JPH09219624A - Dds方式波形発生装置 - Google Patents

Dds方式波形発生装置

Info

Publication number
JPH09219624A
JPH09219624A JP4817796A JP4817796A JPH09219624A JP H09219624 A JPH09219624 A JP H09219624A JP 4817796 A JP4817796 A JP 4817796A JP 4817796 A JP4817796 A JP 4817796A JP H09219624 A JPH09219624 A JP H09219624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
output
waveform
adder
trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4817796A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sawara
原 誠 佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N F KAIRO SEKKEI BLOCK KK
Original Assignee
N F KAIRO SEKKEI BLOCK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N F KAIRO SEKKEI BLOCK KK filed Critical N F KAIRO SEKKEI BLOCK KK
Priority to JP4817796A priority Critical patent/JPH09219624A/ja
Publication of JPH09219624A publication Critical patent/JPH09219624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来型のパルス発生器の機能を有し、パルス周
期、パルス幅等の安定性・確度を格段に向上するととも
に、波形パラメータの設定も容易に行えるDDS方式波
形発生装置を提供する。 【課題を解決するための構成】アドレス対応で予め定め
た波形データが記憶されている波形データメモリと、ア
ドレスデータを生成するアドレスデータ生成手段と、ア
ドレスデータ生成手段の出力を受けとり、出力パルス幅
の設定手段を有するパルス生成手段と、波形データメモ
リ出力とパルス生成手段出力とを択一的に選択する切換
手段と、アドレスデータ生成手段に対してアドレスデー
タ生成動作を開始するトリガ信号を所定時間遅延するト
リガ遅延手段とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DDS方式波形発
生装置に関し、特に、波形発生機能とパルス発生機能の
両機能を具備するDDS方式波形発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にはDDS(Direct Digital Synth
esis)技術を用いた従来型のDDS方式波形発生装置の
ブロック構成図の一例が示されている。加算器1の一方
の入力端子には出力波形の周波数を決定する周波数設定
データNが周波数設定レジスタ2から供給され、加算器
1の出力がラッチ回路4に入力されている。ラッチ回路
4の出力は、加算器1の他方の入力に入力されるととも
に、アドレス対応で離散的波形データ(例えば、正弦波
データ)が記憶されている波形メモリ5にアドレスデー
タとして供給されている。
【0003】最初、ラッチ回路4の出力がゼロであれ
ば、加算器1の出力にはNが現れる。ラッチ回路4は、
クロック源3から供給されるクロックに同期してNを波
形メモリ5に対するアドレスデータとして出力する。次
に、ラッチ回路4の出力Nは、加算器1の他方の入力端
子に供給されるため、加算器1は2Nを出力し、従っ
て、ラッチ回路4は次のクロックに同期して2Nを出力
する。以後、同様な動作により、ラッチ回路4からは、
クロックに同期して3N、4N、5N、・・・のアドレ
スデータが出力される。
【0004】ラッチ回路4からの出力データが波形メモ
リ5にアドレスデータとして供給されると、波形メモリ
5からは0、N、2N、・・・と順次指定されるアドレ
スに対応する波形データが読み出されて次段のDA(デ
ジタル・アナログ)変換器6に供給される。DA変換器
6でアナログ信号に変換された信号は、LPF(ローパ
スフィルタ)7により高調波成分が除去され、歪の少な
いアナログ信号として波形切換スイッチ8を介して出力
される。
【0005】図4に示すDDS方式波形発生装置におい
て、パルス波形を出力する場合には、パルス波の波形デ
ータを波形メモリ5に記憶するのが通常であるが、そう
すると波形のデューティ比をいろいろな値に変化させた
い場合、波形メモリ5の内容をその都度書換える必要が
生じ、メモリの書き換えに時間がかかるという問題があ
る。そのため、パルス波出力の場合は、デジタルコンパ
レータ9を設け、図に示すように、ラッチ回路4の出力
をデジタルコンパレータ9の一方の入力Aに加え、コン
パレータ9の他方の入力Bにはデューティ比設定データ
を入力する。こうすることにより、コンパレータ9の出
力にはデューティ比設定データの値に応じたパルス波が
得られる。また、コンパレータ9の出力は波形切換スイ
ッチ8のb側に供給されており、波形切換スイッチ8を
b側に切り換えることにより波形出力としてパルス波が
得られる。
【0006】コンパレータ9に設定されるデューティ比
データ(設定基準値)による出力パルスデューティ比の
変化例が図5に示されている。このようにデューティ比
の設定基準値a、b、cに応じてデューティが変化した
パルス波出力が得られる。
【0007】尚、上述説明では、パルス波形のデューテ
ィ比を可変する手段としてコンパレータを用いている
が、他の手段、例えば加算器を用い、ラッチ回路4の出
力を該加算器の一方の入力に加え、他方の入力にはデュ
ーティ比設定データを入力してもよい。こうすることに
より、加算器のオーバーフロー出力からデューティ比設
定データの値に応じたパルス波を得ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したようにDDS
方式波形発生装置は、波形メモリの内容を変更すること
により多様な波形を出力できるので広く用いられてい
る。しかしながら、パルス発生機能という点に注目する
と、その性能は専用のパルス発生器に比べて貧弱であ
る。従来はDDS方式波形発生装置とパルス発生器は別
のカテゴリに属する製品であった。このため2種類の製
品を用意しなくてはならずユーザに負担をかけていた。
そこで満足な機能を備えたDDS方式波形発生装置とパ
ルス発生器との兼用器を提供する。
【0009】又、従来のDDS方式波形発生装置にはト
リガ遅延機能がなく、又、周期T、パルス幅Wでの設定
ができないため、パルス発生器として使用すると不便で
あった。一方、パルス発生器では各種の波形は出せなか
った。ここで、上述したようなDDS方式波形発生装置
により一般的なパルス波形を発生する場合を考えてみる
と、パルス波形を設定するには周波数とデューティ比と
いう2つのツマミ(即ち2つのパラメータ)を設定する
必要がある。ところが、「パルス発生器」というカテゴ
リに属する一般的なパルス発生器では、その波形の時間
パラメータとしては周期(T)、パルス幅(W)が用い
られており、パルス発生器を使い馴れた人にとっては従
来からの周期、パルス幅で設定したいという要求があ
る。
【0010】ところが、DDS方式波形発生装置を使う
限りは、前述したように周期(T)及びパルス幅(W)
というパラメータではなく、周波数(f)とデューティ
比(D)というパラメータで設定せざるを得ない。この
ため、従来は、設定ごとに変換式 f=1/T D=(W/T)×100(%) を用いてf、Dの各値を算出し、それからこれらの値を
DDS方式波形発生装置に設定しており、たいへん煩わ
しいという問題があった。
【0011】本発明の目的は、以上のような点に鑑み、
従来型のパルス発生器の機能を有し、パルス周期、パル
ス幅等の安定性・確度を格段に向上するとともに、波形
パラメータの設定も容易に行えるDDS方式波形発生装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の一実施形態によるDDS方式波形発生装置
は、アドレス対応で予め定めた波形データが記憶されて
いる波形データメモリと、前記アドレスデータを生成す
るアドレスデータ生成手段と、前記アドレスデータ生成
手段の出力を受けとり、出力パルス幅の設定手段を有す
るパルス生成手段と、前記波形データメモリ出力と前記
パルス生成手段出力とを択一的に選択する切換手段と、
前記アドレスデータ生成手段に対して前記アドレスデー
タ生成動作を開始するトリガ信号を所定時間遅延するト
リガ遅延手段とを備えて構成されている。
【0013】ここで、前記パルス生成手段はコンパレー
タ又は加算器を用いて構成される。また、前記波形デー
タメモリにはパルス波形データが記憶されており、前記
波形データメモリ又は前記パルス生成手段のパルスの周
期(T)からその逆数である周波数を算出し、前記パル
スのパルス幅(W)からデューティ比Dを(W/T)×
100で算出し、算出された周波数及びデューティ比を
もつパルスを発生するように構成され、前記パルスの周
期、パルス幅は表示することもできる。
【0014】
【実施の形態例】図1は本発明の一実施形態例によるD
DS方式波形発生装置の構成図である。本実施形態例
は、図4の従来のDDS方式波形発生装置に対して、1
点鎖線で囲まれた追加回路を付加して構成される。図1
において、図4と同一符号が付されている構成部は同様
な機能を有する構成部を示すので、重複説明は行わな
い。
【0015】図1において、遅延手段10は、カウンタ
で構成され、入力トリガ信号を供給されたクロック単位
で遅延させるもので、遅延量データの設定入力を有す
る。この遅延手段10の出力は、トリガ発振用のフリッ
プフロップ11のセット入力(S)に接続される。フリ
ップフロップ11の出力は、加算器1のクリア端子及び
後述のダブルパルス用カウンタ13のクリア端子(CL
R)に接続されている。また、フリップフロップ11の
リセット入力(R)は、トリガ発振の波数(1波または
2波)を選択する波数切換スイッチ12の出力に接続さ
れている。この波数切換スイッチ12のSINGLE側
端子にはラッチ4の出力のMSBデータが接続され、D
OUBLE側の端子にはダブルパルス用カウンタ13の
出力が接続されている。
【0016】この他、周波数設定データ2、コンパレー
タ9のパルス幅設定、遅延量設定などは、CPU、記憶
手段、I/O等から成る制御・演算回路(図示せず)に
より設定される。
【0017】以上のような構成を有し、パルス発生器的
操作性を有する本発明のDDS方式波形発生装置につい
て、以下、トリガ発振、ダブルパルス発振、トリガ遅延
の動作について説明する。
【0018】先ず、トリガ発振動作について説明する。
図2はトリガ発振時の各部の波形タイミングを示す波形
図である。フリップフロップ11は、トリガ信号が供給
されるまでリセットされており、その出力は加算器1の
クリア(CLR)端子に供給されている。従って、フリ
ップフロップ11がリセット状態では加算器1はクリア
状態のままであり、従ってラッチ4の出力値もゼロにな
っている。
【0019】今、トリガ信号が供給されると、遅延手段
10による遅延量がゼロであるとすると、フリップフロ
ップ11がセットされ、加算器1のクリア状態が解除さ
れ、クロックに同期して加算器1の出力が増加するた
め、ラッチ4の出力値は増加を始める。やがて加算器1
がフルスケール(FS)に達すると、オーバーフローを
生じ、加算器1の出力値、すなわちラッチ4の出力値は
急減する。この時、ラッチ4の出力のMSB信号は、図
のように、ハイレベル→ローレベルに遷移する。このよ
うに、ラッチ4の出力値が急減したとき、ラッチ4の出
力のMSBの立ち下がりによりフリップフロップ11が
リセットされる。この状態は次にトリガが到来するまで
保持される。こうして、トリガの到来に同期して1波発
振が行なわれる。
【0020】尚、図1の波形切換スイッチ8をb側に切
り換えると、トリガの到来に同期してパルス波形を出力
できる。この場合、コンパレータ9にパルス幅データを
与えることにより出力パルス波のデューティ比を変えら
れる。
【0021】次に、ダブルパルス発振動作について説明
する。図3は、トリガ信号によりダブルパルス(2波)
を発振させる場合の波形タイミング図を示す。このダブ
ルパルス発振動作は、波数切換スイッチ12をDOUB
LE側に設定し、ダブルパルス用カウンタ13でラッチ
4の出力のMSB信号を2回カウントすることにより実
現される。
【0022】ダブルパルス用カウンタ13は、クリアが
解除(CLR端子がハイレベル)されるとカウント動作
が可能となり、IN入力の立ち下がりエッジでカウント
動作が行われ、規定のカウント数である2カウントを終
了すると出力OUTにカウント終了パルスを発生する。
【0023】フリップフロップ11は、トリガ信号が与
えられるまでリセットされている。このフリップフロッ
プ11の出力は、加算器1のクリア端子及びダブルパル
ス用カウンタ13のクリア端子(CLR)に供給されて
いる。フリップフロップ11がリセット状態では、加算
器1にクリアがかかりラッチ4の出力値はゼロになって
いる。
【0024】ここで、トリガ信号が与えられると(前述
と同様、遅延手段による遅延量がゼロであるとする)、
フリップフロップ11がセットされ、その結果、ダブル
パルス用カウンタ13及び加算器1のクリアが解除さ
れ、加算器1の出力、即ちラッチ4の出力は増加しはじ
める。加算器1がフルスケールを超えると、加算器1の
出力、即ちラッチ4の出力は急減する。ラッチ4の出力
のMSBは、急減したときにハイレベルからローレベル
に変化し、ダブルパルス用カウンタ13の出力OUTは
ハイレベルとなる。
【0025】加算器1は、クリアが解除された状態であ
るため、その出力は再び増加し、ラッチ出力が増加→急
減し、ダブルパルス用カウンタ13は再びカウントを行
い、その出力OUTは再びローレベルとなる。ダブルパ
ルス用カウンタ13の出力がローレベルに変化したこと
により、フリップフロップ11はリセットされる。これ
により、加算器1の出力、即ちラッチ4の出力はゼロに
なる。また、ダブルパルス用カウンタ13にもクリアが
かかる。この状態は、次にトリガが到来するまで保持さ
れる。このように、トリガの到来に同期してダブルパル
スを発生する。
【0026】尚、図1の波形切換スイッチ8をb側に切
り換えると、トリガの到来に同期してダブルパルス波形
を出力できる。この場合、コンパレータにパルス幅デー
タを与えることにより出力パルス波(ダブルパルス)の
デューティ比を変えられる。
【0027】続いて、トリガ遅延動作について説明す
る。トリガ遅延は、図1に示すように、トリガ信号を遅
延手段を用いて設定データにより入力した時間だけ遅延
することにより実現され、トリガが入力されてから所定
の遅延時間を経た後、パルス発生動作が開始される。遅
延手段としてはクロックを計数するカウンタを用いるこ
とができる。このように遅延手段により、トリガ信号が
到来してから実際に発振を開始するまでの時間(遅延時
間)を可変できる。
【0028】次に、上述パルス発生器機能を有するDD
S方式波形発生装置を使ってパルス波形を発生する場合
に必要となるパラメータの変換操作について説明する。
【0029】パルス発生器における出力パルス波形を規
定する時間的パラメータの1つに「パルス周期」があ
る。ところが、前述のように、従来方式のDDS方式波
形発生装置ではこの時間の次元を持つ「パルス周期」は
直接的には設定できず、設定できるものは図1に示す周
波数設定データ、即ち「周波数」である。このためパル
ス波形のパルス周期Tを設定する場合には、この逆数で
ある周波数fを計算で求め、このfを図1の周波数設定
データに設定する必要がある。 f=1/T 本発明の実施形態によるDDS方式波形発生装置は、D
DSをベースにした波形発生器であるにもかかわらず、
従来のパルス発生器と同じ操作で、違和感なく、パルス
周期Tを設定できる。上記の計算は本装置に内蔵したマ
イクロプロセッサによる制御演算手段(図示せず)によ
り容易に実行できる。
【0030】図4の従来例でも示されているように、D
DS方式波形発生装置でもパルス波形を出力できるが、
その波形は周波数及びデューティ比で設定するようにな
っている。一方、パルス発生器の分野で同じ波形を出力
しようとする場合、対応するパラメータは周期及びパル
ス幅である。周期は上述のように設定できる。また、デ
ューティ比については、所与のパルス幅W及び周期Tか
ら次の式を用いて算出できる。 D=(W/T)×100(%) 従って、パルス幅Wを出力するには、このデューティ比
Dの値をDDS方式波形発生装置のデューティ比設定デ
ータに入力すればよい。尚、上記の計算は本装置に内蔵
したマイクロプロセッサによる制御演算手段(図示せ
ず)により容易に実行できる。
【0031】トリガ遅延での設定パラメータは、トリガ
信号から発振開始までの時間、即ち遅延時間TDであ
る。遅延手段はカウンタで構成され、トリガ信号をクロ
ック単位で遅延させるものであるから、遅延時間が与え
られた場合、求めるクロック数nは、クロック周期をT
Cとすると次の式で算出できる。 n=TD/TC 従って、上記カウンタにこの値をセットすれば、トリガ
信号の到来とともにカウントが開始され、この所定クロ
ック数nをカウントした後(即ち予め定めたディレイ時
間後)にカウント終了パルスが発生し、これが遅延され
たトリガ信号としてフリップフロップ11に加わり、所
定時間の遅延されたパルス波形が発生する。尚、上記の
計算も本装置に内蔵したマイクロプロセッサによる制御
演算手段(図示せず)により容易に実行できる。
【0032】以上の実施形態例のDDS方式波形発生装
置におけるデューティはコンパレータにより可変できる
が、この他の例として、ラッチ出力に対応して読み出さ
れた波形メモリからの出力をDA変換してアナログ正弦
波を得、これをローパスフィルタを通してアナログコン
パレータに加える。アナログコンパレータの他方の入力
には、デューティ設定直流電圧を加え、この直流電圧を
可変することにより、アナログコンパレータ出力に所定
のデューティを持ったパルスを得ることができる。この
方式は、ローパスフィルタによりDA変換出力のクロッ
ク成分が減衰するため、出力パルスのジッタが少なくな
るという特徴を持っている。
【0033】又、デューティ可変の他の例として、周期
さえ正確であれば、パルス幅はあまり正確でなくてもよ
いという場合、パルス幅の発生に通常のアナログ方式で
使用されている単安定マルチバイブレータを用いること
もできる。
【0034】更に、図1の遅延手段の他の例として、遅
延素子として論理ゲート固有の遅延量を使用することも
できる。即ち、論理素子を直列に接続し、各段からタッ
プを出し、これを切換えれば遅延量をステップ状に変化
させることもできる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、DDS
方式波形発生装置に追加回路を設けてパルス発生器の機
能をも併せ持つように構成しているので、即ちDDSを
ベースにパルス発生器を構成したため、従来のアナログ
タイプのパルス発生器に比べてその出力パルスの時間的
パラメータであるパルス周期、パルス幅等の安定性・確
度が格段に向上する。また、DDS方式波形発生装置を
ベースにしているにもかかわらず、従来のパルス発生器
で使用されている波形パラメータ(周期、パルス幅、デ
ィレイ時間等)で設定できるため、パルス波形出力の設
定が違和感なく行える。また、従来型のDDS方式波形
発生装置とパルス発生器の2種類の機能を有しているた
め、それぞれの機能を別々に用意する必要がなくなり、
ユーザにとって利便性が増した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例によるDDS方式波形発
生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すDDS方式波形発生装置のトリガ発
振動作の波形タイミング図である。
【図3】ダブルパルス発振動作の波形タイミング図であ
る。
【図4】従来のDDS方式波形発生装置のブロック図で
ある。
【図5】図4に示す従来のDDS方式波形発生装置のデ
ューティ可変動作のタイミング図である。
【符号の説明】
1 加算器 2 周波数設定レジスタ 3 クロック 4 ラッチ 5 波形メモリ 6 DA変換器 7 LPF(ローパスフィルタ) 8,12 波形切換スイッチ 9 コンパレータ 10 遅延手段 11 フリップフロップ 13 ダブルパルス用カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス対応で予め定めた波形データが記
    憶されている波形データメモリと、 前記アドレスデータを生成するアドレスデータ生成手段
    と、 前記アドレスデータ生成手段の出力を受けとり、出力パ
    ルス幅の設定手段を有するパルス生成手段と、 前記波形データメモリ出力と前記パルス生成手段出力と
    を択一的に選択する切換手段と、 前記アドレスデータ生成手段に対して前記アドレスデー
    タ生成動作を開始するトリガ信号を所定時間遅延するト
    リガ遅延手段と、を備えて構成されることを特徴とする
    DDS方式波形発生装置。
  2. 【請求項2】前記パルス生成手段は、コンパレータ又は
    加算器を用いて構成することを特徴とする請求項1に記
    載のDDS方式波形発生装置。
  3. 【請求項3】前記波形データメモリにはパルス波形デー
    タが記憶されており、前記波形データメモリ又は前記パ
    ルス生成手段のパルスの周期(T)からその逆数である
    周波数を算出し、前記パルスのパルス幅(W)からデュ
    ーティ比Dを(W/T)×100で算出し、算出された
    周波数及びデューティ比をもつパルスを発生することを
    特徴とする請求項1に記載のDDS方式波形発生装置。
  4. 【請求項4】前記パルスの周期、パルス幅を表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のDDS方式波形発生装
    置。
JP4817796A 1996-02-09 1996-02-09 Dds方式波形発生装置 Pending JPH09219624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817796A JPH09219624A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 Dds方式波形発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4817796A JPH09219624A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 Dds方式波形発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09219624A true JPH09219624A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12796112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4817796A Pending JPH09219624A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 Dds方式波形発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09219624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005296A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Fujitsu Ltd アナログ波形発生装置
CN103701462A (zh) * 2013-12-23 2014-04-02 广西大学 基于fpga的高精度相位自校正的信号发生器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005296A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Fujitsu Ltd アナログ波形発生装置
CN103701462A (zh) * 2013-12-23 2014-04-02 广西大学 基于fpga的高精度相位自校正的信号发生器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2944607B2 (ja) ディジタルpll回路とクロックの生成方法
JPH0439690B2 (ja)
JPS6223495B2 (ja)
JP3179527B2 (ja) デジタル信号合成方法及び装置
JPH09219624A (ja) Dds方式波形発生装置
JPH10276083A (ja) 偶数奇数分周回路
JPH1198007A (ja) 分周回路
JPH07115362A (ja) 位相調整可能なプログラマブル周波数タイミング・ジェネレータ
JP3521800B2 (ja) 楽音波形信号発生装置
JPH06169916A (ja) 遅延パルス発生装置
JPH0464431B2 (ja)
JPH11163689A (ja) クロック逓倍回路
JPH10135796A (ja) 外部同期方法及び外部同期回路
JPS6312424B2 (ja)
JPH07101844B2 (ja) 可変分周回路
JP2000242358A (ja) タイミング信号発生回路
JPH09261015A (ja) 周波数可変のパルス波形発生回路
JP2859877B2 (ja) 周期パルス発生回路
JP2002026724A (ja) 位相シフト発振回路
JPH10261953A (ja) 奇数分周クロック発生回路
JP3163244B2 (ja) 多位相補間を用いてパルス幅をディジタル値に変換する回路
JPH03266517A (ja) 2逓倍回路
JP3382020B2 (ja) 信号発生器用タイミング制御回路
JPH0625061Y2 (ja) 時間発生回路
JPH01198113A (ja) タイミング信号発生器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040209

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040506

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040720