JP3170990B2 - 室内開放型燃焼機の燃焼制御装置 - Google Patents
室内開放型燃焼機の燃焼制御装置Info
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- JP3170990B2 JP3170990B2 JP02392794A JP2392794A JP3170990B2 JP 3170990 B2 JP3170990 B2 JP 3170990B2 JP 02392794 A JP02392794 A JP 02392794A JP 2392794 A JP2392794 A JP 2392794A JP 3170990 B2 JP3170990 B2 JP 3170990B2
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
内開放型燃焼機の燃焼制御装置に関するものである。
燃焼機は室内空気を燃焼用空気として用いるため、密閉
した部屋で長時間燃焼を継続すると酸欠状態となり、赤
火等の異常燃焼を起こす。このため、この種の燃焼器に
おいては、酸欠を検出すると警報あるいは燃焼を停止さ
せるような酸欠検出装置が設けられることが多い。
タでは換気なしで長時間使用されるのを避けるために、
運転から例えば3時間以内の所定時間が経過するとラン
プやブザーにて警報を発生し、燃焼を継続させる操作が
ないまま3時間が経過すると燃焼を停止させてしまう消
火タイマー機能が付けられており、使用者への換気の誘
発と安全性の確保を行なっている。
御装置のブロック図であり、1は石油ファンヒータの本
体、2はその操作部、3は機器の駆動を制御する制御
部、4は燃焼を行なわせる負荷群である。5は燃焼の開
始及び停止を指示する運転スイッチ、6は所定時間(例
えば3時間)で燃焼を消火させるためのタイマー手段
で、6Aはその再スタートを指示して燃焼を継続させる
消火タイマースイッチ、7は石油ファンヒータの上記以
外の付加機能を設定するスイッチ群で、例えば、時刻設
定スイッチ、温度設定スイッチ、タイマー設定スイッチ
等からなる。
別する運転判別手段、9は前記運転判別手段8の運転開
始及び停止信号からの情報をもとに負荷群4を制御し燃
焼を行なう燃焼制御手段で、前記タイマー手段6からの
3時間経過信号もしくは消火タイマースイッチ6Aから
受けた燃焼継続信号に基づいて燃焼を制御するようにな
っている。10はタイマー手段6の消火タイマーが消火
を指示する所定時間前に達したことを使用者に知らせる
自動消火警報手段である。
の燃焼制御装置は、3時間等の所定時間が経過する前に
燃焼を延長させる消火タイマースイッチ6Aを専用に設
けているためコストアップになるという課題があった。
また、使用者の立場からすると、消火タイマースイッチ
6Aをわざわざ操作するのは面倒であり、使い勝手が悪
いという課題もあった。
で、操作性とコストパフォーマンスの向上を第1の目的
とし、更に使用者に消火タイマーの時間更新処理を行な
っているという認識を持ってもらうことにより換気を促
進して安全性を向上させることを第2の目的としたもの
である。
するため、燃焼機器の運転の開始と停止を指示する運転
スイッチと、この運転スイッチのONまたはOFFを判
別する運転判別手段と、温度設定や時刻設定等を行うた
めのキースイッチ群と、前記キースイッチ群の指示によ
り温度設定や時刻設定等の付加機能の制御を行う付加機
能制御部と、燃焼を制御する燃焼制御手段と、前記燃焼
制御手段によりバーナ部の燃焼を行わせる負荷群と、運
転開始時にタイマーを起動し累計運転時間を計時して所
定時間を経過すると前記燃焼制御部に燃焼停止信号を出
力する自動消火タイマー手段と、前記スイッチ群の受け
付けを確認し、付加機能の制御指示信号を送ると共に前
記自動消火タイマー手段の計時された時間を更新するキ
ースイッチ受付手段と、前記自動消火タイマー手段の計
時時間が燃焼停止信号を出力する時間より前に設定した
時間を経過すると警報を発する自動警報手段とを備え、
前記スイッチ受付手段は、前記自動消火タイマー手段の
計時時間が燃焼停止信号を出力する時間より前に設定し
た時間を経過したときは自動消火タイマー手段の計時さ
れた時間の更新信号のみを出力し、経過していないとき
は自動消火タイマー手段の計時された時間の更新信号と
キースイッチ付加機能制御処理信号とを出力するように
構成してある。
一つを操作した際に同時に消火タイマーの時間更新が行
われるので、別途消火タイマースイッチを設ける必要が
ないとともに、これをわざわざ操作する必要もなく、燃
焼機の操作性とコストパフォーマンスの向上を実現でき
る。
スイッチ群を二度操作しなければ当該スイッチ群の付加
機能を制御することができず、使用者はこれによって消
火タイマーの時間更新処理を行っているということを強
く意識付けられ、換気の実行を促進して安全性をより向
上させることができる。
するが、従来例と同一部分は同一符号を付記して詳細な
説明は省略する。
段で、前記キースイッチ群7のスイッチ入力信号を確認
し、それぞれの付加機能の動作、例えば、時刻変更、設
定温度変更等を行なうべく、付加機能制御部13に指示
を送るとともに、消火タイマーの時間更新を行なうべく
前記自動消火タイマー手段6に指示を送るように構成し
てある。
を図2のフローチャートを用いて説明する。
ると、図2のフローチャートに示す制御プログラムの手
順にしたがって機器制御が開始される。
運転スイッチ5のON信号が入力されているかを判断
し、ON信号が入力されていればステップ22に進み、
OFF信号が入力されていればステップ29に進む。
れたかを判断し、操作されていれば付加機能の処理を行
った後ステップ23に進み、3時間の自動消火タイマー
手段6の消火タイマーを更新(初期値にクリア)しタイ
マーを停止させる。操作されていなければそのままステ
ップ24に進む。
の消火タイマーが更新(初期値にクリア)されているか
を判別し、されていればステップ25でタイマーをスタ
ートさせステップ26に進む。自動消火タイマー手段6
の消火タイマーが更新されていなければタイマー計時中
としてそのままステップ26に進む。
の消火タイマーが3時間経過したかを判別し、経過して
いればステップ27に進み、経過していなければステッ
プ28に進む。
または3時間経過による自動消火の状態であるので、燃
焼を停止させるべく燃焼制御手段9から負荷群4への信
号をOFFにする。ステップ28では燃焼させるべく、
燃焼制御手段9にて負荷群4の駆動を制御する。ステッ
プ29では運転スイッチ5のOFF状態が確定していお
り、燃焼停止状態であるため自動消火タイマー手段6の
消火タイマーを更新しタイマーを停止させる。
り返し制御を行なう。したがってこの構成によれば、わ
ざわざ消火タイマースイッチ6Aを設けなくとも、キー
スイッチ群7のいずれかのキースイッチが消火タイマー
スイッチ6Aを兼ねる、すなわちキースイッチ群7のい
ずれかのキースイッチの操作時に燃焼継続の指示が実行
されるので、操作性とコストパフォーマンスの向上が図
れる。
すると、この発明では、自動消火タイマー手段6は消火
を指示する所定時間前例えば2時間45分以前か否かの
信号を前記自動消火警報手段11に送ると同時に、前記
キースイッチ受付手段12にも送るように構成されてい
る。そしてキースイッチ受付手段12には2時間45分
経過の信号を受けるまでは前記第1発明と同様に動作
し、2時間45分経過の信号を受けた後は自動消火タイ
マー手段6に信号を送ってタイマーのクリアと信号を出
すことのみを可能とするように構成してある。
を図4のフローチャートを用いて説明する。
21〜29までは先の図2のフローチャートと同じ動作
であるため説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
の消火タイマーが2時間45分経過したかを判別し、経
過していればステップ31に進み、経過していなければ
ステップ32に進む。
は、先の第1発明と同様各キースイッチの付加機能の実
行を行なうとともにステップ23で消火タイマーを更新
して次の動作に備えることになる。
では換気を促すための警報を出力した後ステップ23で
自動消火タイマー手段6の消火タイマーをクリアし、各
キースイッチの付加機能の実行を行なわず次の動作に移
る。
来の付加機能設定等の制御を行なおうとすれば再度キー
スイッチ群を操作しなければならず、その再操作によっ
て今度はステップ30にて2時間45分経過せずのステ
ップ32側に移り、既述した如く消火タイマーの更新と
ともに付加機能の処理を行なうことになる。
り返し制御を行なう。すなわち先の発明の如く、常にキ
ースイッチ群7の一つを操作した時点で消火タイマーの
時間更新を行なうようにすると、操作性は向上するが、
3時間ごとに換気を促すという本来の目的を損なわれて
しまう。しかしながらこの発明の如く、2時間45分経
過して換気の警報を発生している時には、消火タイマー
が更新されるのみで付加機能の指示がなされないことか
ら、使用者は通常の使用とは異なる、すなわち換気をし
なければならないことに気付き、再び同じキースイッチ
を操作して本来の付加機能の処理を行なわせた後、換気
を行なうことになり、換気の促進を図ることが出来る。
たもので、本発明の目的・効果を達成するものであれば
どのような構成のものであってもよく、例えば制御手段
としてはマイコンを使用しているが、マイコンを使用し
ていなくとも、これと同様の制御ができる回路構成のも
のであっても良い。
間45分後に警報と共にキースイッチの受付の処理を切
替ているが、消火タイマーによる燃焼停止前であれば警
報とキースイッチ受付処理は独立した時間であってもか
まわない。
本発明は、消火タイマースイッを別途設けたり、この消
火タイマースイッチをわざわざ別に操作しなくても自動
消火タイマーの時間更新ができ、燃焼機の操作性とコス
トパフォーマンスの向上を図ることができる。
ば所定の付加機能の制御が出来ないようにしたものにあ
っては自動消火タイマーの時間更新を強く意識付けるこ
とができるので換気の実行を促進することができ、安全
性をより向上させることが出来る。
制御装置を示すブロック図
の制御装置を示すブロック図
ック図
Claims (1)
- 【請求項1】 燃焼機器の運転の開始と停止を指示する
運転スイッチと、この運転スイッチのONまたはOFF
を判別する運転判別手段と、温度設定や時刻設定等を行
うためのキースイッチ群と、前記キースイッチ群の指示
により温度設定や時刻設定等の付加機能の制御を行う付
加機能制御部と、燃焼を制御する燃焼制御手段と、前記
燃焼制御手段によりバーナ部の燃焼を行わせる負荷群
と、運転開始時にタイマーを起動し累計運転時間を計時
して所定時間を経過すると前記燃焼制御部に燃焼停止信
号を出力する自動消火タイマー手段と、前記スイッチ群
の受け付けを確認し、付加機能の制御指示信号を送ると
共に前記自動消火タイマー手段の計時された時間を更新
するキースイッチ受付手段と、前記自動消火タイマー手
段の計時時間が燃焼停止信号を出力する時間より前に設
定した時間を経過すると警報を発する自動警報手段とを
備え、前記スイッチ受付手段は、前記自動消火タイマー
手段の計時時間が燃焼停止信号を出力する時間より前に
設定した時間を経過したときは自動消火タイマー手段の
計時された時間の更新信号のみを出力し、経過していな
いときは自動消火タイマー手段の計時された時間の更新
信号とキースイッチ付加機能制御処理信号とを出力する
ように構成した室内開放型燃焼機の燃焼制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02392794A JP3170990B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 室内開放型燃焼機の燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02392794A JP3170990B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 室内開放型燃焼機の燃焼制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07233939A JPH07233939A (ja) | 1995-09-05 |
JP3170990B2 true JP3170990B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=12124168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02392794A Expired - Lifetime JP3170990B2 (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 室内開放型燃焼機の燃焼制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3170990B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP02392794A patent/JP3170990B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07233939A (ja) | 1995-09-05 |
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