JPH09261015A - 周波数可変のパルス波形発生回路 - Google Patents

周波数可変のパルス波形発生回路

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JPH09261015A
JPH09261015A JP8090195A JP9019596A JPH09261015A JP H09261015 A JPH09261015 A JP H09261015A JP 8090195 A JP8090195 A JP 8090195A JP 9019596 A JP9019596 A JP 9019596A JP H09261015 A JPH09261015 A JP H09261015A
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JP
Japan
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frequency
output
pulse
data
bit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8090195A
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English (en)
Inventor
Hideki Hashimoto
英樹 橋本
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09261015A publication Critical patent/JPH09261015A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で周波数設定データに正比例した
周波数のパルス出力を得ることによりステップモータ制
御を容易とし、かつ回路部品点数を減少させる。 【解決手段】 Nビット加算器2の出力データを保持す
る保持回路出力データとパルス周波数設定データDを加
算器2で加算し、Nビット保持回路3において基本クロ
ックパルスの立ち上がりエッジでクロック周期毎に加算
器出力を保持する。保持回路3からはクロック毎に保持
データの最上位ビットが出力される。保持データが2
N-1 を越えると桁あふれを生じ、この桁あふれの期間
(クロック周期の2N /D倍)を周期とする出力パルス
をNビット保持回路3から出力する。出力パルスの周波
数は、クロック周波数のD/2N 倍となるので、周波数
設定データDと正比例の関係をもつことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数可変のパル
ス波形発生回路に関し、特に回路外部からステップモー
タ速度設定データを任意に設定できるパルス波形発生回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステップモータを駆動するパルス
波形発生回路は、回路を簡単化するために単一のクロッ
ク発振器を利用して任意の周波数のパルス波形を発生さ
せている。図4は従来のプログラマブル分周器を用いた
パルス波形発生回路のブロック図である。図4におい
て、基本クロック発振器1により発振した基本クロック
信号は、分周数を設定・変更できるプログラマブル分周
器4に入力される。一方外部からのパルス周波数設定デ
ータDは、周波数−分周数変換回路5で分周数設定デー
タに変換され、プログラマブル分周器4に入力される。
この分周数設定データによりプログラマブル分周器4が
制御され、分周されたパルス波形のみがプログラマブル
分周器4から出力される。
【0003】図5は他の従来例である複数分周器を用い
たパルス波形発生回路のブロック図である。図5におい
て、基本クロック発振器1により発振した基本クロック
信号は、分周数がそれぞれ異なる複数の分周器6に入力
される。各分周器6からの異なった周波数のパルス波形
は出力選択器7に入力される。一方外部からのパルス周
波数設定データDを出力選択器7に入力することにより
そのデータが解析され、設定データに該当する分周器の
出力だけが選択されて出力選択器7から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4の回路では、出力
パルス波形の周波数fout は次式で表される。
【0005】 fout=fclk/N ・・・(1) fclk :基本クロック発振回路周波数 N :分周器の設定分周数 出力パルス波形の周波数は、設定分周数Nの種類だけ変
化させることができ、また分周器の設定分周数Nに反比
例する。
【0006】よって、出力パルス波形の周波数をパルス
周波数設定データDに正比例させるためには、パルス周
波数設定データDの逆数を計算するための周波数−分周
数変換回路が必要となり、回路が複雑化し、部品点数が
増加してしまうという問題があった。
【0007】また図5の回路では、出力選択回路にパル
ス速度(周波数)−分周数変換機能をあらかじめ含ませ
ておくことで、出力パルス波形の周波数をパルス周波数
データに正比例させることができるが、出力パルス波形
の周波数の種類を多くとるためには、複数の分周器が必
要となり部品点数が増加してしまうという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記の課題に鑑み、簡単な構成で
ステップモータの制御が容易に行える周波数可変のパル
ス波形発生回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のパルス波形発生回路は、加算器の出
力データを保持する保持回路の出力データと、パルス周
波数設定データとを加算器で加算し、基本クロックパル
スの周期毎に加算器出力データを保持し、保持回路出力
の最上位ビットをパルス出力波形とするもので、これに
より外部から設定されるパルス周波数設定データに出力
パルス周波数が正比例するパルス波形を得る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例に係るパ
ルス波形発生回路のブロック図を示す。この回路は、基
本クロック発振器1、Nビット加算器2、エッジ動作の
Nビット保持回路(D形フリップフロップ)3から構成
される。図1において、Nビット加算器2の入力にはパ
ルス周波数設定データDとNビット保持回路3出力デー
タが加わり、Nビット加算器2の出力は、基本クロック
の周期の立ち上がり(又は立ち下がり)毎に再保持され
るNビット保持回路3に入力される。
【0011】次に、このパルス波形発生回路の動作につ
いて図2のタイムチャートを参照して説明する。まず、
説明を容易にするためにあらかじめ次のように設定して
おく。なお、これらは特定の数値を示すものではない。
【0012】(1)保持回路3のサイズをNビットとす
る。
【0013】(2)保持データの初期値AはA<(2N
/2)とする。
【0014】(このとき、保持回路3出力の最上位ビッ
ト(パルス出力)はLowとなっている) (3)A+(n+1)D>2N −1とする。
【0015】(すなわち、このタイミンングで桁あふれ
が発生し、パルス出力がLowとなる) (4)B=A+(n+1)D−2N とする。
【0016】いま、パルス周波数設定データをDに設定
したときの保持回路3の保持データをAとすると、加算
器出力はA+Dとなる。次回のクロックの立ち上がり
で、保持回路3の保持データはA+Dに変更され、加算
器2の演算遅延時間後、加算器2出力はA+2Dとな
る。以後クロック毎にこの動作を繰り返し、n回目では
加算器2出力はA+nDになる。このように、保持デー
タはクロック毎にDずつ増加し、その値が2Nに達する
瞬間に、桁あふれが発生し、保持データはBになる。こ
のとき、保持回路3出力の最上位ビット(パルス出力)
はHiからLowに変化し、これ以後保持データの値が
N−1を越える度に桁あふれが発生し、パルス出力が
HiからLowに変化する。
【0017】次に、保持データの桁あふれとパルス出力
の周波数との関係について、図3のタイムチャートを用
いて説明する。まず、保持データは1クロック毎に設定
データDずつ増加し、保持データの内容が2N−1を越
える場合には、前に述べたように桁あふれが発生し、保
持データは一気に2Nだけ減少する。保持データの取り
得る値は0〜2N−1であるから、クロック周期の2N
D倍の周期で保持データの内容は一巡する。パルス出力
は保持回路3出力の最上位ビットなので、保持データの
内容により次のような値をとる。
【0018】0≦保持データ≦2N-1−1の場合は、パ
ルス出力はLowで、2N-1−1<保持データ≦2N−1
の場合には、パルス出力はHiとなる。
【0019】従って、パルス出力の周期Tout はTout
=(2N/D)・TCLKとなり、パルス出力の周波数はそ
の逆数で次式のように表される。
【0020】 fout=(D/2N)・fCLK ・・・(2) 式(2)に示すように、本パルス波形発生回路は、パル
ス周波数設定データDに正比例する周波数を有する出力
パルスを発生できる。また、この出力信号には、Dが2
N で割り切れないために生じるジッタが含まれるが、D
の最大値Dmaxに対して2N を充分大きくとることによ
り、許容できるレベルまでジッタを低減することが可能
である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパルス波形
発生回路は、保持回路の保持データが基本クロックの周
期毎にパルス周波数データだけ増加するようにしたの
で、パルス出力周波数をパルス周波数設定データに正比
例させることができ、ステップモータの制御が容易に行
える。これに使用する部品点数も極めて少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のパルス波形発生回路のブロック図。
【図2】 加算器、保持回路の動作を示すタイムチャー
ト。
【図3】 パルス出力周波数の形成を説明するタイムチ
ャート。
【図4】 従来のプログラマブル分周器を用いたパルス
波形発生回路のブロック図。
【図5】 他の従来例の複数分周器を用いたパルス波形
発生回路のブロック図。
【符号の説明】
1 基本クロック発振器 2 Nビット加算器 3 Nビット保持回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの設定データにより決められた
    周波数のパルス波形を発生する周波数可変のパルス波形
    発生回路において、 Nビット加算器の出力データを保持するNビット保持回
    路の出力データと、パルス周波数設定データとを前記N
    ビット加算器により加算し、基本クロックパルスの周期
    ごとに加算器出力データを前記Nビット保持回路に保持
    し、前記Nビット保持回路出力の最上位ビットをもって
    パルス出力波形とすることを特徴とする周波数可変のパ
    ルス波形発生回路。
JP8090195A 1996-03-19 1996-03-19 周波数可変のパルス波形発生回路 Pending JPH09261015A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6822492B2 (en) 2001-01-17 2004-11-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Variable-frequency pulse generator
US6859752B2 (en) 2001-02-27 2005-02-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Speed adjustment control method
JP2008011655A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Hitachi High-Technologies Corp パルスモータ制御装置

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Effective date: 20040316

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