JP3172161B2 - アゾ顔料の摩擦電気効果に特定的に影響を与える方法 - Google Patents
アゾ顔料の摩擦電気効果に特定的に影響を与える方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、カップリング反応段階の前またはカップリ
ング反応段階中に、レーキ化(金属塩の形成)段階の前
またはレーキ化段階で、または仕上げ処理中に特定の塩
様カチオン化合物を添加することによって、電子写真用
のトナーもしくは現像剤または表面被覆用粉末で使用さ
れるアゾ顔料、特にレーキ化されたアゾ顔料(すなわ
ち、アゾ顔料の金属塩)の摩擦電気効果に特定的に影響
を与える方法、並びに原本の電子写真コピーもしくは複
写に使用されるか、または電子的、光学的もしくは磁気
的に蓄積されたデータの印刷、またはカラープルーフィ
ングで使用されるトナーまたは現像剤、および金属、木
材、合成樹脂、ガラス、セラミックス、コンクリート、
繊維材料、紙またはゴムから作られた物品の表面被覆に
使用される粉材または粉体塗料を製造するために、塩様
カチオン化合物によって提供されたアゾ顔料を使用する
方法に関する。
ング反応段階中に、レーキ化(金属塩の形成)段階の前
またはレーキ化段階で、または仕上げ処理中に特定の塩
様カチオン化合物を添加することによって、電子写真用
のトナーもしくは現像剤または表面被覆用粉末で使用さ
れるアゾ顔料、特にレーキ化されたアゾ顔料(すなわ
ち、アゾ顔料の金属塩)の摩擦電気効果に特定的に影響
を与える方法、並びに原本の電子写真コピーもしくは複
写に使用されるか、または電子的、光学的もしくは磁気
的に蓄積されたデータの印刷、またはカラープルーフィ
ングで使用されるトナーまたは現像剤、および金属、木
材、合成樹脂、ガラス、セラミックス、コンクリート、
繊維材料、紙またはゴムから作られた物品の表面被覆に
使用される粉材または粉体塗料を製造するために、塩様
カチオン化合物によって提供されたアゾ顔料を使用する
方法に関する。
電子写真記録法においては、例えば、コロナ放電によ
り光伝導体を帯電させることによって光伝導体の上に電
荷潜像を生じさせ、ついでその光伝導体の静電的に帯電
された表面に画像様露光を施して、露光領域で接地支持
体表面へ電荷の流出を起こさせることによって行われ
る。生じた荷電潜像はトナーの適用によって現像され
る。
り光伝導体を帯電させることによって光伝導体の上に電
荷潜像を生じさせ、ついでその光伝導体の静電的に帯電
された表面に画像様露光を施して、露光領域で接地支持
体表面へ電荷の流出を起こさせることによって行われ
る。生じた荷電潜像はトナーの適用によって現像され
る。
次の段階で、トナーは光伝導体から、例えば紙、繊維
材料、ホイルまたは合成樹脂に転写され、そこでトナー
は、例えば圧力、照射、熱または溶剤の作用によって固
着される。使用される光伝導体は、ついで洗浄されて、
新たな記録プロセスのために用意される。
材料、ホイルまたは合成樹脂に転写され、そこでトナー
は、例えば圧力、照射、熱または溶剤の作用によって固
着される。使用される光伝導体は、ついで洗浄されて、
新たな記録プロセスのために用意される。
多くの特許明細書には、トナーを最善の状態にするこ
とについて述べられており、とりわけ、トナー結合剤の
作用(樹脂/樹脂成分またはロウ/ロウ成分のバリエー
ション)、調整剤もしくはその他の添加物の作用または
キヤリヤー(二成分現像剤の場合)および磁性顔料(一
成分現像剤の場合)の作用(米国特許第2,221,776号明
細書)に集中して記載されている。トナー品質の尺度は
その比電荷Q/M(単位質量あたりの電荷)である。トナ
ーに関する電荷の現れと大きさの外に、それは特に、ト
ナーまたは現像剤の摩擦電気特性の正確な記述に特に適
している活性化時間の関数としての電荷プロフィールに
なる。
とについて述べられており、とりわけ、トナー結合剤の
作用(樹脂/樹脂成分またはロウ/ロウ成分のバリエー
ション)、調整剤もしくはその他の添加物の作用または
キヤリヤー(二成分現像剤の場合)および磁性顔料(一
成分現像剤の場合)の作用(米国特許第2,221,776号明
細書)に集中して記載されている。トナー品質の尺度は
その比電荷Q/M(単位質量あたりの電荷)である。トナ
ーに関する電荷の現れと大きさの外に、それは特に、ト
ナーまたは現像剤の摩擦電気特性の正確な記述に特に適
している活性化時間の関数としての電荷プロフィールに
なる。
電子写真トナー中で顔料を着色剤として使用すること
は長い間知られてきた。アゾ顔料(特開昭60−108863号
公報)および特にレーキ化されたアゾ顔料(特開昭62−
71966号公報およびH.T.マックホールド(Machhold),A.
ジーバー(Sieber),染料および顔料9,119−127(198
8))が電子写真トナーに大きな負の摩擦電荷を与える
ことも知られている。
は長い間知られてきた。アゾ顔料(特開昭60−108863号
公報)および特にレーキ化されたアゾ顔料(特開昭62−
71966号公報およびH.T.マックホールド(Machhold),A.
ジーバー(Sieber),染料および顔料9,119−127(198
8))が電子写真トナーに大きな負の摩擦電荷を与える
ことも知られている。
したがって、例えば、アゾ顔料、特にレーキ化された
アゾ顔料を用いて摩擦電気的に正に荷電できるトナーを
製造することは困難である。特開昭60−118851号公報に
は、ニグロシンを添加することによってこの問題を解決
する試みが記載されている。ニグロシンがこのトナー中
で陽性荷電調整剤として作用することは間違いないが、
それの黒い固有の色は着色されたトナーに問題を起こ
す。別の処理方法はドイツ特許第3,629,445号明細書に
記載されている。レーキ化されたアゾ顔料を着色剤とし
て含むトナー中にC.I.ピグメント・レッド81(トリアリ
ールカルボニウム顔料)を混和することによって、その
トナーに正の荷電性(chargeability)を付与すること
ができる。
アゾ顔料を用いて摩擦電気的に正に荷電できるトナーを
製造することは困難である。特開昭60−118851号公報に
は、ニグロシンを添加することによってこの問題を解決
する試みが記載されている。ニグロシンがこのトナー中
で陽性荷電調整剤として作用することは間違いないが、
それの黒い固有の色は着色されたトナーに問題を起こ
す。別の処理方法はドイツ特許第3,629,445号明細書に
記載されている。レーキ化されたアゾ顔料を着色剤とし
て含むトナー中にC.I.ピグメント・レッド81(トリアリ
ールカルボニウム顔料)を混和することによって、その
トナーに正の荷電性(chargeability)を付与すること
ができる。
その上、所望のトナー荷電性に調整できるようにする
無色の荷電調整剤を使用することも一般に知られている
(米国特許第4,324,851号明細書,ヨーロッパ特許第0,1
61,128号明細書)。前記の方法はすべて、顔料およびそ
の他のトナー成分に加えて、均一な分散、相容性および
マイグレーションに関する問題を引き起こすばかりでな
く、付加的な処理操作を必要とする荷電調整添加物をト
ナー樹脂中に混入しなければならないという欠点を備え
ている。
無色の荷電調整剤を使用することも一般に知られている
(米国特許第4,324,851号明細書,ヨーロッパ特許第0,1
61,128号明細書)。前記の方法はすべて、顔料およびそ
の他のトナー成分に加えて、均一な分散、相容性および
マイグレーションに関する問題を引き起こすばかりでな
く、付加的な処理操作を必要とする荷電調整添加物をト
ナー樹脂中に混入しなければならないという欠点を備え
ている。
インク加工用カラートナーの場合、正確に定められた
カラーの必要条件を満たす以外に、3種のトナー、すな
わちイエロー、シアンおよびマゼンタもまた、それらの
摩擦電気特性について互に正確に適合し合わなかればな
らない。フルカラー印刷またはフルカラーコピーでは3
色のトナー(あるいは、黒色が含まれるならば4色のト
ナー)を同一の装置で連続的に転写しなければならない
ので、摩擦電気適応性が必要となる。それで、イエロ
ー、シアンおよびマゼンタのカラー顔料がトナー荷電性
について異なる摩擦電気作用を有する場合には、それら
を通常のトナーベース調合物中で唯一の着色剤として含
有させることはできない。したがって、これとは対照的
に、それぞれの着色剤について別々の調合物を開発する
必要が生ずる恐れもあって、その別々の調合物について
は、例えば、必要な荷電調整剤の種類および量を特別に
最善のものとしなければならない。したがって、この処
理は多大の費用を要するばかりでなく、インク加工用の
カラートナーの場合には、前記の問題に加えて付加的な
欠点ともなる。
カラーの必要条件を満たす以外に、3種のトナー、すな
わちイエロー、シアンおよびマゼンタもまた、それらの
摩擦電気特性について互に正確に適合し合わなかればな
らない。フルカラー印刷またはフルカラーコピーでは3
色のトナー(あるいは、黒色が含まれるならば4色のト
ナー)を同一の装置で連続的に転写しなければならない
ので、摩擦電気適応性が必要となる。それで、イエロ
ー、シアンおよびマゼンタのカラー顔料がトナー荷電性
について異なる摩擦電気作用を有する場合には、それら
を通常のトナーベース調合物中で唯一の着色剤として含
有させることはできない。したがって、これとは対照的
に、それぞれの着色剤について別々の調合物を開発する
必要が生ずる恐れもあって、その別々の調合物について
は、例えば、必要な荷電調整剤の種類および量を特別に
最善のものとしなければならない。したがって、この処
理は多大の費用を要するばかりでなく、インク加工用の
カラートナーの場合には、前記の問題に加えて付加的な
欠点ともなる。
それ故、本発明は、電子写真トナーもしくは現像剤ま
たは表面被覆用粉末で使用されるアゾ顔料、特にレーキ
化されたアゾ顔料の摩擦電気効果に特定的に影響を与え
る方法を開発することを目的としている。この方法は、
或る特定のアゾ顔料の染色特性と堅牢性に悪影響を及ぼ
してはならない上に、アゾ顔料の合成または後処理にお
いて通常の選択を狭めて、アゾ顔料の染色特性と堅牢性
に影響を及ぼしてもならない。より特別には、個々のア
ゾ顔料を摩擦電気的に中性化できる要求があった。摩擦
電気的な中性とは、顔料が、それを含んでいる特定のト
ナーまたは現像剤の荷電性に何の影響も与えないことを
意味しており、これはまた、顔料がこのようにして特定
の系中に最もうまく適合できるように顔料の摩擦電気効
果が極く少ない段階で調整できなければならないことを
意味している。
たは表面被覆用粉末で使用されるアゾ顔料、特にレーキ
化されたアゾ顔料の摩擦電気効果に特定的に影響を与え
る方法を開発することを目的としている。この方法は、
或る特定のアゾ顔料の染色特性と堅牢性に悪影響を及ぼ
してはならない上に、アゾ顔料の合成または後処理にお
いて通常の選択を狭めて、アゾ顔料の染色特性と堅牢性
に影響を及ぼしてもならない。より特別には、個々のア
ゾ顔料を摩擦電気的に中性化できる要求があった。摩擦
電気的な中性とは、顔料が、それを含んでいる特定のト
ナーまたは現像剤の荷電性に何の影響も与えないことを
意味しており、これはまた、顔料がこのようにして特定
の系中に最もうまく適合できるように顔料の摩擦電気効
果が極く少ない段階で調整できなければならないことを
意味している。
更に、顔料は粉末被覆剤の荷電性に決定的な影響を及
ぼすので、例えば、金属、木材、合成樹脂、ガラス、セ
ラミックス、コンクリート、繊維材料,紙またはゴムで
作られた物品の表面被覆のために、粉材および粉体被覆
材の形、特に摩擦電気的または動電学的に吹き付けられ
る粉体被覆材の形で顔料を使用するには、顔料の摩擦電
気効果に影響を与える点にも関心が持たれている(ドイ
ツ特許公開第3,737,495号明細書)。これらの顔料は一
方では極端に高い摩擦電気効果を有し、他方では例えば
C.I.ピグメント・レッド48、53および57およびC.I.ピグ
メント・イエロー12、17、81および97のようなその他の
顔料はこの部類の顔料クラスに属するので、アゾ顔料、
特にレーキ化されたアゾ顔料の摩擦電気効果に特定的に
影響を与える方法を見い出すことが、特に急を要してい
た。
ぼすので、例えば、金属、木材、合成樹脂、ガラス、セ
ラミックス、コンクリート、繊維材料,紙またはゴムで
作られた物品の表面被覆のために、粉材および粉体被覆
材の形、特に摩擦電気的または動電学的に吹き付けられ
る粉体被覆材の形で顔料を使用するには、顔料の摩擦電
気効果に影響を与える点にも関心が持たれている(ドイ
ツ特許公開第3,737,495号明細書)。これらの顔料は一
方では極端に高い摩擦電気効果を有し、他方では例えば
C.I.ピグメント・レッド48、53および57およびC.I.ピグ
メント・イエロー12、17、81および97のようなその他の
顔料はこの部類の顔料クラスに属するので、アゾ顔料、
特にレーキ化されたアゾ顔料の摩擦電気効果に特定的に
影響を与える方法を見い出すことが、特に急を要してい
た。
今や、驚くべきことには、カップリング反応段階の前
またはカップリング反応段階中に、レーキ化(金属塩の
形成)段階の前またはレーキ化段階で、または仕上げ処
理中に、一般式 〔これらの式の中で、一般式(1)および(2)の場合
には、R1.R2.R3およびR4は、互に無関係に水素原子、C
−原子数1〜30、好ましくはC−原子数1〜22の直鎖状
または分枝状アルキル基、一般式−(CH2−CH2−O)n
−R(式中、Rは水素原子またはアルキル(C1−C4)基
またはアシル基、例えばアセチル基、ベンゾイル基また
はナフトイル基であり、そしてnは1〜10、好ましくは
1〜4の数である。)で表されるオキシエチル基、C−
原子数5〜12の単環状または多環状脂肪族残基、例えば
シクロペンチル基またはシクロヘキシル基、単環状また
は多環状芳香族残基、例えばフェニル残基、1−ナフチ
ル残基、2−ナフチル残基、トリル残基またはビフェニ
ル残基、または芳香脂肪族残基、例えばベンジル残基で
あって、これらの脂肪族、芳香脂肪族および芳香族残基
はヒドロキシル基、アルコキシ(C1−C4)基、第一、第
二または第三アミノ基、例えばN−モノアルキル−(C1
−C4)アミノ基またはN,N−ジアルキル−(C1−C4)ア
ミノ基により、酸アミド基または酸イミド基、好ましく
はフタルイミド基またはナフタルイミド基によって、ま
たはフッ素原子、塩素原子または臭素原子によって置換
されていてもよく、脂肪族残基は特に1〜33個のフッ素
原子によって置換されていてもよく、R5は水素原子、フ
ッ素原子、塩素原子または臭素原子またはアルキル(C1
−C6)基、アルコキシ(C1−C6)基または第一アミノ基
であり、そしてA-はアニオンの1当量、例えばハロゲン
イオン、好ましくは臭素イオンまたは塩素イオン、また
は硫酸イオン、硫酸水素イオン、水酸化イオン、テトラ
フルオロほう酸イオン、ヘキサフルオロ燐酸イオン、チ
オシアン酸イオン、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロ砒
素酸イオンまたは燐酸イオンの1当量であり、そしてこ
この場合R1およびR3は1個または2個のヘテロ原子、例
えば窒素原子、酸素原子または硫黄原子によって中断さ
れていてもよく、かつ1〜3個の二重結合を含んでいて
もよい5〜7員環系(この種の化合物の例はピリジン塩
およびピペリジン塩およびこれらの誘導体である。)の
一部となることができ、このような化合物の具体的な例
はヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド、大
豆アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、ココヤ
シアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、
ココヤシアルキル−2,4−ジクロロベンジルジメチルン
アンモニウムクロライド、ステアリルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、ジココヤシアルキルジメチル
アンモニウムクロライドおよびジ獣脂アルキルジメチル
アンモニウムクロライドであり、また、上記の式の中
で、一般式(3)の場合には、R6,R7,R8およびR9は、互
に無関係に水素原子、C−原子数1〜30、好ましくはC
−原子数1〜22の直鎖状または分枝状アルキル基、C−
原子数5〜12の単環状または多環状脂環式残基、例えば
シクロペンチル基またはシクロヘキシル基、一般式−
(CH2−CH2−O)n−R(式中、nは1〜10、好ましく
は1〜4の数であり、そしてRは水素原子、アルキル
(C1−C4)基またはアシル基、例えばアセチル基、ベン
ゾイル基またはナフトイル基である。)で表されるオキ
シエチル基、単環状または多環状芳香族残基、例えばフ
ェニル残基、1−ナフチル残基、2−ナフチル残基、ト
リル残基またはビフェニル残基、および/または芳香脂
肪族残基、例えばベンジル残基であって、これらの脂肪
族残基、芳香族残基および芳香脂肪族残基はヒドロキシ
ル基、アルコキシ(C1−C4)基,第二または第三アミノ
基、例えばモノアルキル(C1−C6)アミノ基またはジア
ルキル(C1−C6)アミノ基により、酸アミド基、好まし
くは脂肪族の酸アミド基、例えば基−CO−NH−R1または により、酸イミド基、例えばフタルイミド基またはナフ
タルイミド基によって置換されていてもよく、そしてR1
〜R4にかかわるアルキル残基、シクロアルキル残基、ア
ラルキル残基およびアリール残基は場合によりフッ素原
子、塩素原子または臭素原子で置換されていて、脂肪族
残基は特に1〜33個のフッ素原子によって置換されてい
てもよく、Xは燐原子、砒素原子またはアンチモン原子
であって、Xが砒素原子またはアンチモン原子である場
合には、残基R6〜R9のうちの少なくとも1つは水素原子
でなく、そしてA-はアニオンの1当量、好ましくは無機
アニオン、例えばハロゲンイオン、好ましくは臭素イオ
ンもしくは塩素イオン、または硫酸イオン、硫酸水素イ
オン、水酸化イオン、テトラフルオロほう酸イオン、ヘ
キサフルオロ燐酸イオン、チオシアン酸イオン、過塩素
酸イオン、ヘキサフルオロ砒素酸イオンまたは燐酸イオ
ンの1当量である。〕 で表される少なくとも1種の塩様カチオン化合物をアゾ
顔料に加えることによって、電子写真トナーもしくは現
像剤および表面被覆用粉末で使用されるアゾ顔料の摩擦
電気効果に特定的に影響を与えることができることが発
見された。
またはカップリング反応段階中に、レーキ化(金属塩の
形成)段階の前またはレーキ化段階で、または仕上げ処
理中に、一般式 〔これらの式の中で、一般式(1)および(2)の場合
には、R1.R2.R3およびR4は、互に無関係に水素原子、C
−原子数1〜30、好ましくはC−原子数1〜22の直鎖状
または分枝状アルキル基、一般式−(CH2−CH2−O)n
−R(式中、Rは水素原子またはアルキル(C1−C4)基
またはアシル基、例えばアセチル基、ベンゾイル基また
はナフトイル基であり、そしてnは1〜10、好ましくは
1〜4の数である。)で表されるオキシエチル基、C−
原子数5〜12の単環状または多環状脂肪族残基、例えば
シクロペンチル基またはシクロヘキシル基、単環状また
は多環状芳香族残基、例えばフェニル残基、1−ナフチ
ル残基、2−ナフチル残基、トリル残基またはビフェニ
ル残基、または芳香脂肪族残基、例えばベンジル残基で
あって、これらの脂肪族、芳香脂肪族および芳香族残基
はヒドロキシル基、アルコキシ(C1−C4)基、第一、第
二または第三アミノ基、例えばN−モノアルキル−(C1
−C4)アミノ基またはN,N−ジアルキル−(C1−C4)ア
ミノ基により、酸アミド基または酸イミド基、好ましく
はフタルイミド基またはナフタルイミド基によって、ま
たはフッ素原子、塩素原子または臭素原子によって置換
されていてもよく、脂肪族残基は特に1〜33個のフッ素
原子によって置換されていてもよく、R5は水素原子、フ
ッ素原子、塩素原子または臭素原子またはアルキル(C1
−C6)基、アルコキシ(C1−C6)基または第一アミノ基
であり、そしてA-はアニオンの1当量、例えばハロゲン
イオン、好ましくは臭素イオンまたは塩素イオン、また
は硫酸イオン、硫酸水素イオン、水酸化イオン、テトラ
フルオロほう酸イオン、ヘキサフルオロ燐酸イオン、チ
オシアン酸イオン、過塩素酸イオン、ヘキサフルオロ砒
素酸イオンまたは燐酸イオンの1当量であり、そしてこ
この場合R1およびR3は1個または2個のヘテロ原子、例
えば窒素原子、酸素原子または硫黄原子によって中断さ
れていてもよく、かつ1〜3個の二重結合を含んでいて
もよい5〜7員環系(この種の化合物の例はピリジン塩
およびピペリジン塩およびこれらの誘導体である。)の
一部となることができ、このような化合物の具体的な例
はヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド、大
豆アルキルトリメチルアンモニウムクロライド、ココヤ
シアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、
ココヤシアルキル−2,4−ジクロロベンジルジメチルン
アンモニウムクロライド、ステアリルジメチルベンジル
アンモニウムクロライド、ジココヤシアルキルジメチル
アンモニウムクロライドおよびジ獣脂アルキルジメチル
アンモニウムクロライドであり、また、上記の式の中
で、一般式(3)の場合には、R6,R7,R8およびR9は、互
に無関係に水素原子、C−原子数1〜30、好ましくはC
−原子数1〜22の直鎖状または分枝状アルキル基、C−
原子数5〜12の単環状または多環状脂環式残基、例えば
シクロペンチル基またはシクロヘキシル基、一般式−
(CH2−CH2−O)n−R(式中、nは1〜10、好ましく
は1〜4の数であり、そしてRは水素原子、アルキル
(C1−C4)基またはアシル基、例えばアセチル基、ベン
ゾイル基またはナフトイル基である。)で表されるオキ
シエチル基、単環状または多環状芳香族残基、例えばフ
ェニル残基、1−ナフチル残基、2−ナフチル残基、ト
リル残基またはビフェニル残基、および/または芳香脂
肪族残基、例えばベンジル残基であって、これらの脂肪
族残基、芳香族残基および芳香脂肪族残基はヒドロキシ
ル基、アルコキシ(C1−C4)基,第二または第三アミノ
基、例えばモノアルキル(C1−C6)アミノ基またはジア
ルキル(C1−C6)アミノ基により、酸アミド基、好まし
くは脂肪族の酸アミド基、例えば基−CO−NH−R1または により、酸イミド基、例えばフタルイミド基またはナフ
タルイミド基によって置換されていてもよく、そしてR1
〜R4にかかわるアルキル残基、シクロアルキル残基、ア
ラルキル残基およびアリール残基は場合によりフッ素原
子、塩素原子または臭素原子で置換されていて、脂肪族
残基は特に1〜33個のフッ素原子によって置換されてい
てもよく、Xは燐原子、砒素原子またはアンチモン原子
であって、Xが砒素原子またはアンチモン原子である場
合には、残基R6〜R9のうちの少なくとも1つは水素原子
でなく、そしてA-はアニオンの1当量、好ましくは無機
アニオン、例えばハロゲンイオン、好ましくは臭素イオ
ンもしくは塩素イオン、または硫酸イオン、硫酸水素イ
オン、水酸化イオン、テトラフルオロほう酸イオン、ヘ
キサフルオロ燐酸イオン、チオシアン酸イオン、過塩素
酸イオン、ヘキサフルオロ砒素酸イオンまたは燐酸イオ
ンの1当量である。〕 で表される少なくとも1種の塩様カチオン化合物をアゾ
顔料に加えることによって、電子写真トナーもしくは現
像剤および表面被覆用粉末で使用されるアゾ顔料の摩擦
電気効果に特定的に影響を与えることができることが発
見された。
個々の化合物としては、例えば、ばテトラフェニルホ
スホニウムクロライド、ベンジルトリフェニルホスホニ
ウムクロライド、メチルトリフェニルホスホニウムブロ
マイド、テトラブチルホスホニウムブロマイド、ドデシ
ルトリブチルホスホニウムブロマイド、フタルイミドメ
チルトリブチルホスホニウムブロマイド、ヘキサデシル
トリブチルホスホニウムブロマイドおよびオクタデシル
トリブチルホスホニウムブロマイドが挙げられる。
スホニウムクロライド、ベンジルトリフェニルホスホニ
ウムクロライド、メチルトリフェニルホスホニウムブロ
マイド、テトラブチルホスホニウムブロマイド、ドデシ
ルトリブチルホスホニウムブロマイド、フタルイミドメ
チルトリブチルホスホニウムブロマイド、ヘキサデシル
トリブチルホスホニウムブロマイドおよびオクタデシル
トリブチルホスホニウムブロマイドが挙げられる。
本発明方法はモノアゾ顔料ばかりでなく、ジスアゾ顔
料、トリスアゾ顔料、テトラキスアゾ顔料およびポリア
ゾ顔料にも適用することができる。
料、トリスアゾ顔料、テトラキスアゾ顔料およびポリア
ゾ顔料にも適用することができる。
カップリング反応段階で、レーキ化(金属塩形成)段
階で、またはこの顔料の仕上げ処理の間に、本発明によ
る塩様のカチオン化合物を添加することによって、存在
する個々のアゾ顔料の染色特性および堅牢性が、もし悪
影響を受けるとしても、微々たるものに過ぎない。
階で、またはこの顔料の仕上げ処理の間に、本発明によ
る塩様のカチオン化合物を添加することによって、存在
する個々のアゾ顔料の染色特性および堅牢性が、もし悪
影響を受けるとしても、微々たるものに過ぎない。
特許請求の範囲に記載された方法によって摩擦電気的
特性に特定的に影響が与えられた顔料は一般に、約0.5
〜約15重量%,好ましくは約3〜約8重量%の濃度で個
々の担体材料中に均一に混入され,その典型的な担体材
料は、電子写真トナーおよび現像剤の場合には、例えば
スチレン樹脂、スチレンアクリラート樹脂、スチレンブ
タジエン樹脂、ポリエステル樹脂およびエポキシ樹脂で
あり、そして粉体塗料の場合には、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂およびアクリル樹脂単独であるか、または
これらを組合せたものであり、また、この担体材料はそ
の他の成分、例えばロウ、荷電調整剤,特定の硬化剤成
分または顔料を含んでいてもよく、あるいはこれらの成
分は、顔料を混入させた後に加えてもよい。
特性に特定的に影響が与えられた顔料は一般に、約0.5
〜約15重量%,好ましくは約3〜約8重量%の濃度で個
々の担体材料中に均一に混入され,その典型的な担体材
料は、電子写真トナーおよび現像剤の場合には、例えば
スチレン樹脂、スチレンアクリラート樹脂、スチレンブ
タジエン樹脂、ポリエステル樹脂およびエポキシ樹脂で
あり、そして粉体塗料の場合には、エポキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂およびアクリル樹脂単独であるか、または
これらを組合せたものであり、また、この担体材料はそ
の他の成分、例えばロウ、荷電調整剤,特定の硬化剤成
分または顔料を含んでいてもよく、あるいはこれらの成
分は、顔料を混入させた後に加えてもよい。
本発明方法においては、塩様カチオン化合物は、カッ
プリング反応の前またはカップリング反応中、レーキ化
されたアゾ顔料の場合にはレーキ化反応の前またはレー
キ化反応中に、または顔料の後処理(仕上げ処理)中の
いずれかで、顔料に加えることができる。添加されるカ
チオン化合物の濃度は一般に0.05〜15%、好ましくは1
〜8%であり、好適なカチオン化合物は特に、高い熱安
定性と、水または水性媒体中で10g/よりも大きい溶解
度を有するものである。
プリング反応の前またはカップリング反応中、レーキ化
されたアゾ顔料の場合にはレーキ化反応の前またはレー
キ化反応中に、または顔料の後処理(仕上げ処理)中の
いずれかで、顔料に加えることができる。添加されるカ
チオン化合物の濃度は一般に0.05〜15%、好ましくは1
〜8%であり、好適なカチオン化合物は特に、高い熱安
定性と、水または水性媒体中で10g/よりも大きい溶解
度を有するものである。
アゾ顔料の一般的な製造方法は“ウルマンス エンサ
イクロペディ デア テヒニッション ヘミー(Ullman
ns Encyklopaedie der Technischen Chemie)",第18
巻,第661−695頁,ヘミー出版,ヴァインハイム,1979
年に記載されている。
イクロペディ デア テヒニッション ヘミー(Ullman
ns Encyklopaedie der Technischen Chemie)",第18
巻,第661−695頁,ヘミー出版,ヴァインハイム,1979
年に記載されている。
本発明方法のもう一つの利点は、摩擦電気的に活性な
添加物が顔料合成の所望されるどの段階で加えられても
よいことである。添加時間および量を選択することによ
って、個々の顔料の摩擦電気効果を最善の状態にするこ
とができる。これによってレーキ化されたアゾ顔料また
はレーキ化されていないアゾ顔料の摩擦電気効果に特定
的な方法で影響を与えることができる上に、このように
して個々の系についてそれを最善の状態にするために、
極く少ない段階でこの効果を変化させることができる。
例えば、5%のピグメント・レッド57:1を含有するテス
トトナーは、塩のような特定のカチオン化合物が無い状
態で、例えば−9μC/g(30分の活性化時間)または−5
0μC/g(24時間の活性化時間)〔例20〕の摩擦電気荷電
を有する。
添加物が顔料合成の所望されるどの段階で加えられても
よいことである。添加時間および量を選択することによ
って、個々の顔料の摩擦電気効果を最善の状態にするこ
とができる。これによってレーキ化されたアゾ顔料また
はレーキ化されていないアゾ顔料の摩擦電気効果に特定
的な方法で影響を与えることができる上に、このように
して個々の系についてそれを最善の状態にするために、
極く少ない段階でこの効果を変化させることができる。
例えば、5%のピグメント・レッド57:1を含有するテス
トトナーは、塩のような特定のカチオン化合物が無い状
態で、例えば−9μC/g(30分の活性化時間)または−5
0μC/g(24時間の活性化時間)〔例20〕の摩擦電気荷電
を有する。
同じ顔料に対して、そのレーキ化反応(金属塩形成)
中に2%のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマ
イド(TBHP)を添加すると、同様なテストトナーの電荷
を−6μC/g(30分の活性化時間)または−44μC/g(24
時間の活性化時間)に変え〔例1〕、レーキ化反応中に
4%のBTHPを添加すると、トナーの電荷を−3μC/g(3
0分の活性化時間)または−38μC/g(24時間の活性化時
間)に変え〔例2〕、そしてレーキ化反応中に8%のTB
HPを添加すると、トナーの電荷を+2μC/g(30分の活
性化時間)または−27μC/g(24時間の活性化時間)に
変える〔例3〕。
中に2%のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマ
イド(TBHP)を添加すると、同様なテストトナーの電荷
を−6μC/g(30分の活性化時間)または−44μC/g(24
時間の活性化時間)に変え〔例1〕、レーキ化反応中に
4%のBTHPを添加すると、トナーの電荷を−3μC/g(3
0分の活性化時間)または−38μC/g(24時間の活性化時
間)に変え〔例2〕、そしてレーキ化反応中に8%のTB
HPを添加すると、トナーの電荷を+2μC/g(30分の活
性化時間)または−27μC/g(24時間の活性化時間)に
変える〔例3〕。
レーキ化反応中の代りに、カップリング反応段階で4
%のTBHPを同じ顔料に添加すると、トナーの電荷を+1
μC/g(30分の活性化時間)または−28μC/g(24時間の
活性化時間)に変え〔例7〕、顔料の後処理中に4%の
TBHPを顔料に添加すると、トナーの電荷を±0μC/g(3
0分の活性化時間)または−28μC/g(24時間の活性化時
間)に変える〔例11〕。アンモニウム塩またはインモニ
ウム塩を顔料に添加した場合にもアゾ顔料の摩擦電気効
果に対して同様な特定的な影響が得られる。
%のTBHPを同じ顔料に添加すると、トナーの電荷を+1
μC/g(30分の活性化時間)または−28μC/g(24時間の
活性化時間)に変え〔例7〕、顔料の後処理中に4%の
TBHPを顔料に添加すると、トナーの電荷を±0μC/g(3
0分の活性化時間)または−28μC/g(24時間の活性化時
間)に変える〔例11〕。アンモニウム塩またはインモニ
ウム塩を顔料に添加した場合にもアゾ顔料の摩擦電気効
果に対して同様な特定的な影響が得られる。
顔料の摩擦電気効果に特別に影響を与えることによっ
て、別の荷電調整剤の添加を省くことができる。これに
よって、別の荷電調整剤の添加で生じる恐れのある問
題、例えば、色調に関する望ましくない影響、トナー中
で調整剤が均一に配分されないという問題またはトナー
から調整剤が徐々に移行するという問題が根本的に除か
れる。
て、別の荷電調整剤の添加を省くことができる。これに
よって、別の荷電調整剤の添加で生じる恐れのある問
題、例えば、色調に関する望ましくない影響、トナー中
で調整剤が均一に配分されないという問題またはトナー
から調整剤が徐々に移行するという問題が根本的に除か
れる。
本発明方法によって特別に摩擦電気的に影響が与えら
れた顔料は、慣用方法により、例えば、混合および押し
出し、または捏和によって、担体材料中に均一に混入さ
れる。顔料は乾燥され、かつ粉砕された粉体として、分
散物として、プレスケーキまたはマスターバッチとし
て、またはその他の適当な形で添加することができる。
同様に、顔料は基本的には、個々の担体材料(樹脂)の
製造段階で、すなわち、それの重合中または重縮合中に
でも加えることができる。
れた顔料は、慣用方法により、例えば、混合および押し
出し、または捏和によって、担体材料中に均一に混入さ
れる。顔料は乾燥され、かつ粉砕された粉体として、分
散物として、プレスケーキまたはマスターバッチとし
て、またはその他の適当な形で添加することができる。
同様に、顔料は基本的には、個々の担体材料(樹脂)の
製造段階で、すなわち、それの重合中または重縮合中に
でも加えることができる。
特許請求の範囲に記載された本発明によって特別に摩
擦電気的に影響が与えられた顔料が均一に混入している
電子写真トナーの静電電荷の大きさは、標準系につき23
℃および相対湿度50%において、全く同じ条件(例え
ば、相等しい分散時間、相等しい粒度分布、相等しい粒
形)の下に測定される。二成分現像剤中のトナーは、ト
ナーをキヤリヤーと共に(キヤリヤー97部あたりトナー
3部)ロールバンク(150回転/分)で混転させること
によって活性化される。
擦電気的に影響が与えられた顔料が均一に混入している
電子写真トナーの静電電荷の大きさは、標準系につき23
℃および相対湿度50%において、全く同じ条件(例え
ば、相等しい分散時間、相等しい粒度分布、相等しい粒
形)の下に測定される。二成分現像剤中のトナーは、ト
ナーをキヤリヤーと共に(キヤリヤー97部あたりトナー
3部)ロールバンク(150回転/分)で混転させること
によって活性化される。
Q/M値は粒度によって大きく左右される。それ故、篩
い分けによって得られた、以下の例に示されているトナ
ー試料が粒度分布に関して確実に均一であるように、細
心の注意が払われた。
い分けによって得られた、以下の例に示されているトナ
ー試料が粒度分布に関して確実に均一であるように、細
心の注意が払われた。
以下の例は本発明を例証するのに役立つものである
が、本発明を限定するものではない。部は重量部によっ
て表されている。
が、本発明を限定するものではない。部は重量部によっ
て表されている。
例 1 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)中
に、2%のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマ
イド(TBHP)が添加された5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、ヴェルナー&プフライデレル(シュットガル
ト)社製の捏和機を用いてトナー結合剤(ダイヤモンド
・シヤムロック社製のダイアレク(Dialec)S 309
(登録商標)(スチレンメタアクロイル共重合体))95
部の中に分散させる。次いで、分散物をユニバーサル・
ラボラトリーミル100 LU(アウグスブルグ アルプン
社製)で粉砕し、そしてその後100MZR 遠心シフター
(アルピン社製)で分級する。
に、2%のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマ
イド(TBHP)が添加された5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、ヴェルナー&プフライデレル(シュットガル
ト)社製の捏和機を用いてトナー結合剤(ダイヤモンド
・シヤムロック社製のダイアレク(Dialec)S 309
(登録商標)(スチレンメタアクロイル共重合体))95
部の中に分散させる。次いで、分散物をユニバーサル・
ラボラトリーミル100 LU(アウグスブルグ アルプン
社製)で粉砕し、そしてその後100MZR 遠心シフター
(アルピン社製)で分級する。
90:10のスチレン−メタクリレートで被覆された、50
〜200μmのマグネタイト粒子からなるマテリアル社製
の90μm型ゼログラフィックキヤリヤーを用いて、所望
の粒度画分を活性化させる。
〜200μmのマグネタイト粒子からなるマテリアル社製
の90μm型ゼログラフィックキヤリヤーを用いて、所望
の粒度画分を活性化させる。
組み立てられた通常のQ/M計測装置を用いて測定する
(J.H.デザウエル(Dessauer),H.E.クラーク(Clar
k),“Xerographuy and Related Processes",Focal Pr
ess,ニューヨーク,1965,第289頁参照)。ゲブリューダ
ー・クッファーラス(Gebrueder Kufferath),デュー
レン製のメッシュサイズ25μm(508メッシュ/イン
チ)の篩を用いることによって、トナー吹き出し中にキ
ヤリヤーが全く連行されなくなることが保証される。
(J.H.デザウエル(Dessauer),H.E.クラーク(Clar
k),“Xerographuy and Related Processes",Focal Pr
ess,ニューヨーク,1965,第289頁参照)。ゲブリューダ
ー・クッファーラス(Gebrueder Kufferath),デュー
レン製のメッシュサイズ25μm(508メッシュ/イン
チ)の篩を用いることによって、トナー吹き出し中にキ
ヤリヤーが全く連行されなくなることが保証される。
次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定さ
れる。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −6 2時間 −34 24時間 −44 顔料の合成: 500部の水と26.1部の33%水酸化ナトリウム溶液に37.
4部の4−アミノトルエン−3−スルホン酸を溶解させ
る。ヨーロッパ特許第0,065,751号明細書の例3.4に記載
されているようにして製造された変性ノボラックアルコ
キシラートをベースとするカップリング助剤4.5部を添
加し、そして0℃に氷冷した後、31%塩酸56部を加え、
次いで0〜5℃において38%の亜硝酸ナトリウム溶液3
6.4部でジアゾ化する。
れる。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −6 2時間 −34 24時間 −44 顔料の合成: 500部の水と26.1部の33%水酸化ナトリウム溶液に37.
4部の4−アミノトルエン−3−スルホン酸を溶解させ
る。ヨーロッパ特許第0,065,751号明細書の例3.4に記載
されているようにして製造された変性ノボラックアルコ
キシラートをベースとするカップリング助剤4.5部を添
加し、そして0℃に氷冷した後、31%塩酸56部を加え、
次いで0〜5℃において38%の亜硝酸ナトリウム溶液3
6.4部でジアゾ化する。
更に、1000部の水と70部の33%水酸化ナトリウム溶液
に39部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。この
溶液に30分かけてジアゾ懸濁液を加える。200部の水と
8部の33%水酸化ナトリウム溶液に、不均化されたロジ
ン20部を溶解させた溶液と、25部の水に2.25部のトリブ
チルヘキサデシルホスホニウムブロマイド(TBHP)を溶
かした溶液を加えた後、その懸濁液を希塩酸で9.0のpH
にする。次いでレーキ化を果たすために、100部の水に3
5部の塩化カルシウムを溶解させた溶液を滴下させる。
次いで80〜85℃に加熱し、その温度で30分間撹拌し、吸
引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥すると、赤色のレ
ーキ112部が得られる。
に39部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。この
溶液に30分かけてジアゾ懸濁液を加える。200部の水と
8部の33%水酸化ナトリウム溶液に、不均化されたロジ
ン20部を溶解させた溶液と、25部の水に2.25部のトリブ
チルヘキサデシルホスホニウムブロマイド(TBHP)を溶
かした溶液を加えた後、その懸濁液を希塩酸で9.0のpH
にする。次いでレーキ化を果たすために、100部の水に3
5部の塩化カルシウムを溶解させた溶液を滴下させる。
次いで80〜85℃に加熱し、その温度で30分間撹拌し、吸
引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥すると、赤色のレ
ーキ112部が得られる。
例 2 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に4
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −3 2時間 −25 24時間 −38 顔料の合成: 2.25部のTBHPを4.5部のTBHPで置き換えた点を除き、
例1で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレー
キ114部が得られる。
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −3 2時間 −25 24時間 −38 顔料の合成: 2.25部のTBHPを4.5部のTBHPで置き換えた点を除き、
例1で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレー
キ114部が得られる。
例 3 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に8
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +2 2時間 −12 24時間 −27 顔料の合成: 2.25部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例
1で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
118部が得られる。
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +2 2時間 −12 24時間 −27 顔料の合成: 2.25部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例
1で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
118部が得られる。
例 4 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に2
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −6 2時間 −28 24時間 −46 顔料の合成: カップリング助剤を添加しなかった点を除き、例1で
述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ108
部が得られる。
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −6 2時間 −28 24時間 −46 顔料の合成: カップリング助剤を添加しなかった点を除き、例1で
述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ108
部が得られる。
例 5 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に4
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +2 2時間 −21 24時間 −31 顔料の合成: カップリング助剤を添加しなかった点を除き、例1で
述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ110
部が得られる。
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +2 2時間 −21 24時間 −31 顔料の合成: カップリング助剤を添加しなかった点を除き、例1で
述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ110
部が得られる。
例 6 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に8
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +3 2時間 −20 24時間 −30 顔料の合成: カップリング助剤を添加しなかった点を除き、例3で
述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ114
部が得られる。
%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +3 2時間 −20 24時間 −30 顔料の合成: カップリング助剤を添加しなかった点を除き、例3で
述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ114
部が得られる。
例 7 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)の前に
4%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +1 2時間 −24 24時間 −28 顔料の合成: 500部の水と26.1部の33%水酸化ナトリウム溶液に37.
4部の4−アミノトルエン−3−スルホン酸を溶解させ
る。ヨーロッパ特許第0,065,751号明細書の例3.4に記載
されているようにして製造された変性ノボラックアルコ
キシラートをベースとするカップリング助剤4.5部を添
加し、そして0℃に氷冷した後、31%塩酸56部を加え、
次いで0〜5℃において38%の亜硝酸ナトリウム溶液3
6.4部でジアゾ化する。
4%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +1 2時間 −24 24時間 −28 顔料の合成: 500部の水と26.1部の33%水酸化ナトリウム溶液に37.
4部の4−アミノトルエン−3−スルホン酸を溶解させ
る。ヨーロッパ特許第0,065,751号明細書の例3.4に記載
されているようにして製造された変性ノボラックアルコ
キシラートをベースとするカップリング助剤4.5部を添
加し、そして0℃に氷冷した後、31%塩酸56部を加え、
次いで0〜5℃において38%の亜硝酸ナトリウム溶液3
6.4部でジアゾ化する。
更に、1000部の水と70部の33%水酸化ナトリウム溶液
に39部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。この
溶液に、4.5部のTBHPを25部の水に溶解させた溶液が予
め添加されているジアゾ懸濁液を、30分かけて加える。
200部の水と8部の33%水酸化ナトリウム溶液に、不均
化されたロジン20部を溶解させた溶液を加えた後、その
懸濁液に希塩酸でpH9.0にする。次いでレーキ化を果た
すために、100部の水に35部の塩化カルシウムを溶解さ
せた溶液を滴下させる。次いで80〜85℃に加熱し、その
温度で30分間撹拌し、吸引濾過し、水洗し、そして80℃
で乾燥すると、赤色のレーキ114部が得られる。
に39部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。この
溶液に、4.5部のTBHPを25部の水に溶解させた溶液が予
め添加されているジアゾ懸濁液を、30分かけて加える。
200部の水と8部の33%水酸化ナトリウム溶液に、不均
化されたロジン20部を溶解させた溶液を加えた後、その
懸濁液に希塩酸でpH9.0にする。次いでレーキ化を果た
すために、100部の水に35部の塩化カルシウムを溶解さ
せた溶液を滴下させる。次いで80〜85℃に加熱し、その
温度で30分間撹拌し、吸引濾過し、水洗し、そして80℃
で乾燥すると、赤色のレーキ114部が得られる。
例 8 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)の
前に8%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・
レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混
入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数とし
て測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +1 2時間 −16 24時間 −28 顔料の合成: 4.5部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例
7で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
118部が得られる。
前に8%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・
レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混
入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数とし
て測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +1 2時間 −16 24時間 −28 顔料の合成: 4.5部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例
7で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
118部が得られる。
例 9 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)の
前に4%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・
レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混
入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数とし
て測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −8 2時間 −30 24時間 −30 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例7で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ93部が得られ
る。
前に4%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・
レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混
入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数とし
て測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −8 2時間 −30 24時間 −30 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例7で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ93部が得られ
る。
例 10 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)の
前に8%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・
レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混
入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数とし
て測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −1 2時間 −19 24時間 −26 顔料の合成: 4.5部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例
9で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
98部が得られる。
前に8%のTBHPが添加された、5部のC.I.ピグメント・
レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混
入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数とし
て測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −1 2時間 −19 24時間 −26 顔料の合成: 4.5部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例
9で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
98部が得られる。
例 11 後処理(顔料の合成のため、下記参照)中に4%のTB
HPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド57:1を、
例1で述べたようにしてトナー中に混入させる。次のQ/
M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 ±0 2時間 −17 24時間 −28 顔料の合成: 500部の水と26.1部の33%水酸化ナトリウム溶液に37.
4部の4−アミノトルエン−3−スルホン酸を溶解させ
る。ヨーロッパ特許第0,065,751号明細書の例3.4に記載
されているようにして製造された変性ノボラックアルコ
キシラートをベースとするカップリング助剤4.5部を添
加し、そして0℃に氷冷した後、31%塩酸56部を加え、
次いで0〜5℃において38%の亜硝酸ナトリウム溶液3
6.4部でジアゾ化する。
HPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド57:1を、
例1で述べたようにしてトナー中に混入させる。次のQ/
M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 ±0 2時間 −17 24時間 −28 顔料の合成: 500部の水と26.1部の33%水酸化ナトリウム溶液に37.
4部の4−アミノトルエン−3−スルホン酸を溶解させ
る。ヨーロッパ特許第0,065,751号明細書の例3.4に記載
されているようにして製造された変性ノボラックアルコ
キシラートをベースとするカップリング助剤4.5部を添
加し、そして0℃に氷冷した後、31%塩酸56部を加え、
次いで0〜5℃において38%の亜硝酸ナトリウム溶液3
6.4部でジアゾ化する。
更に、1000部の水と70部の33%水酸化ナトリウム溶液
に39部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。この
溶液にジアゾ懸濁液を30分かけて加える。200部の水と
8部の33%水酸化ナトリウム溶液に、不均化されたロジ
ン20部を溶解させた溶液を加えた後、その懸濁液を希塩
酸でpH9.0にする。次いでレーキ化を果たすために、25
部の水に2.25部のTBHPを溶解させた溶液を添加した後、
100部の水に35部の塩化カルシウムを溶解させた溶液を
滴下させる。次いで80〜85℃に加熱し、その温度で30分
間撹拌し、吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥する
と、赤色のレーキ114部が得られる。
に39部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。この
溶液にジアゾ懸濁液を30分かけて加える。200部の水と
8部の33%水酸化ナトリウム溶液に、不均化されたロジ
ン20部を溶解させた溶液を加えた後、その懸濁液を希塩
酸でpH9.0にする。次いでレーキ化を果たすために、25
部の水に2.25部のTBHPを溶解させた溶液を添加した後、
100部の水に35部の塩化カルシウムを溶解させた溶液を
滴下させる。次いで80〜85℃に加熱し、その温度で30分
間撹拌し、吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥する
と、赤色のレーキ114部が得られる。
例 12 後処理(顔料の合成のため、下記参照)中に8%のTB
HPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド57:1
を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させる。
次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +3 2時間 −12 24時間 −27 顔料の合成: 4.5部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例1
1で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ1
18部が得られる。
HPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド57:1
を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させる。
次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +3 2時間 −12 24時間 −27 顔料の合成: 4.5部のTBHPを9部のTBHPで置き換えた点を除き、例1
1で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ1
18部が得られる。
例 13 後処理(顔料の合成のため、下記参照)中に4%のTB
HPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド57:1
を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させる。
次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −10 2時間 −27 24時間 −32 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例11で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ93部が得られ
る。
HPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド57:1
を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させる。
次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −10 2時間 −27 24時間 −32 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例11で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ93部が得られ
る。
例 14 後処理(顔料の合成のため、下記参照)中に8%のTB
HPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド57:1
を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させる。
次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −3 2時間 −19 24時間 −24 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例12で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ98部が得られ
る。
HPが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド57:1
を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させる。
次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −3 2時間 −19 24時間 −24 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例12で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ98部が得られ
る。
例 15 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に4
%のココヤシアルキルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド(CDBA)が添加された、5部のC.I.ピグメント
・レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に
混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数と
して測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −5 2時間 −27 24時間 −37 顔料の合成: 4.5部のTBHPを4.5部のCDBAで置き換えた点を除き、例
2で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
114部が得られる。
%のココヤシアルキルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド(CDBA)が添加された、5部のC.I.ピグメント
・レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に
混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数と
して測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −5 2時間 −27 24時間 −37 顔料の合成: 4.5部のTBHPを4.5部のCDBAで置き換えた点を除き、例
2で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ
114部が得られる。
例 16 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に8
%のCDBAが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 ±0 2時間 −15 24時間 −22 顔料の合成: 4.5部のCDBAを9部のCDBAで置き換えた点を除き、例1
5で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ1
18部が得られる。
%のCDBAが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 ±0 2時間 −15 24時間 −22 顔料の合成: 4.5部のCDBAを9部のCDBAで置き換えた点を除き、例1
5で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ1
18部が得られる。
例 17 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に4
%のCDBAが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1に述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −13 2時間 −34 24時間 −40 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例15で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ93部が得られ
る。
%のCDBAが添加された、5部のC.I.ピグメント・レッド
57:1を、例1に述べたようにして、トナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −13 2時間 −34 24時間 −40 顔料の合成: ロジンを添加しなかった点を除き、例15で述べたよう
にして顔料を合成すると、赤色のレーキ93部が得られ
る。
例 18 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に8
%のココヤシアルキルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド(CDBA)が添加された、5部のC.I.ピグメント
・レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に
混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数と
して測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −20 24時間 −28 顔料の合成: 4.5部のCDBAを9部のCDBAで置き換えた点を除き、例1
7で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ9
8部が得られる。
%のココヤシアルキルジメチルベンジルアンモニウムク
ロライド(CDBA)が添加された、5部のC.I.ピグメント
・レッド57:1を、例1で述べたようにして、トナー中に
混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数と
して測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −20 24時間 −28 顔料の合成: 4.5部のCDBAを9部のCDBAで置き換えた点を除き、例1
7で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ9
8部が得られる。
例 19 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に8
%のジステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロラ
イド(DDA)が添加された、5部のC.I.ピグメント・レ
ッド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −11 2時間 −31 24時間 −44 顔料の合成: 9部のTBHPを9部のDDAで置き換えた点を除き、例3
で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ11
8部が得られる。
%のジステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロラ
イド(DDA)が添加された、5部のC.I.ピグメント・レ
ッド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −11 2時間 −31 24時間 −44 顔料の合成: 9部のTBHPを9部のDDAで置き換えた点を除き、例3
で述べたようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ11
8部が得られる。
例 20(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない(顔料
の合成のため、下記参照)5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −36 24時間 −50 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例1で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ110部が得られ
る。
の合成のため、下記参照)5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −36 24時間 −50 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例1で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ110部が得られ
る。
例 21(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない(顔料
の合成のため、下記参照)5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −20 2時間 −44 24時間 −52 顔料の合成: TBHPもロジンも添加しなかった点を除き、例1で述べ
たようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ89部が得
られる。
の合成のため、下記参照)5部のC.I.ピグメント・レッ
ド57:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −20 2時間 −44 24時間 −52 顔料の合成: TBHPもロジンも添加しなかった点を除き、例1で述べ
たようにして顔料を合成すると、赤色のレーキ89部が得
られる。
例 22 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に4
%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド4
8:2を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +4 2時間 −6 24時間 −13 顔料の合成: 600部の水と34.8部の33%水酸化ナトリウム溶液に59
部の2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスル
ホン酸を75℃で溶解させる。ヨーロッパ特許第0,065,75
1号明細書の例3.4に記載されているようにして製造され
た変性ノボラックアルコキシラートをベースとするカッ
プリング助剤6部を添加した後、31%塩酸75部を加え
た。氷で冷やして0℃にした後、38%の亜硝酸ナトリウ
ム溶液48.5部でジアゾ化する。
%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド4
8:2を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +4 2時間 −6 24時間 −13 顔料の合成: 600部の水と34.8部の33%水酸化ナトリウム溶液に59
部の2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスル
ホン酸を75℃で溶解させる。ヨーロッパ特許第0,065,75
1号明細書の例3.4に記載されているようにして製造され
た変性ノボラックアルコキシラートをベースとするカッ
プリング助剤6部を添加した後、31%塩酸75部を加え
た。氷で冷やして0℃にした後、38%の亜硝酸ナトリウ
ム溶液48.5部でジアゾ化する。
更に、1300部の水と108部の33%水酸化ナトリウム溶
液に52部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。こ
の溶液にジアゾ懸濁液を30分かけて加える。60部の水に
6部のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマイド
を溶かした溶液と、200部の水と8部の水酸化ナトリウ
ム溶液に、不均化されたロジン20部を溶かした溶液を加
えた後、100部の水に35部の塩化カルシウムを溶かした
溶液を滴下させてレーキ化を遂行する。次いで80℃に加
熱し、濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥すると、赤色
のレーキ139部が得られる。
液に52部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させる。こ
の溶液にジアゾ懸濁液を30分かけて加える。60部の水に
6部のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマイド
を溶かした溶液と、200部の水と8部の水酸化ナトリウ
ム溶液に、不均化されたロジン20部を溶かした溶液を加
えた後、100部の水に35部の塩化カルシウムを溶かした
溶液を滴下させてレーキ化を遂行する。次いで80℃に加
熱し、濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥すると、赤色
のレーキ139部が得られる。
例 23(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・レッド48:2を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +1 2時間 −9 24時間 −16 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例22で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ133部が得られ
る。
C.I.ピグメント・レッド48:2を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +1 2時間 −9 24時間 −16 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例22で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ133部が得られ
る。
例 24 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に2
%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド4
8:4を、例1に述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −4 2時間 −15 24時間 −18 顔料の合成: 800部の水と34.8部の33%水酸化ナトリウム溶液に59
部の2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスル
ホン酸を70〜75℃で溶解させ、次いで氷で30℃に冷却し
た後、48.5部の亜硝酸ナトリウム溶液と混合する。ジア
ゾ化をなし遂げるため、78.5部の31%塩酸溶液、200部
の水および800部の氷を−5〜+5℃で加える。
%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド4
8:4を、例1に述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −4 2時間 −15 24時間 −18 顔料の合成: 800部の水と34.8部の33%水酸化ナトリウム溶液に59
部の2−アミノ−4−クロロ−5−メチルベンゼンスル
ホン酸を70〜75℃で溶解させ、次いで氷で30℃に冷却し
た後、48.5部の亜硝酸ナトリウム溶液と混合する。ジア
ゾ化をなし遂げるため、78.5部の31%塩酸溶液、200部
の水および800部の氷を−5〜+5℃で加える。
更に、1120部の水と108部の33%水酸化ナトリウム溶
液とに52部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させ、そ
して90部の炭酸ナトリウムを加えた後、氷で5℃に冷却
する。ついで、この溶液にジアゾ懸濁液を1時間かけて
加えた後、氷で5℃に冷却する。ついで、この溶液にジ
アゾ懸濁液を1時間かけて加える。その後、カップリン
グ反応が終わるまで攪拌を続けると、温度は80℃に上昇
し、80℃で1時間攪拌する。
液とに52部のβ−ヒドロキシナフトエ酸を溶解させ、そ
して90部の炭酸ナトリウムを加えた後、氷で5℃に冷却
する。ついで、この溶液にジアゾ懸濁液を1時間かけて
加えた後、氷で5℃に冷却する。ついで、この溶液にジ
アゾ懸濁液を1時間かけて加える。その後、カップリン
グ反応が終わるまで攪拌を続けると、温度は80℃に上昇
し、80℃で1時間攪拌する。
その混合物を最後に濾過し、そして洗浄する。プレス
ケーキを800部の水の中に懸濁させ、そして12部のトリ
ブチルヘキサデシルホスホニウムブロマイドを添加した
後、66.6部の硫酸マンガンと混合してレーキ化を遂行す
る。ついで、この混合物を98〜100℃に加熱し、この温
度で15分間攪拌して濾過し、そしてその生成物を洗浄し
て、70℃で乾燥させる。赤色のレーキ144部が得られ
る。
ケーキを800部の水の中に懸濁させ、そして12部のトリ
ブチルヘキサデシルホスホニウムブロマイドを添加した
後、66.6部の硫酸マンガンと混合してレーキ化を遂行す
る。ついで、この混合物を98〜100℃に加熱し、この温
度で15分間攪拌して濾過し、そしてその生成物を洗浄し
て、70℃で乾燥させる。赤色のレーキ144部が得られ
る。
例 25 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・レッド48:4を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −17 24時間 −23 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例24で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ142部が得られ
る。
C.I.ピグメント・レッド48:4を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −17 24時間 −23 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例24で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ142部が得られ
る。
例 26 レーキ化反応(顔料の合成のため、下記参照)中に2
%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド5
3:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −10 2時間 −26 24時間 −31 顔料の合成: 700部の水と45部の31%塩酸中に66.45部の2−アミノ
−4−メチル−5−クロロベンゼンスルホン酸を懸濁さ
せ、そして54.5部の亜硝酸ナトリウム溶液に添加するこ
とにより20〜25℃でジアゾ化させる。
%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・レッド5
3:1を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −10 2時間 −26 24時間 −31 顔料の合成: 700部の水と45部の31%塩酸中に66.45部の2−アミノ
−4−メチル−5−クロロベンゼンスルホン酸を懸濁さ
せ、そして54.5部の亜硝酸ナトリウム溶液に添加するこ
とにより20〜25℃でジアゾ化させる。
更に、300部の水と40.8部の水酸化ナトリウム溶液に4
5部のβ−ナフトールを20〜25℃で溶解させる。つい
で、この依液を1時間かけてジアゾ懸濁液に加える。カ
ップリング反応が終了した後、3部のトリブチルヘキサ
デシルホスホニウムブロマイド(TBHP)を加え、続いて
40部の塩化バリウム結晶を加える。ついで、この混合物
を80〜85℃で更に15分間攪拌して濾過し、そしてその生
成物を洗浄して乾燥させると、赤色のレーキ133部が残
る。
5部のβ−ナフトールを20〜25℃で溶解させる。つい
で、この依液を1時間かけてジアゾ懸濁液に加える。カ
ップリング反応が終了した後、3部のトリブチルヘキサ
デシルホスホニウムブロマイド(TBHP)を加え、続いて
40部の塩化バリウム結晶を加える。ついで、この混合物
を80〜85℃で更に15分間攪拌して濾過し、そしてその生
成物を洗浄して乾燥させると、赤色のレーキ133部が残
る。
例 27(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・レッド53:1を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −25 2時間 −38 24時間 −43 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例26で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ130部が得られ
る。
C.I.ピグメント・レッド53:1を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −25 2時間 −38 24時間 −43 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例26で述べたように
して顔料を合成すると、赤色のレーキ130部が得られ
る。
例 28 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)中
に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イエ
ロー12を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +9 2時間 +2 24時間 −3 顔料の合成: 120部の31%塩酸と250部の水の中に50.6部の3,3′−
ジクロロベンジジンを懸濁させ、そして3,3′−ジクロ
ロベンジジンジハイドロクロライドに添加する。つい
で、常法に従い72.7部の38%亜硝酸ナトリウム溶液を0
〜5℃で転化して、テトラアゾ化を遂行する。テトラゾ
ニウム塩溶液を6部の珪藻土で処理してから濾過し、そ
してその濾液を10℃の温度および800部の容積に調整す
る。
に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イエ
ロー12を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +9 2時間 +2 24時間 −3 顔料の合成: 120部の31%塩酸と250部の水の中に50.6部の3,3′−
ジクロロベンジジンを懸濁させ、そして3,3′−ジクロ
ロベンジジンジハイドロクロライドに添加する。つい
で、常法に従い72.7部の38%亜硝酸ナトリウム溶液を0
〜5℃で転化して、テトラアゾ化を遂行する。テトラゾ
ニウム塩溶液を6部の珪藻土で処理してから濾過し、そ
してその濾液を10℃の温度および800部の容積に調整す
る。
74部のアセチルアセトアニリドを1600部の水の中でス
ラリー化させ、そして81部の33%水酸化ナトリウム溶液
に溶解させる。6.2部のトリブチルヘキサデシルホスホ
ニウムブロマイド(TBHP)を加えた後、46部の氷酢酸を
加えることによってカップリング成分を再び沈殿させ、
ついで2時間以内でテトラゾ溶液を添加することにより
20〜25℃でカップリングさせ、そして6%の水酸化ナト
リウム溶液を同時に添加することによって、その間中pH
を4.5の一定値に維持する。カップリング反応が終了し
た後、混合物を90℃において15分間後処理して吸引濾過
し、そして中性となって塩が無くなるまで濾過残渣を水
洗し、ついで空気を循環させているキャビネット中80℃
において乾燥させる。黄色顔料133部が得られる。
ラリー化させ、そして81部の33%水酸化ナトリウム溶液
に溶解させる。6.2部のトリブチルヘキサデシルホスホ
ニウムブロマイド(TBHP)を加えた後、46部の氷酢酸を
加えることによってカップリング成分を再び沈殿させ、
ついで2時間以内でテトラゾ溶液を添加することにより
20〜25℃でカップリングさせ、そして6%の水酸化ナト
リウム溶液を同時に添加することによって、その間中pH
を4.5の一定値に維持する。カップリング反応が終了し
た後、混合物を90℃において15分間後処理して吸引濾過
し、そして中性となって塩が無くなるまで濾過残渣を水
洗し、ついで空気を循環させているキャビネット中80℃
において乾燥させる。黄色顔料133部が得られる。
例 29(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・イエロー12を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −22 24時間 −39 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例28で述べたように
して顔料を合成すると、赤色顔料127部が得られる。
C.I.ピグメント・イエロー12を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −22 24時間 −39 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例28で述べたように
して顔料を合成すると、赤色顔料127部が得られる。
例 30 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)中
に5%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イエ
ロー14を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +3 2時間 ±0 24時間 −1 顔料の合成: 水および0.6部の第二アルキルスルホナート(登録商
標:ホスタペルム(Hostaoerm)SAS 30)の存在下で78
部の2,4,5−トリクロロアニリンをコロイド状に粉砕す
る。450部の31%塩酸を加えた後、その混合物を5時間
攪拌し、ついで72.5部の38%亜硝酸ナトリウム溶液を加
えることにより0〜10℃で速やかにジアゾ化させる。1
時間攪拌した後、少量のアミドスルホン酸で過剰の亜硝
酸塩を分解させる。ついで、清澄化させるために5部の
珪藻土を加える。75〜80℃において350部の水と76部の3
3%水酸化ナトリウム溶液に110部のナフトール(Naphto
l)AS−Dを溶解させる。その溶液を氷水で15℃に冷却
し、そして1.7の容積に調整する。10部のトリブチル
ヘキサデシルホスホニウムブロマイドを加えた後、86部
の31%塩酸を急速に加えることによってナフトール AS
−Dを沈殿させる。この沈殿を30℃に加熱する。ついで
ジアゾニウム塩溶液を30℃において1時間かけて加え
る。引き続いて混合物を30分間攪拌してから徐々に70℃
まで加熱し、そして過剰のジアゾニウム化合物が無くな
るまで65〜70℃において約2時間攪拌する。ついで、そ
の生成物を濾過し、中性となって塩が無くなるまで水洗
し、そして空気を循環させているキャビネット中80℃に
おいて乾燥させると、192部の赤色顔料が残った。
に5%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イエ
ロー14を、例1で述べたようにしてトナー中に混入させ
る。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定
される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +3 2時間 ±0 24時間 −1 顔料の合成: 水および0.6部の第二アルキルスルホナート(登録商
標:ホスタペルム(Hostaoerm)SAS 30)の存在下で78
部の2,4,5−トリクロロアニリンをコロイド状に粉砕す
る。450部の31%塩酸を加えた後、その混合物を5時間
攪拌し、ついで72.5部の38%亜硝酸ナトリウム溶液を加
えることにより0〜10℃で速やかにジアゾ化させる。1
時間攪拌した後、少量のアミドスルホン酸で過剰の亜硝
酸塩を分解させる。ついで、清澄化させるために5部の
珪藻土を加える。75〜80℃において350部の水と76部の3
3%水酸化ナトリウム溶液に110部のナフトール(Naphto
l)AS−Dを溶解させる。その溶液を氷水で15℃に冷却
し、そして1.7の容積に調整する。10部のトリブチル
ヘキサデシルホスホニウムブロマイドを加えた後、86部
の31%塩酸を急速に加えることによってナフトール AS
−Dを沈殿させる。この沈殿を30℃に加熱する。ついで
ジアゾニウム塩溶液を30℃において1時間かけて加え
る。引き続いて混合物を30分間攪拌してから徐々に70℃
まで加熱し、そして過剰のジアゾニウム化合物が無くな
るまで65〜70℃において約2時間攪拌する。ついで、そ
の生成物を濾過し、中性となって塩が無くなるまで水洗
し、そして空気を循環させているキャビネット中80℃に
おいて乾燥させると、192部の赤色顔料が残った。
例 31(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・レッドを、例1で述べたようにしてト
ナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間
の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −17 24時間 −29 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例30で述べたように
して顔料を合成すると、赤色顔料182部が得られる。
C.I.ピグメント・レッドを、例1で述べたようにしてト
ナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間
の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −9 2時間 −17 24時間 −29 顔料の合成: TBHPを添加しなかった点を除き、例30で述べたように
して顔料を合成すると、赤色顔料182部が得られる。
例 32 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)の
前に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イ
エロー17を、例1に述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +23 2時間 +14 24時間 +2 顔料の合成: 例28で述べたようにして、テトラゾニウム塩溶液を製
造する(C.I.ピグメント・イエロー12)。
前に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イ
エロー17を、例1に述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +23 2時間 +14 24時間 +2 顔料の合成: 例28で述べたようにして、テトラゾニウム塩溶液を製
造する(C.I.ピグメント・イエロー12)。
1000部の水の中で86部のアセトアセト−o−アニシジ
ドをスラリー化させ、そして108部の33%水酸化ナトリ
ウム溶液を加えることによって溶解させる。30部の水の
中に10部の樹脂石鹸を溶解させた溶液および6.9部のト
リブチルヘキサデシルホスホニウムブロマイドを添加し
た後、56.6部の氷酢酸を加えることによってカップリン
グ成分を10℃で沈殿させる。ついで2時間かけてテトラ
ゾニウム塩溶液を添加することにより20〜25℃でカップ
リングを遂行させると、その間にpH値は6.4から3.8に下
がる。ついで、その混合物を90℃に加熱し、90℃で30分
間攪拌して吸引濾過し、そして中性となって塩が無くな
るまで生成物を水洗し、ついで空気を循環させているキ
ャビネット中70℃において乾燥させる。黄色顔料150部
が得られる。
ドをスラリー化させ、そして108部の33%水酸化ナトリ
ウム溶液を加えることによって溶解させる。30部の水の
中に10部の樹脂石鹸を溶解させた溶液および6.9部のト
リブチルヘキサデシルホスホニウムブロマイドを添加し
た後、56.6部の氷酢酸を加えることによってカップリン
グ成分を10℃で沈殿させる。ついで2時間かけてテトラ
ゾニウム塩溶液を添加することにより20〜25℃でカップ
リングを遂行させると、その間にpH値は6.4から3.8に下
がる。ついで、その混合物を90℃に加熱し、90℃で30分
間攪拌して吸引濾過し、そして中性となって塩が無くな
るまで生成物を水洗し、ついで空気を循環させているキ
ャビネット中70℃において乾燥させる。黄色顔料150部
が得られる。
例 33(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・イエロー17を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −4 2時間 −15 24時間 −26 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例32で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料143部が得られる。
C.I.ピグメント・イエロー17を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −4 2時間 −15 24時間 −26 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例32で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料143部が得られる。
例 34 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)の
前に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イ
エロー81を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +8 2時間 +1 24時間 −1 顔料の合成 235部の31%塩酸で80.5部のテトラクロロベンジジン
を懸濁させ、そして90.8部の38%亜硝酸ナトリウム溶液
を添加することにより0〜10℃で速やかにテトラアゾ化
を遂行する。
前に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イ
エロー81を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +8 2時間 +1 24時間 −1 顔料の合成 235部の31%塩酸で80.5部のテトラクロロベンジジン
を懸濁させ、そして90.8部の38%亜硝酸ナトリウム溶液
を添加することにより0〜10℃で速やかにテトラアゾ化
を遂行する。
2000部の水と67.5部の33%水酸化ナトリウム溶液の中
に106部のアセトアセト−m−キシリジドを溶解させ、
そして9部のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロ
マイド(TBHP)を添加した後、10℃において52部の氷酢
酸で再び沈殿させる。ついで1時間半かけてテトラゾニ
ウム塩溶液を添加することにより15〜20℃で混合物にカ
ップリング反応を起こさせ、その間に15%の酢酸ナトリ
ウム溶液を添加することによって、pHを3.9〜4.0の一定
値に維持する。その後混合物を15分間攪拌し、98℃に加
熱し、98℃で30分間攪拌し、70℃に冷却して濾過し、そ
して中性となって塩が無くなるまで生成物を水洗し、つ
いで空気を循環させているキャビネット中80℃において
乾燥させる。黄色顔料192部が得られる。
に106部のアセトアセト−m−キシリジドを溶解させ、
そして9部のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロ
マイド(TBHP)を添加した後、10℃において52部の氷酢
酸で再び沈殿させる。ついで1時間半かけてテトラゾニ
ウム塩溶液を添加することにより15〜20℃で混合物にカ
ップリング反応を起こさせ、その間に15%の酢酸ナトリ
ウム溶液を添加することによって、pHを3.9〜4.0の一定
値に維持する。その後混合物を15分間攪拌し、98℃に加
熱し、98℃で30分間攪拌し、70℃に冷却して濾過し、そ
して中性となって塩が無くなるまで生成物を水洗し、つ
いで空気を循環させているキャビネット中80℃において
乾燥させる。黄色顔料192部が得られる。
例 35(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・イエロー81(顔料合成のため、下記参
照)を、例1で述べたようにトナー中に混入させる。次
のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −1 2時間 −8 24時間 −18 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例34で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料183部が得られる。
C.I.ピグメント・イエロー81(顔料合成のため、下記参
照)を、例1で述べたようにトナー中に混入させる。次
のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定され
る。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −1 2時間 −8 24時間 −18 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例34で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料183部が得られる。
例 36 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)の
前に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イ
エロー97を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +5 2時間 ±0 24時間 ±0 顔料の合成 115.5部の塩酸と670部の水で102.7部のキノンベース
スルホアニリド(2,5−ジメトキシ−4−フェニルスル
ファモイルアニリン)を懸濁させ、そして59部の38%亜
硝酸ナトリウム溶液を添加することにより15℃でジアゾ
化を遂行する。
前に4%のTBHPが添加された5部のC.I.ピグメント・イ
エロー97を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 +5 2時間 ±0 24時間 ±0 顔料の合成 115.5部の塩酸と670部の水で102.7部のキノンベース
スルホアニリド(2,5−ジメトキシ−4−フェニルスル
ファモイルアニリン)を懸濁させ、そして59部の38%亜
硝酸ナトリウム溶液を添加することにより15℃でジアゾ
化を遂行する。
500部の水と54部の33%水酸化ナトリウム溶液の中に1
00部のナフトール(Naphtol)AS−IRGを溶解させる。清
澄化させた後、その溶液を670部の水、35部の氷酢酸お
よび9部のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマ
イド(TBHP)の0℃溶液に添加する。ついで、20℃にお
いてジアゾニウム塩溶液を加え、その間6%の水酸化ナ
トリウム溶液を同時に添加することによって6.1〜6.2の
pHを絶えず維持する。用意されたカップリング剤を90部
の33%水酸化ナトリウム溶液により、フェノールフタレ
インで指示されるアルカリ性とし、98℃で30分間攪拌
し、70℃に冷却して濾過し、そして中性となって塩が無
くなるまで濾過残渣水洗し、ついで空気を循環させてい
るキャビネット中80℃において乾燥させる。黄色顔料19
8部が得られる。
00部のナフトール(Naphtol)AS−IRGを溶解させる。清
澄化させた後、その溶液を670部の水、35部の氷酢酸お
よび9部のトリブチルヘキサデシルホスホニウムブロマ
イド(TBHP)の0℃溶液に添加する。ついで、20℃にお
いてジアゾニウム塩溶液を加え、その間6%の水酸化ナ
トリウム溶液を同時に添加することによって6.1〜6.2の
pHを絶えず維持する。用意されたカップリング剤を90部
の33%水酸化ナトリウム溶液により、フェノールフタレ
インで指示されるアルカリ性とし、98℃で30分間攪拌
し、70℃に冷却して濾過し、そして中性となって塩が無
くなるまで濾過残渣水洗し、ついで空気を循環させてい
るキャビネット中80℃において乾燥させる。黄色顔料19
8部が得られる。
例 37(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
C.I.ピグメント・イエロー97を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −3 2時間 −10 24時間 −17 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例36で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料189部が得られる。
C.I.ピグメント・イエロー97を、例1で述べたようにし
てトナー中に混入させる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化
時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −3 2時間 −10 24時間 −17 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例36で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料189部が得られる。
例 38 カップリング反応(顔料の合成のため、下記参照)の
前に、4%のTBHPが添加された5部の黄色アゾ顔料を、
例1で述べたようにしてトナー中に混入させる。次のQ/
M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −6 2時間 −6 24時間 −6 顔料の合成 105部の水と124部の31%塩酸の中に、76.5部のo−ニ
トロアニリン−p−スルホン酸を懸濁させ、そして、0
℃に氷冷した後、64.8部の亜硝酸ナトリウム溶液を添加
することによりジアゾ化を遂行する。
前に、4%のTBHPが添加された5部の黄色アゾ顔料を、
例1で述べたようにしてトナー中に混入させる。次のQ/
M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −6 2時間 −6 24時間 −6 顔料の合成 105部の水と124部の31%塩酸の中に、76.5部のo−ニ
トロアニリン−p−スルホン酸を懸濁させ、そして、0
℃に氷冷した後、64.8部の亜硝酸ナトリウム溶液を添加
することによりジアゾ化を遂行する。
55.5部の33%水酸化ナトリウム溶液を添加することに
よって66部のアセトアセトアニリドを850部の水に溶解
させ、そして6部のトリブチルヘキサデシルホスホニウ
ムブロマイドを添加した後、31.5部の氷酢酸で再び沈殿
を起こさせる。ついで、この沈殿物に12〜15℃において
ジアゾニウム塩懸濁液を速やかに加え、そして400部の1
0%炭酸ナトリウム溶液を添加してpHを6に調整するこ
とによってカップリング反応を完了させる。ついで、混
合物を80℃に加熱し、15分間80℃で攪拌して濾過し、そ
して濾過残渣を洗浄してから70℃で乾燥させる。式 で表される黄色の粉末142部が得られる。
よって66部のアセトアセトアニリドを850部の水に溶解
させ、そして6部のトリブチルヘキサデシルホスホニウ
ムブロマイドを添加した後、31.5部の氷酢酸で再び沈殿
を起こさせる。ついで、この沈殿物に12〜15℃において
ジアゾニウム塩懸濁液を速やかに加え、そして400部の1
0%炭酸ナトリウム溶液を添加してpHを6に調整するこ
とによってカップリング反応を完了させる。ついで、混
合物を80℃に加熱し、15分間80℃で攪拌して濾過し、そ
して濾過残渣を洗浄してから70℃で乾燥させる。式 で表される黄色の粉末142部が得られる。
例 39(比較例) 摩擦電気的な影響が特定的に与えられていない5部の
黄色顔料を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −8 2時間 −10 24時間 −10 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例38で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料140部が得られる。
黄色顔料を、例1で述べたようにしてトナー中に混入さ
せる。次のQ/M値〔μC/g〕が活性化時間の関数として測
定される。 活性化時間 〔μC/g〕 30分 −8 2時間 −10 24時間 −10 顔料の合成 TBHPを添加しなかった点を除き、例38で述べたように
して顔料を合成すると、黄色顔料140部が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレクサンダー・ジーベル ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン80、ウアルトブルクストラー セ、76 (72)発明者 フランツ・シユウイ ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン80、ジーゲネル・ストラー セ、42 (72)発明者 ラインホルト・ドイベル ドイツ連邦共和国、バート・ゾーデン・ アム・タウヌス、ガイエルフエルト、64 (56)参考文献 特開 昭63−63054(JP,A) 特開 昭61−149969(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】電子写真トナーまたは現像剤または表面被
覆用粉末で使用されるアゾ顔料の摩擦電気効果に特定的
に影響を与える方法であって、カップリング反応段階の
前またはカップリング反応段階中に、レーキ化段階の前
またはレーキ化段階で、または仕上げ処理中に、一般式 〔これらの式の中で、一般式(1)および(2)の場合
には、R1.R2.R3およびR4は互に無関係に水素原子、C−
原子数1〜30の直鎖状または分枝状アルキル基、一般式
−(CH2−CH2−O)n−R(式中、Rは水素原子または
アルキル(C1−C4)基またはアシル基であり、そしてn
は1〜10の数である。)で表されるオキシエチル基、C
−原子数5〜12の単環状または多環状脂肪族残基、単環
状または多環状芳香族または芳香脂肪族残基であって、
これらの脂肪族、芳香脂肪族および芳香族残基はヒドロ
キシル基、アルコキシ(C1−C4)基、第一、第二または
第三アミノ基、酸アミド基またはフッ素原子、塩素原子
または臭素原子によって置換されていてもよく、R5は水
素原子、フッ素原子、塩素原子または臭素原子またはア
ルキル(C1−C6)基、アルコキシ(C1−C6)基または第
一アミノ基であり、そしてA-はアニオンの1当量であ
り、そしてここの場合R1およびR3は1個または2個のヘ
テロ原子によって中断されていてもよく、かつ1〜3個
の二重結合を含んでいてもよい5〜7員環系の一部とな
ることができ、また上記の式の中で、一般式(3)の場
合には、R6,R7,R8およびR9は互に無関係に水素原子、C
−原子数1〜30の直鎖状または分枝状アルキル基、C−
原子数5〜12の単環状または多環状脂環式残基、一般式
−(CH2−CH2−O)n−R(式中、Rは水素原子または
アルキル(C1−C4)基またはアシル基であり、そしてn
は1〜10の数である。)で表されるオキシエチル基、脂
肪族、芳香族および芳香脂肪族残基がヒドロキシル基、
アルコキシ(C1−C4)基,第二または第三アミノ基、酸
アミド基または酸イミド基によって置換されていてもよ
い単環状または多環状芳香族残基および(または)芳香
脂肪族残基であって、ここの場合のR1〜R4に関するアル
キル残基、シクロアルキル残基、アラルキル残基および
アリール残基はフッ素原子、塩素原子または臭素原子に
よって置換されていてもよく、Xはリン原子、砒素原子
またはアンチモン原子であって、Xが砒素原子またはア
ンチモン原子である場合には、残基R6〜R9のうちの少な
くとも1つは水素原子でなく、そしてA-はアニオンの1
当量である。〕 で表される少なくとも1種の塩様カチオン化合物を前記
アゾ顔料に加えることを特徴とする方法。 - 【請求項2】塩様カチオン化合物が加えられる顔料に基
づいて0.05〜15重量%の量で塩様カチオン化合物が前記
顔料に加えられる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】塩様カチオン化合物が、20℃の水または媒
体に対して10g/を越える溶解度を有する請求項1また
は2のいずれかに記載の方法。 - 【請求項4】請求項1記載の方法によって処理されたア
ゾ顔料を用いて、原本の電子写真コピーまたは複写に、
または電子的、光学的または磁気的に蓄積されたデータ
の印刷に、またはカラープルーフに使用されるトナーま
たは現像剤を製造する方法。 - 【請求項5】請求項1記載の方法によって処理されたア
ゾ顔料を用いて、金属、木材、合成樹脂、ガラス、セラ
ミックス、コンクリート、繊維材料、紙またはゴムの表
面被覆に使用される粉材または粉体被覆剤を製造する方
法。
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