JP4655606B2 - 農薬粒剤 - Google Patents
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Description
〔発明1〕
非吸水性の核粒子;
該核粒子の周囲に形成された、農薬成分を含有する農薬成分保持層;及び
該農薬成分保持層の周囲に形成された、ポリウレタン樹脂を含有する被覆層
から構成されてなることを特徴とする被覆農薬粒剤。
〔発明2〕
非吸水性の核粒子が珪砂である発明1の被覆農薬粒剤。
〔発明3〕
農薬成分がフラメトピルである発明1または発明2に記載の被覆農薬粒剤。
〔発明4〕
非吸水性の核粒子と該核粒子の周囲に形成された農薬成分を含有する農薬成分保持層とを有する農薬含有粒子を転動させながら、ポリウレタン樹脂原料を添加して、農薬成分保持層の周囲にポリウレタン樹脂を含有する被覆層を形成させることを特徴とする被覆農薬粒剤の製造方法。
〔発明5〕
非吸水性の核粒子を転動させながら、農薬成分とバインダー原料とを添加して、該核粒子の周囲に農薬成分を含有する農薬成分保持層を形成し;次いで、ポリウレタン樹脂原料を添加して、該農薬成分保持層の周囲にポリウレタン樹脂を含有する被覆層を形成させることを特徴とする被覆農薬粒剤の製造方法。
即ち、本核粒子は実質的に水を取り込むような空隙部を有さず、非吸水性の材質よりなる粒状物と言い換えることもできる。
本発明に用いられる農薬成分の量は、本核粒子の重量に対して、通常0.1〜20重量%の割合である。
ワックスとしては、例えば、カーボワックス、ヘキストロウ、脂肪酸エステルなどの合成ワックス、カルナウバワックス、ミツロウ、木ロウなどの天然ワックス、パラフィンワックス、ペトロラクタムなどの石油ワックス等が挙げられる。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリスチレンなどのポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸エステルなどのビニル重合物、ブタジエン重合物、イソプレン重合物、クロロプレン重合物、ブタジエン−スチレン共重合物、エチレン−プロピレン−ジエン共重合物、スチレン−イソプレン共重合物などのジエン系重合物、エチレン−プロピレン共重合物、ブテン−エチレン共重合物、ブテン−プロピレン共重合物、エチレン−酢酸ビニル共重合物、エチレン−アクリル酸共重合物、エチレン−メタアクリル酸共重合物、エチレン−メタアクリル酸エステル共重合物、エチレン−一酸化炭素共重合物、エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共重合物などのポリオレフィン共重合物、塩化ビニル−ビニルアセテート共重合物、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合物などの塩化ビニル共重合物等が挙げられる。熱硬化性樹脂としては、例えば、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、ウレア・メラミン樹脂、尿素樹脂、シリコン樹脂等が挙げられる。
用いられる場合のバインダーの量は、本核粒子の重量に対して、通常0.1〜20重量%の割合である。
尚、本農薬成分保持層には、本農薬成分保持層の役割を阻害しない範囲で、農薬及びバインダー以外の成分を含んでいてもよい。
ポリオールとしては、縮合系ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリアクリル酸ポリオール、ラクトン系ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、天然ポリオール等、あるいは該ポリオールの変性物等が用いられる。
縮合系ポリエステルポリオールは、通常、ポリオールと二塩基酸との縮合反応によって、ポリエーテルポリオールは、通常、環状オキシドの重合反応によって得られる。ポリ(メタ)アクリル酸ポリオールは、通常、ポリ(メタ)アクリル酸とポリオールとの縮合反応、(メタ)アクリル酸とポリオールとの縮合反応または、(メタ)アクリル酸エステルモノマーの重合反応によって得られる。ラクトン系ポリエステルポリオールは通常、多価アルコールを開始剤とするε−カプロラクタムの開環重合によって得られる。ポリカーボネートポリオールはポリオールとジフェニルカーボネート等のカーボネートとの反応によって得られ、この際に用いられるポリオールとしては、通常、メチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレンジオール、トリメチロールプロパン、ポリテトラメチレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール等、あるいはこれらのオリゴマー等が挙げられる。天然ポリオールとしては、水酸基を有する天然油脂またはその水素化物(イサノ油、ヒマシ油、ヒマシ油を水素化した硬化ヒマシ油)が挙げられる。二塩基酸としては、通常、アジピン酸、フタル酸等を挙げることができる。かかるポリオールは市販されており、例えば、スミフェン3086、スミフェン3900、スミフェン5200、スミフェンTS、スミフェンTM、スミフェンVN、 SBUポリオール0248、 SBUポリオール0363、SBUポリオール0474、SBUポリオール480J、 SBUポリオール0480、 SBUポリオール0485、 SBUポリオール0487、 SBUポリオール0248、 SBUポリオール0363、 SBUポリオール0262、デスモフェン550U、デスモフェン900U、デスモフェン1600U、デスモフェン1900U(いずれも住友バイエルウレタン株式会社の商品名)等が挙げられる。
使用するポリイソシアネートに由来するイソシアネート基とポリオールに由来する水酸基の当量比、いわゆるNCO/OHは通常0.9〜1.2の間で調製される。
本発明のポリウレタン樹脂を含有する被覆層に用いられるポリウレタン樹脂において、農薬成分の水溶性の程度、農薬成分の溶出時期等を考慮して、ポリウレタン樹脂を適宜選択することが可能である。本発明においては、ポリウレタン樹脂の原料となるポリオールが、分岐型ポリオールと直鎖型ポリオールのOH当量比が40:60〜100:0であるポリウレタン樹脂が好ましい。分岐型ポリオールとは、分子中に3個以上の水酸基を有するポリオールであり、分子中に3個の水酸基を有するポリオールが好ましい。直鎖型ポリオールとは、分子中に2個の水酸基を有するポリオールであり、通常は分子の両末端に水酸基を有する。本発明の被覆農薬粒剤は、少ない量のポリウレタン樹脂にて、農薬成分の溶出を制御することができる。
本発明の被覆農薬粒剤において、農薬成分保持層の外側に第2の農薬成分を保持させることにより、2種の農薬成分を異なる時期に溶出させることが可能である。
農薬成分を粉砕する方法としては、例えば農薬成分と固体の粉砕助剤とを混合し、この混合物をエアミル粉砕、又はメカノケミカル粉砕する方法が挙げられる。
本被覆層にその他の成分(界面活性剤、固体粉体、本農薬成分保持層に保持される農薬成分と異なる農薬成分)を含有させる場合は、できる被覆層を均質性を損なわないように、液状のポリウレタン樹脂原料にその他の成分を均一に混合したものを用いるか、あるいは、液状のポリウレタン樹脂原料の一部を添加し、所定温度で所定時間転動状態を維持するという一連の工程の繰り返しにおいて、その他の成分を少量ずつ数回に分けて添加することが好ましい。
液状のポリウレタン樹脂原料を添加する方法としては、転動状態にある本農薬含有粒子に対して、噴霧または滴下する方法が挙げられる。
本発明において、ポリウレタン樹脂原料となる未硬化ポリウレタンとは、上記のポリイソシアナートとポリオールの混合物であり、両者が全く反応していないもののみならず、該ポリイソシアナートと該ポリオールとの反応物、具体的には3次元化しない程度に予め一部が反応したものも意味する。未硬化ポリウレタンの形態としては溶媒を実質的に含まない無溶媒型、溶媒にポリオールとポリイソシアナートが溶解した溶液型何れでもよいが、無溶媒型で被覆工程温度において扱い易い粘度の液状であるものが好ましい。未硬化ポリウレタンのゲルタイム(JIS K5909)は好ましくは5分以内、さらに好ましくは3分以内である。
例えば転動状態にある本発明の被覆農薬粒剤に、農薬成分とバインダー原料を添加し、本発明の被覆農薬粒剤を更に農薬成分とバインダーとからなる第2農薬成分保持層にて被覆する方法が挙げられる。
本発明の被覆農薬粒剤が水田や畑地において使用される場合には、その施用量は1000m2あたり、通常0.1〜10kg、好ましくは0.25〜5kgである。
また、本発明の被覆農薬粒剤が播種期に施用される場合には、例えば苗床を作成する際に床土と覆土の間に種子と本発明の農薬粒剤との層を形成するように本発明の被覆農薬粒剤が施用される。かかる苗床は通常育苗箱に作成されるものであり、その施用量は育苗箱(通常、面積0.16m2程度)1枚あたり、通常5〜300g、好ましくは25〜100gである。その際の施用方法としては、例えば手で直接施用する方法、ホッパー付き播種機により施用する方法が挙げられる。
フラメトピル(25℃における水溶解度:225mg/L)10重量部と含水二酸化珪酸(塩野義製薬製)1重量部とをジュースミキサーでよく混合し、さらに遠心型粉砕機により粉砕し、粉体状の農薬成分(以下、農薬成分Aと記す。)を得た。
ジクロシメット(25℃における水溶解度:6.4μg/L)10重量部と含水二酸化珪酸(塩野義製薬製)1重量部とをジュースミキサーでよく混合し、さらに遠心型粉砕機により粉砕し、粉体状の農薬成分(以下、農薬成分Bと記す。)を得た。
分岐型ポリエーテルポリオール(住化バイエルウレタン製、商品名:スミフェンTM、OH当量:148g)33.2重量部、直鎖型ポリエーテルポリオール(住化バイエルウレタン製、商品名:スミフェン1600U(、OH当量:500g)28.2重量部及び2,4,6トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール1.0重量部の混合物に、ポリメリックMDI(住化バイエルウレタン製、商品名:スミジュール44V−10、NCO当量:135g)37.6重量部を加え攪拌して、ポリウレタン樹脂原料(以下、ポリウレタン原料Aと記す。)を得た。
分岐型ポリエーテルポリオール(住化バイエルウレタン製、商品名:スミフェンTM、OH当量:148g)20.6重量部、直鎖型ポリエーテルポリオール(住化バイエルウレタン製、商品名:スミフェン1600U、OH当量:500g)46.7重量部及び2,4,6トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール1.0重量部の混合物に、ポリメリックMDI(住化バイエルウレタン製、商品名:スミジュール44V−10、NCO当量:135g)37.6重量部を加え攪拌して、ポリウレタン樹脂原料(以下、ポリウレタン原料Bと記す。)を得た。
4号珪砂(北日本産業製、グラム粒数:1100〜1200個/g)1000重量部を熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で転動させながら、80℃を維持するようにした。
この転動状態の珪砂に、ポリウレタン原料A 0.6重量部を添加し、3分間待った。続けて、ポリウレタン原料A 3.0重量部を添加し、1分後に農薬成分A 6.8重量部を添加し、2分間待つという一連の操作、4回繰返した。その後、更に10分間待ち、農薬含有粒子を得た。
次に、転動状態の農薬含有粒子に、ポリウレタン原料A 3.0重量部を添加し、直後に農薬成分B 6.8重量部を添加し、2分間待つという一連の操作を、3回繰返した。その後、更に10分間待ち、本発明の被覆農薬粒剤を得た。
4号珪砂(北日本産業製、グラム粒数:1100〜1200個/g)1000重量部を熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で転動させながら、80℃を維持するようにした。
この転動状態の珪砂に、ポリウレタン原料A 0.9重量部を添加し、3分間待った。続けて、ポリウレタン原料A 3.0重量部を添加し、1分後に農薬成分A 6.8重量部を添加し、2分間待つという一連の操作を、4回繰返した。その後、更に10分間待ち、農薬含有粒子を得た。
次に、転動状態の農薬含有粒子に、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、3分後に炭酸カルシウム微粉末3.0重量部を添加し、1分間待つという一連の操作を、4回繰返した。その後、更に10分間待った。続けて、ポリウレタン原料A 3.1重量部を添加し、直後に農薬成分B 6.8重量部を添加し、3分間待つという一連の操作を、3回繰返した。その後、更に10分間待ち、本発明の被覆農薬粒剤を得た。
4号珪砂(北日本産業製、グラム粒数:1100〜1200個/g)1000重量部を熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で転動させながら、80℃を維持するようにした。
この転動状態の珪砂に、ポリウレタン原料A 1.0重量部を添加し、3分間待った。続けて、ポリウレタン原料A 4.0重量部を添加し、1分後に農薬成分A 6.7重量部を添加し、2分間待つという一連の操作を、4回繰返した。その後、更に10分間待ち、農薬含有粒子を得た。
次に、転動状態の農薬含有粒子に、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、3分後に炭酸カルシウム微粉末3.0重量部を添加し、1分間待つという一連の操作を、12回繰返した。その後、更に10分間待った。続けて、ポリウレタン原料A 3.2重量部を添加し、直後に農薬成分B 6.4重量部を添加し、3分間待つという一連の操作を、3回繰返した。その後、更に10分間待ち、本発明の被覆農薬粒剤を得た。
3号珪砂(グラム粒数:300〜400個/g)1000重量部を熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で転動させながら、80℃を維持するようにする。
この転動状態の珪砂に、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、3分間待つ。続けて、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、1分後に農薬成分A 5.0重量部を添加し、2分間待つという一連の操作を、5回繰返す。その後、更に10分間待ち、農薬含有粒子を得る。
次に、転動状態の農薬含有粒子に、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、3分間待つという一連の操作を、4回繰返す。その後、更に10分間待ち、本発明の被覆農薬粒剤を得る。
3号珪砂(グラム粒数:300〜400個/g)1000重量部を熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で転動させながら、80℃を維持するようにする。
この転動状態の珪砂に、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、3分間待る。続けて、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、1分後に農薬成分A 5.0重量部を添加し、2分間待つという一連の操作を、5回繰返す。その後、更に10分間待ち、農薬含有粒子を得る。
次に、転動状態の農薬含有粒子に、ポリウレタン原料A 2.5重量部を添加し、3分間待つという一連の操作を、8回繰返す。その後、更に10分間待ち、本発明の被覆農薬粒剤を得る。
3号珪砂(グラム粒数:300〜400個/g)1000重量部を熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で転動させながら、80℃を維持するようにする。
この転動状態の珪砂に、ポリウレタン原料B 2.5重量部を添加し、3分間待つ。続けて、ポリウレタン原料B 2.5重量部を添加し、1分後に農薬成分A 5.0重量部を添加し、2分間待つという一連の操作を、5回繰返す。その後、更に10分間待ち、農薬含有粒子を得る。
次に、転動状態の農薬含有粒子に、ポリウレタン原料B 2.5重量部を添加し、3分間待つという一連の操作を、4回繰返す。その後、更に10分間待ち、本発明の被覆農薬粒剤を得る。
3号珪砂(グラム粒数:300〜400個/g)1000重量部を熱風発生機を付設した温度制御可能な傾斜パン型転動造粒機中で転動させながら、80℃を維持するようにする。
この転動状態の珪砂に、ポリウレタン原料B 2.5重量部を添加し、3分間待つ。続けて、ポリウレタン原料B 2.5重量部を添加し、1分後に農薬成分A 5.0重量部を添加し、2分間待つという一連の操作を、5回繰返す。その後、更に10分間待ち、農薬含有粒子を得る。
次に、転動状態の農薬含有粒子に、ポリウレタン原料B 2.5重量部を添加し、3分間待つという一連の操作を、12回繰返す。その後、更に10分間待ち、本発明の被覆農薬粒剤を得る。
吸水率測定法
珪砂(乾燥重量)100gを秤量し、ブフナー型ガラスフィルター(サイズ:17G4)上に入れ、この上から水35gを加えて、珪砂の全体が濡れるようにした。その後、真空ポンプ(アルバック機工社製)に接続し、30秒間吸引ろ過を行った。吸引ろ過後の珪素(含水時)の重量を測定し、下記の式により、珪砂の吸水率を算出した。
吸水率(重量%)=100×(含水時重量−乾燥重量)/乾燥重量
1種類の珪砂に対して、3回の測定を行い、吸水率を求めた。上記製造例にて用いた4号珪砂(グラム粒数:1100〜1200個/g)の吸水率は3.3%、3号珪砂(グラム粒数:300〜400個/g)の吸水率は2.9%あった。
試験例1
試験用農薬粒剤150mg及び3度硬水300mlを混合し、水温を25±1℃で緩やかに攪拌した。所定時間後にビーカーの中央部より水を1ml採取し、その水に含有される農薬成分量を液体クロマトグラフィーで分析した。その結果から、農薬成分の溶出率を求めた。
結果を表1(フラメトピルの溶出率)、及び表2(ジクロシメットの溶出率)に示す。
Claims (2)
- 非吸水性の核粒子を転動させながら、農薬成分とバインダー原料とを交互に添加して、該核粒子の周囲に農薬成分を含有する農薬成分保持層を形成し;次いで、ポリイソシアナートとポリオールの混合物であるポリウレタン樹脂原料を分けて添加して、該農薬成分保持層の周囲にポリウレタン樹脂を含有する被覆層を形成させることを特徴とする被覆農薬粒剤の製造方法。
- 非吸水性の核粒子の重量に対して、バインダー原料の量が0.1〜20重量%、農薬活性成分の量が0.1〜20重量%、ポリウレタン樹脂原料の量が0.1〜20重量%である、請求項1記載の製造方法。
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