例におけるシフト処理を説明する説
明図である。
【図6】図1に示した高速発振回路30の具体回路であ
る。
【符号の説明】
10 低速発振回路 20 ゲート時間発生回路 30 高速発振回路 40 カウンタ 50 プリセッタブル分周回路 60 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/00 H04L 7/033

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のクロック信号を生成し出力する第
    1の発振回路と、 前記第1のクロック信号とは周波数の異なる第2のクロ
    ック信号を生成し出力する第2の発振回路と、 前記1のクロック信号のパルスが所定数出力されるまで
    の期間に入力される第2のクロック信号のパルス数をカ
    ウントし、そのカウント値を出力するカウンタと前記カウンタにリセット信号を与えるとともに、前記カ
    ウント値を2のべき乗で割り算することにより分周比選
    択信号を生成し出力する制御手段と、 前記分周比選択信号に応じて前記第2のクロック信号を
    分周し出力するプリセッタブル分周回路とを有すること
    を特徴とするクロック発生回路。
  2. 【請求項2】 目標周波数fxの伝送クロックに近似し
    た周波数fx´の伝送クロックを生成するクロック発生
    回路において、 周波数f0の第1のクロック信号を生成し出力する第1
    の発振回路と、 前記第1のクロック信号とは異なる周波数f1の第2の
    クロック信号を生成し出力する第2の発振回路と、 前記第1の発振回路に接続され、前記第1のクロック信
    号のパルスを所定数N0カウントする期間、第1の論理
    レベルの信号を出力する論理手段と、 前記第2の発振回路および前記論理手段に接続され、前
    記第1の論理レベルの信号を受信している期間に入力さ
    れる前記第2のクロック信号のパルス数をカウントする
    とともに該カウントしたパルス数を2進数のカウント値
    として出力するカウンタと、 前記カウンタから受け取ったカウント値に対してxビッ
    ト(xは自然数)シフト処理を施すことによって分周比
    を求め出力する制御手段と、 前記分周比によって前記第2のクロック信号を分周し周
    波数fx´の伝送クロック信号を生成するプリセッタブ
    ル分周回路とを有することを特徴とするクロック発生回
    路。
  3. 【請求項3】 前記所定数N0は、「周波数f0/目標
    周波数fx」に2のべき乗(2 :xは自然数)を乗じ
    た値に近似した自然数とすることを特徴とす る請求項2
    記載のクロック発生回路。
  4. 【請求項4】 前記カウンタは、前記制御手段から出力
    されたリセット信号に応じてカウント値をリセットする
    ことを特徴とする請求項2記載のクロック発生回路。
JP25945592A 1992-09-29 1992-09-29 クロック発生回路 Expired - Fee Related JP3181396B2 (ja)

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