JPH07101844B2 - 可変分周回路 - Google Patents

可変分周回路

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JPH07101844B2
JPH07101844B2 JP2202565A JP20256590A JPH07101844B2 JP H07101844 B2 JPH07101844 B2 JP H07101844B2 JP 2202565 A JP2202565 A JP 2202565A JP 20256590 A JP20256590 A JP 20256590A JP H07101844 B2 JPH07101844 B2 JP H07101844B2
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JP
Japan
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flip
flop
terminal
variable
delay means
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JP2202565A
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林  良彦
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、分周比の範囲が広く、高速動作に好適な可変
分周回路に関するものである。
〔従来の技術〕
可変分周を行う手段としてプリセットカウンタを用いた
場合、カウンタの動作速度によって基本クロックの周波
数が制限されるので、分周後のクロックの高分解能化を
行うことが困難である。そのため、従来からプリセット
カウンタの前段にプリスケラを設け、基本クロックの高
周波化を行い、分周後のクロックの高分解能化を行って
いたが、プリスケラの可変分周比によって最小分周数が
制限されるので、可変分周範囲が狭いという欠点があっ
た。
第1図は、従来の2モジュラスプリスケラの一例の回路
図、第2図は、その2モジュラスプリスケラを用いた可
変分周回路の一例のブロック図である。
第1図,第2図に従い、従来例を具体的に説明する。
この第2図に示すプリスケラ7は、第1図に示すように
オアゲート1,アンドゲート2,ノアゲート3およびDフリ
ップフロップ4,5,6によって構成され基本クロックfinを
分周してfoutを出力するものである。
分周数は、選択信号SELによって制御され、例えば、先
端信号SELが“H"(高)レベルの場合に分周数は5,“L"
(低)レベルの場合に分周数は6である。
プリスケラだけでは分周数を連続的に可変にできないの
で、第2図に示すようにカウンタ8,9を接続する。カウ
ンタ8にデータ値“A"が、またカウンタ9にデータ値
“B"がプリセットされた場合の分周数Nは、次の式
(1)で表わされる。
N=fin/f0=6A+5(B−A)=A+5B ……………
(1) この分周数Nは、データAの値を変えることによって分
周数を1きざみに、データBの値を変えることによって
分周数を5きざみに変えることができる。ここで分周数
Nを連続的に可変にできる最小分周数は、B≧Aという
条件を考慮すると20となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般的にはプリスケラの分周数を“U",“L"とすればU
=L+1の関係にあるので、分周数を連続的に可変にで
きる最小分周数Nminは、次の(2)式で与えられる。
Nmin=L(L−1) ……………(2) すなわち、カウンタの動作速度を下げる目的でプリスケ
ラの分周数U,Lを大きくとると、最小分周数Nminが大き
くなり、分周数Nの可変範囲が狭くなってしまう。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、高
速動作が可能で分周数の可変範囲が広い可変分周回路を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、第1のフリップ
フロップと第2のフリップフロップと、可変遅延手段
と、第1の遅延手段と第2の遅延手段と、立ち下がりエ
ッジ検出手段とからなり、第1のフリップフロップのQ
端子とCLK端子との間に上記可変遅延手段と第1の遅延
手段と切り替え手段が設けられており、第1のフリップ
フロップのQ端子は第2のフリップフロップのD入力端
子に接続されており、第2のフリップフロップのQ端子
およびQ端子は該立ち下がりエッジ検出手段に接続され
ており、検出したエッジ信号は第2の遅延手段により遅
延されるとともに第1のフリップフロップのセット入力
端子に入力されるように構成され、プリセットカウンタ
からの計数終了信号に基づいて上記切り替え手段により
第1のフリップフロップのQ端子からCLK端子との間の
帰還ループとして第1の遅延手段に切り替えたときm分
周し、上記可変遅延手段に切り替えたときに該可変遅延
手段の設定値により、第2のフリップフロップのCLK入
力端子に入力したクロック信号をm〜2m−1分周した第
1のフリップフロップのQ出力をプリセットカウンタで
計数して、上記切り替え手段が可変遅延手段を選択した
場合に分周出力を該切り替え手段の出力として得るよう
になした可変分周回路であって、該可変遅延手段は上記
レジスタに保持された分周値に対応した確定選択値によ
って遅延時間が制御され、分周クロックの1周期間のみ
該可変遅延手段の遅延素子の遅延時間を一定に保つこと
を特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第3図は、本発明に係る可変分周回路の一実施例のブロ
ック図、第4図,第5図は、その動作タイミングチャー
トである。
ここで、21は遅延手段に係るレジスタ、20は同可変の遅
延素子、10,15,19,22は固定の遅延素子、12,13はDフリ
ップフロップ、24はプリセットカウンタである。
なお、第4図の波形a〜gは、第3図中の同記号を付し
た箇所に対するものである。
まず、プリセットカウンタ24は、入力hが0でありTC出
力が常に“H"レベルであるとする。
遅延素子20は、レジスタ21に保持された値gによって遅
延時間量の制御が可能であり、上記値gは所望値が選択
確定されているものとする。
基本クロックfin(波形a)がDフリップフロップ13に
供給されているとする。Dフリップフロップ12のセット
端子SDにパルス(波形e)の“H"レベル(区間T0〜T1
が入力されると、その出力は、“L"レベルとなり、波
形fは“L"レベルとなる。一方、同出力はアンドゲー
ト14を介し、遅延素子20によって設定された時間を経過
した後、オアゲート18を介し、フリップフロップのクロ
ックに入力され、入力端子Dの設定値“L"を同Q出力に
出力する。このQ出力は、フリップフロップ13の入力端
子Dに入力され、基本クロックfinによってタイミング
を取り直したQ出力(波形b)とその出力を遅延素子
15により遅延した(波形c)を得、アンドゲート11,遅
延素子10を介してフリップフロップ12のセット端子SDに
“H"レベル(区間T5〜T6)を与える。
よって基本クロックfinに同期して分周クロックf0(波
形f)が得られるものである。
分周数Nは、基本クロックの周期をTとし、各素子の伝
ぱん遅延時間を以下のように定めると、次の(3)式で
表わされる。
N・T<TCQ13+T11+T10+TSQ12+T14+T20+T18 +TCQ12+TSET13<(N+1)・T …………(3) ただし、TCQ13はDフリップフロップ13のクロック端子C
LKから出力Qへの伝ぱん遅延時間、T11はアンドゲート1
1の伝ぱん遅延時間、T10は遅延素子10の伝ぱん遅延時
間、TSQ12はDフリップフロップ12のセット端子SDから
出力Qへの伝ぱん遅延時間、T14はアンドゲート14の伝
ぱん遅延時間、T20は遅延素子20の伝ぱん遅延時間、T18
はオアゲート18の伝ぱん遅延時間、TCQ12はDフリップ
フロップ12のクロック端子CLKから出力Qへの伝ぱん遅
延時間、TSET13はDフリップフロップ13の入力Dからク
ロック端子CLKのセットアップタイムである。
したがって、遅延素子20の遅延時間を適当に設定するこ
とにより、分周数Nを連続的に可変とすることが可能で
ある。
第3図において、分周値1/Nに対応するデータgは、レ
ジスタ21によって保持され、分周クロックf0の1周期間
だけ遅延素子20の伝ぱん遅延時間を一定に保つ。すなわ
ち、第4図の区間T2において、同図fのポジィティブエ
ッジによって分周値1/Nのデータgがレジスタ21に保持
され、同図fの区間T5〜T8のネガティブパルスの幅を制
御する。したがって、分周数Nを連続的に制御すること
が可能となる。
次にプリセットカウンタ24を動作させる場合(h≠0)
について第3図,第5図を用いて説明する。ここで、レ
ジスタ21の入力であるgによって決まる分周数を説明の
ため5〜9とし、h=3,g=7の場合について説明す
る。
第5図において分周クロックf0(波形f)のネガティブ
パルスが区間T20で出力され、このポジィティブエッジ
で、レジスタ21に7が格納され、プリセットカウンタ24
の▲▼端子に分周クロックを遅延したクロック(波
形i)を印加し、Dフリップフロップ12の出力Q(波形
i)の区間T20におけるポジィティブエッジでカウンタ2
4に3が格納される。したがって、プリセットカウンタ2
4のターミナルカウントTCは“L"レベルとなり、オアゲ
ート16を介してアンドゲート17が選択される。この時、
プリセットカウンタ24に供給するクロック(波形j)は
基本クロックfin(波形a)をNc分周したクロックとな
る。分周数Ncは、基本クロックfinの周期をTとすると
(4)式となる。
Nc・T<TCQ13+T11+T10+TSQ12+T17+T19+T18 +TCQ12+TSET13<(NC+1)・T ………(4) ただし、T17はアンドゲート17の伝ぱん遅延時間、T19
遅延素子19の伝ぱん遅延時間である。ここでは、分周波
NCは5とし説明する。
プリセットカウンタ24は、クロック(波形i)を計数
し、設定された値3を計数した時点(区間T24)でター
ミナルカウントTCを“H"レベルにする。よって、オアゲ
ート16を介してアンドゲート17が閉じ、アンドゲート14
が選択され、区間T24は、レジスタ21に格納されている
値“7"によって、上述したように基本クロックfin(波
形a)を7分周し、プリセットカウンタ24に供給すると
ともに、アンドゲート14から分周クロックf0(波形f)
を出力する。すなわち分周クロックの周期は区間20の波
形fのポジィティブエッジから区間24のポジィティブエ
ッジとなる。
基本クロックfinを分周して分周クロックf0を得るため
の分周数N0は、(5)式で与えられる。
N0=f0/fin=g+5h ……………(5) 分周数N0を一般的に求めるため、レジスタ21に与える設
定値gの範囲をm〜2m−1,アンドゲート17が選択された
場合の分周数をm、プリセットカウンタ24に設定する値
をhとすると、分周数N0は(6)式となる。
N0=f0/fin=g+m・h …………(6) 以上の説明より明らかなように最小分周数はmとなり、
例えばプリスケラ内にカウンタを用いず、Dフリップフ
ロップを用いるので、高速動作が可能となるとともに、
分周数はDフリップフロップのからクロック端子CLK
の帰還ループ内にある遅延素子の伝ぱん遅延時間とプリ
セットカウンタの設定値を変更することにより、容易に
任意に変更ができる。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、高速で
分周数の可変範囲が広い可変分周回路が得られるので、
種々の電子回路等の要求に応ずることができ、その効果
は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2モジュラスプリスケラの一例の回路
図、第2図はその2モジュラスプリスケラを用いた可変
分周回路の一例のブロック図、第3図は本発明に係る可
変分周回路の一実施例のブロック図、第4図,第5図は
その動作タイミングチャートである。 11,14,17……アンドゲート、 16,18……オアゲート、23……インバータ、 12,13……Dフリップフロップ、 10,15,19,20,22……遅延素子、 21……レジスタ、 24……プリセットカウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のフリップフロップと第2のフリップ
    フロップと、レジスタと可変の遅延素子よりなる可変遅
    延手段と、第1の遅延手段と第2の遅延手段と、立ち下
    がりエッジ検出手段とからなり、第1のフリップフロッ
    プのQ端子とCLK端子との間に上記可変遅延手段と第1
    の遅延手段と切り替え手段が設けられており、第1のフ
    リップフロップのQ端子は第2のフリップフロップのD
    入力端子に接続されており、第2のフリップフロップの
    Q端子およびQ端子は該立ち下がりエッジ検出手段に接
    続されており、検出したエッジ信号は第2の遅延手段に
    より遅延されるとともに第1のフリップフロップのセッ
    ト入力端子に入力されるように構成され、プリセットカ
    ウンタからの計数終了信号に基づいて上記切り替え手段
    により第1のフリップフロップのQ端子からCLK端子と
    の間の帰還ループとして第1の遅延手段に切り替えたと
    きm分周し、上記可変遅延手段に切り替えたときに該可
    変遅延手段の設定値により、第2のフリップフロップの
    CLK入力端子に入力したクロック信号をm〜2m−1分周
    した第1のフリップフロップのQ出力をプリセットカウ
    ンタで計数して、上記切り替え手段が可変遅延手段を選
    択した場合に分周出力を該切り替え手段の出力として得
    るようになした可変分周回路であって、該可変遅延手段
    は上記レジスタに保持された分周値に対応した確定選択
    値によって遅延時間が制御され、分周クロックの1周期
    間だけ上記可変の遅延素子の遅延時間を一定に保つこと
    を特徴とする可変分周回路。
JP2202565A 1990-08-01 1990-08-01 可変分周回路 Expired - Lifetime JPH07101844B2 (ja)

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CN116781065B (zh) * 2023-08-23 2023-12-12 芯潮流(珠海)科技有限公司 高速异步双模预分频器及其控制方法、电子设备

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JPS60136422A (ja) * 1983-12-26 1985-07-19 Hitachi Ltd プリスケラ

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