JPH075944A - クロック逓倍回路 - Google Patents

クロック逓倍回路

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Publication number
JPH075944A
JPH075944A JP5143733A JP14373393A JPH075944A JP H075944 A JPH075944 A JP H075944A JP 5143733 A JP5143733 A JP 5143733A JP 14373393 A JP14373393 A JP 14373393A JP H075944 A JPH075944 A JP H075944A
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JP
Japan
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circuit
oscillation
counter
register
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP5143733A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Koyama
博 小山
Kazumasa Chiaki
一雅 千明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH075944A publication Critical patent/JPH075944A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、外部発振クロックの周波数が高く
なるのを抑え、外部回路に高調波の影響を与えることな
く、マイクロコンピュータを高速動作させる為の高速ク
ロックを発生できるクロック逓倍回路を提供することを
目的とする。 【構成】 本発明によれば、第1の発振回路に比べ十分
に高い周波数を有する第2の発振回路の発振出力信号を
第1のカウンタがパルス生成回路で発生したパルスの周
期でカウントする。カウントされたデータは、CPUで
所定値に演算され、その演算された新しいデータはレジ
スタにローディングされる。第2のカウンタは、第2の
発振回路の発振出力信号をカウントしており、一致回路
は、前記レジスタにローディングされたデータと、前記
第2のカウンタのデータとの比較をし、データが一致し
た時検出信号を出力する。そして、前記検出信号からC
PUのクロックを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部接続された固体振
動子を用いて構成した発振回路の出力信号を発振クロッ
クとして動作するマイクロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータは、外部に接続し
た水晶又はセラミック等の固体振動子を用いて発振回路
を形成し、発振回路の発振周波数クロックを使用して動
作している。マイクロコンピュータの処理速度は、前記
発振周波数クロックにより決まり、外部に接続した固体
振動子の固有周波数に依存していた。
【0003】近年、セットの高速化等に伴い、マイクロ
コンピュータの高速化が要求されてきている。そこで、
マイクロコンピュータの高速化を実現するために、従来
は固有周波数の高い固体振動子をマイクロコンピュータ
の外部に接続し、発振回路を形成し、高い周波数クロッ
クを使用して上記高速化の要求に対応してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マイク
ロコンピュータに外部接続した固体振動子には、その固
有周波数に対して整数倍の高調波が発生する。前記高調
波は、同一のプリント基板上にある音響用もしくは、映
像用IC等の信号にノイズとして混入し、ビートを発生
するという問題があった。前記高調波は、固体振動子の
固有周波数が高い程強く発生し、ICの信号周波数に重
畳しやすくなる。
【0005】例えばマイクロコンピュータに5MHzの
高い固有周波数を有する固体振動子を使用し、FMチュ
ーナコントロール用のICを同一のプリント基板上に配
置した時、10MHzの高調波が発生し、10.7MH
zのFM中間周波数に重畳され、ビートを発生する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、固体振動子を有する第1の発振回路と、該第1の
発振回路の固有周波数より高い周波数で発振する第2の
発振回路と、前記第1の発振回路から出力された発振出
力信号に同期したパルスを生成するパルス生成回路と、
前記パルス生成回路から発生するパルスの周期に応じて
前記第2の発振回路の発振出力信号をカウントする第1
のカウンタと、該第1のカウンタの出力信号を演算して
制御データを発生するCPUと、前記制御データがセッ
トされるレジスタと、前記第2の発振回路の発振出力信
号をカウントする第2のカウンタと、該第2のカウンタ
のデータと前記レジスタのデータとの一致を検出し、検
出信号を発生する一致回路とを備えた点である。
【0007】
【作用】本発明によれば、第1の発振回路に比べ十分に
高い周波数を有する第2の発振回路の発振出力信号を第
1のカウンタがパルス生成回路で発生したパルスの周期
でカウントする。カウントされたデータは、CPUで所
定値に演算され、その演算された新しいデータはレジス
タにローディングされる。第2のカウンタは、第2の発
振回路の発振出力信号をカウントしており、一致回路
は、前記レジスタにローディングされたデータと、前記
第2のカウンタのデータとの比較をし、データが一致し
た時検出信号を出力する。そして、前記検出信号からC
PUのクロックを生成する。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例を示す回路図である。
(1)は第1の発振回路で、水晶又はセラミック等の固
体振動子(2)がマイクロコンピュータの外部に接続さ
れている。(3)はパルス生成回路で、ANDゲート
(4)とカスケード接続された3段のインバータ(5)
により構成されている。前記ANDゲート(4)の一方
の入力端子は、前記第1の発振回路(1)のインバータ
(6)の出力端子に接続され、他方の入力端子は前記イ
ンバータ(5)を介して前記第1の発振回路(1)のイ
ンバータ(6)の出力端子に接続されている。前記イン
バータ(5)により、発振出力信号に遅延が生じるので
前記ANDゲート(4)から前記発振出力信号に同期し
たパルスが出力される。(7)は、抵抗及びコンデンサ
で構成された内部発振回路(第2の発振回路)で、前記
第1の発振回路(1)に比較して十分に高い発振出力信
号を発生する。(8)は、前記ANDゲート(4)の出
力端子及び前記第2の発振回路(7)の出力端子に接続
された第1のカウンタである。第1のカウンタ(8)
は、前記パルス生成回路(3)で生成されたパルスの期
間中に前記内部発振回路(7)の発振出力信号をカウン
トする。(9)は前記ANDゲート(4)の出力端子及
び前記第1のカウンタ(8)の出力端子に接続された第
1のレジスタで、出力端子はマイクロコンピュータのバ
スライン(10)に接続されている。第1のレジスタ
(9)は前記パルス生成回路(3)のパルスにより前記
第1のカウンタ(8)のデータをローディングし、前記
バスライン(10)に前記データを出力する。前記デー
タは、次に第1のレジスタ(9)からデータが出力され
るか、あるいはCPU(11)に取り込まれるまで前記
バスライン(10)に保持される。(12)は、CPU
(11)で演算された制御データがローディングされる
第2のレジスタである。(13)は内部発振回路(7)
に接続され、内部発振回路(7)の発振出力信号をカウ
ントする第2のカウンタである。(14)は前記第2の
レジスタ(12)の制御データと前記第2のカウンタの
データとの一致を検出して検出信号を発生する一致回路
である。検出信号で、前記第2のカウンタ(13)はリ
セットされる。(15)は、前記検出信号によりCPU
(11)のクロックを生成し、CPU(11)に印加す
るTフリップフロップ回路、(16)はプログラムに応
じてゲートを切換える切換回路である。
【0009】次に動作を説明する。図1は本実施例の回
路図、図2は図1のA点〜C点におけるタイムチャート
及び第1及び第2のカウンタ(8)及び(13)の計数
を示した波形図、図3はマイクロコンピュータの初期プ
ログラムのフローチャート、図4は前記メインプログラ
ムにタイマ割り込みがかかった時に実行されるサブプロ
グラムをそれぞれ示す。
【0010】マイクロコンピュータの外部に接続した固
体振動子(2)の固有周波数を1MHzとし、CPU
(11)は2MHzで動作する様に設定されているもの
として、まずマイクロコンピュータの電源をON(図
3,1−1)すると、切換回路(16)が切換信号MP
Xによって第1の発振回路(1)の発振出力信号を取り
込む様にゲートを開き(図3,1−2)、CPU(1
1)を動作状態とする。同時に図2(1)に示す1MH
zの発振出力信号は、パルス生成回路(3)を通過して
前記発振出力信号の立上がりに同期したパルスに生成さ
れ、前記パルスは、第1のカウンタ(8)と第1のレジ
スタ(9)に入力される。前記第1のカウンタ(8)
は、電源ONと同時に第2の発振回路(7)の発振出力
信号を前記パルスの周期ごとにカウント及びリセットを
くり返しており、第1のレジスタ(9)は、前記第1の
カウンタ(8)のリセットがかかる直前のデータを次々
にローディングする。この時の前記第1のカウンタ
(8)の計数状況を図2(2)に示す。CPU(11)
は前記データを取り込み(図3,1−3)1/4の値を
演算し、出力を第2のレジスタ(12)へローディング
する(図3,1−4)。切換回路(16)はこの時、プ
ログラムにより第1の発振回路(1)からのゲートを閉
じ、Tフリップフロップ(15)からの信号を取り込む
方のゲートを開く(図3,1−5)。第2のカウンタ
(13)は第1のカウンタ(8)と同様、電源ONと同
時に内部発振回路(7)の発振出力信号をカウントして
おり、該カウント数が前記第2のレジスタ(12)のデ
ータと一致した時、一致回路(14)から検出信号が発
生し、Tフリップフロップ回路(15)に入力される。
同時に前記検出信号で第2のカウンタ(13)はリセッ
トされ再びカウントを開始する。図2(3)に前記第2
のカウンタ(13)のカウント及びリセットの状況を示
す。Tフリップフロップ回路(15)は、前記検出信号
が入力される度に反転するクロックを生成する。図2
(5)はC点での検出信号を、又、図2(4)はB点で
のクロックを示し、前記第1発振回路(1)の発振出力
信号に対し周波数が2倍すなわち2MHzとなってい
る。前記Tフリップフロップ回路(15)で生成された
クロックはCPU(11)に印加され、CPU(11)
は2MHzのクロックで動作し、所定の処理を実行す
る。前記CPU(11)は、前記クロックをカウントす
るタイマを内蔵しており、タイマは前記クロックを何回
カウントするかプログラムで設定(図3,1−6)さ
れ、その所定のカウント数に達すると、割り込み信号を
出力(図4,2−1)し、リセット、カウント再開す
る。タイマ割り込み信号を受けるとCPU(11)は、
図4のサブプログラムを実行し、再び第1のレジスタ
(9)のデータ取り込みから(図4,2−2)1/4デ
ータにするための演算処理(図4,2−3)を行ない、
演算したデータを第2のレジスタ(12)へプリセット
する。そして、新たに前記第2のレジスタ(12)へプ
リセットされたデータを基に、第2のカウンタ(13)
及び一致回路(14)が制御され、Tフリップフロップ
回路(15)から新たにクロックが出力される。前記タ
イマはCPU(11)が演算データを前記第2のレジス
タ(12)へプリセットした後、再びカウントを開始
(図4,2−5)し、又、所定のカウント数に達すると
割り込み信号が出力され、CPU(11)は、上述の手
段をくり返す。
【0011】
【発明の効果】上述の様に本発明によれば、マイコン内
部に内蔵した高い周波数の第2の発振回路の周波数クロ
ックを制御することにより、外部に固体振動子を接続し
た第1の発振回路の周波数クロックに対して逓倍された
動作クロックを得ることができる。その為、第2の発振
回路の周波数が外部の温度により影響を受けて多少変動
しても、常に安定したマイコンの内部クロックを生成し
続けることができる。その為、第1の発振回路の周波数
が低くてもマイコンの高速な動作が可能となり、又固体
振動子の周波数が低いことにより、マイコンと同一のプ
リント基板内の周辺のICに対して前記固体振動子から
発生する高調波による悪影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック逓倍回路を示す図である。
【図2】図1の各部波形を示す波形図である。
【図3】メインプログラムを示すタイムチャートであ
る。
【図4】サブプログラムを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
(1) 第1の発振回路 (3) パルス生成回路 (7) 内部発振回路 (8) 第1のカウンタ (9) 第1のレジスタ (11) CPU (12) 第2のレジスタ (13) 第2のカウンタ (14) 一致回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体振動子を有する第1の発振回路と、 該発振回路の固有周波数より高い周波数で発振する第2
    の発振回路と、 前記第1の発振回路から出力された発振出力信号に同期
    したパルスを生成するパルス生成回路と、 前記パルス生成回路から発生するパルスの周期に応じて
    前記第2の発振回路の発振出力信号をカウントする第1
    のカウンタと、 該第1のカウンタの出力信号を演算して制御データを発
    生するCPUと、 前記制御データがセットされるレジスタと、 前記第2の発振回路の発振出力信号をカウントする第2
    のカウンタと、 該第2のカウンタのデータと、前記レジスタのデータと
    の一致を検出し、検出信号を発生する一致回路とから成
    り、 前記検出信号から前記CPUを動作させる為の発振クロ
    ックを生成することを特徴とするクロック逓倍回路。
JP5143733A 1993-06-15 1993-06-15 クロック逓倍回路 Pending JPH075944A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5143733A JPH075944A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 クロック逓倍回路

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JP5143733A JPH075944A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 クロック逓倍回路

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JP5143733A Pending JPH075944A (ja) 1993-06-15 1993-06-15 クロック逓倍回路

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