JP3177938B2 - 農園芸用粒剤 - Google Patents

農園芸用粒剤

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JP3177938B2 JP24144694A JP24144694A JP3177938B2 JP 3177938 B2 JP3177938 B2 JP 3177938B2 JP 24144694 A JP24144694 A JP 24144694A JP 24144694 A JP24144694 A JP 24144694A JP 3177938 B2 JP3177938 B2 JP 3177938B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全に使用できる新規
なコーティング型農園芸用粒剤および該粒剤の製造法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、作物の病害虫の防除及び除草作業
において、散布時の省力化と安全性の面から粒剤の使用
が好まれ、殺虫、殺菌、除草の各分野に利用されてい
る。農園芸用粒剤は、一般的に押出型粒剤、吸着型粒剤
およびコーティング型粒剤の3種類に分類され、農薬活
性成分の物理化学性や利用分野によってその最適な形態
が選択される。
【0003】押出型粒剤とは、一般に農薬活性成分を予
め鉱物質微粉等とよく混合し必要に応じて粉砕した後、
通常水を加えて混練し、一定の網目から押出造粒後、乾
燥し製したものである。吸着型粒剤とは、一般に予め選
択した所定の粒度分布を有する吸油性のある粒状鉱物質
を担体に用い、その中に液状の農薬活性成分あるいは固
体状や半固体状の農薬活性成分を溶剤に溶かして液状と
したものを吸収せしめるように混合し製したものであ
る。
【0004】コーティング型粒剤とは、一般に予め選択
した所定の粒度分布を有する吸油性のない粒状鉱物質を
担体に用い、その表面上に接着剤と農薬活性成分を、ま
たは必要に応じて鉱物微粉等と共に、被覆せしめるよう
に混合し製したものである。なお接着剤として水を使用
した場合には、通常混合被覆した後乾燥する場合が多
い。
【0005】押出型粒剤は、一般に混合、混練、造粒、
乾燥、整粒および篩分の各工程を経て製造される。これ
に対して、吸着型粒剤とコーティング型粒剤は、混合お
よび篩分工程のみ(コーティング型粒剤では混合工程の
後に乾燥工程が必要となる場合もある)で製造できるた
め、設備費用、運転費用、工程管理、製造収率の面にお
いて、押出型粒剤に比べて有利である。
【0006】また、吸着型粒剤は、通常吸収性担体とし
て吸油性のある粒状鉱物質を使用するため、使用する粒
状鉱物質の吸油能により、吸収できる農薬活性成分の配
合量が制限される。さらに、天然物である粒状鉱物質
は、採掘場所によって吸油能が異なってくることがあ
り、粒剤の品質を一定に保つのが難しいという欠点があ
る。コーティング型粒剤ではこのような問題はない。コ
ーティング型粒剤は、以上の点で押出型粒剤や吸着型粒
剤に比べて優れた粒剤である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のコ
ーティング型粒剤では、非吸油性の粒状担体の表面に農
薬活性成分が高濃度に分布しているために、輸送時なら
びに散布時における粒同志の摩擦によって粒状担体から
農薬活性成分が剥がれ易く、散布などの使用時において
粒状担体から剥がれた農薬活性成分が、作業者に吸入さ
れたりあるいは環境中へ飛散するなど、使用時の安全性
の面において問題があった。
【0008】以上のような問題を解決するため、接着剤
として有機溶剤に溶解した酢酸ビニル重合体ないし共重
合体を用いて、農薬活性成分を非吸油性粒状担体に展着
せしめる方法(特公昭55−39521号公報)が提案
されている。しかしながらこの方法では、有機溶剤を使
用しているため、製造時および輸送時の引火性の問題、
製造時および使用時における作業者に対する有機溶剤の
揮散による刺激性や毒性の問題が懸念される。
【0009】また、コーティング型粒剤の製造において
は、接着剤と農薬活性成分を、または必要に応じて鉱物
微粉末等と共に、非吸油性の粒状担体上に被覆せしめる
ために、混合機を用いて各成分を攪拌混合する。投入し
た農薬活性成分のほぼ全量を粒状担体に被覆(接着)す
るためには長時間の混合を要する場合が多く、そのため
粒剤の生産性が著しく低下する問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために種々検討した結果、農薬活性成分も
しくは農薬活性成分と不活性な微粉体との混合物を、非
吸油性粒状担体に被覆するに当たり、その接着剤とし
て、水中に乳濁した状態にある水不溶性熱可塑性樹脂を
用いることによって解決しうることを見出し本発明を完
成した。
【0011】すなわち、本発明は、一種以上の農薬活性
成分または一種以上の農薬活性成分と不活性な微粉体と
の混合物を、非吸油性粒状担体に被覆するに当たり、そ
の接着剤として、水中に乳濁した状態にある水不溶性熱
可塑性樹脂用いることを特徴とするコーティング型農園
芸用粒剤および該粒剤の製法に関するものである。
【0012】本発明の農園芸用粒剤の製造方法は、次の
通りである。非吸油性粒状担体に、水中に乳濁した状態
にある水不溶性熱可塑性樹脂を攪拌しながら加えること
により樹脂を担体に均一に被覆し、そのまま攪拌しなが
ら農薬活性成分または農薬活性成分と不活性な微粉体と
の混合物を加えて、非吸油性粒状担体に農薬活性成分ま
たは農薬活性成分と不活性な微粉体との混合物を被覆す
ることを特徴とする。
【0013】本発明の農薬粒剤の製造方法においては、
農薬活性成分が常温で固体、液体のいずれのものでも製
造可能であり、二種またはそれ以上の農薬活性成分を含
むことができる。二種以上の農薬活性成分を含む該農薬
粒剤を製造する場合、二種以上の農薬活性成分は予め混
合したものを用いてもよく、また、第一の農薬活性成分
を非吸油性粒状担体に被覆後、更に第二以降の農薬活性
成分を被覆しても良い。
【0014】本発明によれば、輸送時ならびに散布時に
おける粒同志の摩擦による粒状担体からの農薬活性成分
の剥がれが極めて少ないため、散布などの使用時におい
て剥がれた農薬活性成分が、作業者に吸入されたりある
いは環境中へ飛散することがなく、安全に使用できる優
れた粒剤を得ることができる。また、コーティング型粒
剤の製造において、投入した農薬活性成分のほぼ全量を
粒状担体に被覆(接着)するのに要する時間を大幅に短
縮することができる。さらに、有機溶剤を使用していな
いため、製造時および輸送時の引火性の問題、製造時お
よび使用時における有機溶剤の揮散による作業者に対す
る刺激性や毒性の問題がない。
【0015】本発明において、農薬活性成分は植物保護
において通常使用することができるすべての活性化合物
を意味するもである。これらは好ましくは、殺虫剤、殺
線虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、および植物生長調
節剤を含み、また、これらの二種又はそれ以上からなる
混合剤を含むことができる。具体的には例えば、下記の
ものが挙げられるが特にこれらのみに限定されるもので
はない。
【0016】除草剤としては、(1)エチル 5−
(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイ
ルスルファモイル)−1−メチルピラゾール−4−カル
ボキシレート(一般名:ピラゾスルフロンエチル)、
(2)メチル 5−〔〔〔〔(4,6−ジメトキシ−2
−ピリミジニル)アミノ〕カルボニル〕アミノ〕スルホ
ニル〕−3−クロロ−1−メチル−1−H−ピラゾール
−4−カルボキシレート、(3)メチル α−(4,6
−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルフ
ァモイル)−O−トルアート(一般名:ベンスルフロン
メチル)、(4)1−(4,6−ジメトキシ−1,3,
5−トリアジン−2−イル)−3−〔2−(2−メトキ
シエトキシ)フェニルスルホニル〕ウレア(一般名:シ
ノスルフロン)、(5)N−(2−クロロイミダゾ
〔1,2−a〕ピリジン−3−イルスルホニル)−N’
−(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)ウレア
(一般名:イマゾスルフロン)、
【0017】(6)エチル=(RS)−2−〔4−(6
−クロロキノキサリン−2−イルオキシ)フェノキシ〕
プロピオナート(一般名:キザロホップエチル)、
(7)2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−(2−
ブロポキシエチル)アセトアニリド(一般名:プレチラ
クロール)、(8)アンモニウム=DL−ホモアラニン
−4−イル(メチル)ホスフィナート(一般名:グルホ
シネート)、(9)5−ターシャリーブチル−3−
(2,4−ジクロル−5−イソプロポキシフェニル)−
1,3,4−オキサジアゾリン−2−オン(一般名:オ
キサジアゾン)、(10)メチル−N−(3,4−ジク
ロルフェニル)カーバメート(一般名:MCC)、
【0018】(11)3−イソプロピル−2,1,3−
ベンゾ−チアジアジノン−(4)−2,2−ジオキシド
(一般名:ベンタゾン)、(12)2,4−ジクロルフ
ェノキシ酢酸(一般名:2,4−D)、(13)2−メ
チル−4−クロルフェノキシ酢酸(一般名:MCP)、
(14)2−メチルチオ−4,6−ビス(イソプロピル
アミノ)−s−トリアジン(一般名:プロメトリン)、
(15)2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−イソ
プロピルアミノ−s−トリアジン(一般名:アメトリ
ン)、
【0019】(16)2−クロル−4,6−ビス(エチ
ルアミノ)−s−トリアジン(一般名:シマジン)、
(17)2−クロル−4−エチルアミノ−6−イソプロ
ピルアミノ−s−トリアジン(一般名:アトラジン)、
(18)2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−
メチルアセトアニリド(一般名:メフェナセット)、
(19)2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−
(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−s−トリアジン
(一般名:ジメタメトリン)、(20)5−ジプロピル
アミノ−α,α,α−トリフルオロ−4,6−ジニトロ
−o−トルイジン(一般名:プロジアミン)、
【0020】(21)α,α,α−トリフルオル−2,
6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−パラ−トルイジン
(一般名:トリフルラリン)、(22)2,4−ジクロ
ルフェニル−3’−メトキシ−4’−ニトロフェニルエ
ーテル(一般名:クロメトキシニル)、(23)5−
(2,4−ジクロルフェノキシ)−2−ニトロ安息香酸
メチル(一般名:ビフェノックス)。
【0021】殺虫剤としては、(1)2−ターシャリー
ブチル−5−(4−ターシャリーブチルベンジルチオ)
−4−クロロピリダジン−3(2H)−オン(一般名:
ピリダベン)、(2)1−ナフチル−N−メチルカーバ
メート(一般名:NAC)、(3)3,7,9,13−
テトラメチル−5,11−ジオキサ−2,8,14−ト
リチア−4,7,9,12−テトラアザペンタデカ−
3,12−ジエン−6,10−ジオン(一般名:チオジ
カルブ)、(4)3−メチル−1,5−ビス(2,4−
キシリル)−1,3,5−トリアザペンタ−1,4−ジ
エン(一般名:アミトラズ)、(5)3,6−ビス(2
−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラジン(一
般名:クロフェンテジン)、
【0022】(6)ヘキサキス(β,β−ジメチルフェ
ネチル)ジスタンノキサン(一般名:酸化フェンブタス
ズ)、(7)4,4’−ジブロムベンジル酸イソプロピ
ル(一般名:フェニソブロモレート)、(8)1−(6
−クロル−3−ピリジルメチル)−N−ニトロ(イミダ
ゾリジン−2−イリデン)アミン(一般名:イミダクロ
プリド)、(9)2−(4−エトキシフェニル)−2−
メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエ−テル(一
般名:エトフェンプロックス)、(10)2−メチルビ
フェニル−3−イルメチル=(Z)−(1RS,3R
S)−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプ
ロパ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシラート(一般名:ビフェントリン)、
【0023】(11)1,3−ビス(カルバモイルチ
オ)−2−(N, N- ジメチルアミノ)プロパン塩酸塩
(一般名:カルタップ)、(12)2−イソプロポキシ
フェニル−N−メチルカーバメート(一般名:PH
C)、(13)O,S−ジメチル−N−アセチルホスホ
ロアミドチオエート(一般名:アセフェート)、(1
4)2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ
[b]フラニル=N−ジブチルアミノチオ−N−メチル
カーバマート(一般名:カルボスルファン)、(15)
5−アミノ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェニル)−3−シアノ−4−トリフルオロメ
タンスルフィニルピラゾール(一般名:フィプロニ
ル)、
【0024】(16)エチル=N−[2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカル
ボニル(メチル)アミノチオ]−N−イソプロピル−β
−アラニナート(一般名:ベンフラカルブ)、(17)
O,O−ジプロピル−O−4−メチルチオフェニルホス
フェート(一般名:プロパホス)、(18)(2−イソ
プロピル−4−メチルピリミジル−6)−ジエチルチオ
ホスフェート(一般名:ダイアジノン)。
【0025】殺菌剤としては、(1)2,4’−ジクロ
ロ−α−(ピリミジン−5−イル)ベンズヒドリル=ア
ルコール(一般名:フェナリモル)、(2)8−ヒドロ
キシキノリン銅(一般名:オキシン銅)、(3)5−メ
チル−1,2,4−トリアゾロ〔3,4−b〕ベンゾチ
アゾール(一般名:トリシクラゾール)、(4)3−
(3,5−ジクロルフェニル)−N−イソプロピル−
2,4−ジオキソイミダゾリジン−1−カルボキサミド
(一般名:イプロジオン)、(5)N−トリクロロメチ
ルチオテトラヒドロフタルイミド(一般名:キャプタ
ン)、
【0026】(6)2,6−ジクロル−4−ニトロアニ
リン(一般名:CNA)、(7)α,α,α−トリフル
オロ−3’−イソプロポキシ−O−トルアニリド(一般
名:フルトラニル)、(8)3−アリルオキシ−1,2
−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(一般
名:プロベナゾール)、(9)ジイソプロピル=1,3
−ジチオラン−2−イリデン−マロネート(一般名:イ
ソプロチオラン)、(10)1,2,5,6−テトラヒ
ドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
(一般名:ピロキロン)、
【0027】(11)6−(3,5−ジクロロ−4−メ
チルフェニル)−3(2H)−ピリダジノン(一般名:
ジクロメジン)、(12)1-(4−クロロベンジル)−
1−シクロペンチル−3−フェニル尿素(一般名:ペン
シクロン)、(13)メチル−(E)−メトキシイミノ
[α−(O−トリルオキシ))O−トリル]−アセテー
ト、(14)(E)−2−メトキシイミノ−N−メチル
−2−(2−フェノキシフェニル)アセトアミド、(1
5)2−{2−(4−[2−シアノフェノキシ]ピリミ
ジン−6−イルオキシ)フェニル}−2−メトキシプロ
ピオン酸メチル、などが挙げられる。
【0028】本発明において農薬活性成分と混合する不
活性な微粉体とは、本発明の粒剤に使用する範囲内にお
いて生物に対して活性を発現しない微粉体であり、微粉
状であれば無機物でも有機物でもよく特に限定されるも
のではない。粒剤中の農薬活性成分量が少なく粒状担体
に均一に被覆されない場合には、不活性な微粉体を農薬
活性成分と混合することにより、被覆の均一性を高める
ことができる。
【0029】また、農薬活性成分が液状の場合には、吸
収性を有する微粉体と液状農薬活性成分を混合して粉末
化したものを粒状担体に被覆することにより、粒剤同士
の接着による団粒化を防ぐことができる。吸収性の微粉
体としては、例えばコロイド性酸化ケイ素、合成ケイ酸
カルシウム、合成ケイ酸マグネシウム、多孔質炭酸カル
シウム、ケイソウ土、およびタルクなどが挙げられる。
【0030】この不活性な微粉体の粒径としては、特に
限定されるものではないが、大略0.1〜100μmが望まし
い。本発明において非吸油性粒状担体は、具体的には例
えば、石灰石、炭酸カルシウム、珪砂、珪石およびガラ
スビーズなどが挙げられる。この非吸油性粒状担体の粒
径としては、特に限定されるものではないが、大略0.1
〜1.0 mmが望ましい。
【0031】本発明において接着剤として用いる水不溶
性熱可塑性樹脂は、水中に乳濁している状態のものであ
れば特に限定されることなく使用でき、粉末状の樹脂で
あっても水中に投じたときに容易に乳濁するものであれ
ば、接着剤として用いることができる。また、当該樹脂
は、単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。
以下に、本発明の接着剤として特に望ましい水不溶性熱
可塑性樹脂を、具体的な商品名と共に挙げる。
【0032】(1)ポリ酢酸ビニル モビニールDC:ヘキスト合成(株) モビニールパウダーSA:ヘキスト合成(株) ポリゾールPS−10:昭和高分子(株) (2)酢酸ビニルとエチレンの共重合体 モビニール180E:ヘキスト合成(株) モビニール181E:ヘキスト合成(株) ポリゾールEVA P−4:昭和高分子(株) (3)酢酸ビニルとバーサチック酸ビニルの共重合体 モビニールパウダーDM200:ヘキスト合成(株) (4)酢酸ビニルとエチレンと塩化ビニルの共重合体 モビニール123E:ヘキスト合成(株) (5)ポリアクリル酸エステル モビニール747:ヘキスト合成(株) AE336:日本ラテックス(株) ポリゾールAT−130:昭和高分子(株)
【0033】(6)アクリル酸エステルとスチレンの共
重合体 モビニール880:ヘキスト合成(株) ポリゾールPSA SE−1400:昭和高分子(株) (7)アクリル酸エステルとシリコーンの共重合体 SX800(B):日本合成ゴム(株) カネビノールKD56:カネボウNSC(株) (8)アクリル酸エステルとエチレンの共重合体 N−700S:東邦化学(株) (9)ポリウレタン スーパーフレックス300:第一工業製薬(株) (10)スチレンとブタジエンの共重合体 0561:日本合成ゴム(株) Nipol LX437:日本ゼオン(株)
【0034】(11)アクリロニトリルとブタジエンの
共重合体 Nipol LX515:日本ゼオン(株) Nipol 1577:日本ゼオン(株) 接着剤として用いる水不溶性熱可塑性樹脂の含有量は、
本発明の粒剤に対して0.1〜5重量%が望ましく、よ
り望ましくは0.2〜2%である。水不溶性熱可塑性樹
脂の含有量が0.1%重量以下では、粒同志の摩擦によ
って粒状担体から農薬活性成分が剥がれ易くなるため本
発明の効果が現れず、含有量が5重量%以上では、添加
量に応じた効果が得られず、不経済である。また必要に
応じて水溶性接着剤を併用してもよく、具体的には例え
ば、
【0035】(1) 可溶性デンプン、カルボキシメチルデ
ンプン、デキストリン等のデンプン系天然物 (2) アルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ゼラチン、
カゼイン等の天然物質 (3) メチルセルロースなどのセルロース誘導体 (4) ポリビニルアルコール (5) ポリビニルメチルエーテル
【0036】(6) ポリビニルピロリドン (7) ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体 (8) ポリアクリルアミド (9) アクリル酸、メタクリル酸もしくはこれらの塩の重
合体またはそれらの共重合体 (10)ポリエチレングリコール (11)ポリエチレンオキシド などが挙げられる。
【0037】本発明の農園芸用粒剤においては、必要に
応じて農薬活性成分の安定剤、分散剤及び着色剤が使用
できる。この安定剤としては、例えばエポキシ化大豆
油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化綿実油、エポキシ
脂肪酸エステル、エチレングリコールグリシジルエーテ
ル、アルキル燐酸誘導体、ジエチレングリコールなどが
挙げられ、分散剤としては、例えばリグニンスルホン酸
塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、ポリカ
ルボン酸塩、アルキルベンゼンホスフェート、アルキル
ベンゼンスルホネート、トリポリリン酸塩、メタリン酸
塩などが挙げられ、着色剤としては、例えば食用黄色4
号(タートラジン)、食用赤色3号(エルスロシン)、
食用青色1号(ブリリアントブルーFCF)、食用青色
2号(インジゴカルミン)などが挙げられ、またそれら
の二種以上を混合して用いても良い。
【0038】
【実施例】次に、本発明の農園芸用粒剤の処方、製造方
法および試験方法について、実施例を具体的に挙げて説
明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定される
ものではない。なお、以下の部は、重量部を意味する。
【0039】実施例1 ベンフラカルブ(一般名)3.3部、ニューサイザー5
10R(日本油脂(株)製:エポキシ化大豆油)0.2
部、ジエチレングリコール0.2部、バニレックスN
(山陽国策パルプ(株)製:リグニンスルホン酸ナトリ
ウム)0.2部およびマイクロセルE:吸収性微粉体
(ジョンズ・マンヴィル社製:合成ケイ酸カルシウム)
4.0部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器
((株)ダルトン製)にて撹拌混合したのち、衝撃式粉
砕機:サンプルミル(不二パウダル(株)製)にて粉砕
混合し、それぞれを均一に分散させた。この混合物を混
合物Aと称す。
【0040】ついで、珪砂(非吸油性粒状担体)91.
6部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器((株)
ダルトン製)にて撹拌しながら、これにモビニールDC
(ヘキスト合成(株)製:ポリ酢酸ビニル)1.0部を
適量の水で希釈させた接着剤液を加え、珪砂に接着剤液
を均一に被覆した。次に、接着剤液で均一に被覆された
珪砂に、上記の混合物A7.9部を加え15分間攪拌混
合することによって均一に被覆後、流動層乾燥機:ミゼ
ットドライヤー(不二パルダル(株)製)にて乾燥し本
発明の農園芸用粒剤を得た。
【0041】実施例2 カルボスルファン(一般名)2.2部、フィプロニル
(一般名)1.1部、ニューサイザー510R(日本油
脂(株)製)0.2部、ジエチレングリコール0.1
部、バニレックスN(山陽国策パルプ(株)製)0.1
部およびマイクロセルE(ジョンズ・マンヴィル社製)
2.6部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器
((株)ダルトン製)にて撹拌混合したのち、衝撃式粉
砕機:サンプルミル(不二パウダル(株)製)にて粉砕
混合し、それぞれを均一に分散させた。この混合物を混
合物Bと称す。
【0042】ついで、珪砂(非吸油性粒状担体)93.
2部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器((株)
ダルトン製)にて撹拌しながら、これにモビニールDC
(ヘキスト合成(株)製)1.0部を適量の水で希釈さ
せた接着剤液を加え、珪砂に接着剤液を均一に被覆し
た。次に、接着剤液で均一に被覆された珪砂に、上記の
混合物B6.3部を加え15分間攪拌混合することによ
って均一に被覆後、流動層乾燥機:ミゼットドライヤー
(不二パルダル(株)製)にて乾燥し本発明の農園芸用
粒剤を得た。
【0043】実施例3 フィプロニル(一般名)1.1部、プロベナゾール(一
般名)3.5部、バニレックスN(山陽国策パルプ
(株)製)0.1部をプラネタリーミキサー:万能混合
攪拌器((株)ダルトン製)にて撹拌混合したのち、衝
撃式粉砕機:サンプルミル(不二パウダル(株)製)に
て粉砕混合し、それぞれを均一に分散させた。この混合
物を混合物Cと称す。
【0044】ついで、珪砂(非吸油性粒状担体)94.
8部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器((株)
ダルトン製)にて撹拌しながら、これにモビニールDC
(ヘキスト合成(株)製)1.0部を適量の水で分散さ
せた接着剤液を加え、珪砂に接着剤液を均一に被覆し
た。次に、接着剤液で均一に被覆された珪砂に、上記の
混合物C4.7部を加え15分間攪拌混合することによ
って均一に被覆後、流動層乾燥機:ミゼットドライヤー
(不二パルダル(株)製)にて乾燥し本発明の農園芸用
粒剤を得た。
【0045】実施例4 フィプロニル(一般名)1.1部、バニレックスN(山
陽国策パルプ(株)製)0.1部およびマイクロセルE
(ジョンズ・マンヴィル社製)0.1部をプラネタリー
ミキサー:万能混合攪拌器((株)ダルトン製)にて撹
拌混合したのち、衝撃式粉砕機:サンプルミル(不二パ
ウダル(株)製)にて粉砕混合し、それぞれを均一に分
散させた。この混合物を混合物Dと称す。
【0046】ついで、珪砂(非吸油性粒状担体)98.
2部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器((株)
ダルトン製)にて撹拌しながら、これにモビニール18
1E(ヘキスト合成(株)製:酢酸ビニルとエチレンの
重合体)1.0部を適量の水で希釈させた接着剤液を加
え、珪砂に接着剤液を均一に被覆した。次に、接着剤液
で均一に被覆された珪砂に、上記の混合物D1.3部を
加え15分間攪拌混合することによって均一に被覆後、
流動層乾燥機:ミゼットドライヤー(不二パルダル
(株)製)にて乾燥し本発明の農園芸用粒剤を得た。
【0047】実施例5 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部を適量の水で希釈させた接着剤液を
加える代わりに、モビニールDM200(酢酸ビニルと
バーサチック酸ビニルの共重合体:ヘキスト合成(株)
製)0.5部を適量の水で分散させた接着剤液を加える
こと以外は実施例4と全く同様に操作して、実施例5の
粒剤を得た。
【0048】実施例6 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、モビニール123E
(酢酸ビニルとエチレンと塩化ビニルの共重合体:ヘキ
スト合成(株)製)1.0部を用いたこと以外は実施例
4と全く同様に操作して、実施例6の粒剤を得た。
【0049】実施例7 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、AE336(ポリアク
リル酸エステル:日本ラテックス(株)製)1.0部を
用いたこと以外は実施例4と全く同様に操作して、実施
例7の粒剤を得た。
【0050】実施例8 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、モビニール880(ア
クリル酸エステルとスチレンの共重合体:ヘキスト合成
(株)製)1.0部を用いたこと以外は実施例4と全く
同様に操作して、実施例8の粒剤を得た。
【0051】実施例9 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、SX800(B)−0
4(アクリル酸エステルとシリコーンの共重合体:日本
合成ゴム(株)製)1.0部を用いたこと以外は実施例
4と全く同様に操作して、実施例9の粒剤を得た。
【0052】実施例10 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、N−700S(アクリ
ル酸エステルとエチレンの共重合体:東邦化学(株)
製)1.0部を用いたこと以外は実施例4と全く同様に
操作して、実施例10の粒剤を得た。
【0053】実施例11 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、スーパーフレックス3
00(ポリウレタン:第一工業製薬(株)製)1.0部
を用いたこと以外は実施例4と全く同様に操作して、実
施例11の粒剤を得た。
【0054】実施例12 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、0561(スチレンと
ブタジエンの共重合体:日本合成ゴム(株)製)1.0
部を用いたこと以外は実施例4と全く同様に操作して、
実施例12の粒剤を得た。
【0055】実施例13 実施例4において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、Nipol LX51
5(アクリロニトリルとブタジエンの共重合体:日本ゼ
オン(株)製)1.0部を用いたこと以外は実施例4と
全く同様に操作して、実施例13の粒剤を得た。
【0056】比較例1 実施例1において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、PVP K−30(I
SP社製:ポリビニルピロリドン)0.5部を用いたこ
と以外は実施例1と全く同様に操作して、比較例1の粒
剤を得た。
【0057】比較例2 実施例2において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製)1.0部の代わりに、PVP K−30(I
SP社製:ポリビニルピロリドン)0.5部を用いたこ
と以外は実施例1と全く同様に操作して、比較例2の粒
剤を得た。
【0058】実施例14 フィプロニル(一般名)1.1部、バニレックスN(山
陽国策パルプ(株)製)0.1部およびマイクロセル
E:吸収性微粉体(ジョンズ・マンヴィル社製)0.1
部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器((株)ダ
ルトン製)にて撹拌混合したのち、衝撃式粉砕機:サン
プルミル(不二パウダル(株)製)にて粉砕混合し、そ
れぞれを均一に分散させた。この混合物を混合物Dと称
す。
【0059】ついで、珪砂(非吸油性粒状担体)98.
2部をプラネタリーミキサー:万能混合攪拌器((株)
ダルトン製)にて撹拌しながら、これにモビニールDC
(ヘキスト合成(株)製)0.5部を適量の水で分散さ
せた接着剤液を加え、珪砂に接着剤液を均一に被覆し
た。次に、接着剤液で均一に被覆された珪砂に、上記の
混合物D1.3部を加え15分間攪拌混合することによ
って均一に被覆後、流動層乾燥機:ミゼットドライヤー
(不二パルダル(株)製)にて乾燥し本発明の農園芸用
粒剤を得た。
【0060】実施例15 実施例14において、接着剤液で均一に被覆された珪砂
に、混合物Dを加え15分間攪拌混合する代りに、30
分間攪拌混合したこと以外は実施例14と全く同様に操
作して、実施例15の粒剤を得た。
【0061】実施例16 実施例14において、接着剤液で均一に被覆された珪砂
に、混合物Dを加え15分間攪拌混合する代りに、45
分間攪拌混合したこと以外は実施例14と全く同様に操
作して、実施例16の粒剤を得た。
【0062】比較例3 実施例14において、モビニールDC(ヘキスト合成
(株)製:ポリ酢酸ビニル)1.0部の代わりに、PV
P K−30(ISP社製:ポリビニルピロリドン)
0.5部を用いたこと以外は実施例14と全く同様に操
作して、比較例3の粒剤を得た。
【0063】比較例4 比較例3において、接着剤液で均一に被覆された珪砂
に、混合物Dを加え15分間攪拌混合する代りに、30
分間攪拌混合したこと以外は比較例3と全く同様に操作
して、比較例4の粒剤を得た。
【0064】比較例5 比較例3において、接着剤液で均一に被覆された珪砂
に、混合物Dを加え15分間攪拌混合する代りに、45
分間攪拌混合したこと以外は比較例3と全く同様に操作
して、比較例5の粒剤を得た。
【0065】試験例1 粒剤の耐磨耗性試験 受け皿に積み重ねた目の開きが106μmの篩い(内径
200mm,深さ45mm)の上に試料100gを入
れ、蓋をしてロータップ篩い分け試験器に取り付け、2
0分間篩い分け(振とう回数241rpm,打数129
tpm)を行なった。受け皿にたまった試料の重さを秤
り(0.01gまで秤量することのできる秤を用い
る)、次式により微粉化率(%)を算出した。微粉化率
の値が小さいほど耐磨耗性が良い。
【0066】微粉化率(%)=[受け皿の上にたまった
試料(g)/試料(100g)]×100 結果を第1表に示す。
【0067】
【表1】
【0068】試験例2 粒剤の農薬活性成分含有量の
測定 試料粒剤中の農薬活性成分量を高速液体クロマトグラフ
ィーを用いて測定し、次式により、成分含有量(%)を
算出した。 成分含有量(%)=[試料粒剤中の農薬活性成分の重量
/試料粒剤の重量]×100 結果を第2表に示す。
【0069】
【表2】 第 2 表 ─────────────────────────── 混合時間(分) 成分含有量(%) ─────────────────────────── 実施例14の粒剤 15 1.1 実施例15の粒剤 30 1.1 実施例16の粒剤 45 1.1 比較例3の粒剤 15 0.8 比較例4の粒剤 30 1.0 比較例5の粒剤 45 1.1 ──────────────────────────
【0070】第2表において、仕込んだ農薬活性成分の
全量が粒状担体に被覆(接着)されたと仮定した場合の
成分含有量は1.1%になる。第2表より、本発明の粒
剤(実施例3,4,5)は、比較の粒剤(比較例3,
4,5)に比べて短時間の混合により粒状担体上への農
薬活性成分の被覆が完了し、粒剤の生産性が優れてい
る。
【0071】
【発明の効果】本発明の農園芸用粒剤は、輸送時ならび
に散布時における粒同志の摩擦による粒状担体からの農
薬活性成分の剥がれが極めて少ないため、散布などの使
用時において剥がれた農薬活性成分が、作業者に吸入さ
れたりあるいは環境中へ飛散することがなく、安全に使
用することできる。また、本発明の農園芸用粒剤の製造
において、投入した農薬活性成分のほぼ全量を粒状担体
に被覆(接着)するのに要する時間を大幅に短縮するこ
とができ、粒剤の生産性が向上される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 葛西 豊 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学 工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 吉田 智子 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学 工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 馬場 正紀 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学 工業株式会社中央研究所内 審査官 原 健司 (56)参考文献 特開 平5−906(JP,A) 特開 平3−7202(JP,A) 特開 昭61−189201(JP,A) 特開 平2−282303(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 43/56 A01N 47/24 A01N 25/12 A01N 25/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5−アミノ−1−(2,6−ジクロロ−
    4−トリフルオロメチルフェニル)−3−シアノ−4−
    トリフルオロメタンスルフィニルピラゾールおよびエチ
    ル=N−[2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾ
    フラン−7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチ
    オ]−N−イソプロピル−β−アラニナートから選ばれ
    る一種以上の殺虫剤または該殺虫剤と不活性な微粉体と
    の混合物を、非吸油性粒状担体に被覆するに当たり、そ
    の接着剤として、水中に乳濁した状態にある水不溶性熱
    可塑性樹脂を用いることを特徴とするコーティング型農
    園芸用粒剤(但し、ポリビニルアルコールまたはポリウ
    レタンを含有する粒剤を除く。)の耐摩耗性を向上する
    方法。
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