JP3176074U - 止血器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】止血器具1は、創傷が生じた肢体の止血すべき部位に巻き付ける可撓性を有する帯体2と、帯体2を肢体に巻き付けた状態で固定する固定手段としての面ファスナ3と、帯体2の内側に設置され、流体を注入することにより拡張し、その拡張状態で創傷付近に宛がわれる当て部51を有するバルーン5と、当て部51に樹脂材料を塗布して形成された塗膜8Aとを備えている。そして、塗膜8Aは、拡張状態で塗膜8Aに生じる応力を緩和する緩衝部81を有している。
【選択図】図1
Description
(1) 創傷が生じた肢体の止血すべき部位に巻き付ける可撓性を有する帯体と、
前記帯体を前記肢体に巻き付けた状態で固定する固定手段と、
前記帯体の内側に設置され、流体を注入することにより拡張し、その拡張状態で前記創傷付近に宛がわれる当て部を有する少なくとも1つのバルーンと、
前記当て部に樹脂材料を塗布して形成された塗膜とを備え、
前記塗膜は、前記拡張状態で該塗膜に生じる応力を緩和する緩衝部を有することを特徴とする止血器具。
(3) 前記塗膜は、薬剤を含有する上記(1)または(2)に記載の止血器具。
前記帯体を前記肢体に巻き付けた状態で固定する固定手段と、
前記帯体の内側に設置され、流体を注入することにより拡張し、その拡張状態で前記創傷付近に宛がわれる当て部を有する少なくとも1つのバルーンと、
前記当て部に接合され、薬剤を有するシート材とを備え、
前記シート材は、前記拡張状態で該シート材に生じる応力を緩和する緩衝部を有することを特徴とする止血器具。
前記帯体を前記肢体に巻き付けた状態で固定する固定手段と、
前記帯体の内側に設置され、流体を注入することにより拡張し、その拡張状態で前記創傷付近に宛がわれる当て部を有する少なくとも1つのバルーンと、
前記当て部に接合されたシート状をなす創傷被覆材とを備え、
前記創傷被覆材は、前記拡張状態で該創傷被覆材に生じる応力を緩和する緩衝部を有することを特徴とする止血器具。
<第1実施形態>
図1は、本考案の止血器具の第1実施形態を示す平面図(手首に装着したときの内面側(裏面側)が見える状態)、図2は、図1に示す止血器具の使用状態を示す横断断面図、図3は、図1に示す止血器具が備える塗膜の拡大平面図(図1中の矢印A方向から見た図)である。なお、以下では、説明の都合上、図1中の左側を「左」、右側を「右」と言う。
[1] 止血器具1を手首500に装着する前は、バルーン5および補助バルーン6は、拡張していない状態とされている。手首500の場合、通常、動脈への穿刺部位510は、手首500の内側(腱がある側)の親指側へ片寄った位置にある。この穿刺部位510を指などで圧迫しながら、穿刺部位510上に、マーカ9を利用して、塗膜8Aが位置するようにして、帯体2を手首500に巻き付け、帯体2の両端部付近を面ファスナ3にて固定(接合)する。
図4は、本考案の止血器具(第2実施形態)が備える塗膜の拡大平面図、図5は、図4中のB−B線断面図である。
図6は、本考案の止血器具(第3実施形態)が備える塗膜の拡大平面図である。
図7は、本考案の止血器具(第4実施形態)が備える塗膜の拡大平面図、図8は、図7中のC−C線断面図である。
また、これらの貫通孔815は、ほぼ行列状に配置されている。
図9は、本考案の止血器具の第5実施形態を示す平面図(手首に装着したときの内面側(裏面側)が見える状態)である。
図10は、本考案の止血器具の第6実施形態を示す平面図(手首に装着したときの内面側(裏面側)が見える状態)である。
11 連結部
12 連通部(開口部)
14 連結部
2 帯体
21 湾曲板保持部
3 面ファスナ
31 雄側
32 雌側
4 湾曲板
41 中央部
42 湾曲部
5 バルーン
51 当て部
6 補助バルーン(バルーン)
7 注入部
71 チューブ
72 袋体
73 コネクタ
8A、8B、8C、8D 塗膜
8E 創傷被覆材(創傷材)
8F シート材
81 緩衝部
811 切欠き
812 頂部(頂点)
813、814 溝
815 貫通孔
821 上側の辺
822 下側の辺
823 左側の辺
824 右側の辺
83 中心
9 マーカ
500 手首
510 穿刺部位(止血すべき部位)
520 中心部
Claims (13)
- 創傷が生じた肢体の止血すべき部位に巻き付ける可撓性を有する帯体と、
前記帯体を前記肢体に巻き付けた状態で固定する固定手段と、
前記帯体の内側に設置され、流体を注入することにより拡張し、その拡張状態で前記創傷付近に宛がわれる当て部を有する少なくとも1つのバルーンと、
前記当て部に樹脂材料を塗布して形成された塗膜とを備え、
前記塗膜は、前記拡張状態で該塗膜に生じる応力を緩和する緩衝部を有することを特徴とする止血器具。 - 前記樹脂材料は、親水性ポリマーである請求項1に記載の止血器具。
- 前記塗膜は、薬剤を含有する請求項1または2に記載の止血器具。
- 前記塗膜は、創傷被覆材としての機能を有する請求項1ないし3のいずれかに記載の止血器具。
- 創傷が生じた肢体の止血すべき部位に巻き付ける可撓性を有する帯体と、
前記帯体を前記肢体に巻き付けた状態で固定する固定手段と、
前記帯体の内側に設置され、流体を注入することにより拡張し、その拡張状態で前記創傷付近に宛がわれる当て部を有する少なくとも1つのバルーンと、
前記当て部に接合され、薬剤を有するシート材とを備え、
前記シート材は、前記拡張状態で該シート材に生じる応力を緩和する緩衝部を有することを特徴とする止血器具。 - 前記シート材は、前記当て部に部分的に接合されており、その接合されている部分以外の部分が緩衝部として機能する請求項5に記載の止血器具。
- 創傷が生じた肢体の止血すべき部位に巻き付ける可撓性を有する帯体と、
前記帯体を前記肢体に巻き付けた状態で固定する固定手段と、
前記帯体の内側に設置され、流体を注入することにより拡張し、その拡張状態で前記創傷付近に宛がわれる当て部を有する少なくとも1つのバルーンと、
前記当て部に接合されたシート状をなす創傷被覆材とを備え、
前記創傷被覆材は、前記拡張状態で該創傷被覆材に生じる応力を緩和する緩衝部を有することを特徴とする止血器具。 - 前記緩衝部は、少なくとも1つの切欠きで構成されている請求項1ないし7のいずれかに記載の止血器具。
- 前記緩衝部は、少なくとも1本の溝で構成されている請求項1ないし7のいずれかに記載の止血器具。
- 前記溝は、複数本形成され、該複数本の溝は、互いに平行であるかまたは交差している請求項9に記載の止血器具。
- 前記緩衝部は、貫通孔で構成されている請求項1ないし7のいずれかに記載の止血器具。
- 前記貫通孔の形状は、スリット状または円形である請求項11に記載の止血器具。
- 前記バルーンは、2つ設置されており、該2つのバルーンは、帯体の厚さ方向に沿って重なっている請求項1ないし12のいずれかに記載の止血器具。
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