JP2621455B2 - 燃焼器の制御装置 - Google Patents

燃焼器の制御装置

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JP2621455B2
JP2621455B2 JP1015302A JP1530289A JP2621455B2 JP 2621455 B2 JP2621455 B2 JP 2621455B2 JP 1015302 A JP1015302 A JP 1015302A JP 1530289 A JP1530289 A JP 1530289A JP 2621455 B2 JP2621455 B2 JP 2621455B2
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幸和 松田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、室内空気を取り入れて燃焼しその燃焼ガス
を室内に放出して暖房を行なうような燃焼器の制御装置
に関するものである。
従来の技術 一般にこの種の燃焼器は第5図に示すように運転スイ
ッチ100をONすると燃焼制御部101の働きによって燃焼が
開始され、一定時間後には消火タイマー102の作用で安
全のため自動的に燃焼が停止するようになっている。さ
らに、燃焼を続ける場合は再度運転スイッチ100を操作
するか、あるいは専用に設けられたスイッチ103を操作
することにより再燃焼を行なえる構成になっている。
このスイッチ103は、他の温度設定用スイッチや時計
時刻設定用スイッチとは別に構成されたスイッチで、一
度自動的に停止した燃焼を再度開始させる機能と燃焼中
に操作した場合に燃焼継続時間を延長する機能とを備
え、また専用スイッチの操作状況を表現する表示装置を
近傍に備えている場合が多い。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来の燃焼器は上記燃焼継続時間延長用
のスイッチを専用に設けているのでコスト高であり、ま
たデザイン上、他のスイッチとの配置具合が難しいとい
う課題があった。
本発明はこのような点を鑑みて発明したもので、燃焼
継続時間延長用の機能を温度設定用スイッチや時計時刻
設定用スイッチ等の他の各種機能制御用のスイッチに兼
用させることで、スイッチの簡素化を図るとともに使い
勝手を向上することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、運転スイッチのON
によって燃焼を開始させる燃焼制御部と、あらかじめ設
定された時間が経過すると上記燃焼部による燃焼を強制
的に停止させる消火タイマーと、運転スイッチ以外のス
イッチであって上記燃焼機器本体に組み込まれた各種機
能を制御するスイッチとを備え、運転スイッチ以外のす
べてのスイッチを上記消火タイマーを初期化する初期化
回路に接続したものである。
また、運転スイッチ以外の全てのスイッチはこれを2
回以上続けて操作した場合に上記消火タイマーを初期化
する分岐回路、あるいは前記全てのスイッチはこれを一
定時間以上押し続けた場合に上記消火タイマーを初期化
する分岐回路を介して初期化回路に接続したものであ
る。
作用 本発明は上記構成によって、例えば温調設定、時計合
わせ等の操作で燃焼継続時間を延長できるようになり、
各種機能を制御するスイッチの数を減らすことができる
ようになる。また、消火タイマーの初期化は運転スイッ
チ以外であればどのスイッチでも行えるので、初期化用
のスイッチを探すような必要がなくなり、使い勝手が向
上する。
実施例 以下、石油ファンヒータに本発明を実施した例を第1
図に基づいて説明すると、燃焼装置は設定温度変更部
1、時刻変更部2、タイマー運転部3、燃焼制御部4、
燃料調節部5、空気量調節部6で構成してあり、燃焼制
御部4は運転スイッチ8のONによりあらかじめ定められ
たシーケンスにしたがって燃焼を開始させ、かつ設定温
度変更部1で設定した温度と室温との差に応じて燃料調
節部5ならびに空気量調節部6を制御し、燃焼を例えば
強、中、弱、等のように制御する。
操作表示部7は燃焼機器本体の各種機能を制御するス
イッチ群と表示群で構成され、9は時刻合わせ時の
「時」設定及び温度設定時の設定温度DOWNを兼用するス
イッチ、10は時刻合わせ時の「分」設定及び温度設定時
の設定温度UPを兼用するスイッチ、11は現時刻設定を行
なうことを指示するスイッチ、12はタイマー時刻設定を
行なうことを指示するスイッチ、13はタイマー運転を行
なうことを指示するスイッチ、14は室温が設定温度以上
に上昇した場合に燃焼を一時停止する「ひかえめモー
ド」に設定するか否かを選択するスイッチ、15は設定温
度に関わらず常に燃焼を弱燃焼に保持する「マイルドモ
ード」に設定するか否かを設定するスイッチ、16は数字
表示部17が時計を表示するか温度を表示するかを選択す
るスイッチで、表示切換部18に入力されている。上記ス
イッチ9から16はすべて非ロック式のスイッチで、スイ
ッチ11からスイッチ14に至っては各機能が動作状態のと
きに各スイッチに対応するランプ11′,12′,13′,14′
が点灯する。また上記燃焼装置は消火タイマー19及びこ
の消火タイマー19を初期化する指示を出力する初期化回
路20、警報部21を設けてある。初期化回路20は前記運転
スイッチ8のONにより消火タイマー値初期化の信号S1を
出力し、消火タイマー19はこれを受けて値を初期化した
後、動作を開始する。すなわちあらかじめ設定された時
間、例えば2時間45分経過すると前記警報部21に信号S3
を出力し、15分経過の3時間後に前記燃焼制御部4に燃
焼停止の信号S2を出力する。また上記初期化回路20は前
述した各スイッチ9から16までのいずれのスイッチとも
接続してある。したがって燃焼機器使用者は前記警報部
21からの警報を受けて操作表示部7のスイッチ9からス
イッチ16のいずれかのスイッチを操作すると、その操作
信号は本来の機能処理と同時に初期化回路20にも入力さ
れ、前記消火タイマー19を初期状態にリセットする。
以上のような構成において、機器使用者が運転スイッ
チ8をONすると、燃焼制御部4があらかじめ定められた
シーケンスに基づいて燃焼を開始させ、設定温度変更部
1からの出力に基づいてその燃焼を制御する。そしてこ
れと同時に消火タイマー19が作動を始め、時計時刻合わ
せ、設定温度変更、「ひかえめモード」や「マイルドモ
ード」の選択等の操作がなにも行なわなければ、あらか
じめ定められた3時間後に燃焼停止の信号S2の出力によ
り燃焼を停止する。従って、使用者が寝込んだような場
合でも酸欠等の事故が起こることはない。一方、燃焼中
に機器使用者が操作表示部7のいずれかのスイッチを操
作した場合は初期化回路20から出力される信号S1により
消火タイマー19は初期状態にリセットされるので、燃焼
は停止することなく継続される。もちろんこのとき使用
者は随時窓を開けるなりして換気を行ない酸欠等の事故
を未然に防止するための処置を施すことになる。
以上のように、消火タイマーを初期化するための専用
のスイッチを設けることなく従来通りの安全性を確保で
きるので、回路構成が簡素化されコストダウンに寄与す
ると同時に操作表示部7においてもスイッチの総数が減
少するのでデザインがやりやすくなる。
さらに、運転スイッチ以外のどのスイッチを操作して
も消火タイマーの初期化を行え、初期化のための専用ス
イッチのようにそのポジションを探して操作するといっ
た手間がなくなるので、例えば、暗闇での操作や、視力
の不自由な人が操作するような場合は、スイッチを探し
回ることがなくなり、使い勝手が著しく向上する。
また、特に継続した燃焼を一定時間内に制約するよう
な開放式の室内燃焼器の場合、消火時に臭気が発生する
場合が多い。定期的に換気を行いさえすれば、消火時の
臭気発生を未然に防止することになり、消火タイマーの
初期化操作が容易になることで、商品の使い勝手自体も
向上する。
第2図は他の実施例を示すもので、スイッチ9からス
イッチ16の各入力信号線上に分岐回路22を設け、分岐回
路22の出力の一端を初期化回路20に入力するようにした
ものである。分岐回路22は各スイッチの操作が2秒以内
に続けて2回以上操作された場合に初期化回路20へ信号
を出力するもので、動作を第3図のフローチャートを用
いて説明する。まず、ステップ23でスイッチ9からスイ
ッチ16のいずれかのスイッチが操作されたか否かを判定
し、スイッチが操作された場合はそれが2秒以内か否か
をステップ24で判定し、2秒以内であるとステップ25で
回数を確認した後、初期化回路20へ信号を出力する。2
秒以上経過している場合はスイッチの操作回数をステッ
プ26でクリアし、始めから数え直すことになる。以上の
構成で例えば消火タイマーをおやすみタイマー代わりに
利用しているような場合、機器の設定状況を変更するた
めのスイッチ操作が必要ではあるが、消火タイマーを初
期化したくないというような要望にも答えることができ
るようになり、使い勝手が向上する。
第4図は上記分岐回路22の他の実施例を示すフローチ
ャートで、スイッチ9からスイッチ16のいずれかのスイ
ッチが5秒以上連続して押し続けられた場合に初期化回
路20へ信号を出力するものである。スイッチ9,スイッチ
10は時計時刻あるいは温度設定を変更するスイッチであ
るので短時間内に複数回操作される場合が普通である。
従って、第1の分岐回路実施例では初期化回路20に信号
を出力しないでおくことはできない。しかしながら、第
2の分岐回路実施例ではスイッチを押し続けた場合に初
期化回路20に信号が出力されるのでさらに使い勝手が向
上する。
発明の効果 以上、実施例から明らかなように本発明は、一定時間
後には強制的に燃焼を停止するという安全機能は維持し
たまま操作スイッチの数を削減できるので、コストダウ
ンが図れる。また、スイッチを続けて複数回操作した
り、押し続けたりすると消火タイマーをクリアできるの
で、スイッチ本来の機能と区別することもでき、使い勝
手が向上するという効果がある。さらに本発明は、運転
スイッチ以外のどのスイッチを操作しても消火タイマー
を初期化できるので、暗闇での操作や視力の不自由な人
でも容易に操作でき、使い勝手が向上する。特に、消火
時のにおいが気になる開放式の室内燃焼器にあってはそ
の効果は大であり、商品自体の価値が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す燃焼器の制御装置のブ
ロック構成図、第2図は同他の実施例のブロック構成
図、第3図は分岐回路の動作を示すフローチャート図、
第4図は同他の実施例の動作を示すフローチャート図、
第5図は従来例を示すブロック構成図である。 4……燃焼制御部、8……運転スイッチ、9〜16……ス
イッチ、19……消火タイマー、20……初期化回路、22…
…分岐回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼のオン/オフを指示する運転スイッチ
    と、燃焼が一定時間継続すると自動的に消火せしめる消
    火タイマーとを備えた燃焼器において、上記燃機器本体
    に組み込まれた各種機能を制御するスイッチであって運
    転スイッチ以外の全てのスイッチを、上記消火タイマー
    の設定を再設定する初期化回路に接続した燃焼器の制御
    装置。
  2. 【請求項2】上記燃焼機器本体に組み込まれた各種機能
    を制御するスイッチであって運転スイッチ以外の全ての
    スイッチを、上記消火タイマーの設定を再設定する初期
    化回路に分岐回路を介して接続し、この分岐回路は一定
    時間内に2回以上操作した場合に、上記消火タイマーの
    設定を再設定する構成とした特許請求の範囲第(1)項
    記載の燃焼器の制御装置。
  3. 【請求項3】上記燃焼機器本体に組み込まれた各種機能
    を制御するスイッチであって運転スイッチ以外の全ての
    スイッチを、上記消火タイマーの設定を再設定する初期
    化回路に分岐回路を介して接続し、この分岐回路は一定
    時間以上押し続けた場合に、上記消火タイマーの設定を
    再設定する構成とした特許請求の範囲第(1)項記載の
    燃焼器の制御装置。
JP1015302A 1989-01-24 1989-01-24 燃焼器の制御装置 Expired - Lifetime JP2621455B2 (ja)

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